JPS6230188Y2 - - Google Patents

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JPS6230188Y2
JPS6230188Y2 JP17250781U JP17250781U JPS6230188Y2 JP S6230188 Y2 JPS6230188 Y2 JP S6230188Y2 JP 17250781 U JP17250781 U JP 17250781U JP 17250781 U JP17250781 U JP 17250781U JP S6230188 Y2 JPS6230188 Y2 JP S6230188Y2
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JP
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gear
small diameter
diameter portion
large diameter
driven gear
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JP17250781U
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JPS5877845U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、定速回転する駆動ギヤーの1回転に
対し従動ギヤーの速度およびトルクが自動的に変
化するギヤー切換機構に関する。
モータの回転を減速した駆動ギヤーで従動ギヤ
ーを回転させ、しかも該従動ギヤー1回転の一部
分だけが所要とするトルクを生じさせれば済む様
な機構では、該従動ギヤーが所定の仕事をした後
は小トルクで回転しても差支えなく、また高速回
転して復帰することが好ましい場合もある。
本考案はこの様な機構に好適なギヤー切換機構
を提供するもので、その特徴とするところは全周
囲が有歯部である小径部および大径部を同軸に有
した駆動ギヤーと、該駆動ギヤーの小径部に対向
する大径部および該駆動ギヤーの大径部に対向す
る小径部を同軸に有した従動ギヤーとを備え、且
つ該駆動ギヤーの小径部が該従動ギヤーの大径部
と噛合する範囲では該駆動ギヤーの大径部と該従
動ギヤーの小径部とが噛合しないように、また該
駆動ギヤーの大径部と該従動ギヤーの小径部とが
噛合する範囲では該駆動ギヤーの小径部と該従動
ギヤーの大径部とが噛合しないように該従動ギヤ
ー側に欠歯部を設けた点にある。以下、図面を参
照しながらこれを詳細に説明する。
第1図および第2図はオートリバース型カセツ
トデツキの非演奏状態の斜視図および平面図であ
る。この状態で図示せぬカセツトパツクを矢印A
方向に挿入すると該パツクの先端(テープ側)が
揺動部材101のカセツト追出し部102を押込
み、該揺動部材101を枢子101aを支軸に時
計方向に回動させる。103aはカセツト支持部
材103に植設したピンで、揺動部材101が時
計方向に回動するときカセツト支持部材103を
下降させる。この時、カセツト支持部材103に
一端が連結されたくの字状の上昇操作部材104
が軸105を中心に時計方向に回動し、他端に連
結された押圧操作部材106を矢印B方向へ移動
(前進)させる。押圧操作部材106の他端は押
圧片107の穴107aに係合しており、操作部
材106のB方向への移動に併ない該押圧片10
7が軸108を中心に時計方向に回動すると、ス
イツチ109がオンとなつてモータ110が回転
し始める。
モータ110が回転すると、第3図に示すよう
に一方のベルト111を介してギヤー112とプ
レイ用の巻取りギヤー29が時計方向に回転す
る。また、もう一方のベルト113により右キヤ
プスタン114、フライホイール115、ギヤー
116が時計方向に回転し、左キヤプスタン11
7、フライホイール118、ギヤー119が反時
計方向に回転する。この段階ではプレイ用巻取り
ギヤー29が左リール30にも、また右リール3
0′と噛合した伝達ギヤー120にも噛合できな
い中立位置にあるので、リール30,30′は停
止している。このため図示しないテープ終端検知
回路、例えばリール下面に固着した多極磁石と基
板121(第1図)側に設けたホールiCとを組
合せた回路でリール回転時に該ホールiCが発生
するパルスを検出する回路の働きによりプランジ
ヤ122が一時的にオンし、レバー123を軸1
24を中心に反時計方向に回動してギヤー4のト
リガ(突起)5′との係合を解く。
第4図はこの詳細図で、非演奏状態を示したも
のである。従動ギヤー4は欠歯部4aを有し、レ
バー123とトリガ5′とが係合している状態で
は駆動ギヤー24はこの欠歯部4aと対向してお
り、該ギヤー24は第3図のギヤー112によつ
て反時計方向に自由回転している。ここで、上述
したようにプランジヤ122が一時的にオンして
レバー123とトリガ5′との係合が解かれる
と、ギヤー4の背面に植設されたピン5に棒バネ
125から時計方向のバイアスが加わつているの
でギヤー4は僅かに時計方向に回動してその有歯
部をギヤー24に噛合させる。以後ギヤー4はギ
ヤー24により時計方向に回転する。第5図はギ
ヤー4がギヤー24によつて駆動され始めた状態
図である。棒バネ125を離れたピン5は磁気ヘ
ツド126を搭載したヘツド台6の後端に衝合し
