JP2012049079A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
既存の蛍光灯と構造的に互換性のある発光素子ランプを適用できるとともに、その取付けが容易であってその落下が防止できる照明器具を提供する。
【解決手段】
照明器具1は、少なくとも一側に投光部9aが設けられた長形の本体9、本体9内に投光部9aから光が出射されるように配設された発光素子10および投光部9aの反対側の本体9から突出するように設けられた係止部5d,5dを有する一対の取付け手段5,5を備える発光素子ランプ2と、一対の取付け手段5,5の係止部5d,5dがそれぞれ係止される器具本体3に取付け可能な一対の被係止部26,26と、器具本体3内に配設され発光素子10を点灯するように形成された点灯装置4と、点灯装置4と発光素子ランプ2の発光素子10とを接続する接続線7,34を具備している。
【選択図】図4
既存の蛍光灯と構造的に互換性のある発光素子ランプを適用できるとともに、その取付けが容易であってその落下が防止できる照明器具を提供する。
【解決手段】
照明器具1は、少なくとも一側に投光部9aが設けられた長形の本体9、本体9内に投光部9aから光が出射されるように配設された発光素子10および投光部9aの反対側の本体9から突出するように設けられた係止部5d,5dを有する一対の取付け手段5,5を備える発光素子ランプ2と、一対の取付け手段5,5の係止部5d,5dがそれぞれ係止される器具本体3に取付け可能な一対の被係止部26,26と、器具本体3内に配設され発光素子10を点灯するように形成された点灯装置4と、点灯装置4と発光素子ランプ2の発光素子10とを接続する接続線7,34を具備している。
【選択図】図4
Description
本実施形態は、発光素子ランプが装着された照明器具に関する。
近年、発光ダイオードの高出力化、高効率化および普及化に伴い、光源として発光ダイオードを用いた屋内又は屋外で使用される照明器具が開発されている。発光ダイオードは、従来の蛍光灯などの光源に比べて省電力、長寿命が実現できるので、光源又は照明器具の交換頻度を少なくすることができ、メンテナンス面で有利となっている。したがって、この点において、光源として蛍光灯などに替わり発光ダイオードを用いるのが望ましい。
ところで、既設の照明器具に蛍光灯に替えて、発光ダイオードを光源とする照明装置を取り付けるものが提案されている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に開示された照明装置は、直管型の光源用の取付具に装着されるべき2つの口金と、口金間を連結する外管体と、外管体に保持される発光ダイオードを備え、光源用の取付具の種類に応じて、取付具に適合する予め用意された口金を交換することにより、指向性のある発光ダイオードが放射する光の出射方向を照射したい方向に一致させることができるとともに、取付具への装着を容易にすることができるものである。
LED直管型ランプは、発光ダイオードを実装した基板などを有し、蛍光灯よりも重量であるので、照明器具のランプソケットは、口金の接続ピンを介してLED直管型ランプを保持できる耐久性が低下する。また、ランプソケットは、照明器具の長期間の使用により、劣化して耐久性が低下している。このため、LED直管型ランプは、ランプソケットから外れて、落下、破損するおそれがあるものである。
本発明の実施形態の照明器具は、発光素子ランプ、一対の被係止部が取り付けられた器具本体、点灯装置および接続線を有して構成される。
実施形態の発光素子ランプは、長形の本体、発光素子および一対の取付け手段を備えて構成される。
本体は、少なくとも長形方向に沿う一側に光が出射される投光部が設けられている。
発光素子は、発光ダイオード(LED)や有機エレクトロルミネセンス(EL)素子等の固体発光素子であり、本体の投光部から放射光が出射されるように本体の長手方向に沿って本体内に配設されている。
一対の取付け手段は、それぞれ係止部を有している。そして、本体の長手方向の両端側であって、投光部の反対側の本体から突出するように本体に設けられている。
実施形態の器具本体は、長形に形成され、一対の被係止部が取り付けられている。この一対の被係止部に発光素子ランプの一対の取付け手段の係止部がそれぞれ係止される。これにより、発光素子ランプが器具本体に取り付けられる。器具本体は、既設または新設のいずれであってもよい。
