JPS6233931A

JPS6233931A - 竪穴掘削装置

Info

Publication number: JPS6233931A
Application number: JP17137885A
Authority: JP
Inventors: Yukio Shiroishi; 城石　幸男; Atsushi Nagayoshi; 淳永芳
Original assignee: KAHO SEISAKUSHO KK
Current assignee: KAHO SEISAKUSHO KK
Priority date: 1985-08-02
Filing date: 1985-08-02
Publication date: 1987-02-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　産業上の利用分野本発明は送電線鉄塔基礎及び橋脚などの基礎穴掘削工事
あるいは集水井戸、水道管、ガス管等の埋設工事におい
て必要どなる竪穴の掘削等において有効に用いることが
できる竪穴掘削装置に関する。

（ロ）　従来技術従来、上記竪穴の掘削形成作業は、手作業若しくは各種
掘削装置を用いて土砂を地表から徐々に地中に向けて掘
削していき、同抑、削に伴って鋼矢板を打設したけ、環
状のライプ−プレートを順次連結することによって土砂
の掘削竪穴への崩壊を防止している。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点しかし、上記竪
穴掘削形成作業で、掘削を手作業で行う場合は、箸しく
苛酷な労働どなけ、また機械力を用いる場合はオーガ等
の掘削カッタを自在に移動することができず、そのため
竪穴を正確に掘削できず、また、下方に充分な広さの空
間を形成Ｊることができない等の問題点を生じていた。

さらに、掘削装置は単に吊支されているのみである場合
が多く、吊支ローブの破断による事故等のおそれもあっ
た。

本弁明は上記問題点を解決づることができる竪穴掘削装
置を提供することを目的とする。。

（ニ）　問題点を解決するための手段Ｆ記問題点を解決するため、本発明に係る竪穴掘削装置
は掘削竪穴内に昇降機枠を昇降自在に配設し、同昇降機
枠の略中央下面に、先端を掘削竪穴の半径方向に伸延す
る旋回台の基端を旋回台７Ｆに支持し、同旋回台の下面
に、ト端を旋回台の先☆ｉ；に枢支Ｊるとともに下端を
旋回台の基端直下方向に伸延する掘削機構支持アームを
傾倒自在に取付け、同掘削機構支持アームの下端に、掘
削機構を傾倒自在に取付【ノ、同掘削機構を、下端を枢
軸によって枢支され、内部にオーガ進退用シリンダを内
蔵する筒状ケーシングと、同オーガ進退用シリンダの下
端に取付けたオーガ回転装置と、同オーガ回転装置の下
端に取付けｌｃ掘削用オーガとから構成したことを特徴
とする。

また、本発明に係る竪穴掘削装置は、必要に応じて、さ
らに、掘削竪穴の内面に取付けたライナープレートに垂
直方向に伸延する複数のガイドレールを取付け、同ガイ
ドレールに昇降機枠を着脱自在に連結可能とした構成と
している。

（ホ）　作　用上記構成において、吊支ワイヤを弛めることによって竪
穴掘削装置全体を竪穴内で下降させ、掘削用オーガを掘
削面と対峙させる。その後、回転装置を駆動して掘削用
オーガを回転し、掘削を行う。かかる掘削において、掘
削用オーガは支持ア一ム傾倒用シリンダの駆動に」−っ
て半径方向に移動でき、かつ掘削機構傾倒用シリンダの
駆動によつ−Ｃ傾倒できるので、掘削用オーガは竪穴の
底面積全体のみならず、側壁も掘削できる。

また、掘削用オーガ自体を進退できるので、竪穴掘削装
量全体を降下することなく、Ａ−−ガ用シリンダを降下
するのみで掘削ｆｌ業を続行Ｊ−ることができる。

（へ）　効　果以上延べてきた構成によけ、本発明は以下の効果を奏す
る。

■　掘削用オーガを三次元的に移動ないし変位させるこ
とができ、竪穴を正確、容易、かつ確実に掘削できる。

■　また、竪穴の底面のみでなく、側壁も掘削でき、掘
削竪穴の下部に広い空間を形成することができる。

■　竪穴掘削装置を、ガイドレールを介してライナープ
レートに確実に支持できるので、吊支ワイヤ等の破断に
対しても作業の安全性を充分に確保できる。

（ｌへ）　実施例本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第１図お
よび第２図において、（１）は掘削後の竪穴（２）内に
ウィンチ等（図示せず）に巻回する吊支ワイヤ（１ａ）
によって吊支された竪穴掘削装置を示す。

かかる竪穴掘削装置（１）の構成について説明すると、
（３）は上記吊支ワイｒ　（１ａ　）によって吊支した
昇降機枠であけ、ｌｉ’ｉｌ昇降機枠（３）は、第２図
から明らかなように、竪穴（２）の直径方向に伸延する
本体フレーム（４）と、同本体フレーム（４）の中央部
から直交する半径方向に伸延する転倒防止フレーム（５
）と、本体フレーム〈４）の両端及び転倒防止フレーム
（５）の先端にそれぞれ取付（）た昇降案内ブラケット
〜（６）。

