JPH0322566Y2 - - Google Patents
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- JPH0322566Y2 JPH0322566Y2 JP1416888U JP1416888U JPH0322566Y2 JP H0322566 Y2 JPH0322566 Y2 JP H0322566Y2 JP 1416888 U JP1416888 U JP 1416888U JP 1416888 U JP1416888 U JP 1416888U JP H0322566 Y2 JPH0322566 Y2 JP H0322566Y2
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- core member
- shaft
- tube member
- nail
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 39
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は複数の部材を止着するため部材中に打
ち込まれる釘に関し、特に発泡軽量コンクリート
等の極めて脆い材料中でも充分な保持力を得るこ
とのできるくぎに関するものである。
ち込まれる釘に関し、特に発泡軽量コンクリート
等の極めて脆い材料中でも充分な保持力を得るこ
とのできるくぎに関するものである。
(従来の技術)
通常の釘においては、被打込材料の持つている
弾力性により、軸部が抜け方向に抵抗を受けこれ
によつて釘の保持力が決定されるものである。一
般に軸部の抜け方向の抵抗を高めるために軸部外
周面に異形突起等を形成することが行なわれてい
る。最近建築資材として発泡軽量コンクリートが
多用されているが、この発泡軽量コンクリート材
は、材料自体の弾力性が極めて小さく前述の一般
の釘ではほとんど保持力が発揮できないものであ
る。
弾力性により、軸部が抜け方向に抵抗を受けこれ
によつて釘の保持力が決定されるものである。一
般に軸部の抜け方向の抵抗を高めるために軸部外
周面に異形突起等を形成することが行なわれてい
る。最近建築資材として発泡軽量コンクリートが
多用されているが、この発泡軽量コンクリート材
は、材料自体の弾力性が極めて小さく前述の一般
の釘ではほとんど保持力が発揮できないものであ
る。
一般に発泡軽量コンクリート等の材料に使用さ
れる釘は、例えば実公昭60−9452号公報に開示さ
れているように、軸部に長手方向の摺割が形成さ
れており、打ち込みの過程で軸部が被打込材料中
で湾曲状に開脚されることによつて保持力が通常
の釘よりは高められるように構成されているもの
である。
れる釘は、例えば実公昭60−9452号公報に開示さ
れているように、軸部に長手方向の摺割が形成さ
れており、打ち込みの過程で軸部が被打込材料中
で湾曲状に開脚されることによつて保持力が通常
の釘よりは高められるように構成されているもの
である。
(考案が解決使用とする問題点)
しかしながら上記の釘では打ち込みの過程全域
で脚部を湾曲させるために多大な打ち込み抵抗が
生じて大きな打ち込み力を必要とする。また湾曲
状に開脚変形した軸部は釘が抜け方向に外力を受
ける際に再び閉じる方向にも変形が可能であつ
て、保持力がそれほど大きくないのが実状であ
る。
で脚部を湾曲させるために多大な打ち込み抵抗が
生じて大きな打ち込み力を必要とする。また湾曲
状に開脚変形した軸部は釘が抜け方向に外力を受
ける際に再び閉じる方向にも変形が可能であつ
て、保持力がそれほど大きくないのが実状であ
る。
そこで、本考案は従来技術の上記した問題点を
解決するためになされたものであつて、その目的
とするところは、打ち込み前の軸部形状が通常の
釘と変わらず、従つて打ち込みの過程において打
ち込み抵抗が小さくかつ、材料中に打ち込まれた
後は釘軸部に環状の膨出部がその軸部のほぼ全長
に亘つて形成されることによつて発泡軽量コンク
リート等の材料に使用しても充分な保持力が発揮
できる釘を提供することである。
