JPS6234853Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234853Y2 JPS6234853Y2 JP11794181U JP11794181U JPS6234853Y2 JP S6234853 Y2 JPS6234853 Y2 JP S6234853Y2 JP 11794181 U JP11794181 U JP 11794181U JP 11794181 U JP11794181 U JP 11794181U JP S6234853 Y2 JPS6234853 Y2 JP S6234853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- opening
- rear combination
- trunk
- reinforcing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000007767 bonding agent Substances 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
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- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、特に自動車用リヤコンビネーシヨ
ンランプ(テールランプ、ウインカーランプ等に
より構成されている。)の、冬期における雪付着
を防止する装置に関するものである。
ンランプ(テールランプ、ウインカーランプ等に
より構成されている。)の、冬期における雪付着
を防止する装置に関するものである。
寒冷地の雪道走行において、従来、リヤコンビ
ネーシヨンランプに雪が付着し、後方車両からブ
レーキ、ウインカーランプ等の作動確認が困難と
なる場合があつた。
ネーシヨンランプに雪が付着し、後方車両からブ
レーキ、ウインカーランプ等の作動確認が困難と
なる場合があつた。
この考案は上記不具合に鑑み、車両室内の熱を
ダクトによりリヤコンビネーシヨンランプに吹き
付けることにより、リヤコンビネーシヨンランプ
に付着した雪を溶かし、後続車両からのリヤコン
ビネーシヨンランプの視認性を向上させる装置を
提供することを目的とする。
ダクトによりリヤコンビネーシヨンランプに吹き
付けることにより、リヤコンビネーシヨンランプ
に付着した雪を溶かし、後続車両からのリヤコン
ビネーシヨンランプの視認性を向上させる装置を
提供することを目的とする。
次にこの考案を、実施例を示す図面に基づいて
説明する。第1図、第2図は第1実施例を示し、
第1図は自動車のトランク室を開放し、後方から
見た図である。第1図及び第2図においてトラン
クフード1の裏面にはハツト型断面の補強部材2
がV字状に配設されていて、トランクフード1と
の間にダクト8を形成している。ダクト8の後端
8a,8aはトランクフード1を閉じた場合にコ
ンビネーシヨンランプ3,3の上方に開口する位
置にある。一方、補強部材2の前端の底面には開
口穴8bが設けられていて、この開口穴8bはト
ランクフード1を閉じた場合、リヤシート後方か
らトランクルームに向けて配設されたダクト4の
後端開口部4aと整合する。この後端開口部4a
にはシール部材5が取り付けられ(第3図に拡大
して示す)上記補強部材開口穴8bとダクト4の
後端開口部4aが整合した場合の気密保持の役目
を負つている。トランクフード1と補強部材2と
の気密性を保持するため、第4図に示すように、
補強部材2はそのフランジ部に塗布した接合剤7
を介してトランクフード1に接着されている。第
5図は、トランクフード1と補強部材2とにより
構成されるダクト8の、リヤコンビネーシヨンラ
ンプ3上方の開口部拡大図であり、第5図に示す
ようにトランクフード1側の端部には、開口部を
塞ぐように、主としてゴム製の可撓部材6が設け
られている。
説明する。第1図、第2図は第1実施例を示し、
第1図は自動車のトランク室を開放し、後方から
見た図である。第1図及び第2図においてトラン
クフード1の裏面にはハツト型断面の補強部材2
がV字状に配設されていて、トランクフード1と
の間にダクト8を形成している。ダクト8の後端
8a,8aはトランクフード1を閉じた場合にコ
ンビネーシヨンランプ3,3の上方に開口する位
置にある。一方、補強部材2の前端の底面には開
口穴8bが設けられていて、この開口穴8bはト
ランクフード1を閉じた場合、リヤシート後方か
らトランクルームに向けて配設されたダクト4の
後端開口部4aと整合する。この後端開口部4a
にはシール部材5が取り付けられ(第3図に拡大
