JPS6233107A - ダニ防除剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なダニ防除剤組成物及びダニ防除材に関す
る。

〔従来の技術〕

一般家庭の室内塵中には必ずと言ってよい程ダ＝が生息
しているが、近年、住宅、生活様式の変化に伴いダニの
多発生が見られるようｔこなった。

従来よりこのような室内塵性のダニに対するダニ防除剤
としては、例えばフェニトロチオン、フェンチオン、Ｄ
ＤＶＰ、ダイアジノン等のリン系化合物１、プロポクサ
ー、ＮＡＣ等のカーバメイト糸化合物％　レスメトリン
フォルテ等のピレスロイド系の化合物が知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

これら公知のダニ防除剤は、畳、カーペット、防虫紙に
保持させたり、そのまま散布、噴霧等して用いられてい
るが、次のような短所を有している。すなわち、リン系
のダニ防除剤は、毒性が高く、悪臭を有し、ヒ菅つヒダ
ニ類に対する効果が低いという短所を有し、カーバメイ
ト系のダニ防除剤は、毒性が高く、ヒ曹つヒダニ類に対
する効果が低いという短所を有し、ピレスロイド系のダ
ニ防除剤は、高価であり、ケナガコナダニをこ対する効
果が低いという短所を有しており、又これらのダニ防除
剤を組み合わせて使用する場合等に使いづらいというよ
うな種々の問題点を含んでいる。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで本発明者は、毒性が低く、幅広いダニ防除領域を
持つ、安価なダニ防除剤を提供するため種々研究を重ね
た結果、Ｎ−フＶオロジクロ口メチルーチオーＶりロヘ
キセンージヵルポキシイミド（以下ＮＦＣという）、バ
フニトロ安息香酸メチルエステル（以下ＮＢＡという）
、パラクロロメタキシレノール（以下ＰＣＭＸという）
、α−ブロモ桂皮アルデヒド（以下ＢＣＡという）が上
記要件を満たすことを見い出した。すなわち、本発明は
Ｎ−フルオロジクロロメチル−チオ−シクロヘキセン−
ジカルボキシイミド、バフニトロ安息香酸メチルエステ
ル、パラクロロメタキシレノール、α−ブロモ桂皮アル
デヒドから選択される少なくとも一種を有効成分として
含有することを特徴とするダニ防除剤組成物、及び該組
成物を基材に保持させたことを特徴とするダニ防除材に
係る。

本発明のダニ防除剤組成物は、その有効成分としてＮ−
フルオロジクロロメチル−チオ−シクロヘキセン−ジカ
ルボキシイミド、バフニトロ安息香酸メチルニスチャパ
ラクロロメタキシレノール、α−ブロモ桂皮アルデヒド
の少なくとも一種を含有することにより、極めて優れた
ダニ防除効果を示す。その対象となるダニ類は、いずれ
の種類でも対象をとなり得るが、特にコナヒラウヒダニ
やヤケヒツウダニ等のヒ冒つヒダニ類、ケナガコナダニ
やムギコナダニ等のコナダナ類、チリニクダニやイエニ
クダニ等のニクダニ類、ホコリダニ類、クワガタイメダ
ニやフトツメダニ等のツメダニ類、イエダニやトリサシ
ダニ等の動物寄生性ダニ類カ挙げられる。

本発明のダニ防除剤組成物は、上記有効成分を含有する
組成物をそのまま用いることもできるが、通常は液体担
体及び固体担体ｔこその有効成分を含有する組成物を保
持させ、必要に応じ塗膜形成剤、乳化剤、分散剤、展着
剤、湿潤剤、安定剤、噴射剤、揮散調整剤等を添加して
、油剤、乳剤、に和剤、噴霧剤、エアゾール剤、燻煙剤
、塗布剤、粉剤、粒剤等の形態で使用することができる
。