解決するためになされたものであつて、その目的
とするところは、打ち込み前の軸部形状が通常の
釘と変わらず、従つて打ち込みの過程において打
ち込み抵抗が小さくかつ、材料中に打ち込まれた
後は釘軸部に環状の膨出部がその軸部のほぼ全長
に亘つて形成されることによつて発泡軽量コンク
リート等の材料に使用しても充分な保持力が発揮
できる釘を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために本考案は、充分な
剛性を有する材料で形成されると共に細長い軸部
と該軸部の下端に形成した尖鋭端部及び軸部の上
端に形成した拡径頭部を備えた芯部材と、上端に
拡径鍔部を備えかつ可撓性材料で形成された中空
外管部材とからなり、前記芯部材の軸部外周面と
前記外管部材の中空内壁面には互いに嵌合する環
状凹条と環状凸条とが軸部のほぼ全長に亘つて軸
方向に等ピツチで複数形成されると共に、前記中
空状外管部材の拡径鍔部が前記芯部材の拡径頭部
から前記1ピツチ分の長さより小さい長さだけ隔
離して配置したことによつて構成されているもの
である。
剛性を有する材料で形成されると共に細長い軸部
と該軸部の下端に形成した尖鋭端部及び軸部の上
端に形成した拡径頭部を備えた芯部材と、上端に
拡径鍔部を備えかつ可撓性材料で形成された中空
外管部材とからなり、前記芯部材の軸部外周面と
前記外管部材の中空内壁面には互いに嵌合する環
状凹条と環状凸条とが軸部のほぼ全長に亘つて軸
方向に等ピツチで複数形成されると共に、前記中
空状外管部材の拡径鍔部が前記芯部材の拡径頭部
から前記1ピツチ分の長さより小さい長さだけ隔
離して配置したことによつて構成されているもの
である。
(作用)
上記の構成により本考案は、打ち込み前及び打
ち込みの過程において釘の軸部形状が通常の釘と
変わらぬ形状であるため打ち込みの抵抗が小さ
く、従つて小パワーの工具で充分打ち込みが可能
であるとともに、打ち込みの終期において外管部
材の拡径鍔部が材料の表面に当接した後に、芯部
材のみが更に材料中に打ち込まれ、即ち芯部材と
外管部材との間に相対変位が生じて、これによつ
て芯部材の軸部に形成した環状凹条内に嵌合して
いた外管部材の環状凸状が軸部の環状凸状部へ移
行され外管部材の外形形状が膨出し材料に強く圧
接されこれによつて保持力が高められるものであ
る。
ち込みの過程において釘の軸部形状が通常の釘と
変わらぬ形状であるため打ち込みの抵抗が小さ
く、従つて小パワーの工具で充分打ち込みが可能
であるとともに、打ち込みの終期において外管部
材の拡径鍔部が材料の表面に当接した後に、芯部
材のみが更に材料中に打ち込まれ、即ち芯部材と
外管部材との間に相対変位が生じて、これによつ
て芯部材の軸部に形成した環状凹条内に嵌合して
いた外管部材の環状凸状が軸部の環状凸状部へ移
行され外管部材の外形形状が膨出し材料に強く圧
接されこれによつて保持力が高められるものであ
る。
(実施例)
以下に本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
に基づいて説明する。第1図において、1は軸部
2の上端に拡径頭部3を形成した芯部材である。
軸部2の下端には先端を尖鋭端とした尖鋭端部4
が形成されている。5は前記芯部材1の軸部2の
外周にほぼ全長に亘つて装着した外管部材であつ
て、外形が均一な外径を有した中空管部6と該中
空管部6の上端に形成した拡径鍔部7とで構成さ
れている。前記芯部材1は被打込材料中で座屈等
の変形を発生しないように充分に剛性のある例え
ば鉄系材料によつて形成されており、外管部材5
は外径方向に膨出が可能なように塑性変形が容易
に可能な材料例えば合成樹脂・アルミニウム等か
ら形成される。
に基づいて説明する。第1図において、1は軸部
2の上端に拡径頭部3を形成した芯部材である。
軸部2の下端には先端を尖鋭端とした尖鋭端部4
が形成されている。5は前記芯部材1の軸部2の
外周にほぼ全長に亘つて装着した外管部材であつ
て、外形が均一な外径を有した中空管部6と該中
空管部6の上端に形成した拡径鍔部7とで構成さ
