JPS62299844A - レジストパタ−ン形成方法 - Google Patents

レジストパタ−ン形成方法

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JPS62299844A
JPS62299844A JP14369086A JP14369086A JPS62299844A JP S62299844 A JPS62299844 A JP S62299844A JP 14369086 A JP14369086 A JP 14369086A JP 14369086 A JP14369086 A JP 14369086A JP S62299844 A JPS62299844 A JP S62299844A
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JP
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resist
lmr
resist pattern
exposure
layer
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Application number
JP14369086A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yamashita
山下 吉雄
Toshio Ito
伊東 敏雄
Takaharu Kawazu
河津 隆治
Hideyuki Jinbo
神保 秀之
Takateru Asano
浅野 孝輝
Kenji Kobayashi
健二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Yakuhin Kogyo KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Fuji Yakuhin Kogyo KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は半導体装置等の製造に用いられるレジストパ
ターンの形成方法に関するもので、特に、二層のレジス
トから成りアスペクト比が高くかつ微細なレジストパタ
ーンを形成する方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、半導体装置の高集積化に伴ないこれら装置の製造
工程においてアスペクト比が高くかつ微細なレジストパ
ターンを形成することが出来る技術が要求されてきてい
る。特に、多層配線を形成する際、基板に形成された配
線は基板面との間に段差を構成しこのような段差は、こ
の基板上に次の配線を形成するため新たなレジストパタ
ーンを形成する場合に弊害となる。
このような段差を有する基板I−に所望とするレジスト
パターンを形成するための技術として、二層レジストプ
ロセスが提案されている。このような技術としては例え
ば文献(ジャーナル オブパキュウム サイエンス ア
ント テクノロジー(Jounal of Vaccu
m 5cience and Technology 
16(8) P、+669〜+671 (+980) 
)に開示されているものがある。
この文献によれば、下層としてPMMA (ポリメチル
メタクリレート)を用い、上層としてポジ型レジストで
あるAX−1350J(シラプレー社: 5IIIPL
EY社のレジストの商品名)を用いて二層のレジスト層
を構成し、光露光法等の好適な方法によってこの下層レ
ジストをバターニングした後、この上層レジストパター
ンをマスクとして用い下層レジストに対して遠紫外線を
照射し−L層のパターンを下層へ転写して二層レジスト
パターンを得ている。このような場合、PMMAは段差
を有する基板を平坦化する役割と、基板のエツチングを
行なう際のエツチングマスクの役割とを担うものとなる
。従って、このPMMA−Fに形成されるAZ−135
0Jを比較的薄い膜厚で均一な皮膜に形成することが出
来るため、高解像なレジストパターンが得られるという
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したようなレジスト構成の従来のレ
