JPS63271290A - 文字パタ−ン生成方式 - Google Patents

文字パタ−ン生成方式

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JPS63271290A
JPS63271290A JP62104246A JP10424687A JPS63271290A JP S63271290 A JPS63271290 A JP S63271290A JP 62104246 A JP62104246 A JP 62104246A JP 10424687 A JP10424687 A JP 10424687A JP S63271290 A JPS63271290 A JP S63271290A
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JP62104246A
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上原 徹三
国西 元英
下位 憲司
鍵政 秀子
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文字の形状を示すパターンの生成方法に関し、
特に、同一骨格パターンより種々の太さの線の集まりよ
りなる輪郭パターンを高品質で生成するのに好適な文字
パターン生成方式に関する。
〔従来の、技術〕
同一の文字パターンから文字を構成する種々の線の太さ
の文字パターンを生成する方法は、最近発表されている
骨格情報からの太め処理によって実現の可能性が出てい
る。その−例が菊池他の[字体へのパラメトリック基本
様レメント貼付は方式による高品質漢字フォント生成方
式」 (情報処理学会節29口金国大会予稿集(198
4)pp。
1435−1436)である、この方式では骨格情報か
ら種々のサイズの輪郭情報を生成することができ、また
1文字を構成する線の太さをパラメータとして与えるこ
とができる。この方法の利点は、種々のサイズの文字を
同一の骨格情報から生成できること、更に1文字サイズ
と独立に線の太さを設定できることである。
これらの利点は、現行のドツト行列パターンによる文字
パターン保持、出力方式では実現できない骨格パターン
保持方式の特徴である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、文字を構成する線の太さの変更を可能
とするが、太さの変更が大きいと、本来その文字のもつ
べき文字パターン上の関係を逸脱することがあり得る。
つまり、ある文字をその文字として認識させるために必
要な文字形状のパターンを損なってしまうことがある。
あるいは、文字形状のパターンを完全に損なわないにせ
よ、文字形状の品質を低くすることがある。更に、1つ
の文字セットを構成する文字パターン間の相関関係を崩
すこともある0例えば、英字の′HI と1T′とを考
えると、 ′H′の上端と、 ′T′の上端との間には
同一水平線上にあるというような規則がある。ところが
、上記従来技術によって線の太め処理を行なうとt H
lの上端には変化がないのに比して′T′の上端は太さ
を太くする程高くなる。また、漢字の1桓′という字の
木ヘンの下部は上記方式による太め処理によって変化を
しないが、′桓′のツクリの部分の下端は太め処理によ
って下方に動く。
以上を第7図によって具体的に説明する。第7図は英文
字の具体例について、前記従来技術における輪郭生成方
法とその太さの制御法及びその問題点を示すものである
。第7図において、(7−1)は英文字“H′の骨格線
情報、(7−3)と(7−5)は各々その輪郭パターン
である。(7−3)と(7−5)とは文字を構成する線
の太さが異なる。第7図において(7−2)は英文字゛
T′の骨格線情報、(7−4)と(7−6)は各々その
輪郭パターンである。第7図の各図において、文字パタ
ーンを囲む破線の矩形は文字枠を示し白抜きの丸印は骨
格点を示す。(7−1)及び(7−2)において骨格点
を結ぶ線は骨格線を示す、骨格線情報としては1文字を
構成する各々の線について、その骨格点の座標列とその
線の種別を示す情報を含む。(7−2)の文字′T′の
場合、これを構成する線は2本ある。第一の線は、「横
線」という種別をもち、その左端と右端の2個の骨格点
をもつ、第2の線は「縦線」という種別をもち、その上
端と下端の2個の骨格点をもつ。
第7図の(7−1)及び(7−2)は、これらの骨格線
情報の内、骨格点を白抜きの丸印で示し、それを同一線
内で結んだものである。骨格線の種別は図では省略した
。さて、第7図において(7−3)(7−5)は(7−
1)と太さ情報とから生成した文字′H′の輪郭パター
ンである。同様に(7−4)(7−6)は(7−2)と
太さ情報とから生成した文字1T′の輪郭パターンであ
る。
(7−3)から(7−6)の図中で白抜きの丸印は骨格
線情報の骨格点であり、黒塗りの丸印は骨′絡線情報(
骨格点位置のみでなく線の種別も関与する)と太さ情報
とによって生成されるものであり輪郭特徴点と呼ぶ、生
成される輪郭パターン情報の中には、この輪郭特徴点の
座標列とそれに対応して点列間を補間する曲線種別とを
含む。第7図に示す文字の輪郭線はすべて直線であるか
ら点列を補間する曲線種別としては「直線」という種別
が各々の輪郭特徴点列に対応して生成されているわけで
ある、第7図にはこの種別を記入していないが、この種
別の意味するところに従って1輪郭特徴点間を直線で結
び輪郭パターンを明示しである。次に太さ情報が輪郭パ
ターン生成において。
いかに用いられるかについて述べる。はじめに、文字゛
H″の第一番目の線であるr縦線」を例にとる。この「
