JPS6231501A - 緩衝機構を有するキヤスタ - Google Patents
緩衝機構を有するキヤスタInfo
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- JPS6231501A JPS6231501A JP17093785A JP17093785A JPS6231501A JP S6231501 A JPS6231501 A JP S6231501A JP 17093785 A JP17093785 A JP 17093785A JP 17093785 A JP17093785 A JP 17093785A JP S6231501 A JPS6231501 A JP S6231501A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caster
- pressing
- movable
- support arm
- abutment surface
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、キャスタの車輪にかかる負荷を効率よく緩
衝し、キャスタの小型化を図った緩衝機構を有するキャ
スタに関する。
衝し、キャスタの小型化を図った緩衝機構を有するキャ
スタに関する。
キャスタの車輪にかかる負荷を緩衝するため梃状のアー
ムを介してコイルスプリングを取付部側に張設する構成
は知られている。 これは、例えばキャスタに大きな荷重がかかる搬送車輌
等重荷重の係る被取付体に用いられる場合に、キャスタ
に緩衝機構がないと車輪を大型化する必要があるが、こ
れではキャスタの全高が高くなり搬送車輌自体も高くな
って安定性を欠く憾みがある。 ゛ そこで、上記の如くコイルスプリングを張設して梃の作
用によって車輪に係る負荷を軽減してキャスタの小型化
を図る構成が知られている。 しかしながら、上記構成ではコイルスプリングは単に取
付部側に張設されているに過ぎないので、負荷時に変位
するアームに連動してコイルスプリングの張設姿勢も変
化（傾斜）するので、コイルスプリングの反発力を効率
より＠衝作用に変換することができない欠点があった。
ムを介してコイルスプリングを取付部側に張設する構成
は知られている。 これは、例えばキャスタに大きな荷重がかかる搬送車輌
等重荷重の係る被取付体に用いられる場合に、キャスタ
に緩衝機構がないと車輪を大型化する必要があるが、こ
れではキャスタの全高が高くなり搬送車輌自体も高くな
って安定性を欠く憾みがある。 ゛ そこで、上記の如くコイルスプリングを張設して梃の作
用によって車輪に係る負荷を軽減してキャスタの小型化
を図る構成が知られている。 しかしながら、上記構成ではコイルスプリングは単に取
付部側に張設されているに過ぎないので、負荷時に変位
するアームに連動してコイルスプリングの張設姿勢も変
化（傾斜）するので、コイルスプリングの反発力を効率
より＠衝作用に変換することができない欠点があった。
この発明は上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創案された
ものであって、その主たる課題は、負荷がかかった際に
も弾発手段の反発力を充分効率的に緩衝作用に変換する
ことのできる緩衝機構を有するキャスタを提供するにあ
る。
ものであって、その主たる課題は、負荷がかかった際に
も弾発手段の反発力を充分効率的に緩衝作用に変換する
ことのできる緩衝機構を有するキャスタを提供するにあ
る。
この発明は上記課題を解決するために、（ａ）、取付部
の両側から垂下する一対のブラケットを設け、 （ｂ）、該ブラケットの後方側へ固定衝合面部を延出し
、 （Ｃ）、該ブラケットに中途部が枢着されて前後方向へ
延出する車輪支持アームを設け、 （ｄ）、該車輪支持アームの前方で車輪を軸支し、（ｅ
）、上記車輪支持アームの後方に前記固定衝合面部と衝
合可能な可動衝合面部を設け、（ｆ）、該可動衝合面部
の下方に離間して押圧蓋部を対向し、 （幻、可動衝合面部の背面と押圧蓋部の上面との間での
左右方向で少なくともいづれか一方の面と接触し可動衝
合面部を前後方向に傾動可能に支承するアール面又は球
面からなる支点部を設ける、 （ｈ）、上端が上記押圧蓋部に拘束され下端が垂下位置
に設けられた押圧台部に拘束されて拡張方向に付勢され
た弾発手段を設け、 （１）、固定衝合面部と可動衝合面部と押圧蓋部と押圧
台部とを貫通して固定衝合面部と押圧台部との間隔を所
