JPS6233953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233953Y2 JPS6233953Y2 JP1981127519U JP12751981U JPS6233953Y2 JP S6233953 Y2 JPS6233953 Y2 JP S6233953Y2 JP 1981127519 U JP1981127519 U JP 1981127519U JP 12751981 U JP12751981 U JP 12751981U JP S6233953 Y2 JPS6233953 Y2 JP S6233953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- engine
- area
- cooling
- cooling fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 26
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 11
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 10
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水冷エンジンのラジエータ装置に関
し、詳しくはラジエータへの通風を促して冷却効
率を高めるようにした装置に関する。
し、詳しくはラジエータへの通風を促して冷却効
率を高めるようにした装置に関する。
水冷エンジンでは過熱を防止するためにラジエ
ータに冷却水を循環し、必要に応じてさらに冷却
フアンを介してラジエータへの冷却風量を増すこ
とにより放熱を促すようにしていることは周知の
とおりである。
ータに冷却水を循環し、必要に応じてさらに冷却
フアンを介してラジエータへの冷却風量を増すこ
とにより放熱を促すようにしていることは周知の
とおりである。
ところで、第１図に示したように、エンジン１
の冷却フアン２及びラジエータ３を、レイアウト
上の制約などからラジエータ３の通風部４と冷却
フアン２の中心とを大きく偏らしたオフセツト配
置にした場合、通風部４への導風を効率化するた
めのフアンシユラウド５を設けたとしても、通風
部４の偏心域４Ａ（冷却フアン２に面していない
領域）では冷却風の流速ないし流量が著しく低下
するため、ラジエータ３の性能が充分に生かされ
ないという問題を生じる。
の冷却フアン２及びラジエータ３を、レイアウト
上の制約などからラジエータ３の通風部４と冷却
フアン２の中心とを大きく偏らしたオフセツト配
置にした場合、通風部４への導風を効率化するた
めのフアンシユラウド５を設けたとしても、通風
部４の偏心域４Ａ（冷却フアン２に面していない
領域）では冷却風の流速ないし流量が著しく低下
するため、ラジエータ３の性能が充分に生かされ
ないという問題を生じる。
本考案はこのような問題に着目してなされたも
ので、ラジエータの背面側に、通風部を冷却フア
ンに面した正対域と偏心域とに区画する流路分離
板を形成し、かつ偏心域をエンジンルーム外部に
開放して、偏心域への冷却風の流入を促すことに
より上記従来の問題を解決することを目的とす
る。
ので、ラジエータの背面側に、通風部を冷却フア
ンに面した正対域と偏心域とに区画する流路分離
板を形成し、かつ偏心域をエンジンルーム外部に
開放して、偏心域への冷却風の流入を促すことに
より上記従来の問題を解決することを目的とす
る。
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
説明する。なお、第１図と実質的に同一の部分に
は同一の符号を付して示すことにする。
説明する。なお、第１図と実質的に同一の部分に
は同一の符号を付して示すことにする。
第２図において、１はエンジン、２は冷却フア
ン、３はラジエータ、４はその通風部、５はフア
ンシユラウドである。
ン、３はラジエータ、４はその通風部、５はフア
ンシユラウドである。
本考案では、図示したように通風部４の冷却フ
アン２に面した正対域４Ｂと偏心域４Ａとを区画
するようにラジエータ３の背面側に流路分離板６
を設け、かつ偏心域４Ａをエンジンルーム７の外
部に開放する。この場合、流路分離板６とエンジ
ンアンダカバー８とを一体的に形成し、偏心域４
Ａの通過風を路面側へ滑らかに案内するようにし
てある。
アン２に面した正対域４Ｂと偏心域４Ａとを区画
するようにラジエータ３の背面側に流路分離板６
を設け、かつ偏心域４Ａをエンジンルーム７の外
部に開放する。この場合、流路分離板６とエンジ
ンアンダカバー８とを一体的に形成し、偏心域４
Ａの通過風を路面側へ滑らかに案内するようにし
てある。
さらに、この実施例では、流路分離板６と対応
してラジエータ３の正面側にも分離板（前面流路
分離板）９を設けるとともに、ラジエータ３の下
縁部に前方に傾斜した導風板１０を設け、偏心域
４Ａへの走行風の流入量が増加するようにしてあ
る。
してラジエータ３の正面側にも分離板（前面流路
分離板）９を設けるとともに、ラジエータ３の下
縁部に前方に傾斜した導風板１０を設け、偏心域
４Ａへの走行風の流入量が増加するようにしてあ
る。
このような構成に基づき、ラジエータ３の偏心
域４Ａには充分な量の走行風が流入し、滑らかに
背面側へと流れ去るため、この偏心域４Ａでの放
熱が促され充分な冷却効果が得られる。これは、
エンジンルーム７が冷却フアン２の下流側にあつ
て比較的圧力が高くなるのに対して、偏心域４Ａ
がエンジンルーム７の外部（低圧側）に開放し、
従つて走行風が抵抗なく流入するからである。
域４Ａには充分な量の走行風が流入し、滑らかに
背面側へと流れ去るため、この偏心域４Ａでの放
熱が促され充分な冷却効果が得られる。これは、
エンジンルーム７が冷却フアン２の下流側にあつ
て比較的圧力が高くなるのに対して、偏心域４Ａ
がエンジンルーム７の外部（低圧側）に開放し、
従つて走行風が抵抗なく流入するからである。
さらに、冷却フアン２の作動に基づく冷却風の
流れは、ラジエータ通風部４が流路分離板６を介
して仕切られているため、専ら正対域４Ｂを通過
し、すなわちこの正対域４Ｂでの冷却風量も増加
する。
流れは、ラジエータ通風部４が流路分離板６を介
して仕切られているため、専ら正対域４Ｂを通過
し、すなわちこの正対域４Ｂでの冷却風量も増加
する。
この結果、綜合的に高い冷却効率が得られ、換
言すればラジエータ３の性能が充分に生かされる
のである。
言すればラジエータ３の性能が充分に生かされる
のである。
第３図は、ラジエータ３の偏心域４Ａの背後側
に位置して流路分離板６の他に電動フアン装置１
０を設け、偏心域４Ａに積極的に冷却風を導入す
るようにした実施例である。
に位置して流路分離板６の他に電動フアン装置１