点灯装置は、発光素子ランプの発光素子を点灯するように形成されているものであり、器具本体内に配設されている。
接続線は、点灯装置と発光素子ランプの発光素子とを接続しているものであり、点灯装置から発光素子に供給される電流を通流させる。
本発明によれば、発光素子ランプの一対の取付け手段の係止部を器具本体に取り付けられた一対の被係止部に係止させることにより、発光素子ランプが器具本体に取り付けられるので、器具本体への発光素子ランプの取付けが容易であるとともに、発光素子ランプの器具本体からの落下が防止可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明の実施例1を示す照明器具1は、図1ないし図5に示すように構成される。なお、各図において、同一部分には同一符号を付して重複した説明は省略する。
照明器具1は、天井面に設置されるものであり、図1に示すように、発光素子ランプ2、器具本体3および点灯装置4を有してなり、発光素子ランプ2の一対の取付け手段5,5を器具本体3に取り付けるとともに、発光素子ランプ2から導出された雄コネクタ6付きの接続線7を点灯装置4から導出された図示しない接続線に接続するように構成されている。また、器具本体3に後述する一対の被係止部が取り付けられている。
器具本体3は、例えば、蛍光灯を装着する既設のものを利用している。発光素子ランプ2は、その一対の取付け手段5,5が器具本体3の既存のランプソケットが取り付けられていた挿入口8,8に挿入されて、器具本体3の一対の被係止部に係止される。そして、点灯装置4は、発光素子ランプ2を点灯するものであり、蛍光灯用の点灯装置と交換されて器具本体3内に取り付けられ、導出した図示しない接続線を介して発光素子ランプ2の接続線7に接続されている。
図2において、発光素子ランプ2は、長形で外観が略円筒状の本体9、発光素子としての発光ダイオード10および一対の取付け手段5,5を備えている。
本体9は、透光性の合成樹脂例えばアクリル樹脂からなり、押出し成型によって略円筒状に形成されている。そして、本体9の背面9b側には、図3に示すように、長手方向に沿って断面略コ字状の凹溝部11が形成されている。ここで、背面9bは、発光ダイオード10の放射光が出射される本体9の投光部(前面)9aから周回に沿った反対側を意味する。さらに、本体9の投光部(前面)9aは、本体9の一側を意味する。
本体9の内面9cには、本体9の長手方向と直交する断面の略中央部において、2組の一対の取付けレール12,12が互いに正対するように本体9の長手方向に沿って形成されている。また、本体9の内面9cには、4個のリブ13が本体9の長手方向に沿って形成されている。このリブ13は、押出し成型により貫通孔14を有している。
そして、2組の一対の取付けレール12,12に、幅方向の両端側に段部15a,15aを有する略長方形状の放熱板15が配設されている。この放熱板15は、その段部15a,15aが本体9の長手方向の一方の端面側から取付けレール12,12間に挿入され本体9の内部に押し込まれて、本体9の長手方向に亘って設けられている。放熱板15は、熱伝導性が良好な金属例えばアルミニウム(Al)により形成されている。
発光素子としての発光ダイオード10は、複数個からなり、基板16の幅方向中央部であって基板16の長手方向に等間隔で実装されている。基板16は、略長方形状に形成されており、具体的には、放熱板15に4枚の基板16がその裏面側が密着するように長手方向に並べられて図示しないねじによって取り付けられている。発光ダイオード10は、それぞれの基板16に同等となるようにして長手方向に沿って直線状に実装されている。
基板16は、例えば絶縁材であるガラスエポキシ樹脂の平板からなり、表面16a側には銅箔で形成された図示しない配線パターンが形成されている。また、適宜、レジスト層が施されている。なお、基板16の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料または合成樹脂材料を適用できる。さらに、金属製とする場合は、アルミニウム(Al)等の熱伝導性が良好で放熱性に優れた材料を適用するのが好ましい。