定長さに設定する調整軸を設けるという技術的手段を講
じている。
の両側から垂下する一対のブラケットを設け、 （ｂ）、該ブラケットの後方側へ固定衝合面部を延出し
、 （Ｃ）、該ブラケットに中途部が枢着されて前後方向へ
延出する車輪支持アームを設け、 （ｄ）、該車輪支持アームの前方で車輪を軸支し、（ｅ
）、上記車輪支持アームの後方に前記固定衝合面部と衝
合可能な可動衝合面部を設け、（ｆ）、該可動衝合面部
の下方に離間して押圧蓋部を対向し、 （幻、可動衝合面部の背面と押圧蓋部の上面との間での
左右方向で少なくともいづれか一方の面と接触し可動衝
合面部を前後方向に傾動可能に支承するアール面又は球
面からなる支点部を設ける、 （ｈ）、上端が上記押圧蓋部に拘束され下端が垂下位置
に設けられた押圧台部に拘束されて拡張方向に付勢され
た弾発手段を設け、 （１）、固定衝合面部と可動衝合面部と押圧蓋部と押圧
台部とを貫通して固定衝合面部と押圧台部との間隔を所
定長さに設定する調整軸を設けるという技術的手段を講
じている。
車輪支持アームはブラケットに中途部で枢着されて梃の
作用をする。 可動衝合面部は固定衝合面部と衝合してそれ以上の上昇
傾動を抑制する。 押圧蓋部と押圧台部との間に嵌挿された弾発手段は、可
動衝合面部と押圧蓋部との間に介設された支点部を基点
として可動衝合面部が変位しても鉛直姿勢を保持し続け
る。 従って、弾発手段は搬送車輌等の取付体から鉛直方向に
加わる負荷に対して効率よく緩衝作用を及ぼすことがで
きる。 ）
作用をする。 可動衝合面部は固定衝合面部と衝合してそれ以上の上昇
傾動を抑制する。 押圧蓋部と押圧台部との間に嵌挿された弾発手段は、可
動衝合面部と押圧蓋部との間に介設された支点部を基点
として可動衝合面部が変位しても鉛直姿勢を保持し続け
る。 従って、弾発手段は搬送車輌等の取付体から鉛直方向に
加わる負荷に対して効率よく緩衝作用を及ぼすことがで
きる。 ）
【実施
例】
１以下に、この発明に係る好適実施例を図面に基づい
て説明する。 第１図に示す緩衝機構を有するキャスタ１は、取付部２
の両側から垂下する一対のブラケット３と、該ブラケッ
ト３の後方側へ延出する固定衝合面部４２・該７’ｙ’
ｒｙ）３ゝ中途部力゛枢着 ：Ｐされて
前後方向へ延出する車輪支持アーム５と、該車輪支持ア
ーム５の前方〜で軸支される車輪６と、上記車輪支持ア
ーム５の後方に設けら飢前記固定衝合面部４．ａｆｈ合
０能″。勤“合 、面部７と、該可動衝
合面部７の下方に離間し左右方向に支点部の一例を示す
スチールボール８を介設して対向する押圧蓋部９と、上
端が上記押圧蓋部９に拘束され下端が垂下位置に設けら
れた押圧台部１０に拘束されて拡張方向に付勢された弾
発手段の一例を示す圧縮コイルスプリング１１と、固定
衝合面部４と可動衝合面部７と押圧蓋部９と押圧台部１
０とを貫通して固定衝合面部４と押圧台部１０との間隔
を所定長さに設定する調整軸１２とから構成されている
。 即ち、車輪支持アーム５は、ブラケット３にその中途部
で枢着Ｐされており、運搬車輌等の取付体から負荷が加
わった場合には、該枢着点Ｐを基点としてその両側に取
付けられた車輪６と可動衝合面部７とが梃運動を行う。 次ぎに、圧縮コイルスプリング１１は、可動衝合面部７
とスチールボール８を介して押圧される押圧蓋部９と、
調整軸１２により拘束された押圧台部１０とによって上
下拡張方向に所定の反発力で付勢された状態で、上記調
整軸１２を巻回して嵌挿されている。 調整軸１２は、緩衝力調整手段を設けていることが好ま
しく、本実施例では大型のボルト１２Ａとナラ日２Ｂと
の組合わせからなっており、ボルト頭を下に配設され、
固定衝合面部４上でナラｌ−１２Ｂにより緊締されてい
る。 ここで上記ボルト１２Ａ上のナツト１２Ｂの締付位置を
軸方向に上下に調整動することによって、圧縮コイルス
プリング１１の反発力即ちキャスタに係る負荷への緩衝
力の強さを調整することができる。 即ち、無負荷時における押圧蓋部９と押圧台部１０との
間隔を狭めれば圧縮コイルスプリング１１の反発力は増
大し、上記間隔を広げれば反発力を減することができる
。 そして、本実施例では、この押圧蓋部９と押圧台部１０
との間に、下端が押圧台部１ｏに固着し上端が押圧蓋部
９との間に所定長さの間隙を設けて圧縮コイルスプリン
グ１１の外周を覆う中空円筒状のケーシング１５が設け
られている。 上記ケーシング１５の上端と押圧蓋部９との間の間隙は
、可動衝合面部７の変動を許容するためのクリアランス
