JP3183224U - Ledモジュール支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長方形の発光モジュールを、直管型LED照明装置として、天井又は他の多様な取付部に適応させて設置できるLED照明支持装置を提供する。
【解決手段】天井若しくは壁面900に略長方形のLED発光モジュール100を照明装置として設置するためのLED照明支持装置であって、支持装置は、断面が略矩形で中空の発光モジュール100を取付する面に発光モジュール100を保持するモジュール保持部を少なくとも有するアルミ押出材のモジュールホルダ1と、モジュールホルダ1の両側面1b、1dを両側から挟み込んで固定する把持部67を有すると共に、天井若しくは壁面900に直接又は他の固定用金具を介して間接的にそれ自体を固定するための少なくとも一つの第1ネジ穴を有する第1固定用金具61と、第1固定用金具61を前記天井若しくは壁面900に固定するためのネジ51を有する。
【選択図】図5

Description

本考案は、発光ダイオード等の発光素子を基板上に配置した長方形の発光モジュールを直線的に延伸されたLED照明装置として設置する場合のLEDモジュールの支持装置に関し、特に、天井/壁面、配線ダクト又は既存の直管蛍光灯用の安定器ボックス等にLEDモジュールを利用したLED照明装置を設置する場合の支持装置に関する。
直管型蛍光灯を用いる既設の照明装置を固定する支持部を一部流用することで、発光ユニットを照明装置として設置することができるが、その場合には、一般的に、直管型蛍光灯用のソケットが残されていた。そして、発光ユニット側に直管型蛍光灯用の端部と同様なピンを設け、そのピンをソケットに差し込むことで発光ユニットを固定用していた(例えば、特許文献1参照)。
また、発光ユニット側に直管型蛍光灯用の端部のピンを設けない場合には、直管型蛍光灯用の既設ソケットを残す必要は無くなる。その場合には、例えば、筐体側の既設ソケット用支持具を残し、直管型蛍光灯に替わる直管型LED灯の両端部を支持する固定用治具を、既設ソケット用支持具に固定すると共に、既設反射板のソケット用孔を通して突出させる。そして、固定用治具に直管型LED灯を挟んでネジで固定することで、直管型LED灯を筐体側の既設ソケット用支持具に固定用していた(例えば、特許文献2参照)。
一方、複数の発光ダイオードを基板上に配置した発光モジュールを用いた照明装置についても、例えば、複数の発光ダイオードを離散的に配置して光源部の温度上昇を低減させたものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。また、棚面の天井に発光モジュールを設け、その発光モジュールの複数の発光ダイオードの各々に曲面形状の反射部を設けたものが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
そのような従来の発光ダイオードを用いた発光モジュールの発熱については、発光ダイオードは一般的に効率が良いので、白熱電球と比べて、同じ照度を得る場合なら発熱は少なくできる。しかし、同じ照度を得る場合の蛍光灯と比べると、発光ダイオードは発熱量を削減できるとは一概に言えない。また、発熱について、発光ダイオードは、一般的に熱伝導率の低い樹脂パッケージに密封されて、熱伝導率の低い基板上に実装されるため、発光素子の周辺に熱が溜まりやすいという短所がある。そして、発光ダイオードで温度上昇した場合は、素子の寿命が縮まり、発光効率が低下する。そのため、発光ダイオードの放熱性を改善するための金属製の放熱板や放熱片を基板上や基板の中間に設置したり、基板自体をアルミニウム等の熱伝導率の良い金属導体性の薄板にしたり、銅のスルーホールやバンプやブロックを基板中に形成することが提案されている。
考案者は、上記した例に限られない温度上昇を抑える対策がとられた発光モジュールを、従来の蛍光灯に代えて使用することを提案している。考案者が提案している発光モジュールでは、例えば、周囲温度27度の状況で定格電圧50Hz、100Vを印加して点灯した場合(消費電力3.14{W}、全光束233{lm})の60分後と120分後の温度が双方とも37度であった(地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センターに測定依頼:報告書番号19依研光第405〜407号)。つまり、考案者が提案している発光モジュールは、室温が27度の場合、通常の使用では37度以上には上昇せず、電力も大幅に削減することができる。より具体的には、本発光モジュールは、長さ:約250mm×幅:約18.5mm×厚さ:1.6mm(発光ダイオード込みで3.5mm)という寸法で、消費電力3.14{W}にもかかわらず、10{W}の蛍光灯に相当する光量を照射できる。蛍光灯に換算して40{W}の光量が必要な場合には、本モジュールを4本、直列又は並列等に接続して用いればよく、その場合の消費電力は12.56{W}のみであり、省エネルギー化に多大な貢献が可能である。
特開2009−16418号公報 特開2011−49143号公報 特開2005−108519号公報 特開2008−4296号公報
しかしながら、従来は、発光ダイオードの照明用の標準化された発光モジュールを、天井又は他の取付部に容易に設置できる支持装置は存在していなかった。そのため、従来は、発光モジュールを収容できるように寸法を合わせてオーダーメードで外寸が形成された高価な専用照明装置を用いるか、高価で工数が多く必要な支持装置を自作するか、汎用の蛍光灯用取付装置を工数をかけて発光ダイオード用に加工し、専用の支持装置により野縁等に固定用しなければならなかった。また、天井板への取り付けのみでなく、天井に懸架されたMバーやシステム天井のTバーやレースウェイへの取り付け、既存の蛍光灯型照明装置の一部(本体)を流用しての取り付けも考慮する必用があり、そのような多様な設置場所の構造に対して、支持装置の種類も多様化する必用があり、オーダーメードで各々に対して専用の支持装置コストが高くなり、設計変更も容易ではなく、設置場所の変更も容易にできなかった。