発光ダイオード10は、表面実装型のLEDパッケージに形成されている。概略的には、セラミックスで形成された本体部に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とから構成されている。LEDチップは、青色光を発光する青色のLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、白色光を出射できるようにするために、青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
なお、発光ダイオード10は、LEDチップを直接基板16に実装するようにしてもよく、また、砲弾型の発光ダイオードを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
こうして、発光ダイオード10は、その複数個が本体9の長手方向に沿って配設され、基板16に形成された配線パターンおよび各基板16間の図示しないジャンパー線により直列接続されている。そして、図2に示すように、基板16の長手方向の一端側の表面16aには、直列接続された発光ダイオード10の両端間に電気接続されるように雌コネクタ17が実装されている。この雌コネクタ17に、接続線7の雄コネクタ18が接続されている。接続線7は、その両端側にそれぞれ雄コネクタ6および雄コネクタ18を接続している。
そして、放熱板15および基板16には、それぞれ接続線7および雄コネクタ6,18を挿通可能な挿通孔19,20が連通するように形成されている。また、本体9の一端側9Dの凹溝部11にも、同じく挿通孔21が形成されている。接続線7および雄コネクタ6は、挿通孔19,20および挿通孔21を通って本体9の背面9b側から外部空間に導出している。
なお、接続線7の一部は、本体9に図示しない張力止めによって固定するようにしてもよい。これにより、接続線7にかかる応力が雄コネクタ18の部分に直接的にかかるのを回避することができる。
そして、本体9の長手方向の両端側9D,9Eの端面には、それぞれ端板22,22が複数個のねじ23により取り付けられている。端板22,22は、不透明な合成樹脂例えばアクリル樹脂からなり、本体9の端面の外周に沿う形状の平板に形成されている。
ノブ13の貫通孔14には、本体9の長手方向の両端側9D,9Eにおいて、ねじ23が螺着される図示しないねじ孔が形成されている。また、端板22,22には、それぞれねじ23が挿通される図示しない挿通孔が形成されている。ねじ23を端板22の挿通孔を介してノブ13のねじ孔に完全にねじ込むことにより、端板22,22は、本体9の両端側9D,9Eの端面にそれぞれ固定されている。
端板22,22は、放熱板15および基板16の長手方向の両端側を挟持している。これにより、放熱板15および基板16は、本体9の長手方向における移動が規制されている。
そして、本体9の長手方向の両端側9D,9Eにおける凹溝部11には、一対の取付け手段5,5が設けられている。一対の取付け手段5,5は、例えば鉄板からなり、薄板であって長方形の平板を折り曲げて形成されている。以下、一対の取付け手段5,5は、例えば鉄板の金属からなるので、一対の取付け金具5,5として表記する。
各取付け金具5は、取付け部5a、この取付け部5aから直角に折曲された起立部5b、この起立部5bから取付け部5aと反対側に直角に折曲された延出部5cおよびこの延出部5cの先端側を取付け部5a側に直角に折曲して形成した係止部としての係止爪5dに形成されている。
そして、一対の取付け金具5,5は、それぞれの係止爪5d,5dが互いに向き合うようにして、それぞれの取付け部5a,5aが本体9の凹溝部11の底板部11aに複数個のねじ5Eにより強固に取り付けられている。すなわち、取付け部5a,5aには、ねじ5Eが挿通される挿通孔5f,5fがそれぞれ形成され、凹溝部11の底板部11aには、ねじ5Eが螺着されるねじ孔11b,11bがそれぞれ形成されている。
そして、起立部5bは、係止爪5d側が押圧されると、取付け部5a側の起立部5bの基端を支軸として弾性変形して揺動するとともに弾性復帰するものである。こうして、一対の取付け金具5,5は、本体9の長手方向の両端側9D,9Eであって背面9b側に本体9に起立するように設けられており、背面9b側から外部空間に突出している。そして、一対の取付け金具5,5は、図4に示すように、器具本体3に係止される。
