JPH0458170B2 - - Google Patents
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- JPH0458170B2 JPH0458170B2 JP58239295A JP23929583A JPH0458170B2 JP H0458170 B2 JPH0458170 B2 JP H0458170B2 JP 58239295 A JP58239295 A JP 58239295A JP 23929583 A JP23929583 A JP 23929583A JP H0458170 B2 JPH0458170 B2 JP H0458170B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/022—Quinonediazides
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
この発明は半導体装置等の製造に際し金属、絶
縁物等の被着層のパターニングをリフトオフで行
うためのレジストパターンの形成方法に関する。
縁物等の被着層のパターニングをリフトオフで行
うためのレジストパターンの形成方法に関する。
(従来技術の説明)
半導体装置等の製造に際し、金属、絶縁物等の
被着層をパターン形成する方法として従来からエ
ツチングによる方法及びリフトオフによる方法の
二つの方法が知られている。リフトオフ方法は簡
易の方法であり、エツチングによる損傷がなく微
細パターン形成に適しており、また、エツチング
が困難な金属でも容易にパターニング出来るとい
う利点がある。しかしながら、リフトオフによる
方法はレジスト皮膜の断面形状、耐熱性、溶解
性、密着性等に関しての厳しい条件が要求されて
いる。例えば、リフトオフにより容易にパターン
形成が出来るためにはレジスト皮膜上に被着され
た被着層がレジストの溶解と共に容易に除去出来
ることが必要であり、このためにはパターン形成
されたレジスト皮膜の断面形状がオーバーハング
形状となつている必要がある。
被着層をパターン形成する方法として従来からエ
ツチングによる方法及びリフトオフによる方法の
二つの方法が知られている。リフトオフ方法は簡
易の方法であり、エツチングによる損傷がなく微
細パターン形成に適しており、また、エツチング
が困難な金属でも容易にパターニング出来るとい
う利点がある。しかしながら、リフトオフによる
方法はレジスト皮膜の断面形状、耐熱性、溶解
性、密着性等に関しての厳しい条件が要求されて
いる。例えば、リフトオフにより容易にパターン
形成が出来るためにはレジスト皮膜上に被着され
た被着層がレジストの溶解と共に容易に除去出来
ることが必要であり、このためにはパターン形成
されたレジスト皮膜の断面形状がオーバーハング
形状となつている必要がある。
現状ではこのオーバーハング形状を形成するた
め多層構造を用いるか又はポジ形ホトレジスト、
例えば、AZ−1350J(Shipley社製のホトレジスト
の商品名)のクロルベンゼン処理が使用されてい
る。これらの処理は煩雑であり、スループツトで
劣り、再現性も必ずしも良くなく、また、サブミ
クロンの解像度を得るのが困難であつた。
め多層構造を用いるか又はポジ形ホトレジスト、
例えば、AZ−1350J(Shipley社製のホトレジスト
の商品名)のクロルベンゼン処理が使用されてい
る。これらの処理は煩雑であり、スループツトで
劣り、再現性も必ずしも良くなく、また、サブミ
クロンの解像度を得るのが困難であつた。
(発明の目的)
この発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
み、現像のみで、サブミクロンオーダの、厚膜の
レジストパターンを簡単かつ容易に形成出来るよ
うにしたリフトオフ用レジストのパターン形成方
法を提供するにある。
み、現像のみで、サブミクロンオーダの、厚膜の
レジストパターンを簡単かつ容易に形成出来るよ
うにしたリフトオフ用レジストのパターン形成方
法を提供するにある。
さらに、この発明の目的は、スループツトに優
れ、再現性の良いリフトオフ用レジストのパター
ン形成方法を提供するにある。
れ、再現性の良いリフトオフ用レジストのパター
