JPS6232575A - 図形入力方式 - Google Patents

図形入力方式

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JPS6232575A
JPS6232575A JP17301685A JP17301685A JPS6232575A JP S6232575 A JPS6232575 A JP S6232575A JP 17301685 A JP17301685 A JP 17301685A JP 17301685 A JP17301685 A JP 17301685A JP S6232575 A JPS6232575 A JP S6232575A
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悟 富田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、座標面上の所定範囲内に属する所望図形を入
力するようにした図形入力方式に係り、特に、上記所望
範囲を超える図形の入力をも可能とした図形入力方式に
関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、画像通信2画像表示を行う際、画像を図形コマ
ンドで表現することが行われている。この場合、単位画
面(またはユニットスクリーン)の概念を用いることが
よく行われている。
第14図乃至第17図はこの単位画面の概念を説明する
ための図である。第14図は論理的な概念である単位画
面と、実際の画像装置における物理的な表示画面との関
係の一例を示す。図において、一点鎖線で示される単位
画面はX方向、Y方向の両座標がOから1までの小数値
によって表現される論理的な画面であり、物理的な表示
画面は、この単位画面内に対応づけられる。例えば、縦
204画素×横248画素の表示画面は、図中の斜線部
の様にX座標がOから0.11111(即ち248/2
56)、Y座標がOから0.11001(卯ち204/
256)までの2進小数値により表現することができる
第15図は、上記の様な小数値で座標を表現する図形コ
マンドの符号形式の一例を示す。図において、(al乃
至(d+は符号の一部であり、それぞれ1バイト(=8
ビット)の長さをもつ。第15図(alはオペコードと
呼ばれる図形コマンドの先頭のバイトであり、図形コマ
ンドの種別(線分や多角形など)を表わす。第15図(
b)乃至(d)は図形コマンドに必要な点(例えば線分
の端点、多角形の頂点など)のX座標とY座標を表わす
バイトであり、この3バイトで1点を表わし、必要な点
数骨だけこの3バイトを繰返して使用する。3バイトの
うち(bl側がMSBで、(d)側がLSBであり、(
b)のビットb5とビットb2はそれぞれ座標値の符号
である。この形式の表わす座標値は第15図(elの様
に2進数の小数値である。座標値は点の絶対的位置を示
す絶対座標であることもあり、また、コマンドの種別に
よって、点間の変位量を示す相対座標であることもある
第16図は、第15図の様な符号形式によって絶対座標
を記述したときに直接に表わし得る点の座標の範囲を示
す図である。この場合、符号ビットがあるので、図の様
に単位画面の4倍の面積の位置座標を表わすことができ
るが、その範囲外の位置を表わすことはできない。また
第15図の様な符号形式によって相対座標を記述したと
きも、基準となる現描画点位置を中心として第16図と
同様に単位画面の4倍の面積の範囲内の座標しか直接に
は表わすことはできない。
ところで、画像装置において上記の様に座標表現能力に
制限のある単位画面の概念を用いる理由は、この表現形
式が実際の装置の物理的な表示能力即ち解像度に依存す
ることなく画像内容を表現することができる利点をもつ
からである。例えば第14図の例は、物理的に縦204
画素×横248画素の表示能力をもつ表示装置であり、
画面中央の点140の座標を物理的に(102゜124
)と表わせば、縦408画素×横496画素の表示能力
をもつ表示装置では座標(204゜248)を換算しな
ければ、同じ画面中央の点140を表現し得ないのに対
して、単位画面の概念に基づく第15図の様な小数値表
現では、どちらも同じ値となる。即ち第15図(e)の
様に表現すると、画面中央の点の座標値は (0,0110011,0,011111)となり、物
理的な表示能力に依存しない。これは画面上の他の点の
座標についても同様である。上記例かられかる様に単位
画面の概念に基づいた表現形式では、小数値表現により
個々の画像表示装置に依存することなく、画像内容を記
述することができるので、ビデオテックスなどの画像デ
ータベースでは同じ内容の画像を一種類だけ記憶してお