ジストパターンであると、下層にドライエツチング耐性
が劣るPMMAを用いているため、このレジストパター
ンを例えば基板等をエツチングする場合のように高いド
ライエツチング耐性が要求される微細前二り用レジスト
パターンとして用いることが困難であるという問題点が
あった。
又、PMMAの露光を行なう際PMMAの感度が低いた
めこれのバターニングに時間がかかり、これがため、ス
ルーブツト(単位時間当りのウェハ処理枚数。)が低い
という問題点があった。
この発明の目的は、上述した問題点を解決し、ますます
高集積化される半導体装置の製造に用い得るような優れ
たレジストパターン形成方法を提供することにある。
(問題点を解決するだめの手段) この目的の達成を図るため、この発明のレジストパター
ン形成方法は、下層レジストに高分子量のノボラックの
ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル(H−LMR
と称する。)を用い、l一層レジストにはオリゴマーの
ノボラックのナフトキノンジアジドスルホン酸エステル
(L−LMRと称する。)を用いてレジストパターンを
形成するものであり、さらに、このような構成によって
しシストパターンを得るため、下層及び1層レジストと
して用いたH−LMR及びL−LMRのLノいにWる性
質例えば溶媒に対する溶解性、光に勾する性質等を利用
することに基くものである。
具体的に説明すると、この出願の第一発明のレジストパ
ターン形成方法によれば、ド地トにH−LMRを塗布し
て下層レジストを形成する工程と、前述の下層レジスト
FにL−LMRを塗布してL層しジストを形成する工程
と、前述の上層レジストを紫外線又は電離放射線で露光
する第一露光工程と、露光済み上層レジストを現像しネ
ガ型レジストパターンを形成する[程と、前述のレジス
トパターンをマスクとして前述の下層レジストを遠紫外
線で露光する第二露光[程と、前述の下層レジストをア
ルカリ現像液で現像する「程とを含むことを特徴とする
この第一発明の実施に当り、L−LMRの出発材料であ
るオリゴマーのノボラックを重合度が10以下のものと
するのが好適である。
又、詳細は後述するが二層構造のレジストにおいて下層
としたH−LMRはポジ型レジストであり、下層とした
L −L M R,はネガ型レジストである。このよう
な構成において、L−LMRに対して行なう第一露光を
L −L M RトのH−LMRに影響を及ぼさないよ
うに行なうことが好ましいがH−LMRの、L−LMR
の露光された部分下の部分が何らかの原因で露光の影響
を受けてしまうような場合も考えられる。このような具
体例としては例えば上層レジストで得ようとするパター
ンの線幅を露光量を変えることによって意図的に広くし
ようとするような場合があり、このような場合上層レジ
ストに対する露光量を増加させて行なうため、下層レジ
ストが第一露光の際に露光されてしまう。従って、この
ような場合であるとH−LMRの、第一露先の影響を受
けた部分が後に行なうアルカリ現像液によって除去され
ることが起こり、レジストパターン形成の弊害となる。
従って、このような場合を考慮して、この出願の第二発
明のレジストパターン形成力法によれば、下地トにアミ
ンが添加されたH−LMRを塗布して下層レジストを形
成する工程と、前述の下層レジスト十にL−LMRを塗
布して下層レジストを形成する工程と、前述のl一層レ
ジストを紫外線又は電離放射線で露光する第一露光上程
と、露光済み下層レジストを現像しネガ型レジストパタ
ーンを形成する工程と、前述のレジストパターンをマス
クとして前述の下層レジストを紫外線又は電離放射線で
露光する第一露光工程と、前述の下層レジストをアルカ
リ現像液で現像する工程と、前述の第二露光工程の前に
、前述の下層レジストの前述の第一露光工程の露光の影
響を受けた部分を前述のアルカリ現像液に対し不溶化さ
せる熱処理を行なう工程とを含むことを特徴とする。
この第二発明の実施に当り、前述のアミンを前述のH−
LMRに対して0.01〜5重量%添加するのが好適で
ある。
さらに、この第二発明の実施に当り、L−LMRの出発
材料であるオリゴマーのノボラックを重合度が10以下
のものとするのが好適である。
(作用) この発明のレジストパターンの形成力法によれば、H−
