JPS6234184A - 画像形成装置のクリ−ニング部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、例えば電子複写装置等における画像担持体の
表面を、清拭するクリーニング部材に関するものである
。

〔発明の背景〕

従来の画像形成装置、例えば電子写真装置に具備されて
いる感光ドラム（像担持体）においては、この感光ドラ
ム表面に付着される残存トナーを除去するための手段と
して、この感光ドラムの周部に感光ドラムのクリーニン
グ機構を配設しているが、従来のこの種のクリーニング
機構におけるクリーニング部材は、可撓弾性を有するウ
レタン。

ＮＢＲ、シリコンゴム等からなる板形状のゴム状弾性体
が用いられておシ、この板形状のゴム弾性体は、常に感
光ドラムの周面に弾圧的に当接されるようにして、感光
ドラムの回転に追従して、該ゴム弾性体で感光ドラムの
表面を常に清拭、即ちクリーニングするようになってい
る。このように、可撓弾性を有すゴム状弾性体が、感光
ドラムの表面に長期に亘って、特に高温時下で当接され
ると、そのゴム状弾性体に永久変形を起してしまってゴ
ム状弾性体の感光ドラム表面への当接力が低下し、クリ
ーニング効果が減衰されてくる。これはその清拭部材が
、ゴム、プラスチック材等である場合は、その分子構造
から由来する宿命的な欠点であった。このためゴム材の
粘性部分を増す等して改良は進められズいるが上記の永
久変形は大なり小なり発生してしまう。この永久変形に
よりゴム状弾性体の弾性力を当接変位量のみで与える圧
接手段では徐々に圧力が減少したシ、ばねや荷重で所定
圧を得る圧接手段では徐々に当接−巾が増大しだシ当接
角が変動し常時均一なるクリーニング性を得ることが不
可能であった。

本発明の主旨を明らかにするため、さらに従来例を図面
を用いて具体的に述べると、第１図（ａ）及び第１図（
ｂ）において、１は複写装置の像担持体である感光ドラ
ム３の表面を清拭するためのりＩＪ−ニング用ブレード
であって、このブレード１はウレタンゴム、シリコンプ
ム、　ＮＢＲゴム等により形成されており、さらにこの
ブレード１は、保持部材２によって挾持されている。こ
のブレード１は例えば注型、遠心成形法等によシ予め板
状に形成されるかあるいは所望形状に切断形成されたも
のでめる。

このブレード１は感光ドラム等の被クリーニング部材３
に当接されない状態では、第１図（、）に示す如く、何
ら応力が作用されず変形を起さないが、第１図（ｂ）に
示す如く、このブレード１が被クリーニング部材３に当
接された状態では変形を起す。

第１図（ｃ）は、そのブレード１が被クリーニング部材
３との当接によυ永久変形を起した状態を示すものであ
ってその永久変形量δは材質、自接時の変位量、自由端
長、厚み等によυ差を生じるが、その永久変形を起すこ
とには変シない。

１例として５０℃の環境下で第１図（ｂ）に示す如くブ
レード１を被クリーニング部材３に当接させその変位量
がεとなるように変形させ、その変位量に対する永久変
形量δを百分率で縦軸に、横軸に放置日数をとると第２
図の如く変形し、約５日後での変形量は飽和し僅か戻る
もののほとんど元に戻らない永久変形を起こしていた。

これは放置温度によシ異なるものの変形率に大きな差は
なく電子写真装置内のクリーニング部材の使用期間に比
較すればあ！！、シにも短いと言える。

この永久変形のため第３図に示す如く初期の変位量を１
とした時の当接圧を１とした場合クリーニング部材の弾
性的挙動内では変位量と当接圧が一次の関係にあシ上述
の変形量が３０％の場合、はぼ変位量が３０％減少した
状態に近く当接圧もそれに比例し３０％近く減少し図中
のＰ１〜Ｐ２の如き初期よシ減圧するためクリーニング
性が途中で漸次損なわれるものであった。

〔発明の目的〕

本発明は、上記した従来の欠点に着目してなされたもの
で、可撓弾性を有する板状のゴム弾性体の永久変形を予
め生起せしめ、これを被り１，１　　＝ング面に弾圧的
に当接せしめることによりクリーニング部材を被クリー
ニング面に安定摺接して、長期に亘って安定かつ効果的
なりリーニングを確保することができるクリーニング部
材を提供することを目的とするものである。

〔発明の実施例〕

さらに本発明を具体的に述べれば、クリーニング部材を
予め永久変形させて使用するもので、使用時の変位量ｔ
（第１図（ｂ））十永久変形量δ（第１図（ｃ））、即
ちε＋δ程度あらかじめ変位させ永久変形勢約δしたも
のを変位量ε以下で使用することによシ、従来の欠点を
一掃するものである。

永久変形後の取り付は角は初期変形エージングの角度よ
シ永久変形した角度はど大きくなるがそれによる飽和変
形量の変化は極微少であシ問題はない。

これにより使用初期と使用中において当接圧。

当接中、当接角度に大きな変化はなく常に安定したクリ
＝ング性が得られた。

同初期永久変形飽和量を得るニーソング条件は上述に限
るものでなくクリーニング部材の材質や形状、保持状態
によって異なったり、使用時の当接圧、当接中、轟接角
度のクリーニング性能の許容範囲との関連で設定すれば
良い。

〔発明の概要〕

以上のように本発明は、画像記録装置の被クリーニング
体上の残留不要物を除去するクリーニング部材を具備せ
しめたクリーニング装置においてクリーニング部材を、
ゴム状弾性体で形成すると共に、核クリーニング部材を
被クリーニング体に当接させる以前に所定量圧接永久変
形させる事を特徴とする画像記録装置のクリーニング部
材であるつ 〔発明の効果〕 従ってこのクリーニング部材によれば、そのクリーニン
グ部材に、被クリーニング部材との接合によって起す永
久変形を予め生起せしめ、このクリーニング部材を被ク
リーニング部材に圧接されるように設置せしめたもので
あるから、被クリーニング部材に作用するクリーニング
部材の接圧力が長期に亘りて減衰されることがなく、従
って効果的なりリーニングが長期的に確保できる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｅ）は、ブレードの
変形例を示す説明図、第２図はその永久変形率を示した
曲線、第３図は当接圧と変位量を示した特性図である。 １・・・ブレード　　　　２・・・グレード挾持体３・
・・像担持体 太１日数

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像形成装置の被クリーニング体上の残留不要物を除去
   するクリーニング部材を具備せしめたクリーニング装置
   においてクリーニング部材を、ゴム状弾性体で形成する
   と共に、該クリーニング部材を被クリーニング体に当接
   させる以前に所定量圧接永久変形させる事を特徴とする
   画像形成装置のクリーニング部材。