JP6145920B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関するものである。
従来、発光パネルを内包して支持する本体枠と、本体枠の外周に配置され本体枠を内包して支持する支持枠とを備え、天井に埋め込んだ状態で設置される照明器具があった(例えば特許文献1参照)。
この照明器具では、天井に設置された支持枠に本体枠を取り付ける際、本体枠の鍔部に外向きに設けられた係止片部を、支持枠の鍔部に設けられた上向きの溝からなる係止受け部に引っ掛けることで、本体枠を支持枠から吊り下げられた状態で支持させる。本体枠が支持枠から吊り下げられた状態で、本体枠に発光パネルなどの部品を取り付けた後、発光パネルで支持枠の開口を閉じるように、係止受け部を軸心として本体枠を回転させる。そして、支持枠の開口を発光パネルで閉じた状態で、本体枠において、係止片部が設けられた辺と対向する辺に設けられた係合部を支持枠に係合させることで、本体枠が支持枠に内包された状態で支持される。
特開2010−135221号公報
上記特許文献に開示された照明装置では、本体枠の鍔部に外向きに設けられた係止片部を、支持枠の鍔部に設けられた係止受け部に引っ掛けているので、本体枠の鍔部の外周に支持枠の鍔部が二重に配置されることになる。このように、発光パネルの周りを囲う枠が二重になっているので、枠部分の幅が広くなり、また本体枠の鍔部と支持枠の鍔部の間に切れ目ができるため、外観の見栄えが悪かった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、外観の意匠性を向上させた照明器具を提供することにある。
本発明の照明器具は、取付面に取り付けられる本体と、前面側が開口した箱形の反射部材及び前記反射部材の内側に配置されたLEDモジュールを備える光源ユニットと、前記光源ユニットを保持して前記本体に取り付けられる枠本体とを備える。前記枠本体は、前記光源ユニットが取り付けられる枠部と、前記枠部の外周縁から取付面側に突出する側部とを備える。前記側部は前記本体よりも外側に位置し、前記枠本体は前記本体を覆うようにして前記本体に取り付けられている。前記枠本体の内側には、前記本体から前記枠本体を吊り下げる際に使用する吊り金具が取り付けられており、前記吊り金具には、前記本体に設けられた貫通孔に外側から引っ掛かるフックが、前記本体側に向かって形成されている。前記枠本体が前記本体から吊り下げられた状態で、前記貫通孔から前記本体内に挿入された前記フックの先端部には、外側に突出して前記本体の縁に係止する係止部が設けられている。
この照明器具において、前記本体の縁とは、前記本体において前記貫通孔よりも下側に設けられたスリットの周縁部であり、前記係止部は前記スリットと嵌合することも好ましい。
この照明器具において、上下方向において所定の可動範囲内で前記吊り金具を移動自在に支持する支持部が前記枠本体に設けられることも好ましい。
この照明器具において、以下の構成をさらに備えることも好ましい。前記本体には、外部電源からの給電線が接続される第1電線接続装置が設けられる。前記光源ユニットには、前記第1電線接続装置に電線を介して接続される第2電線接続装置が設けられ、前記LEDモジュールは前記第1電線接続装置及び前記第2電線接続装置を介して外部電源から電力の供給を受けている。前記第1電線接続装置は、前記本体において前記吊り金具が引っ掛かる側に寄せて配置され、前記第2電線接続装置は、前記光源ユニットにおいて前記吊り金具寄りに配置されている。
本発明によれば、吊り金具のフックは本体の貫通孔に外側から引っ掛かるように設けられ、枠本体の側部は本体よりも外側に位置し、枠本体は本体を覆うようにして本体に取り付けられている。したがって、光源ユニットの周りには枠本体の枠部しか現れず、枠が二重になっている場合に比べて枠部の幅を狭くでき、外観の意匠性が向上する。
本実施形態の照明器具を示し、(a)は枠ユニットが本体ユニットから吊り下げられた状態の外観斜視図、(b)はB部拡大図である。 同上の照明器具において、本体ユニットに枠ユニットを取り付けた状態を示し、(a)は要部の斜視図、(b)は要部の断面図である。 (a)(b)は同上の照明器具の要部を拡大した断面図である。 同上の照明器具の分解斜視図である。 同上の照明器具を別の方向から見た分解斜視図である。 同上の照明器具の断面図である。 同上の照明器具を構成する光源ユニットの分解斜視図である。 同上の照明器具に用いられる反射部材を示し、(a)は曲げ加工の途中の状態を示す要部の斜視図、(b)は曲げ加工後の状態を示す要部の斜視図である。 同上の照明器具の枠ユニットに光源ユニットを取り付けた状態を示す斜視図である。 同上の照明器具の枠ユニットに光源ユニットを取り付ける前の状態を示した斜視図である。 同上の照明器具の別の形態を示し、(a)は枠ユニットが本体ユニットから吊り下げられた状態の外観斜視図、(b)は要部の拡大図である。 同上の枠ユニットを示し、(a)は吊り下げ時の状態を示す一部破断した斜視図、(b)は取付状態を示す一部破断した斜視図である。 同上の枠ユニットを示し、(a)は吊り下げ時の状態を示す斜視図、(b)は取付状態を示す斜視図である。
