JPS62347A - シ−ト状発熱体 - Google Patents
シ−ト状発熱体Info
- Publication number
- JPS62347A JPS62347A JP13880985A JP13880985A JPS62347A JP S62347 A JPS62347 A JP S62347A JP 13880985 A JP13880985 A JP 13880985A JP 13880985 A JP13880985 A JP 13880985A JP S62347 A JPS62347 A JP S62347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- heating element
- breathable
- heating
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、空気の存在下で発熱する発熱剤を袋に収容し
た発熱体に関するものであり、更に詳しくはその発熱剤
の袋内での移動や偏在をなくしたシート状発熱体に関す
るものである。
た発熱体に関するものであり、更に詳しくはその発熱剤
の袋内での移動や偏在をなくしたシート状発熱体に関す
るものである。
金属粉、水、保水剤及び酸化促進剤等からなる発熱剤は
、点火を必要とせず空気(酸素)と接触するだけで簡便
に発熱する。近年、通気孔を有する袋に該発熱剤を収納
した発熱体が使い捨てカイロとして普及している。この
公知の発熱体は、表面に適当な通気孔を設けた非通気性
材質の袋(以下内袋という)に発熱剤を収納し、これを
非通気性フィルムよりなるもう一枚の袋(以下外袋とい
う)に収納したもので、使用時この外袋より取り出して
用いられる。このようなタイプの発熱体は一般に工業的
生産性が良く、又使用時の簡便性等のため使い捨て力1
口の主流として市販されていることもよく知られている
。
、点火を必要とせず空気(酸素)と接触するだけで簡便
に発熱する。近年、通気孔を有する袋に該発熱剤を収納
した発熱体が使い捨てカイロとして普及している。この
公知の発熱体は、表面に適当な通気孔を設けた非通気性
材質の袋(以下内袋という)に発熱剤を収納し、これを
非通気性フィルムよりなるもう一枚の袋(以下外袋とい
う)に収納したもので、使用時この外袋より取り出して
用いられる。このようなタイプの発熱体は一般に工業的
生産性が良く、又使用時の簡便性等のため使い捨て力1
口の主流として市販されていることもよく知られている
。
しかし、これら通常市販の発熱体は、使用中に発熱剤が
袋内で移動したり、偏りを生じたりするため、体部への
装着性を著しく低下させ、異和感を生じるばかりでな(
、発熱も局部的となって所望の発熱特性が得られなくな
る等の不都合があうな。
袋内で移動したり、偏りを生じたりするため、体部への
装着性を著しく低下させ、異和感を生じるばかりでな(
、発熱も局部的となって所望の発熱特性が得られなくな
る等の不都合があうな。
このような不都合を改良するための公知の方法としては
、多数の空隙を有する保持材の空隙に発熱組成物を充填
して内袋材で被覆する方法(実開昭56−82450.
実開昭59−12180)や、内袋を複数の小袋集合体
又は仕切小室集合体とし、その中に発熱剤を収納する方
法(実開昭58−117628゜実開昭58−1827
26)等がある。
、多数の空隙を有する保持材の空隙に発熱組成物を充填
して内袋材で被覆する方法(実開昭56−82450.
