JPS6230912Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6230912Y2 JPS6230912Y2 JP13078181U JP13078181U JPS6230912Y2 JP S6230912 Y2 JPS6230912 Y2 JP S6230912Y2 JP 13078181 U JP13078181 U JP 13078181U JP 13078181 U JP13078181 U JP 13078181U JP S6230912 Y2 JPS6230912 Y2 JP S6230912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- seat
- engine
- driver
- combine harvester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Combines (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、脱穀装置と脱穀穀粒貯留タンクとを
横方向に並設し、前記脱穀装置の前方に、刈取処
理装置を設け、前記タンクの前方に、運転席を設
けたコンバインに関する。
横方向に並設し、前記脱穀装置の前方に、刈取処
理装置を設け、前記タンクの前方に、運転席を設
けたコンバインに関する。
上記コンバインは、脱穀穀粒をタンク内に貯留
させることによつて、湿田での刈取作業をも良好
に行なえるようにし、しかも、運転席をタンクの
前方に設けることによつて、着座作業者の前方視
界の向上を図るようにしたものであり、本考案
は、このような利点を有するコンバインにおい
て、簡単な改造により、機体前後バランスの向上
を図り、しかも、搭載エンジンが着座作業者に不
快感を与えるのを抑制させ、そのうえ、穀粒貯留
タンクの容量を増大させるようにせんとするもの
である。
させることによつて、湿田での刈取作業をも良好
に行なえるようにし、しかも、運転席をタンクの
前方に設けることによつて、着座作業者の前方視
界の向上を図るようにしたものであり、本考案
は、このような利点を有するコンバインにおい
て、簡単な改造により、機体前後バランスの向上
を図り、しかも、搭載エンジンが着座作業者に不
快感を与えるのを抑制させ、そのうえ、穀粒貯留
タンクの容量を増大させるようにせんとするもの
である。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第１図及び第２図に示すように、クローラ走行
装置１上に、左横一側部に架設したフイードチエ
ーン２ａにて穀稈を後方へ挾持搬送しながら脱穀
処理する装置２と脱穀装置２からの穀粒が順次供
給される脱穀穀粒貯留タンク３とを横方向に並べ
て搭載し、前記脱穀装置２の前方に、穀稈引起し
装置４、引起し穀稈の株元を切断する刈刃５、刈
取穀稈を脱穀装置２へ搬送する穀稈搬送装置６等
を備えた刈取処理装置７を、横軸心Ｘ周りに昇降
揺動操作可能な状態で設け、前記タンク３の前方
に、運転席８を設け、更に、前記脱穀装置２の後
部に、脱穀処理後の排ワラを細断して下方へ放出
する円盤型カツタ９を設け、もつて、機体進行に
伴い圃場に植えられた穀稈を引起し刈取処理し、
刈取穀稈を脱穀処理し、更に、脱穀処理後の排ワ
ラを細断処理する作業を自動的に連続して行なう
よう構成してある。
装置１上に、左横一側部に架設したフイードチエ
ーン２ａにて穀稈を後方へ挾持搬送しながら脱穀
処理する装置２と脱穀装置２からの穀粒が順次供
給される脱穀穀粒貯留タンク３とを横方向に並べ
て搭載し、前記脱穀装置２の前方に、穀稈引起し
装置４、引起し穀稈の株元を切断する刈刃５、刈
取穀稈を脱穀装置２へ搬送する穀稈搬送装置６等
を備えた刈取処理装置７を、横軸心Ｘ周りに昇降
揺動操作可能な状態で設け、前記タンク３の前方
に、運転席８を設け、更に、前記脱穀装置２の後
部に、脱穀処理後の排ワラを細断して下方へ放出
する円盤型カツタ９を設け、もつて、機体進行に
伴い圃場に植えられた穀稈を引起し刈取処理し、
刈取穀稈を脱穀処理し、更に、脱穀処理後の排ワ
ラを細断処理する作業を自動的に連続して行なう
よう構成してある。
前記タンク３を、その前端部が運転席８の下方
に入り込む状態に形成し、諸装置駆動用エンジン
１０を、前記タンク３の後方箇所で、且つ、前記
カツタ９の右横側方箇所に配設し、もつて、エン
ジン１０と運転席８とをタンク３を隔てて機体前
後に振分けることによつて、機体前後バランスの
向上を図り、しかも、エンジン振動及び熱が着座
作業者に不快感を与えるのを抑制し、又、タンク
３の前端部を運転席８の下方に入り込ませること
によつて、タンク３の容量を増大させるように構
成してある。
に入り込む状態に形成し、諸装置駆動用エンジン
１０を、前記タンク３の後方箇所で、且つ、前記
カツタ９の右横側方箇所に配設し、もつて、エン
ジン１０と運転席８とをタンク３を隔てて機体前