以下、天井面(取付面)に直付けされる直付け照明器具に本発明の技術思想を適用した実施形態について図1〜図10を参照して説明する。以下では図6に示す向きにおいて上下方向を規定して説明するが、この方向は説明の便宜上定義するものであり、実際の取付方向が上記の方向に限定されるものではない。
本実施形態の照明器具は、図4〜図6に示すように、本体ユニット10と、光源ユニット20と、枠ユニット30と、透光性のパネル40とを備えている。
本体ユニット10は、本体11と、保持バネ12と、端子台13a,13bとを備える。
本体11は、金属板に曲げ加工を施すことによって形成される。本体11は、取付面(例えば天井面)100に固定される矩形の固定板11aと、固定板11aの周縁部から下方に突出する側板11bとで、下面が開口した扁平な四角箱状に形成されている。
固定板11aの下面(取付面100と反対側の表面)には、対向する2つの側板11bの近傍に、それぞれ2個ずつの保持バネ12が所定の間隔を開けて配置されている。保持バネ12は、弾性を有する金属の板部材を折り曲げ加工することによって形成され、枠ユニット30を保持するために用いられる。この保持バネ12は、図4及び図5に示すように、固定板11aに固定される中央片12aと、中央片12aの両端からそれぞれ枠ユニット30側に突出して、後述の取付金具34を両側から挟持する一対のバネ片12bとを備えている。
保持バネ12が近傍に配置された2つの側板11bのうち、一方の側板11bには、固定板11aと側板11bとの角部に貫通孔14が形成されている。貫通孔14が設けられた側板11bには、貫通孔14よりもやや下側にスリット15が形成されている。
固定板11aの下面には、外部電源(例えば商用電源)からの給電線(図示せず)が接続される電源用の端子台13bと、外部から調光信号を入力するための調光信号線(図示せず)が接続される端子台13aが取り付けられている。固定板11aには、端子台13aの近傍に通線用の孔16aが設けられ、端子台13bの近傍に通線用の孔16bが設けられている。而して、外部から孔16bを通して本体11の内側に導入された給電線が端子台13bに接続され、孔16aを通して本体11の内側に導入された調光信号線が端子台13aに接続されるようになっている。また固定板11aには、本体11を天井面に固定するネジを通すための孔17が複数箇所に設けられている。尚、図4では孔17が1箇所のみ図示されている。
光源ユニット20は、反射部材21と、4組のLEDモジュール22と、点灯装置27とを備える。
反射部材21は、金属板に曲げ加工を施すことによって形成される。反射部材21は、図7、図8及び図10に示すように、矩形の天板21aと、天板21aの対向2辺から突出する板片を折り曲げることによって形成された側板21bと、天板21aの別の対向2辺から突出する板片を折り曲げることによって形成された側板21cとで、下面が開口した扁平な四角箱状に形成されている。また側板21bの先端部を外側に折り曲げることによって細幅の外鍔21dが形成され、側板21cの先端部を外側に折り曲げることによって外鍔21dと同じ幅の外鍔21eが形成されている。側板21bの両端面には、図8(a)に示すように三角形状の突起21fが2個ずつ設けられている。各々の突起21fには、組立状態において上下方向に沿って延びるスリット21gが形成されている。一方、側板21cの両端部には、組立状態において側板21bよりも外側まで張り出す耳片21hが設けられ、各々の耳片21hには、突起21fがそれぞれ挿入される孔21iが形成されている。
反射部材21の組立時には、先ず側板21cとなる板片の先端部を外側に略直角に折り曲げて外鍔21eを形成する。次に天板21aの対向2辺から突出する板片(側板21bとなる板片)を折り曲げるとともに、天板21aの別の対向2辺から突出する板片(側板21cとなる板片)を折り曲げて、突起21fを対応する孔21iに挿入させる(図8(a)参照)。この状態から、孔21iを通して側板21cの反対側に突出する突起21fの部位を、耳片21hと反対側に折り曲げると、図8(b)に示すように、突起21fによって側板21cが側板21bの端面に押し付けられ、反射部材21が箱型に形成される。最後に、側板21bの先端部を外側に略直角に折り曲げて外鍔21dを形成する。ここで、突起21fの曲げ部にはスリット21gが形成されており、スリット21gが形成された部位の強度が小さくなっているので、スリット21gの両側部で突起21fが折り曲げられることになり、突起21fを略同じ場所で折り曲げることができる。また、側板21cに設けられた外鍔21eには、側板21bに設けられた外鍔21dと重なる部位に段部21jが設けられ、この段部21jが外鍔21dの上側に重ねて配置されるので、上下方向から見て外鍔21dと外鍔21eとの間の隙間を塞ぐことができる。外鍔21eと段部21jとの段差は、外鍔21dの厚み寸法と略同じ寸法に設定されており、段部21jは外鍔21dの上側に重なっているので、外鍔21dの下面と外鍔21eの下面はほぼ面一になる。また、孔21iは、組立状態における上下方向の両側部に比べ中間部の幅が広めに形成されているので、折り曲げ時に突起21fの先端が孔21i内に入り込みやすくなっている。