LMRと、L−LMRとの分子@が互いに大きく異るた
め溶媒に対して異る溶解+1[を示す。従って、それぞ
れの皮膜形成のための溶液を調製する際、H−LMR及
びL−LMRを溶解させる溶媒をそれぞれ適切に選択す
れば 万の皮膜が他方の溶媒に犯されることがない。
又、この発明のレジストパターン形成方法において、下
層レジストとしたL−LMRは紫外線又は電離放射線に
対して高感度でかつ高解像力を示すネガ型レジストであ
り、さらに1゛述したようなL−LMRと、H−LMR
との溶媒に対する異る溶解性を利用することによってネ
ガ型レジストパターンが得られる。
又、このL−LMRの→−フトキノンのエステル化率は
30〜60mofi%でありこれの250nmでの吸光
係数は8〜14μm−1であり、従って、このL−LM
Rを介して下層のH−LMRに対して遠紫外線を照射し
た場合にL−LMRがH−LMRの良好なマスクとなる
一方、H−LMRの、遠紫外線の照射を受けた部分はア
ルカリ現像液に対してiiT溶情を示しH−L M R
はポジ型レジストとなる。これは、H−LMRが高分子
のノボラックを用いた構成となっているため、ナフトキ
ノンのエステル化率の高いものは有機溶媒としての例え
ばメヂルセルソルブアセテートに不溶になり、エステル
化率の低いもののみが下層レジストとして用いられるこ
とに起因すると思われる。つまり、このようにエステル
化率の低いH−LMRは遠紫外領域の光透過率が高((
250nmでの吸光係数は2μm −1)、これかため
、遠紫外光の照射を受けた部分かアルカリ現像液によっ
て除去可能なポジ型レジストにもなると考えられる。
従って、L−LMR及びH−LM Rのバターニングが
それぞれ行なわれる。
次に、第2図を参照してこの出願の第 発明のレジスト
パターンの形成方法の作用つき説明する。
第2図は、上地11+に下層レジスト13としてのH−
LMR及び上層レジスト15としてのL−LMRを順次
に有するウェハに対し上層レジスト13+側からフォト
マスクI9を介しこの上層レジストを選択的に露光して
いる様子を概略的に示す説明図である。
に層しジストの露光を行なうための第一露光の露光量を
大きくした際に、上層レジストの露光された部分(第2
図中■で示す部分)下のレジストの部分(第2図中■で
示す部分)が第一露光の影響を受けつまり共に露光され
てしまったような場合、本来であればこの下層レジスト
の部分■が後工程で用いられるアルカリ現像液によって
除去されてしまうはずである。しかし、第二発明によれ
ば後述する実験結果からも明らかなように、第一露光り
程の後であって第゛露光[桿のnirに行なう熱処理に
よってこの部分■がアルカリ現像液に対して不溶化され
る。これはH−L M Rの、所望としない光照射を受
けてしまった部分に熱処理によってナフトキノンジアジ
ドの光分解生成物が生じこの生成物と、H−LMRに添
加されたアミンとが反応してアルカリ現像液に不溶とな
るためと考えられる。従って、下層レジストに第一露光
の影響が及んだ場合であっても所望とするレジストパタ
ーンが得られる。
さらに、下層レジストの残存させようとする部分が熱処
理後にアルカリ溶液に対し既に不溶なものとなるから、
上層レジストを介して行なう第二露光を遠紫外線は勿論
それより長波長の紫外線、又は電離放射線で行なうこと
も可能となる。
(実施例) 以1、この発明の実施例につき説明する。しかしながら
、以下に述べるこの発明の説明をこの発明の範囲内の好
ましい特定の数値的条件等で説明しているが、これらは
中なる例示にすぎず、この発明はこれら条件のみに限定
されるものでないこと明らかである。
先ず、下層レジストとして用いる高分子量のノボラック
のナフトキノンジアジドスルホン酸エステル(以下、H
−LMRと略称する。)と、上層レジストとして用いる
オリゴマーのノボラックのナフトキノンジアジドスルホ
ン酸エステル(以下、L−LMRと略称する。)とを予
め用意した。尚、この実施例の場合、H−LMRが溶解
されることのない例えばモノクロルベンゼン等の溶媒に
L−LMRを溶解させることが出来るように、L−LM
Rの出発原料であるオリゴマーのノボラックを重合度が
10以下のものとした。一方、H−LMRの出発原料で
あるノボラックについては重合度が10以上のものであ