縦線」の骨格点は(7−3)の点731及び点732の
座標として与えられる0輪郭パターンの生成に際しては
この2点の座標と線の種別「縦線」、更に、太さ情報に
よって輪郭特徴点である733,734,735,73
6の各点の座標と、各点を結ぶ曲線の種別(この場合は
、すべて「直線」である)とが求められる。この内。
太さ情報が関与するのは輪郭特徴点の座標の決定法であ
る0輪郭特徴点733と734を結ぶ直線と骨格線73
1〜732との間でなす角度、あるいは文字枠水平線と
の間でなす角度は、当該の線の種別によって定められる
。骨格点731を通り上記角度によって定まる直線の上
で、骨格点731よりの距離を、対応する太さ情報の値
の半分の値とする点を両側にとり、これを点733及び
734とする。同様に、点735と736を得る0図(
7−5)は1H′を構成する線の太さが(7−3)の場
合より小さい場合に得られる輪郭パターンである。なお
、線の太さ情報は文字に対して与えられるのでなく、文
字を構成する各々の線に対して与えられる。従って、1
つの文字を、異なる太さの複数の線で作ることも可能で
ある。さて、次に第7図の図(7−4)及び(7−6)
によって文字′T′の輪郭パターンの生成法を考える。
図(7−4)において、741及び742はt T +
の第1番目の線である「横線」の骨格点であり、743
.744,745,746はその輪郭特徴点である6輪
郭特徴点の生成法は図(7−3)の場合と同様であるか
ら省略する0図(7−6)は図(7−4)の場合より小
さい値の太さ情報のセットを用いて輪郭パターンを生成
した例である。
ここに、761及び762は上と同様に骨格点であり、
763,764,765,766はその輪郭特徴点であ
る。第7図の図(7−3)及び図(7−5)はH′の単
一の骨格線情報に異なる太さ情報を与えて生成される輪
郭パターンである。
図(7−4)及び図(7−6)は′T′の単一の骨格線
情報に異なる太さ情報を与えて生成される輪郭パターン
である。これらの各輪郭パターンの輪郭線内部を塗りつ
ぶすと線の厚みをもった文字パターンができる。線の太
さは、同一文字セット内の文字の間でバランスを取る必
要がある。この点で、図(7−3)のt H+と図(7
−4)の′T″とを同一文字セットの文字と考え、図(
7−5)のH′と図(7−6)の′T′とを別の同一文
字セットの文字と考えることができる。ところが、文字
間の線の太さのバランスだけでなく。
文字間の線位置も考慮する必要があり、この点からは、
本方式は問題をもつ。文字′H′及び′T′を塗りつぶ
したときの上端の線に注目する1図(7−3)の文字゛
H″において上端の線とは輪郭特徴点733及び734
を結ぶ線であり、この線は、(Hlのもう1本の継線の
対応する輪郭線と同一直線上にある。図(7−4)の文
字′T′において上端の線とは輪郭特徴点744及び7
46を結ぶ線である0図(7−3)のH′と図(7−4
)のl T Iの上端の線は一致している。ところが、
各々の線の太さを小さくした図(7−5)のg Htと
図(7−6)の′T′の上端の線は一致しない、H′の
上端の線は、太さによらず同じ位置にある。それに比し
て、文字゛T′の上端の線は、腺の太さを大きくすると
上方に上り、小さくすると骨格線方向に下ってしまう、
このようなアンバランスは同一文字内の異なる線の間で
も発生する。先に述べた漢字′桓′や゛旧′がその例で
ある。以上より明らかなように、上述の既存技術におけ
る太め処理は生成する文字の品質上の問題をもち、高品
質文字を生成しようとすると太めの幅を小さい範囲に限
らねばならないという制約をもつ。
本発明の目的は、これらの問題を発生しない太め処理の
可能な文字パターン生成方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来技術の問題は、それが骨格線の両側に太めるという
単純な太め処理しか用意していないことに起因する。そ
こで、上記の目的は、太め処理を高度化し得る手段を有
することによって達成される。すなわち骨格線に対して
与えた線の種別情報を利用し、又は、骨格線情報の中の
骨格線の文字枠内の位置情報を利用して太め処理結果を
変更し得る太め処理手段を有するか、あるいは太さ情報
中に骨格線の右側及び左側に対する太め幅を区別する情
報を保持し、それに従って太め処理を行ない得る太め処
理手段を有することによって達成される。
これをより具体的に述べると、次の3種の手段がある。
(1)太さ情報を太め方向別に保持し、骨格線を太める
に際して、太さ情報内の太め幅を、太さ情報内の太め方
向毎に適用する太め処理手段。
(2)太さ情報を太め方向別には保持しないが、骨格線
情報中に保持している当該の線の種別に応じて、当該太
さ情報の与える太さを、骨格線方向の右側に作成するか
左側に作成するか、あるいは当該太さ情報の与える太さ
の半分ずつを骨格線方向の左右両側に作成するか、いず
れかを決定し実現する太め処理手段。
(3)太さ情報を太め方向別には保持しないが、骨格線
情報における当該骨格線の位置情報の値に応じて、ある
いは、これと上記の線の種別との組合せに応じて、上記
(2)と同様に、当該太さ情報を適用する方向として、
右側、左側あるいは両側の3つの場合の内の1つを決定
し実現する太め処理手段。
〔作用〕
骨格線情報は文字を構成する各々の骨格線上の主要な点
である骨、格点の位置座標と、骨格線の形状上の類別を
与える線の種別とから成る。これらの情報に加えて各骨
格線の太さが決まれば各骨格線を太めて輪郭線を発生す
ることは、菊池他の前掲文献等の技術によって可能であ
る。
これを、より具体的に述べるため、前記の3種の技術的