そこで本考案は、上記の課題を解決するために、長方形の発光モジュールを、従来の直管型蛍光灯のように直線的に延伸されたLED照明装置として、天井又は他の多様な取付部に適応させて容易に且つ低コストで設置でき、設置場所の変更も容易である支持装置を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するために、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置は、天井若しくは壁面、又は被取付構造体に、板状で所定の縦横寸法を有する略長方形のLED発光モジュールを照明装置として設置するためのLED照明支持装置であって、支持装置は、断面が略矩形で中空であり、発光モジュールを取付する面に発光モジュールを保持するモジュール保持部を少なくとも有するアルミ押出材のモジュールホルダと、モジュールホルダの両側面を両側から挟み込んで固定する把持部を有すると共に、天井若しくは壁面、又は被取付構造体に直接又は他の固定用金具を介して間接的にそれ自体を固定するための少なくとも一つの第1ネジ穴を有する第1固定用金具と、第1固定用金具を前記天井若しくは壁面、又は被取付構造体又は他の固定用金具に固定するための第1ネジとを少なくとも有することを特徴とする。
本実施態様によれば、長方形の発光モジュールを、従来の直管型蛍光灯のように直線的に延伸されたLED照明装置として、天井又は他の多様な取付部に適応させて容易に且つ低コストで設置でき、設置場所の変更も容易に実施できる。また、モジュール保持部を断面が略矩形で中空の例えば「ロ」字型のアルミ押出材とすることで、強度が増して長尺のLED照明装置であっても中弛みすることが無く、側面からの放熱が可能になることで別途に放熱板やヒートシンクを設ける必要が無くなる。
(2)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、第1固定用金具の把持部は、バネ弾性を有する金属板であり、金属板がモジュールホルダの両側面を両側から各々挟み込むように直角に下側に折り曲げられた平面形状部を有し且つ各平面形状部から内側に突出する突出部が形成され、モジュールホルダの両側面には段差部が設けられ、突出部が段差部に係合することで固定されるようにしてもよい。
本実施態様によれば、モジュールホルダを第1固定用金具に押し込むのみで、第1固定用金具の両側面の把持部における突出部が、モジュールホルダの両側面の段差部に係合されて、LED照明装置を容易に且つ低コストで設置でき、設置場所の変更も容易である。
(3)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、第1固定用金具の把持部は、金属板がモジュールホルダの両側面を両側から各々挟み込むように直角に下側に折り曲げられた平面形状部を有し且つ各平面形状部内に第2ネジ穴を有し、第2ネジによりネジ止めされて固定されるようにしてもよい。
本実施態様によれば、モジュールホルダを第1固定用金具で挟んでネジ止めするのみであり、第1固定用金具の両側面の把持部が、モジュールホルダの両側面にネジ止め固定されるので、LED照明装置を容易に且つ低コストな上にさらに確実に設置でき、設置場所の変更もネジ止めの取り外しと締め付けのみで容易である。
(4)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、上面と一側面が開口した箱形状であり第1固定用金具と接続される第2固定用金具であって、該第2固定用金具は、底面の第1固定用金具のネジ穴と対向する位置に設けられた第3ネジ穴を有し、第3ネジによりネジ止めされて固定され、開口した一側面と対向する側面に第4ネジ穴を有し、開口した上面における開口した一側面と直交する各辺には少なくとも金属板の突出部を内側に折れ込ませた2個の内折れ爪を有し、被取付構造体に接続される第3固定用金具であって、該第3固定用金具は、第2固定用金具の各辺2個の内折れ爪と各々係合する係合部と、開口した一側面と対向する側面と平行に係合部と接続され且つ第4のネジ穴と対向する位置に第5のネジ穴を有する固定用板を有し、第2固定用金具の第4ネジ穴と、第3固定用金具の第5のネジ穴をネジ止めして固定する第4ネジとを少なくとも有するようにしてもよい。
本実施態様によれば、被取付構造体の接続される面の構造に各々適合させた複数種類の第3固定用金具を準備するのみで、第2固定用金具、第1固定用金具は共通にした共通化及びシステム化した部材により、LED照明装置を、様々な構造の被取付構造体及び、取り付け面に対して平行か垂直か45度か等の取り付け角度に対応させて容易に且つ低コストで確実に設置できる。
(5)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、被取付構造体が、天井又は壁面を支持し、一面の長手方向に開口するスリットを有する金属フレーム又は配管ダクトの少なくとも一部であり、第3固定用金具が、スリットの少なくとも一部を覆う蓋体と一体に接合されて形成されるようにしてもよい。
本実施態様によれば、金属フレーム又は配管ダクトの開口面側にLED照明装置を、様々な角度で容易に且つ低コストで確実に設置できる。
(6)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、被取付構造体が、直管型蛍光灯を用いた既設の照明装置を接続される面に固定する箱形状支持部の少なくとも一部であり、第3固定用金具が、箱形状支持部の開口の少なくとも一部を覆う蓋体と一体に接合されて形成されるようにしてもよい。
本実施態様によれば、直管型蛍光灯を用いた既設の照明装置の箱形状支持部を利用して、LED照明装置を容易に且つ低コストで確実に設置できる。
(7)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、第3固定用金具の第2固定用金具と接続される面が、被取付構造体の蓋体の長手方向の面に対して平行な面となるように形成されるようにしてもよい。
