JPH034812Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034812Y2 JPH034812Y2 JP12668486U JP12668486U JPH034812Y2 JP H034812 Y2 JPH034812 Y2 JP H034812Y2 JP 12668486 U JP12668486 U JP 12668486U JP 12668486 U JP12668486 U JP 12668486U JP H034812 Y2 JPH034812 Y2 JP H034812Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- driving
- length
- tip
- convex portion
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 5
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011094 fiberboard Substances 0.000 description 2
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Dowels (AREA)
- Fishing Rods (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、打込み長さが短かくても強い保持
力を有する釘に関する。
力を有する釘に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、打込み長さが短かくても強い保持力を必
要とする基材に対し、それに適した釘は無く、木
ねじを使用していた。
要とする基材に対し、それに適した釘は無く、木
ねじを使用していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかし、木ねじには次のような問題点があつ
た。
た。
a ねじ込むという作業の性質上、施工に多くの
時間を必要とする。
時間を必要とする。
b 順調なねじ込み作業を行うためには、あらか
じめドリルが錐で下穴をあけておくという余分
な作業が必要となる。
じめドリルが錐で下穴をあけておくという余分
な作業が必要となる。
c 下穴をあけないで作業をすれば、ドライバー
を強い力で押しつけながらまわさなければなら
ないためきわめて煩雑な作業となり、時にはね
じ込みが不可能といつた事態も起る。
を強い力で押しつけながらまわさなければなら
ないためきわめて煩雑な作業となり、時にはね
じ込みが不可能といつた事態も起る。
d ねじ込み完了時点で必要以上の強い締付けを
行うと、ねじ部に喰込んだ基材を破壊させ、保
持力を著しく低下させることがある。
行うと、ねじ部に喰込んだ基材を破壊させ、保
持力を著しく低下させることがある。
この考案は、木ねじがもつ以上の欠点を取除
いた、打込み長さが短かくても強い保持力を有
する釘を提供することを目的とする。
いた、打込み長さが短かくても強い保持力を有
する釘を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この考案は、その目的を達成させるために次の
ような構成としている。すなわち、この考案に係
る釘は、脚部1が、凹部3の肉厚が凸部4の肉厚
より薄くなつた襞状凹凸を軸方向に有するパイプ
形状体で構成され、先端面において凸部4の脚長
が凹部3の脚長より長くなるように傾斜面2が形
成されているものとしている。
ような構成としている。すなわち、この考案に係
る釘は、脚部1が、凹部3の肉厚が凸部4の肉厚
より薄くなつた襞状凹凸を軸方向に有するパイプ
形状体で構成され、先端面において凸部4の脚長
が凹部3の脚長より長くなるように傾斜面2が形
成されているものとしている。
(ホ) 作用
この釘は、先端面において凸部4の脚長が凹部
3の脚長より長くなるように傾斜面2が形成され
た襞状凹凸を軸方向に有するパイプ形状体で脚部
1を構成させているため、打込まれるとまず脚部
1の凸部に位置する先端部が基材に喰込み、次に
先端に形成された傾斜面2の作用により脚部1は
外径を先端側から次第に拡大させる力を受る。脚
部1を構成している襞状凹凸の凹部3の肉厚が凸
部4の肉厚より薄くなつているため、打込みが進
むにつれて凹部襞がのばされるようにして先端部
から外径の拡大がおこり、打込み完了時点では脚
部先端側において凹部が軸方向に一部破断された
開脚状態で保持される。打込み完了後引抜応力が
作用しても、先端が開脚状態となりかつ脚径が傘
状に拡大した脚部は内部に基材を詰めて保持され
ているため元の脚径には復さず、引抜に対する大
きな抵抗となり打込み長さが短かくても強い保持
力を有することになる。
3の脚長より長くなるように傾斜面2が形成され
た襞状凹凸を軸方向に有するパイプ形状体で脚部
1を構成させているため、打込まれるとまず脚部
1の凸部に位置する先端部が基材に喰込み、次に
先端に形成された傾斜面2の作用により脚部1は
外径を先端側から次第に拡大させる力を受る。脚
部1を構成している襞状凹凸の凹部3の肉厚が凸
部4の肉厚より薄くなつているため、打込みが進
むにつれて凹部襞がのばされるようにして先端部
から外径の拡大がおこり、打込み完了時点では脚
部先端側において凹部が軸方向に一部破断された
開脚状態で保持される。打込み完了後引抜応力が
作用しても、先端が開脚状態となりかつ脚径が傘
状に拡大した脚部は内部に基材を詰めて保持され
ているため元の脚径には復さず、引抜に対する大
きな抵抗となり打込み長さが短かくても強い保持
力を有することになる。
(ヘ) 実施例
この考案の実施例を図面を参照にしながら説明
する。
する。
第1図はこの考案の実施例を示す正面図、第2
図は第1図の底面図、第3図は第1図におけるA
−A断面図、第4図は第1図におけるB−B拡大
断面図を示している。
図は第1図の底面図、第3図は第1図におけるA
−A断面図、第4図は第1図におけるB−B拡大
断面図を示している。
第1図乃至第4図に示すこの考案の実施例で
は、まず脚部1を、凹部3の肉厚が凸部4の肉厚