して示す)上記補強部材開口穴8bとダクト4の
後端開口部4aが整合した場合の気密保持の役目
を負つている。トランクフード1と補強部材2と
の気密性を保持するため、第4図に示すように、
補強部材2はそのフランジ部に塗布した接合剤7
を介してトランクフード1に接着されている。第
5図は、トランクフード1と補強部材2とにより
構成されるダクト8の、リヤコンビネーシヨンラ
ンプ3上方の開口部拡大図であり、第5図に示す
ようにトランクフード1側の端部には、開口部を
塞ぐように、主としてゴム製の可撓部材6が設け
られている。
次にこの考案の第1実施例の作用を説明する
と、第2図において、暖房による車両室内の暖風
Aは、リヤシート後方に設けられたダクト4を通
過し、補強部材2の開口穴8bよりダクト8内に
流入する。この際、シール部材5により開口穴8
bへの連接部の気密が保持されているので暖風が
漏れることはない。暖風Cはダクト8の開口側8
a,8aへ流れ、開口端の可撓部材6を押し曲
げ、コンビネーシヨンランプ3,3に吹きつけら
れ、コンビネーシヨンランプ3,3に付着してい
る雪を溶かすことができる。可撓部材6は暖風に
より容易に曲げられ、通常は、下方(外部)から
の水等の侵入を防ぐ役割を果している。このよう
に車両室内の暖い空気を、リヤコンビネーシヨン
ランプに吹きつける作用は同時に、室内換気が良
くなるという二次的効果をも生じるものである。
と、第2図において、暖房による車両室内の暖風
Aは、リヤシート後方に設けられたダクト4を通
過し、補強部材2の開口穴8bよりダクト8内に
流入する。この際、シール部材5により開口穴8
bへの連接部の気密が保持されているので暖風が
漏れることはない。暖風Cはダクト8の開口側8
a,8aへ流れ、開口端の可撓部材6を押し曲
げ、コンビネーシヨンランプ3,3に吹きつけら
れ、コンビネーシヨンランプ3,3に付着してい
る雪を溶かすことができる。可撓部材6は暖風に
より容易に曲げられ、通常は、下方(外部)から
の水等の侵入を防ぐ役割を果している。このよう
に車両室内の暖い空気を、リヤコンビネーシヨン
ランプに吹きつける作用は同時に、室内換気が良
くなるという二次的効果をも生じるものである。
次に第6図にこの考案の第2実施例を示す。第
6図において、リヤシート後方のダクト4入口部
中央付近には、室内の暖風を強制的に吸引し、外
方へ吹き出す電動フアン9が設けられている。そ
の他の構造は第1実施例の場合と同様である。第
2実施例の場合には、強制的に任意の時に、暖風
をコンビネーシヨンランプに吹き付けることがで
き、しかも、短時間の雪を溶かすことができ、強
制換気用フアンとしても利用できるものである。
6図において、リヤシート後方のダクト4入口部
中央付近には、室内の暖風を強制的に吸引し、外
方へ吹き出す電動フアン9が設けられている。そ
の他の構造は第1実施例の場合と同様である。第
2実施例の場合には、強制的に任意の時に、暖風
をコンビネーシヨンランプに吹き付けることがで
き、しかも、短時間の雪を溶かすことができ、強
制換気用フアンとしても利用できるものである。
次に第7図にこの考案の第3実施例を示す。第
7図において、車両室内前方に取り付けられてい
るヒーターフアン10には、ヒーター用ダクト1
1が連設され、ヒーター用ダクト11はリヤシー
ト後方まで車両室内底部を延設され、リヤシート
後方のダクト4に連設されている。ダクト4後方
の構造は第1実施例とほぼ同様である。第1実施
例及び第2実施例は車両室内の暖気を取り出し、
リヤコンビネーシヨンランプに吹きつけていた
が、第3実施例は、現在車両に取り付けられてい
るヒーターフアン10を利用して、ヒーターのダ
クト11を延長しリヤダクト4に接続することに
より、ヒーターの熱風をリヤコンビネーシヨンラ
ンプに吹き付け、強制的に雪を溶かそうとするも
のである。従つて、第1実施例及び第2実施例に
比し、吹き付ける熱風の熱量が大であり、急速に
リヤコンビネーシヨンランプに付着している雪を
溶かすことができる。
7図において、車両室内前方に取り付けられてい
るヒーターフアン10には、ヒーター用ダクト1
1が連設され、ヒーター用ダクト11はリヤシー
ト後方まで車両室内底部を延設され、リヤシート
後方のダクト4に連設されている。ダクト4後方
の構造は第1実施例とほぼ同様である。第1実施
例及び第2実施例は車両室内の暖気を取り出し、
リヤコンビネーシヨンランプに吹きつけていた
が、第3実施例は、現在車両に取り付けられてい
るヒーターフアン10を利用して、ヒーターのダ
クト11を延長しリヤダクト4に接続することに
より、ヒーターの熱風をリヤコンビネーシヨンラ
ンプに吹き付け、強制的に雪を溶かそうとするも