前記液体担体としては、水や例えばエチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン等のケトン類、テトフヒドロフフン、ジオキサン、
ジメチルエーテル等のエーテル類、ヘキサン、ケロシン
、ノＶマルバフフィン、ソＶベントナフサ等の脂肪族炭
化水素類、ベンゼン、トｖエン等の芳香族炭化水素類、
ジクロロメタン、ジクロロエタン等のハロゲン化度化水
素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステＶ類等を挙げ
ることかできる。固体担体としては、例えばケイ酸、カ
オリン、活性炭、ベイトナイト、ケイソウ土、タルク、
クレー、炭酸力〜シウム、陶磁器粉等の鉱物性粉末、木
粉、大豆粉、小麦粉、でん粉等の植物質粉末、シクロデ
キストリン等の包接化合物等を挙げることができる。

尚、塗膜形成剤としては、七Ｖロース誘導体、ビニル系
樹脂、アルキッド系樹脂、ユリア糸樹脂、エポキン系樹
脂、ポリエステＡ／系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン
系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ゴム、ポリビニルアルコ
ール等を、又乳化剤、分散剤、展着剤としては、石けん
類、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキＶアリルエーテル、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エステル、脂肪酸グリセリド、ソＶビタン
脂肪酸エステル、高級アルコールの硫酸エステル、アル
キルアリルスルホン酸塩等の界面活性剤を、さらに噴射
剤としては、液化石油ガス、ジメチルエーテル、フルオ
ロカーボン等を例示できる。

又、揮散調整剤として、トリシクロデカン、シクロドデ
カン、２，４．６−トリイソプロビルー１３．５−トリ
オキサン、トリメチレンノルボルネン等の昇華性担体や
パラジクロロベンゼン、ナフタリン、樟脳等の昇華性防
虫剤を用い、前記ダニ防除組成物を昇蕃性固剤とするこ
ともできるし、エムペンスリン、ＤＤＶＰ等の揮散性防
虫剤を組み合せ、揮散性ダニ防除剤として使用すること
もできる。

さらｔこ本発明のダニ防除剤組成物には、各種の防虫剤
、協力剤、害虫忌避剤、ネズミ忌避剤、酸化防止剤、分
解防止剤、殺菌剤、防黴剤、香料、着色料等を配合する
こともできる。配合可能な防虫剤としては、従来より害
虫駆除ｔこ用いられる各種薬剤がいずれも使用できる。