後に振分けることによつて、機体前後バランスの
向上を図り、しかも、エンジン振動及び熱が着座
作業者に不快感を与えるのを抑制し、又、タンク
３の前端部を運転席８の下方に入り込ませること
によつて、タンク３の容量を増大させるように構
成してある。
前記タンク３の下部に、その内部の穀粒を後方
へ搬送する螺旋体１２を設け、タンク３の後部
に、螺旋体１２からの穀粒を上方へ搬送するスク
リユーコンベア式の第１搬送部１１Ａ、それの上
端部に上下軸心周りに回転操作可能に枢支される
スクリユーコンベア式の第２搬送部１１Ｂ、及
び、それに対して屈折揺動可能に枢支されるスク
リユーコンベア式の第３搬送部１１Ｃからなる穀
粒搬出装置を接続し、もつて、タンク３内の穀粒
を他の運搬車等に移し替えることができるように
構成し、又、第３搬送部１１Ｃを、機体上部に重
複する状態で格納できるように構成してある。
へ搬送する螺旋体１２を設け、タンク３の後部
に、螺旋体１２からの穀粒を上方へ搬送するスク
リユーコンベア式の第１搬送部１１Ａ、それの上
端部に上下軸心周りに回転操作可能に枢支される
スクリユーコンベア式の第２搬送部１１Ｂ、及
び、それに対して屈折揺動可能に枢支されるスク
リユーコンベア式の第３搬送部１１Ｃからなる穀
粒搬出装置を接続し、もつて、タンク３内の穀粒
を他の運搬車等に移し替えることができるように
構成し、又、第３搬送部１１Ｃを、機体上部に重
複する状態で格納できるように構成してある。
尚、本案を実施するに、実施例で述べた如く円
盤型カツタ９が設けられる場合において、エンジ
ン１０を、カツタ９の右横側端部とタンク３との
間に位置させる状態で設けてもよい。
盤型カツタ９が設けられる場合において、エンジ
ン１０を、カツタ９の右横側端部とタンク３との
間に位置させる状態で設けてもよい。
又、本案を実施するに、脱穀装置２の本案のタ
ンク３が配設されるがわとは反対がわの横側部
に、別の穀粒貯留タンクを設けて、機体の左右バ
ランスを向上させるようにしてもよい。
ンク３が配設されるがわとは反対がわの横側部
に、別の穀粒貯留タンクを設けて、機体の左右バ
ランスを向上させるようにしてもよい。
又、タンク３を構成するに、その上端部を脱穀
装置２の上部に重複させるように屈曲させて、そ
の容量を一層増大させるようにしてもよい。
装置２の上部に重複させるように屈曲させて、そ
の容量を一層増大させるようにしてもよい。
以上要するに本考案は、冒記コンバインにおい
て、前記タンク３を、その前端部が前記運転席８
の下方に入り込む状態に形成し、諸装置駆動用エ
ンジン１０を、前記タンク３の後方箇所に配設し
てあることを特徴とする。
て、前記タンク３を、その前端部が前記運転席８
の下方に入り込む状態に形成し、諸装置駆動用エ
ンジン１０を、前記タンク３の後方箇所に配設し
てあることを特徴とする。
すなわち、諸装置駆動用エンジン１０を、タン
ク３の後方箇所に配設してあるから、エンジン重
量と着座作業者の重量とをバランスさせて、タン
ク３内の穀粒貯留量の変動に拘らず機体前後バラ
ンスの向上を図ることができるのであり、しか
も、運転席８とエンジン１０とがタンク３を隔て
て機体前後方向に大きく離れて位置されるものと
なるから、エンジン１０の振動や熱が作業者に不
快感を与えるのを抑制させることができるのであ
り、そのうえ、タンク３の前端部を運転席８の下
方に入り込ませるようにしてあるから、タンク３
の容量を増大させることができるのであり、もつ
て、これら利点の相剰により一層便利に使用する
ことが可能なコンバインを得るに至つた。
ク３の後方箇所に配設してあるから、エンジン重
量と着座作業者の重量とをバランスさせて、タン
ク３内の穀粒貯留量の変動に拘らず機体前後バラ
ンスの向上を図ることができるのであり、しか
も、運転席８とエンジン１０とがタンク３を隔て
て機体前後方向に大きく離れて位置されるものと
なるから、エンジン１０の振動や熱が作業者に不
快感を与えるのを抑制させることができるのであ
り、そのうえ、タンク３の前端部を運転席８の下
方に入り込ませるようにしてあるから、タンク３
の容量を増大させることができるのであり、もつ
て、これら利点の相剰により一層便利に使用する
ことが可能なコンバインを得るに至つた。
さらに詳述すると、従来一般に、エンジン１０
を運転席８の下方に入り込み配設させるようにし
ているが、この場合、タンク３内の穀粒貯留量が
少ない時に、エンジン重量及び着座作業者の重量
のために機体前部が機体後部に較べて相当重くな
つて機体の前後バランスが悪くなる不都合やエン
ジン振動及び熱が着座作業者に不快感を与える虞
れがあるが、本案によれば、運転席８とエンジン
１０をタンク３を隔てて前後に振分け配置するこ
とによつて、従来構造の不都合を一挙に解消し、
しかも、運転席８の下方空間を有効利用してタン
ク３の前端部を入り込み配設させることによつ
て、タンク３の容量を増大させることが可能とな
つた。
を運転席８の下方に入り込み配設させるようにし
ているが、この場合、タンク３内の穀粒貯留量が