けば済むなどの大きな長所がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一方、単位画面の概念に基づく図形コマンドの符号形式
では、座標値が必ず小数値で表現されなければならず、
小数値表現では前述の様に直接に表現できる座標位置の
範囲(以下これを直接表現範囲、単に範囲と略記する)
が躍られているために、画像内容を図形コマンドを用い
て作成する際、自由に座標位置を指定し得ないという問
題が生じる。
第17図は上記問題点の例を示す図である。図中、一点
鎖線内は第16図の絶対座標による直接表現範囲に相当
する(単位画面の4倍の)範囲であり、これに対応する
表示画面に表示すべき画像内容を作成する際に、第15
図の様な形式をもつ図形コマンドを用いるとする場合を
考える。但し、表示画面よりも大きな範囲で図形の点の
位置を指示することができるものとする。(以下の説明
においても特に断わらない限りこの場合を仮定する。)
また、図形コマンドの種類としては、ビデオテックスの
NAPLPSとして知られる図形コマンドのセントを例
にとる。NAPLPSについては例えば参考文献1 r
NAPLPS/テリトン−新しい図形文字通信の標準」
に紹介されている。
第17図で表示画面の下部を塗りつぶす様な大きな円弧
のコマンドは171,172,173の3点の座標値を
順に指定すれば描画できるはずであるが、171と17
3の両点は絶対座標での範囲外であるため、この様な大
きな円弧はコマンドとして表現できない。これに対処す
るため、点174,175,176.177で指定され
る多角形と、点174.171,175で指定される円
弧の2つの図形コマンドによって表示画面内の所望の部
分を塗りつぶす必要がある。この様に図形を分割しなけ
ればならないことは画像を作成する上で、作成者に余分
な注意を強いることになる。
また画像を記述するデータ量の増加も伴なう。更に画像
を作成するための通常の図形入力装置を考えると、点1
74,175,176.177の様な範囲境界上の座標
値を、タブレフトなどの座標入力デバイスを用いて精確
に指示するのは非常に手間がかかる作業であり、作画効
率が著しく低下するという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するもので、単位画面
に基づく小数値による座標表現をとりながら、画像の直
接表現範囲外の座標値をもつ図形コマンドの入力が可能
な図形入力装置を得ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る図形入力方式は、単位画面の概念に基づく
小数値による直接表現範囲を超える絶対座標や相対座標
をもつ図形コマンドを検出して、自動的に直接表現範囲
内の座標のみから成る図形コマンドに変換するものであ
る。
〔作用〕
本発明においては、自動的な座標値の変換により、見掛
は上、小数値による直接表現範囲を超える座標値をもつ
図形コマンドも自由に入力することを可能とし、画像作
成を容易にし、作画効率を向上させることができる。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の実施例の構成を示す全体構成図であ
る。図中、1は座標入力手段であり、図形コマンドの種
別及び図形の点の座標値を入力する。2は範囲外座標検
出手段であり、入力された座標値が小数値による直接表
現範囲を超えるか否かを検出する。そして、範囲外であ
れば座標分割手段3により、小数値による直接表現範囲
内の座標値を複数用いて、範囲外の座標値を分割表現す
る。4は図形表示手段であり、分割表現された座標値に
より作られ図形を表示して、目的の図形が入力されたこ
とを作成者が確認することを可能とする。
第2図は本発明による図形入力方式のシステム構成の一
例を示すものであり、21はマイクロプロセッサ等に相
当する中央処理装置(CPU)、22はこのシステムを
制御する制御プログラム及びデータを処理する為の処理
プログラムを格納する記憶装置である。1は図形コマン
ド及び図形の点の座標値を入力するための座標入力手段
で、この実施例ではタブレットを用いている。タブレッ
ト上には図形コマンドの種別を指定するメニュー領域と
座標入力のためのロケート領域があり、図形コマンドの
種別とそのコマンドに必要な点の座標(点は複数である
こともある)を続けて入力する。4はグラフィック表示
装置であり、図形コマンドが入力されると表示画面内に
入る図形の部分を画像内容として表示する。
次に、上記実施例の動作を説明する。第3図乃至第13
図は、タブレット1により入力された図形コマンドとこ
れに付随する点の座標値に対する処理を示すフローチャ
ート及び処理の例である。
第3図はPa1nt 5et(A b s )及びPo