（７）、（８）とからなけ、かかる昇降案内ブラケッｉ
〜（６）、（７）、（８）は後述するガイドレール〈４
１）によって竪穴（２）内の任意の昇降位置に保持され
る。イＴお、本体フレーム〈４）は第１図に示寸ように
伸縮ジヨイント（４ａ）によって半径方向に伸縮でき、
竪穴（２）の若干の穴径女史に対応できる。

（１０）４よ、基端を昇降機枠（３）の本体フレーム（
４）の略中央部下面に旋回ベアリング（１１）によって
旋回自在に支持した旋回台であけ、同旋回台（１０）は
その先端を半径方向に伸延している。

なお、昇降機枠（３）に対する旋回台（１０）の相対的
な旋回は、旋回台（１０）に内蔵した旋回モータ（１２
）の出力軸に固定したピニオンギヤ（１３）を昇降機枠
（３）に固定したホイールギヤ（１４）と噛合させるこ
とによって行われる。

く１５）は、上端を枢軸くする）によって旋回台（１０
）の先端に枢支し、下端を旋回ベアリング（１１）の直
下に位置させた掘削機構支持アームであけ、傾斜状態に
配設されている。また、（１７）は基端を旋回台（１０
）の基端下面に枢軸（１８）によって枢支し、先端を掘
削機構支持アーム（１５）の中途に枢軸（１９）によっ
て枢支した支持アーム傾倒用シリンダであけ、同シリン
ダ（１７）の駆動を旋回台（１０）の旋回動と協働させ
ることによって、掘削機構支持アーム（１５）の下端に
あらゆる方向への水平移動を行わせることができる。

また、第１図から第４図において、（２０）は掘削機構
支持アーム（１５）の先端に枢軸（２１）によって揺動
自在に連結した揺動ブラケットであけ、同揺動ブラケッ
ト（２０）の揺動は、基端を掘削機構支持アーム（１５
）の下部に枢支し、先端を突片（２２）に枢支した掘削
機構傾倒用シリンダ（２３）によって行われる。

また、〈２５）は、下端を揺動ブラケットく２０）の−
側側壁に固定連結した筒状ケーシングであけ、同筒状ケ
ーシング（２５）はその内部にオーガ進退用シリンダ（
２６）を貫挿しておけ、同一　　９　− 進退用シリンダ（２６）はその−［１端を筒状ケーシン
グ（２５）の上部に枢支している。

また（３０）は同筒状ケーシング（２５）内に伸縮自在
に貫挿した進退ケーシングであけ、Δ−万進）Ｕ用シリ
ンダ（２６）の先端が同進退用ノｌ−シング（３０）の
下端に連結されている。

また、（３１）はオーガ進退ケーシング（２５）の下端
に一体的に連結されたオーガ回転装置であけ、同Ａ−ガ
回転装置（３１）の下端にオーガカッタ（３２）を具備
する掘削用Ａ−が（３３）が結着されている。

かかる構成によって、掘削機構傾倒用シリンダ（２３）
を駆動すると、枢軸（２１）を回動中心として筒状クー
シング（２５＞、オーガ回転装置（３１）、掘削用オー
ガ（３３）及びオーガカッタ（３２）が一体向に傾倒し
、またオーガ進退用シリンダ（２６）を駆動することに
よって掘削用オーガ（３３）及びオーガカッタ（３２）
を進退でき、さらにオーガ回転装置（３１）を駆動する
ことにＪ、って掘削用オーガ（３３）及びオーガカツタ
（３２）を回転することができる。

また、（３５）は旋回台（１０）の下部に取付（゛）た
作業台であけ、同作業台（３５＞−１には操作盤（３６
）が設置されている。

ついで、上記掘削装置を竪穴（２）の内面に取付けたラ
イナープレー１−（／１０）に支持させる構造について
説明する。

まず、（４１）はライナープレー１〜（４０）に固定さ
れるガイドレールであけ、同ガイドレールく４１）は、
第５図に示すように、間隔をあけて配設した一対のチャ
ンネル（４２）、（４３）と、両チャンネル（４２）、
（’１３）とを一体向に連結するライブ−プレ−１〜係
合川ブラケッ１〜（４５）とからイアけ、ライナープレ
ー１・係合用ブラケッ１〜（４５）を連結ボルトによっ
てライナープレート（４０）の縁板に連結することによ
ってガイドレール（４１）をライナープレート（４０）
に固着することができる。

また、（４６）は両チ１７ンネル（４２）、（４３）の
内側対向面間に、−ト下方向に一定間隔あけて架設しＩ
こ複数の係合杆である。

また、（４７）、（４８）は各界陪案内ブラケッｈ（６
＞、（７）、（８）のＦ部及び下部にそねぞね取イ・目
ＩＩこ［一部及び下部係合片であけ、各係合ｊ〜（４７
）、（／＋８）はその中途を枢ピン（４９）、（５０）
によって揺動自在に枢支するとともに、その係合爪（５
１）、（５２）をチャンネル（４２）、（４３＞間に介
設した係合杆（４６）に着脱自在に係合可能としている
。