本実施態様によれば、被取付構造体の開口側の蓋体の面に対して平行な面にLED照明装置を容易に且つ低コストで確実に設置できる。
(8)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、第3固定用金具の第2固定用金具と接続される面が、被取付構造体の蓋体の長手方向の面に対して垂直な面となるように形成されるようにしてもよい。
本実施態様によれば、被取付構造体の開口側の蓋体の面に対して垂直な面にLED照明装置を容易に且つ低コストで確実に設置できる。
(9)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、第3固定用金具の第2固定用金具と接続される面が、被取付構造体の蓋体の長手方向の面に対して45度の面となるように形成されるようにしてもよい。
本実施態様によれば、被取付構造体の開口側の蓋体の面に対して45度の面となるようにLED照明装置を容易に且つ低コストで確実に設置できる。
(10)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、第2固定用金具の底面の第3ネジ穴は、モジュールホルダ及び第1固定用金具を1列又は複数列の何れにも固定可能な位置に設けられるようにしてもよい。
本実施態様によれば、モジュールホルダ及び第1固定用金具を1列又は複数列の何れにも固定できるので、要求される照度に応じてモジュールホルダ及び第1固定用金具の列を容易に変更してLED照明装置を低コストで確実に設置できる。
(11)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、モジュール保持部は、発光モジュールの長辺の両端部を左右から保持するレール状の第1溝部であるようにしてもよい。
本実施態様によれば、発光モジュールをモジュール保持部の端部から第1溝部に差し込むのみで容易に装着できる。
(12)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、モジュールホルダは、発光モジュールの取付面に、発光モジュールの発光面を覆う透光カバーの両側端を、第1溝部のさらに外側で保持するレール状の第2溝部を有するようにしてもよい。
本実施態様によれば、透光カバーをモジュールホルダの端部から第2溝部に差し込むのみか、透光カバーの弾性を利用して両端部の間隔を狭くするように撓ませてその両端部を第2溝部に嵌め込むことで容易に装着できる。
(13)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、モジュールホルダの内部の両側面には、電気回路基板を保持するためのレール状の第3溝部を有するようにしてもよい。
本実施態様によれば、モジュール保持部の断面が略矩形で中空の「ロ」字型のアルミ押出材の内部の両側面にレール状の第3溝部を設けることで、任意の電気回路基板を、外部の追加筐体を必要とせずにモジュール保持部の内部に内臓させることができる。
(14)好ましくは、本考案の一実施態様に係るLED照明支持装置のように、モジュールホルダの長手方向両端には、発光モジュールの飛出し防止/防埃用のキャップが設けられ、該キャップには配線用の穴が設けられるようにしてもよい。
本実施態様によれば、キャップが設けられることで、モジュール保持部の中空の「ロ」字型の内部への塵埃の浸入を防止し、モジュール保持部の長手方向の両端の開口を隠すことで外観を良くすることができる。また、キャップには、透光カバーの両端部を外側から覆って支持するカバー保持部が設けられるので、地震や物の衝突等で透光カバーが変形しても透光カバーの落下を防ぐことができる。
本考案のLED照明支持装置によれば、長方形の発光モジュールを、従来の直管型蛍光灯のように直線的に延伸されたLED照明装置として、天井又は他の多様な取付部に適応させて容易に且つ低コストで設置でき、設置場所の変更も容易である支持装置を提供することを可能にしている。
本考案に用いた発光モジュールの概略構成を示す上面図及び側面図である。 本考案に用いた発光モジュールを支持するモジュールホルダの上面図、側面図、A−A断面図及び下面図である。 本考案に用いた発光モジュールを支持するモジュールホルダの端部を覆うキャップの上面図、側面図、正面図及び下面図である。 本考案の第1実施形態のクリップタイプの第1固定用金具が天井若しくは壁面に設置され、支持装置としてモジュールホルダと共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す上面図、正面図及び断面図である。 本考案の第2実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具が天井若しくは壁面に設置され、支持装置としてモジュールホルダと共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す上面図、正面図及び断面図である。 本考案の第3実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具が金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体の取り付け面に対して平行に設置され、支持装置としてモジュールホルダと第2固定用金具と第3固定用金具と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。 本考案の第4実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具が金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体の取り付け面に対して垂直に設置され、支持装置としてモジュールホルダと第2固定用金具と第3固定用金具と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。 