JP6860146B2 - ふとん篭及びこれを用いた傾斜地補強構造 - Google Patents

ふとん篭及びこれを用いた傾斜地補強構造 Download PDF

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本発明は、河川堤防や法面など地面が傾斜している部分の降雨に対する強度を高めるためのふとん篭及びこれを用いた傾斜地補強構造に関する。
河川地域において集中豪雨やゲリラ豪雨などが発生すると、大量の降雨により河川水位が上昇し、堤体への浸透水が増大し、裏法面の堤脚付近の泥濘化やパイピング現象が生じて、堤体のせん断強度が低下することが知られている。堤体のせん断強度が低下すると、法尻の崩壊や天端のひび割れが発生し、最悪の場合、破堤することがある。また、降雨によって、法尻付近の湿潤面が上昇し、堤体のせん断強度の低下や飽和した裏法面の浸食が生じることがある。
一方、災害復旧及び河川改修の現場で使用される工法のひとつとして、めっき鉄線などを使用して形成された金網製の篭状構造物の内部に、自然石、砕石などを中詰めした「ふとん篭」(例えば、特許文献1参照)を使用した工法が知られている。
特開2007−255132号公報
河川地域において、大量の降雨により河川水位が上昇したときの法尻の崩壊、裏法面の破堤などを防止する技術については、従来、様々な提案がなされているが、確実といえるものがないのが実状である。
一方、特許文献1などに記載された「ふとん篭」は災害復旧工事などの現場では有効であるが、堤体自体の降雨に対する強度を高めることは困難である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、河川堤防や法面など地面が傾斜している部分の降雨に対する強度を高めることができ、施工も容易な、ふとん篭及びこれを用いた傾斜地補強構造を提供することにある。
本発明に係るふとん篭は、透水性材料で形成された篭状構造物と、前記篭状構造物に充填された透水性保水材料と、を備え
前記透水性保水材料が、砕石・真砂土・土材のうちの1以上を含む骨材と、セメント系固化材と、団粒化剤と、水と、を含む混合物を前記透水性保水材料が漏出しない網目サイズの前記篭状構造物内に投入し、隙間なく充填して固化させたものであることを特徴とする。
ここで、前記ふとん篭においては、前記透水性保水材料が、砕石・真砂土・土材のうちの1以上を含む骨材と、セメント系固化材と、団粒化剤と、水と、を含む混合物を固化させたものである。
また、前記ふとん篭においては、前記団粒化剤が、アクリル酸・メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合物のマグネシウム塩とポリエチレンイミンとの複合体からなる高分子化合物を含むものであることが望ましい。
さらに、前記ふとん篭においては、前記篭状構造物が、ひし形金網製の篭状構造物であることが望ましい。
前記ふとん篭においては、前記篭状構造物と前記透水性保水材料との間の少なくとも一部に植生シートを介在させることができる。ここで、前記植生シートは、透水性・保水性を有する薄い綿材を含む素材で形成されたものが望ましい。また、前記植生シートには、植物の種子、肥料、土壌改良剤などをバランス良く含ませることが望ましい。
次に、本発明に係る第1の傾斜地補強構造は、前記ふとん篭の何れかを、その少なくとも一部が傾斜地と平地との境界付近の前記傾斜地内に埋設された状態で設置したことを特徴とする。
次に、本発明に係る第2の傾斜地補強構造は、記載のふとん篭を、前記ふとん篭の下面側が傾斜地内に埋設され、且つ、前記ふとん篭の上面側が前記傾斜地の表面に露出した状態で設置したことを特徴とする。
本発明により、河川堤防や法面など地面が傾斜している部分の降雨に対する強度を高めることができ、施工も容易な、ふとん篭及びこれを用いた傾斜地補強構造を提供することができる。
本発明の実施形態である傾斜地補強構造を示す一部省略垂直断面図である。 図1中に示すふとん篭付近の一部省略拡大図である。 図2中に示すふとん篭を構成する篭状構造物を示す一部省略斜視図である。 本発明のその他の実施形態である傾斜地補強構造を示す一部省略垂直断面図である。 本発明のその他の実施形態である傾斜地補強構造を構成するふとん篭付近の一部省略垂直断面図である。 本発明のその他の実施形態である傾斜地補強構造を示す一部省略垂直断面図である。 本発明のその他の実施形態である傾斜地補強構造を示す一部省略垂直断面図である。 本発明のその他の実施形態である傾斜地補強構造を示す一部省略側面図である。 本発明のその他の実施形態である傾斜地補強構造を示す一部省略垂直断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1,図2に示すように、傾斜地補強構造100においては、堤体10の裏法面(傾斜地)11と道路(平地)との境界付近の堤脚部13内に、ふとん篭20の背面20d側が埋設された状態で設置されている。ふとん篭20は、その一部(上面20a及び下面20bの一部と背面20dとを含む部分)が裏法面(傾斜地)11内に埋設され、その他の部分(上面20aの一部及び正面20cを含む部分)が、堤脚部13付近において、裏法面11から階段状に突出した状態に埋設されている。ふとん篭20と道路12との間には排水路14が設けられている。道路12の両側にはガードレール15,15が設置されている。
