JPS6232290B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6232290B2
JPS6232290B2 JP53074424A JP7442478A JPS6232290B2 JP S6232290 B2 JPS6232290 B2 JP S6232290B2 JP 53074424 A JP53074424 A JP 53074424A JP 7442478 A JP7442478 A JP 7442478A JP S6232290 B2 JPS6232290 B2 JP S6232290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earth
slope
dome
layer
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53074424A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS552133A (en
Inventor
Mikio Waratani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7442478A priority Critical patent/JPS552133A/ja
Publication of JPS552133A publication Critical patent/JPS552133A/ja
Publication of JPS6232290B2 publication Critical patent/JPS6232290B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は造成地における土止め、或いは土手、
提、崖等における土砂崩壊を防止するための土止
法に関するものである。
従来、造成等の工事をする場合、傾斜面には単
に芝や樹木を植えつけるだけであつたため、大雨
の際に土砂崩れを起こす危険があり、特に植物の
根が充分に発達していない間(植物の根が発達す
るには2〜3年要する。)は、その危険性が極め
て大であつた。
そこで、上記の問題を解消すべく種々の開発が
試みられ、その1つの方法として、網やロープで
造つた間隙形成材兼抗張材の上下面にフイルター
を添着してマツトを形成し、このマツトを抵抗体
と共働させて盛土中に埋設するもの(特公昭48―
39048号公報参照)があり、他の方法として、盛
土内に帯状のドレーン性部材を敷設すると共に、
その上部に断面L形の有孔金属板又は金網を角が
法面に突出するように敷設したものがある。
しかし乍ら、これらの方法には次のような欠点
を有している。すなわち、前者の方法は、網やロ
ープにより形成した凹み(網目やロープ間)内へ
土圧を掛け、これと抵抗体との相乗作用により土
層の水平移動を防止するものであるが、網やロー
プは柔軟性があるので、その位置に固定されずに
網目が広がつたり或いは狭められたりして不安定
になり、その結果、土砂層も安定して固定されな
いので、横スベリすることがあり、これが土砂崩
壊の原因になる。また、この方法では、法面は地
はだが露出しているため、法面を流下する雨水に
より法面が崩壊する欠点を有している。
次に後者の方法は、前者の網に代え、金属板に
多数の孔を穿けたもの或いは金網を使用するもの
であるため、この部材により形成される空間の厚
みが薄く、土圧により、この空間(孔或いは金網
の網目)に喰い込む土巾が薄いため、この土圧
(空間内に入り込む圧力)のみにより土層の横ス
ベリを防ぐことは困難であり、したがつて、この
場合にも前者と同様に土砂層が不安定で、その結
果、横スベリして盛土が崩壊する虞れがある。ま
た、かりに金属板を複数枚積重ねて使用し、孔の
深さを深くしても、金属板が平滑であるから、上
部の金属板が横方向へ滑動する虞れがある。さら
に又、後者の方法も、法面は地はだが露出(この
場合、金属板の角は法面に突出し、この突出部を
法面に喰い込ませて該部を押えているが)してい
るため、雨水は法面の地はだ上を流下し、したが
つて崩壊を招く原因になると共に、法面に植えた
芝などの種も押し流してしまうことになる。
本発明は上記に着目し、上記した従来法の欠点
を除去した土止法を提供することを目的とするも
のである。
図面は本発明に係る土止法の実施例を示し、以
下、この実施例に基づいて本発明を詳述する。本
発明方法は、土止パネルの上部に水浸透性部材を
敷設した土止層と、土砂層とを交互に積層して土
止部を形成すると共に、前記水浸透性部材の端部
を土止部の法面に垂下させて、該端部により法面
を被覆するようにしたことを要旨とするものであ
る。そして、土止パネルは木材や鉄棒の棒材を格
子状或いは網状に交差して形成するもので、この
網目や格子目の大きさや、土層部に敷設する際の
奥行長等は、土止部の高さや土質等に応じて決定