手段の各々について、その作用を明らかにする。
(1)前記の手段(1)の場合 保持した太め情報の中に右側太め情報と左側太め情報を
含む6文字の骨格線情報は文字を構成する線毎に与えら
れている。また、太め情報もその線と対応づけられてい
る。従って当該文字の骨格線情報の中の骨格点の位置座
標列と線の種別とによって骨格線を決定し、第1の骨格
点から後続の骨格点を見るときの左側に当該骨格線の左
側太め情報の与えられる幅を持たせ、同様に右側に当該
骨格線の左側太め情報の幅を持たせることによって骨格
線の輪郭パターンを生成する。これを、当該文字を構成
する各々の骨格線について実施すると、当該文字の各線
の輪郭パターンが生成される。
(2)前記の手段(2)の場合 骨格線情報の中の骨格点の位置情報と腺の種別とによっ
て骨格線を決定することは上記(1)と同じである。こ
の線の種別によって、当該の骨格線を太める仕方、つま
り、右側に太めるか、左側に太めるか、両側に太めるか
を定める。太める幅の全量は、当該の線の太さ情報であ
る。
両側に太める場合には、この太さ情報の定める太め幅の
半分を両側の太め幅とする。
(3)前記の手段(3)の場合 骨格線の決定法、その太め方法は上と同様である。太め
方向の決定方法は次のいずれかである。第一の方法は当
該骨格線の位置情報の値によって太める方法を決める。
例えば、骨格線が、文字枠の上端を左から右の方向に描
かれるものとすると、太め方法を右方向に取る。
別の方法は、当該骨格線の線の種別と骨格線の位置情報
の組合せによって太める方法を決めるものである。これ
らのいずれにおいても、右側方向、左側方向及び両側へ
の太め方の内の1つを選ぶ。太める量を当該の線に対応
する太さ情報の値として定めること、及び、両側に太め
る場合、この太さ情報の値の半分の値を用いることは上
記(2)と同じである。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第2
図は本発明の文字パターン生成方式によって文字を表示
/出力するテキスト出力システムの構成を示す、第2図
において、20は処理装置、21はメインメモリ、22
はキーボード、23はディスク装置、24はディスプレ
イメモリ、25はディスプレイ装置、26はページメモ
リ、27はプリンタである。処理装@20はメインメモ
リ21に記憶されているプログラムを実崎する。キーボ
ード22からは、表示/出力するべきテキストデータの
名称と表示/出力装置であるディスプレイ装置またはプ
リンタの区別を指定する。ディスク装置23は文字コー
ドの列として表わされたテキストデータ及び文字セット
の各々の文字の形状を表わす文字パターン情報を保持し
ている。処理装[20によって実行される本システムの
プログラムは、本発明の文字パターン生成方式を実現す
るものであり1文字パターン情報をディスク装置23よ
りメインメモリ21に読込み、更に、キーボード22よ
り指定されたテキストデータをディスク装置23よりメ
インメモリ21に読込み。
テキストデータを構成する各々の文字コードに対し文字
パターン情報に従って文字パターンを生成する。キーボ
ード22から指定された出力装置がディスプレイ装置2
5であるときはディスプレイメモリ24に文字パターン
を作成して塗りつぶしたあとディスプレイ装置25に出
力する。キーボード22から指定された出力装置がプリ
ンタ2 ’7であるときはページメモリ26に文字パタ
ーンを作成して塗りつぶしたあとプリンタ27に出力す
る。
次に、このプログラムの動作を更に詳しく説明する。ま
ず、第3図、第4回によって文字パターン情報の内容と
形式を示す。
文字パターン情報の主要部は骨格線情報である。
第3図はある1つの文字に対する骨格線情報の内容と形
式を示したものである。この骨格線情報は3種のフィー
ルドより成る。第1フイールドは文字コードを示し、第
2フイールドは第3フイールドの長さを示す、第3フイ
ールドが当該文字の骨格線情報の主要部であり文字によ
ってサイズが異なる。第3フイールドの先頭には、当該
文字を構成するストロークの数Nが保持され、以下、N
個のストローク情報が続く、各ストローク情報の内容は
次の通りである。まず、当該ストロークの種別、次に当
該ストローク情報のデータ量、最後に当該ストロークの
骨格点座標(x、y)の列である。
第4図は、文字パターン情報の内の太さ情報の内容・形
式を示す0本図の説明に先立って、まず骨格線の方向を
定義しておく6文字の線を構成する骨格点を骨格線情報
中に保持された骨格点の順に結ぶことによって骨格線が
得られる。この内で第1番目の骨格点から第i+1番目
の骨格点に引くベクトルの方向をこれらの骨格点による
骨格線の方向という。第4図は、まず1文字コード、次
に当該文字の太さ情報の長さしを保持し、以下、当該文
字を構成するストローク毎にその太さ情報をもつ。これ
をストローク太さ・情報と呼ぶ、ストローク太さ情報は
、当該文字内での当該ストロークの出現順序番号である
ストローク番号1次に、当該ストローク太さ情報の長さ
を含み、以下、当該ストロークの太め方向角度の列と太
さの列を含む、これらの具体的な意味はあとで第9図で
説明する。太め方向角度の前にはそれを示す識別子とし
て文字10′が置かれる。太め方向角度とは、文字の骨
格点から太め処理によって輪郭を生成する際の太め方向
を与えるものである。太さの列は、右方向の太さと左方
向の太さのペアの系列より成る。右方向及び左方向の太
さを示すため、各々の情報の前には識別子“1′及び′
2′が置かれる。
ここで、右、左の方向は、骨格線の方向を見たときの方
向である。骨格点AとBとをこの順に結ぶ骨格線ABに
ついて、太め方向角度の値をα11゜右方向太さの値を