実開昭59−12180)や、内袋を複数の小袋集合体
又は仕切小室集合体とし、その中に発熱剤を収納する方
法(実開昭58−117628゜実開昭58−1827
26)等がある。
しかし、これらの方法では、製造工程が複雑となり又高
度な製造技術を必要とするので工業的に不利であるのみ
ならず発熱体としても使用中袋内での発熱剤の移動防止
が不充分で、装着感を充分向上させたとは云い難い。
度な製造技術を必要とするので工業的に不利であるのみ
ならず発熱体としても使用中袋内での発熱剤の移動防止
が不充分で、装着感を充分向上させたとは云い難い。
本発明者らは前記問題点を解決すべく鋭意検討した結果
、意外にも発熱剤を包袋内面に接着させてシート状にす
ることによりて従来にない効果を発揮することを見出し
、本発明を完成するCζ至ったものである。
、意外にも発熱剤を包袋内面に接着させてシート状にす
ることによりて従来にない効果を発揮することを見出し
、本発明を完成するCζ至ったものである。
すなわち、本発明は少なくとも一部が通気性を有する包
袋の内面に、空気の存在下で発熱する発熱剤を接着させ
てシート状にすることを特徴とするシート状発熱体を提
供するものである。本発明のシート状発熱体によれば、
発熱体の包袋内での移動・偏差が解消され、発熱分布が
均一となりかつ使用時の装着感が著しく高められた。こ
れは発熱体をシート状にすることによってはじめて達せ
られるものである。
袋の内面に、空気の存在下で発熱する発熱剤を接着させ
てシート状にすることを特徴とするシート状発熱体を提
供するものである。本発明のシート状発熱体によれば、
発熱体の包袋内での移動・偏差が解消され、発熱分布が
均一となりかつ使用時の装着感が著しく高められた。こ
れは発熱体をシート状にすることによってはじめて達せ
られるものである。
本発明に用いられる発熱剤は、好ましくは空気の存在下
に発熱する発熱剤であってよく、たとえば、(a)鉄粉
等の金属粉末、水、塩化ナトリウム等の酸化助剤および
木粉、ヒル石、活性炭等の保水剤を主成分とする組成物
、(blアルカリ金属硫化物、多硫化物1.またはこれ
らの含水塩および炭素質および/または炭化鉄を主成分
とする組成物等である。
に発熱する発熱剤であってよく、たとえば、(a)鉄粉
等の金属粉末、水、塩化ナトリウム等の酸化助剤および
木粉、ヒル石、活性炭等の保水剤を主成分とする組成物
、(blアルカリ金属硫化物、多硫化物1.またはこれ
らの含水塩および炭素質および/または炭化鉄を主成分
とする組成物等である。
発熱剤を包袋内面に接着するための接着剤としては各種
ホットメルト型接着剤、感圧型接着剤あるいはゴム系接
着剤、熱可塑性または熱硬化性樹脂系接着剤、これらの
合成樹脂混合接着剤等が挙げられる。
ホットメルト型接着剤、感圧型接着剤あるいはゴム系接
着剤、熱可塑性または熱硬化性樹脂系接着剤、これらの
合成樹脂混合接着剤等が挙げられる。
これらの選択に際しては、包材の材質、発熱剤との混合
性および接着方法等を考慮して選択されるが、非溶剤型
接着剤としてエチレン酢酸ビニル共重合体粉末、ポリエ
チレン粉末、ポリプロピレン粉末またはポリスチレン粉
末等の低融点の熱可塑性樹脂粉末類が好ましく、溶液ま
たはエマルジ、aン型接着剤あるいは粘稠液形の接着剤
としてはエチレン酢酸ビニル共重合樹脂系またはアクリ
ル共重合樹脂系接着剤等のエマルジーン水溶性型接着剤
、またはポリクロロプレン樹脂系またはポリウレタン樹
脂系接着剤等の溶液もしくは粘稠液が好ましく、それら
の性状としては濃度が高く粘性の高い接着剤が都合良い
。特に好ましくはエチレン酢酸ビニル共重合樹脂の粉末
またはエマルジ楓ン水溶液である。
性および接着方法等を考慮して選択されるが、非溶剤型
接着剤としてエチレン酢酸ビニル共重合体粉末、ポリエ
チレン粉末、ポリプロピレン粉末またはポリスチレン粉
末等の低融点の熱可塑性樹脂粉末類が好ましく、溶液ま
たはエマルジ、aン型接着剤あるいは粘稠液形の接着剤
としてはエチレン酢酸ビニル共重合樹脂系またはアクリ
ル共重合樹脂系接着剤等のエマルジーン水溶性型接着剤
、またはポリクロロプレン樹脂系またはポリウレタン樹
脂系接着剤等の溶液もしくは粘稠液が好ましく、それら
の性状としては濃度が高く粘性の高い接着剤が都合良い
。特に好ましくはエチレン酢酸ビニル共重合樹脂の粉末
またはエマルジ楓ン水溶液である。
発熱剤を収納する包材は、例えば二枚のジ−トノ端部を
ヒートシールして合わせたもので、好ましくは袋状であ
って、少なくともその片面の一部が通気性を有し、そこ
から大気が導入されて発熱剤が発熱する。好ましくは、
該包材は身体部に接する片面(非通気性包袋部)を非通
気性とし、該包材と対面する片面(通気性包袋部)を通
気性とする。包材はポリエチレンフィルム、ポリプロピ
レン74ルム、ポリエステルフィルム等の各種プラスチ
ックフィルム並びに発泡状シート類、微細連続気孔シー
ト類、アルミ箔類、および不織布類等から選ばれ、それ
