JPS6233880Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233880Y2 JPS6233880Y2 JP4177182U JP4177182U JPS6233880Y2 JP S6233880 Y2 JPS6233880 Y2 JP S6233880Y2 JP 4177182 U JP4177182 U JP 4177182U JP 4177182 U JP4177182 U JP 4177182U JP S6233880 Y2 JPS6233880 Y2 JP S6233880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- vehicle body
- control cable
- opening
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、ボンネツト開閉装置に係り、特に自
動車の走行方向前方中央部に設けられたボンネツ
ト開閉用旋錠部を車内から遠隔開閉操作すべく配
線されたコントロールケーブルを固定する手段に
おいて、該コントロールケーブルの途中を上記旋
錠部の両側に配置されたヘツドランプの車体内側
ハウジングに支持させるようにしたものである。
動車の走行方向前方中央部に設けられたボンネツ
ト開閉用旋錠部を車内から遠隔開閉操作すべく配
線されたコントロールケーブルを固定する手段に
おいて、該コントロールケーブルの途中を上記旋
錠部の両側に配置されたヘツドランプの車体内側
ハウジングに支持させるようにしたものである。
一般に自動車には、走行方向前方にエンジンル
ームを形成し、該エンジンルームの上部開放部を
覆うボンネツトをその後端部で車体に枢支し、該
ボンネツトが走行方向前方に臨んで開閉するよう
にしたものがある。そして、上記ボンネツトを車
体に対して閉蓋状態にロツクする手段として、車
体の走行方向前方中央部にボンネツト開閉用旋錠
部を設けると共に、該旋錠部を車内から遠隔開閉
操作するために該車内より上記旋錠部に上記ボン
ネツトに覆われたエンジンルームたる車体内を経
由させて、コントロールケーブルを掛け渡したボ
ンネツト開閉装置は既に知られている。
ームを形成し、該エンジンルームの上部開放部を
覆うボンネツトをその後端部で車体に枢支し、該
ボンネツトが走行方向前方に臨んで開閉するよう
にしたものがある。そして、上記ボンネツトを車
体に対して閉蓋状態にロツクする手段として、車
体の走行方向前方中央部にボンネツト開閉用旋錠
部を設けると共に、該旋錠部を車内から遠隔開閉
操作するために該車内より上記旋錠部に上記ボン
ネツトに覆われたエンジンルームたる車体内を経
由させて、コントロールケーブルを掛け渡したボ
ンネツト開閉装置は既に知られている。
しかし乍ら、かかるボンネツト開閉装置にあつ
ては、上記コントロールケーブルの配線乃至掛け
渡し距離が比較的長いことから、自動車走行時に
そのコントロールケーブルがバタツキを起こす問
題がある。そこで、このコントロールケーブルの
バタツキを防止するため、従来では種々の固定手
段が採用されていた。例えば、車体のパネルに穴
を開け、該穴に上記ケーブルを通してこれを支持
固定する方法、あるいはクリツプや粘着テープ等
を用いてケーブルを車体に固定する方法等であ
る。しかし乍ら、前者の穴通し固定方法にあつて
は、ケーブルの取付け、取外しの作業性が悪いば
かりか、穴の部分にケーブル損傷防止用のグロメ
ツトを取付ける必要があり、コストアツプを余儀
なくされる欠点があつた。また、後者の固定方法
にあつては、クリツプや粘着テープを使用するこ
とから、コストがかかり、更には外れ易いという
不具合があつた。
ては、上記コントロールケーブルの配線乃至掛け
渡し距離が比較的長いことから、自動車走行時に
そのコントロールケーブルがバタツキを起こす問
題がある。そこで、このコントロールケーブルの
バタツキを防止するため、従来では種々の固定手
段が採用されていた。例えば、車体のパネルに穴
を開け、該穴に上記ケーブルを通してこれを支持
固定する方法、あるいはクリツプや粘着テープ等
を用いてケーブルを車体に固定する方法等であ
る。しかし乍ら、前者の穴通し固定方法にあつて
は、ケーブルの取付け、取外しの作業性が悪いば
かりか、穴の部分にケーブル損傷防止用のグロメ
ツトを取付ける必要があり、コストアツプを余儀
なくされる欠点があつた。また、後者の固定方法
にあつては、クリツプや粘着テープを使用するこ
とから、コストがかかり、更には外れ易いという
不具合があつた。
本考案は上述した如き問題点に着目してこれら
を有効に解決すべく創案されたものである。本考
案の目的とするところは、コントロールケーブル
の取付け、取外しが容易にでき、確実に固定する
ことができると共に、コストダウンが図れるボン
ネツト開閉装置を提供することにある。
を有効に解決すべく創案されたものである。本考