反射部材21の内面は光の反射率を高めるために白色塗装が施されており、LEDモジュール22からの照射光のうち、反射部材21側に照射された光を反射部材21が反射することで、反射部材21の開口部を通して前方に照射される光量を増やしている。尚、反射部材21はカラー鋼板を折り曲げ加工することによって形成されてもよく、その場合は塗装の必要は無い。
反射部材21の天板21aの内面(下面)には、4セットのLEDモジュール22が縦横に2セットずつ並べて配列されている。各々のLEDモジュール22は、基板24と、反射シート25と、集合レンズ26とで構成される(図7参照)。
基板24には、複数個のLED23と、コネクタ29が実装されている。尚、基板24には、最大の光出力を得るために必要な個数のLED23を実装可能な回路配線がプリント配線技術を用いて形成されているが、照明器具の定格出力に合わせて必要な個数のLED23が実装されていればよい。
反射シート25は基板24の下面に貼り付けられている。反射シート25の下面は、光の反射率を高めるために白色に形成されている。反射シート25において、LED23及びコネクタ29にそれぞれ対応する位置には、LED23及びコネクタ29をそれぞれ露出させるための孔25aが複数個形成されている。
集合レンズ26は、透光性の高い合成樹脂(例えばシリコーン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂など)の成型品からなり、複数あるLED23の各々に対応して設けられた複数のレンズ部26aを一体化したシート状に形成されている。
このLEDモジュール22は、反射シート25が貼り付けられた基板24と、集合レンズ26とを重ねた状態で、反射部材21にネジ止めされている。
点灯装置27は、矩形の金属板からなる底板27bとカバー27cとで構成されるケース27aの内部に、点灯回路が形成された回路基板27dを収納して構成される。
回路基板27dには、入力用のコネクタ27eと、出力用のコネクタ27fとが実装されている。本体11に取り付けられた端子台13a,13bと入力用のコネクタ27eとの間は電線(図示せず)を介して電気的に接続されており、点灯回路に電源が供給されるとともに、調光信号が入力される。出力用のコネクタ27fには、LEDモジュール22のコネクタ29との間をつなぐ出力線(図示せず)が接続されている。複数のLEDモジュール22は点灯回路の出力端間に直列接続されており、点灯回路からの供給電力によって各LEDモジュール22が点灯する。尚、複数のLEDモジュール22は点灯回路の出力端間に並列接続されていてもよく、照明器具の仕様に合わせて適宜変更が可能である。
点灯装置27は、底板27bが側板21cと並行し、且つ、底板27bと側板21cとの間に所定の隙間を開けた状態で、取付金具27gを用いて反射部材21の上面に取り付けられている。光源ユニット20が枠ユニット30に取り付けられた状態では、点灯装置27は、後述する枠体31の側部31bと立ち上げ部31cの間に配置される。
パネル40は、透光性を有する合成樹脂(例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂)により矩形板状に形成されており、後述する枠部31aの上側に載置されている。パネル40は乳白色に形成されて拡散性を有しているため、パネル40の内面は平滑な平面に形成されているが、パネル40の内面をプリズム形状としてもよい。
枠ユニット30は、枠体31と、反射部材21を枠体31に取り付けるための押さえ金具32及び固定金具33と、保持バネ12が係止する取付金具34と、本体ユニット10から枠ユニット30を吊り下げるための吊り金具35とを備える。枠ユニット30は、パネル40と光源ユニット20とを保持し、取付金具34を保持バネ12に係止させることによって本体ユニット10に取り付けられる。また、取付金具34が保持バネ12から外された状態では、吊り金具35が本体11の貫通孔14に係止することによって、本体11から枠ユニット30が吊り下げられた状態となる(図1(a)(b)参照)。この状態を仮吊り状態といい、仮吊り状態において、枠ユニット30は吊り金具35と貫通孔14との係止部位を中心に回転自在に支持されている。尚、図1では取付金具34や端子台13a,13bの図示を省略している。
枠体31は、金属材料に曲げ加工を施して形成された4つの枠部材を例えば溶接接合することで四角い枠形に形成されている。枠体31は、パネル40を露出させるための四角い孔31dが中央に開口した枠部31aと、枠部31aの外縁から上側に突出する側部31bとを備えている。
枠部31aの上面には、枠部材の端部を折り曲げることによって、上向きに突出する立ち上げ部31cが4つ設けられている。4つの立ち上げ部31cの各々は、枠部31aの孔31d側の端縁から所定の幅だけ離して設けられ、孔31d側の端縁に沿って延びている。4つの立ち上げ部31cの各々には横長のスリット31eが長手方向中央部に形成されている。4つの立ち上げ部31cは、上下方向から見て正方形の各辺を為すように配置されており、4つの立ち上げ部31cで囲まれる領域にパネル40が上側から嵌め込まれる。
