JPS6234792B2 - - Google Patents
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- JPS6234792B2 JPS6234792B2 JP58004226A JP422683A JPS6234792B2 JP S6234792 B2 JPS6234792 B2 JP S6234792B2 JP 58004226 A JP58004226 A JP 58004226A JP 422683 A JP422683 A JP 422683A JP S6234792 B2 JPS6234792 B2 JP S6234792B2
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- Japan
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- weight
- resin composition
- resin
- polycarbonate resin
- polymer
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリカーボネート樹脂組成物に関し、
詳しくは低温耐衝撃性が極めて高く、かつ耐衝撃
性の厚み依存性が小さく、しかも耐薬品性、流動
加工性、着色性、塗装性、メツキ性等の諸物性に
すぐれたポリカーボネート樹脂組成物に関する。 ポリカーボネート樹脂は耐熱性、耐衝撃性にす
ぐれたエンジニアリング樹脂であるが、流動加工
性が悪い、耐薬品性に劣る、耐衝撃性の厚み依存
性が大きい等の欠点がある。 ポリカーボネート樹脂のこのような欠点を改良
するために、ポリカーボネート樹脂に飽和ポリエ
ステル樹脂およびアクリレート系ゴムを含有する
重合体を配合することが知られている(特開昭53
−129246号)。しかしながら、この樹脂組成物は
流動加工性、耐薬品性が或程度改良されているも
のの、低温耐衝撃性が低いため、該樹脂組成物の
実用範囲が制限されている。 本発明の目的は、このような問題点を解消した
ポリカーボネート系樹脂組成物を提供することで
ある。 本発明は、(A)ポリカーボネート樹脂20〜94.6重
量%、(B)ポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレートおよびポリテトラメチレンテ
レフタレートよりなる群から選ばれた少なくとも
1種の飽和ポリエステル樹脂50〜5重量%、(C)ポ
リオレフイン樹脂15〜0.2重量%および(D)アクリ
レート系ゴム成分含有ビニル系樹脂重合体(ブタ
ジエンを主成分とするものを除く)15〜0.2重量
%からなるポリカーボネート樹脂組成物である。 本発明の樹脂組成物における(A)成分のポリカー
ボネート樹脂は、その製造法が制限されず各種の
ものを使用できる。たとえばビスフエノールAと
ホスゲンを反応させるホスゲン法、ビスフエノー
ルAとジフエニルカーボネート等の炭酸ジエステ
ルを反応させるエステル交換法などにより得られ
るポリカーボネート樹脂が代表的なものである。
ポリカーボネート樹脂の分子量については、
10000〜100000、好ましくは20000〜40000程度の
ものが本発明の目的に対して好適である。ポリカ
ーボネート樹脂は単独で用いてもよく、あるいは
2種以上を混合して用いてもよい。ポリカーボネ
ート樹脂の具体例については、特開昭57−200445
号公報に開示された化合物があげられる。このポ
リカーボネート樹脂は樹脂組成物全体の20〜94.6
重量%、好ましくは40〜90重量%の範囲で配合す
べきである。ポリカーボネート樹脂の配合量が20
重量%未満であると、ポリカーボネート樹脂本来
のすぐれた特性を発揮できず、また94.6重量%を
越えると、目的とするポリカーボネート樹脂の改
質を十分に行なうことができない。 次に本発明の樹脂組成物では(B)成分としてポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レートおよびポリテトラメチレンテレフタレート
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の飽和ポ
リエステル樹脂を用いる。これら公知の方法で製
造することができ、たとえばジメチルテレフタレ
ートとエチレングリコールあるいは、1,4−ブ
タンジオールを反応させて得ることができる。こ
の場合、1,3−プロパンジオール等のジオール
やイソフタル酸等のジカルボン酸を必要に応じて
添加して共重合させてもよい。飽和ポリエステル
樹脂は極限粘度が0.4〜1.5、好ましくは0.8〜1.4
