JPS6230056Y2 - - Google Patents

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JPS6230056Y2
JPS6230056Y2 JP5218682U JP5218682U JPS6230056Y2 JP S6230056 Y2 JPS6230056 Y2 JP S6230056Y2 JP 5218682 U JP5218682 U JP 5218682U JP 5218682 U JP5218682 U JP 5218682U JP S6230056 Y2 JPS6230056 Y2 JP S6230056Y2
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JP
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leaf spring
base
miyuto
mute
operating lever
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JP5218682U
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JPS58154994U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ドラムの外側部に着脱自在に固定
して用いられ、セツト、リセツトをワンタツチで
行えるドラム用ミユートに関するものである。
従来、ワンタツチでセツト、リセツトが行える
ドラム用ミユートとしては、第1図〜第5図に示
すもの(実開昭55−65684号公報参照)が知られ
ている。第1図はその全体の構成、第2図はその
要部の構成を示す。このミユートは、ドラムの外
側部に着脱自在に固定されるミユートベース1
と、このミユートベース1の後部に支持されてミ
ユートベース1上面に沿つて前方に延出されかつ
その支持された部分を支点にして上方に付勢され
た板ばね2と、この板ばね2の先端に下向きに取
付けられたミユート本体3と、前記ミユートベー
ス1前部に上下に貫通形成された孔4およびこの
孔4に対応して板ばね2に形成された孔5にミユ
ートベース1の下面側から挿通され頭部6aがミ
ユートベース1下面に当接されたボルト6と、こ
のボルト6の上端にねじ合わされて前記板ばね2
の付勢力を受ける接続ブロツク7と、この接続ブ
ロツク7に設けられた支持ピン8により上下方向
回動自在に取付けられた操作レバー9と、この操
作レバー9の一部周端面に形成され操作レバー9
を回動操作することにより前記板ばね2上面に圧
接して板ばね2を上下方向に変位させるカム面1
0とから構成されている。このカム面10は、こ
の場合、板ばね2を三段階に変位させるために1
0A,10B,10Cの三面設けられている。な
お、支持ピン8からカム面10A,10B,10
Cへの各距離a,b,cはa<b<cなる関係に
ある。そして、このミユートは第3図〜第5図に
示すように、ドラムのリム11に取付けられ、ミ
ユート本体3がドラムのヘツド12面に対向する
ように配設される。
第3図はミユートがリセツト状態におかれてい
る場合を示している。この場合、操作レバー9は
右方に倒され、カム面10Aが板ばね2上面に接
している状態にあり、ミユート本体3はドラムの
ヘツド12面から離間されている。
次に、ミユートをセツトする場合、第4図に示
すように操作レバー9を上方に回動し起立させ
る。すると、カム面10Bが板ばね2に圧接して
板ばね2を下方に押圧変位させ、板ばね2先端の
ミユート本体3がヘツド12面に圧接され、ミユ
ートのセツトが行われ、この状態でミユート演奏
が行われる。
次に、第5図に示すように、さらに操作レバー
9を回動し初期のリセツト位置から180゜反対方
向に倒す。すると、板ばね2に圧接するカム面は
10Bから10Cに切替わり、これにより板ばね
2をさらに下方に押圧変位させ、より強い力でミ
ユート本体3はヘツド12面に圧接される。
また、リセツトする場合は、再度第3図に示す
如く操作レバー9を右方に回動して倒す。
このように、操作レバー9を起こしたり、倒し
たりすることにより、ワンタツチでミユートのセ
ツト、リセツトが行える。また、ミユート本体3
のヘツド12面への圧接力を変える場合には、操
作レバー9を水平方向に回転操作して接続ブロツ
ク7を回転させ、ボルト6に対するねじ込み量を
加減する。そうすると、そのねじ込み量に応じて
板ばね2は上下に微妙に変位させられ、これによ
りミユート本体3の圧接力が微調整される。
以上のように、前記従来のミユートは、操作レ
バー9を上下方向に回動自在にするとともに接続
ブロツク7を介して水平方向に回転自在にし、こ
の一本の操作レバー9の操作により、両動作つま
りミユートのセツト、リセツトおよびミユートの
圧接力の微調整を兼行するようにしたものである
から、操作の面倒がないという利点がある。しか
しながら、操作の仕方によつては、同じ操作レバ
ー9の操作により両動作を行うことから、同じ状
態に再セツトできないおそれがある。つまり、再
現性の点で難があることを否めない。また、操作
レバー9およびこれが取付けられている接続ブロ
ツク7が板ばね2上に配置されているため、ヘツ
ド12から伝わつてくる振動により操作レバー9
の状態が変化しやすく、演奏中にミユート状態が
変わつて音色ずれを生じるおそれもある。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
操作ミスのおそれがなく、再現性良くミユートセ
ツトを行うことができ、また演奏中にミユート状
態が変化するおそれもなく、音色ずれが生じるこ
ともないドラム用ミユートを提供することを目的
とする。
この考案においては、その目的を達成するため