1nt 5et(Rel)の両コマンドに対する処理を
示すフローチャートであり、第4図はその処理内容の例
を示す説明図である。Pa1nt Setコマンドは描
画基準点(現描画点或は単に現点とも言う)を移動する
コマンドであり、実際に表示される点を描画するわけで
はない。Pa1nt 5et(A b s )コマンド
で、絶対座標による直接表現範囲内の点へ現点を移動さ
せる場合は、ステップ31及びステップ32を経て、ス
テップ33でそのままコマンドを実行すればよい。とこ
ろが第4図(a)の例の様に、原点40から現点を範囲
外の点41へ移動させたい場合、第15図のような符号
形式では、2進数の1.11という値は表現できないの
で、ステップ33でPo1nt 5et(A b s 
) コア 7ドにより、一旦範囲境界の点42へ移動し
、残りを相対座標で表現する。この例ではステップ35
において、点41は点42から相対座標による直接表現
範囲の内にあるので、ステップ36において、その相対
座標をPa1nt 5et(Re /! ) :Iマン
トに付けて実行すれば、現点は点41へ移動する。ステ
ップ35で相対座標による直接表現範囲外であれば、ス
テップ37でPa1nt 5et(Re l )コマン
ドにより、その範囲境界へ一旦移動し、その残りを相対
座標で表現してステップ35へ戻る。ステップ35以下
のステップについては、始めからPa1nt 5et(
Rejりコマンドが与えられた場合と同じである。第4
図(b)の例の様に、現点43から相対座標で直接表現
範囲外の点44へ移動させる場合、ステップ31及びス
テップ35を経て、ステップ37で一旦範囲境界の点4
5へPo1ntSet(Rel)で移動し、残りの相対
座標をステップ35を経て、ステップ36においてPo
1nt 5et(Re I! ) コマンドに付けて実
行することにより、点44へ達する。
Pa1nt(A b s )及びPo1nt(Re l
 )の両コマンドの場合もPa1nt Setと同様の
処理が可能であるが、Pa1ntコマンドでは実際に表
示される点を描画する必要があるため、第3図のステッ
プ33でPa1nt(A b s )コマンドを実行し
、またステップ36でPa1nt(Re E )を実行
することだけが異なる。即ち第3図でステップ31及び
破線枠で囲った部分38は、Pa1nt SetとPa
1ntの両コマンドに共通である。更に、部分38は後
述のコマンドのうちSet & Line (A b 
s)、  Set & Line (Ren)、  S
et  &  八rc(Outlined)、  Se
t  &  Arc(Filled)。
Set & Rec(Outlined)、 Set 
& Rec(Filled)、 Set& Po1y(
Outlined)、 Set & Po1y(Fil
led)の各コマンドにおいて、始点を絶対座標で表現
する際に共通に使用される処理である。第5図はLin
e (A bS)及びLine (Re l )の両コ
マンドに対する処理を示すフローチャートであり、第6
図はその処理内容の例を示す説明図である。Lineコ
マンドは現点から終点へ線を描くコマンドで、Line
 (A bS)は終点を絶対座標で表わし、Line 
(Re 7りは相対座標で表わす。この区別はステップ
51でなされる。Line (A b s )コマンド
で、終点が直接表現範囲内にある場合は、ステップ52
からステップ53で、そのまま描画が実行される。しが
し、第6図(a)の例の様に終点61が範囲外である場
合は、ステップ54で現点60と終点61の中点62を
計算して見出し、現点60から中点62までのLtne
 (A b s )コマンドと、中点62から終点61
までのLine (Re l)  コマンドに2分割し
、ステップ55でそれぞれをLineコマンドとして処
理する。このステップはそれぞれステップ51へ戻るこ
とを意味する。第6図(a)の例では、この分割により
、中点62が絶対座標で直接表現範囲内となるので、L
ine (A b s )コマンドで現点60から分割
による終点62までの線を描画し、更に、Line (
Re l )コマンドにより、新しい現点62から終点
61までの線を描画する。またLine (Re ff
1)コマンドで終点の相対座標が直接表現範囲内にある
場合は、ステップ56を経てステップ57でそのままそ
のLine (Re 1 )コマンドで描画を実行する
。しかし、第6図(b)の様にステップ56で相対座標
が範囲外である場合は、ステップ58でその相対座標を
2分割して、現点63と終点64の中点65を計算し、
2つのLine(ReIl)コマンドとして、ステップ
59でそれぞれのコマンドを処理する。このステップも
、それぞれのLineコマンドについて、ステップ51
へ戻り処理することを意味する。