Rxx、左方向太さの値をLzzとしたとき、それらの
情報の輪郭パターンの生成における役割を第9図に示す
。上記αエエ等の第1の番号はストローク番号、第2の
番号はストローク内骨格点番号である。
第9図において骨格点A、Bを結ぶ線分上に矢印を付け
て骨格線方向を示す、符号91及び92は生成された輪
郭特徴点である。骨格線ABに対して図のように角度α
11を成す直線を引き、その上で骨格線方向に向かって
Aから右方向にR11の距離の点を輪郭特徴点91とし
、同じ直線上で骨格線方向に向ってAから左方向にLa
1の距離の点を輪郭特徴点92とする0点Bについても
同様に太め方向角度及び太さの値を用いて輪郭特徴点を
求め、輪郭特徴点間を所定の補間曲線で結ぶと輪郭曲線
が得られることになる。これが太め処理の内容である。
第3図の与えるストローク情報と第4図の太さ情報の対
応づけについて次に説明する。各々、先頭に文字コード
を含んでいるので1文字コード単位の対応づけは自明で
ある1次に、ストローク単位の対応づけも、第3図のス
トローク情報の順序番号によって第4図のストローク番
号を求めることによって可能である1次に、第3図のス
トローク内の骨格点ペアと第4図の当該ストロークの太
め方向角度の列及び太さの列との対応づけである。
これは、当該ストロークのストローク種別によって、太
め方向及び太さの情報を与える骨格点を予め定めて置く
ことによって、対応づけることができる。
さて、第5図は文字の具体例について本発明の太め処理
の効果を示すものである。第5図において(5−1)及
び(5−2)は各々、文字″H′及び文字′T′の骨格
線情報の例を示した図であり、(5−3)及び(5−4
)は各々5文字゛H′及び文字′T′の輪郭特徴点を含
む輪郭パターンと骨格点とを示す0輪郭パターン(5−
3)は骨格パターン(5−1)より、輪郭パターン(5
−4)は骨格パターン(5−2)より生成される。
輪郭特徴点は黒塗りの丸印で骨格点は白抜きの丸印で示
している。各図で文字パターンを囲む破線の正方形は文
字枠を示している。文字t Htは3本の線より成り、
ストロ−5り種別「縦11AJの線が2本、「横線」の
線が1本ある。図(5−2)に示した(X虞e YJ)
は第3図における骨格点座標に対応している。さて、こ
れらの各線ともに、単純に骨格線の左右に均等な太さを
もっている。ここで、骨格線の左右の方向とは、骨格線
情報の始めの骨格点から次の骨格点を見る場合の方向で
あることは前述の通りである。一方、文字t T tは
「縦線」と「横線」各々1本の2本の線より成る。
この内、「縦線」については骨格線の左右に均等な太さ
をもつ点、上記のg Hlの各々の線と同様である。し
かし、′T′の「横線」についてはそうでない、すなわ
ち、第5図の(5−2)のようにr横線」の骨格点を符
号53及び54のように文字枠上端に置き、図(5−4
)のように、骨格点53から54に到る骨格線の右側に
のみ太さを持たせ左側には太さを持たせないことによっ
て。
輪郭パターンの上端を文字枠上端に揃えている。
これにより、文字J Hjの上端線と文字′T′の上端
線を一致させることができる。これに対し。
J T lの「横線」をH′の「横線」と同様に扱って
太さを持たせると、あるサイズの太さのときには(5−
4)と同一の輪郭パターンを得ることができるにせよ、
それより細いサイズの太さのときには、上端線がH′の
それより低い位置になってしまうという問題は、第7図
について既に詳しく述べた。第5図における(5−4)
のような輪郭を生成するために重要なのは、骨格点の位
置と太さ情報の持ち方と太め処理の方法とである。
骨格点の位置としては、(5−2)のように設定するも
のとする。太さ情報は第4図に示すように保持する。骨
格パターン(5−2)から輪郭パターン(5−4)を生
成する具体例について第4図の情報を説明する。この場
合、第4図の文字コードは文字1T1のコードを含む、
ストローク番号はまず1′であり、これは′T′の「横
線」に対応する。当該ストローク情報の長さにつづいて
、識別子として0′という文字のコードがあり、次に太
め方向角度が2個含まれている。この内、第1の太め方
向角度は骨格点53での太め方向を示し、第2の太め方
向角度は骨格点54での太め方向を示す。この場合、い
ずれも角度は90度である。ストロークlのその他の太
め方向角度の領域はこの例の場合には存在しない。次に
、識別子として′1′という文字のコードがあり、その
あと右方向太さとして、骨格点53から骨格点54に向
かう骨格線の右方向太さを保持する。この場合、その値
はI T Jの「横線」の太さそのものである。次に識
別子として′2′という文字のコードがあり、そのあと
左方向太さとして上記骨格線の左方向太さを保持する。
この場合、その値はOである。ストローク1のその他の
太さの領域は存在しない。以上で、ストローク番号11
′のストロークの情報は終る。次はストローク番号′2
′のストロークである′T′の「継線」についての情報
である。これに対しても太め方向角度は2個あり、やは
り各々90度である。右方向太さと左方向太さの値は同
じであり、各々、(5−4)の′T′の縦線の太さの半
分の値である0以上、第3図、第4図、第5図、第9図
を用いて、骨格線情報と太さ情報の意味と対応関係、及
び、太め方向角度と、右方向及び左方向太さ情報の意味
、骨格パターンと輪郭パターンの関係、太め処理の具体
的内容について説明した。
以上の説明を前提として、本実施例のテキスト出力シス
テムのプログラムの動作の説明に入る。
第6図はシステムの動作の概略である。第6図で処理6
01は文字パターン情報入力で、ディスク装置23より
の文字パターン情報の読込み、処理602はキーボード
