JPS6234338Y2 - - Google Patents

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JPS6234338Y2
JPS6234338Y2 JP1981191763U JP19176381U JPS6234338Y2 JP S6234338 Y2 JPS6234338 Y2 JP S6234338Y2 JP 1981191763 U JP1981191763 U JP 1981191763U JP 19176381 U JP19176381 U JP 19176381U JP S6234338 Y2 JPS6234338 Y2 JP S6234338Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lever
tapered shaft
pin
intermediate lever
upper lever
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981191763U
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English (en)
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JPS5897624U (ja
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Publication date
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Priority to JP19176381U priority Critical patent/JPS5897624U/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車の主としてフロアリモコンタイ
プの変速操作機構に供される折り畳み式変速操作
レバーに関するものである。
[従来の技術] 例えば、キヤブオーバ型トラツクなどでは運転
室の床下にエンジンが配置され、変速機が運転室
よりも後方に位置しているので、変速操作レバー
は公知の遠隔操作機構を介して変速機と連結され
る。そして、第1図に示すように、座席22のす
ぐ下までエンジンおよび付属機器を収容するため
に、フロアパネル28が隆起されており、傾斜面
25のところから前方にフロア26が備えられて
いる。
運転席と助手席との間には、エンジンを覆うフ
ード24が傾斜面25よりも前方へ突出してお
り、この側方部分に変速操作レバー23が配置さ
れる。したがつて、運転席と助手席とはフード2
4により遮られ、変速操作レバー23があるため
に、乗員が運転席から助手席へ移ることは非常に
困難である。
ところが、ダンプトラツクなどの場合には、非
常に狭い工事現場に駐車しなければならならず、
運転者が右側ドアから降りることができないか、
または非常に危険なために左側ドアから降りなけ
ればならないことがある。
このような問題を解決するものとして、例えば
実開昭52−30019号公報に開示される折り畳み式
変速操作レバーがある。この従来技術は、同公報
の図面の符号を引用して説明すれば、下部レバー
3に対して、この外側に突出したヒンジ4を介し
て上部レバー2が折り畳み可能に連結され、下部
レバー3と上部レバー2に嵌合される中間レバー
5により、下部レバー3に対して上部レバー2が
結合され、中間レバー5を引き上げると、両者の
結合が解除され、傾倒可能となる。しかし、中間
レバー5は直円柱であるので、下部レバー3と上
部レバー2の各円筒部との間に適正な隙間がない
と操作の軽快性が損われる一方、隙間が大きすぎ
ると下部レバー3と上部レバー2との間にガタが
生じて一体感が損われ、操作感覚に悪影響を及ぼ
す。長期使用の内に中間レバー5が摩耗した場合
にもこのような問題が生じる。また、ヒンジ4の
外方突出が体裁を損い、運転者の被服に引掛かる
などの恐れがある。
[考案が解決しようとする問題点] そこで、本考案の目的は、下部レバーと上部レ
バーとの間の係脱操作が容易かつ軽快で、ガタの
ない一体的な結合状態が維持され、上述のような
問題がない、折り畳み式の変速操作レバーを提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は下
部レバーとピンにより傾動可能に連結した中間レ
バーとの連結部に、連続したテーパ軸部を形成
し、中間レバーの上端部から側方へ突出する抜止
めピンを、前記テーパ軸部に係合するテーパ状の
筒体からなる上部レバーの周壁に設けた逆L字形
のスリツトに係合したものである。
[作用] 下部レバー7と中間レバー17とがこの内部に
おいてピン14により傾倒可能に連結されるとと
もに、両者はこの連結部において連続したテーパ
軸部が形成されるので、中空テーパ状の上部レバ
ー2を連結部に嵌合するだけで、上部レバー2と
下部レバー7との一体的なガタのない結合が得ら
れる。この結合は、上部レバー2を引き上げるだ
けで簡単に解除され、上部レバー2と中間レバー
17が傾倒可能となる。
上部レバー2をテーパ軸部に嵌合したうえ、上
部レバー2を回転して抜止めピン3をスリツト4
aに係合すると、緩むことのない一体的な結合状
態が維持される。
[考案の実施例] 第2,3図に示すように、変速操作レバーは下
部レバー7と、中間レバー17と、上部レバー2
とからなつている。下部レバー7は中間部に球部
8を備えており、この部分で公知の手段により車
体に前後・左右傾動可能に支持される。下部レバ
ー7の下端部はピン10をもつてリンク12に連
結され、さらに図示してない歯車変速機のコント
ロールロツドに連結される。また、下部レバー7
の上端部にテーパ軸部7bおよび中間レバー17
のテーパ軸部と連続するテーパ軸部7aが形成さ
れ、さらに両側面を削除して平坦部分15が形成
され、中間レバー17と連結される。