本考案の第5実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具が金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体の取り付け面に対して45°に設置され、支持装置としてモジュールホルダと第2固定用金具と第3固定用金具と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。 本考案の第6実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具が複数列で金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体の取り付け面に対して平行に設置され、支持装置としてモジュールホルダと第2固定用金具と第3固定用金具と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。 本考案の第7実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具が複数列で金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体の取り付け面に対して垂直に設置され、支持装置としてモジュールホルダと第2固定用金具と第3固定用金具と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。 本考案の第8実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具が直管型蛍光灯を用いた既設の照明装置を接続される面に固定する箱形状支持部タイプの被取付構造体の取り付け面に対して平行に設置され、支持装置としてモジュールホルダと第2固定用金具と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。 本考案の第9実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具が複数列で直管型蛍光灯を用いた既設の照明装置を接続される面に固定する箱形状支持部タイプの被取付構造体の取り付け面に対して平行に設置され、支持装置としてモジュールホルダと第2固定用金具と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を用いながら詳細に説明する。
<発光モジュール>
図1は、本考案に用いた発光モジュールの概略構成を示す上面図及び側面図である。
発光モジュール100は、長辺がL1で短辺がL3の所定の縦横寸法を有する略長方形の板状であり、基板101上に複数個の照明用の発光ダイオード102が等間隔L2で直列に且つ2列に配列されている。発光ダイオード102の間隔は、発光量の仕様と放熱性能により規定される。配置パターンは図示した形態に限らない。
発光ダイオード102を照明に用いる場合の長所としては、まず、白熱電球に対して発光効率が良く消費電力を少なくできることが挙げられる。蛍光灯に対しては、蛍光灯は大電力になるほど効率が上がるので一概には言えないものの、少なくとも数十ワット以下では発光ダイオードの方が効率が良く、消費電力を少なくできる。また、それに伴い、電源設備も小型化でき、電気代も削減できることが挙げられる。
また、発光ダイオードは、一般的に寿命が白熱電球や蛍光灯よりも長く、交換費用を低減できる。通常は長所であるが場合によっては短所にもなることとして、発光ダイオードから照射される光には指向性があることが挙げられる。この性質は、光の照射方向が限られている場合や一方向に照射する場合には長所になるが、光を指向性外の角度を含む多方向に照射させたい場合あるいは視認させたい場合には短所になる場合がある。また、発光ダイオードの短所としては、発光条件の電圧・電流の条件範囲が比較的狭く、その条件以上の電圧・電流では破損しやすく、照明用の高輝度のものは価格が高いことが挙げられる。
基板101には、各発光ダイオード102に発光用の電圧/電流を供給するための配線が、導体パターンの印刷又は露光後のエッチング等により形成されている。その配線は、非発光面に形成された接続部103でリード線104の一端に接続され、リード線104の他端部には外部電源等と接続するためのコネクタ105が取り付けられている。
<第1実施形態の支持装置>
図2は、本考案の第1実施形態の支持装置の基本構成となる発光モジュールを支持するモジュールホルダの図である。図2(a)は、本考案に用いた発光モジュールを支持するモジュールホルダの上面図であり、図2(b)は側面図、図2(c)は下面図、図2(d)は図2(b)のA−A断面図である。
図3は、本考案の第1実施形態に用いた発光モジュールを支持するモジュールホルダの端部を覆うキャップの図である。図3(a)は本考案に用いた発光モジュールを支持するモジュールホルダの端部を覆うキャップの上面図であり、図3(b)は側面図、図3(c)は下面図、図3(d)は正面図である。
図4は、本考案の第1実施形態のクリップタイプの第1固定用金具の図である。図4(a)は第1固定用金具の上面図であり、図4(b)は天井若しくは壁面に設置され、支持装置としてモジュールホルダと共に組み合わされて用いられる場合の断面図、図4(c)は正面図である。
モジュールホルダ1はアルミ押出法により断面が略矩形で中空の「ロ」字型で型から押し出されて形成され、その上面1cには、発光モジュール100の配線を通す通線穴15が設けられ、長辺の端部には側面から突出する段差部3が設けられる。通線穴15には、不図示の配線保護用のブッシングが設置される。モジュールホルダ1は、発光モジュール100を取付する面1aに、発光モジュール100の長辺の両端部を左右から保持するためのレール状の第1溝部(モジュール保持部)7と、発光モジュール100の発光面を覆う透光カバー21の両側端を第1溝部7のさらに外側で保持するレール状の第2溝部5とを有する。また、モジュールホルダ1の内部の両側面には、電気回路基板を保持するためのレール状の第3溝部9とを有する。