22からオペレータが入力する指令を読込むコマンド入
力、処理603はそのコマンドのパラメタとして入力さ
れた文字出力装置指定によってテキスト出力装置をディ
スプレイ装置25かプリンタ27かに決める出力装置決
定、処理604は、処理602のコマンドで指定された
ファイル名称をもつファイルの内容であるテキストデー
タを読込むテキスト読込み、処理605は、テキスト上
の次の1文字の文字コードを求めると共に、テキスト上
に指定された当該文字の出力−サイズより基準サイドか
らの拡大縮小率を求め、変数C1Sに設定する。処理6
06は当該文字の指定サイズの文字パターンを生成する
処理である。
この処理606については、あとで更に詳しく述べる。
欣の処理607は、処理604で読込んだテキストデー
タのすべてについて文字パターン生成を行なったかどう
かのテキスト終了判定、処理608は、テキスト終了で
ないときに行なう判定である。これは、出力装置がディ
スプレイ装置のときには1画面分の文字パターン生成が
終ったかどうかの判定であり、出力装置がプリンタであ
るときには1ペ一ジ分の文字パターン生成が終ったかど
うかの判定である。処理609はディスプレイ装置25
の画面又はプリンタ27にテキストの文字パターン生成
結果を表示又は出力する。そのあと処理610でキーボ
ード22からの指示をまつ。オペレータがコマンドの入
力を要求すると処理602へ、終了を要求すると処理終
了へ、次テキスト表示/出力を要求すると処理611に
進む。
処理611では次テキストの表示/出力の準備を行なっ
て処理605に進む。
さて、ここで本発明の重要な処理を含む処理606の内
容を第1図等のフローチャートによって詳しく説明する
。処理606は、処理605で求めた文字コードCの拡
大縮小率Sのパターンを生成する処理である。
第1図で100は1文字コードCの当該文字の骨格線情
報及び太さ情報をディスク装置l¥23よりメインメモ
リ21に読込む処理、101は読込んだ骨格線情報によ
って当該文字のストローク数を求めて変数Nに設定する
とともに、パターンを作成するストロークの番号を管理
する変数工をOに初期設定する処理である1以上の準備
を経て、以下、各ストロークのパターンを発生する処理
に進む、第1図の102は工とNとを比較し当該文字の
全ストロークのパターン生成が終ったかどうかを判定す
る処理である。I=Nの場合は全ストロークのパターン
の生成を終ったのであり、文字パターン生成の処理を終
る。一方、I=Nでない場合、つまりI<Nの場合には
、未生成のストロークが残っているので103以下の処
理に進む、まず、処理103は、第1+1ストローク、
つまり次にパターンを生成すべきストロークのストロー
ク種別を骨接線情報より求めて変数Kに設定する処理で
ある。第1図の104では、まず当該ストローフの骨格
点座標列を配列変数Pに設定する。
この骨格点座標列というのは第3図の骨格線情報の中の
第1+1ストローク情報の骨格点座標の系列である。つ
まり、Pは第1+1ストロークの石骨格点のX座標、Y
座標のペア(Xl−Yt)を第1骨格点から順に保持す
る2次元配列である。
次にこの骨格点座標列Pに対して、第6図の処理605
で求めた拡大・縮小率Sによる拡大・縮小を行なう、S
はX軸方向の拡大・縮小率SxとY軸方向の拡大・縮小
率Svより成る1次元配列である。骨格点座標列PのX
座標列Pxの各成分にSxを掛けてPPxとし、同様に
PPv=Py−8vとすることによって2次元配列PP
−(PPx。
PPy)を求める0次に、処理105は、当該文字の太
さ情報より、当該ストロークの太め方向角度列を求め配
列変数Aに設定し、太さ列を配列Wに設定する処理であ
る。処理106は、上で求めたWからストローク輪郭生
成の太さパラメタを決スする処理である。そのパラメタ
とは、右方向太さパラメタであるRWPと左方向太さパ
ラメタであるLWPである。処理106は本発明の特徴
となる処理であるので後で第10図によって詳しく説明
する。処理107は1以上で得たに、PP。
A、RWP、LWPを入力バラメタとして当該ストロー
クの輪郭生成を行なうルーチンを呼出す処理である。ス
トローク軸郭生成ルーチンはこれらのパラメタにより当
該ストロークの輪郭パターンをメインメモリ21上に生
成する。この処理の詳細は後で述べる。処理108は、
上で生成した輪郭パターンの内部を塗りつぶす処理であ
る。パターンはd□t%llの2値で表現されるものと
し、輪郭線及び塗りつぶしは値11′によって表わされ
る。処理108によって1つのストロークのパターン生
成が終る。処理109は変数Iを1だけカウントアツプ
する処理である。そして、処理102に分岐する。前と
同様に、I=Nならば終了し、I<Nならば次のストロ
ークの処理に進む。
以上で第1図による文字パターン生成の概要説明を終る
0次に、第1図の処理106を、第10図によって、よ
り詳しく説明する。
第10図の1001は配列Wの要素数を変数NWに設定
する処理である。ここで、配列Wは。
識別子としての文字と太さとをひとまとまりとする情報
の配列である。1002は変数WIを1に初期化する処
理である。変数WIは、以下で配列Wのインデックスと
して使われる。処理1003は変数WIのすべての要素
の処理を終ったか否かの判定である。WI>NWのとき
は処理を終る。
そうでないときには処理1004に進む、処理1004
は、配列Wの第WI番目の要素の内の識別子が′1′つ
まり、右方向太さに対する識別子かどうかの判定である
。そうであれば処理1005に。
そうでなければ処理1006に進む、処理1005は。
WのWI番目の要素の太さ部分(つまり右方向太さ)の