案の目的とするところは、コントロールケーブル
の取付け、取外しが容易にでき、確実に固定する
ことができると共に、コストダウンが図れるボン
ネツト開閉装置を提供することにある。
以下に本考案の好適一実施例について添付図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第１図において、１は自動車の車体であり、走
行方向前方部にはエンジンルーム２が形成され、
車体１にはエンジンルーム２の上方開放部を開閉
自在に覆うボンネツト３がその後端部３ａにて枢
支されている。そして、車体１の走行方向前方両
側にはヘツドランプ４が設けられ、これらヘツド
ランプ４間の中央部には上記ボンネツト３を車体
１に対して閉蓋状態にロツクするためのボンネツ
ト開閉用旋錠部５が設けられている。この旋錠部
５は上記ボンネツト３の自由端側先端部３ｂが係
合するラツチ機構になつており、その係合乃至旋
錠を車内からの遠隔操作により解除するためにコ
ントロールケーブル６が該旋錠部５からボンネツ
ト３に覆われた車体１内、即ちエンジンルーム２
内を経由させて車内の運転席近傍に導かれてい
る。そして、コントロールケーブル６の一端は旋
錠部５に、他端は車内運転席近傍に設けられた操
作レバー７に連結されている。
行方向前方部にはエンジンルーム２が形成され、
車体１にはエンジンルーム２の上方開放部を開閉
自在に覆うボンネツト３がその後端部３ａにて枢
支されている。そして、車体１の走行方向前方両
側にはヘツドランプ４が設けられ、これらヘツド
ランプ４間の中央部には上記ボンネツト３を車体
１に対して閉蓋状態にロツクするためのボンネツ
ト開閉用旋錠部５が設けられている。この旋錠部
５は上記ボンネツト３の自由端側先端部３ｂが係
合するラツチ機構になつており、その係合乃至旋
錠を車内からの遠隔操作により解除するためにコ
ントロールケーブル６が該旋錠部５からボンネツ
ト３に覆われた車体１内、即ちエンジンルーム２
内を経由させて車内の運転席近傍に導かれてい
る。そして、コントロールケーブル６の一端は旋
錠部５に、他端は車内運転席近傍に設けられた操
作レバー７に連結されている。
更に、上記コントロールケーブル６は旋錠部５
から車体内壁１ａに沿つて車内へ配設されてお
り、図示例では、旋錠部５と操作レバー７との間
の最も近距離側である運転席側（右側）の車体内
壁１ａに沿つて配線されている。したがつて、コ
ントロールケーブル６は、右側のヘツドランプ４
の車体内側ハウジング８上を経由することにな
る。そこで、該ヘツドランプ４の車体内側ハウジ
ング８上にコントロールケーブル６の途中を係合
させるために、該ハウジング８の上面部には係合
部９が設けられている。具体的には、第２図に示
す如く、係合部９はヘツドランプ４の車体内側ハ
ウジング８上に横方向に配置されたコントロール
ケーブル６をその長手方向に沿つて適宜間隔で該
ケーブル６を互い違いに挟持する鉤状の係合片９
１，９２，９３からなり、これら係合片９１，９
２，９３は車体内側ハウジング８に一体成型され
ている。尚、該ハウジング８は合成樹脂からな
り、型抜きが容易にできるように上記係合片９
１，９２，９３は型抜き方向（前後方向）に合わ
せて成型される。
から車体内壁１ａに沿つて車内へ配設されてお
り、図示例では、旋錠部５と操作レバー７との間
の最も近距離側である運転席側（右側）の車体内
壁１ａに沿つて配線されている。したがつて、コ
ントロールケーブル６は、右側のヘツドランプ４
の車体内側ハウジング８上を経由することにな
る。そこで、該ヘツドランプ４の車体内側ハウジ
ング８上にコントロールケーブル６の途中を係合
させるために、該ハウジング８の上面部には係合
部９が設けられている。具体的には、第２図に示
す如く、係合部９はヘツドランプ４の車体内側ハ
ウジング８上に横方向に配置されたコントロール
ケーブル６をその長手方向に沿つて適宜間隔で該
ケーブル６を互い違いに挟持する鉤状の係合片９
１，９２，９３からなり、これら係合片９１，９
２，９３は車体内側ハウジング８に一体成型され
ている。尚、該ハウジング８は合成樹脂からな
り、型抜きが容易にできるように上記係合片９
１，９２，９３は型抜き方向（前後方向）に合わ
せて成型される。
しかして、ヘツドランプ４の車体内側ハウジン
グ８に対するコントロールケーブル６の取付け、
取外しは、該ケーブル６を係合片９１，９２，９
３に係合させたり、離脱させるだけで、極めて簡
単かつ迅速になし得、作業性の向上が図れる。ま
た、ヘツドランプ４が車体１に堅固に固定されて
いることと相俟つて、コントロールケーブル６は
ヘツドランプ４の車体内側ハウジング８上に一体
成型された係合片９１，９２，９３に第２図仮想
線で示すように係合されるため、コントロールケ
ーブル６を確実に支持固定することができ、信頼
性が高い。しかも、上記係合片９１，９２，９３
は上記ハウジング８に一体型成されるため、安価
