JPS587879Y2 - 壁のコ−ナ−部の構造 - Google Patents
壁のコ−ナ−部の構造Info
- Publication number
- JPS587879Y2 JPS587879Y2 JP12718878U JP12718878U JPS587879Y2 JP S587879 Y2 JPS587879 Y2 JP S587879Y2 JP 12718878 U JP12718878 U JP 12718878U JP 12718878 U JP12718878 U JP 12718878U JP S587879 Y2 JPS587879 Y2 JP S587879Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- piece
- corner member
- pillar
- fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は断面路り状のコーナ一部材が柱材に取付けられ
る壁のコーナ一部の構造に関するものである。
る壁のコーナ一部の構造に関するものである。
柱や胴縁のような柱材のコーナーに断面路り状のコーナ
一部材を取付けて、柱材の隣り合う２面に夫々取付けら
れる壁材間を仕舞うにあたっては、従来コーナ一部材の
柱材への取付けを釘打ちや接着剤によって行なっていた
。
一部材を取付けて、柱材の隣り合う２面に夫々取付けら
れる壁材間を仕舞うにあたっては、従来コーナ一部材の
柱材への取付けを釘打ちや接着剤によって行なっていた
。
しかしながらコーナ一部材を直接釘打ちして固定する場
合には釘頭が露出する上にコーナ一部材の材質が硬いと
ひび割れが生じやすく、このために予め下孔をあけてお
かなくてはならず、またコーナ一部材の材質を軟かいも
のとした時には下孔がいらなくなるものの、コーナ一部
材としての強度を充分に満足できないという欠点があっ
た。
合には釘頭が露出する上にコーナ一部材の材質が硬いと
ひび割れが生じやすく、このために予め下孔をあけてお
かなくてはならず、またコーナ一部材の材質を軟かいも
のとした時には下孔がいらなくなるものの、コーナ一部
材としての強度を充分に満足できないという欠点があっ
た。
接着剤を使用する場合には、施工性が悪く接着強度にば
らつきがあり、接着剤のコストが高いという欠点があっ
た。
らつきがあり、接着剤のコストが高いという欠点があっ
た。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところはコーナ一部材を直接釘打ちして固定
したり接着剤を使用したりすることなくコーナ一部材の
柱材への取付けを行なえるとともに、このコーナ一部材
の柱材への取付けのために使用する固定具を柱材に釘着
固定するための釘頭で、コーナ一部材を連接される壁材
ががたついたりすることがない壁のコーナ一部の構造を
提供するにある。
目的とするところはコーナ一部材を直接釘打ちして固定
したり接着剤を使用したりすることなくコーナ一部材の
柱材への取付けを行なえるとともに、このコーナ一部材
の柱材への取付けのために使用する固定具を柱材に釘着
固定するための釘頭で、コーナ一部材を連接される壁材
ががたついたりすることがない壁のコーナ一部の構造を
提供するにある。
以下本考案について説明すると、本考案は断面路り状を
したコーナ一部材の入隅に設けた係止凹部に、表面側に
突出する係止片と切起し片とを備えて柱材に釘着固定さ
れる固定具の一端に位置する上記係止片が圧入係止され
て柱材のコーナーにコーナ一部材が取付けられ、切起し
片がコーナ一部材に連接する壁材の背面に当接している
構成に特徴を有して、この構成によりコーナ一部材の柱
材への取付けが固定具を介して行なわれ、またコーナ一
部材に連接される壁材の背面が切起し片で受けられるよ
うにしたものであって、以下図示の実施例に基いて詳述
すると図中１はコーナ一部材、３は柱や胴縁のような柱
材であり、コーナ一部材１は断面路り状でその入隅には
長手方向の略全長にわたって実所が両側方に広がった断
面路Ｔ状の係止凹部２が形成されている。
したコーナ一部材の入隅に設けた係止凹部に、表面側に
突出する係止片と切起し片とを備えて柱材に釘着固定さ
れる固定具の一端に位置する上記係止片が圧入係止され
て柱材のコーナーにコーナ一部材が取付けられ、切起し
片がコーナ一部材に連接する壁材の背面に当接している
構成に特徴を有して、この構成によりコーナ一部材の柱
材への取付けが固定具を介して行なわれ、またコーナ一
部材に連接される壁材の背面が切起し片で受けられるよ
うにしたものであって、以下図示の実施例に基いて詳述
すると図中１はコーナ一部材、３は柱や胴縁のような柱
材であり、コーナ一部材１は断面路り状でその入隅には
長手方向の略全長にわたって実所が両側方に広がった断
面路Ｔ状の係止凹部２が形成されている。
このコーナ一部材１を柱材３に取付けるための金属板製
の固定具４は、その−側端に基片５ａと先片５ｂとが略
直角をなす断面路り状とされた係止片５を表面側に突出
させて備えており、突出基部側である基片５ａの外面に
摩擦係合突起６ａを有している。
の固定具４は、その−側端に基片５ａと先片５ｂとが略
直角をなす断面路り状とされた係止片５を表面側に突出
させて備えており、突出基部側である基片５ａの外面に
摩擦係合突起６ａを有している。
また固定具４は他側端部に複数個の孔部８を備え、更に
は複数の切起し片７を表面側に切起して突出させている
。
は複数の切起し片７を表面側に切起して突出させている
。
しかしてコーナ一部材１を柱材３のコーナーに固定する
にあたって、コーナ一部材１の係止凹部２に固定具４の
係止片５をコーナ一部材１の長手方向の一端開口から圧
入してコーナ一部材１の所定位置に係止片５を引掛係止
しコーナ一部材１に固定具４を仮止めする。
にあたって、コーナ一部材１の係止凹部２に固定具４の
係止片５をコーナ一部材１の長手方向の一端開口から圧
入してコーナ一部材１の所定位置に係止片５を引掛係止
しコーナ一部材１に固定具４を仮止めする。