取付する面1aにレール状の第1溝部7を設けたことで、発光モジュール100を第1溝部(モジュール保持部)7の端部からに差し込むのみで容易に装着できる。取付する面1aにレール状の第2溝部5を設けたことで、透光カバー21をモジュールホルダ1の端部から第2溝部5に差し込むのみか、透光カバー21の弾性を利用して両端部の間隔を狭くするように撓ませてその両端部を第2溝部5に嵌め込むことで容易に装着できる。モジュールホルダ1の内部にレール状の第3溝部9を設けることで、例えば、発光モジュール100に直流の電源電力を安定的に供給するか、又は発光モジュール100の発光量及び/又は点灯/滅灯等を制御する電気回路基板を、外部の追加筐体を必要とせずにモジュール保持部7の内部に内臓させることができる。
モジュールホルダ1の長手方向両端には、発光モジュール100の飛出し防止/防埃用のキャップ31が設けられ、キャップ31には配線用の穴33が設けられる。キャップ31が設けられることで、モジュール保持部7の内部への塵埃の浸入を防止し、モジュール保持部7の長手方向の両端の開口を隠すことで外観を良くすることができる。配線用の穴33は、例えばモジュールホルダ1の上面1cの配線を通す通線穴15が使用できない場合に、キャップ31の穴33に配線を通すことができる。また、キャップ31には、透光カバー21の両端部を外側から覆って支持するカバー保持部35が設けられる。これにより、地震や物の衝突等で透光カバー21が変形しても透光カバー21の落下を防ぐことができる。
モジュールホルダ1の両側面1bには、後述するネジ止めタイプの第1固定用金具61をネジ53により固定するためのネジ穴13が設けられる。モジュールホルダ1の下面1aには、発光モジュール100のリード線104を通線するための通線穴11が設けられる。発光モジュール100のリード線104は、接続ケーブル等により延長されて通線穴15を通してか、あるいはキャップ31には配線用の穴33を通して、外部の電源回路等に接続される。
第1固定用金具41は、モジュールホルダ1の両側面を両側から挟み込んで固定する把持部47を有すると共に、天井若しくは壁面900に直接にそれ自体を固定するための第1ネジ穴43を有する。第1固定用金具41の把持部47は、バネ弾性を有する金属板で形成され、金属板がモジュールホルダ1の両側面1b、1dを両側から各々挟み込むように直角に下側に折り曲げられた平面形状部(=把持部47)を有し且つ各平面形状部から内側に突出する突出部45が形成される。モジュールホルダ1の上面1cの両側面には突出する段差部3が設けられている。
発光モジュール100を、従来の直管型蛍光灯のように直線的に延伸されたLED照明装置として、天井若しくは壁面900に直接に設置する場合には、まず、第1固定用金具41を、ネジ51を第1ネジ穴43に通すようにして天井若しくは壁面900に固定する。次に、第1固定用金具41の突出部45が、モジュールホルダ1の上面1cの段差部3を上にして、第1固定用金具41の突出部45の下側から段差部3を押し上げて、段差部3の下側に突出部45が入り込んで係合するようにする。第1固定用金具41は、バネ弾性を有する金属板であるので、突出部45が段差部3を内側に向けて押圧しながら、突出部45が下から上に押圧し、凹部49が段差部3を上から下に押圧することで、段差部3が第1固定用金具41に固定される。これにより第1固定用金具41はネジ51で天井若しくは壁面900に固定されているので、モジュールホルダ1が、第1固定用金具41を介して天井若しくは壁面900に固定される。
第1実施形態の支持装置によれば、モジュールホルダ1の段差部3を第1固定用金具41に下側から上側に向けて押し込むのみで、第1固定用金具41の両側面の把持部47における突出部45が、モジュールホルダ1の両側面の段差部3に係合される。これにより発光モジュール100を利用したLED照明装置を容易に設置できる。また、モジュールホルダ1の他は第1固定用金具41とネジ51のみで設置できるので、低コストで設置でき、また、外す場合もモジュールホルダ1を第1固定用金具41から引き下ろすのみである。さらに、別の場所に設置する場合は、その場所に第1固定用金具41を、ネジ51を第1ネジ穴43に通すようにして固定し、第1固定用金具41伸した側からモジュールホルダ1の段差部3を押し上げるのみであるので、設置場所の変更も容易である。
<第2実施形態の支持装置>
図5は、本考案の第2実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具の図である。図5(a)は第1固定用金具の上面図であり、図5(b)は天井若しくは壁面に設置され、支持装置としてモジュールホルダと共に組み合わされて用いられる場合の断面図、図5(c)は正面図である。図5(d)は図4の第1固定用金具41を配線のワイヤクランパとして利用する場合の断面図である。
図5の第2実施形態の支持装置が第1実施形態と異なる点は、第1固定用金具61は、第2ネジ53を側面から螺合させることによりモジュールホルダ1を固定する点である。従って、モジュールホルダ1は第1固定用金具61により確実に固定される。第1固定用金具61の把持部67は、金属板がモジュールホルダ1の両側面を両側から各々挟み込むように直角に下側に折り曲げられた平面形状部(=把持部67)を有する。各平面形状部67内には第2ネジ穴65を有し、第2ネジ53によりネジ止めされて固定される。
また、第1固定用金具61は、2本のネジ51により天井若しくは壁面900に固定されているので、より確実に固定できる。また、第1固定用金具41を用いる場合は、モジュールホルダ1の上部にクリップオンし、ワイヤクランパ手段42でワイヤ110を固定することで、発光モジュール100のリード線104及び延長された接続ケーブル等は、下側から見てモジュールホルダ1の横にはみ出て露出されることがなく、外観を良くして配線することができる。
