JPS6234794Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234794Y2 JPS6234794Y2 JP11520781U JP11520781U JPS6234794Y2 JP S6234794 Y2 JPS6234794 Y2 JP S6234794Y2 JP 11520781 U JP11520781 U JP 11520781U JP 11520781 U JP11520781 U JP 11520781U JP S6234794 Y2 JPS6234794 Y2 JP S6234794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- rear end
- tip
- small diameter
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、回転操作によつて芯出しを行うよ
うにした回転繰り出し式シヤープペンシルに関す
るものである。
うにした回転繰り出し式シヤープペンシルに関す
るものである。
すなわち、この考案の要旨とするところは、チ
ヤツク機構を有する先軸の後端部に設けた突起と
先軸後端部を収納する後軸に形成したカム部とを
互いに係合させて成るもので、後軸の回転操作に
より容易に芯出しを行えるようにしたことを特徴
とする回転繰り出し式シヤープペンシルを提供し
ようとするものである。
ヤツク機構を有する先軸の後端部に設けた突起と
先軸後端部を収納する後軸に形成したカム部とを
互いに係合させて成るもので、後軸の回転操作に
より容易に芯出しを行えるようにしたことを特徴
とする回転繰り出し式シヤープペンシルを提供し
ようとするものである。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図はこの考案のシヤープペンシルの半部を
断面で示す側面図で、図中、１はその先端側に口
金２をねじ結合した先軸であつて、この先軸１内
には締め具３を介して三割チヤツク４が位置され
ており、三割チヤツク４の後端に連接されて先軸
１の後方に突出する芯ケース５の先端面と先軸内
径段部１ａとの間に縮設される繰り出しスプリン
グ６によつて常時三割チヤツク４が後方すなわち
締め具３内に引き込まれるようになつている。な
お、前記口金２の内部には保持チヤツク７が取り
付けられている。また、前記先軸１の後部には中
径部１ｂを介して小径部１ｃが形成され、かつ、
小径部１ｃの後端部には２つのスリツト部１ｄ，
１ｄが設けられるとともに、後端から周方向に向
つてフランジ部１ｅが形成されており、更に、フ
ランジ部１ｅの先端側面に突起１ｆが突設されて
いる。
断面で示す側面図で、図中、１はその先端側に口
金２をねじ結合した先軸であつて、この先軸１内
には締め具３を介して三割チヤツク４が位置され
ており、三割チヤツク４の後端に連接されて先軸
１の後方に突出する芯ケース５の先端面と先軸内
径段部１ａとの間に縮設される繰り出しスプリン
グ６によつて常時三割チヤツク４が後方すなわち
締め具３内に引き込まれるようになつている。な
お、前記口金２の内部には保持チヤツク７が取り
付けられている。また、前記先軸１の後部には中
径部１ｂを介して小径部１ｃが形成され、かつ、
小径部１ｃの後端部には２つのスリツト部１ｄ，
１ｄが設けられるとともに、後端から周方向に向
つてフランジ部１ｅが形成されており、更に、フ
ランジ部１ｅの先端側面に突起１ｆが突設されて
いる。
（第２図ないし第４図参照）。
８は筒状の後軸であつて、その先端側開口部８
ａから内方に向つて前記先軸１の後端部すなわち
中径部１ｂ及び小径部１ｃと芯ケース５とを収納
しており、この際、後軸８の先端からやや内方位
置には前記小径部１ｃの後端に形成されたフラン
ジ部１ｅ及び突起ｆと係合する小径段部９が設け
られ、かつ、この小径段部９の後端面には第５図
及び第６図に示すような形状のカム面を有するカ
ム部１０が形成されている。そして、前記先軸１
の中径部１ｂの後端段部１b′と後軸８の小径段部
９の先端面９′との間に縮設される弾性手段すな
わちリターンスプリング１１の弾発力によつて常
時前記突起１ｆとカム部１０とが当接係合し、か
つ、リターンスプリング１１に抗して先軸１と後
軸８とが近接方向に摺動及び回転変位しうるよう
になつている。なお、後軸８内に先軸１を収納す
る際に先軸後端に設けたスリツト部１ｄ，１ｄに
より先軸１が一時的に中心方向に弾性変形して、
フランジ部１ｅが小径段部９内を通過した後、拡
開復帰するので、先軸１と後軸８との組み付けは
簡単に行うことができる。
ａから内方に向つて前記先軸１の後端部すなわち
中径部１ｂ及び小径部１ｃと芯ケース５とを収納
しており、この際、後軸８の先端からやや内方位
置には前記小径部１ｃの後端に形成されたフラン
ジ部１ｅ及び突起ｆと係合する小径段部９が設け
られ、かつ、この小径段部９の後端面には第５図