れば良く、L−LMRが溶解されることがない例えばメ
チルソルブアセテート(以下、MCAと略称する。)等
の溶媒にH−LMRを溶解させることが出来ればこの重
合度に上限はないが、レジスト層として均一な皮膜を形
成することが出来るように平均重合度が30〜200程
度のものとした。
上述した予め用意したL −L M Rと、H−LMR
とのそれぞれの分子量を測定した。第3図はこれらの分
子量分布を示したもので、第3図中■で示す曲線がL−
LMRの分子量分布を示すもので、IIで示ず曲線がH
−L M Rの分子−ht分I7iを示すものである。
以下の実施例で用いた各LMRのそれぞれの重壁)P均
分1量〔は、L−LMRの−thが1100でありH−
LMR(7)−すれが24000であった。
次に、モノクロルベンゼンに対するこれらL−L M 
R及びH−LMRのそれぞれの溶解性について調査した
ところ、L−LMRはnr溶であったが、H−LMRは
全く溶けなかった。
このようなL−LMR及びH−L M Rを用い各々を
溶解させた溶液を次のように調整した。この溶液を、L
−LMRについてはモノクロルベンゼンに対して10〜
20重量%の濃度で溶解させたものとし、H−LMRに
ついてはMCAに対して10〜30重量%の濃度で溶解
させたものとした。
以下、第1図(A)〜(F)を参照してこの発明のレジ
ストパターン形成方法につき説明する。
尚、これらの図はレジストパターンの形成進度に応じウ
ェハの断面をそれぞれ表わしたものである。
犬五刊」 下地としての例えばシリコン基板11上に[一連のよう
に調整したH−LMRを溶解させた溶液をスピンコーテ
ィング法によって1μmの膜厚に塗、/IIし下層レジ
スト13を形成した(第1図(A)参照)。ポットプレ
ートを用いこのシリコン基板を90℃の温度で60秒間
ベーキングした後、この下層レジスト13上に上述のよ
うに調整したL−LMRを溶解させた溶液を0.5μm
の膜厚に塗布し−F層レジスト15を形成した(第1図
(B)参照)。この上層レジストの形成に当り下層レジ
ストが犯されることはなかった。次に、ホットプレート
を用いこのシリコン基板を90℃の温度で60秒間ベー
キングした後、250WのHgランプを用いコンタクト
露光法によって所定のマスクを介し上層レジスト層15
に対して選択的に露光(第一露光)を行なった(第1図
(C)参照)。
尚、この露光の際のドーズ量を100mJ/cm2とし
た。露光終了後、モノクロルベンゼン/シクロヘキサン
の1071.5(体積比)の混合溶液を現像液として用
い23℃の温度で20秒間現像を行ない、続いて、シク
ロヘキサンで10秒間リンスを行なった。この結果、L
−LMRの、解像度が0.5μmのラインアンドスペー
スを有する上層レジストのネガパターン+5aが得られ
ていることが分った(第1図(D)参照)。
次に、このネガパターン+5aをマスクとし下層レジス
ト13に対して500WのXe−Hgランプを用い20
0mJ/cm2のドーズ量で200〜300nmの波長
の遠紫外光23を一括照射した(第二露光、第1図(E
)参照)。然る後、アルカリ現像液としての例えば0F
PR現像液(東京応化工業(株)社製の現像液の商品名
。)を水で2倍に稀釈したものを現像液として用い23
℃の温度で30秒間現像を行ない、続いて、水によって
10秒間リンスを行なった。こうして形成された二層の
レジストパターン17(第1図(F)参照)を観察した
ところ、これは0.5μmのラインアンドスペースが解
像されているものであることが分った。
火凰贋ユ 下地としてのシリコン基板上にH−L M Rの上層レ
ジスト13と、L−LMRのL層しジストI5とを実施
例1と同様な成膜及びベーキングを行なって順次に形成
したく第1図(A)及び(B)参照。)。
次に、500WのXe−Hgランプを用いコンタクト露
光法によって所定のマスクを介し200〜300nmの
遠紫外光21で上層レジスト層15に対して露光(第一
露光)を行なフた(第1図(C)参照)。尚、この露光
の際のドーズ量を60mJ/cm2とした。露光終了後
、モノクロルベンゼン/シクロヘキサンの10/1.5
(体積比)の混合溶液を現像液として用い23℃の温度
で20秒間現像を行ない、続いて、シクロヘキサンで1