(テトラクロルエタン/フエノールの等量混合溶
媒中にて25℃で測定した値)の範囲のものが好適
である。この飽和ポリエステル樹脂は樹脂組成物
全体の50〜5重量%、好ましくは46〜9重量%の
範囲で用いるべきである。飽和ポリエステル樹脂
の配合量が50重量%を超えると、樹脂組成物の低
温耐衝撃性が低下し、5重量%未満であると、樹
脂組成物の耐溶剤性が低下する。 本発明の樹脂組成物における(C)成分であるポリ
オレフイン樹脂としてはポリエチレン、ポリプロ
ピレンなどが好適に使用できる。ポリエチレンは
低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンな
ど任意に使用できる。また、ポリエチレンやポリ
プロピレンはホモポリマーのほかコポリマーを用
いることができる。ポリオレフイン樹脂はメルト
インデツクス(MI)が4g/10分以下、好まし
くは2g/10分以下のものが適している。ポリオ
レフイン樹脂としてはポリエチレンが好ましく、
特に密度が0.910〜0.940の低密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレンや中密度ポリエチレン
が好ましい。このポリオレフイン樹脂は樹脂組成
物中15〜0.2重量%、好ましくは7〜0.5重量%の
範囲で使用すべきである。ポリオレフイン樹脂の
配合量が15重量%を越えると、樹脂組成物を用い
た成形品にフローマークが発生しやすくなり、
0.2重量%未満であると、樹脂組成物の低温耐衝
撃性が低下し好ましくない。 また、本発明の樹脂組成物の(D)成分であるアク
リレート系ゴム成分含有ビニル系樹脂重合体(ブ
タジエンを主成分とするものを除く)についても
既知の方法により得られるものを任意に使用でき
る。たとえば、アルキルアクリレートおよび/ま
たはアルキルメタクリレートを主体とするゴム状
重合体の存在下にビニル系単量体の1種もしくは
2種以上を重合させて得られる樹脂重合体があ
る。ここでアルキルアクリレートやアルキルメタ
クリレートとしては炭素数2〜10個のアルキル基
のものが好適であり、具体的にはエチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、n−オクチルメタクリレートなど
があげられる。これらアルキルアクリレート類を
主体とするゴム状重合体とは、該アルキルアクリ
レート類70重量%以上とこれと共重合可能な他の
ビニル系単量体、たとえばメチルメタクリレー
ト、アクリロニトリル、酢酸ビニル、スチレンな
ど30重量%以下とを反応させて得られる重合体を
意味する。なお、この場合、ジビニルベンゼン、
エチレンジメタクリレート、トリアリルシアヌレ
ート、トリアリルイソシアヌレート等の多官能性
単量体を適宜添加して反応させて得られる重合体
も包含される。このゴム状重合体の存在下に反応
させるビニル系単量体とはスチレン、α−メチル
スチレンなどの芳香族ビニル化合物;アクリル酸
メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸エス
テル;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
などのメタクリル酸エステルなどの単量体を意味
し、これら単量体の1種もしくは2種以上を重合
せしめる。さらに、これら単量体と他のビニル系
単量体、たとえばアクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル等のシアン化ビニル化合物;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル等
とを重合せしめる。ここで重合反応は塊状重合、
懸濁重合、乳化重合などの各種方法によつて行な
うことができ、とりわけ乳化重合により製造した
ものが好ましい。このようにして得られる樹脂重
合体は前記ゴム成分を20重量%以上含有している
ことが必要である。この樹脂重合体は本発明の樹
脂組成物中15〜0.2重量%の範囲となるように用
いる。樹脂重合体の配合量が15重量%を超える
と、得られる樹脂組成物は着色性が不良となり、
0.2重量%未満であると、樹脂組成物の低温耐衝
撃性が低下する。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は上記
(A),(B),(C)および(D)の各成分よりなるものである
が、必要に応じて高級脂肪酸および/または高級
脂肪酸エステルを上記樹脂組成物100重量部に対
して0.1重量部以上、好ましくは0.1〜2重量部の
割合で配合することができる。さらに、無機充填
剤や各種添加剤を加えることができる。ここで無