代表者的薬剤としては、３−アリｔｖ−２−メチルシク
ロペンクー２−二′″−／−４−オンー１−イル　ｄｔ
−シス／トランスークリサンテマート、３−アリル−２
−メチルシクロペンタ−２−エン−４−オン−１−イル
ｄ−シス／トランスークリサンテマート、ｄ−３−アリ
ル−２−メチルシクロペンタ−２−エン−４−オン−１
＝イル　ｄ−トランスークリサンテマート、３−アリル
−２−メチルシクロペンタ−２−エン−４−オン−１−
イル　ｄ−トランスークリサンテマート、Ｎ−（３Ｎ４
・５−６−チトラヒドロフタリミド）−メチル　ｄｌ−
シス／トランス−９ＩＪサンテマート、５−ベンジル−
３−フリルメチ／Ｌ／ｄ−シス／トフンスークリサンテ
マート（以下ＡＡという）、５−（２−プロバギルンー
３−フリルメチルクリサンデマート、３−フェノキシベ
ンジル　２・２−ジメチル−３−（２’・２′−ジクロ
ロ）ビニルシクロプロパン力ルポキシレート、３−フェ
ノキシベンジル　ｄ−シス／トフンスークリサンテマー
ト、α−シアノフェノキシペンジル　イソプロピル−４
−クロロフェニルアセテート、ｄ−３−アリル−２−メ
チルシクロペンタ−２−エン−４−オン−１−イル　ｄ
−トランスークリサンテマート、（Ｓ）−α−シアノ−
３−フェノキンベンジｐｖ　（ｌ　Ｒ−ｙメン−３−（
２・２−ジクロロビニル）−２・２−ジメチルシクロプ
ロパンカルボキシレート、（Ｒ，Ｓ）−α−Ｖアノー３
−フェノキシベンジル　（ＩＲ・ｌ５）−シス／トラン
ス−３−（２・２−ジクロロビニル）−２・２−ジメチ
ルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−３−
フェノキシベンジ／Ｉ／ｄ−シス／トランスークリサン
テマート、ｌ−エチニｔｖ−２−メチＡ／−２−ペンテ
ニル　シス／トランスークリサンテマート、ｌ−エチニ
ル−２−メチル−２−ペンテニル　２・２−ジメチＡ／
−３−（２−メチル−１−プロペニル）シクロプロパン
−１−カルボキシレート、１−エチニル−２−／ｆ−ル
ー２−ペンテニル　２・２・３・３−テトラメチＶシク
ロプロパンカルポキシレーＦ、ｌ−エチニＡ／−２−メ
チルー２−ペンテニル　２．２−ジメｆｐｖ−３−（２
・２−ジクロロビニｖ）シクロプロパン−１−カルボキ
シレート、０・〇−ジメチル　０−（’２・２−ジクロ
ロ）ビニルホスフエート、０−イソプロポキシフェニル
メチルカーバメート、０・０−ジメチル　０−（３−メ
チル−４−二トロフェニル）チオノフォスフェート、０
・０−ジエチル　０−２−イソプロピル−４−メチル−
ピリミジル−（６）−チオフォスフェート（以下ＡＢと
いう）、０・０−ジメチ／Ｌ／５−（ｌ・２−ジカルボ
エトキシエチル）−ジチオフォスフェート、イソポルニ
ジチオシアネート（以下ＡＣという）等を例示できる。

本発明のダニ防除剤組成物中の有効成分試は、その剤型
、適用方法、及び適用場所等に応じて適宜に決定すれは
よいが、水利剤や乳剤の形部で用いる場合は、有効成分
組成物を０１〜５０重足％。

油剤やエアゾール剤の形態で用いる場合は、有効成分組
成物をＯ１〜３０重＃、％とするのが好ましく、その適
用量は、処理すべき面積１ゴ当りをこ有効成分組成物を
約２０岬以上、適用空間ｌ扉当りに有効成分組成物を約
２１１ｇ以上存在させるのが望ましい。

本発明はまた、上記ダニ防除剤Ｍｉ底物を基材に保持さ
せてなるダニ防除材をも提供するものである。該ダニ防
除材は、その基材の特性を利用してダニ防除性を有する
フィルム、シート、建築・構築材料等として用いられる
。ここで基材としては例えばポリエチレ１ン、ポリプロ
ピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリエステル等の合成樹脂シート、動植物質又は無
機質繊維体シート（紙、布、不織布、皮革等）、これら
合成樹脂と無機質繊維又は粉体との混合シート又は混紡
布、上記合成樹脂と動植物繊維との混紡布又は不織布、
アルミニウム、ステンレス、亜鉛等の金属の箔又はフィ
ルム及び上記各種シートの積層シートを例示できる。さ
らｔこ上記基材としては、建築・構築材料とする天然木
材例えばキリ、ペンシルシダ、クヌ等やプラスチック例
えば塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン、ポリエチレ
ンｇ　リプロピレン等の成型物をも有効に利用できる。

これら基材への本発明のダニ防除材組成物の保持手段は
、特に制限はなく、例えば塗布、含浸、滴下、混線等Ｆ
こより行い得る。保持量も特に制限はなく適宜に決定で
きるが、通常上記基材への含浸による場合は、飽和含浸
量適の量とするのが好ましい。