れている。前記芯部材1は被打込材料中で座屈等
の変形を発生しないように充分に剛性のある例え
ば鉄系材料によつて形成されており、外管部材5
は外径方向に膨出が可能なように塑性変形が容易
に可能な材料例えば合成樹脂・アルミニウム等か
ら形成される。
図において8は外管部材5の中空管部6の膨出
をより容易にするために中空管部6に軸方向に形
成したスリツトである。
をより容易にするために中空管部6に軸方向に形
成したスリツトである。
第2図に詳細に示すように、芯部材1の拡径頭
部3の下方から尖鋭端部4に至る軸部2のほぼ全
長には、軸部外径と同一環状凸条9とこの環状の
凸条9より先端方向に位置し、環状凸条9の外径
より小径の環状凹条10とからなる凹凸条の組が
軸方向に所定の等ピツチで複数個形成されてい
る。図面で明かなように組の環状凸条9と環状凹
条10との間はテーパー部11によつて連続して
おり、外管部材5が外径方向へ膨出するのを容易
にしている。
部3の下方から尖鋭端部4に至る軸部2のほぼ全
長には、軸部外径と同一環状凸条9とこの環状の
凸条9より先端方向に位置し、環状凸条9の外径
より小径の環状凹条10とからなる凹凸条の組が
軸方向に所定の等ピツチで複数個形成されてい
る。図面で明かなように組の環状凸条9と環状凹
条10との間はテーパー部11によつて連続して
おり、外管部材5が外径方向へ膨出するのを容易
にしている。
外管部材5の中空管部6の中空部内面には、前
記芯部材1の軸部2の外周面に形成した環状凸条
9及び環状凹条10とにそれぞれ対応する環状凹
条12及び環状凸条13からなる凹凸条の組が軸
部2の凹凸条の組と対応して形成されている。
記芯部材1の軸部2の外周面に形成した環状凸条
9及び環状凹条10とにそれぞれ対応する環状凹
条12及び環状凸条13からなる凹凸条の組が軸
部2の凹凸条の組と対応して形成されている。
前記外管部材5の管部6の外形は均一な外径で
形成されており、芯部材1の先端に形成した尖鋭
端部4の上方に該尖鋭端部4と一体に形成した誘
導部14の外径が上記中空管部6の外径と同一に
形成されている。
形成されており、芯部材1の先端に形成した尖鋭
端部4の上方に該尖鋭端部4と一体に形成した誘
導部14の外径が上記中空管部6の外径と同一に
形成されている。
外管部材5の形成及び芯部材への装着加工は、
所定形状に形成した芯部材1の周囲に合成樹脂あ
るいはアルミニウム等の材料を射出成形する事等
によつて容易に形成することが可能である。
所定形状に形成した芯部材1の周囲に合成樹脂あ
るいはアルミニウム等の材料を射出成形する事等
によつて容易に形成することが可能である。
次に上記実施例の釘の使用状態を第2図、第3
図及び第4図に基づいて説明する。
図及び第4図に基づいて説明する。
芯部材1の拡径頭部にハンマー或は自動釘打機
等の打撃工具によつて打撃を与えると、芯部材1
の先端の尖鋭端部4が被打込材料中に進入し尖鋭
端部4に連続して形成されている誘導部14によ
り被打込材料に所定内径の孔が形成される。尖鋭
端部4に続いて軸部2と外管部材5の中空管部6
が前記誘導部14により形成された孔内に進入す
る。このとき中空管部6は誘導部14と同一の外
形にされているため中空管部6が被打込材料の孔
の内面から受ける抵抗はそれほど大きくはなく外
管部材5は芯部材1と一体に被打込材料中に進入
していく。この打ち込みの大部分の過程で従来技
術の発泡コンクリート用釘の様に打ち込み抵抗が
極めて増大していく現象が生じないものである。
等の打撃工具によつて打撃を与えると、芯部材1
の先端の尖鋭端部4が被打込材料中に進入し尖鋭
端部4に連続して形成されている誘導部14によ
り被打込材料に所定内径の孔が形成される。尖鋭
端部4に続いて軸部2と外管部材5の中空管部6
が前記誘導部14により形成された孔内に進入す
る。このとき中空管部6は誘導部14と同一の外
形にされているため中空管部6が被打込材料の孔
の内面から受ける抵抗はそれほど大きくはなく外
管部材5は芯部材1と一体に被打込材料中に進入
していく。この打ち込みの大部分の過程で従来技
術の発泡コンクリート用釘の様に打ち込み抵抗が