であり、ケーシング１５の上端が可動衝合面部７の下降
傾動（負荷時の車輪支持アーム５の梃運動によるもので
第１図及び第２図の２点鎖線位置参照）を一定範囲で拘
束するためのストッパとなっている。 これによって、最大負荷時においても可動衝合面部７と
対向する車輪６がその上方に近接する壁面に衝合するこ
となく常時回転可能な構成となっている。 また、上記構成に替えて、可動衝合面部７の後端の垂下
片部７１を所定の長さに設定して、可動衝合面部７の周
壁面と衝合させて上記可動衝合面部７のストッパとして
もよい。 次ぎに、スチールボール８は、本実施例では押圧蓋部９
の上面で中央に貫通する調整軸１２を介してその左右両
側に爪部９０に係止されている。 なお、図中９５は押圧蓋部９に形成されたスチールボー
ル８係止用の凹部、７５は可動衝合面部７に形成された
スチールボール８係止用の凹部である。 そこでこのキャスタ１に加わる荷重の緩衝作用を見ると
、まづ取付部２を介して鉛直方向に負荷がかかると、ブ
ラケット３の枢着点Ｐを介して車輪支持アーム５が梃運
動を行い接地している車輪６は接地したまま相対的に上
昇方向へ変位し、対向する可動衝合面部７は下降傾動す
る。 この可動衝合面部７の下降傾動によってスチールボール
８のＲ面を介して当接する押圧蓋部９が押し下げられる
。 ここで上述の如く、可動衝合面部７と押圧蓋部９との間
にはスチールボール８が車輪進行方向に対して直交する
方向（横方向）で、調整軸１２を挟んで左右一対に設け
られている。 従って、車輪支持アーム５の可動衝合面部７側が第５図
に示す如く下降傾動すると、スチールボール８は上記可
動衝合面部７の変動力を接触面積を最小に抑えた状態で
吸収し押圧蓋部９を鉛直方向へ下降させる力に変換する
。 なお、逆にキャスタｌにかかる負荷が解消乃至軽減した
場合には圧縮コイルスプリング１１の反発力によって押
圧蓋部９が鉛直に上昇しスチールボール８を介して可動
衝合面部７を上昇傾動させる。 これにより、可動衝合面部７が傾斜しても圧縮コイルス
プリング１１を支承する押圧蓋部９及び押圧台部１０↓
ま可動衝合面部７に連動することなく、第１図の２点鎖
線及び第５図で示す如く水平状態を維持することができ
る。 なお、調整軸１２は上端が固定衝合面部４にナツトによ
り固定されており、下端（ボルト頭）は押圧台部１０に
固定されているので負荷時にも変動することなく圧縮コ
イルスプリング１１の反発方向をガイドしている。 そして、押圧蓋部９は圧縮コイルスプリング１１の反発
力に抗して水平姿勢のまま上記調整軸１２にガイドされ
てケーシング１５側へ上下動する。 これにより、圧縮コイルスプリング１１は常に鉛直姿勢
を維持したまま拡縮することができるので、キャスタに
鉛直に加わる負荷に対して無駄なく緩衝効果を発揮する
ことができる。 第６図に示すキャスタ１の一部断面図は、この発明の異
なる実施例を示すもので、支点部８として一本のローラ
を用いたものである。 即ち、この場合調整軸１２に上下垂直方向に長大１６を
穿設し、該長穴１６に上記ローラ１１を水平に嵌込み上
下に摺動可能とした構成からなっている。 ここで長大１６長さは、ローラ８が上下動する範囲の長
さに設定されていればよい。 その他の構成は前記実施例と同一であるので説明を省略
する。 第７図及び第８図に示すキャスタ１の一部断面図は、こ
の発明の更に異なる実施例を示すもので、支点部８とし
て上端又は下端がＲ面に形成された突部（半球状又は半
円柱状）から構成されたものである。 尚、その他の構成は前記実施例と同一であるので説明を
省略する。 即ち、第７図は、押圧蓋部９の上面に調整軸１２を挟ん
で横方向に一対の断面半円形状の上向き突部８Ａを一体
形成したものであり、該上向き突部８ＡのＲ面が可動衝
合面部７の底面の凹部７５と滑動自在に接触し、前記実
施例におけるスチールボール乃至ローラと同様に押圧蓋
部９を水平状態に維持したまま可動衝合面部７を傾動さ
せることができる。 第８図は、可動衝合面部７の底面に調整軸１２を挟んで
横方向に一対の断面半円形状の下向き突部８Ｂを一体形
成したものであり、該下向き突部８ＢのＲ面が押圧蓋部
９の上面の凹部９５と点接触又は線接触し前記実施例に
おけるスチールボール乃至ローラと同様に押圧蓋部９を
水平状態に維持したまま可動衝合面部７を傾動させるこ
とができる。 その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変
更しうろこと勿論である。
例】
