JPS6233891B2 - - Google Patents
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- JPS6233891B2 JPS6233891B2 JP56111485A JP11148581A JPS6233891B2 JP S6233891 B2 JPS6233891 B2 JP S6233891B2 JP 56111485 A JP56111485 A JP 56111485A JP 11148581 A JP11148581 A JP 11148581A JP S6233891 B2 JPS6233891 B2 JP S6233891B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は保温器等の調理器に関し、特に炊き上
げた鍋内のご飯の変色、臭いを少なくするための
構成に関するものである。
げた鍋内のご飯の変色、臭いを少なくするための
構成に関するものである。
従来は、自然の空気の中の酸素量でご飯等を保
温しており、酸素によつて、ご飯の変色及びご飯
の中に含まれる油脂の劣化等により、臭いの発生
が見られていた。また、酸素の影響を受けて菌の
繁殖も認められていた。
温しており、酸素によつて、ご飯の変色及びご飯
の中に含まれる油脂の劣化等により、臭いの発生
が見られていた。また、酸素の影響を受けて菌の
繁殖も認められていた。
本発明はこのような酸素の悪影響を防止するも
のであり、以下本発明の実施例について添付図面
を参照して説明する。
のであり、以下本発明の実施例について添付図面
を参照して説明する。
図において、1は本体、2は下枠で本体1の底
部にカーリングし取付けられている。3は保護枠
で上枠4に上縁が載置され止められている。上枠
4は本体1の上縁にはめ込まれ、保護枠3からの
熱が、本体1に伝わり難くするための断熱効果も
有している。
部にカーリングし取付けられている。3は保護枠
で上枠4に上縁が載置され止められている。上枠
4は本体1の上縁にはめ込まれ、保護枠3からの
熱が、本体1に伝わり難くするための断熱効果も
有している。
5は炊飯用ヒータで、保護枠3の底部に載置さ
れ、鍋6を底面から加熱する。7はセンターサー
モスタツトで、炊飯用ヒータ5の中央に設置され
ている。センターサーモスタツト7はキユーリー
ポイントを有したフエライトとマグネツトよりな
り、ご飯が炊き上がるとフエライトの磁性が失く
なり、レバー24を押し、完成接点板25を
OFFする等の役目を果たしている。8は保温ヒ
ータで保護枠3の上部に巻かれている。9は内蓋
で、鍋6の上段部に載置されている。10は内蓋
パツキングで鍋6内の内圧を上昇するためのもの
である。
れ、鍋6を底面から加熱する。7はセンターサー
モスタツトで、炊飯用ヒータ5の中央に設置され
ている。センターサーモスタツト7はキユーリー
ポイントを有したフエライトとマグネツトよりな
り、ご飯が炊き上がるとフエライトの磁性が失く
なり、レバー24を押し、完成接点板25を
OFFする等の役目を果たしている。8は保温ヒ
ータで保護枠3の上部に巻かれている。9は内蓋
で、鍋6の上段部に載置されている。10は内蓋
パツキングで鍋6内の内圧を上昇するためのもの
である。
11は弁ホルダーで、内蓋9に取付けられてお
り、圧力調整弁12が中央孔に挿入され、鍋6内
の圧力をある一定圧力以上に上昇しないようにす
る。13は内蓋9に取付けられた内蓋取付けクツ
シヨンゴムで放熱板39に取付けられた取付軸3
2に挿入することにより、内蓋9を外蓋14に装
着できる。外蓋14には外周から内方に向つて、
外蓋カバー15がはめ込まれており、外蓋パツキ
ング16をはさみ込んで放熱板39がビス等によ
り、外蓋カバー15に取付けられている。外蓋パ
ツキング16は外蓋14を本体1に蓋をしたとき
に鍋6の上縁に接触し、蒸気の漏れを防いでい
る。35は外蓋14のハンドル部のハンドルカバ
ーである。17はフツクレバー、19はフツクレ
バー17を外蓋14に取付けるためのフツクレバ