本実施態様によれば、モジュールホルダ1を第1固定用金具61で挟んでネジ止めするのみであり、第1固定用金具61の両側面の把持部67が、モジュールホルダ1の両側面にネジ止め固定されるので、LED照明装置を容易に且つ低コストで確実に設置でき、設置場所の変更もネジ止めの取り外しと締め付けのみで容易である。
<第3実施形態の支持装置>
図6の第3実施形態では、第2実施形態のネジ止めタイプの第1固定用金具61が金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体201の取り付け面に対して平行に設置され、支持装置としてモジュールホルダ1と第2固定用金具71と第3固定用金具81と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。
図6の第3実施形態の支持装置が第2実施形態と異なる点は、天井若しくは壁面900に取り付けるのではなく、金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体201に取り付けられる点、第1固定用金具61を直接に被取付構造体201に取り付けるのではなく、第2固定用金具71と第3固定用金具81を介して、モジュールホルダ1が第1固定用金具61と第2固定用金具71と第3固定用金具81によりシステム的に被取付構造体201に固定される点である。
被取付構造体201は、天井又は壁面を支持する断面矩形の金属フレーム構造材又は配線を保持する断面矩形の配管ダクトの少なくとも一部であり、その断面矩形の一辺を成す一面には長手方向に開いたスリット状の開口を有する。
モジュールホルダ1が第1固定用金具61に固定される方法は、第2実施形態の支持装置と同様である。第2固定用金具71は、上面と一側面が開口した箱形状であり第1固定用金具61と接続するために、底面の第1固定用金具61のネジ穴63と対向する位置に設けられた第3ネジ穴を有し、第2固定用金具71は、第3ネジ53によりネジ穴63と第3ネジ穴を通してネジ止めされてナット55により固定される。また、第2固定用金具71は、開口した一側面と対向する側面72に第4ネジ穴を有する。また、第2固定用金具71は、開口した上面における開口した一側面と直交する各辺に、少なくとも金属板の突出部を内側に折れ込ませた2個の内折れ爪77を有する。
第3固定用金具81は、上面側がネジ57及びナット59により被取付構造体201に接続される。第3固定用金具81は、その上面側に第2固定用金具71の各辺2個の内折れ爪77と各々係合する係合部84を有し、金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体201のスリット状の開口の少なくとも一部を覆う蓋体と接合されて一体化されて形成される。また、第3固定用金具81は、第2固定用金具71の側面72と平行になるように係合部84と接続された固定用板83を有し、固定用板83には側面72の第4のネジ穴と対向する位置に第5のネジ穴を有する。
モジュールホルダ1を金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体201に固定する場合、モジュールホルダ1にネジ53とナット55により第1固定用金具61と第2固定用金具71を固定し、一方で金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体201のスリット状開口側に第3固定用金具81をネジ57とナット59により固定する。次に、第2固定用金具71の各辺2個の内折れ爪77と、第3固定用金具81の係合部84を各々係合させる。この状態で側面72の第4のネジ穴と固定用板83の対向する位置の第5のネジ穴が一直線に連通するので、手回しネジ75によりを側面72の第4のネジ穴と固定用板83の第5のネジ穴を螺合する。これにより、モジュールホルダ1が被取付構造体201に固定される。
この場合、第2実施形態の支持装置である第1固定用金具61に対して、第2固定用金具71と被取付構造体201のスリット状開口に合わせて、その開口面と平行に第3固定用金具81及びネジ類を準備するのみで、モジュールホルダ1を被取付構造体201に容易に且つ低コストで確実に固定することができる。
<第4実施形態の支持装置>
図7の第4実施形態では、第3実施形態の第1固定用金具61が金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体201の取り付け面に対して垂直に設置される向きに第3固定用金具85が形成されている。その他の構成は第3実施形態の支持装置と同様である。
本実施形態の支持装置によれば、被取付構造体201の接続される面の構造に各々適合させて取り付け面と垂直になるように第3固定用金具85を準備するのみで、第2固定用金具71、第1固定用金具61は共通にした共通化及びシステム化した部材により、LED照明装置を、様々な構造の被取付構造体201及び、取り付け面に対して平行か垂直かの取り付け角度に対応させて容易に且つ低コストで確実に設置できる。
<第5実施形態の支持装置>
図8の第5実施形態では、第4実施形態の第1固定用金具61が金属フレーム又は配管ダクトタイプの被取付構造体201の取り付け面に対して45°に設置される向きに第3固定用金具87が形成されている。その他の構成は第4実施形態の支持装置と同様である。
本実施形態の支持装置によれば、被取付構造体201の接続される面の構造に各々適合させて取り付け面と45°になるように第3固定用金具87を準備するのみで、第2固定用金具71、第1固定用金具61は共通にした共通化及びシステム化した部材により、LED照明装置を、様々な構造の被取付構造体201及び、取り付け面に対して平行か垂直か45°の取り付け角度に対応させて容易に且つ低コストで確実に設置できる。また、本実施形態では、取り付け面45°の取り付け角度に対応させたが、需要に応じて30°、60°等の任意の角度に対応させることができる。
<第6実施形態の支持装置>