テーパ状の軸からなる中間レバー17は、この
下端面に割溝13が設けられ、これを下部レバー
7の平坦部分15に係合し、かつ割溝13を横切
るピン14により傾動可能に連結される。
上部レバー2はテーパ状の筒体からなり、上端
部にノブ16を備えている。そして、第2図に示
すように、周壁面にS字形に屈曲したスリツト
4,5,6が設けられる。一方、頭部を有する抜
止めピン3が、中間レバー17の上端部に固定さ
れ、上部レバー2が外れないように構成される。
スリツト4の上端部から側方へスリツト4aを延
長して逆L字形とし、スリツト4aへ抜止めピン
3を係合することにより、上部レバー2の中間レ
バーおよび下部レバー7への嵌合状態が維持され
る。
第3図に示すように、上部レバー2が中間レバ
ー17から引き上げられた状態では、抜止めピン
3はスリツト5のところに位置し、中間レバー1
7をピン14を中心として所定方向へ倒すことが
できる。
通常の変速操作の場合には、上部レバー2を押
し下げて中間レバー17および下部レバー7のテ
ーパ軸部7a,7bに固く嵌合すれば、第2図に
示すように、中間レバー17と下部レバー7とが
上部レバー3により一体的に結合され、折り畳み
式でない普通の変速操作レバーの場合と同様に作
用する。
なお、下部レバー7にはテーパ軸部7aを設け
るだけでもよい。
また、上部レバー2の組付けは、スリツト6の
下端部に設けた溝幅の広い部分から、抜止めピン
3の頭部を挿し込んで行う。
[考案の効果] 本考案は上述のように、下部レバーにピンをも
つて屈曲可能に中間レバーを連結し、この中間レ
バーと下部レバーの連結部に段差のない連続した
テーパ軸部を形成し、これらのテーパ軸部にテー
パ状の筒体からなる上部レバーを嵌合するもので
あるから、僅かな操作力で上部レバーと下部レバ
ーとのガタのない一体的な結合が得られ、この一
体的な結合は嵌合部の摩耗に影響しない。
また、上部レバーの逆L字形のスリツトに、中
間レバーから側方へ突出する抜止めピンを係合し
たから、上部レバーをテーパ軸部に嵌合したう
え、上部レバーを回転して(捩つて)抜止めピン
をスリツトに係合すると、緩むことのない一体的
な結合状態が維持される。
この結合状態は上部レバーを回転し引き上げる
と簡単に解除され、上部レバーを折り畳むことが
できる。したがつて、狭い運転室内で運転席から
助手席への移動が容易となり、乗降に対する安全
性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図はキヤブオーバ型トラツクの運転室の側
面図、第2図は本考案に係る折り畳み式変速操作
レバーの側面図、第3図は同正面断面図である。 2:上部レバー、3:抜止めピン、4〜6:ス
リツト、7:下部レバー、7a:テーパ軸部、1
3:割溝、14:ピン、15:平坦部分、17:
中間レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部レバーとピンにより傾動可能に連結した中
    間レバーとの連結部に、連続したテーパ軸部を形
    成し、中間レバーの上端部から側方へ突出する抜
    止めピンを、前記テーパ軸部に係合するテーパ状
    の筒体からなる上部レバーの周壁に設けた逆L字
    形のスリツトに係合したことを特徴とする折り畳
    み式変速操作レバー。
JP19176381U 1981-12-24 1981-12-24 折り畳み式変速操作レバ− Granted JPS5897624U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19176381U JPS5897624U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 折り畳み式変速操作レバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19176381U JPS5897624U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 折り畳み式変速操作レバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5897624U JPS5897624U (ja) 1983-07-02
JPS6234338Y2 true JPS6234338Y2 (ja) 1987-09-02

Family

ID=30105210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19176381U Granted JPS5897624U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 折り畳み式変速操作レバ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS5897624U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821133U (ja) * 1971-07-19 1973-03-10
JPS5249438B2 (ja) * 1972-09-14 1977-12-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249438U (ja) * 1975-10-03 1977-04-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821133U (ja) * 1971-07-19 1973-03-10
JPS5249438B2 (ja) * 1972-09-14 1977-12-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5897624U (ja) 1983-07-02

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