極めて増大していく現象が生じないものである。
打ち込み過程の終期に於て、外管部材5の拡径
鍔部7が被打込材料の表面に当接すると、外管部
材5が被打込材料中へ進入する際の抵抗が格段に
増大するため外管部材5の進入は停止され、芯部
材1の拡径頭部3に引続き与えられる衝撃力によ
つて芯部材1のみが被打込材料中に尚も進入され
ることになる。即ち、芯部材1と外管部材5との
間で軸方向の相対的変位が生ずることになる。こ
の結果、芯部材1の環状凹条10に収容されてい
た外管部材5の環状凸条13を、芯部材1の環状
凸条9によつて外径方向に押し出すため、外管部
材5の中空管部6の外形が被打込材料の孔内面に
向けて膨出し被打込材料と外管部材5間に強い保
持力を生じさせるものである。芯部材1の拡径頭
部3は外管部材5の拡径鍔部7の上面に当接して
打ち込みが完了する。この状態で芯部材1の環状
凸条9は外管部材の環状凸条13と一致した状態
にあり、外管部材5の膨出部分が再び内側方向に
押戻されるのを防止しているため保持力が減少す
ることがないものである。
鍔部7が被打込材料の表面に当接すると、外管部
材5が被打込材料中へ進入する際の抵抗が格段に
増大するため外管部材5の進入は停止され、芯部
材1の拡径頭部3に引続き与えられる衝撃力によ
つて芯部材1のみが被打込材料中に尚も進入され
ることになる。即ち、芯部材1と外管部材5との
間で軸方向の相対的変位が生ずることになる。こ
の結果、芯部材1の環状凹条10に収容されてい
た外管部材5の環状凸条13を、芯部材1の環状
凸条9によつて外径方向に押し出すため、外管部
材5の中空管部6の外形が被打込材料の孔内面に
向けて膨出し被打込材料と外管部材5間に強い保
持力を生じさせるものである。芯部材1の拡径頭
部3は外管部材5の拡径鍔部7の上面に当接して
打ち込みが完了する。この状態で芯部材1の環状
凸条9は外管部材の環状凸条13と一致した状態
にあり、外管部材5の膨出部分が再び内側方向に
押戻されるのを防止しているため保持力が減少す
ることがないものである。
前述の膨出部分は外管部材5の中空管部6のほ
ぼ全長に亘つて複数個形成されるため被打込材料
に対する抜き方向の抵抗は極めて大きくなり従つ
て充分な保持力が得られるものである。
ぼ全長に亘つて複数個形成されるため被打込材料
に対する抜き方向の抵抗は極めて大きくなり従つ
て充分な保持力が得られるものである。
なお、上記説明の実施例においては、外管部材
5の中空管部6の外周面形状が下端から上端に向
かつて均一な外径で形成されているものを示した
が、この中空管部6の環状凸条13と対応する外
周面に、上方から下方に向い徐々に縮径するテー
パー面とこのテーパー面の底から急激に拡径する
急峻な面とで構成される環状凹溝を形成してもよ
い。この場合には、膨出部として被打込材料に対
して抜け方向に係合する環状突起が形成されて保
持力を更に大きくできる。
5の中空管部6の外周面形状が下端から上端に向
かつて均一な外径で形成されているものを示した
が、この中空管部6の環状凸条13と対応する外
周面に、上方から下方に向い徐々に縮径するテー
パー面とこのテーパー面の底から急激に拡径する
急峻な面とで構成される環状凹溝を形成してもよ
い。この場合には、膨出部として被打込材料に対
して抜け方向に係合する環状突起が形成されて保
持力を更に大きくできる。
また、上記実施例の使用状態の説明において、
芯部材1及び外管部材5の拡径頭部3及び拡径鍔
部7を除く大部分の部位が被打込材中に埋没され
て使用される例を示したが、この様な使用状態に
限らず例えば、尖鋭端部4及び外管部材5の中空
管部6の先端方向の一部が被打込材を貫通した状
態で複数の被打込材同士を接合する場合にも使用
することができる。この場合には被打込材料を貫
通した材料の裏面側でも膨出部分が形成されるた
め充分な保持力が得られる。このような使用状態
においては被打込材料の厚さによつて釘の寸法を
選択する必要がなく同一種の釘で多種多用な使用
が可能である。
芯部材1及び外管部材5の拡径頭部3及び拡径鍔
部7を除く大部分の部位が被打込材中に埋没され