4つの立ち上げ部31cのうち、後述する吊り金具35が取り付けられた側部31bの近傍にある立ち上げ部31cには、押さえ金具32が取り付けられている。押さえ金具32は金属板に曲げ加工を施すことによって形成され、下側縁の一部を略直角に折り曲げることで係止片32aが形成されている。また、押さえ金具32の上下方向中間部を係止片32aと反対側に切り起こすことによって、先端が下側を向くL字形の引掛片32bが形成されている。押さえ金具32は、係止片32aを孔31d側に向け、引掛片32bを立ち上げ部31cの上端部に引っ掛けた状態で、立ち上げ部31cの側面(孔31d側の側面)に当接しており、この状態で立ち上げ部31cにネジ止めされる。押さえ金具32の係止片32aは、4つの立ち上げ部31cで囲まれる領域に嵌め込まれたパネル40の上側まで延びているので、係止片32によってパネル40の抜け止めが行われる。本実施形態では1つの立ち上げ部31cのみに押さえ金具32が取り付けられているが、他の3つの立ち上げ部31cに、パネル40の抜け止めを行うための押さえ金具が取り付けられていてもよい。
4つの立ち上げ部31cのうち、押さえ金具32が取り付けられた立ち上げ部31cと、孔31dを挟んで対向する立ち上げ部31cには、固定金具33が取り付けられている。固定金具33は、細長い金属板に曲げ加工を施すことによって形成される。固定金具33は、中央片33aと、中央片33aの長手方向一端側を略直角に折り曲げた横片33bと、中央片33aの長手方向他端側を横片33bと反対向きに略直角に折り曲げた係止片33cとを備えている。係止片33cの先端は、横片33b側に略直角に折り曲げられており、側方から見た形状がL形に形成されている。固定金具33は、立ち上げ部31cのスリット31eに係止片33cを通すことによって、係止片33cの角部とスリット31eの周縁部とが係止する部位を中心にして回転自在に立ち上げ部31cに取り付けられている。固定金具33の横片33bには、固定金具33が反射部材21を固定する位置に回転した状態で、反射部材21の上面に設けられたネジ孔21mに対応する部位に、ネジ36を通すための挿通孔33dが設けられている。
四方の側部31bのうち、枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられた状態で貫通孔14及びスリット15が設けられた側板11bと対向する側部31bには、枠ユニット30を本体ユニット10から吊り下げるための吊り金具35が取り付けられる。吊り金具35は、弾性係数が比較的小さい金属板を折り曲げることによって形成される。吊り金具35は、図3(a)、図5及び図9に示すように、側部31bの内面に沿って配置される矩形の中央片35aと、中央片35aの下辺から延長する部位を直角に折り曲げて形成された側面視L形の固定片35bと、中央片35aの上辺の左右両側部から延長する部位を斜め下向きに折り曲げて形成された側面視L形のフック35cを備える。ここで、側部31bと枠部31aと立ち上げ部31cの内側面に沿わせて吊り金具35は配置され、固定片35bを立ち上げ部31cに例えばネジで固定することによって、吊り金具35が枠体31に固定される。この状態ではフック35cが側部31bの上端付近から斜め下向きに突出しており、枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられた場合、フック35cは、本体11の貫通孔14内に挿入されている(図2及び図3(a)参照)。
枠部31aの上面において、吊り金具35で吊り下げられる側の端部、及び、それと反対側の端部の両方には、本体ユニット10に設けられた保持バネ12とそれぞれ対向する部位に取付金具34が配置されている。取付金具34は、弾性係数の小さい金属板を折り曲げ加工することによって形成され、側面から見てU字形に折り曲げられた脚部34aと、脚部34aの中央片から上側に突出する菱形の係止部34bを一体に備えている。取付金具34は、枠体31の側部31bと立ち上げ部31cの間に脚部34aが配置され、脚部34aの一方の脚片を立ち上げ部31cの内側面に当接させた状態で、例えばネジを用いて立ち上げ部31cにネジ止めされる。この状態で取付金具34の係止部34bは脚部34aの中央片から上側に突出している。
次に照明器具を組み立てる手順について説明する。尚、本体ユニット10には保持バネ12及び端子台13a,13bが取り付けられ、取付面(例えば天井面)100に取り付けられているものとする。光源ユニット20にはLEDモジュール22や点灯装置27が取り付けられ、LEDモジュール22と点灯装置27の間は配線で接続されているものとする。枠ユニット30には、押さえ金具32、固定金具33、取付金具34、吊り金具35などが取り付けられているものとし、パネル40及び光源ユニット20が取り付けられる前は、横片33bが略垂直に起立した状態となるように固定金具33を回転させている。