値を、配列RWPのWI番目の要素に設定する処理であ
る。同様に、処理1006は、W(WI)の識別子が′
2′であるかどうかの判定であり、そうならば処理10
07へ、そうでなければ処理1009に進む、処理10
07は、配列LWPのWI番目の要素に、WのWI番目
の要素の太さ部分(つまり左方向太さ)の値を設定する
処理である。処理1009はエラー処理をして終了する
。W(WI)の識別子が′1′でも′2′でもないとい
うことは正常ではあり得ないからである。処理1005
あるいは処理1007テRVI(W I )に右方向太
さ、LWI (WI)に左方向太さを設定したあとは処
理1008に分岐する。
処理1008は、インデックスWIをカウントアツプす
る処理で、次に処理1003に分岐する。
以上述べたように、処理106は、ストローク輪郭生成
の太さパラメタとしてRWPに右方向太さ列を、LWP
に左方向太さ列を設定する処理である。
次に第1図の処理107について、より詳しく説明する
。第11図は処理107から呼出すストローク輪郭生成
ルーチンの構成と処理の一部とを示したフローチャート
である。まず1本ルーチンの構成を説明する。生成しよ
うとしているストロークのストローク種別を判定し、そ
のストローク種別毎に定まった輪郭特徴点列を生成する
と共に、その輪郭特徴点の間を結ぶ補間曲線の種別を決
める。そのあと、ストローク種別によらず共通に、輪郭
曲線を発生する。第11図には、ストローク種別が[横
線」の場合と「左払い」の場合についての処理を示し、
他のストローク種別に対する処理については省略してい
る。さて、第11図において処理1101は、当該スト
ロークのストローク種別Kが「横線」であるかどうかの
判定である。
そうであれば処理1102に進み、そうでなければ処理
1104に進む。処理1102は、当該ストローク種別
Kが「横線」である場合、その輪郭特徴点列として、O
PI、OF2.OF2及びOF2の4点をパラメタPP
、A、RWP及びLWPによって決定する処理である。
これを、前掲の第5図を再び用いて具体的に説明する。
第5図の(5−2)が文字′T′の骨格パターンを示す
。点53と点54が「横線」ストロークの骨格点を示す
。パラメタPPはこの2点の座4m (X。
Y)の列である。パラメタA、つまり、太め方向角度は
、これら2点における太め方向を示すものであり、各々
90度が指定されているものとする。
更に、右方向太さとしては幅Wが、左方向太さとしては
Oが指定されているものとする。このとき、処理110
2で得られる輪郭特徴点OPI、OP2゜OF2.OF
2は各々図(5−4)の点559点56、点532点5
4である1点55は、点53と点54とを結ぶ骨格線方
向の右方向に90度の角度で距離Wの点である0点56
は同様に点54より右方向Wの距離の点である。骨格点
53自身が輪郭特徴点であるOF2になっているのは、
点53より左方向に距離ゼロの点としてOF2を得るた
めである0点54についても同様である0以上により、
当該「横線」ストロークの輪郭特徴点OPI、OP2.
OP3.OF2の座標値が定まる0次の処理1103は
、これらの輪郭特徴点の間を結ぶ曲線の種別を定める。
LKIはOPIとOF2を結ぶ曲線、LK2はOF2と
OF2を結ぶ曲線、LK3は、OPIとOF3を結ぶ曲
線、LK4はOF2とOF2とを結ぶ曲線である。
「横線」の場合、これら4本の曲線の線種はすべて「直
線」である。次に、処理1107は1以上によって定ま
った、輪郭特徴点列と、それらを結ぶ輪郭特徴点間補間
曲線種別にもとづいて輪郭曲線を発生する処理である。
補間曲線種別としては「直線」 「円弧」 「スプライ
ン曲線」等がある。
「横線」ストロークの場合には補間曲線種別は、2つの
輪郭特徴点を結ぶ「直線」である、後述の「左払い」の
場合では、3つの輪郭特徴点について、それらを結ぶ「
スプライン曲線」が補間曲線種別として定められる。こ
のような補間曲線種別と特徴点列にもとづいて、輪郭曲
線を発生することは、公知の図形処理技術によって可能
である、このようにして処理1107で輪郭曲線を発生
したあと、処理1108によって本ルーチンの呼出し元
に制御を戻す。処理1104でストローク種別Kが「左
払い」である場合には処理1105及び処理1106に
進む、処理1105では、パラメタPP、A、RWP、
LWPにもとづいて、当該「左払い」ストロークの太さ
方向を決定し、太さを設定し、よって輪郭特徴点を定め
る処理を行なう0次に処理1106で、これらの輪郭特
徴点の間の補間曲線種別を設定し、処理1107に進む
、処理1104でストローク種別Kが「左払い」でない
場合も、同時に、他のストローク種別毎に、当該ストロ
ークの輪郭特徴点列を生成し、その点列間の補間曲線種
別を設定したあと処理1107に進む0以上、第11図
で処理107の概要を説明したが、ストローク種別が「
左払い」の場合を例として、「横線」より複雑なストロ
ークの太め処理とその結果による輪郭パターン生成につ
いて第12図を用いて説明する。
第12図は「左払い」ストロークの骨格線情報と太さ情
報、及びその結果生成された輪郭特徴点とそれらを結ツ
:補間曲線の間の関係を示した図である。「左払い」ス
トロークの骨格点は3点から成り、順に第12図の点1
211,1212゜1213で与えられている。これら
は通常は一直線上にはない、骨格点1211と1212
を結ぶ骨格PA1214の延長線より、骨格点1211
より見て右側に骨格点1213が存在するのが普通であ
る。太め方向角度は2個与えられる。これらは、順に、
第1骨格点1211及び第3骨格点1213における太
め方向角度を示す、第2骨格点1212と第3骨格点1