機充填剤としては、たとえばガラス繊維、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、シリ
カ、けいそう土、アルミナ、酸化チタン、酸化
鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、軽石粉、硫酸
カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム、
亜硫酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、ア
スベスト、ガラスバルーン、ガラスビース、けい
酸カルシウム、ガラスパウダー、モンモリロナイ
ト、ベントナイト、カーボンブラツク、グラフア
イト、鉄粉、鉛粉、アルミニウム粉、硫化モリブ
デン等の任意のものを単独でもしくは2種以上組
合せて用いることができる。無機充填剤は前記(A)
成分のポリカーボネート樹脂100重量部あたり0.1
〜80重量部の割合で用いる。0.1重量部未満では
樹脂組成物の剛性の改良効果が十分に得られず、
また80重量部を越えると樹脂組成物の耐衝撃性が
低下する。一方、添加剤としては難燃化剤、離型
剤、耐候性付与剤、酸化防止剤、帯電防止剤、耐
熱剤、着色剤、可塑剤、補強剤、界面活性剤、滑
剤、核剤などの常用の成分があり、これらを樹脂
組成物の用途等を考慮して適宜選択し適量を使用
する。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、上記
の各成分を加えて混合することにより得られる
が、混合方法は特に制限がなく、通常の方法によ
つて行なえばよく、たとえばタンブラー、リボン
ブレンダー、高速ミキサー、V型ブレンダー、ニ
ーダー、ペレタイザー等を用いて混合すればよ
い。 かくして得られる本発明の樹脂組成物は既知の
種々の成形方法、たとえば射出成形、押出成形、
加圧成形、回転成形等を適用して各種成形品を得
ることができ、また大型射出成形にも適してい
る。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は前記
(A),(B),(C)および(D)の各成分をそれぞれ所定量配
合し、特にポリオレフイン樹脂の所定量を配合し
たものであるため、低温耐衝撃性が極めて高く、
かつ耐衝撃性の厚み依存性が小さいという特色を
有している。さらに、耐薬品性、流動加工性、着
色性、塗装性、メツキ性等の諸物性もすぐれてお
り、また着色後も耐衝撃性、耐薬品性、流動加工
性等の物性がほとんど低下しない。したがつて、
本発明の樹脂組成物はバンパー、インストルメン
タルパネル、ドア把手などの自動車部品やテレ
ビ、ラジオなどのハウジング等の家電製品部品な
ど各種の用途に対して有効に使用することができ
る。 次に、本発明の実施例を示す。 実施例1〜6および比較例1〜6 第1表に示した各成分の所定量およびアンスラ
キノン系、ペリレン系およびペリノン系混合有機
染料3重量部をドライブレンド、ペレツト化した
後、射出成形(樹脂温度280℃)して成形品を得
た。得られた成形品についての試験結果を第1表
に示す。 【表】
詳しくは低温耐衝撃性が極めて高く、かつ耐衝撃
性の厚み依存性が小さく、しかも耐薬品性、流動
加工性、着色性、塗装性、メツキ性等の諸物性に
すぐれたポリカーボネート樹脂組成物に関する。 ポリカーボネート樹脂は耐熱性、耐衝撃性にす
ぐれたエンジニアリング樹脂であるが、流動加工
性が悪い、耐薬品性に劣る、耐衝撃性の厚み依存
性が大きい等の欠点がある。 ポリカーボネート樹脂のこのような欠点を改良
するために、ポリカーボネート樹脂に飽和ポリエ
ステル樹脂およびアクリレート系ゴムを含有する
重合体を配合することが知られている(特開昭53
−129246号)。しかしながら、この樹脂組成物は
流動加工性、耐薬品性が或程度改良されているも
のの、低温耐衝撃性が低いため、該樹脂組成物の
実用範囲が制限されている。 本発明の目的は、このような問題点を解消した
ポリカーボネート系樹脂組成物を提供することで
ある。 本発明は、(A)ポリカーボネート樹脂20〜94.6重
量%、(B)ポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレートおよびポリテトラメチレンテ
レフタレートよりなる群から選ばれた少なくとも
1種の飽和ポリエステル樹脂50〜5重量%、(C)ポ
リオレフイン樹脂15〜0.2重量%および(D)アクリ
レート系ゴム成分含有ビニル系樹脂重合体(ブタ
ジエンを主成分とするものを除く)15〜0.2重量
%からなるポリカーボネート樹脂組成物である。 本発明の樹脂組成物における(A)成分のポリカー