先ず、枠ユニット30に光源ユニット20を取り付ける作業について説明する。作業者は、押さえ金具32の係止片32aと枠部31aとの間にパネル40の端部が差し込まれるように、立ち上げ部31cで囲まれる領域にパネル40を斜め上側から差し込む。次に、作業者は、押さえ金具32の係止片32aとパネル40との間に外鍔21dが差し込まれるように、立ち上げ部31cで囲まれる領域に光源ユニット20を斜め上側から差し入れる。その後、作業者は、固定金具33を回転させて、固定金具33の横片33bを反射部材21の上面に重ね、挿通孔33dに通したネジ36をネジ孔21mにねじ込むことによって、光源ユニット20を枠ユニット30に取り付ける(図3(b)及び図9参照)。この取付状態では、四方に配置された立ち上げ部31cによって反射部材21の水平方向への移動が規制されるとともに、枠部31aの上面で反射部材21の下側への移動が規制され、係止片32aと固定金具33とで反射部材21の上側への移動が規制される。また、光源ユニット20はパネル40の上に載置されており、光源ユニット20の自重がパネル40に加わることで、光源ユニット20とパネル40との間の隙間を小さくしている。
次に、光源ユニット20が取り付けられた枠ユニット30を、天井面に取り付けられた本体ユニット10に取り付ける作業について説明する。作業者は、吊り金具35の位置が上側になるように枠ユニット30を持ち、枠ユニット30を本体ユニット10に近付けて、吊り金具35のフック35cを、本体11の側板11bに設けた貫通孔14内に挿入する。フック35cが貫通孔14内に挿入された状態で、作業者が枠ユニット30を下側に移動させると、フック35cが貫通孔14の端部に引っ掛かり、吊り金具35によって枠ユニット30が本体ユニット10から吊り下げられた状態(仮吊り状態)となる。この仮吊り状態で、作業者は、端子台13a,13bと点灯装置27のコネクタ27eとの間を電線(図示せず)で接続する。そして、作業者は、枠ユニット30の下部を本体ユニット10に近付けるように、フック35cと貫通孔14との係止部位を中心に枠ユニット30を回転させると、取付金具34の係止部34bの先端が、保持バネ12が備える一対のバネ片12bの間に挿入され、係止部34bによって一対のバネ片12bが互いに離れる方向に押し広げられる。この状態から作業者が枠ユニット30をさらに上側に押し込むと、一対のバネ片12bは、係止部34bの幅広部分を越えて、係止部34bの括れ部に係止するので、保持バネ12のバネ力によって枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられる。尚、枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられた状態では、吊り金具35のフック35cは、貫通孔14の端面よりも上側に位置し、フック35cと貫通孔14とは係止していない。
このようにして、枠ユニット30は、取付面100に固定された本体ユニット10に取り付けられる。光源ユニット20は、光源としてLEDを採用しており、LEDは蛍光灯や白熱球に比べて長寿命であるため、LEDモジュール22を交換する機会は減少すると考えられる。しかしながら、反射部材21とパネル40との隙間を通って、光源ユニット20とパネル40とで囲まれる空間に入り込んだ塵や埃や虫などがパネル40の内面に堆積すると、パネル40の内面が汚れるため、光源ユニット20を外してパネル40の内面を清掃する必要がある。
光源ユニット20を枠ユニット30から取り外すためには、先ず、本体ユニット10から枠ユニット30を外して、枠ユニット30を本体ユニット10から吊り下げた状態とする必要があり、この作業について以下に説明する。
枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられた状態で、作業者が枠ユニット30を下側に引っ張ると、係止部34bの幅広部分が一対のバネ片12bを押し、両バネ片12bを互いに離れる方向に撓ませる。この状態から作業者が枠ユニット30をさらに下側に引っ張ると、一対のバネ片12bが係止部34bの幅広部分を越え、係止部34bがバネ片12bの外に出る。枠ユニット30が下側に移動すると、フック35cが貫通孔14の端縁に引っ掛かる。フック35cと貫通孔14とが係止している状態で、作業者は、枠ユニット30の他端側を下側に移動させるように、フック35cと貫通孔14との係止部位を中心に枠ユニット30を回転させる。これにより、枠ユニット30は吊り金具35によって本体ユニット10から吊り下げられた状態となる(図1(a)(b)参照)。また、フック35cの先端の嵌合爪35dが、本体11の側板11bに設けられたスリット15内に挿入され、嵌合爪35dがスリット15の孔縁に当たることで、吊り金具35の上下方向への移動が規制される。