される。また、水浸透性部材としては、むしろ、
かます、或いはわらを編成したもの等のように、
水が浸透し易く、かつ腐食により肥料となるもの
を素材とする。
そこで、本発明土止法の施工に当つては、例え
ば、土手、崖等の場合は、土止工事をする崖等A
を第4図示のように所定長の奥行長さだけ完全に
除去Bして平地化した後、この平地Cに、第5図
示のように、まづ土砂を所定高さ、例えば15〜20
cmだけ盛土して第1土砂層1aを形成し、この第
1土砂層1a上面には土止パネル2を載せて敷設
すると共に該パネル2上に水浸透性部材3を敷設
して第1土止層4aを形成し、該水浸透性部材3
の端部3aを第1土砂層1aの法面1a′に垂下し
て、該法面1a′を端部3aで覆う。
次いで、上記第1土止層4aの上面に土砂を所
定高さだけ盛土して第2土砂層1bを形成すると
共に、前記と同様に、第2土砂層1bの上面に土
止パネル2と水浸透性部材3を敷設して第2土止
層4bを形成し、水浸透性部材3の端部3aを第
2土砂層1bの法面に垂下して該法面を被覆す
る。
以後、上述のように所定高さだけ盛土して形成
した第3、第4……の土砂層1c,1d……と、
土止パネル2の上部に水浸透性部材3を敷設した
第3、第4……の土止層4c,4d……とを交互
に積層して所定高の土止部1(第1図、第2図参
照)を形成すると共に、各土止層における水浸透
性部材3の端部3aを各土砂層1c,1d……の
法面1c′,1d′……に垂下して施工するものであ
る。
本発明は以上のように土砂層と土止層とを交互
に積層して土止部を形成し、土止層は棒材を格子
状或いは網状に交差して形成した土止パネルの上
面に水浸透性部材を敷設して成るものであるか
ら、土止パネルの網目又は格子目に水浸透性部材
と土砂が土圧により喰い込み、適当の空間部5
(第3図参照)を介在して土砂層と土止層とが一
体化され、土砂を強固に保持すると共に、雨水は
水浸透性部材に浸み込んで徐々にゆつくりと下方
へ流下するので、土止層が樹木の根の役目をなし
て土砂崩れや地滑りを防止でき、特に本発明は、
棒材を格子状或いは網状に交差して形成した土止
パネルを敷設してあるため、このパネルに形成さ
れる空間部5(網目或いは格子目)の深さは可成
り深く(横棒と縦棒の上下面までの深さになる)
なるので、土砂は水浸透性部材を介在して空間
(網目等)内にクサビ状に深く喰い込み、丁度、
各空間部に縦方向(上下方向)に杭を打ち込んだ
のと同様な作用をなし、したがつて、土止層を盛
土中に強固に、かつ安定して固定できるので土砂
の横スベリを確実に防止できると共に、杭打部す
なわち、土砂の喰い込み部の周囲(棒材の上部の
部分)における土砂は喰い込み部分より柔軟であ
るため、この部分へ植物の根が張つていくことに
なる。さらに又、土止パネルは上下面とも棒材で
あるため、凹凸により摩擦抵抗が大となり、これ
らの作用が相俟つて盛土の崩壊を確実に防止し得
る。
さらに又、水浸透性部材の端部は土砂層の法面
に垂下し、法面を被覆してあるので、降雨や自然
風化による法面の流出や崩壊を防止することがで
きると共に法面に植えつけた芝等の種の流出を防
止する等、保護し、かつ、植物の生育に適した環
境を保持することができる。さらに又、水浸透性
部材のむしろ、わら等は腐食して芝等植物の肥料
となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る土止法の実施例を示し、第
1図は本発明方法により施工した土止部の一部を
示す斜視図、第2図は同縦断面図、第3図は同じ
くその一部を示す拡大縦断面図、第4図、第5図
は施工工程を示す説明図である。 1……土止部、1a,1b,1c……土砂層、
1a′,1b′,1c′……法面、2……土止パネル、
3……水浸透性部材、3a……端部、4a,4
b,4c……土止層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 棒材を格子状或いは網状に交差して形成した
    土止パネルの上部に、腐食性を有する水浸透性部
    材を敷設した土止層と、土砂層とを交互に積層し
    て土止部を形成すると共に、前記水浸透性部材の
    端部を土止部の法面に垂下させて該法面を被覆す
    るようにしたことを特徴とする土止法。
JP7442478A 1978-06-20 1978-06-20 Ground arresting method Granted JPS552133A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7442478A JPS552133A (en) 1978-06-20 1978-06-20 Ground arresting method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7442478A JPS552133A (en) 1978-06-20 1978-06-20 Ground arresting method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS552133A JPS552133A (en) 1980-01-09