に製作することができる。
グ８に対するコントロールケーブル６の取付け、
取外しは、該ケーブル６を係合片９１，９２，９
３に係合させたり、離脱させるだけで、極めて簡
単かつ迅速になし得、作業性の向上が図れる。ま
た、ヘツドランプ４が車体１に堅固に固定されて
いることと相俟つて、コントロールケーブル６は
ヘツドランプ４の車体内側ハウジング８上に一体
成型された係合片９１，９２，９３に第２図仮想
線で示すように係合されるため、コントロールケ
ーブル６を確実に支持固定することができ、信頼
性が高い。しかも、上記係合片９１，９２，９３
は上記ハウジング８に一体型成されるため、安価
に製作することができる。
以上要するに本考案によれば次の如き優れた効
果を発揮する。
果を発揮する。
(1) コントロールケーブルをヘツドライトの車体
内側ハウジングの係合部に係合させたり、離脱
させるだけでよく、コントロールケーブルの取
付け、取外しを極めて容易にかつ迅速に行うこ
とができ、作業性の向上が図れる。
内側ハウジングの係合部に係合させたり、離脱
させるだけでよく、コントロールケーブルの取
付け、取外しを極めて容易にかつ迅速に行うこ
とができ、作業性の向上が図れる。
(2) 車体に固定されたヘツドランプに対してコン
トロールケーブルを確実に固定することがで
き、信頼性の向上が図れる。
トロールケーブルを確実に固定することがで
き、信頼性の向上が図れる。
(3) 係合部をヘツドランプの車体内側ハウジング
に一体成型すれば、別途固定部材が不要で、コ
ストダウンが図れる。
に一体成型すれば、別途固定部材が不要で、コ
ストダウンが図れる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
はボンネツト開閉装置の構成を示す斜視図、第２
図は第１図Ａ部拡大斜視図である。 図中、１は車体、１ａは車体内壁、３はボンネ
ツト、４はヘツドライト、５はボンネツト開閉用
旋錠部、６はコントロールケーブル、８はヘツド
ライトの車体内側ハウジング、９は係合部であ
る。
はボンネツト開閉装置の構成を示す斜視図、第２
図は第１図Ａ部拡大斜視図である。 図中、１は車体、１ａは車体内壁、３はボンネ
ツト、４はヘツドライト、５はボンネツト開閉用
旋錠部、６はコントロールケーブル、８はヘツド
ライトの車体内側ハウジング、９は係合部であ
る。
Claims (1)
- 自動車の走行方向前方両側に設けられたヘツド
ランプ間の中央部に、ボンネツト開閉用旋錠部を
設けると共に車内から遠隔開閉操作するためにこ
れより上記旋錠部に上記ボンネツトに覆われた車
体内を経由させてコントロールケーブルを掛け渡
したボンネツト開閉装置において、上記コントロ
ールケーブルを上記旋錠部から上記車体内壁に沿
つて車内へ配設すると共に上記ヘツドランプの車
体内側ハウジングに上記コントロールケーブルの
途中を係合させる係合部を設けたことを特徴とす
るボンネツト開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982041771U JPS58145963U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | ボンネツト開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982041771U JPS58145963U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | ボンネツト開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58145963U JPS58145963U (ja) | 1983-10-01 |
| JPS6233880Y2 true JPS6233880Y2 (ja) | 1987-08-29 |
Family
ID=30052949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982041771U Granted JPS58145963U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | ボンネツト開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58145963U (ja) |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP1982041771U patent/JPS58145963U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58145963U (ja) | 1983-10-01 |
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