１以下に、この発明に係る好適実施例を図面に基づい
て説明する。 第１図に示す緩衝機構を有するキャスタ１は、取付部２
の両側から垂下する一対のブラケット３と、該ブラケッ
ト３の後方側へ延出する固定衝合面部４２・該７’ｙ’
ｒｙ）３ゝ中途部力゛枢着 ：Ｐされて
前後方向へ延出する車輪支持アーム５と、該車輪支持ア
ーム５の前方〜で軸支される車輪６と、上記車輪支持ア
ーム５の後方に設けら飢前記固定衝合面部４．ａｆｈ合
０能″。勤“合 、面部７と、該可動衝
合面部７の下方に離間し左右方向に支点部の一例を示す
スチールボール８を介設して対向する押圧蓋部９と、上
端が上記押圧蓋部９に拘束され下端が垂下位置に設けら
れた押圧台部１０に拘束されて拡張方向に付勢された弾
発手段の一例を示す圧縮コイルスプリング１１と、固定
衝合面部４と可動衝合面部７と押圧蓋部９と押圧台部１
０とを貫通して固定衝合面部４と押圧台部１０との間隔
を所定長さに設定する調整軸１２とから構成されている
。 即ち、車輪支持アーム５は、ブラケット３にその中途部
で枢着Ｐされており、運搬車輌等の取付体から負荷が加
わった場合には、該枢着点Ｐを基点としてその両側に取
付けられた車輪６と可動衝合面部７とが梃運動を行う。 次ぎに、圧縮コイルスプリング１１は、可動衝合面部７
とスチールボール８を介して押圧される押圧蓋部９と、
調整軸１２により拘束された押圧台部１０とによって上
下拡張方向に所定の反発力で付勢された状態で、上記調
整軸１２を巻回して嵌挿されている。 調整軸１２は、緩衝力調整手段を設けていることが好ま
しく、本実施例では大型のボルト１２Ａとナラ日２Ｂと
の組合わせからなっており、ボルト頭を下に配設され、
固定衝合面部４上でナラｌ−１２Ｂにより緊締されてい
る。 ここで上記ボルト１２Ａ上のナツト１２Ｂの締付位置を
軸方向に上下に調整動することによって、圧縮コイルス
プリング１１の反発力即ちキャスタに係る負荷への緩衝
力の強さを調整することができる。 即ち、無負荷時における押圧蓋部９と押圧台部１０との
間隔を狭めれば圧縮コイルスプリング１１の反発力は増
大し、上記間隔を広げれば反発力を減することができる
。 そして、本実施例では、この押圧蓋部９と押圧台部１０
との間に、下端が押圧台部１ｏに固着し上端が押圧蓋部
９との間に所定長さの間隙を設けて圧縮コイルスプリン
グ１１の外周を覆う中空円筒状のケーシング１５が設け
られている。 上記ケーシング１５の上端と押圧蓋部９との間の間隙は
、可動衝合面部７の変動を許容するためのクリアランス
であり、ケーシング１５の上端が可動衝合面部７の下降
傾動（負荷時の車輪支持アーム５の梃運動によるもので
第１図及び第２図の２点鎖線位置参照）を一定範囲で拘
束するためのストッパとなっている。 これによって、最大負荷時においても可動衝合面部７と
対向する車輪６がその上方に近接する壁面に衝合するこ
となく常時回転可能な構成となっている。 また、上記構成に替えて、可動衝合面部７の後端の垂下
片部７１を所定の長さに設定して、可動衝合面部７の周
壁面と衝合させて上記可動衝合面部７のストッパとして
もよい。 次ぎに、スチールボール８は、本実施例では押圧蓋部９
の上面で中央に貫通する調整軸１２を介してその左右両
側に爪部９０に係止されている。 なお、図中９５は押圧蓋部９に形成されたスチールボー
ル８係止用の凹部、７５は可動衝合面部７に形成された
スチールボール８係止用の凹部である。 そこでこのキャスタ１に加わる荷重の緩衝作用を見ると
、まづ取付部２を介して鉛直方向に負荷がかかると、ブ
ラケット３の枢着点Ｐを介して車輪支持アーム５が梃運
動を行い接地している車輪６は接地したまま相対的に上
昇方向へ変位し、対向する可動衝合面部７は下降傾動す
る。 この可動衝合面部７の下降傾動によってスチールボール
８のＲ面を介して当接する押圧蓋部９が押し下げられる
。 ここで上述の如く、可動衝合面部７と押圧蓋部９との間
にはスチールボール８が車輪進行方向に対して直交する
方向（横方向）で、調整軸１２を挟んで左右一対に設け
られている。 従って、車輪支持アーム５の可動衝合面部７側が第５図
に示す如く下降傾動すると、スチールボール８は上記可
動衝合面部７の変動力を接触面積を最小に抑えた状態で
吸収し押圧蓋部９を鉛直方向へ下降させる力に変換する
。 なお、逆にキャスタｌにかかる負荷が解消乃至軽減した
場合には圧縮コイルスプリング１１の反発力によって押
圧蓋部９が鉛直に上昇しスチールボール８を介して可動