器具本体3は、冷間圧延鋼板等によって形成され、基本的には既存の構成をなしており、天井面にねじ等により取り付けられる基台24と、この基台24に図示しない取付け部材を介してねじにより固定された反射体25を備えている。基台24は、長形の略長方形に形成され、反射体25は、長形であって長手方向と直交する断面が略五角形である箱状に形成されている。基台24には、点灯装置4が取り付けられている。
そして、反射体25の前面25a側には、挿入口8,8および一対の被係止部としての一対の引掛け金具26,26が設けられている。挿入口8,8は、既設の照明器具において、蛍光灯を装着するランプソケットが挿入されている部位であり、既設の照明器具からランプソケットを取り外すことにより設けられる。挿入口8,8は、器具本体3の両端側3a,3bにそれぞれ設けられており、発光素子ランプ2の一対の取付け金具5,5がそれぞれ挿入される。すなわち、取付け金具5は、挿入口8に挿入可能な大きさに形成されている。
一対の引掛け金具26,26は、一対の取付け金具5,5の係止爪5d,5dがそれぞれ引っ掛けられて係止されるように、挿入口8,8の近辺に一対の取付け金具5,5に対応して設けられている。引掛け金具26は、図5に示すように、長方形であって断面コ字形の挟持金具27と断面L形のL形金具28とからなり、それらの外周面が面一となるように、それらの外形が形成されているとともに挟持金具27およびL形金具28を溶接等により連結して一体にしている。挟持金具27およびL形金具28のそれぞれの幅は、取付け金具5の幅と同等にしている。そして、引掛け金具26には、挟持金具27からL形金具28に亘って、ねじ29が挿通される貫通孔30を形成している。貫通孔30は、引掛け金具26の幅方向に複数個例えば2個形成されている。また、器具本体3の反射体25には、当該貫通孔30に対応する挿通孔31が複数個例えば2個形成されている。
引掛け金具26は、器具本体3の挿入口8において、L形金具28が器具本体3内に挿入されるようにして、器具本体3の反射体25に挟持金具27を挟み込ませている。ここで、挿入口8の端面8aが挟持本体27に当接するように引掛け金具26が押し込まれている。このとき、引掛け金具26に形成された貫通孔30と、反射体25に形成された挿通孔31が直線上に連通する。そして、ねじ29が挟持金具27側から貫通孔30および挿通孔31を挿通され、L形金具28側においてナット32が螺着される。ナット32は、L形金具28に完全に当接するように螺着される。こうして、一対の引掛け26,26は、器具本体3の挿入口8,8側にそれぞれ取り付けられている。そして、一対の引掛け金具26,26のL形金具28,28の起立板28a,28aに、一対の取付け金具5,5の係止爪5d,5dが引っ掛けられて係止される。
そして、一対の引掛け金具26,26の取り付けは、反射体25を基台24から取り外して行うものである。取り外した反射体25には、まず、ドリル等を用いて挿通孔31が形成される。この後、一対の引掛け金具26,26が上述のように取り付けられる。また、基台24には、蛍光灯用の点灯装置に替えて、図4に示すように、点灯装置4が取り付けられる。点灯装置4に対して、商用交流電源への接続作業が行われる。そして、反射体25が基台24に取り付けられる。
点灯装置4は、基台24に取り付けられることにより、器具本体3の内部に配設されている。点灯装置4からは、雌コネクタ33付きの出力線34が器具本体3の一端側3aの挿入口8の近くまで導出されている。そして、雌コネクタ33に器具本体3の挿入口8を挿通している接続線7の雄コネクタ6が接続されている。これにより、点灯装置4は、発光ダイオード10に所定の電流を供給可能となっている。点灯装置4は、発光ダイオード10に所定の電流を供給して、発光ダイオード10を点灯する既知の構成により形成されている。
次に、本発明の実施例1の作用について述べる。
発光素子ランプ2は、その一対の取付け金具5,5が器具本体3の一対の引掛け金具26,26にそれぞれ係止されることにより、器具本体3に取り付けられる。また、発光素子ランプ2から導出している接続線7の雄コネクタ6を点灯装置4から導出している出力線34の雌コネクタ33に接続することにより、発光素子ランプ2を点灯することが可能となる。