ー軸、18はフツクレバー17を反転するための
反転バネである。20は本体1に取付けられた尾
錠でフツクレバー17の爪が引つ掛るようになつ
ている。21は外蓋14の回転を受けるための回
転軸受板、22は外蓋14と回転軸受板をジヨイ
ントするための回転軸である。23は内蓋9に露
滴した露が床上等に流れ落ちるのを防ぐための露
受けである。26はレバー24の先端に挿入され
たスイツチボタン、27はレバー24を取り付け
るための表示板、28は炊飯ランプである。29
は表示板止メネジ、30はコードリール、37は
コードリール30を取りつけた裏板、36は下枠
2の底面に取付けられた脚である。33は本体断
熱材、34は底断熱体、31は放熱板39に取付
けられた蓋ヒータ、38は脱酸素装置である。4
0は蓋断熱材である。41は保温時に温度制御の
役目をするサーマル・リード・スイツチ(以下
TRSと呼ぶ)、47は脱酸素装置38と鍋6との
接続パイプ、48は接続パイプ47の先端に取り
つけられた接続用クツシヨンゴムであり、開口部
中間にポリ三フツ化エチレン樹脂フイルム57が
埋込まれている。
り、圧力調整弁12が中央孔に挿入され、鍋6内
の圧力をある一定圧力以上に上昇しないようにす
る。13は内蓋9に取付けられた内蓋取付けクツ
シヨンゴムで放熱板39に取付けられた取付軸3
2に挿入することにより、内蓋9を外蓋14に装
着できる。外蓋14には外周から内方に向つて、
外蓋カバー15がはめ込まれており、外蓋パツキ
ング16をはさみ込んで放熱板39がビス等によ
り、外蓋カバー15に取付けられている。外蓋パ
ツキング16は外蓋14を本体1に蓋をしたとき
に鍋6の上縁に接触し、蒸気の漏れを防いでい
る。35は外蓋14のハンドル部のハンドルカバ
ーである。17はフツクレバー、19はフツクレ
バー17を外蓋14に取付けるためのフツクレバ
ー軸、18はフツクレバー17を反転するための
反転バネである。20は本体1に取付けられた尾
錠でフツクレバー17の爪が引つ掛るようになつ
ている。21は外蓋14の回転を受けるための回
転軸受板、22は外蓋14と回転軸受板をジヨイ
ントするための回転軸である。23は内蓋9に露
滴した露が床上等に流れ落ちるのを防ぐための露
受けである。26はレバー24の先端に挿入され
たスイツチボタン、27はレバー24を取り付け
るための表示板、28は炊飯ランプである。29
は表示板止メネジ、30はコードリール、37は
コードリール30を取りつけた裏板、36は下枠
2の底面に取付けられた脚である。33は本体断
熱材、34は底断熱体、31は放熱板39に取付
けられた蓋ヒータ、38は脱酸素装置である。4
0は蓋断熱材である。41は保温時に温度制御の
役目をするサーマル・リード・スイツチ(以下
TRSと呼ぶ)、47は脱酸素装置38と鍋6との
接続パイプ、48は接続パイプ47の先端に取り
つけられた接続用クツシヨンゴムであり、開口部
中間にポリ三フツ化エチレン樹脂フイルム57が
埋込まれている。
58は吸込ポンプで、鍋内の気体を排出し、脱
酸素装置38へ送り込み、この脱酸素装置38に
より脱酸素した気体を鍋内へ送り込むものであ
る。59はポリフツ化エチレン樹脂フイルム取付
板で、ポリ三フツ化エチレン樹脂フイルムが熱溶
着されている。60は脱酸素装置38の挿入口と
排出口に設けられたポリ三フツ化エチレン樹脂フ
イルム板である。次に第2図にもとづき、脱酸素
装置38について説明する。42は正の電極で銅
またはニツケル等の材質でできている。43はリ
ード線で、負の電極44に接続されている。負電
極44は炭素の材質でできている。45は還元パ
イプである。46は水酸化カリウム溶液が用いら
れた電解液である。49は電解槽である。
酸素装置38へ送り込み、この脱酸素装置38に
より脱酸素した気体を鍋内へ送り込むものであ
る。59はポリフツ化エチレン樹脂フイルム取付
板で、ポリ三フツ化エチレン樹脂フイルムが熱溶
着されている。60は脱酸素装置38の挿入口と
排出口に設けられたポリ三フツ化エチレン樹脂フ