第7図はSet & Line (A b s )  
とSet & Line(Rej)の両コマンドに対す
る処理を示すフローチャートである。Set & Li
neコマンドは、始点の座標を絶対座標で指定した後、
Lineコマンドと同様に、終点を絶対座標(Abs)
または始点からの相対座標(Rel)で指定するコマン
ドである。まず始点に対する処理(ステップ  )は第
3図のステップ群38と同じであって、Set &Li
ne (A b s及びRed)コマンドにおいて始点
が絶対座標で直接表現範囲内であれば、ステップ72で
、Set & Lineコマンドをそのまま用いて始点
を表現し、次に、終点については第5図の破線内500
と同様の処理を行うステップ群73で表現する。即ちS
et & Line (A b s )コマンドで終点
も絶対座標で直接表現範囲内であれば、そのまま終点座
標をコマンドに付加して描画を実行するが、範囲外であ
れば、始点と終点との中点を計算して、その中点をSe
t & Line (A b s )の新しい終点とし
、中点から終点までを別のLine (Re Iりコマ
ンドとして処理することを繰返す。また、Set & 
Line (Rel)コマンドで終点が相対座標で直接
表現範囲内である場合は、ステップ群73でそのまま終
点座標をコマンドに付加して描画を実行し、範囲外であ
れば終点の相対座標を2分割して、その中点をSet 
& Line (Re 1. )の新しい終点とし、中
点から終点までを別のLine (Re 1コマンドと
して処理することを繰返す。即ち、ステップ群73はL
ine (A b s )またはLine (Rel)
と類似の処理である。次に、Set & Line(A
 b s及びReff)コマンドにおいて、始点が絶対
座標で直接表現範囲外であれば、ステップ群71及びス
テップ74で始点はPa1nt 5et(A b s 
)と一つ或はそれ以上のPa1nt 5et(Re 1
 )コマンドで表現される。したがって、終点座標は、
元のコマンドがSet & Line (A b s 
)であればLine(Abs)、またSet & Li
ne (Re l )であればLine (Re (1
)のコマンドとして、ステップ群75において第5図の
破線内500と同じ処理により、必要な分割を行いなが
ら実行される。
なお上記Lineコマンドと、Set & Lineコ
マンドの比較かられかる様にSet &が付いたコマン
ドはSet &が付かないコマンドに、絶対座標による
始点の指定が付加されただけのものであり、この始点に
対してはいずれも第3図のステップ群38によって処理
することができ、直接表現範囲内ならばそのままのSe
t &が付いたコマンドとしてt&fflの処理を行い
、範囲外ならばPa1nt Setコマンドを用いて始
点を表現した後でSet &の付かないコマンドとして
、後続の処理を行えばよい。このことから以下の説明で
は、残ったコマンドのうちSet &の付かないコマ°
ンドのみについての処理を説明する。
また以下で説明するArc(円弧)、  Rec(四角
形)。
Po1y (多角形)の3つのコマンドでは、それぞれ
輪郭線だけを描画するコマンド(Outlined)と
輪郭線で囲まれる閉領域を塗りつぶすコマンド(Fil
led)の2種類があるが、塗りつぶしコマンドの処理
の方が輪郭線だけのコマンドの処理を包含する関係にあ
るので、塗りつぶしコマンドの処理についてのみ説明す
る。
第8図は、Arc(Filled)コマンドに対する処
理を示すフローチャートであり、第9図はその処理内容
の例を示す説明図である。Arcコマンドは現描画点を
始点として、中間点と終点の座標を順次に相対座標で指
定して、3点を通る円弧と、弦による閉領域を塗りつぶ
す。
第9図の例では、90が始点、91が中間点。
92が終点であるとする。ステップ81で中間点が相対
座標で直接表現範囲内にあれば、ステップ83に進んで
、中間点の相対座標をArcオペコードに付加する。し
かし、第9図の例の様に、直接表現範囲外であれば、ス
テップ82で中間点までの円弧を2分割して、分割点を
新たな中間点としてステップ81へ戻り、中間点が直接
表現範囲内になるまでこの分割を繰返す。第9図では、
まず分割点93を作るが、点93が範囲外であるので、
再度分割して点94を中間点としている。この分割点の
計算は、相対座標でX方向とY方向の変位量のうち大き
い方を2分割するX軸または、Y軸に平行な直線と、円
弧との交点を求める。第9図の場合は、Y軸に平行な直
線で、X方向変位を2分割している。ステップ83で、
点94を中間点として相対座標で指定した後は、円弧の
終点を求める。ステップ84では、中間点94から元の
終点92に至る残りの円弧に含まれる点93,91゜9