0秒間リンスを行なった。この結果、L−LMRの、解
像度が0.5μmのラインアンドスペースを有する上層
レジストのネガパターン15aが得られていることが分
った(第1図(D)参照)。
次に、このネガパターン15aをマスクとし下層レジス
ト13に対して第一露光と同様な500WのXe−Hg
ランプを用い200 m J / c m 2のドーズ
量で200〜300nmの波長の遠紫外光23を一括照
射した(第二露光、第1図(E)参照)。然る後、実施
例1と同様なアルカリ現像液を用い23℃の温度で30
秒間現像を行ない、続いて、水によって10秒間リンス
を行なった。こうして形成された二層のレジストパター
ン17(第1図(F)参照。)を観察したところ、これ
は0.5μmのラインアンドスペースが解像されている
ものであることが分った。
実施例1及び実施例2からも明らかなように、遠紫外線
による第一、露光において、L−LMRのレジストパタ
ーンはH−LMRのマスクとして機能していることが分
る。
犬旌屑A 下地としての例えばシリコン基板11上に0AP(東京
応化工業(株)製の密着増強剤の商品名)をコーティン
グした後(図示せず)、この上に実施例1で用いたH−
LMRのMCA溶液中にH−LMRに対してNNNジメ
チル−フェニレンジアミンを0.1重量%添加したもの
をスピンコーティング法によって1μmの膜厚に塗布し
ト一層レジスト13を形成した(第1図(A)参照。)
ホットプレートを用いこのシリコン基板を90℃の温度
で60秒間ベーキングした後、この下層レジスト13上
に実施例1で用いたL−LMRを溶解させた溶液を0.
5μmの膜厚に塗布しL層しジスト+5を形成した(第
1図(B)参照)。次に、ホットプレートを用いこのシ
リコン基板を90℃の温度で60秒間ベーキングした後
、250WのHgランプを用いコンタクト露光法によっ
て所定のマスクを介し上層レジスト層15に対して選択
的に露光(第一露光)を行なった(第1図(C)参照)
。尚、この露光の際のドーズ量を100m J / c
 m 2とした。露光終Tt&、上層レジストの第一露
光工程の露光の影響を受けた部分を後工程で用いるアル
カリ現像液に対し不溶化させる目的のため、ホットプレ
ートを用いこのシリコン基板を120℃の温度で60秒
間ベーキングした。
然る後、モノクロルベンゼン/シクロヘキサンの10/
1.5(体積比)の混合溶液を現像液として用い23℃
の温度で20秒間現像を行ない、続いて、シクロヘキサ
ンで10秒間リンスを行なった。この結果、LMRの、
解像度が0.75μmのラインアンドスペースを有する
上層レジストのパターン+5aが得られていることか分
ったく第1図(D)参照。)。
次に、プラズマエッヂング装置を用い酸素プラズマで上
層レジストパターン15a及び下層レジスト13に対し
て100人の膜厚分のアッシング(スライドエツチング
)を行なった。次に、上層レジストパターン15aをマ
スクとし下層レジスト13に対して250WのHgラン
プを用い150mJ/cm2のドーズ晴で一括照射した
(第二露光、第1図(E)参照)。然る後、アルカリ現
像液どしての例えば0FPR現像液を水で2倍に稀釈し
たものを現像液として用い23℃の温度で30秒間現像
を行ない、続いて、水によって10秒間リンスを行なっ
た。こうして形成された二層のレジストパターン+7(
第1図(F)参照)を観察したところ、これは0.75
μmのラインアンドスペースが解像されているものであ
ることが分った。
犬旌猶A 下地としてのシリコン基板十にH−LMRの下層レジス
ト】3と、L−LMRの上層レジスト15とを実施例3
と同様な成膜及びベーキングを行なって順次に形成した
(第1図(A)及び(B)参照。)。
次に、500WのXe−Hgランプを用いコンタクト露
光法によって所定のマスクを介し200〜300nmの
遠紫外光で」一層レジスト層15に対して露光(第一露
光)を行なった(第1図(C)参照)。尚、この露光の
際のドーズ量を80mJ/ c m 2とした。露光終
了後、十゛層レジストの第一露光工程の露光の影響を受
けた部分を後T稈で用いるアルカリ現像液に対し不溶化
させる目的のため、ホットプレートを用いこのシリコン
基板を120℃の温度で60秒間ベーキングした。然る
後、モノクロルベンゼン/シクロヘキサンの1071.