ぞれの目的に適合するよう単独または積層して使用され
る。
ヒートシールして合わせたもので、好ましくは袋状であ
って、少なくともその片面の一部が通気性を有し、そこ
から大気が導入されて発熱剤が発熱する。好ましくは、
該包材は身体部に接する片面(非通気性包袋部)を非通
気性とし、該包材と対面する片面(通気性包袋部)を通
気性とする。包材はポリエチレンフィルム、ポリプロピ
レン74ルム、ポリエステルフィルム等の各種プラスチ
ックフィルム並びに発泡状シート類、微細連続気孔シー
ト類、アルミ箔類、および不織布類等から選ばれ、それ
ぞれの目的に適合するよう単独または積層して使用され
る。
通気性包袋部に用いられる包材は、通気性およびヒート
シール性を有し、発熱剤を外部へ洩らさないことが必要
で、柔軟性、良好な感触および保温性のあるものが好ま
しい。一般には、不織布類、微細連続気孔シート類また
は連続発泡プラスチック類等と、プラスチックフィルム
とを積層して通気量調節のための微細孔を穿孔したもの
を用いるか、もしくは穿孔加工等を施した有孔プラスチ
ックフィルムとの積層体等が用いられ、又、 所望の部
分に熱融着を施す等の方法で通気量が調Cされた熱可塑
性の柔軟な微細連続気孔シート類又は連続発泡シート類
等も用いられる。
シール性を有し、発熱剤を外部へ洩らさないことが必要
で、柔軟性、良好な感触および保温性のあるものが好ま
しい。一般には、不織布類、微細連続気孔シート類また
は連続発泡プラスチック類等と、プラスチックフィルム
とを積層して通気量調節のための微細孔を穿孔したもの
を用いるか、もしくは穿孔加工等を施した有孔プラスチ
ックフィルムとの積層体等が用いられ、又、 所望の部
分に熱融着を施す等の方法で通気量が調Cされた熱可塑
性の柔軟な微細連続気孔シート類又は連続発泡シート類
等も用いられる。
具体例としては、内層よりポリエチレンフィルム/タイ
ロン不織布の積層74ルム6と微細孔を穿孔したもの、
有孔ポリエチレン74ルム/ナイロン不織布、または有
孔ポリエチレンフィルム/微細連続気孔ポリプロピレン
シート等の積層フィルムが挙げられ、ポリエチレン系、
ポリプロピレン系、ポリスチレン系、合成ゴム系又はポ
リウレタン系等の微細連続気孔シート類も単独または若
干の加工を施されて適用される。
ロン不織布の積層74ルム6と微細孔を穿孔したもの、
有孔ポリエチレン74ルム/ナイロン不織布、または有
孔ポリエチレンフィルム/微細連続気孔ポリプロピレン
シート等の積層フィルムが挙げられ、ポリエチレン系、
ポリプロピレン系、ポリスチレン系、合成ゴム系又はポ
リウレタン系等の微細連続気孔シート類も単独または若
干の加工を施されて適用される。
また、非通気性包袋部に用いられる包材itヒートシー
ル性を有する素材、またはヒートシール性を有する内層
と耐熱性を有する柔軟で感触のよヰ外層から構成される
積層74ルム等の非通気性のものが好ましい。寸 具体例として、内層よりポリエチレンフィルム/タイロ
ン不織布、ポリエチレンフィルム/ポリエステル不織布
、ポリエチレンフィルム/合成紙、ポリエチレンフィル
ム/発泡ポリエチレンシート、ポリエチレンフィルム/
微細連続気孔ポリプロピレンシート、ポリエチレンフィ
ルム/微細連続気孔ポリウレタンシート等の積層フィル
ムが挙げられ、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポ
リスチレン系、合成ゴム系又はポリウレタン系の微細連
続気孔シート類も単独または若干の加工を施されて適用
される。
ル性を有する素材、またはヒートシール性を有する内層
と耐熱性を有する柔軟で感触のよヰ外層から構成される
積層74ルム等の非通気性のものが好ましい。寸 具体例として、内層よりポリエチレンフィルム/タイロ
ン不織布、ポリエチレンフィルム/ポリエステル不織布
、ポリエチレンフィルム/合成紙、ポリエチレンフィル
ム/発泡ポリエチレンシート、ポリエチレンフィルム/
微細連続気孔ポリプロピレンシート、ポリエチレンフィ
ルム/微細連続気孔ポリウレタンシート等の積層フィル
ムが挙げられ、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポ
リスチレン系、合成ゴム系又はポリウレタン系の微細連
続気孔シート類も単独または若干の加工を施されて適用
される。
発熱剤を包袋内面に接着して柔軟なシート状に固定する
方法としては、通常用いられる方法ならいずれでもよい
が、好ましくは、前記した接着剤、好ましくは粉末状ま
たは細片状発泡性の非溶剤型接着剤と発熱剤を混合し、
得られた混合物を包袋内部に導入し、ついで包袋の外面
に熱および/または圧力を加えて該包袋内面、好ましく
は非通気性包材袋の内面≦こ接着する。好ましくは、加
熱ロールまたは加熱板等を用いて融着させる。片面のみ
が非加熱ロールまたは非加熱板等であってもよく、又そ
れぞれの場合においてそれらの表面に所望の形に凹凸部
を設けて行うエンボス加工を組み合わせて用いてもよい