この状態で、作業者は、固定金具33と反射部材21とを結合するネジ36を外した後、光源ユニット20を枠ユニット30から斜め下向きに引き出ことにより、光源ユニット20を枠ユニット30から取り外すことができる。作業者は、パネル40の内面を清掃するなどのメンテナンス作業を行った後、立ち上げ部31cで囲まれる領域に光源ユニット20を斜め下側から差し入れる。作業者は、押さえ金具32の係止片32aとパネル40との間に外鍔21dを差し込んだ状態で、反射部材21の上面に固定金具33の横片33bを重ね、反射部材21と固定金具33をネジ36で結合する。光源ユニット20が枠ユニット30に取り付けられると、作業者は、枠ユニット30の下部を本体ユニット10に近付けるように、フック35cと貫通孔14との係止部位を中心に枠ユニット30を回転させる。この時、取付金具34の係止部34bの先端が、保持バネ12が備える一対のバネ片12bの間に挿入され、係止部34bによって一対のバネ片12bが互いに離れる方向に押し広げられる。この状態から作業者が枠ユニット30をさらに上側に押し込むと、一対のバネ片12bは、係止部34bの幅広部分を越えて、係止部34bの括れ部に係止するので、保持バネ12のバネ力によって枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられる。
本実施形態の照明器具は、以上説明したように、取付面100(天井)に取り付けられる本体11と、前面側が開口した箱形の反射部材21及び反射部材21の内側に配置されたLEDモジュール22を備える光源ユニット20と、光源ユニット20を保持して本体11に取り付けられる枠本体31とを備える。枠本体31は、光源ユニット20が取り付けられる枠部31aと、枠部31aの外周縁から取付面100側に突出する側部31bとを備える。側部31bは本体11よりも外側に位置し、枠本体31は本体11を覆うようにして本体11に取り付けられる。枠本体31の内側には、本体11から枠本体31を吊り下げる際に使用する吊り金具35が取り付けられ、吊り金具35には、本体11に設けられた貫通孔14に外側から引っ掛かるフック35cが、本体11側に向かって形成されている。
このように、吊り金具35のフック35cは本体11の貫通孔14に外側から引っ掛かるように設けられ、枠本体31の側部31bは本体11よりも外側に位置し、枠本体31は本体11を覆うようにして本体11に取り付けられている。したがって、光源ユニット20の周りには枠本体31の枠部31aしか現れず、枠が二重になっている場合に比べて枠部31aの幅を狭くでき、また枠部31aに切れ目ができないから、外観の意匠性が向上する。また本実施形態では、側部31bの上端が吊り金具35の上端よりも上側に位置しており、枠本体31が本体11に取り付けられた状態で、側部31bの上端と取付面100との間には僅かな隙間しかできないので、本体11の側板11bが外側から見えにくくなっており、外観の意匠性がさらに向上する。
また、枠本体31が本体11から吊り下げられた状態で、貫通孔14から本体11内に挿入されたフック35cの先端部には、外側に突出して本体11の縁に係止する嵌合爪35d(係止部)が設けられている。このように、嵌合爪35dが本体11の縁に係止することで、吊り金具35の上側への移動を制限することができ、枠本体31が本体11から外れにくくなる。
なお、本実施形態では本体11の縁が、本体11において貫通孔14よりも下側に設けられたスリット15の周縁部で構成されており、係止部たる嵌合爪35dがスリット15と嵌合している。これにより、枠体31の上下方向における移動量を、スリット15と嵌合爪35dとの隙間以内に制限することができ、枠本体31が本体11から外れにくくなる。
また本実施形態では、本体11には、外部電源からの給電線が接続される端子台13b(第1電線接続装置)が設けられる。光源ユニット20には、端子台13bに電線を介して接続されるコネクタ27e(第2電線接続装置)が設けられ、LEDモジュール22は端子台13b及びコネクタ27eを介して外部電源から電力の供給を受けている。端子台13bは、本体11において吊り金具35が引っ掛かる側に寄せて配置され、コネクタ27eは、光源ユニッ30において吊り金具35寄りに配置されている(図4参照)。
このように、本体ユニット10から枠ユニット30を吊り下げる際に使用される吊り金具35の近くに端子台13b及びコネクタ27eが配置されているから、本体ユニット10から枠ユニット30を吊り下げた状態でも端子台13bからコネクタ27eまでの距離があまり長くならず、したがって端子台13bとコネクタ27eとの間を接続する電線の線長を短くできる。よって、端子台13bとコネクタ27eとの間を接続する電線の余長を短くでき、本体ユニット10に枠ユニット30を取り付ける際に余長分が動きにくくなるから、余長分の線処理が不要になり、本体ユニット10と枠ユニット30の間で余長分を噛み込みにくくなる。
ところで、上記の実施形態では吊り金具35が枠本体31に固定されているが、吊り金具を上下方向において移動自在とする支持部を枠本体31が備えていてもよい。以下に、吊り金具を上下方向において移動自在とした照明器具の実施形態を図11〜図13に基づいて説明する。
