JPS636487Y2 - - Google Patents

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JPS636487Y2
JPS636487Y2 JP18948884U JP18948884U JPS636487Y2 JP S636487 Y2 JPS636487 Y2 JP S636487Y2 JP 18948884 U JP18948884 U JP 18948884U JP 18948884 U JP18948884 U JP 18948884U JP S636487 Y2 JPS636487 Y2 JP S636487Y2
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JP
Japan
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shaft
nail
hinge part
nails
stop
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JP18948884U
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JPS61103614U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として発泡ポリエチレン、ポリスチ
レン、コルク、グラスウール、ロツクウール等の
断熱材を、コンクリート、レンガ、木材等の壁
材、天井材等に取付けるための合成樹脂製釘に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の合成樹脂製釘は、軸の一端部に
壁材や天井材等の母材の取付孔に摩擦的に結合し
うる係止部が設けられ、軸の他端部に軸の半径方
向に延び、断熱材を押えるのに十分な止め部が一
体化されたものがある。(例えば実公昭58−7849
号公報) (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる従来の釘は断熱材を押え
るための止め部が軸の半径方向に延びた状態のT
字状となされているので、釘の保管、運搬に際し
て嵩張り不便な問題点がある。又、嵩張ることか
ら施工時において作業者の腰袋内に入れうる釘の
本数が少なくなり、施工性が悪くなるという問題
点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案者はかかる従来の問題点に鑑み鋭意工夫
の結果、上述の問題点を解決した合成樹脂製釘を
提供するものである。
以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、Aは本考案釘であつて、合成樹
脂、特に低熱伝導率、高弾性率を有し、難燃性の
合成樹脂から作製されている。釘Aは例えばポリ
オレフイン系の樹脂、特にポリプロピレンから作
製されていると強度的にも好ましい。又、釘Aは
軸1の一端部に係止部2、他端部に止め部3を有
している。
軸1は断面円形、方形、三角形、十字形、キ字
形等適宜形状となされている。軸1は壁材や天井
材等の母材4に断熱材5を取付けうるように適宜
長さを有している。又、軸1の外周に第1図ロの
如く突起11が設けられていると、突起11が第
5図の如く断熱材5に食い込み、釘Aの抜け落ち
防止に役立つと共に断熱材5と一体化して取付け
でき好ましい。上述の突起11は単に軸1から突
出しているだけでもよいが、突出度合が第1図ロ
の如く軸1の一端部係止部2に向つて漸次小さく
なされていると釘Aの打込みがしやすく好まし
い。
係止部2は軸1の一端部外周に設けられ、母材
4に穿設された取付孔41に摩擦的に結合しうる
ようになされておればよく、その構造や形状等特
に限定しない。例えば第1図の場合は、軸1の外
周壁に複数の環状突起21が形成され、軸1の外
周壁の一部に切込みが設けられて矢印方向に回動
する翼片22が形成されている。この場合、翼片
22はヒンジ部23により軸1と連結され釘1の
打込み時には第5図の如く軸1の外周壁に当接さ
れ、一旦釘Aが打込まれると釘Aの引抜き方向の
力に対して外方に広がろうとして釘Aの抜け止め
防止効果を発揮するものである。又、第1〜3図
及び第5図において24は溝であつて、釘Aの打
込み時の母材4の取付孔41内の空気を逃がして
打込み抵抗を少なくするためのものである。
止め部3は軸1の他端部に軸1の半径方向に延
び断熱材5を押えうるようになされている。止め
部3は複数に分割され、その各々の板片31がヒ
ンジ部32を介して軸1と一体化され、ヒンジ部
32を介して軸1に沿うように屈曲可能となされ
ている。止め部3は通常軸1を中心に放射状に分
割されており、例えば第1図の場合は十字形とな
されて4つの板片31に分割されており、板片3
1が軸1とほぼ直角方向に延びた状態で板片31
のヒンジ部32側の端部が軸1の外周壁に当接さ
れるようになされている。又、ヒンジ部32の肉
厚は止め部3が断熱材5を押えうるのに必要な程
度の厚みとなされている。なお、止め部3の形状
は上述の十字形以外の形状であつてもよい。
次に本考案釘Aの使用について説明すると、釘
Aの保管、運搬時あるいは作業者が腰袋に入れて
施工するに際して、止め部3を第4図の如くヒン
ジ部32を介して軸1に沿うように屈曲してお
き、断熱材5を母材4に取付ける際、第1図ロの
如く止め部3を軸1とほぼ直角になるようにヒン
ジ部32を介して回動させる。断熱材5と母材4
にそれぞれ軸1よりもやや小径の取付孔51,4
1を穿設し、第5図の如く釘Aを取付孔51,4
1にハンマー等で打ち込めばよい。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案釘は軸端部の止め部
が複数に分割されその各々がヒンジ部を介して軸
と一体化されると共に、ヒンジ部を介して軸に沿
うように屈曲可能となされているので、釘の保
管、運搬に際して嵩張らず、又、嵩張らないこと
から作業者が腰袋内により多数の釘を入れて施工
作業ができ、施工性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案釘の一実施例を示し、イは平面
図、ロは正面図、第2図は第1図−線におけ
る断面図、第3図は第1図−線における断面
図、第4図は第1図の釘の止め部を屈曲させた状
態を示す一部切欠正面図、第5図は本考案釘の使
用状態を示す断面図である。 A……釘、1……軸、11……突起、2……係
止部、21……環状突起、22……翼片、23…
…ヒンジ部、24……溝、3……止め部、31…
…板片、32……ヒンジ部、4……母材、5……
断熱材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部外周に係止部2を有する軸1の他端部
    に、軸1の半径方向に延びる止め部3が設けられ
    ており、該止め部3は複数に分割されその各々が
    ヒンジ部32を介して軸1と一体化されると共
    に、ヒンジ部32を介して軸1に沿うように屈曲
    可能となされた合成樹脂製釘。
JP18948884U 1984-12-13 1984-12-13 Expired JPS636487Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18948884U JPS636487Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

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JP18948884U JPS636487Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61103614U JPS61103614U (ja) 1986-07-01
JPS636487Y2 true JPS636487Y2 (ja) 1988-02-24

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ID=30746939

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JP18948884U Expired JPS636487Y2 (ja) 1984-12-13 1984-12-13

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JPS61103614U (ja) 1986-07-01

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