より薄い襞状凹凸を軸方向に有するパイプ形状体
で構成し、先端面において凸部4の脚長が凹部3
の脚長より長くなるように傾斜面2が形成されて
いるものとしている。次に頭部5と組合せ一体接
合させている。
は、まず脚部1を、凹部3の肉厚が凸部4の肉厚
より薄い襞状凹凸を軸方向に有するパイプ形状体
で構成し、先端面において凸部4の脚長が凹部3
の脚長より長くなるように傾斜面2が形成されて
いるものとしている。次に頭部5と組合せ一体接
合させている。
脚部1を軸方向に襞状凹凸を有するパイプ形状
体としたのは打込みにより襞がのばされるように
して脚径の拡大を生じさせるためであり、凹部3
の肉厚を凸部4の肉厚より薄くしてあるのは脚径
の拡大が起るのに凹部3の襞がのばされ易くする
ためと脚径の拡大にともなつて先端から凹部3が
一部軸方向に破断され凸部4が開脚状態となり易
くするためである。先端面において凸部4の脚長
が凹部3の脚長より長くなるように傾斜面2を形
成させたのは打込みによつて脚径の拡大が凸部4
の先端側から起るような力を作用させるためであ
り傾斜面2の形成が無ければ打込みによつても脚
部は先端から開脚することがない。また、この考
案の実施例では脚部1の軸方向の襞状凹凸の形成
を4凹部4凸部としたが凹凸の数を制限するもの
ではない。頭部5は、実施例では脚部1と組合せ
固着させているが頭部と脚部を一体成形により構
成させてもよい。
体としたのは打込みにより襞がのばされるように
して脚径の拡大を生じさせるためであり、凹部3
の肉厚を凸部4の肉厚より薄くしてあるのは脚径
の拡大が起るのに凹部3の襞がのばされ易くする
ためと脚径の拡大にともなつて先端から凹部3が
一部軸方向に破断され凸部4が開脚状態となり易
くするためである。先端面において凸部4の脚長
が凹部3の脚長より長くなるように傾斜面2を形
成させたのは打込みによつて脚径の拡大が凸部4
の先端側から起るような力を作用させるためであ
り傾斜面2の形成が無ければ打込みによつても脚
部は先端から開脚することがない。また、この考
案の実施例では脚部1の軸方向の襞状凹凸の形成
を4凹部4凸部としたが凹凸の数を制限するもの
ではない。頭部5は、実施例では脚部1と組合せ
固着させているが頭部と脚部を一体成形により構
成させてもよい。
この考案に係る釘の使用にあたつては、打込み
長さに制限のある基材、例えば硬質繊維板、パー
テイクルボード、硬質木片セメント板、合板、厚
さの薄い木材等に打込むだけでよい。
長さに制限のある基材、例えば硬質繊維板、パー
テイクルボード、硬質木片セメント板、合板、厚
さの薄い木材等に打込むだけでよい。
(ト) 考案の効果
この釘は、脚部1が、凹部3の肉厚が凸部4の
肉厚より薄くなつた襞状凹凸を軸方向に有するパ
イプ形状体で構成され、先端面において凸部4の
脚長が凹部3の脚長より長くなるように傾斜面2
が形成されていることを特徴としているため、打
込み完了後は先端部が開脚した傘状となつた状態
で保持される。そのため、打込み長さが短かくて
も引抜きに対して強い保持力を有することにな
る。したがつて、打込み長さに制限のある基材、
例えば硬質繊維板、パーテイクルボード、硬質木
片セメント板、合板、厚さの薄い木材等に対し
て、打込むだけできわめて簡単に作業ができ、し
かも強い保持力が確保できるという優れた効果を
奏する。
肉厚より薄くなつた襞状凹凸を軸方向に有するパ
イプ形状体で構成され、先端面において凸部4の
脚長が凹部3の脚長より長くなるように傾斜面2
が形成されていることを特徴としているため、打
込み完了後は先端部が開脚した傘状となつた状態
で保持される。そのため、打込み長さが短かくて
も引抜きに対して強い保持力を有することにな
る。したがつて、打込み長さに制限のある基材、
例えば硬質繊維板、パーテイクルボード、硬質木
片セメント板、合板、厚さの薄い木材等に対し
て、打込むだけできわめて簡単に作業ができ、し
かも強い保持力が確保できるという優れた効果を
奏する。
第1図…この考案の実施例を示す正面図、第2
図…第1図の底面図、第3図…第1図におけるA
−A断面図、第4図…第1図におけるB−B拡大
断面図。 1……脚部、2……傾斜面、3……凹部、4…
…凸部、5……頭部。
図…第1図の底面図、第3図…第1図におけるA
−A断面図、第4図…第1図におけるB−B拡大
断面図。 1……脚部、2……傾斜面、3……凹部、4…
…凸部、5……頭部。
Claims (1)
- 脚部1が、凹部3の肉厚が凸部4の肉厚より薄
くなつた襞状凹凸を軸方向に有するパイプ形状体
で構成され、先端面において凸部4の脚長が凹部
3の脚長より長くなるように傾斜面2が形成され
ていることを特徴とする釘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12668486U JPH034812Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12668486U JPH034812Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6333014U JPS6333014U (ja) | 1988-03-03 |
JPH034812Y2 true JPH034812Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=31020723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12668486U Expired JPH034812Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034812Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP12668486U patent/JPH034812Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6333014U (ja) | 1988-03-03 |
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