図9の第6実施形態では、図6の第3実施形態では一列の取り付けだったモジュールホルダ1と第1固定用金具61を、二列にも取り付けできるように、第2固定用金具73と第3固定用金具89の幅を広げ、ネジ類を増加させている。その他の構成は第3実施形態の支持装置と同様である。
本実施形態の支持装置によれば、第2固定用金具73の底面は、モジュールホルダ1と第1固定用金具61を、二列にも取り付けできるように拡幅され、その底面の第3ネジ穴は、モジュールホルダ1及び第1固定用金具61を1列又は2列の何れにも固定可能な位置に設けられている。
本実施態様によれば、被取付構造体201の取り付け面に対して平行で、モジュールホルダ1及び第1固定用金具61を1列又は2列の何れにも固定できるので、要求される照度に応じてモジュールホルダ1及び第1固定用金具61の列を容易に変更できるLED照明装置を低コストで確実に設置できる。
<第7実施形態の支持装置>
図10の第7実施形態では、図7の第4実施形態では一列の取り付けだったモジュールホルダ1と第1固定用金具61を、二列にも取り付けできるように、第2固定用金具73と第3固定用金具91の幅を広げ、ネジ類を増加させている。その他の構成は第4実施形態の支持装置と同様である。
本実施形態の支持装置によれば、第2固定用金具73の底面は、モジュールホルダ1と第1固定用金具61を、二列にも取り付けできるように拡幅され、その底面の第3ネジ穴は、モジュールホルダ1及び第1固定用金具61を1列又は2列の何れにも固定可能な位置に設けられている。
本実施態様によれば、被取付構造体201の取り付け面に対して垂直で、モジュールホルダ1及び第1固定用金具61を1列又は2列の何れにも固定できるので、要求される照度に応じてモジュールホルダ1及び第1固定用金具61の列を容易に変更できるLED照明装置を低コストで確実に設置できる。
<第8実施形態の支持装置>
図11の第8実施形態では、ネジ止めタイプの第1固定用金具61が直管型蛍光灯を用いた既設の照明装置を接続される面に固定する箱形状支持部タイプの被取付構造体301の取り付け面に対して平行に設置され、支持装置としてモジュールホルダ1と第2固定用金具93と共に組み合わされて用いられる場合の概略構成を示す正面図及び断面図である。
被取付構造体301は、既設の直管型蛍光灯を用いた照明装置を天井若しくは壁面900等に接続される面に固定するために、例えば安定器等が収容されていた箱形状の支持部である。被取付構造体301は、蓋体303により閉じられる。第2固定用金具93は蓋体303のさらに外側を覆い、被取付構造体301にネジ止めできるようにネジ穴が形成される。
本実施態様によれば、既設の直管型蛍光灯を用いた照明装置の箱形状の支持部を流用できるので、被取付構造体301の蓋体303の形状に合わせて、その取り付け面と平行に第2固定用金具93及びネジ類を準備するのみで、モジュールホルダ1を被取付構造体201に容易に且つ低コストで確実に固定することができる。
<第9実施形態の支持装置>
図12の第9実施形態では、図11の第8実施形態では一列の取り付けだったモジュールホルダ1と第1固定用金具61を、二列に取り付けできるように、第2固定用金具93のネジ類を増加させている。その他の構成は第8実施形態の支持装置と同様である。
本実施形態の支持装置によれば、第2固定用金具93の底面は、モジュールホルダ1と第1固定用金具61を、二列にも取り付けできるように第3ネジ穴が、モジュールホルダ1及び第1固定用金具61を1列又は2列の何れにも固定可能な位置に設けられている。
本実施態様によれば、被取付構造体301の取り付け面に対して、モジュールホルダ1及び第1固定用金具61を1列又は2列の何れにも固定できるので、要求される照度に応じてモジュールホルダ1及び第1固定用金具61の列を容易に変更できるLED照明装置を低コストで確実に設置できる。
以上、本考案に係る発光モジュール100の支持装置を複数の実施形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施の形態に記載された支持装置の範囲には限定されない。システム的に標準化された固定用金具を組み合わせて、多様な取り付け表面、被取付構造体に対して、さらに平行、垂直、45°等の様々な角度に、ネジ類を用いて設置できるものであれば上記した他の構成の装置にも本考案の支持装置を適用することができる。
1 モジュールホルダ、
1a 下面(取付する面)、
1b、1d 両側面、
1c 上面、
3 段差部、
5 第2溝部、
7 第1溝部(モジュール保持部)、
9 第3溝部、
11 通線穴、
13 ネジ穴、
15 通線穴、
21 透光カバー、
31 キャップ、
33 配線用の穴、
35 カバー保持部、
41 第1固定用金具、
42 ワイヤクランパ手段、
45 突出部、
47 平面形状部(=把持部)、
53 ネジ、
55 ナット、
61 第1固定用金具、
63 ネジ穴、
71 第2固定用金具、
72 側面、
75 手回しネジ、
77 内折れ爪、
81 第3固定用金具、
83 固定用板、
84 係合部、
87 第3固定用金具、
89 第3固定用金具、
91 第3固定用金具、
93 第2固定用金具、
100 発光モジュール、
100a 長辺の辺縁端部、
101 基板、
102 発光ダイオード、
103 接続部、
104 リード線、
105 コネクタ、
110 ワイヤ、
201 被取付構造体、
301 被取付構造体、
303 蓋体、
900 天井若しくは壁面。

Claims (14)

  1. 天井若しくは壁面、又は被取付構造体に、板状で所定の縦横寸法を有する略長方形のLED発光モジュールを照明装置として設置するためのLED照明支持装置であって、
    前記支持装置は、
    断面が略矩形で中空であり、前記発光モジュールを取付する面に前記発光モジュールを保持するモジュール保持部を少なくとも有するアルミ押出材のモジュールホルダと、
    前記モジュールホルダの両側面を両側から挟み込んで固定する把持部を有すると共に、前記天井若しくは壁面、又は被取付構造体に直接又は他の固定用金具を介して間接的にそれ自体を固定するための少なくとも一つの第1ネジ穴を有する第1固定用金具と、