に、セツト、リセツトの操作を行う操作レバー
を、振動の大きい板ばね上に設けない上、ミユー
トの圧接力調整操作を行う調整ナツトからも切り
離して全く別の位置に配置し、全く独立的に両操
作を行えるようにした点に特徴がある。
以下、この考案の一実施例を第6図〜第10図
を参照して説明する。第6図はその全体構成を示
し、図中21は略逆U字形状のミユートベースで
ある。このミユートベース21は、下方に前後脚
部21a,21bを有し、これら前後脚部21
a,21bの間にはドラムのリムの上端縁が嵌入
される凹部22が形成され、この凹部22にリム
を挾み込んで締付けるようにミユートベース21
の後側脚部21bには外側から締付けねじ23が
螺着されている。またミユートベース21の前側
上部にはアーム部21cが突出形成されている。
このミユートベース21には、ミユートベース
21の上面および後側面を覆うように略L字状に
屈曲形成された板ばね24がミユートベース21
の後部に支持されて取付けられている。つまり、
ミユートベース21の後側面に沿つて下方に延び
る板ばね24の一端部24aは鉤形に折曲されて
おり、この部分が前記ミユートベース21の後側
脚部21bに嵌着され、これにより板ばね24は
後部が支持され、またこの部分を支点として上方
に回動するように付勢されている。なお、前記締
付けねじ23は板ばね24の上から板ばね24に
明けられた孔を通してミユートベース21の後側
脚部21bに螺着されている。
前記板ばね24の他方の端部、つまりミユート
ベース21の上面に沿つて前方に延出している先
端部には、リベツト25によりもう一方の板ばね
26の一端が水平方向に回動自在に連結されてい
る。この板ばね26は、中間部が先端に向つて下
り傾斜させられ、両端が水平に折曲されており、
その先端の水平部下面には、雑音防止部材27
(紙、ゴム等)を介して固定プレート28aおよ
びフエルト28bからなるミユート本体28が下
向きに取付けられている。
また、ミユートベース21先端に形成されたア
ーム部21cには上下方向にボルト取付け用孔2
9(第10図参照)が貫通形成されており、この
孔29にミユートベース21の下方から座板30
を介してミユート調整用ボルト31が貫通して挿
通されている。このミユート調整用ボルト31の
上端部は前記板ばね24の水平部に形成された長
孔32を貫通して上方に突出しており、その上端
部には板ばね24をミユートベース21上面との
間に挾むように座金33を介して調整ナツト34
が螺着されている。したがつて、この調整ナツト
34は板ばね24の付勢力を受け止めており、こ
の調整ナツト34を締付けて板ばね24を下方に
押圧すれば、板ばね24が弾性変形し、これによ
つて板ばね26の先端に取付けられたミユート本
体28が調整ナツト34のねじ込み量に応じて下
降し、また逆に調整ナツト34を緩めれば、板ば
ね24が自身の弾性により上方に移動し、ミユー
ト本体28が上昇するようになつている。
なお、前記座板30は中央に前記ミユート調整
用ボルト31を通す孔を有した長方形板で、ミユ
ートベース21の左右幅より大きく形成され、ミ
ユートベース21の左右側面より外側に突出して
ミユートベース21のアーム部21c下面に当接
されている。第7図は、その座板30の取付け部
分を底面視した図である。
また、前記ミユートベース21のアーム部21
cの左右側面には、左右方向に水平に一対のねじ
36(軸)が螺着されており、このねじ36によ
り操作レバー37が取付けられている。この操作
レバー37は略コ字状に折曲形成されたものであ
り、下方に延びた左右両側部37aによりミユー
トベース21を上方から跨ぐようにして配置さ
れ、前記アーム部21cの両側面のねじ36によ
り取付けられ、このねじ36を中心に上下方向回
動自在にされている。なお、両側板37a間に形
成された凹部38は、操作レバー37を垂直に立
てた位置から後方へ90゜回動させた場合でもミユ
ートベース21等と干渉しないような大きさにさ
れている。
こうして回動自在に取付けられた操作レバー3
7の側板37aの下部の周端面は、前記座板30
の、ミユートベース21の側面外に突出した部分
の上面に、当接させられており、前記ねじ36を
中心に操作レバー29を回動させた際、カムの役
を果すようになつている。すなわち、第8図に示
すように側板37aの下端面およびその下端面に
直角な側端面は、それぞれ第1のカム面39およ
び第2のカム面40とされ、図中寸法A<寸法B
なる関係に形成されており、座板30はそのカム
面39,40に接するカムフオローの役を担うよ
うになつている。
したがつて、操作レバー37を、第1のカム面
39が座板30に圧接している第6図の垂直位置
から、第9図に示すように後方に90゜回動させる
と、座板30に接するカム面は、第1のカム面3
9から第2のカム面40に変わり、寸法AとBと
の差だけ座板30を下方に押圧変位させることに
なる。この場合、座板30は、ミユートベース2
1のボルト取付け孔29に挿通したミユート調整
用ボルト31により板ばね24と連結され板ばね
24の弾性力により上方に付勢されており、第1
のカム面39あるいは第2のカム面40に確実に
当接するようになつている。つまり、操作レバー
37は、適正な二位置に切替え操作し得るように
なつている。なお、両カム面39,40の交わる
コーナー部分にはRが形成され、回動操作を滑ら
かに行えるようになつている。
次に上記構成のミユートを実際にドラムに取付
けて使用する場合について説明する。
まず、第9図および第10図に示すように、ド
ラムのリム41にミユートベース21の凹部22
を嵌め、締付けねじ23でリム41をミユートベ
ース21の前側脚部21a内側面に圧接して、ア
ーム部21cをドラムの中心に向けた姿勢でミユ
ートベース21を固定する。そして、必要に応じ