イルム板である。次に第2図にもとづき、脱酸素
装置38について説明する。42は正の電極で銅
またはニツケル等の材質でできている。43はリ
ード線で、負の電極44に接続されている。負電
極44は炭素の材質でできている。45は還元パ
イプである。46は水酸化カリウム溶液が用いら
れた電解液である。49は電解槽である。
50,51は電圧降下用抵抗、52は半波整流
ダイオード、53は定電圧回路、57はトランス
である。54は保温ランプ、56は保温ランプ用
安定抵抗、55は炊飯ランプ用安定抵抗である。
ダイオード、53は定電圧回路、57はトランス
である。54は保温ランプ、56は保温ランプ用
安定抵抗、55は炊飯ランプ用安定抵抗である。
次に動作について説明すると、鍋6に米と水を
入れ、スイツチボタン6を押すとレバー24を介
して、センターサーモがONし、完成接点板25
が閉じ、炊飯ヒータが発熱し、炊飯が開始され
る。ご飯ができ上ると、鍋6底部の温度が上り、
センターサーモスタツト7の動作点に達し、動作
する。完成接点板25がOFFすると、回路は保
温の状態となる。保温状態になると炊飯ヒータ5
と保温ヒータ8、蓋ヒータ31は並列に結線さ
れ、脱酸素装置38の回路、吸込ポンプ58にも
電圧が加わり、作動しだす。脱酸素装置38は、
鍋6内の酸素を抜く作用をし、鍋6内の気体の中
の酸素が、接続用クツシヨンゴム48、接続パイ
プ47を通じて電解槽49の電解液46から放出
される。この空気電池の反復作用により、鍋6内
の酸素量は、100分の1以下となる。
入れ、スイツチボタン6を押すとレバー24を介
して、センターサーモがONし、完成接点板25
が閉じ、炊飯ヒータが発熱し、炊飯が開始され
る。ご飯ができ上ると、鍋6底部の温度が上り、
センターサーモスタツト7の動作点に達し、動作
する。完成接点板25がOFFすると、回路は保
温の状態となる。保温状態になると炊飯ヒータ5
と保温ヒータ8、蓋ヒータ31は並列に結線さ
れ、脱酸素装置38の回路、吸込ポンプ58にも
電圧が加わり、作動しだす。脱酸素装置38は、
鍋6内の酸素を抜く作用をし、鍋6内の気体の中
の酸素が、接続用クツシヨンゴム48、接続パイ
プ47を通じて電解槽49の電解液46から放出
される。この空気電池の反復作用により、鍋6内
の酸素量は、100分の1以下となる。
この動作を続ける時に、接続用クツシヨンゴム
48及び接続パイプ47を通じて気体と共に蒸気
が逃げ出し、脱酸装置38に流れ、脱酸の効率を
阻害する。第4図のように接続用クツシヨンゴム
48の中間にポリ三フツ化エチレン樹脂フイルム
57を埋込むことにより蒸気の流入を防げる。ポ
リ三フツ化エチレン樹脂フイルム57はフイルム
の孔を酸素、窒素、水素等の元素気体は通すが水
及び蒸気等の液体は通さない性質を有しているた
め、鍋6内の脱酸効果は非常に高いものがある。
しかしながら、鍋6内の気体の排出をするため、
ポリ三フツ化エチレン樹脂フイルム57の膜抵抗
があるため、吸込ポンプ58を必要とするが、脱
酸効率の面で非常に高い効果が得られる。
48及び接続パイプ47を通じて気体と共に蒸気
が逃げ出し、脱酸装置38に流れ、脱酸の効率を
阻害する。第4図のように接続用クツシヨンゴム
48の中間にポリ三フツ化エチレン樹脂フイルム
57を埋込むことにより蒸気の流入を防げる。ポ
リ三フツ化エチレン樹脂フイルム57はフイルム
の孔を酸素、窒素、水素等の元素気体は通すが水
及び蒸気等の液体は通さない性質を有しているた
め、鍋6内の脱酸効果は非常に高いものがある。
しかしながら、鍋6内の気体の排出をするため、
ポリ三フツ化エチレン樹脂フイルム57の膜抵抗
があるため、吸込ポンプ58を必要とするが、脱
酸効率の面で非常に高い効果が得られる。
このような脱酸により、鍋6内の酸素量が減少
することにより、ご飯の変色と腐敗菌の繁殖が防
がれ、長時間の保温ができる。
することにより、ご飯の変色と腐敗菌の繁殖が防
がれ、長時間の保温ができる。
以上の効果を発輝するために、接続用クツシヨ
ンゴム48の中間にポリ三フツ化エチレン樹脂フ
イルム57を埋込み、吸込ポンプ58を取付ける