０を設け、偏心域４Ａに積極的に冷却風を導入す
るようにした実施例である。
電動フアン装置１０は、例えば周知のように冷
却水温が所定値を越えたときに作動を開始するよ
うに制御する。
却水温が所定値を越えたときに作動を開始するよ
うに制御する。
この実施例によれば、走行風が得られないアイ
ドリング運転や低速走行時の冷却水温上昇等に対
して電動フアン装置１０を介して偏心域４Ａへと
冷却風を導入し、過熱を防止することができる。
もちろん、走行時には第２図の実施例と同様にし
て充分な冷却効果が得られる。
ドリング運転や低速走行時の冷却水温上昇等に対
して電動フアン装置１０を介して偏心域４Ａへと
冷却風を導入し、過熱を防止することができる。
もちろん、走行時には第２図の実施例と同様にし
て充分な冷却効果が得られる。
以上のように、本考案によれば、ラジエータの
背面側に流路分離板を設け、通風部偏心域への冷
却風の流れをエンジンルーム外部へと導くことに
より、偏心域への冷却風の流入を促すようにした
ので、冷却フアンに対してオフセツト配置したラ
ジエータの冷却効率を可及的に高めることができ
る。
背面側に流路分離板を設け、通風部偏心域への冷
却風の流れをエンジンルーム外部へと導くことに
より、偏心域への冷却風の流入を促すようにした
ので、冷却フアンに対してオフセツト配置したラ
ジエータの冷却効率を可及的に高めることができ
る。
また、本考案によればラジエータ直後の流路分
離板がそのまま一体的にエンジンアンダカバーへ
と続いていて、エンジンルーム下面にてエンジン
及び冷却フアンが遮蔽されるので、それだけエン
ジンルームからの騒音の放射を抑えて静粛にでき
るという効果も得られる。
離板がそのまま一体的にエンジンアンダカバーへ
と続いていて、エンジンルーム下面にてエンジン
及び冷却フアンが遮蔽されるので、それだけエン
ジンルームからの騒音の放射を抑えて静粛にでき
るという効果も得られる。
第１図は従来例の側面概略断面図、第２図は本
考案の第１の実施例の、第３図は同じく第２の実
施例の側面概略断面図である。 １……エンジン、２……冷却フアン、３……ラ
ジエータ、４……通風部、４Ａ……偏心域、４Ｂ
……正対域、６……流路分離板、７……エンジン
ルーム、８……エンジンアンダカバー。
考案の第１の実施例の、第３図は同じく第２の実
施例の側面概略断面図である。 １……エンジン、２……冷却フアン、３……ラ
ジエータ、４……通風部、４Ａ……偏心域、４Ｂ
……正対域、６……流路分離板、７……エンジン
ルーム、８……エンジンアンダカバー。
Claims (1)
- ラジエータ通風部と冷却フアンとをオフセツト
配置した水冷エンジンのラジエータ装置におい
て、ラジエータの背面側にエンジンアンダカバー
に一体的に連接する流路分離板を形成し、前記通
風部を冷却フアンに面した正対域と偏心域とに区
画し、かつ前記偏心域をエンジンアンダカバーで
画成されるエンジンルーム外部に開放したことを
特徴とする水冷エンジンのラジエータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12751981U JPS5832124U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 水冷エンジンのラジエ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12751981U JPS5832124U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 水冷エンジンのラジエ−タ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5832124U JPS5832124U (ja) | 1983-03-02 |
| JPS6233953Y2 true JPS6233953Y2 (ja) | 1987-08-31 |
Family
ID=29921244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12751981U Granted JPS5832124U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 水冷エンジンのラジエ−タ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832124U (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50156923A (ja) * | 1974-06-07 | 1975-12-18 | ||
| JPS5298836A (en) * | 1976-02-16 | 1977-08-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | Vahicle engine cooler |
| JPS5495222A (en) * | 1978-01-11 | 1979-07-27 | Nippon Gakki Seizo Kk | Automatic player |
| JPS5653618B2 (ja) * | 1978-02-15 | 1981-12-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5653618U (ja) * | 1979-10-03 | 1981-05-11 |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP12751981U patent/JPS5832124U/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50156923A (ja) * | 1974-06-07 | 1975-12-18 | ||
| JPS5298836A (en) * | 1976-02-16 | 1977-08-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | Vahicle engine cooler |
| JPS5495222A (en) * | 1978-01-11 | 1979-07-27 | Nippon Gakki Seizo Kk | Automatic player |
| JPS5653618B2 (ja) * | 1978-02-15 | 1981-12-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5832124U (ja) | 1983-03-02 |
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