5(体積比)の混合溶液を現像液として用い23℃の温
度で20秒間現像を行ない、続いて、シクロヘキサンで
10秒間リンスを行なった。この結果、L−LMRの、
解像度が0.75μmのラインアントスペースを有する
[一層レジストのネガパターン+5aが得られているこ
とが分った(第1図(D)参照)。
次に、このネガパターン15aをマスクとし下層レジス
ト13に対して250WのHgランプを用い200 m
 J / e m 2のドーズ量で紫外光23を一括照
射した(第ニー露光、第1図(E)参照)。然る後、実
施例3と同様なアルカリ現像液を用い23℃の温度で3
0秒間現像を行ない、続いて、水によって10秒間リン
スを行なった。こうして形成された二層のレジストパタ
ーン17(第1図(F)参照。)を観察したところ、こ
れは0.75μmのラインアンドスペースが解像されて
いるものであることが分った。
実施例3及び実施例4からも理解出来るようにに、第二
露光を250WのHgランプを用いたg、h、i線を中
心とするような波長の紫外線で行なった場合であっても
所望とする−1層レジストパターンが得られることが分
る。
尚、実施例3及び実施例4のようなレジストパターン形
成方法において、第二露光を電離放射線を用いて行なっ
た場合であっても所望とする二層レジストパターンを得
ることが出来た。
犬族忽J 実施例3及び4において行なったような下層レジスト1
5の、土層レジストの露光の際に影響を受けた部分を後
工程で用いられるアルカリ現像液に対し不溶化させるた
めに行なう熱処理の効果について調査した。この調査を
実施例1で行なった熱処理条件の温度のみを変化させそ
の他は実施例1と同様にしレジストパターンを形成する
ことによって行なった。
この結果、ホットプレートを用い熱処理時間を60秒間
とした場合80〜130℃の温度範囲内においでは何れ
の温度条件の場合であっても良好なレジストパターンを
得ることが出来た。しかし、処理温度が80℃よりも低
い温度であると不溶化の効果を得ることが出来ず、一方
、140℃以上の温度であると未露光部で熱架橋が生じ
パターニングを行なうことが出来なかった。
尚、上述の各実施例の熱処理をホットプレートを用いて
行なった例で説明したが、この熱処理を他の好適な方法
例えばベータ炉等を用いた方法によって行なっても勿論
良く、このような場合はそれに適した熱処理条件を設定
すれば良い。
犬鬼贋j 下層レジストに添加させたアミンの添加量がレジストパ
ターンの形成に及ぼす影響について調査した。この調査
なH−LMRに対して添加させるアミンの添加量を変化
させその他は実施例1と同様にしレジストパターンを形
成することによって行なった。
この結果、I(−L M Rに対してアミンを0.01
〜5重量%添加した場合に良好なレジストパターンが得
られることが分った。尚、アミンの添加量が0.01重
量%よりも少ない場合は下層レジストの、下層レジスト
の露光時に影響を受けた部分をアルカリ現像液に対して
不溶化させることが出来ず、又、アミンの添加量が5重
量%より多い場合は形成されたレジストパターンに残渣
が生じたり、パターンに欠陥が生したりし、いずれの場
合も所望とするレジストパターンを得ることが出来なか
った。
尚、H−LMRに添加させて用い得るアミンとしては、
ベーキングによってこれの蒸発が起きないような沸点の
高いものが良〈実施例で用いたものの他、例えばNNジ
メチルPニトロアニリン、NNジメチル尿素、NNジエ
チルアミノアゾベンゼン等の第三級アミンが好適である
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明のレジス
トパターン形成方法によれば、 下層レジストとしてH
−LMRを用い、[一層レジストとしてL−LMRを用
いてサブミクロンルールの微細な二層レジストパターン
を得ることが出来る。
又、この上層及び下層レジスト共に耐ドライエツチング
性の高いものである。さらに、下層レジストは従来のP
MMAと比較した場合1/10以下の露光量で露光され
るような高感度なものであるため、従来よりも高いスル
ーブツトを期待することが出来る。
さらに、この出願の第二発明のようにL層しジストに対
する露光後であってかつ下層レジストに対しての露光を
行なう前にレジスト層に対し適切な熱処理を施すように
すれば、下層レジストに第一露光の影響が及んだ場合で