だけで気体と液体の分離ができるので、大がかり
なものでなく、製品化が容易に行える。
ンゴム48の中間にポリ三フツ化エチレン樹脂フ
イルム57を埋込み、吸込ポンプ58を取付ける
だけで気体と液体の分離ができるので、大がかり
なものでなく、製品化が容易に行える。
以上の説明から明らかのように本発明によれば
鍋内の酸素量が減少し、ご飯の変色と腐敗菌の繁
殖が防がれ長時間の保温ができるとともに、脱酸
素装置も鍋内のみに連通し、気体、液体の分離も
簡単にできるので、製品化が容易に行える。
鍋内の酸素量が減少し、ご飯の変色と腐敗菌の繁
殖が防がれ長時間の保温ができるとともに、脱酸
素装置も鍋内のみに連通し、気体、液体の分離も
簡単にできるので、製品化が容易に行える。
第1図は本発明の実施例における調理器の断面
図、第2図は同調理器と脱酸素装置の関係を示す
概略断面図、第3図は同電気回路図、第4図はポ
リ三フツ化エチレン樹脂フイルムを接続用クツシ
ヨンゴムに取付けた断面図である。 6……鍋(調理器本体)、38……脱酸素装
置、47……接続パイプ、48……接続用クツシ
ヨンゴム、57……ポリ三フツ化エチレン樹脂フ
イルム、58……吸込ポンプ。
図、第2図は同調理器と脱酸素装置の関係を示す
概略断面図、第3図は同電気回路図、第4図はポ
リ三フツ化エチレン樹脂フイルムを接続用クツシ
ヨンゴムに取付けた断面図である。 6……鍋(調理器本体)、38……脱酸素装
置、47……接続パイプ、48……接続用クツシ
ヨンゴム、57……ポリ三フツ化エチレン樹脂フ
イルム、58……吸込ポンプ。
Claims (1)
- 1 脱酸素装置に接続された接続パイプの先端を
調理器本体に排出、送り込み接続用クツシヨンゴ
ムを介して接続し、前記排出、送り込み接続用ク
ツシヨンゴムにポリ三フツ化エチレン樹脂のフイ
ルムを設け、かつ、前記調理器本体内の気体を排
出し前記脱酸素装置により脱酸素した気体を前記
調理器本体内に送り込むポンプを設けてなる調理
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56111485A JPS5812625A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56111485A JPS5812625A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5812625A JPS5812625A (ja) | 1983-01-24 |
JPS6233891B2 true JPS6233891B2 (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=14562453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56111485A Granted JPS5812625A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812625A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0767255A4 (en) * | 1995-03-16 | 1998-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | PERMSELECTIVE PNEUMATIC GAS PUMP AND INCUBATOR USING THE SAME |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP56111485A patent/JPS5812625A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5812625A (ja) | 1983-01-24 |
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