本発明のダニ防除材の好ましい一夾施態様としては、ダ
ニ防除カーペットを例示できる。該ダニ防除カーペット
は、例えばパイル、第一基布、バッキング剤及び第二基
布より成る通常のカーペットを作成後その表面及び（又
は）裏面に、液剤形態を有する本発明のダニ防除剤組成
物を噴霧塗布するか、上記カーペットの作成ｔこ先立ち
、パイル、第−基布及び第二基布のいずれか少なくとも
一種針こ本発明のダニ防除剤組成物を混練し、これらを
用いてカーペットを作成するか、あるいはパフキング剤
に本発明のダニ防除剤を混入し、これを用いてプレコー
ト方式又はジュートバック方式に従いカーペットを作成
することにより得られる。

上記において、プレコート方式とは第一基布にパイルを
固定化するためにあらかじめノ＜ツキング剤を塗布処理
し、後にこの処理部にさらにバッキング剤を塗布処理し
、第二基布を接着させる方法という。またジュー計バツ
ク方式とは、パイルを織り込んだ第一基布にパフキング
剤を塗布処理し、第二基布を接着させる方法をいう。上
記の如くして作成されるダニ防除カーペットは、通常好
ましくはカーペット面積ｌゴ当りｔこ有効成分組成物を
約０５〜２００ｇ保持させるのがよい。

〔発明の作用及び効果〕

以上に述べた如く本発明のダニ防除剤組成物は、畳、カ
ーペット、床、α下、マツトレス、ソファ−１布団や枕
等の寝具類、押入れ、収納具類、倉庫等に載置、散布、
噴霧、塗布、煙霧、加熱蒸散等の方法により直接処理し
たり、又該組成物を基材に保持させたダニ防除材を上記
の場所に設置すれば、優れたダニ防除効果を示す。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を挙げてさらに詳しく説明する。

実施例１　コナヒヨウヒダニに対する効力黒上質紙（５
ｘ５ｃｍ）＋こ、所定の濃度となるよう供試Ｍｉ成物の
アセトン溶液を含浸させる。溶媒除去後この含浸紙を約
３００頭の供試ダニとともｔこポリエチレンｉ（６ｘ６
ｃｍ）＋こ入れ四方を密着させる。４８時間後Ｆこ夾体
顕Ｐａ下で生死の判定をした。結果は、下式のアボット
補正による死去率（％）で求め表１に示した。

！−７ Ｘ：無処理区の生存虫の百分率 ｙ：処理区の生存虫の百分率 表１ コナヒ菅つダニに対し、レスメトリンフォルテが有効で
あることが知られているが、本発【υ］のダニ防除剤組
成物は、レスメトリンフォルテよりも高い効力を示した
。

実施例２　ケナガコナダニに対する効力実施例りと同様
の手順で行ない２４時間後に生死の判定をした。結果は
、実施例１と同じくアボット補正１こよる死去率（％）
で求め表２に示した。

ケナガコナダニに対し、本発明のダニ防除剤組成物は、
レスメトリンフォルテよりも高い効力を示した。

実施例＆ カーペットの防虫化を目的として、下記表３の仕様ＡＡ
−Ｇでカーペット形態の本発明のダニ防除材を作製した
。

表３ 上記で得られたダニ防除カーペットサンプルＡＡ　−Ｇ
　ｔこつぎ、以下の試験を行った。

く試験法〉 カーペフ？サンプルＡ　Ａ　−Ｇおよび薬剤無処理カー
ペット（各々２０Ｘ２０α）上の中央部に、コナヒｊウ
ヒダニ約１万頭を含むダニ培地を置き、これをコンテナ
（４１ｘ３ｘｘ２２ｃＨ）底部に入れた後、２５℃、６
４％ＲＨの条件下で２Ｆ１間保存後、吸引筒接続部Ｆこ
２００　ｍ５ｓｈ　　ナイロンゴウス２枚を挾んだ掃除
機でカーペット表面又は裏面のダニを吸い取った。次に
、ナイロンゴウスを掃除機よりはずし、ダーリング液１
００ｄを入れた３００諺を容ビーカー内へダニを払い落
とし、攪拌後遠沈管に移し１０００　ｒ　ｐｍ　″ｒ：
遠心分離して、上清部を口紙を置いたプフナー漏斗に移
し、吸引口過する。この口紙上の生存ダニ類をカウント
し、結果は次式より死去率（％）として求めた。

