JPH0249369Y2 - - Google Patents

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JPH0249369Y2
JPH0249369Y2 JP19642685U JP19642685U JPH0249369Y2 JP H0249369 Y2 JPH0249369 Y2 JP H0249369Y2 JP 19642685 U JP19642685 U JP 19642685U JP 19642685 U JP19642685 U JP 19642685U JP H0249369 Y2 JPH0249369 Y2 JP H0249369Y2
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JP
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nail
tip
pipe
shaped body
leg
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JP19642685U
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Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Supports For Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、脚部が軸方向に襞状凹凸を有する
パイプ形状体で形成された釘の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 脚部が軸方向に襞状凹凸を有するパイプ形状体
で形成された釘としては、例えば第6図に示すも
のが提案されている。(特許第50581号) 上記釘は、内外壁に縦に突起及び溝を有する薄
金属板より製作された軸方向に2個所に段のある
間隙を有するパイプ形状体で形成された打込み釘
で、どちらの端から打込んでも使用できるように
したものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記釘には次のような欠点があつた。
即ち、上記釘を基材に打込んでも、縦に設けられ
た突起及び溝形状が円周方向に引き伸ばされるよ
うに変形しながら打込まれることはなくほぼその
ままの状態で打込まれるため、の保持力は単に内
外壁の摩擦抵抗力に依ることになる。したがつて
打込み長さが短い場合にはその保持力は低く、特
に板厚に制限のある基材、例えば硬質繊維板、パ
ーテイクルボードのような基材に対しては満足な
る保持力を確保することができなかつた。
この考案は、上記釘がもつ以上の欠点を取り除い
た、打込み長さが短くても強い保持力を有する釘
を提供することを目的とする。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案は、その目的を達成させるために次の
ような構成としている。即ち、この考案に係る釘
は、脚部1が、凹部2の肉厚が凸部3の肉厚より
も薄い襞状凹凸を軸方向に有したパイプ形状体で
構成され、先端部において該パイプ形状体の肉厚
が内面側から外面側先端に向けて減少するように
テーパ面4を形成させたものとしている。
(ホ) 作用 この釘は、先端部において肉厚が内面側から外
面側先端に向けて減少するようにテーパ面4を形
成させているため、打込まれると先端内面側から
軸外径を拡大させる力が作用し打込みが進むにし
たがつて先端部はますます円周外側へ拡がるよう
に力を受ける。脚部1は凹部2の肉厚が凸部3の
肉厚よりも薄い襞状凹凸を軸方向に有したパイプ
形状体であるため先端側から円周外側方向へ拡が
るように力を受けると襞状凹凸は内周方向に拡が
り伸びて外径の拡大を起す。特に肉厚の薄い凹部
の襞が容易に円周方向に伸ばされ、時には凹部の
襞が先端側から軸方向に一部破断された状態とな
り、打込み完了時は例えば第5図に示すような先
端部を最大外径とした傘状となつた状態で保持さ
れる。しかも上記傘状となつた脚部の内筒側には
基材が抱え込まれるようにして詰め込まれている
ため釘に引抜き応力が作用しても先端に向けて外
径が拡大している脚部は容易には元の形状に復さ
ず引抜きに対する大きな抵抗となり、打込み長さ
が短くても満足いく保持力を確保することができ
る。
先端部のテーパは単に打込み易くするための目
的として、例えば外面側から内面側先端に向けて
設けられたり、あるいは内外両面から尖らせるよ
うに設けられたものでは、打込まれてもこの考案
の釘のような状態にはならずその目的を達成する
ことはできない。この考案の如く、内面側より外
面側先端に向けてテーパ面を形成させることによ
つてはじめてその効果が達成できるものである。
また、襞状凹凸も単に釘の弾力を持たせる目的
のために構成されたものではなく、打込みによる
釘軸外径の拡大を目的としたものであり、凹部の
肉厚を凸部の肉厚より薄くすることにより特に凹
部の襞が外周方向に拡がり伸ばされ易くなり先端
部を最大外径とした傘状となつて打込まれ、満足
のいく保持力が確保できることになる。
脚部をパイプ形状体としているのは、例えば複
数本の脚体を持つ開脚釘では、打込まれても単に
各脚体が開くだけでこの考案の釘のように脚部内
筒部に基材を抱え込むように詰め込んではおらず
引抜に対する抵抗力は小さく、打込み長さが短い
場合は満足なる保持力を確保することができな
い。脚部がパイプ形状体であるためにその目的が
達せられるのである。
(ヘ) 実施例 この考案の実施例を図面を参照にしながら説明
する。
第1図はこの考案の1実施例を示す正面図、第
2図は第1図の右側面図、第3図は第1図のA−
A断面図、第4図は第1図のB−B断面図、第5
図は第1図に示される釘が打込まれた後の状態の
1例を示す正面図である。
第1図〜第4図に示すこの考案の1実施例で
は、まず脚部1を、凸部3の肉厚よりも薄い円弧
状凹部2を略等間隔に3本軸方向に形成させるこ
とにより得た襞状凹凸を有したパイプ形状体で構
成し、先端部において該パイプ形状体の肉厚が内
面側から外面側先端に向けて減少するようにテー
パ面4を形成させたものとしている。テーパ面4
は先端側よりドリル等によつて切削加工された形
状としている。次に脚部1と頭部5とを一体結合
させて釘を形成させている。
以上のこの考案に係る釘の形状は上記に限定さ
れるものではなく、薄肉凹部を含む襞状凹凸の形
状、先端部のテーパ面の形状等は実用新案請求の
範囲内において種々応用できることは勿論のこと
である。
この考案に係る釘の使用にあたつては、打込み
長さに制限のある基材、例えば硬質繊維板、パー
テイクルボード、合板、厚さの薄い木材、等に打
込むだけでよい。
(ト) 考案の効果 この釘は、脚部1が、凹部2の肉厚が凸部3よ
りも薄い襞状凹凸を軸方向に有したパイプ形状体
で構成され、先端部において該パイプ形状体の肉
厚が内面側から外面側先端に向けて減少するよう
にテーパ4面を形成させているため、打込み完了
後は先端部を最大外径とした傘状となつた状態で
保持される(第5図参照)。そのため、打込み長
さが短くても引抜に対して強い保持力を有するこ
とになる。したがつて、打込み長さに制限のある
基材、例えば硬質繊維板、パーテイクルボード、
合板、厚さの薄い木材、等に対してきわめて有効
に満足のいく保持力を確保できるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す正面図、第
2図は第1図の右側面図、第3図は第1図のA−
A断面図、第4図は第1図のB−B断面図、第5
図は打込み後の釘の状態の1例を示す正面図、第
6図は従来の釘の1例を示す斜視図である。 1……脚部、2……凹部、3……凸部、4……
テーパ面、5……頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脚部1が、凹部2の肉厚が凸部3の肉厚よりも
    薄い襞状凹凸を軸方向に有したパイプ形状体で構
    成され、先端部において該パイプ形状体の肉厚が
    内面側から外面側先端に向けて減少するようにテ
    ーパ面4を形成させている釘。
JP19642685U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0249369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19642685U JPH0249369Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JP19642685U JPH0249369Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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Publication Number Publication Date
JPS62104010U JPS62104010U (ja) 1987-07-02
JPH0249369Y2 true JPH0249369Y2 (ja) 1990-12-26

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