。
方法としては、通常用いられる方法ならいずれでもよい
が、好ましくは、前記した接着剤、好ましくは粉末状ま
たは細片状発泡性の非溶剤型接着剤と発熱剤を混合し、
得られた混合物を包袋内部に導入し、ついで包袋の外面
に熱および/または圧力を加えて該包袋内面、好ましく
は非通気性包材袋の内面≦こ接着する。好ましくは、加
熱ロールまたは加熱板等を用いて融着させる。片面のみ
が非加熱ロールまたは非加熱板等であってもよく、又そ
れぞれの場合においてそれらの表面に所望の形に凹凸部
を設けて行うエンボス加工を組み合わせて用いてもよい
。
接着または融着工程については、発熱剤。
接着剤混合物を袋状の包袋内への充填と同時にするか、
または充填後、振動および傾斜等を加えて該混合物を包
袋内で機械的に平担な層状にして融着するか、あるいは
発熱剤を一方の包材の上に平担な層状に拡げ、さらにそ
の土に他方の包材を被わせた後、融着する方法等いずれ
でも可能である。発熱剤に対する非溶剤型接着剤の配合
割合は、一般に8〜60重量%重量%部囲が好ましいが
、包袋の材質、非溶剤型接着剤の種類や形状、加熱また
は加圧条件、所望の発熱量詔よび所望の柔軟性等により
適宜調節される。
または充填後、振動および傾斜等を加えて該混合物を包
袋内で機械的に平担な層状にして融着するか、あるいは
発熱剤を一方の包材の上に平担な層状に拡げ、さらにそ
の土に他方の包材を被わせた後、融着する方法等いずれ
でも可能である。発熱剤に対する非溶剤型接着剤の配合
割合は、一般に8〜60重量%重量%部囲が好ましいが
、包袋の材質、非溶剤型接着剤の種類や形状、加熱また
は加圧条件、所望の発熱量詔よび所望の柔軟性等により
適宜調節される。
別法として、前記した接着剤を、好ましくは溶液、エマ
ルジ3ンまたは粘稠液等の形態で、袋状に形成される前
の包材、好ましくは体部に接する非通気性包袋部の内1
面となる部分に塗布し、包材を袋状にし、ついで発熱剤
を包袋内に充填し、包袋内面に前記と同様にして接着さ
せる。好ましくは、加熱ロールまたは加圧板を用いて接
着する。接着工程は前記と同様である。塗布方法は通常
の塗工機による方法、例えばグラビア印刷方式、スクリ
ーン印刷方式またはスプレ一方式等(7)方法1mよっ
て行なわれ、必要6C応じ乾燥工程を経て形成される。
ルジ3ンまたは粘稠液等の形態で、袋状に形成される前
の包材、好ましくは体部に接する非通気性包袋部の内1
面となる部分に塗布し、包材を袋状にし、ついで発熱剤
を包袋内に充填し、包袋内面に前記と同様にして接着さ
せる。好ましくは、加熱ロールまたは加圧板を用いて接
着する。接着工程は前記と同様である。塗布方法は通常
の塗工機による方法、例えばグラビア印刷方式、スクリ
ーン印刷方式またはスプレ一方式等(7)方法1mよっ
て行なわれ、必要6C応じ乾燥工程を経て形成される。
塗布・量は一般に10〜800?/ゴ程度の範囲が好ま
しいが、接着剤の種類や濃度、接着条件、所望の発熱量
、およびシート状発熱体としての所望の柔軟性等により
選択される。
しいが、接着剤の種類や濃度、接着条件、所望の発熱量
、およびシート状発熱体としての所望の柔軟性等により
選択される。
発熱剤の発熱性の調節は、前記した接着剤の配合割合ま
たは融着条件によっても調節されるが、主として包材の
選択によって行なわれる。
たは融着条件によっても調節されるが、主として包材の
選択によって行なわれる。
つぎに、添付の図面に従い本発明の好ましい具体例を説
明する。
明する。
第1図に初いて、発熱剤8は非通気性包袋部2と通気性
包袋部1の間に内蔵され、非通気性包袋部2の内面の接
着部6に接着または融着されており、該包袋の端部がヒ
ートシール部5でシールされて柔軟なシート状発熱体を
形成し、全体が気密性包材4で密封されている。
包袋部1の間に内蔵され、非通気性包袋部2の内面の接
着部6に接着または融着されており、該包袋の端部がヒ
ートシール部5でシールされて柔軟なシート状発熱体を
形成し、全体が気密性包材4で密封されている。
第2図においては、発熱剤8が非通気性包袋部2と通気
性包袋部1の間に内蔵され、それぞれの包袋部内面の所
望の部分、即ち接着部6に融着された以外はgJ1図と
同様である。
性包袋部1の間に内蔵され、それぞれの包袋部内面の所
望の部分、即ち接着部6に融着された以外はgJ1図と
同様である。
(製造例)
つぎに製造例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
製造例1
通気性包袋部1として、ポリエチレンフィルム/ナイロ
ン不織布の積層フィルムに穿孔したものを用い、非通気
性包袋部2としてポリエチレンフィルム/ナイロン不織
布の積層フィルムを用いた。
ン不織布の積層フィルムに穿孔したものを用い、非通気
性包袋部2としてポリエチレンフィルム/ナイロン不織
布の積層フィルムを用いた。
それぞれを縦185m、横100mサイズとし、ポリエ
チレンフィルム層を内面にして重ね合わせその端部を5