ボネート樹脂は、その製造法が制限されず各種の
ものを使用できる。たとえばビスフエノールAと
ホスゲンを反応させるホスゲン法、ビスフエノー
ルAとジフエニルカーボネート等の炭酸ジエステ
ルを反応させるエステル交換法などにより得られ
るポリカーボネート樹脂が代表的なものである。
ポリカーボネート樹脂の分子量については、
10000〜100000、好ましくは20000〜40000程度の
ものが本発明の目的に対して好適である。ポリカ
ーボネート樹脂は単独で用いてもよく、あるいは
2種以上を混合して用いてもよい。ポリカーボネ
ート樹脂の具体例については、特開昭57−200445
号公報に開示された化合物があげられる。このポ
リカーボネート樹脂は樹脂組成物全体の20〜94.6
重量%、好ましくは40〜90重量%の範囲で配合す
べきである。ポリカーボネート樹脂の配合量が20
重量%未満であると、ポリカーボネート樹脂本来
のすぐれた特性を発揮できず、また94.6重量%を
越えると、目的とするポリカーボネート樹脂の改
質を十分に行なうことができない。 次に本発明の樹脂組成物では(B)成分としてポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レートおよびポリテトラメチレンテレフタレート
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の飽和ポ
リエステル樹脂を用いる。これら公知の方法で製
造することができ、たとえばジメチルテレフタレ
ートとエチレングリコールあるいは、1,4−ブ
タンジオールを反応させて得ることができる。こ
の場合、1,3−プロパンジオール等のジオール
やイソフタル酸等のジカルボン酸を必要に応じて
添加して共重合させてもよい。飽和ポリエステル
樹脂は極限粘度が0.4〜1.5、好ましくは0.8〜1.4
(テトラクロルエタン/フエノールの等量混合溶
媒中にて25℃で測定した値)の範囲のものが好適
である。この飽和ポリエステル樹脂は樹脂組成物
全体の50〜5重量%、好ましくは46〜9重量%の
範囲で用いるべきである。飽和ポリエステル樹脂
の配合量が50重量%を超えると、樹脂組成物の低
温耐衝撃性が低下し、5重量%未満であると、樹
脂組成物の耐溶剤性が低下する。 本発明の樹脂組成物における(C)成分であるポリ
オレフイン樹脂としてはポリエチレン、ポリプロ
ピレンなどが好適に使用できる。ポリエチレンは
低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンな
ど任意に使用できる。また、ポリエチレンやポリ
プロピレンはホモポリマーのほかコポリマーを用
いることができる。ポリオレフイン樹脂はメルト
インデツクス(MI)が4g/10分以下、好まし
くは2g/10分以下のものが適している。ポリオ
レフイン樹脂としてはポリエチレンが好ましく、
特に密度が0.910〜0.940の低密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレンや中密度ポリエチレン
が好ましい。このポリオレフイン樹脂は樹脂組成
物中15〜0.2重量%、好ましくは7〜0.5重量%の
範囲で使用すべきである。ポリオレフイン樹脂の
配合量が15重量%を越えると、樹脂組成物を用い
た成形品にフローマークが発生しやすくなり、
0.2重量%未満であると、樹脂組成物の低温耐衝
撃性が低下し好ましくない。 また、本発明の樹脂組成物の(D)成分であるアク
リレート系ゴム成分含有ビニル系樹脂重合体(ブ
タジエンを主成分とするものを除く)についても
既知の方法により得られるものを任意に使用でき
る。たとえば、アルキルアクリレートおよび/ま
たはアルキルメタクリレートを主体とするゴム状
重合体の存在下にビニル系単量体の1種もしくは
2種以上を重合させて得られる樹脂重合体があ
る。ここでアルキルアクリレートやアルキルメタ
クリレートとしては炭素数2〜10個のアルキル基
のものが好適であり、具体的にはエチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、n−オクチルメタクリレートなど
があげられる。これらアルキルアクリレート類を
主体とするゴム状重合体とは、該アルキルアクリ
レート類70重量%以上とこれと共重合可能な他の
ビニル系単量体、たとえばメチルメタクリレー
ト、アクリロニトリル、酢酸ビニル、スチレンな
ど30重量%以下とを反応させて得られる重合体を
意味する。なお、この場合、ジビニルベンゼン、
エチレンジメタクリレート、トリアリルシアヌレ
ート、トリアリルイソシアヌレート等の多官能性
単量体を適宜添加して反応させて得られる重合体