図2に示すように、ふとん篭20は、篭状構造物21と、篭状構造物21の内部に充填された透水性保水材料22と、を備えている。篭状構造物21は、図3に示すように、ひし形金網23で形成された、直方体形の箱状部材である。篭状構造物21を形成するひし形金網の網目は130目、亜鉛メッキ鉄線の線径は3.2mm(または4.0mm)である。篭状構造物21の高さHは500mm、幅Bは1200mm、長さLは2000mm(または3000mm,4000mm)であるが、これらに限定するものではない。
篭状構造物21の内部の透水性保水材料22は、砕石・真砂土・土材のうちの1以上を含む骨材と、セメント系固化材と、団粒化剤と、水と、を含む混合物を篭状構造物21内に投入し、表面から圧力や振動などを加えて隙間なく充填した後、固化させて形成したものである。なお、図1〜図9においては、透水性保水材料22を示すため、篭状構造物21を形成するひし形金網23の網目サイズを透水性保水材料22の外径より粗く記載しているが、実際には、透水性保水材料22が漏出しない網目サイズである。
透水性保水材料22の組成は限定しないが、本実施形態では、
1立方メートルの砕石(粒径0.075mm〜40mm)に対し、
40kg〜120kgのセメント系固化剤と、
1リットル〜2リットルの団粒化剤と、
適量の水と、の混合物を形成し、これを篭状構造物21内に投入している。
団粒化剤は、アクリル酸・メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合物のマグネシウム塩とポリエチレンイミンとの複合体からなる高分子化合物を含むものであり、本実施形態においては、有限会社グローバル研究所の「(商品名)SS−M1」を水で30倍〜60倍に希釈したものを使用しているが、これに限定するものではない。また、砕石の代わりにあるいは砕石と合わせて、真砂土や土材あるいは施工現場の土材や砕石などを使用することもできる。
前述した混合物を篭状構造物21内に投入した後、圧力や振動などを加えると、混合物が固化する過程において、団粒化剤中のイオンの作用により、隣接する個々の砕石粒同士の間において、砕石中に含まれる岩石の粉粒成分とセメント系固化剤とが立体的な団粒構造を形成して連続した多数の空隙が発生するとともに、セメント系固化剤の作用により、これらの空隙が外力で破壊されない程度に固化されるため、透水性と保水性とを兼備した透水性保水材料22を内蔵したふとん篭20が形成される。
図1,図2に示すように、ふとん篭20を、堤体10の裏法面11の堤脚部13内に設置して傾斜地補強構造100を構築すると、河川Rの水位W1が上昇し、堤体10への浸透水が増大したとき、浸透水はふとん篭20内の透水性保水材料22に吸収されるとともに、吸収しきれない浸透水は透水性保水材料22を透過して排水路14あるいは地盤G内へ流入する。これにより、堤体水位(湿潤面)W2の上昇が抑制されるので、堤体10のせん断抵抗力の低下を防ぐことができる。即ち、堤体10の一部に傾斜地補強構造100を形成することにより、降雨に対する堤体10の強度を高めることができる。
傾斜地補強構造100は、堤体10の裏法面(傾斜地)11と道路(平地)との境界付近の堤脚部13内に、篭状構造物21に透水性保水材料22を充填、固化して形成されたふとん篭20を、その一部(上面20a及び下面20bの一部と背面20dとを含む部分)が裏法面(傾斜地)11内に埋設された状態で設置すれば構築することができるので、施工も容易である。
次に、図4に示す傾斜地補強構造200は、前述と同様のふとん篭20を、当該ふとん篭20の下面20b側が裏法面(傾斜地)11内に埋設され、且つ、当該ふとん篭20の上面20aが裏法面11の表面11aに露出した状態で設置することによって形成されている。また、傾斜地補強構造200においては、堤体10の裏法面(傾斜地)11と平地16との境界付近の平地16内にもふとん篭20の下面20b側が埋設された状態で設置されている。