213を結ぶ骨格線を1215とすると、骨格線121
4と骨格線1215の第2骨格点1212において成す
角度の2等分線方向が第2骨格点での太め方向である。
さて、第12図において1点1211,1212゜12
13は当該「左払い」ストロークの骨格点であり、当該
文字の当該ストロークの骨格点情報として与えられた座
標値の列Pに、拡大縮小率Sを掛けた値P P =(P
 x e P Y)としてストローク輪郭生成ルーチン
に与えられる6次に、角度1216及び角度1217は
当該文字の当該ストロークの太め方向角度の列Aである
。さらに1幅1231及び1232は骨格点1211に
おける右方向太さ及び左方向太さであり、当該文字の当
該ストロークの右方向太さ及び左方向太さとして与えら
れる。
同様に、幅1233及び1234は骨格点1212の、
幅1235及び1236は骨格点1236の右方向太さ
及び左方向太さとして与えられる。ストローク輪郭生成
ルーチンへのパラメタRWPは、上記3つの骨格点の右
方向太さの列、LWPは、上記3つの骨格点の左方向太
さの列である0以上の情報より輪郭特徴点1204と1
209及び1206゜1207が生成されることは第9
図を用いて説明したことによって明らかである。骨格点
1212に対して輪郭特徴点1205と1208が生成
されることは上述の太め方向の決定法によって明らかで
ある。このようにして、第12図のすべての輪郭特徴点
が生成される6以上が第11図における処理1105に
対応する処理である。次の処理1106では上で求めた
輪郭特徴点の間の線種を定め処理1107に渡す。この
各線種はストローク種別によって定まっているもので、
「左払い」の場合、点列1204,1205,1206
に対して「スプライン曲線」9点列1206,1207
に対して「直線」2点列1207,1208,1209
に対して「スプライン曲線」9点列1209.1204
に対して「直線」の各種別が与えられる0以上が処理1
106の処理に対応する0以上、「左払い」ストローク
の例により、前述の「横線」よりは複雑なストロークに
対する太め処理の方法を説明した。これにより、第1図
、第10図及び第11図のフローチャートによる1文字
の文字パターン生成処理606の説明を終る。
本実施例によれば、文字のストローク毎に太め方を変更
することが可能であり、前述の通り文字種間の線位置の
パラメタを取ること、同一文字内の空白部分のツブシの
防止が可能である。また。
別の効果として、各文字の各ストローク毎に左右太さ及
び太め方向角度が指定できるので多様な文字形状の設計
が可能である。
次に、既述の第1の実施例と基本的には同様の文字輪郭
パターンの生成方式を採用しつつ、太め処理の方法にお
いて若干の変更を行なうことによって、別の効果を得る
ことのできる2、3の実施例を挙げる。
(1)第4図のストローク毎の太さ情報は、上記実施例
においては1文字を構成する全ストロークについて保持
することとしていた。これを変更し、第8図のようにス
トローク種別に対して標準的な太さ情報を保持すること
とし、個々の文字のストロークについて、この標準値に
合う場合には、当該文字の当該ストロークの太さ情報部
分を省略する。つまり、第4図における当該ストローク
のストローク番号のフィールドから、次のストロークの
ストローク番号のフィールドの直前のフィールドまでの
情報を省略する。この変更がストローク輪郭生成処理に
与える影響は次の通りである。つまり、第1図の処理1
05において当該ストロークの太め方向角度及び太さ列
を求める際、上述実施例通り当該文字の太さ情報より求
めるのであるが、そこに、当該ストロークに対応する太
さ情報が存在しない場合には、別途、ディスク装置23
に保持され、処理601でメインメモリ21に読込まれ
た第8図のストローク種別対応標準太さ情報を当該スト
ロークのストローク種別によって検索し、対応する太め
方向角度列または太さ列あるいはその両者を得て、A及
びWとして設定する0本変更例によると、最初の実施例
の効果の上に、太さ情報のためのメモリ量の削減、及び
、文字セットのデザインの一様な変更の容易化の効果が
ある。
(2)次の変更例は太さ情報として左方向太さと右方向
太さの区別をしない方法である。この場合、前述の実施
例における第4図の太さ情報に代えて第13図の形の情
報を用いる。第13図で第4図と異なるのは、太さの情
報の左右の区別がなくなっていることのみである。それ
に伴なって、太さの情報の識別子として′11のみを用
いている。もちろん、この変更と(1)の変更とは共存
できる。その場合には、第8図に示したストローク種別
対応標準太さ情報にも同様の変更を行なう、さて、この
変更後の太さ情報にもとづいて、右方向太さ及び左方向
太さを求める処理方法として次の2法がある。
(2,1)ストローク種別とその骨格点座標とによって
左右太さを決定する処理方法6個々のストローク、又は
、ストローク種別に対応して、その含む骨格点に対し、
右方向太め範囲(YRzw Ypz) v左方向太め範
囲(Y Ll v Y t、z)をもつ。当該ストロー
ク種別のストロークの骨格点に対する輪郭点生成に際し
、処理105において当該骨格点のY座標YがYRI≦
Y≦YRzのときには、当該ストロークの当該骨格点の
太さをRWに設定し、LW=0とする。また、YLI≦
Y≦YLzのときには、当該ストロークの当該骨格点の
太さをLWに設定し、RW=Oとする。それ以外の場合
には当該骨格点の太さの半分の値を、RW及びLWに等
しく設定する。
この方法を実現するためには、第13図の太さのフィー
ルドの後に(YL1#YL2)(Y R1、Y *z)
を保持すればよい。ストローク種別対応座標太さ情報を