N巾でヒートシールして発熱剤収納袋をつくり、この中
に、鉄粉60部、10%食塩水25部、活性炭18酪、
木粉14部および非溶剤型接着剤として粉末状のエチレ
ン酢酸ビニル共重合物10部を混合した発熱剤8を20
f充填して全体を偏平状にした。
チレンフィルム層を内面にして重ね合わせその端部を5
N巾でヒートシールして発熱剤収納袋をつくり、この中
に、鉄粉60部、10%食塩水25部、活性炭18酪、
木粉14部および非溶剤型接着剤として粉末状のエチレ
ン酢酸ビニル共重合物10部を混合した発熱剤8を20
f充填して全体を偏平状にした。
その後、非通気性包袋部2の外面に、加熱板によって発
熱剤8を非通気性包袋部2の内面全面に熱圧着融着させ
て、シート状の発熱体を形成し、これをポリエチレンフ
ィルム/ポリ塩化ビニリデン/ポリプロピレンフィルム
の気密性包材4の中に密封した。このシート状発熱体の
発熱性能を東京都生活文化局が定める基準の「測定方法
環よび算出方法」(東京都公報57年4月)により測定
したところ、最高温度65℃、平均温度58℃、保持時
間10時間となり、また別に装着官能テストも試みたと
ころ装着性が良好であった。
熱剤8を非通気性包袋部2の内面全面に熱圧着融着させ
て、シート状の発熱体を形成し、これをポリエチレンフ
ィルム/ポリ塩化ビニリデン/ポリプロピレンフィルム
の気密性包材4の中に密封した。このシート状発熱体の
発熱性能を東京都生活文化局が定める基準の「測定方法
環よび算出方法」(東京都公報57年4月)により測定
したところ、最高温度65℃、平均温度58℃、保持時
間10時間となり、また別に装着官能テストも試みたと
ころ装着性が良好であった。
製造例2
通気性包袋部1として、ポリエチレンフィルム/ナイロ
ン不織布の積層フィルムに穿孔したものを用い、非通気
性包袋部2としてポリエチレンフ(シム/ナイロン不織
布の積層フィルムを用いた。
ン不織布の積層フィルムに穿孔したものを用い、非通気
性包袋部2としてポリエチレンフ(シム/ナイロン不織
布の積層フィルムを用いた。
それぞれを縦185m、横100Wサイズとし、ヒート
シール部5(巾5關)を除く非通気性包袋部2の内面に
、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂接着剤を10Of/m
の割合で塗布し、それぞれのポリエチレンフィルム層を
内面にして重ね合わせ、その端部をヒートシールして発
熱剤収納袋をつくった。この中に、鉄粉60部、10%
食塩水25部、活性炭18部詔よび木粉14部を混合し
た発熱剤8を152充填して全体を偏平状にする。その
後、包袋の外面か 4゜ら加圧板を用いて若干加圧し、
発熱剤3を非通気性包袋部2の内面全面に接着させてシ
ート状の発熱体を形成し、これをポリエチレン/ポリ塩
化ビニリデン/ポリプロピレンフィルムの気密性包材4
の中に密封し、20℃の室温下1時間以上放置した。こ
のシート状発熱体の発熱性能を、東京都希活文化局が定
める基準の「測定方法および算出方法」(東京都公報5
7年4月)により測定したところ、最高温度58℃、平
均温度54℃、保持時間6時間となり、また別に装着官
能テストも試みたところ、装着性が良好であった。
シール部5(巾5關)を除く非通気性包袋部2の内面に
、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂接着剤を10Of/m
の割合で塗布し、それぞれのポリエチレンフィルム層を
内面にして重ね合わせ、その端部をヒートシールして発
熱剤収納袋をつくった。この中に、鉄粉60部、10%
食塩水25部、活性炭18部詔よび木粉14部を混合し
た発熱剤8を152充填して全体を偏平状にする。その
後、包袋の外面か 4゜ら加圧板を用いて若干加圧し、
発熱剤3を非通気性包袋部2の内面全面に接着させてシ
ート状の発熱体を形成し、これをポリエチレン/ポリ塩
化ビニリデン/ポリプロピレンフィルムの気密性包材4
の中に密封し、20℃の室温下1時間以上放置した。こ
のシート状発熱体の発熱性能を、東京都希活文化局が定
める基準の「測定方法および算出方法」(東京都公報5
7年4月)により測定したところ、最高温度58℃、平
均温度54℃、保持時間6時間となり、また別に装着官
能テストも試みたところ、装着性が良好であった。
(発明の効果)
以上の結果から明らかなように柔軟なシー ト状発熱体
とすることにより、袋内での発熱剤の移動並びに偏在が
解消され、さらに発熱分布が均一となって、使用時の簡
便性装着感が改善された発熱体が得られた。
とすることにより、袋内での発熱剤の移動並びに偏在が
解消され、さらに発熱分布が均一となって、使用時の簡
便性装着感が改善された発熱体が得られた。
第1図及び第2図は、本発明のシート状発熱体を示す断
面図である。 l;通気性包袋部 2;非通気性包袋部 8;発熱剤 4;気密性包材 5;ヒートシール部 6;接 着 部 特許出願人 広栄化学工業株式会社 第1図 、 3 第2図 、 3