降雨の際に、堤体10への浸透水により、法尻付近の湿潤面W2が上昇しようとしたとき、浸透水はふとん篭20へ吸収されるとともに、吸収されなかった浸透水はふとん篭20を透過して堤体10外へ排出されるので、湿潤面W2の上昇に起因する堤体10のせん断抵抗力の低下や裏法面11の浸食を防止することができる。即ち、裏法面(傾斜地)11の少なくとも一部に傾斜地補強構造200を形成することにより、降雨に対する堤体10の強度を高めることができる。
傾斜地補強構造200は、複数のふとん篭20を、これらのふとん篭20の下面20b側が裏法面(傾斜地)11内に埋設され、且つ、当該ふとん篭20の上面20a側が裏法面11の表面11aに沿った状態で設置すれば構築することができるので、施工も容易である。
次に、図5〜図9に基づいて、本発明のその他の実施形態である傾斜地補強構造300,400,500,600,700について説明する。なお、斜地補強構造300,400,500,600,700を構成する部分において、前述した傾斜地補強構造100,200と共通する部分は図1〜図4中の符号と同符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、傾斜地補強構造300においては、堤体10の裏法面(傾斜地)11と道路(平地)との境界付近の堤脚部13内にふとん篭30が埋設された状態で設置されている。ふとん篭30は、その一部(上面30a及び下面30bの一部と背面30dとを含む部分)が堤脚部13内に埋設され、その他の部分(上面30aの一部及び正面30cを含む部分)が、堤脚部13付近において裏法面11から階段状に突出した状態に埋設されている。
図5に示すように、ふとん篭30は、篭状構造物21と、篭状構造物21の内部に充填された透水性保水材料22と、篭状構造物21と透水性保水材料22との間の一部に介在させた植生シート40と、を備えている。植生シート40は、ふとん篭30が裏法面11から階段状に突出した部分のふとん篭30内において、透水性保水材料22と篭状構造物21を形成するひし形金網23との間に挟まれた状態で設けられている。
植生シート40は、透水性・保水性を有する薄い綿材を含む素材で形成され、植物の種子、肥料、土壌改良剤などを含んだもの(例えば、日本植生株式会社の植生シートなど)を好適に使用することができるが、これに限定するものではない。
図5に示す傾斜地補強構造300は、図1,図2に示す傾斜地補強構造100と同様の効果(施工が容易で、傾斜地の降雨に対する強度を高めることができる)を得ることができるだけでなく、施工後、月日が経過すると、植生シート40に含まれている植物の種子が発芽し、透水性保水材料22中に根を伸長しながら生育するので、ふとん篭30が裏法面11から階段状に突出している部分(上面30aの一部及び正面30cを含む部分)の緑化を図ることができる。
次に、図6に示す傾斜地補強構造400においては、複数のふとん篭31を、当該ふとん篭31の一部(下面31b側)が裏法面(傾斜地)11内に埋設され、且つ、当該ふとん篭31の上面31aが裏法面11の表面11aに沿った状態で設置することによって形成されている。また、傾斜地補強構造400においては、堤体10の裏法面(傾斜地)11と平地16との境界付近の平地16内にもふとん篭31が埋設された状態で設置されている。
ふとん篭31は、図2,図3に示すふとん篭20と同様、篭状構造物21と、その内部に充填された透水性保水材料22と、を備えているが、さらに、篭状構造物21と透水性保水材料22との間に植生シート40が介在されている。植生シート40は、ふとん篭31の上面31a側の当該ふとん篭31内において、透水性保水材料22と篭状構造物21を形成するひし形金網23との間に挟まれた状態で設けられている。
図6に示す傾斜地補強構造400は、図4に示す傾斜地補強構造200と同様の効果(施工が容易で、傾斜地の降雨に対する強度を高めることができる)を得ることができるだけでなく、施工後、月日が経過すると、植生シート材40に含まれている植物の種子が発芽し、透水性保水材料22中に根を伸長しながら生育するので、ふとん篭31の上面31a部分を緑化することができる。
次に、図7に示す傾斜地補強構造500においては、地山50の法面51に、複数のふとん篭30を階段状に埋設することによって形成されている。ふとん篭30は、その上面30a及び下面30bの一部と背面30dを地山50に埋設し、その上面30aの一部と正面30cを法面51aから階段状に突出させるようにして配置されている。
図7に示す傾斜地補強構造500は、施工が容易で、傾斜地の降雨に対する強度を高めることができるだけでなく、施工後、月日が経過すると、植生シート40に含まれている植物の種子が発芽し、透水性保水材料22中に根を伸長しながら生育するので、地山50の法面51から階段状に突出している複数のふとん篭30の上面30a部分及び正面30c部分を緑化することができる。