て板ばね26を水平方向に回動させてミユート本
体28をドラムヘツド42の適当な振動モード位
置に対向させる。次いで、ミユートのセツトを行
う場合は、操作レバー37を第6図に示す直立位
置から第9図、10図に示すように後方に押し倒
す。すると操作レバー37の側板37aに形成さ
れた第2のカム面40が座板30に圧接してこれ
を押し下げ、座板30にミユート調整用ボルト3
1を介して連結された板ばね24を下方に移動さ
せ、これにより板ばね26先端のミユート本体2
8を下降させてミユート本体28をドラムヘツド
42に圧接させ、ミユートセツトが完了する。こ
の場合、ミユート本体28のヘツド42への圧接
力はミユート調整ボルト31上端にねじ合わされ
た調整ナツト34を適当に緩めたり締めたりして
行う。
こうしてミユートをセツトするのと逆にリセツ
トする場合は、操作レバー37を第6図に示す直
立位置に起こす。すると座板30を圧接するカム
面が第2のカム面40から第1のカム面39に切
替わり、板ばね24は自身の弾性により上方に移
動し、ミユート本体28がヘツド42から離間さ
れる。
このように、ミユートのセツト、リセツト操作
およびミユートの圧接力調整操作は独立した二つ
の操作部つまり操作レバー37および調整ナツト
34によりそれぞれ独立して行われる。したがつ
て操作のミスを起こすおそれがない。しかも板ば
ね24上には調整ナツト34しか設けず、操作レ
バー37についてはミユートベース21に直接取
付けてあるので、ヘツド42の振動によつてミユ
ート状態が変化するおそれもない。
なお、前記実施例においては、ミユート本体2
8を支持する支持部材を2枚の板ばね24,26
を連結して構成したが、1枚の板ばねで構成して
よいことは勿論である。
以上詳述したように、この考案のドラム用ミユ
ートは、ミユートのセツト、リセツト操作を行う
操作レバーを振動の大きい板ばね上に設けずミユ
ートベースに直接設け、しかもミユートの圧接力
調整操作を行う調整ナツトからも切り離して全く
別の位置に配置して、前記両操作を全く独立的に
行えるようにしたものであるから、操作ミスのお
それがなく、再現性良くミユートセツトを行うこ
とができ、また演奏中にミユート状態が変化する
こともなく、音色ずれを生じることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドラム用ミユートの全体図、第
2図はその要部拡大図、第3図〜第5図はその作
用を説明するための図、第6図〜第10図はこの
考案の一実施例を示し、第6図は全体図、第7図
は第6図の一部底面視図、第8図は操作レバーと
座板との関係を示す図、第9図はこの考案のミユ
ートをドラムのリムに取付けて使用している状態
を示す図、第10図はその側面図である。 21……ミユートベース、24……板ばね、2
6……板ばね、28……ミユート本体、29……
ボルト取付け孔、30……座板、31……ミユー
ト調整ボルト、32……長孔、34……調整ナツ
ト、36……ねじ(軸)、37……操作レバー、
39……第1のカム面、40……第2のカム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラムの外側部に着脱自在に固定されるミユー
    トベースと、このミユートベースに支持されてミ
    ユートベース上面に沿つて前方に延出され上方に
    付勢された板ばねと、この板ばねの先端に取付け
    られたミユート本体と、前記ミユートベースに貫
    通形成された孔およびこの孔に対応して前記板ば
    ねに形成された孔を共に貫通して挿通されたボル
    トと、このボルトの上端にねじ合わされて前記板
    ばねの付勢力を受け止める調節ナツトと、前記ボ
    ルトの下端に設けられた座板と、前記ミユートベ
    ース側面に設けられた軸に上下方向回動自在に取
    付けられた操作レバーと、この操作レバーの周端
    面に形成され操作レバーを回動操作することによ
    り前記座板上面に圧接して座板を上下方向に変位
    させるカム面とから構成されていることを特徴と
    するドラム用ミユート。
JP5218682U 1982-04-10 1982-04-10 ドラム用ミユ−ト Granted JPS58154994U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5218682U JPS58154994U (ja) 1982-04-10 1982-04-10 ドラム用ミユ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5218682U JPS58154994U (ja) 1982-04-10 1982-04-10 ドラム用ミユ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS58154994U JPS58154994U (ja) 1983-10-17
JPS6230056Y2 true JPS6230056Y2 (ja) 1987-08-01

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ID=30062897

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JP5218682U Granted JPS58154994U (ja) 1982-04-10 1982-04-10 ドラム用ミユ−ト

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JPS58154994U (ja) 1983-10-17

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