面図である。 l;通気性包袋部 2;非通気性包袋部 8;発熱剤 4;気密性包材 5;ヒートシール部 6;接 着 部 特許出願人 広栄化学工業株式会社 第1図 、 3 第2図 、 3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、空気の存在下で発熱する発熱剤を、少くとも一部が
通気性を有する包袋に収容し且つ包袋の内面に接着させ
シート状にすることを特徴とするシート状発熱体。 2、包袋が、非通気性包袋部および該部と対面する通気
性包袋部からなり、発熱剤を該非通気性包袋部に接着さ
せた特許請求の範囲第1項記載のシート状発熱体。 3、発熱剤に非溶剤型接着剤を混合して該包袋内に入れ
た後、シート状にして外部より加熱・融着させることよ
りなる特許請求の範囲第1項記載のシート状発熱体。 4、非溶剤型接着剤がエチレン・酢酸ビニル共重合体粉
末、ポリエチレン粉末、ポリプロピレン粉末およびポリ
スチレン粉末等から選ばれる熱可塑性樹脂粉末である特
許請求の範囲第3項記載のシート状発熱体。 5、包袋の内面に接着剤を塗布し、そこに発熱剤を導入
してシート状に接着する特許請求の範囲第1項記載のシ
ート状発熱体。 6、接着剤が溶液、エマルジョンまたは粘稠液の形態で
ある特許請求の範囲第5項記載のシート状発熱体。 7、発熱剤の包袋内面への接着が、該非通気性包袋部の
外面への加熱ロールと該通気性包袋部の外面への加熱ロ
ールによって行われる特許請求の範囲第2〜4項記載の
シート状発熱体。 8、発熱剤の包袋内面への接着がエンボス加工によって
行われる特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の
シート状発熱体。 9、通気性包袋部が微細連続気孔を有する樹脂シート又
は該樹脂シートを一部に含む積層体である特許請求の範
囲第2〜8項のいずれかに記載のシート状発熱体。 10、非通気性包袋部が微細連続気孔を有する樹脂シー
トを一部に含む積層体である特許請求の範囲第2〜9項
のいずれかに記載のシート状発熱体。 11、微細連続気孔を有する樹脂シートがポリウレタン
である特許請求の範囲9及10記載のシート状発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13880985A JPS62347A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | シ−ト状発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13880985A JPS62347A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | シ−ト状発熱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62347A true JPS62347A (ja) | 1987-01-06 |
JPH0533051B2 JPH0533051B2 (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=15230744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13880985A Granted JPS62347A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | シ−ト状発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62347A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6442018U (ja) * | 1987-09-09 | 1989-03-14 | ||
JPH04826U (ja) * | 1989-12-28 | 1992-01-07 | ||
US5342412A (en) * | 1991-02-25 | 1994-08-30 | Kiribai Chemical Industry Co., Ltd. | Disposable body warmer |
JPH10192328A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-28 | Koei Chem Co Ltd | 発熱構造体及びその製造方法 |
US6770064B1 (en) | 1996-12-30 | 2004-08-03 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Internally heated absorbent article |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5384246A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-25 | Toyo Ink Mfg Co | Exothermic construction |