あっても所望とするレジストパターンを得ることが出来
、さらに、第二露光に用いる光源を紫外線や電離放射線
とした場合でも同様なレジストパターンを得ることが出
来る。従って、この発明に係るレジストパターン形成方
法を超LSI製造における微細パターン形成に広く利用
することが出来る。
これがため、ますます高集積化される半導体装置の製造
に用い得るような優れたレジストバターン形成方法を提
供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(F)はこの発明のレジストパターン形
成方法の説明に供するレジストパターンの形成工程図、 第2図はこの発明のレジストパターン形成方法の説明に
供する、第一露光の状態を概略的に示す説明図、 第3図はこの発明のレジストパターン形成方法に用いる
レジスト材料の分子晴分布図である。 11・・・下地(シリコン基板) I3・・・・・・下層レジスト、   15・・・上層
レジスト+5a・・・−下層レジストのパターン17・
・・二層のレジストパターン 19−・・フォトマスク 21・・・紫外線又は電離放射線 23・・・遠紫外線又は紫外線若しくは電離放射線。 特許出願人    沖電気工業株式会社(り このづし日月のレジストl\°り―ン形万に万シ汽の官
兇明図笛 1  Ed !J!JJ /q゛フ:tトマスク 二のl75B月のトヅストハ2ターン形AL天の盲か月
■第2図 4−  五  t−1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下地上に高分子量のノボラックのナフトキノンジ
    アジドスルホン酸エステルを塗布して下層レジストを形
    成する工程と、 前記下層レジスト上にオリゴマーのノボラックのナフト
    キノンジアジドスルホン酸エステルを塗布して上層レジ
    ストを形成する工程と、 前記上層レジストを紫外線又は電離放射線で露光する第
    一露光工程と、 露光済み上層レジストを現像しネガ型レジストパターン
    を形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記下層レジスト
    を遠紫外線で露光する第二露光工程と、前記下層レジス
    トをアルカリ現像液で現像する工程と、 を含むことを特徴とするレジストパターン形成方法。
  2. (2)前記オリゴマーのノボラックを重合度が10以下
    のノボラックとしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のレジストパターン形成方法。
  3. (3)下地上にアミンが添加された高分子量のノボラッ
    クのナフトキノンジアジドスルホン酸エステルを塗布し
    て下層レジストを形成する工程と、前記下層レジスト上
    にオリゴマーのノボラックのナフトキノンジアジドスル
    ホン酸エステルを塗布して上層レジストを形成する工程
    と、 前記上層レジストを紫外線又は電離放射線で露光する第
    一露光工程と、 露光済み上層レジストを現像しネガ型レジストパターン
    を形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記下層レジスト
    を紫外線又は電離放射線で露光する第二露光工程と、 前記下層レジストをアルカリ現像液で現像する工程と、 前記第二露光工程の前に、前記下層レジストの前記第一
    露光工程の露光の影響を受けた部分を前記アルカリ現像
    液に対し不溶化させる熱処理を行なう工程と を含むことを特徴とするレジストパターン形成方法。
  4. (4)前記アミンを前記高分子量のノボラックのナフト
    キノンジアジドスルホン酸エステルに対して0.01〜
    5重量%添加したことを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載のレジストパターン形成方法。
  5. (5)前記オリゴマーのノボラックを重合度が10以下
    のオリゴマーとしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    3項又は第4項記載のレジストパターン形成方法。
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