ここで係止片５に設けた摩擦係合突起６ａは、この係止
片５の係止凹部２への圧入を容易なものとしている。
片５の係止凹部２への圧入を容易なものとしている。
次いでコーナ一部材１の大隅部を柱材３のコーナーに密
着させて柱材３の一面に背面を当接させた固定具４を、
コーナ一部材１の側端部から突出する位置にある孔部８
を通じて釘１０を柱材３に打ち込むことで１定する。
着させて柱材３の一面に背面を当接させた固定具４を、
コーナ一部材１の側端部から突出する位置にある孔部８
を通じて釘１０を柱材３に打ち込むことで１定する。
コーナ一部材１は固定具４を介して柱材３に固着するの
である。
である。
この後、コーナ一部材１に連接させて壁材９を立設する
。
。
この時、コーナ一部材１の側端から突出して露出してい
る固定具４の側端部表面においては、第２図に示すよう
に壁材９の背面に釘１０の頭部と切起し片７とが当接す
る。
る固定具４の側端部表面においては、第２図に示すよう
に壁材９の背面に釘１０の頭部と切起し片７とが当接す
る。
すなわち釘１０の頭のみが壁材９の背面にあたる場合で
は、壁材９ががたついたり斜めにあったりするおそれが
あるが、切起し片７も壁材９背面にあたるためにがたつ
いたり斜めになったりすることがないものである。
は、壁材９ががたついたり斜めにあったりするおそれが
あるが、切起し片７も壁材９背面にあたるためにがたつ
いたり斜めになったりすることがないものである。
第４図に示す固定具４は、係止片５の係止凹部２への圧
入を容易にするための摩擦係合突起６ａを係止片５の基
片５ａの外側面に複数個設けたものである。
入を容易にするための摩擦係合突起６ａを係止片５の基
片５ａの外側面に複数個設けたものである。
また第５図に示す固定具４は、先端が係止片５の基片５
ａに至る摩擦係合片６ｂを背面側に切起して摩擦保合片
６ｂのばね性によって摩擦係合突起６ａの係止凹部２内
壁との摩擦係合をより強固なものとした例を示す。
ａに至る摩擦係合片６ｂを背面側に切起して摩擦保合片
６ｂのばね性によって摩擦係合突起６ａの係止凹部２内
壁との摩擦係合をより強固なものとした例を示す。
以上のように本考案にあってはコーナ一部材がその内隅
に設けた係止凹部に圧入係止される係止片を備えて柱材
に封着固定される固定具を介して柱材に固定されるもの
であり、コーナ一部材に直接釘を打ったり接着剤を塗布
したりしなくともコーナ一部材の固定を簡単に行なえる
ものであり、またコーナ一部材に連接される壁材の背面
には固定具に設けた切起し片が当接するので壁材ががた
ついたり斜めになったりすることがないものである。
に設けた係止凹部に圧入係止される係止片を備えて柱材
に封着固定される固定具を介して柱材に固定されるもの
であり、コーナ一部材に直接釘を打ったり接着剤を塗布
したりしなくともコーナ一部材の固定を簡単に行なえる
ものであり、またコーナ一部材に連接される壁材の背面
には固定具に設けた切起し片が当接するので壁材ががた
ついたり斜めになったりすることがないものである。
第１図は本考案−実施例の水平断面図、第２図は同上の
一部拡大水平断面図、第３図ａ、ｌ）は同上に用いる固
定具の斜視図及びＡ部拡大斜視図、第４図及び第５図は
夫々固定具の他側を示す斜視図であり、１はコーナ一部
材、２は係止凹部、３は柱材、４は固定具、５は係止片
、７は切起し片である。
一部拡大水平断面図、第３図ａ、ｌ）は同上に用いる固
定具の斜視図及びＡ部拡大斜視図、第４図及び第５図は
夫々固定具の他側を示す斜視図であり、１はコーナ一部
材、２は係止凹部、３は柱材、４は固定具、５は係止片
、７は切起し片である。
Claims (1)
- 断面路り状をしたコーナ一部材の入隅に設けられた係止
凹部に、表面側に突出する係止片と切起し片とを備えて
柱材に釘着固定される固定具の一端に位置する上記係止
片が圧入係止されて柱材のコーナーにコーナ一部材が取
付けられ、切起し片がコーナ一部材に連接される壁材の
背面に当接している壁のコーナ一部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12718878U JPS587879Y2 (ja) | 1978-09-15 | 1978-09-15 | 壁のコ−ナ−部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12718878U JPS587879Y2 (ja) | 1978-09-15 | 1978-09-15 | 壁のコ−ナ−部の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5542770U JPS5542770U (ja) | 1980-03-19 |
| JPS587879Y2 true JPS587879Y2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=29089730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12718878U Expired JPS587879Y2 (ja) | 1978-09-15 | 1978-09-15 | 壁のコ−ナ−部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587879Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126521U (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-17 | 東陶機器株式会社 | 病人用ベッド |
-
1978
- 1978-09-15 JP JP12718878U patent/JPS587879Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5542770U (ja) | 1980-03-19 |
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