衝合面部７を上昇傾動させる。 これにより、可動衝合面部７が傾斜しても圧縮コイルス
プリング１１を支承する押圧蓋部９及び押圧台部１０↓
ま可動衝合面部７に連動することなく、第１図の２点鎖
線及び第５図で示す如く水平状態を維持することができ
る。 なお、調整軸１２は上端が固定衝合面部４にナツトによ
り固定されており、下端（ボルト頭）は押圧台部１０に
固定されているので負荷時にも変動することなく圧縮コ
イルスプリング１１の反発方向をガイドしている。 そして、押圧蓋部９は圧縮コイルスプリング１１の反発
力に抗して水平姿勢のまま上記調整軸１２にガイドされ
てケーシング１５側へ上下動する。 これにより、圧縮コイルスプリング１１は常に鉛直姿勢
を維持したまま拡縮することができるので、キャスタに
鉛直に加わる負荷に対して無駄なく緩衝効果を発揮する
ことができる。 第６図に示すキャスタ１の一部断面図は、この発明の異
なる実施例を示すもので、支点部８として一本のローラ
を用いたものである。 即ち、この場合調整軸１２に上下垂直方向に長大１６を
穿設し、該長穴１６に上記ローラ１１を水平に嵌込み上
下に摺動可能とした構成からなっている。 ここで長大１６長さは、ローラ８が上下動する範囲の長
さに設定されていればよい。 その他の構成は前記実施例と同一であるので説明を省略
する。 第７図及び第８図に示すキャスタ１の一部断面図は、こ
の発明の更に異なる実施例を示すもので、支点部８とし
て上端又は下端がＲ面に形成された突部（半球状又は半
円柱状）から構成されたものである。 尚、その他の構成は前記実施例と同一であるので説明を
省略する。 即ち、第７図は、押圧蓋部９の上面に調整軸１２を挟ん
で横方向に一対の断面半円形状の上向き突部８Ａを一体
形成したものであり、該上向き突部８ＡのＲ面が可動衝
合面部７の底面の凹部７５と滑動自在に接触し、前記実
施例におけるスチールボール乃至ローラと同様に押圧蓋
部９を水平状態に維持したまま可動衝合面部７を傾動さ
せることができる。 第８図は、可動衝合面部７の底面に調整軸１２を挟んで
横方向に一対の断面半円形状の下向き突部８Ｂを一体形
成したものであり、該下向き突部８ＢのＲ面が押圧蓋部
９の上面の凹部９５と点接触又は線接触し前記実施例に
おけるスチールボール乃至ローラと同様に押圧蓋部９を
水平状態に維持したまま可動衝合面部７を傾動させるこ
とができる。 その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変
更しうろこと勿論である。
この発明は上記構成からなるので、キャスタに係る負荷
と、弾発手段による反発力とが同一の正逆方向となるの
で、上記弾発手段の反発力を無駄なく効率的に活用する
ことができる。 また弾発手段には鉛直方向から負荷がかかるだけなので
耐久性に優れる。 そして、効率のよい＠所作用を果たすことができるので
一層のキャスタの小型化を図ることができる。
と、弾発手段による反発力とが同一の正逆方向となるの
で、上記弾発手段の反発力を無駄なく効率的に活用する
ことができる。 また弾発手段には鉛直方向から負荷がかかるだけなので
耐久性に優れる。 そして、効率のよい＠所作用を果たすことができるので
一層のキャスタの小型化を図ることができる。
第１図はこの発明に係る＠衝機構を有するキャスタの好
適実施例を示す一部破断側面図、第２図はブラケットと
車輪支持アームとの枢着構成を示す部分断面図、第３図
は第１図に示すキャスタの側面図、第４図は同正面図、
第５図は負荷がかかった状態を示す一部破断側面図、第
６図はＲ面を有する支点部にスチールボールの代わりに
ローラを用いた場合の異なる実施例を示す要部断面図、
第７図及び第８図はＲ面を有する支点部にＲ面に形成さ
れた突部を用いた場合の別の実施例を示す要部断面図で
ある。 １・・・緩衝機構を有するキャスタ ２・・・取付部 ３・・・ブラケット ４・・・固定衝合面部 ５・・・車輪支持アーム ６・・・車輪 ７・・・可動衝合面部 ８・・・支点部 ９・・・押圧蓋部 １０・・・押圧台部 １１・・・弾発手段（圧縮コイルスプリング）１２・・
・調整軸 １５・・・ケーシング 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図
適実施例を示す一部破断側面図、第２図はブラケットと
車輪支持アームとの枢着構成を示す部分断面図、第３図
は第１図に示すキャスタの側面図、第４図は同正面図、
第５図は負荷がかかった状態を示す一部破断側面図、第
６図はＲ面を有する支点部にスチールボールの代わりに