のである。従つて、第1実施例及び第2実施例に
比し、吹き付ける熱風の熱量が大であり、急速に
リヤコンビネーシヨンランプに付着している雪を
溶かすことができる。
以上のようにこの考案は、トランクフードの補
強部材を利用してダクトを配設し、該ダクトの一
方の開口部を車両室内に設けるとともに、他方の
開口部をリヤコンビネーシヨンランプ上部に設け
て、暖風をリヤコンビネーシヨンランプに吹き付
け、リヤコンビネーシヨンランプに付いた雪を溶
かそうとするものであり、リヤコンビネーシヨン
ランプの後方よりの視認性を向上させる効果とと
もに、車両室内の換気を良好にする効果を発揮す
る。
強部材を利用してダクトを配設し、該ダクトの一
方の開口部を車両室内に設けるとともに、他方の
開口部をリヤコンビネーシヨンランプ上部に設け
て、暖風をリヤコンビネーシヨンランプに吹き付
け、リヤコンビネーシヨンランプに付いた雪を溶
かそうとするものであり、リヤコンビネーシヨン
ランプの後方よりの視認性を向上させる効果とと
もに、車両室内の換気を良好にする効果を発揮す
る。
第1図はトランク室を開放し、後方から見た図
であり、第2図はトランク室の側面断面図を示
す。第3図はダクト先端部の部分拡大図であり、
第4図は第2図におけるA−A′線拡大断面図を
示す。第5図はトランクフード後部拡大断面図を
示す。第6図はこの考案の第2実施例におけるト
ランク室の側面断面図を示す。第7図はこの考案
の第3実施例における車両側面断面図を示す。 1……トランクフード、2……補強部材、3…
…リヤコンビネーシヨンランプ、4,8……ダク
ト、5……シール部材、6……可撓部材、7……
接着剤、9……電動フアン、10……ヒーターフ
アン、11……ヒーター用ダクト。
であり、第2図はトランク室の側面断面図を示
す。第3図はダクト先端部の部分拡大図であり、
第4図は第2図におけるA−A′線拡大断面図を
示す。第5図はトランクフード後部拡大断面図を
示す。第6図はこの考案の第2実施例におけるト
ランク室の側面断面図を示す。第7図はこの考案
の第3実施例における車両側面断面図を示す。 1……トランクフード、2……補強部材、3…
…リヤコンビネーシヨンランプ、4,8……ダク
ト、5……シール部材、6……可撓部材、7……
接着剤、9……電動フアン、10……ヒーターフ
アン、11……ヒーター用ダクト。
Claims (1)
- トランクフードとその内面に取りつけた補強部
材とによりダクトをトランクフードに配設し、該
ダクトの一方の開口部を車両室内に連通し、他方
の開口部をリヤコンビネーシヨンランプ上部に設
けたことを特徴とするリヤコンビネーシヨンラン
プの雪付着防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11794181U JPS5823760U (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | リヤコンビネ−シヨンランプの雪付着防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11794181U JPS5823760U (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | リヤコンビネ−シヨンランプの雪付着防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823760U JPS5823760U (ja) | 1983-02-15 |
JPS6234853Y2 true JPS6234853Y2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=29912090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11794181U Granted JPS5823760U (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | リヤコンビネ−シヨンランプの雪付着防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823760U (ja) |
-
1981
- 1981-08-07 JP JP11794181U patent/JPS5823760U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5823760U (ja) | 1983-02-15 |
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