発光素子ランプ2を器具本体3に取り付けるには、例えば、発光素子ランプ2の他端側9Eを器具本体3側にして発光素子ランプ2を傾斜させ、他端側9Eの取付け金具5を器具本体3の他端側3bの挿入口8に挿入する。そして、取付け金具5の係止爪5dを引掛け金具26のL形金具28の起立板28aに引っ掛けて係止させる。
そして、前記引っ掛けた状態で、発光素子ランプ2の一端側9Dを器具本体3側に回動(移動)させて、発光素子ランプ2から導出している接続線7を器具本体3の一端側3aの挿入口8に挿入し、接続線7の雄コネクタ6を点灯装置4から導出している出力線34の雌コネクタ33に接続する。この後、発光素子ランプ2の一端側9Dの取付け金具5を挿入口8に挿入する。そして、さらに発光素子ランプ2を回動させて挿入させると、図5の破線で示すように、取付け金具5の係止爪5dが引掛け金具26のL形金具28の外面に当接する。そして、取付け金具5の器具本体3内への挿入に従い、係止爪5d側がL形金具28からの抗力により押圧される。これにより、取付け金具5の起立部5bは、取付け部5a側の起立部5bの基端を支軸として取付け部5a側に振れる。
取付け金具5をさらに器具本体3内に挿入していくと、係止爪5dは、L形金具28の起立板28aの上端よりも器具本体3内に位置するようになって、起立板28aに当接しなくなる。このとき、取付け金具5の起立部5bは、弾性復帰する。この状態で、発光素子ランプ2を器具本体3の前面25a側に引き寄せると、取付け金具5の起立部5bおよび係止爪5d間にL形金具28の起立板28aが挿入される。係止爪5dが起立板28aに引っ掛かり、取付け金具5は、引掛け金具26に係止されるようになる。
そして、一対の引掛け金具26,26は、器具本体3の反射体25を挟み込む挟持金具27を備えて、先述したように、ねじ29およびナット32により強固に器具本体3に取り付けられている。また、一対の取付け金具5,5は、その取付け部5a,5aが発光素子ランプ2の凹溝部11の底面部11aに複数個のねじ5Eにより強固に取り付けられている。このため、発光素子ランプ2が一端側9Dから他端側9Eの方向に移動しようとすると、他端側9Eの取付け金具5の係止爪5dが当該移動を阻止する。同様に、発光素子ランプ2が他端側9Eから一端側9Dの方向に移動しようとすると、一端側9Dの取付け金具5の係止爪5dが当該移動を阻止する。
また、一対の取付け金具5,5は、所定の幅を有し、一対の引掛け金具26,26のL形金具28,28も所定の幅を有するので、L形金具28,28の起立板28a,28aに係止、支持される長さや面積が大きい。こうして、発光素子ランプ2は、強固にかつ安定して器具本体3に取り付けられる。
上述したように、発光素子ランプ2の一対の取付け金具5,5を器具本体3の挿入口8,8に挿入し、一対の取付け金具5,5の係止爪5d,5dを挿入口8,8側に設けられた一対の引掛け金具26,26に係止させることにより、発光素子ランプ2が器具本体3に強固にかつ安定して取り付けられるので、器具本体3への発光素子ランプ2の取付けを容易にすることができ、発光素子ランプ2の器具本体3からの落下が防止することができて、照明器具1を安価にすることができるとともに、照明器具1の品質を向上することができるという効果を有する。
また、発光素子ランプ2から導出している接続線7を器具本体3の挿入口8から器具本体3内に挿入するので、器具本体3に接続線7を挿通させる開口を形成することを省略することができて、照明器具1をさらに安価にすることができるという効果を有する。
なお、発光素子ランプ2は、発光素子として発光ダイオード10を用いたが、有機エレクトロルミネセンス(EL)素子などの固体発光素子を用いて構成してもよい。
また、一対の取付け手段としての一対の取付け金具5,5は、その取付け部5a,5aを本体9の凹溝部11に固定し、その起立部5b,5bをそれぞれ取付け部5a,5aに対して振れるとともに弾性復帰可能に形成したが、これに限らず、少なくとも一方の取付け金具5を、バネ材等を用いて本体9の長手方向に弾性復帰可能に移動させるようにしてもよい。
また、一対の取付け手段は、合成樹脂により形成してもよい。また、本体9は、少なくとも発光ダイオード10の放射光が出射される投光部(前面)9a側が透光性を有するものであればよい。