ローラを用いた場合の異なる実施例を示す要部断面図、
第７図及び第８図はＲ面を有する支点部にＲ面に形成さ
れた突部を用いた場合の別の実施例を示す要部断面図で
ある。 １・・・緩衝機構を有するキャスタ ２・・・取付部 ３・・・ブラケット ４・・・固定衝合面部 ５・・・車輪支持アーム ６・・・車輪 ７・・・可動衝合面部 ８・・・支点部 ９・・・押圧蓋部 １０・・・押圧台部 １１・・・弾発手段（圧縮コイルスプリング）１２・・
・調整軸 １５・・・ケーシング 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図
Claims (5)
- （１）、取付部の両側から垂下する一対のブラケットと
、 該ブラケットの後方側へ延出する固定衝合面部と、 該ブラケットに中途部が枢着されて前後方向へ延出する
車輪支持アームと、 該車輪支持アームの前方で軸支される車輪と、上記車輪
支持アームの後方に設けられて前記固定衝合面部と衝合
可能な可動衝合面部と、該可動衝合面部の下方に離間し
て対向する押圧蓋部と、 可動衝合面部の背面と押圧蓋部の上面との間での左右方
向で少なくともいづれか一方の面と接触し可動衝合面部
を前後方向に傾動可能に支承するアール面又は球面から
なる支点部と、上端が上記押圧蓋部に拘束され下端が垂
下位置に設けられた押圧台部に拘束されて拡張方向に付
勢された弾発手段と、 固定衝合面部と可動衝合面部と押圧蓋部と押圧台部とを
貫通して固定衝合面部と押圧台部との間隔を所定長さに
設定する調整軸 とからなる緩衝機構を有するキャスタ - （２）、押圧蓋部と押圧台部との間に、下端が押圧台部
に固着し上端が押圧蓋部との間に所定長さの間隙を設け
て弾発手段の外周を覆うケーシングが設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の緩衝機構を
有するキャスタ。 - （３）、弾発手段が圧縮コイルバネからなることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の緩衝機構を有するキ
ャスタ。 - （４）、調整軸が固定衝合面部と押圧台部との間隔を長
さ調整可能なネジからなることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の緩衝機構を有するキャスタ。 - （５）、支点部がボール又はローラからなることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の緩衝機構を有するキ
ャスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17093785A JPH0777842B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 緩衝機構を有するキャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP17093785A JPH0777842B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 緩衝機構を有するキャスタ |
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| JP17093785A Expired - Fee Related JPH0777842B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 緩衝機構を有するキャスタ |
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1985
- 1985-08-02 JP JP17093785A patent/JPH0777842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN1321726C (zh) * | 2005-08-10 | 2007-06-20 | 天津膜天膜工程技术有限公司 | 一种复合纳滤膜的制备方法及其制品 |
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| JPH0777842B2 (ja) | 1995-08-23 |
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