JPS6232290B2 true JPS6232290B2 (ja) 1987-07-14

Family

ID=13546800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7442478A Granted JPS552133A (en) 1978-06-20 1978-06-20 Ground arresting method

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS552133A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4372720A (en) * 1980-09-04 1983-02-08 American Can Company Forming of end closures
US4382737A (en) * 1981-03-05 1983-05-10 Gulf & Western Manufacturing Company Can end making apparatus
JPS5811640U (ja) * 1981-07-17 1983-01-25 株式会社三和銀行 ダンパ羽根の自動開閉装置
US4516420A (en) * 1983-06-10 1985-05-14 Redicon Corporation Shell tooling
US4587825A (en) * 1984-05-01 1986-05-13 Redicon Corporation Shell reforming method and apparatus
JPS61245926A (ja) * 1985-04-25 1986-11-01 Toppan Printing Co Ltd 蓋部材成形方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839048A (ja) * 1971-09-18 1973-06-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839048A (ja) * 1971-09-18 1973-06-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS552133A (en) 1980-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100860748B1 (ko) 허니셀 녹화공법
KR101025260B1 (ko) 조립식 호안블록 및 코이어매트를 이용한 사면안정공법
JP3755806B2 (ja) 護岸用ブロック、およびそれを使用する法面工法
JP6860146B2 (ja) ふとん篭及びこれを用いた傾斜地補強構造
JPS6232290B2 (ja)
US3412561A (en) Reed-trench terracing
KR100884017B1 (ko) 자연환경 복원형 경사면의 시공방법
KR101628201B1 (ko) 생태 블록 구조물
JPS63284321A (ja) 盛土斜面の土留工法
JP2852879B2 (ja) 河川用覆土ブロックおよびコンクリート覆土ブロック護岸
KR101055295B1 (ko) 그리드일체형 식생철망바구니를 이용한 호안블록 시공법 및 그리드일체형 식생철망바구니
KR102549947B1 (ko) 사면 보강 및 복구를 위한 친환경 식생철망 복합매트 및 그 시공방법
JPH10183636A (ja) 護岸法面などの緑化工法
KR102264637B1 (ko) 바이오 폴리머 피복 다공성 골재를 이용한 콘크리트 블록 존치형 수변사면 침식방지 구조체 및 그 시공방법
JPH086807Y2 (ja) 排水、保水装置
KR200340324Y1 (ko) 특수 합성재료를 부착한 연약지반용 인공어초
JPS5820338B2 (ja) 法面安定工法
KR102326713B1 (ko) 합포 부직포를 이용한 식생용 유공블록 녹화구조 및 그의 시공방법
CN218813795U (zh) 一种曲线型土工格栅生态边坡防护结构
CN212835439U (zh) 一种高陡岩质边坡绿化结构
JP2500358B2 (ja) 護岸ブロック及び護岸構造物
JP3477069B2 (ja) 土木構築物の構築方法
Allen et al. Brush mattresses for streambank erosion control
JPH09228341A (ja) 水際植生用護岸構造物
JP3099268B2 (ja) 植生用生態系保全護岸工法