2の中で、中間点から相対座標で直接表現範囲内にある
最遠点93を選択する。この選択された点がステップ8
5で元の終点と一致すれば、これで元の円弧全体が3点
で表現されることになるので、ステップ86で終点まで
の相対座標をコマンドに付加してArcコマンドを完成
し描画する。しかし、第9図の様に、選択点が元の終点
と一致しなければ、ステップ87で中間点94から選択
点93までの相対座標をコマンドに付加して、分割され
た1個のArcコマンドを完成し描画する。次にステッ
プ88で、残りの円弧の中で現描画点である分割円弧の
終点93から相対座標で直接表現範囲内にある最遠の点
を選択する。第9図では、点91.92の中で点91が
選択される。ステップ89でこの選択点が元の円弧の終
点と一致しなければ、ステップ8Aで、この選択点91
を中間点として、ステップ83に戻り、終点を92に選
んで、2つ目の分割円弧のArcコマンドをステップ8
6で完成し実行する。これに続いて分割によって、塗り
つぶしからもれる多角形をステップ8Dで描画して総て
の処理を終了する。多角形の塗りつぶしコマンドは、後
述するが、第9図では点90,93.92の頂点をもつ
三角形を塗りつぶすことが必要である。ステップ89で
選択点91が元の円弧の終点と一致した場合は、Arc
コマンドを完成するには中間点が必要であるから、ステ
ップ8Bで現描画点と終点との間で中間点を計算して求
め、この点を用いてステップ8Cで、Arcコマンドを
完成し、描画を実行してステップ8Dに進み、残された
多角形の塗りつぶしを行う。
第10図はRec (F i 11ed)コマンドに対
する処理を示すフローチャートであり、第11図はその
処理内容の例を示す説明図である。Recコマンドは長
方形を、始点即ち現描画点110に対する終点即ち対角
点111の相対座標で指定するコマンドである。ステッ
プ101で終点が相対座標で直接表現範囲内にあれば、
そのままステップ102で描画を実行する。しかし範囲
外であれば、X軸とY軸の変位量を個別に調べて、直接
表現範囲内になる様に分割する。ステップ103でX軸
相対座標が範囲外である(即ち1.0より大きい)なら
ばステップ104でその相対座標を2分割し、それでも
範囲外であれば更に分割を繰返す。第10図の例では、
1回の分割で2つの分割点112゜113が求められる
。更に、Y軸相対座標についても、ステップ105及び
ステップ106で必要な回数だけ分割が行われる。第1
0図の例では、114と115の2つの分割点が計算さ
れる。分割後はステップ117で、後述のPo1yコマ
ンドを用いて分割によって生じた分割点を順に頂点とし
て指定することにより描画を行う。この際に、元のRe
cの頂点であった点116,117も多角形の頂点に含
める。四角形の塗りつぶしだけを考えると、分割後の小
さい長方形をRec(Filled)によって表現する
ことも可能であるが、輪郭線のみの四角形では分割後は
Rec (Ou t l 1ne)は使用できず、Po
1y(Outlined)コマンドを使わざるを得ない
ことに注意を要する。
第12図はPo1y(Filled)コマンドに対する
処理を示すフローチャート、第13図はその処理内容の
例を示す説明図である。Po1yコマンドは、現描画点
から順に次の頂点への相対座標を与えることにより、多
角形を描画するコマンドである。最後の始点(即ち現描
画点)へ戻る相対座標は省略される。ステップ121で
は、次の頂点への相対座標が直接表現範囲内かどうかを
判断する。もし範囲内であり、ステップ122で次点が
始点と一致しなければ、Po1yコマンドはまだ完成し
ないので、ステ、7ブ123で次点への相対座標をその
ままコマンドに付加して、ステップ121へ戻る。ステ
ップ121で次点との相対座標が範囲外であれば、その
相対座標を2分割して、ステップ122で現点と次点と
の中点を新たな次点としてステップ121へ戻り、範囲
内になるかどうかの判断を行う。ステップ122で次点
が始点と一致すればPo1yコマンドが完成するので、
ステップ124でPo1yコマンドを実行し描画する。
第13図の例は、始点130と3つの頂点131,13
2,133から成る多角形であり、始点130から次点
131へは、直接表現範囲内であるが、点131から次
点132へは範囲外である。このため、最後の分割で中
点134を計算し、更に、これも範囲外であるのでステ
ップ121と122を繰返して、次の分割で中点135
を得て、点1351点134の順に多角形の頂点とする
。点134から点132への相対座標も範囲外であるの
で、中点136を計算により求めて頂点として付加する
同様にして、点132と点133の間の中点137も求
められ、結局光の四角形は、六角形として総て直接表現
範囲内の相対座標値で表現可能となる。