図11〜図13に示す照明器具は、上述した図1〜図10に示す照明器具において、吊り金具35の代わりに、上下方向において移動自在となるように取り付けられる吊り金具37を備えている。尚、吊り金具37及び吊り金具37が引っ掛けられる本体11以外の構成は、図1〜図10に示す照明器具と同様の構成を有しているので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
吊り金具37は、弾性係数が比較的小さい金属板を折り曲げることによって形成される。吊り金具37は、矩形の中央片37aと、中央片37aの下辺の両端部からそれぞれ下側に突出する支持脚37b,37bと、中央片37aの上辺の中央付近からそれぞれ延長する部位を斜め下向きに折り曲げて形成された側面視L形のフック37c,37cを備える。また、吊り金具37には、フック37cの先端側を中央片37a側に斜めに折り曲げることによって嵌合爪37dが形成されている。各支持脚37bの下部の両側面には突起37eが形成されている。
吊り金具37を支持する支持部は、上述した取付金具34で構成されている。取付金具34の脚部34aは、係止部34bの付け根付近から、枠本体31の側板31bに対向配置される一方の脚片にかけて二股に分かれており、二股部分の間には溝35cが形成されている。
取付金具34は、図12(a)(b)に示すように、吊り金具37の支持脚37bが溝34c内に挿入された状態で、枠本体31に取り付けられている。吊り金具37は、支持脚37bの両側面が溝34cの端面にガイドされることによって、上下方向において移動自在となっている。吊り金具37の上下方向における移動範囲は所定の可動範囲に制限されている。吊り金具37が可動範囲の上限位置まで移動すると、支持脚37bの下部に設けられた突起37cが溝34cの縁に当たることによって、吊り金具37の上側への移動が制限される。吊り金具37が可動範囲の下限位置まで移動すると、中央片37aの下辺、すなわち両側にある支持脚37bの間の部位が、脚部34aの上面に当たることによって、吊り金具37の下側への移動が制限される。
また、図1〜図10に示す照明器具では本体11の固定板11aから側板11bにかけて貫通孔14が形成されているが、図11〜図13に示す照明器具では、側板11bのみに貫通孔14が形成され、スリット15は形成されていない。
この照明器具において枠ユニット30を本体ユニット10に着脱する作業について説明する。
先ず、光源ユニット20が取り付けられた枠ユニット30を、天井面に取り付けられた本体ユニット10に取り付ける作業について説明する。作業者は、吊り金具37の位置が上側になるように枠ユニット30を持ち、枠ユニット30を本体ユニット10に近付けて、吊り金具37のフック37cを、本体11の側板11bに設けた貫通孔14内に挿入する。フック37cが貫通孔14内に挿入された状態で、作業者が枠ユニット30を下側に移動させると、フック37cが貫通孔14の端部に引っ掛かり、吊り金具37によって枠ユニット30が本体ユニット10から吊り下げられた状態(仮吊り状態)となる。仮吊り状態では、枠ユニット30が自重によって下側へ移動するため、図12(a)及び図13(a)に示すように、吊り金具37が枠体11に対して相対的に上側へ移動した状態となり、突起37eが溝34cの縁に当たる上限位置まで吊り金具37が移動する。このように、仮吊り状態で吊り金具37が上限位置まで移動する場合は、吊り金具37が枠本体31に固定されている場合に比べて、枠ユニット30の位置が下がり、配線作業などの作業がやりやすくなる。また仮吊り状態では、図11(a)(b)に示すように、吊り金具37の嵌合爪37dが側板11bの下側の縁に引っ掛かることで、吊り金具37の上側への移動が制限される。
この仮吊り状態で、作業者は、端子台13a,13bと点灯装置27のコネクタ27eとの間を電線(図示せず)で接続する。そして、作業者は、枠ユニット30の下部を本体ユニット10に近付けるように、フック37cと貫通孔14との係止部位を中心に枠ユニット30を回転させると、取付金具34の係止部34bの先端が、保持バネ12が備える一対のバネ片12bの間に挿入され、係止部34bによって一対のバネ片12bが互いに離れる方向に押し広げられる。この状態から作業者が枠ユニット30をさらに上側に押し込むと、一対のバネ片12bは、係止部34bの幅広部分を越えて、係止部34bの括れ部に係止するので、保持バネ12のバネ力によって枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられる。
尚、枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられた状態では、フック37cと貫通孔14の縁部とが係止しておらず、図12(b)及び図13(b)に示すように、吊り金具37が自重によって下限位置まで移動している。吊り金具37が上限位置に留まっていると、枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられた状態で枠本体31と取付面との間に隙間ができ、その隙間から本体11の側板11bが見えてしまう可能性がある。それに対し、枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられた状態で吊り金具37が下限位置まで移動する場合は、枠本体31と取付面との間にできる隙間が小さくなるから、隙間を通して本体11の側板11bが見えにくくなり、外観の意匠性が向上する。