て使用される例を示したが、この様な使用状態に
限らず例えば、尖鋭端部4及び外管部材5の中空
管部6の先端方向の一部が被打込材を貫通した状
態で複数の被打込材同士を接合する場合にも使用
することができる。この場合には被打込材料を貫
通した材料の裏面側でも膨出部分が形成されるた
め充分な保持力が得られる。このような使用状態
においては被打込材料の厚さによつて釘の寸法を
選択する必要がなく同一種の釘で多種多用な使用
が可能である。
(考案の効果)
以上の説明で明かな通り本考案の釘は、打ち込
み過程において打ち込み抵抗を増大することがな
く、かつ弾力性の小さい脆い材料に使用して極め
て高い保持力が得られるものであり、更に材料の
厚さ寸法に広く対応が可能であり、信頼性の極め
て高い釘を提供できるものである。
み過程において打ち込み抵抗を増大することがな
く、かつ弾力性の小さい脆い材料に使用して極め
て高い保持力が得られるものであり、更に材料の
厚さ寸法に広く対応が可能であり、信頼性の極め
て高い釘を提供できるものである。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は第1図の釘の断面図、第3図は打ち込み後の状
態を示す断面図、第4図は第3図と同様の状態の
斜視図である。 1……芯部材、2……軸部、3……拡径頭部、
4……尖鋭端部、5……外管部材、6……中空管
部、7……拡径鍔部、8……スリツト、9……環
状凸条、10……環状凹条、12……環状凹条、
13……環状凸条、14……誘導部。
は第1図の釘の断面図、第3図は打ち込み後の状
態を示す断面図、第4図は第3図と同様の状態の
斜視図である。 1……芯部材、2……軸部、3……拡径頭部、
4……尖鋭端部、5……外管部材、6……中空管
部、7……拡径鍔部、8……スリツト、9……環
状凸条、10……環状凹条、12……環状凹条、
13……環状凸条、14……誘導部。
Claims (1)
- 充分な剛性を有する材料で形成されると共に細
長い軸部と該軸部の下端に形成した尖鋭端部及び
軸部の上端に形成した拡径頭部を備えた芯部材
と、上端に拡径鍔部を備えかつ可撓性材料で形成
された外管部材とからなり、前記芯部材の軸部外
周面と前記外管部材の中空内壁面には互いに嵌合
する環状凹条と環状凸条とが軸部のほぼ全長に亘
つて軸方向に等ピツチで複数個形成されると共
に、前記外管部材の拡径鍔部が前記芯部材の拡径
頭部から前記1ピツチ分の長さより小さい長さだ
け隔離して配置されていることを特徴とする釘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1416888U JPH0322566Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1416888U JPH0322566Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118209U JPH01118209U (ja) | 1989-08-10 |
JPH0322566Y2 true JPH0322566Y2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=31225125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1416888U Expired JPH0322566Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322566Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-04 JP JP1416888U patent/JPH0322566Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01118209U (ja) | 1989-08-10 |
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