及び第６図に示すような形状のカム面を有するカ
ム部１０が形成されている。そして、前記先軸１
の中径部１ｂの後端段部１b′と後軸８の小径段部
９の先端面９′との間に縮設される弾性手段すな
わちリターンスプリング１１の弾発力によつて常
時前記突起１ｆとカム部１０とが当接係合し、か
つ、リターンスプリング１１に抗して先軸１と後
軸８とが近接方向に摺動及び回転変位しうるよう
になつている。なお、後軸８内に先軸１を収納す
る際に先軸後端に設けたスリツト部１ｄ，１ｄに
より先軸１が一時的に中心方向に弾性変形して、
フランジ部１ｅが小径段部９内を通過した後、拡
開復帰するので、先軸１と後軸８との組み付けは
簡単に行うことができる。
一方、前記後軸３の後端開口部８ｂには消しゴ
ム１２を装備する尾栓１３が着脱可能に嵌合され
ており、後軸８に嵌合された状態において、この
尾栓１３の先端が前記芯ケース５の後端と当接し
ている。
ム１２を装備する尾栓１３が着脱可能に嵌合され
ており、後軸８に嵌合された状態において、この
尾栓１３の先端が前記芯ケース５の後端と当接し
ている。
上記のように構成して成るこの考案のシヤープ
ペンシルは、チヤツク機構を具備した先軸１の後
端部と先軸から後方に突出する芯ケース５とを後
軸８内に収納し、かつ、芯ケース５の後端を後軸
８の後端に嵌合される尾栓１３の先端と当接し、
また、先軸１と後軸８とを一定範囲内で摺動及び
回転しうるように、先軸１の後端に設けたフラン
ジ部１ｅと後軸８に設けた小径段部９とを係合さ
せ、かつ、フランジ部１ｅの先端側面に設けた突
起１ｆと小径段部９の後端面に形成されたカム部
１０とを常時係合すべきリターンスプリング１１
を先軸１の中径部後端段部１b′と後軸８の小径段
部先端面９′に縮設して成るので、筆記に際し
て、先軸１を固定して後軸８を回転すると、不使
用時にカム部１０の底部１０ａに位置していた突
起１ｆがカム面に接触しながらリターンスプリン
グ１１に抗して後軸８を先軸側へ引き寄せられ、
この後軸８の先進に伴つて尾栓１３と当接する芯
ケース５も繰り出しスプリング６に抗して前進
し、略90゜の回転でカム頂部１０ｂに突起１ｆが
達するので、三割チヤツク４は最前進位置に達し
て芯（図示せず）を繰り出す。したがつて、先軸
１に対して後軸８を１回転することによつて芯ケ
ース５及び三割チヤツク４は２往復するので、少
ない回転操作によつて芯を確実に繰り出すことが
できる。以上に説明したように、この考案のシヤ
ープペンシルによれば、チヤツク機構を具備した
先軸と、後軸とを一定範囲内で摺動及び回転可能
に形成するとともに、弾性手段によつて常時カム
部と突起部とを係合して成るので、筆記に際し
て、後軸を回転操作することにより、チヤツク機
構と連接する芯ケースを往復変位させて、簡単に
かつ確実に芯の繰り出しを行うことができ、しか
も、少ない回転操作によつて芯出しを行うことが
できかつ、構造が簡単で組み付けが容易であるの
で、低廉な筆記具として提供できるなどの優れた
効果を奏することができ、その利用価値は顕著で
ある。
ペンシルは、チヤツク機構を具備した先軸１の後
端部と先軸から後方に突出する芯ケース５とを後
軸８内に収納し、かつ、芯ケース５の後端を後軸
８の後端に嵌合される尾栓１３の先端と当接し、
また、先軸１と後軸８とを一定範囲内で摺動及び
回転しうるように、先軸１の後端に設けたフラン
ジ部１ｅと後軸８に設けた小径段部９とを係合さ
せ、かつ、フランジ部１ｅの先端側面に設けた突
起１ｆと小径段部９の後端面に形成されたカム部
１０とを常時係合すべきリターンスプリング１１
を先軸１の中径部後端段部１b′と後軸８の小径段
部先端面９′に縮設して成るので、筆記に際し
て、先軸１を固定して後軸８を回転すると、不使
用時にカム部１０の底部１０ａに位置していた突
起１ｆがカム面に接触しながらリターンスプリン
グ１１に抗して後軸８を先軸側へ引き寄せられ、
この後軸８の先進に伴つて尾栓１３と当接する芯
ケース５も繰り出しスプリング６に抗して前進
し、略90゜の回転でカム頂部１０ｂに突起１ｆが
達するので、三割チヤツク４は最前進位置に達し
て芯（図示せず）を繰り出す。したがつて、先軸
１に対して後軸８を１回転することによつて芯ケ
ース５及び三割チヤツク４は２往復するので、少
ない回転操作によつて芯を確実に繰り出すことが
できる。以上に説明したように、この考案のシヤ
ープペンシルによれば、チヤツク機構を具備した
先軸と、後軸とを一定範囲内で摺動及び回転可能
に形成するとともに、弾性手段によつて常時カム
部と突起部とを係合して成るので、筆記に際し
て、後軸を回転操作することにより、チヤツク機
構と連接する芯ケースを往復変位させて、簡単に
かつ確実に芯の繰り出しを行うことができ、しか
も、少ない回転操作によつて芯出しを行うことが
できかつ、構造が簡単で組み付けが容易であるの
で、低廉な筆記具として提供できるなどの優れた
効果を奏することができ、その利用価値は顕著で
ある。