また（５３）は土部係合片（４７）を係合位置に固定す
るだめの固定ビンであけ、（５４）は下部係合片（４８
）を係合４．；１　ｔｆｊｆに固定するだめの固定用シ
リンダである。

また（５５）、（５６）は脣降案内ブラケット（６）、
（７）の両側に延設した補助ブラケツ１へであけ、同ブ
ラケット（５５）、（５６）は安全ビン（５７）、＜５
８）によってガイドレール（４１）に固定）１Ｆ結され
る。

かかる構成によって、竪穴掘削装置（１）を強固にライ
ナープレート（４）に連結することかできる。

なお、図示の実施例における、その他の構成要素につい
て説明すれば、第２図において〈５９）は掘削上排出バ
クットを示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る竪穴掘削装置の全体正面図、第２
図は第１図Ｉ−Ｉ線による矢視平面図、第３図は第１図
■−■線による断面図、第４図は第１図■−■線による
矢視図、第５図はガイドレールの斜視図である。図中、（１）：竪穴掘削装置（２）；竪穴（３）：昇降機枠（４）二本体フレーム（４ａ　）　：伸縮ジヨイント（５）：転倒防止フレーム（６）、（７）、（８）：昇降案内ブラケット（１０）
：旋回台（１１）：旋回ベアリング（１２）：旋回モータ（１３）：ビニオンギへ７（１４）：ホイールギャ（１５）：掘削機構支持アーム（する）：枢軸（１７）：支持アーム傾倒用シリンダ（１８）；枢軸（１９）：枢軸（２０）：揺動ブラケット（２１）：枢軸（２２）：突片（２３）：ｍ削機構傾倒用シリンダ（２５）：筒状ケーシング（２６）：オーガ進退用シリンダ（３］：進退ケーシング（３１）二オーガ回転装置（３２）：オーガカッター（３３）：掘削用オーが（３５）：作業台（３６）：操作盤＜４０）ニライナープレート（４１＞ニガイドレール（４２）、（４３）：ヂャンネル＜４５）ニライナープレート係合用ブラクット（４６）
：係合片（４９＞、（５０）：枢ビン（５１）、（５２）：係合爪（５３）：固定ビン（５４）：固定用シリンダ（５５）、（５６）：補助ブラノノッ１〜（５７）、（
５８）：安全ビン（５９）：掘削土排出パケット特許出願人　　株式会社嘉穂製作所代理人　　　　松　尾　　憲　−部第１図「４０工　４１　７Ｘ′１ａニー能５１　　　°５３／／＼０′　　河　　　　　、　　１第４．図］

Claims

【特許請求の範囲】１）掘削竪穴（２）内に昇降機枠（３）を昇降自在に配
設し、同昇降機枠（３）の略中央下面に、先端を掘削竪
穴（２）の半径方向に伸延する旋回台（１０）の基端を
旋回自在に支持し、同旋回台（１０）の下面に、上端を
旋回台（１０）の先端に枢支するとともに下端を旋回台
（１０）の基端直下方向に伸延する掘削機構支持アーム
（１５）を傾倒自在に取付け、同掘削機構支持アーム（
１５）の下端に、掘削機構を傾動自在に取付け、同掘削
機構を、下端を枢軸によって枢支され、内部にオーガ進
退用シリンダ（２６）を内蔵する筒状ケーシング（２５
）と、同オーガ進退用シリンダ（２６）の下端に取付け
たオーガ回転装置（３１）と、同オーガ回転装置（３１
）の下端に取付けた掘削用オーガ（３３）とから構成し
たことを特徴とする竪穴掘削装置。２）掘削竪穴（２）内に昇降機枠（３）を昇降自在に配
設し、同昇降機枠（３）の略中央下面に、先端を掘削竪
穴（２）の半径方向に伸延する旋回台（１０）の基端を
旋回自在に支持し、同旋回台（１０）の下面に、上端を
旋回台（１０）の先端に枢支するとともに下端を旋回台
（１０）の基端直下方向に伸延する掘削機構支持アーム
（１５）を傾倒自在に取付け、同掘削機構支持アーム（
１５）の下端に、掘削機構を傾倒自在に取付け、同掘削
機構を、下端を枢軸によって枢支され、内部にオーガ進
退用シリンダ（２６）を内蔵する筒状ケーシング（２５
）と、同オーガ進退用シリンダ（２６）の下端に取付け
たオーガ回転装置（３１）と、同オーガ回転装置（３１
）の下端に取付けた掘削用オーガ（３３）とから構成し
、さらに、掘削竪穴（２）の内面に取付けた環状のライ
ナープレート（４０）に、垂直方向に伸延する複数のガ
イドレール（４１）を取付け、同ガイドレール（４１）
に上記昇降機枠（３）を着脱自在に連結したことを特徴
とする竪穴掘削装置。