少ない時に、エンジン重量及び着座作業者の重量
のために機体前部が機体後部に較べて相当重くな
つて機体の前後バランスが悪くなる不都合やエン
ジン振動及び熱が着座作業者に不快感を与える虞
れがあるが、本案によれば、運転席８とエンジン
１０をタンク３を隔てて前後に振分け配置するこ
とによつて、従来構造の不都合を一挙に解消し、
しかも、運転席８の下方空間を有効利用してタン
ク３の前端部を入り込み配設させることによつ
て、タンク３の容量を増大させることが可能とな
つた。
図面は本考案に係るコンバインの実施例を示
し、第１図はコンバインの側面図、第２図は同コ
ンバインの一部切欠き平面図である。 ２……脱穀装置、３……穀粒貯留タンク、７…
…刈取処理装置、８……運転席、１０……エンジ
ン。
し、第１図はコンバインの側面図、第２図は同コ
ンバインの一部切欠き平面図である。 ２……脱穀装置、３……穀粒貯留タンク、７…
…刈取処理装置、８……運転席、１０……エンジ
ン。
Claims (1)
- 脱穀装置２と脱穀穀粒貯留タンク３とを横方向
に並設し、前記脱穀装置２の前方に、刈取処理装
置７を設け、前記タンク３の前方に、運転席８を
設けたコンバインであつて、前記タンク３を、そ
の前端部が前記運転席８の下方に入り込む状態に
形成し、諸装置駆動用エンジン１０を、前記タン
ク３の後方箇所に配設してあることを特徴とする
コンバイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13078181U JPS5835822U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13078181U JPS5835822U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | コンバイン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5835822U JPS5835822U (ja) | 1983-03-08 |
| JPS6230912Y2 true JPS6230912Y2 (ja) | 1987-08-08 |
Family
ID=29924390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13078181U Granted JPS5835822U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835822U (ja) |
-
1981
- 1981-09-02 JP JP13078181U patent/JPS5835822U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5835822U (ja) | 1983-03-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2017201178B2 (en) | Mower driven by electric motors | |
| JPS6230912Y2 (ja) | ||
| JPS5818663Y2 (ja) | 脱穀装置 | |
| JP2532065B2 (ja) | 乗用型コンバイン | |
| JPH083240Y2 (ja) | コンバイン | |
| JPS6331539Y2 (ja) | ||
| JPS6018032Y2 (ja) | 歩行型コンバイン | |
| JPS5851047Y2 (ja) | コンバインの走行装置 | |
| JPS6242666Y2 (ja) | ||
| JPS629775Y2 (ja) | ||
| JPH1146571A (ja) | コンバイン | |
| JPS5828493Y2 (ja) | 軸流型コンバイン | |
| JPS6033057Y2 (ja) | コンバインに於ける燃料タンクカバ− | |
| JPH0629945Y2 (ja) | コンバインにおける脱穀選別装置 | |
| JPS5941936Y2 (ja) | コンバイン | |
| JPS6242677Y2 (ja) | ||
| JP3880199B2 (ja) | コンバインの注油装置 | |
| JPS6133873Y2 (ja) | ||
| JP2007252223A (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JPH0783656B2 (ja) | コンバインの刈取作業方法 | |
| JPH01141519A (ja) | コンバイン | |
| JPS605790Y2 (ja) | コンバイン | |
| JP2507119Y2 (ja) | グレンタンクの穀粒搬出装置 | |
| JPH0634428U (ja) | コンバイン | |
| JP2551458Y2 (ja) | コンバインの刈取部における搬送装置 |