用いる場合も同様である。RW、LWの決定後の処理は
第1の実施例と全く同じである。
本実施例の効果は、第1の実施例より太さ情報量が減る
ことである。
(2,2)ストローク種別によって左右太さを決定する
処理方法、第1の実施例におけるストローク種別を更に
細分する1例えば。
「横線」ストロークを「横線1」 「横線2」 「横線
3」の3種のストローク種別に細分する。「横線1」は
右方向にのみ太める、[横線2」は左方向にのみ太める
、「横線3Jは左右均等に太めるものとする。太さ情報
は左右太め幅の合計を与えているものとする。この方法
においては処理106においてRWP及びLWPを求め
る際に上記のようなストローク種別の判定を行なう、こ
れを詳しく述べると次のようになる。ストローク種別の
全体は、右太め類、左太め類、均等太め類の3グループ
に分類される。任意のストローク種別はこの3つのグル
ープのいずれかに所属する0例えば、上記の「横線1」
は右太め類、「横線2」は左太め類、「横線3」は均等
太め類に属する。右太め類に属するストローク種別のス
トロークについては、太さフィールドの値を右方向の太
さRWとして用い、LW=Oとする。左太め類に属する
ストローク種別のストロークについては、太さフィール
ドの値を左方向の太さLWとして用い。
RW=Oとする。均等太め類に属するストロークについ
ては、太さフィールドの値の半分の値をRW及びLWに
設定する。
このあとの処理については第1の実施例と同じ1ある。
その効果は第1の実施例より太さ情報のメモリ量が減る
ことである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、文字セットに対する骨格パターン情報
と太さ情報により高品質の文字パターンが生成可能であ
る。上記太さ情報を変更することによっても、特定の文
字輪郭線の文字枠内位置を変えることのない太め処理を
実現することができるので1文字内の種々の線の位置の
バランス、文字間の種々の線の位置のバランスを保証す
ることが可能である。このように、種々の太さの文字を
単一の骨格線情報から生成でき、かつ、文字品質を損な
わないのが本発明の効果である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1文字の文字パターンを生成する処理のフロー
チャート、第2図は本発明の文字パターン生成方式によ
って文字を表示/出力するテキスト出力システムの構成
を示す図、第3図は骨格線情報を示す図、第4図は太さ
情報を示す図、第5図は太め処理の具体例を示す図、第
6図は第2図のテキスト出力システムの主プログラムの
フローチャート、第7図は従来技術による太め処理を説
明する具体例を示す図、第8図は実施例の変形としての
太さ情報を示す図、第9図は骨格線情報と太さ情報によ
る太め処理の意味を説明する図、第10図は太さパラメ
タの設定処理を示すフローチャート、第11図はストロ
ーク輪郭生成ルーチンの処理を示すフローチャート、第
12図は[左払い」ストロークにおける太め処理を示す
図、第13図は第4図の太さ情報の変形例を示す図であ
る。 20・・・処理装置、21・・・メインメモリ、22・
・・キーボード、23・・・ディスク装置、24・・・
ディスプレイメモリ、25・・・ディスプレイ装置、2
6・・・ぺ8 l 記 第2 口 1’7  フーソング 第 3 口 第4 口 第 5 囚 第′8 旧 ¥J 9 記 案to I!] 囁/l圀 第12 凹

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、文字を構成する線の骨格線情報と太さ情報を保持し
    、それらに基づいて文字を構成する線の輪郭を生成する
    手段を具備した文字パターン生成方式に於て、骨格線を
    太さ情報によって太めるに際して、太める方法を複数種
    選び得る太め処理手段を具備したことを特徴とする文字
    パターン生成方式。 2、文字を構成する線に種別を設けて骨格線情報の中に
    線の種別を保持し、これに依って、当該骨格線を太める
    方法を決定することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の文字パターン生成方式。 3、骨格線情報の中に保持されている当該骨格線の文字
    枠内位置に依って、当該骨格線を太める方法を決定する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の文字パターン生成方式。 4、太める方法として、骨格線方向に向って右側に太さ
    情報だけ太める方法、骨格線方向に向って左側及び右側
    に太さ情報の半分だけ太める方法、骨格線方向に向って
    左側に太さ情報だけためる方法のいずれかを選択するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の文字パター
    ン生成方式。 5、太め情報として骨格線方向に向って右側及び左側に
    太める幅の両者を保持し、その値を各文字の各々の線に
    対して保持し、その指示に従がうことによって太める方
    法を変えることのできる太め処理手段を具備することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の文字パターン生
    成方式。 6、上記太さ情報を変更し得ることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第5項記載の文字パターン生成方式
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