次に、枠ユニット30から本体ユニット10を取り外す作業について説明する。枠ユニット30が本体ユニット10に取り付けられた状態で、作業者が枠ユニット30を下側に引っ張ると、係止部34bの幅広部分が一対のバネ片12bを押し、両バネ片12bを互いに離れる方向に撓ませる。この状態から作業者が枠ユニット30をさらに下側に引っ張ると、一対のバネ片12bが係止部34bの幅広部分を越え、係止部34bがバネ片12bの外に出る。枠ユニット30が下側に移動すると、フック37cが貫通孔14の端縁に引っ掛かり、枠ユニット30の下側への移動に伴い、吊り金具37が上限位置まで移動する。フック37cと貫通孔14とが係止している状態で、作業者は、枠ユニット30の他端側を下側に移動させるように、フック37cと貫通孔14との係止部位を中心に枠ユニット30を回転させる。これにより、枠ユニット30は吊り金具37によって本体ユニット10から吊り下げられた状態となる(図11(a)(b)参照)。また、フック37cの先端の嵌合爪37dが側板11bの下辺に引っ掛かることで、吊り金具37の上側への移動が制限されるので、本体11から枠本体31が外れにくくなる。
このように、本実施形態の照明器具では、上下方向において所定の可動範囲内で吊り金具35を移動自在に支持する支持部(取付金具34)が枠本体11に設けられている。
これにより、本体ユニット10から枠ユニット30が吊り下げられた状態では、吊り金具が可動範囲内で移動することによって、本体ユニット10と枠ユニット30との間隔を広げることができ、枠ユニット30が吊り下げられた状態での作業がやりやすくなる。
尚、図11〜図13に示す照明器具において、吊り金具37のフック37cに設けた嵌合爪37dが嵌合するスリットを本体11の側板11bに設けてもよい。また、図1〜図10に示す照明器具において、本体11にスリットを設けず、吊り金具37のフック37cに設けた嵌合爪37dを側板11bの縁に係止させてもよい。
10 本体ユニット
11 本体
13b 端子台(第1電線接続装置)
14 貫通孔
15 スリット
20 光源ユニット
21 反射部材
22 LEDモジュール
27e コネクタ(第2電線接続装置)
30 枠ユニット
31 枠本体
31a 枠部
31b 側部
34 取付金具(支持部)
34a 脚部
34b 係止部
34c 溝
35,37 吊り金具
35c,37c フック
35d,37d 嵌合爪(係止部)
37a 中央片
37b 支持脚
37e 突起

Claims (4)

  1. 取付面に取り付けられる本体と、
    前面側が開口した箱形の反射部材及び前記反射部材の内側に配置されたLEDモジュールを備える光源ユニットと、
    前記光源ユニットを保持して前記本体に取り付けられる枠本体とを備え、
    前記枠本体は、前記光源ユニットが取り付けられる枠部と、前記枠部の外周縁から取付面側に突出する側部とを備え、
    前記側部は前記本体よりも外側に位置し、前記枠本体は前記本体を覆うようにして前記本体に取り付けられており
    前記枠本体の内側には、前記本体から前記枠本体を吊り下げる際に使用する吊り金具が取り付けられており
    前記吊り金具には、前記本体に設けられた貫通孔に外側から引っ掛かるフックが、前記本体側に向かって形成されており、
    前記枠本体が前記本体から吊り下げられた状態で、前記貫通孔から前記本体内に挿入された前記フックの先端部には、外側に突出して前記本体の縁に係止する係止部が設けられたことを特徴とする照明器具。
  2. 前記本体の縁とは、前記本体において前記貫通孔よりも下側に設けられたスリットの周縁部であり、
    前記係止部は前記スリットと嵌合することを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 上下方向において所定の可動範囲内で前記吊り金具を移動自在に支持する支持部が前記枠本体に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記本体には、外部電源からの給電線が接続される第1電線接続装置が設けられ、
    前記光源ユニットには、前記第1電線接続装置に電線を介して接続される第2電線接続装置が設けられ、前記LEDモジュールは前記第1電線接続装置及び前記第2電線接続装置を介して外部電源から電力の供給を受けており、
    前記第1電線接続装置は、前記本体において前記吊り金具が引っ掛かる側に寄せて配置され、
    前記第2電線接続装置は、前記光源ユニットにおいて前記吊り金具寄りに配置されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の照明器具。
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