JPS5384244A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-25 | Toyo Ink Mfg Co | Heating elements |
JPS59178548U (ja) * | 1984-04-27 | 1984-11-29 | 日本パイオニクス株式会社 | 発熱体 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP13880985A patent/JPS62347A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5384246A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-25 | Toyo Ink Mfg Co | Exothermic construction |
JPS5384244A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-25 | Toyo Ink Mfg Co | Heating elements |
JPS59178548U (ja) * | 1984-04-27 | 1984-11-29 | 日本パイオニクス株式会社 | 発熱体 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6442018U (ja) * | 1987-09-09 | 1989-03-14 | ||
JPH04826U (ja) * | 1989-12-28 | 1992-01-07 | ||
US5342412A (en) * | 1991-02-25 | 1994-08-30 | Kiribai Chemical Industry Co., Ltd. | Disposable body warmer |
JPH10192328A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-28 | Koei Chem Co Ltd | 発熱構造体及びその製造方法 |
US6770064B1 (en) | 1996-12-30 | 2004-08-03 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Internally heated absorbent article |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533051B2 (ja) | 1993-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH02142561A (ja) | 発熱性シートおよびその製造方法 | |
US6127294A (en) | Sheet shaped heat generating body and method of manufacturing same | |
US5366492A (en) | Disposable body warmer | |
JPS5828898B2 (ja) | 発熱性積層体 | |
JPS5892752A (ja) | 発熱体 | |
JPH07194642A (ja) | 使いすてカイロ | |
JPS62347A (ja) | シ−ト状発熱体 | |
JP2004141503A (ja) | 貼付型変形発熱体 | |
JPS61268251A (ja) | 温湿布体 | |
JP2000288008A (ja) | 使捨てカイロ | |
JPS5937147A (ja) | 袋材 | |
JPH0130169Y2 (ja) | ||
JPH11206801A (ja) | 発熱体用包材及びこれを用いた発熱体 | |
JPS61279244A (ja) | 発熱組成物収納袋 | |
JPH10151151A (ja) | 履物用発熱袋およびその製造方法 | |
JPS6325486Y2 (ja) | ||
JP2001149401A (ja) | シート状発熱性積層体 | |
JPS64898Y2 (ja) | ||
JPH0790031B2 (ja) | 使いすてカイロ | |
JP3319699B2 (ja) | 発熱構造体及びその製造方法 | |
JPH0530432Y2 (ja) | ||
JPS5818128Y2 (ja) | 空気発熱剤容器 | |
JP3796664B2 (ja) | 使い捨てカイロ | |
JPS6019720Y2 (ja) | シ−ト状香袋 | |
JP2656784B2 (ja) | 使い捨てカイロ |