も包含される。このゴム状重合体の存在下に反応
させるビニル系単量体とはスチレン、α−メチル
スチレンなどの芳香族ビニル化合物;アクリル酸
メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸エス
テル;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
などのメタクリル酸エステルなどの単量体を意味
し、これら単量体の1種もしくは2種以上を重合
せしめる。さらに、これら単量体と他のビニル系
単量体、たとえばアクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル等のシアン化ビニル化合物;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル等
とを重合せしめる。ここで重合反応は塊状重合、
懸濁重合、乳化重合などの各種方法によつて行な
うことができ、とりわけ乳化重合により製造した
ものが好ましい。このようにして得られる樹脂重
合体は前記ゴム成分を20重量%以上含有している
ことが必要である。この樹脂重合体は本発明の樹
脂組成物中15〜0.2重量%の範囲となるように用
いる。樹脂重合体の配合量が15重量%を超える
と、得られる樹脂組成物は着色性が不良となり、
0.2重量%未満であると、樹脂組成物の低温耐衝
撃性が低下する。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は上記
(A),(B),(C)および(D)の各成分よりなるものである
が、必要に応じて高級脂肪酸および/または高級
脂肪酸エステルを上記樹脂組成物100重量部に対
して0.1重量部以上、好ましくは0.1〜2重量部の
割合で配合することができる。さらに、無機充填
剤や各種添加剤を加えることができる。ここで無
機充填剤としては、たとえばガラス繊維、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、シリ
カ、けいそう土、アルミナ、酸化チタン、酸化
鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、軽石粉、硫酸
カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム、
亜硫酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、ア
スベスト、ガラスバルーン、ガラスビース、けい
酸カルシウム、ガラスパウダー、モンモリロナイ
ト、ベントナイト、カーボンブラツク、グラフア
イト、鉄粉、鉛粉、アルミニウム粉、硫化モリブ
デン等の任意のものを単独でもしくは2種以上組
合せて用いることができる。無機充填剤は前記(A)
成分のポリカーボネート樹脂100重量部あたり0.1
〜80重量部の割合で用いる。0.1重量部未満では
樹脂組成物の剛性の改良効果が十分に得られず、
また80重量部を越えると樹脂組成物の耐衝撃性が
低下する。一方、添加剤としては難燃化剤、離型
剤、耐候性付与剤、酸化防止剤、帯電防止剤、耐
熱剤、着色剤、可塑剤、補強剤、界面活性剤、滑
剤、核剤などの常用の成分があり、これらを樹脂
組成物の用途等を考慮して適宜選択し適量を使用
する。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、上記
の各成分を加えて混合することにより得られる
が、混合方法は特に制限がなく、通常の方法によ
つて行なえばよく、たとえばタンブラー、リボン
ブレンダー、高速ミキサー、V型ブレンダー、ニ
ーダー、ペレタイザー等を用いて混合すればよ
い。 かくして得られる本発明の樹脂組成物は既知の
種々の成形方法、たとえば射出成形、押出成形、
加圧成形、回転成形等を適用して各種成形品を得
ることができ、また大型射出成形にも適してい
る。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は前記
(A),(B),(C)および(D)の各成分をそれぞれ所定量配
合し、特にポリオレフイン樹脂の所定量を配合し
たものであるため、低温耐衝撃性が極めて高く、
かつ耐衝撃性の厚み依存性が小さいという特色を
有している。さらに、耐薬品性、流動加工性、着
色性、塗装性、メツキ性等の諸物性もすぐれてお
り、また着色後も耐衝撃性、耐薬品性、流動加工
性等の物性がほとんど低下しない。したがつて、
本発明の樹脂組成物はバンパー、インストルメン
タルパネル、ドア把手などの自動車部品やテレ
ビ、ラジオなどのハウジング等の家電製品部品な
ど各種の用途に対して有効に使用することができ