以上説明したように、上記実施例では■絶対座標で直接
表現範囲外となる座標値を検出して、これを範囲内の絶
対座標と1つまたはそれ以上の相対座標に分割し、また
、■相対座標で直接表現範囲外となる座標値を検出して
、2つ以上の相対座標に分割して、総て直接表現範囲内
の座標値となる様な変換を行い、元の図形コマンド或は
これと関連するコマンドを用いて、元の図形コマンドと
等価な図形を描画するコマンドを自動的に作成する処理
を行っている。
このための具体的処理内容は上記実施例で説明した方法
に限定されない。例えば座標の分割方法では、第9図で
はX軸とY軸のうち変位量の大きい方の軸を2分割する
様に、軸に平行な直線と円弧との交点を計算して、分割
点を求めると説明したが、円弧の中心点95を計算して
この中心から円弧上の2点間を結ぶ線分に垂直な直線が
円弧と交わる点を計算して分割点とする様にしてもよい
また分割点は正確な2等分点とする必要はなく少なくと
も片方の軸には適当な丸目を行った座標値をとる様にし
て計算してもよい。また、座標分割後の図形コマンドの
使い方では、例えば第7図において、Set & Li
ne (A b s )コマンドで始点が絶対座標で直
接表現範囲内であれば、そのままSet & Line
 (A b s )コマンドで始点を表現し、ステップ
群73で終点座標をLine (A b s )と同様
に処理すると説明したが、終点座標を絶対座標から相対
座標へ変換することにより、Set & Line(R
e7りコマンドのみを使用して表現する様にすることも
できる。また、第11図の例で説明した様に、Rec 
(F i 11ed)コマンドを分割した場合は、Po
1y(Filled)コマンドでなく、分割後のRec
 (F i l 1ed)コマンドによって表現する様
にしても差支えない。要は、元の図形コマンドでは直接
表現範囲外となる絶対座標または相対座標を小数値によ
り直接表現可能な範囲内の座標値となる様に分割処理を
行うことができれば、座標入力デバイスを用いて小数値
表現の座標表現能力に拘束されない任意の図形コマンド
を入力することが可能となるわけである。
なお、上記実施例では座標入力手段1としてタブレット
を用いるとしたが、トラックボールやマウス、ライトペ
ン等地の座標入力手段を用いてもよいことは勿論である
。また画像表示手段4はグラフィック表示装置を用いる
としたが、中央処理装置21と記憶装置22内のプログ
ラムによって図形描画機能もソフトウェア的に実現でき
る様にすれば、表示手段4は単なる画像メモリと、それ
に接続されたTVモニター等の表示デバイスの様に構成
することも可能である。更に、上記実施例の説明では、
図形コマンドの種類はNAPLPSの図形コマンドのセ
ントを仮定したが、他の図形コマンドのセットであって
も、座標値の分割によって図形コマンドが全く図形コマ
ンドとして表現し得ないようにならない限り、この発明
の方法が使用可能である。また、上記実施例の説明では
表示画面が第16図の絶対座標による直接表現範囲と一
致する場合について説明したが、本発明による図形入力
方式は、表示画面が直接表現範囲と一致しない場合でも
通用可能であり、直接表現範囲外の座標値を同様に分割
して変換すればよいことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、所定範囲外の絶対
座標を、該所定範囲内の絶対座標と、両絶対座標間の相
対座標で特定するようにしたので、所定範囲という制限
に囚われることなく、所望図形を自由に入力でき、作画
の効率を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成を示す全体構成図、第2
図は本発明の実施例における図形入力方式のシステム構
成図、第3図乃至第13図は本発明の実施例の動作を説
明するためのフローチャート及び処理内容の例であり、
第3図と第4図はPa1nt Setコマンド、第5図
と第6図はLineコマンド、第7図はSet & L
ineコマンド、第8図と第9図はArc(Fille
d)コマンド、第10図と第11図はRec (F i
 11ed)コマンド、第12図と第13図はPo l
y (F i l 1ed)コマンドに関する処理を示
す説明図、第14図乃至第17図は学位画面の概念を説
明するための図で、第14図は単位画面と表示画面の関
係の例、第15図は小数値による座標を表わす図形コマ
ンドの符号形式の例、第16図は直接表現範囲の例、第
17図は小数値表現における座標表現能力に制限がある
ために生じる問題の例を示す。 図において、1・・・・・・座標入力手段、4・・・・
・・図形表示手段(表示手段)。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人  大音 増進(ほか2名) 第8図 Ln        L       −一一一一、、