て、ギヤー4の回転に伴ない該ヘツド台6を演奏
位置まで前進(B方向)させる。ヘツド台ロツク
用のレバー2は図示せぬバネにより軸128を中
心に常時反時計方向への弾性力を受けているが、
第4図、第5図の状態ではピン129がヘツド台
6の側部6aに摺接しているので反時計方向への
回動は阻止されている。しかし、第6図の様にヘ
ツド台が前進しきつた演奏状態になると、ヘツド
台6の側部6aがピン129の位置を越えるの
で、レバー2は軸128を中心に反時計方向に回
動し、電磁石130に吸着される。この状態でピ
ン129はヘツド台6の後端部6bに衝合するの
で、該ヘツド台6はギヤー4のピン5からの押圧
力がなくなつても演奏位置にロツクされる。尚、
ヘツド台6を前進させたギヤー4は更に時計方向
に回転してトリガ5′がレバー123と再度係合
した位置、つまり欠歯部4aがギヤー24と対向
する位置で停止する(ギヤー24は以後も回転す
る)。
本考案は、上述した如き機構の駆動ギヤー24
と従動ギヤー4に関するもので、その一実施例を
第7図および第8図に示す。本例の駆動ギヤー2
4は全周囲が有歯部である同軸の小径部24Aと
大径部24Bを備える。同様に従動ギヤー4も小
径部4Aと大径部4Bを備える。後者の小径部4
Aと大径部4Bは互いに180゜ずれた欠歯部4
b,4aを有する。そして、ギヤー4側の大径部
4Bの有歯部4cがギヤー24側の小径部24A
に噛合するとき(第7図)は、ギヤー24側の大
径部24Bはギヤー4側の小径部4Aと噛合でき
ず、逆にギヤー4側の小径部4Aの有歯部4dが
ギヤー24側の大径部24Bに噛合するとき(第
8図)は、大径部4Bはギヤー24側の小径部2
4Aと噛合できない。この結果ギヤー24が第7
図の状態(これはレバー123とトリガ5′の係
合が解けた直後)から1回転する場合、ギヤー4
は前半は低速、大トルクで、また後半は高速、小
トルクで駆動される。この動作は、ヘツド台前進
時にはヘツド台6を前進させるまでギヤー4に強
い力を与え、所期の動作を完了した後は該ギヤー
4を高速に原位置に復帰(同方向に早送り)させ
るのに役立つ。
以上述べたように本考案によれば、定速回転す
る駆動ギヤーの1回転に対し従動ギヤーの速度お
よびトルクを自動的に切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はカセツト式テーププレー
ヤの斜視図および平面図、第3図は回転駆動系の
斜視図、第4図〜第6図は本考案を適用する機構
の一例を示す状態図、第7図および第8図は本考
案の一実施例を示す平面図である。 図中、4は従動ギヤー、4Aは小径部、4Bは
大径部、4a,4bは欠歯部、24は従動ギヤ
ー、24Aは小径部、24Bは大径部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全周囲が有歯部である小径部および大径部を同
    軸に有した駆動ギヤーと、該駆動ギヤーの小径部
    に対向する大径部および該駆動ギヤーの大径部に
    対向する小径部を同軸に有した従動ギヤーとを備
    え、且つ該駆動ギヤーの小径部が該従動ギヤーの
    大径部と噛合する範囲では該駆動ギヤーの大径部
    と該従動ギヤーの小径部とが噛合しないように、
    また該駆動ギヤーの大径部と該従動ギヤーの小径
    部とが噛合する範囲では該駆動ギヤーの小径部と
    該従動ギヤーの大径部とが噛合しないように該従
    動ギヤー側に欠歯部を設けたことを特徴とするギ
    ヤー切換機構。
JP17250781U 1981-11-19 1981-11-19 ギヤ−切換機構 Granted JPS5877845U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17250781U JPS5877845U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 ギヤ−切換機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17250781U JPS5877845U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 ギヤ−切換機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5877845U JPS5877845U (ja) 1983-05-26
JPS6230188Y2 true JPS6230188Y2 (ja) 1987-08-03

Family

ID=29964404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17250781U Granted JPS5877845U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 ギヤ−切換機構

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JP (1) JPS5877845U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5877845U (ja) 1983-05-26

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