補正死虫率（％ンーＸ−７ｘｌＯＯ Ｘ：薬剤熱゛処理カーペット区の生存ダニ数ｙ：ダニ防
除カーペット区の生存ダニ数上記の試験を３回繰返し、
結果をその平均値で表４に示す。

表４ 上記表４の如く、各サングルは十分なダニ防除性を示し
た。

実１１゜ 下記の供試組成物サンプルのｍＡ〜ＧＡＡ１５りに、香
料を微量、エチルセロソルブ２０ｗｔを加え、さらに無
臭灯油を加えて全体を１５０ｄとし、これと液化石油ガ
ス及びジメチルエーテル混合物（１：１容積比）の１５
０　ｍｌとをエアゾール用耐圧缶（内容４００　ｒａｔ
　）に充填して噴射装置に取付け、密封してエアゾール
剤の形態として本発明のダニ防除材を得た。

このようにして得た各エアゾールを用い、実施例１と同
様にしてダニ防除効果を試験した。

く試験法〉 上質紙（３０Ｘ３０ｆｆｉ）に各エアジーνを３秒間、
できるだけ均一になるよう１こスプレーし、常温下１日
保存後、５Ｘ５ｃＭの大きさのシートヶこ切り抜き、以
下実施例１の試験方法に準じてダニ防除効果を試験した
。

上記の試験を３回繰返し、結果をその平均値で表５ｔこ
示す。

表５ 上記表５の如く、各サンプルは十分なダニ防除性を示し
た。

実施例５ 下記表６の供試組成物混入サンプルのＡＡ−Ｆを、不織
布（ポリエチレン−パルプ製、ＪＩＥｃＣ３００μ、面
積１ｍ）に供試組成物が１９となるように含浸後乾燥し
、シート状形態の本発明ダニ防除材を得た。

このシートを５×５１に切断し＊ｍ例りと同様にしてダ
ニ防除効果を試験した。

表６ その結果、いずれのサンプルもほぼ１００％の死去率を
得ることができ、十分なダニ防除性を示した。

実施例６ 実施例５で用いた本発明の供試組成物を、それぞれ酸化
ケイ素の同重量と充分攪拌混合後粉状化して、粉宋形態
の本発明のダニ防除材を得た・このようにして得た粉末
剤を下記試験法によりダニ防除効果を試験した。

〈試験方法〉 約２１長に切ったワラを加熱殺虫後、その５ｇを１００
ｍ１三角フラスコに入れ、次に各粉末剤００５ｇを投入
し混合して２５℃、８５〜９０％ＲＨの条件下で１日保
存する。この三角フラスコ？こ約４００頭のケナガコナ
ダニを投入し、同条件下で２日保存後、熱追い出し法に
より生存ダニを追い出し、その数をカウントし、死去率
を実施例３の試験法に準じて算出した。

その結果、いずれの粉末剤もほぼ１００％の死去率を得
ることができ、十分なダニ防除性を示した。

（以上）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、Ｎ−フルオロジクロロメチル−チオ−シクロヘキセ
   ン−ジカルボキシイミド、パラ−ニトロ安息香酸メチル
   エステル、パラクロ ロメタキシレノール、α−ブロモ桂皮アルデヒドから選
   択される少なくとも一種を有効成分として含有すること
   を特徴とするダニ防除剤組成物。 ２、Ｎ−フルオロジクロロメチル−チオ−シクロヘキセ
   ン−ジカルボキシイミド、パラ−ニトロ安息香酸メチル
   エステル、パラクロロメタキシレノール、α−ブロモ桂
   皮アルデヒドから選択される少なくとも一種を有効成分
   として含有するダニ防除剤組成物を基材に保持させたこ
   とを特徴とするダニ防除材。