また、器具本体3は、既設のものを使用し、これに一対の被係止部としての一対の引掛け金具26,26を取り付けて形成したが、当該一対の引掛け金具26,26を設けた新設のものであってもよい。
図6は、本発明の実施例2を示す照明器具の一端部側における拡大概略正面断面図である。なお、図4および図5と同一部分または同一部分に相当する部分には同一符号を付して説明は省略する。
図6に示す照明器具1Aは、図4に示す照明器具1において、引掛け金具26,26を引掛け金具35,35に替えたものである。引掛け金具35は、L形金具に形成され、肉厚が図5に示すL形金具28よりも幾分大きいものである。その分、取付け金具5の延出部5cの延出長を大きくしている。
そして、引掛け金具35は、その貫通孔30および器具本体3の反射体25の挿通孔31に挿通されたねじ29およびナット32により、反射体25に取り付けられている。ここで、引掛け金具35は、その起立板35aの外側面が器具本体3の挿入口8の端面8aと同一面となるように取り付けられている。また、図示しないが、引掛け金具35は、その幅方向において、図5に示す引掛け金具26よりも多い箇所例えば3箇所において,ねじ29およびナット32により、反射体25に取り付けられている。
引掛け金具35は、その肉厚を大きくし、反射体25への取付け箇所を多くしていることにより、強固に器具本体3に取り付けられている。したがって、発光素子ランプ2を強固にかつ安定して器具本体3に取り付けることが可能である。そして、引掛け金具35,35は、それぞれ簡素なL形金具に形成されているので、照明器具1Aを安価にすることが可能であるという効果を有する。
1,1A…照明器具、 2…発光素子ランプ、 3…器具本体、 4…点灯装置、 5,5…一対の取付け手段としての一対の取付け金具、 7,34,…接続線、 8,8…挿入口、 9…本体、 9a…投光部、 10…発光素子としての発光ダイオード、 26,26…一対の被係止部としての一対の引掛け金具
Claims (2)
- 少なくとも一側に投光部が設けられた長形の本体、この本体内に前記投光部から光が出射されるように配設された発光素子および前記投光部の反対側の前記本体から突出するように設けられた係止部を有する一対の取付け手段を備える発光素子ランプと;
前記一対の取付け手段の係止部がそれぞれ係止される器具本体に取付け可能な一対の被係止部と;
前記器具本体内に配設され前記発光素子を点灯するように形成された点灯装置と;
この点灯装置と前記発光素子ランプの発光素子とを接続する接続線と;
を具備していることを特徴とする照明器具。 - 前記一対の被係止部は、前記発光素子ランプの一対の取付け手段が挿入される挿入口を有する前記器具本体の内部に設けられ、前記接続線が前記挿入口を挿通していることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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JP2010192345A JP2012049079A (ja) | 2010-08-30 | 2010-08-30 | 照明器具 |
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Cited By (3)
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JP2015065084A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明用光源及び照明装置 |
JP2016076618A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 回路基板、および電気機器 |
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-
2010
- 2010-08-30 JP JP2010192345A patent/JP2012049079A/ja active Pending
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