る。 次に、本発明の実施例を示す。 実施例1〜6および比較例1〜6 第1表に示した各成分の所定量およびアンスラ
キノン系、ペリレン系およびペリノン系混合有機
染料3重量部をドライブレンド、ペレツト化した
後、射出成形(樹脂温度280℃)して成形品を得
た。得られた成形品についての試験結果を第1表
に示す。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)ポリカーボネート樹脂20〜94.6重量%、(B)
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレートおよびポリテトラメチレンテレフタレ
ートよりなる群から選ばれた少なくとも1種の飽
和ポリエステル樹脂50〜5重量%、(C)ポリオレフ
イン樹脂15〜0.2重量%および(D)アクリレート系
ゴム成分含有ビニル系樹脂重合体(ブタジエンを
主成分とするものを除く)15〜0.2重量%からな
るポリカーボネート樹脂組成物。 2 ポリオレフイン樹脂がポリエチレンである特
許請求の範囲第1項記載のポリカーボネート樹脂
組成物。 3 アクリレート系ゴム成分含有ビニル系樹脂重
合体がアルキルアクリレートおよび/またはアル
キルメタクリレートを主体とするゴム状重合体の
存在下でビニル系単量体の1種もしくは2種以上
を重合させて得られる樹脂重合体である特許請求
の範囲第1項記載のポリカーボネート樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58004226A JPS59129254A (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58004226A JPS59129254A (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59129254A JPS59129254A (ja) | 1984-07-25 |
| JPS6234792B2 true JPS6234792B2 (ja) | 1987-07-29 |
Family
ID=11578663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58004226A Granted JPS59129254A (ja) | 1983-01-17 | 1983-01-17 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59129254A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2768764B2 (ja) * | 1989-10-27 | 1998-06-25 | 鐘淵化学工業株式会社 | 樹脂組成物 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5865747A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-19 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
| EP0107048A1 (en) * | 1982-09-30 | 1984-05-02 | General Electric Company | Acrylic modified compositions of polycarbonate and polyethylene terephthalate |
| EP0110222A1 (en) * | 1982-11-24 | 1984-06-13 | General Electric Company | Thermoplastic polyester - linear low density polyethylene molding compositions |
| US4564658A (en) * | 1982-11-24 | 1986-01-14 | General Electric Company | Thermoplastic polyester-linear low density polyethylene molding compositions |
-
1983
- 1983-01-17 JP JP58004226A patent/JPS59129254A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59129254A (ja) | 1984-07-25 |
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