第１図はこの考案のシヤープペンシルの半部を
断面で示す側面図、第２図はこの考案における先
軸の要部の半部を断面で示す側面図、第３図及び
第４図はそれぞれその背面図及び底面図、第５図
はこの考案における後軸の要部断面図、第６図は
この考案におけるカム部の展開図である。 １……先軸、１ａ……内径段部、１ｂ……中径
部、１b′……中径部後端面、１ｃ……小径部、１
ｄ……スリツト部、１ｅ……フランジ部、１ｆ…
…突起、４……三割チヤツク、５……芯ケース、
６……繰り出しスプリング、８……後軸、９……
小径段部、９′……小径段部先端面、１０……カ
ム部、１０ａ……カム底部、１０ｂ……カム頂
部、１１……リターンスプリング（弾性手段）、
１３……尾栓。
断面で示す側面図、第２図はこの考案における先
軸の要部の半部を断面で示す側面図、第３図及び
第４図はそれぞれその背面図及び底面図、第５図
はこの考案における後軸の要部断面図、第６図は
この考案におけるカム部の展開図である。 １……先軸、１ａ……内径段部、１ｂ……中径
部、１b′……中径部後端面、１ｃ……小径部、１
ｄ……スリツト部、１ｅ……フランジ部、１ｆ…
…突起、４……三割チヤツク、５……芯ケース、
６……繰り出しスプリング、８……後軸、９……
小径段部、９′……小径段部先端面、１０……カ
ム部、１０ａ……カム底部、１０ｂ……カム頂
部、１１……リターンスプリング（弾性手段）、
１３……尾栓。
Claims (1)
- その内方にチヤツク機構を具備する先軸と、こ
の先軸の後端小径部及び先軸から後方に突出する
芯ケースとを収納するとともに、芯ケースの後端
を当接する後軸とで構成され、前記先軸と後軸と
を一定範囲内で摺動及び回転しうるように後端フ
ランジ部と小径段部とで係合させ、かつ、前記先
軸の後端フランジ部の先端側面に突設した突起
と、前記後軸の小径段部後端面に形成したカム部
とを常時係合すべき弾性手段を前記先軸と後軸間
に縮設して成る回転繰り出し式シヤープペンシ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11520781U JPS5821480U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 回転繰り出し式シヤ−プペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11520781U JPS5821480U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 回転繰り出し式シヤ−プペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5821480U JPS5821480U (ja) | 1983-02-09 |
| JPS6234794Y2 true JPS6234794Y2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=29909474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11520781U Granted JPS5821480U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 回転繰り出し式シヤ−プペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821480U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008137249A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Pentel Corp | 筆記具 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH053348Y2 (ja) * | 1985-12-16 | 1993-01-27 | ||
| JPH0316214Y2 (ja) * | 1986-05-09 | 1991-04-08 |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11520781U patent/JPS5821480U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008137249A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Pentel Corp | 筆記具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5821480U (ja) | 1983-02-09 |
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