図8に示す傾斜地補強構造600は、図7に示す傾斜地補強構造500と同様、地山50の法面51に、複数のふとん篭32を階段状に埋設することによって形成されているが、地山50の側面52が露出している点が異なっている。このため、ふとん篭32は、図5に示すふとん篭30と同じ部分に植生シート40が配置されているだけでなく、ふとん篭32の側面(図8中にて地山50の側面52と略同一平面をなす面)部分にも植生シート40が内蔵されている。
具体的には、ふとん篭32の側面(図8中にて地山50の側面52と略同一平面をなすように露出している面)を構成する、篭状構造物21のひし形金網23と透水性保水材料22との間にも植生シート40が挟まれるように配置されている。
図8に示す傾斜地補強構造600は、施工が容易で、傾斜地の降雨に対する強度を高めることができるだけでなく、施工後、月日が経過すると、植生シート材40に含まれている植物の種子が発芽し、透水性保水材料22中に根を伸長しながら生育するので、地山50の法面51から階段状に突出している複数のふとん篭32の上面32a部分及び正面32c部分の緑化だけでなく、ふとん篭32の側面(図8中にて地山50の側面52と略同一平面をなすように露出している面)の緑化を図ることができる。
次に、図9に示す傾斜地補強構造700においては、道路60の法面に、複数のふとん篭30を階段状に埋設することによって形成されている。複数のふとん篭30は、その上面30a及び下面30bの一部と背面30dを道路60に埋設し、その上面30aの一部と正面30cを法面から階段状に突出させるようにして配置されている。
図9に示す傾斜地補強構造700は、施工が容易で、傾斜地の降雨に対する強度を高めることができるだけでなく、施工後、月日が経過すると、植生シート40に含まれている植物の種子が発芽し、透水性保水材料22中に根を伸長しながら生育するので、道路60の法面から階段状に突出している複数のふとん篭30の上面30a部分及び正面30c部分を緑化することができる。
なお、図1〜図9に基づいて説明したふとん篭20,30,31,32並びに傾斜地補強構造100,200,300,400,500,600,700は本発明に係るふとん篭及びこれを用いた傾斜地補強構造を例示するものであり、本発明に係るふとん篭及びこれを用いた傾斜地補強構造は前述したふとん篭20,30,31,32並びに傾斜地補強構造100,200,300,400,500,600,700に限定されない。
本発明は、河川堤防の堤脚や堤体、裏法面などの補強手段として、土木建設業などの産業分野において広く利用することができる。
10 堤体
11 裏法面
11a 表面
12 道路
13 堤脚部
14 排水路
15 ガードレール
16 平地
20,30,31,32 ふとん篭
20a,30a,31a,32a 上面
20b,30b,31b 下面
20c,30c,32c 正面
20d,30d 背面
21 篭状構造物
22 透水性保水材料
23 ひし形金網
40 植生シート
50 地山
51 法面
52 側面
60 道路
100,200,300,400,500,600,700 傾斜地補強構造
R 河川
W1 河川水位
W2 堤体水位(湿潤面)

Claims (6)

  1. 透水性材料で形成された篭状構造物と、前記篭状構造物に充填された透水性保水材料と、を備え
    前記透水性保水材料が、砕石・真砂土・土材のうちの1以上を含む骨材と、セメント系固化材と、団粒化剤と、水と、を含む混合物を前記透水性保水材料が漏出しない網目サイズの前記篭状構造物内に投入し、隙間なく充填して固化させたものであるふとん篭。
  2. 前記団粒化剤が、アクリル酸・メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合物のマグネシウム塩とポリエチレンイミンとの複合体からなる高分子化合物を含むものである請求項1に記載のふとん篭。
  3. 前記篭状構造物が、ひし形金網製の篭状構造物である請求項1または2に記載のふとん篭。
  4. 前記篭状構造物と前記透水性保水材料との間の少なくとも一部に植生シートを介在させた請求項1〜の何れかに記載のふとん篭。
  5. 請求項1〜の何れかに記載のふとん篭を、その少なくとも一部が傾斜地と平地との境界付近の前記傾斜地内に埋設された状態で設置した傾斜地補強構造。
  6. 請求項1〜の何れかに記載のふとん篭を、前記ふとん篭の下面側が傾斜地内に埋設され、且つ、前記ふとん篭の上面側が前記傾斜地の表面に露出した状態で設置した傾斜地補強構造。
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