JPS6230576Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6230576Y2
JPS6230576Y2 JP1982051410U JP5141082U JPS6230576Y2 JP S6230576 Y2 JPS6230576 Y2 JP S6230576Y2 JP 1982051410 U JP1982051410 U JP 1982051410U JP 5141082 U JP5141082 U JP 5141082U JP S6230576 Y2 JPS6230576 Y2 JP S6230576Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
heat insulating
insulating material
nail
insulation
Prior art date
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JP1982051410U
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JPS58153706U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、断熱材用取付鋲に関し、断熱効果
に優れると共に、建築基材に対する断熱材の取付
を確実に行なえるものを提供しようとしている。
従来より、発泡体からなる断熱材の間柱等の建
築基材への取付けに際しては、施工能率に優れる
方法として、釘打ちにて直接取付ける方法が行な
われているが、釘打ち手段によると、釘自体が、
その高い熱伝導性によりいわゆるヒートブリツジ
として作用し、断熱材に多数打込んだ場合断熱効
果が低下するという問題があるほか、釘が断熱材
にめり込み、取付け位置がずれたり、ガタツキを
生じたりする問題もあり、その改良が望まれてい
た。
そこでこの考案においては、上記従来の問題を
解消でき、断熱効果に優れ、且つ取付施工を確実
に行なえる断熱材用取付鋲を提供するもので、そ
の構成としては、断熱材に対する打込み用となる
プラスチツク製の軸部には返り止め部を形成し、
さらに軸部の先端には上記軸部よりも細く間柱等
の建築基材に対する打込み用の釘部を延設し、該
釘部と前記軸部との境界部付近が連続したテーパ
ー状に形成されてなることを特徴とするものであ
る。
次いでこの考案の実施態様について図を参照し
ながら以下に例示する。
1はこの考案の断熱材用取付鋲の全体を示し、
そのうち10は軸部であり、断熱材2に対しての
み打込めるよう、その全長が断熱材2の厚みより
短く形成されていると共に、その先端は、後述す
る釘部11となだらかに連続するようテーパーt
状に形成され、断熱材2に対する打込みが容易に
行なえるようになつている。上記軸部10は使用
時において断熱材2へくい込んだりしないよう適
宜太さ(直径5〜10mm程度)に形成されている。
11は軸部10の先端部へ延設した金属製の釘部
であり、根太等の建築基材3に対する打込み部で
あつて、軸部10とは分割形成されており、その
太さは軸部10よりも細く形成され、建築基材3
に対する打込みを行ない易いようになつている。
12は軸部10の頭部に形成した鍔部であり、使
用時における断熱材2の抜脱防止を果たす部分で
ある。上記軸部10と鍔部12とはプラスチツク
にて形成されている。
上記した鋲1による断熱材2の建築基材3に対
する取付けは、ハンマー等で鍔部12をたたき、
断熱材2の表面より裏面へ釘部11を挿通させ、
そのまま釘部11を建築基材3へ打込めばよく、
非常に能率的にその取付けを果たせることにな
る。
なお、軸部10と釘部11との結合手段として
は、釘部11の頭部を扁平状にして軸部10内へ
埋め込む場合(第2図参照)、ネジ状に形成して
埋め込む場合(第4図参照)、ネジ止めする場合
(第5図参照)等、種々の手段が採用できる。ま
た第5図のごとく釘部11側にテーパーt部を形
成して軸部10と連続させてもよい。さらに軸部
10には返り止めaが形成されている。
さらに鍔部12を形成せずにテーパーt部及び
軸部10の摩擦抵抗のみにて断熱材2の抜脱防止
を図つても良い。
この考案は上記のごとく構成されており、断熱
材2に対する打込み用となるプラスチツク製の軸
部10の先端に、これよりも細く、間柱等の建築
基材に対する打込み用の釘部を延設した鋲1であ
るから、軸部10の熱伝導率が低く、断熱材2に
直接打込んでもヒートブリツジとして作用するこ
ともなく、その断熱効果を良好に維持できる優れ
た特性を有するほか、軸部が断熱材へめり込んだ
りすることもなく、従来の釘打ち手段による断熱
不良や断熱材の取付位置のずれ及びガタツキ等の
問題を解消できることになる。しかも釘部11が
軸部10よりも細く形成されているので、建築基
材3に対する釘打ちを、従来と同様な打ち込み抵
抗でもつて容易に果たすことができるものであ
る。
また、釘部は軸部との境界部付近が連続したテ
ーパー状となるように延設形成されたものであ
り、断熱材に対する打込みが容易で、特に軸部頭
部に鍔を設けない場合にもこのテーパー状部分に
て使用時における断熱材の抜脱を有効に阻止でき
ることとなる。そして、軸部には返り止めが形成
されているので、予め断熱材に対して鋲を打込ん
でおく場合等にあつては、鋲自体の抜脱を防止で
き至便なものとなる。
従つて、断熱効果に優れ、断熱取付けを確実且
つ容易に行なえる等、種々優れた実用的効果を奏
するものを提供できることになる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであ
り、第1図は斜視図、第2図は断面図、第3図は
使用時の断面図、第4図〜第5図は変更例の断面
図である。 1……断熱材用取付鋲、10……軸部、11…
…釘部、12……鍔部、2……断熱材、3……建
築基材、a……返り止め。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 断熱材に対する打込み用となるプラスチツク
    製の軸部には返り止め部を形成し、さらに軸部
    の先端には上記軸部よりも細く間柱等の建築基
    材に対する打込み用の釘部を延設し、該釘部と
    前記軸部との境界部付近が連続したテーパー状
    に形成されてなることを特徴とする断熱材用取
    付鋲。 2 軸部の頭部に断熱材の抜脱防止用の鍔部が形
    成されている上記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の断熱材用取付鋲。
JP5141082U 1982-04-08 1982-04-08 断熱材用取付鋲 Granted JPS58153706U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5141082U JPS58153706U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 断熱材用取付鋲

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5141082U JPS58153706U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 断熱材用取付鋲

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153706U JPS58153706U (ja) 1983-10-14
JPS6230576Y2 true JPS6230576Y2 (ja) 1987-08-06

Family

ID=30062126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5141082U Granted JPS58153706U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 断熱材用取付鋲

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58153706U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS482920U (ja) * 1971-05-25 1973-01-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS482920U (ja) * 1971-05-25 1973-01-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58153706U (ja) 1983-10-14

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