−+       Jに 第 6 図 G) (Line(Abs)) (1,1,0,11)
(Line(Abs)) (0,11,O,oll)−
1−[:Line(Rei)) (0117o−oll
)E))  (Line(Reυ) (1,Q、−1,
1)−〔いne(Rel))(0,1,−On)士(L
ine(Re/)) (0−1、−0,11)第7図 手続補正書(自発 昭和[61年6  F9!O日 1・事件の表示   特願昭60−173016号2、
発明の名称 図形入力方式 3、補正をする者 代表者志岐守哉 4、代理人 5、補正の対象 特許請求の範囲、発明の詳細な説明、図面の欄。 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)明細書第2頁第18行目rO,l100IJとあ
るのをrO,l100IIJと補正する。 (3)同書第4頁第19行目r248)を換算」とある
のをr248)と換算」と補正する。 (4)同書第14頁第12行目「(ステップ  )」と
あるのを「(ステップ71)」と補正する。 (5)同書第22頁第11行目ないし第12行目「最後
の」とあるのを「最初の」と補正する。 (6)同書第26頁第5行目ないし第7行目「所定範囲
外の・−−−−−−・特定するようにしたので」とある
のを[小数値により直接表現可能な所定範囲外の絶対座
標または相対座標を、該所定範囲内の絶対座標や相対座
標に分割して特定するようにしたので、」と補正する。 (7)図面、第8図、第10図、第1′2図、第14図
を別紙のとおり補正する。 以上 2、特許請求の範囲 座標面を有する表示手段と、上記座標面上の座標を特定
する座標入力手段とを備え、所望形状の図形を入力する
ようにした図形入力方式において、上記座標面上におけ
る小数値により直接表現可能な歯Φ所定範囲外の絶対座
標又は相対座標を検出し、当該座標を、該所定範囲内の
絶対座標と相対座標との組合せで特定することにより、
該所定範囲を超えて位置する所望図形の入力を可能とし
たことを特徴とする図形入力方式。 第8図 第10図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 座標面を有する表示手段と、上記座標面上の座標を特定
    する座標入力手段とを備え、上記座標面上の所定範囲内
    の座標を上記座標入力手段により特定することにより当
    該所定範囲内に属する所望形状の図形を入力するように
    した図形入力方式において、 上記座標面上における上記所定範囲外の絶対座標を検出
    し、当該絶対座標を、該所定範囲内の絶対座標とこれら
    両絶対座標間の相対座標とで特定することにより、該所
    定範囲を超えて位置する所望図形の入力を可能としたこ
    とを特徴とする図形入力方式。
JP17301685A 1985-08-06 1985-08-06 図形入力方式 Granted JPS6232575A (ja)

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JP17301685A JPS6232575A (ja) 1985-08-06 1985-08-06 図形入力方式

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JPH054718B2 JPH054718B2 (ja) 1993-01-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7486281B2 (en) 2002-07-30 2009-02-03 Canon Kabushiki Kaisha Coordinate input apparatus, control method thereof, and program
JP2018106321A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 図形描画装置、図形描画方法、及びプログラム
JP2018116434A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 カシオ計算機株式会社 図形描画方法、図形描画装置、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018106321A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 図形描画装置、図形描画方法、及びプログラム
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