    前記第1固定用金具を前記天井若しくは壁面、又は被取付構造体又は他の固定用金具に固定するための第1ネジと
    を少なくとも有することを特徴とするLED照明支持装置。
  2. 前記第1固定用金具の把持部は、バネ弾性を有する金属板であり、前記金属板が前記モジュールホルダの両側面を両側から各々挟み込むように直角に下側に折り曲げられた平面形状部を有し且つ前記各平面形状部から内側に突出する突出部が形成され、
    前記モジュールホルダの両側面には段差部が設けられ、
    前記突出部が前記段差部に係合することで固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のLED照明支持装置。
  3. 前記第1固定用金具の把持部は、金属板が前記モジュールホルダの両側面を両側から各々挟み込むように直角に下側に折り曲げられた平面形状部を有し且つ前記各平面形状部内に第2ネジ穴を有し、第2ネジによりネジ止めされて固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のLED照明支持装置。
  4. 上面と一側面が開口した箱形状であり前記第1固定用金具と接続される第2固定用金具であって、該第2固定用金具は、
    底面の前記第1固定用金具のネジ穴と対向する位置に設けられた第3ネジ穴を有し、第3ネジによりネジ止めされて固定され、
    前記開口した一側面と対向する側面に第4ネジ穴を有し、
    前記開口した上面における前記開口した一側面と直交する各辺には少なくとも前記金属板の突出部を内側に折れ込ませた2個の内折れ爪を有し、
    前記被取付構造体に接続される第3固定用金具であって、該第3固定用金具は、
    前記第2固定用金具の各辺2個の内折れ爪と各々係合する係合部と、
    前記開口した一側面と対向する側面と平行に前記係合部と接続され且つ前記第4のネジ穴と対向する位置に第5のネジ穴を有する固定用板を有し、
    前記第2固定用金具の第4ネジ穴と、前記第3固定用金具の第5のネジ穴をネジ止めして固定する第4ネジと
    を少なくとも有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のLED照明支持装置。
  5. 前記被取付構造体が、天井又は壁面を支持し、一面の長手方向に開口するスリットを有する金属フレーム又は配管ダクトの少なくとも一部であり、
    前記第3固定用金具が、前記スリットの少なくとも一部を覆う蓋体と一体に接合されて形成される
    ことを特徴とする請求項4に記載のLED照明支持装置。
  6. 前記被取付構造体が、直管型蛍光灯を用いた既設の照明装置を接続される面に固定する箱形状支持部の少なくとも一部であり、
    前記第3固定用金具が、前記箱形状支持部の開口の少なくとも一部を覆う蓋体と一体に接合されて形成される
    ことを特徴とする請求項4に記載のLED照明支持装置。
  7. 前記第3固定用金具の前記第2固定用金具と接続される面が、前記被取付構造体の蓋体の長手方向の面に対して平行な面となるように形成される
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のLED照明支持装置。
  8. 前記第3固定用金具の前記第2固定用金具と接続される面が、前記被取付構造体の蓋体の長手方向の面に対して垂直な面となるように形成される
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のLED照明支持装置。
  9. 前記第3固定用金具の前記第2固定用金具と接続される面が、前記被取付構造体の蓋体の長手方向の面に対して45度の面となるように形成される
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のLED照明支持装置。
  10. 前記第2固定用金具の底面の前記第3ネジ穴は、前記モジュールホルダ及び前記第1固定用金具を1列又は複数列の何れにも固定可能な位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項4〜9の何れか1項に記載のLED照明支持装置。
  11. 前記モジュール保持部は、前記発光モジュールの長辺の両端部を左右から保持するレール状の第1溝部である
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載のLED照明支持装置。
  12. 前記モジュールホルダは、発光モジュールの取付面に、発光モジュールの発光面を覆う透光カバーの両側端を、前記第1溝部のさらに外側で保持するレール状の第2溝部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載のLED照明支持装置。
  13. 前記モジュールホルダの内部の両側面には、電気回路基板を保持するためのレール状の第3溝部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載のLED照明支持装置。
  14. 前記モジュールホルダの長手方向両端には、前記前記発光モジュールの飛出し防止/防埃用のキャップが設けられ、該キャップには配線用の穴が設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載のLED照明支持装置。
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JP2016076306A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源モジュール、光源ユニット及び照明器具
CN107575785A (zh) * 2017-10-25 2018-01-12 徐州赛欧电子科技有限公司 一种可组合使用式气流散热型led灯
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