ン形成方法を提供するにある。
(発明の構成)
この目的の達成を図るため、この発明によれ
ば、ノボラツク樹脂のナフトキノンジアジドスル
フオン酸エステルの皮膜をレジスト皮膜とし、こ
のレジスト皮膜を300nm以上の長波長の紫外線で
一括露光し、然る後、このレジスト皮膜を200〜
300nm以下の遠紫外線で選択露光しその後酢酸エ
ステルを含む溶液で現像してパターニングするこ
とを要旨とする。
ば、ノボラツク樹脂のナフトキノンジアジドスル
フオン酸エステルの皮膜をレジスト皮膜とし、こ
のレジスト皮膜を300nm以上の長波長の紫外線で
一括露光し、然る後、このレジスト皮膜を200〜
300nm以下の遠紫外線で選択露光しその後酢酸エ
ステルを含む溶液で現像してパターニングするこ
とを要旨とする。
(実施例の説明)
以下、この発明の実施例につき説明する。
この発明の発明者等は、リフトオフ法における
従来の欠点を解決するために、数々の実験結果か
らレジストパターンの断面形状がオーバーハング
形状となりしかも、耐熱性に優れたレジスト材料
としてノボラツク樹脂のナフトキノンジアジドス
ルフオン酸エステルが適していることを見い出し
た。
従来の欠点を解決するために、数々の実験結果か
らレジストパターンの断面形状がオーバーハング
形状となりしかも、耐熱性に優れたレジスト材料
としてノボラツク樹脂のナフトキノンジアジドス
ルフオン酸エステルが適していることを見い出し
た。
しかも、この材料は現像液に対して可溶性であ
るが、このレジスト材料に300nm以上の長波長の
紫外線を照射すると、この紫外線照射部分は未照
射部分に比べて溶解性が5倍程度高まり、さら
に、レジストの200〜300nm以下の遠紫外領域で
の透過が良くなり、しかも、リフトオフ用の有機
溶媒に対する溶解性も高まり、膨潤もないことが
分つた。
るが、このレジスト材料に300nm以上の長波長の
紫外線を照射すると、この紫外線照射部分は未照
射部分に比べて溶解性が5倍程度高まり、さら
に、レジストの200〜300nm以下の遠紫外領域で
の透過が良くなり、しかも、リフトオフ用の有機
溶媒に対する溶解性も高まり、膨潤もないことが
分つた。
そして更に、この材料が耐熱性に優れているの
で、被着層の被着時に基板加熱を行うことによ
り、レジスト及び被着層の基板に対する密着性が
高まることが分つた。
で、被着層の被着時に基板加熱を行うことによ
り、レジスト及び被着層の基板に対する密着性が
高まることが分つた。
従つて、この発明の方法においては、このレジ
ストに紫外線を照射すると、レジストの現像液に
対する溶解性が変化し、また、遠紫外線に対する
透過性も高まり、さらに、レジストに遠紫外線を
照射すると不溶化するという性質を利用してレジ
ストパターンを形成しようとするものである。
ストに紫外線を照射すると、レジストの現像液に
対する溶解性が変化し、また、遠紫外線に対する
透過性も高まり、さらに、レジストに遠紫外線を
照射すると不溶化するという性質を利用してレジ
ストパターンを形成しようとするものである。
すなわち、この発明によるレジストパターン形
成方法によれば、このようなレジスト材料を基板
に塗布してレジスト皮膜を形成し、このレジスト
皮膜を300nm以上の長波長の紫外線で一括露光
し、その後に、この紫外線一括露光されたレジス
ト皮膜に対し、パターニングのためマスクを用い
て、200〜300nm以下の遠紫外線で選択露光を行
つて、然る後、酢酸エステルを含む溶液で現像を
行う。
成方法によれば、このようなレジスト材料を基板
に塗布してレジスト皮膜を形成し、このレジスト
皮膜を300nm以上の長波長の紫外線で一括露光
し、その後に、この紫外線一括露光されたレジス
ト皮膜に対し、パターニングのためマスクを用い
て、200〜300nm以下の遠紫外線で選択露光を行
つて、然る後、酢酸エステルを含む溶液で現像を
行う。
次に、この発明の具体的な実施例及び比較例に
ついて説明する。
ついて説明する。
尚、この発明を以下の実施例及び比較例によつ
て説明するが、この実施例はこの発明の範囲内の
好適な特定の条件の下における単なる例示にすぎ
ず、この発明がこの実施例にのみ限定されるもの
でないことを理解されたい。
て説明するが、この実施例はこの発明の範囲内の
好適な特定の条件の下における単なる例示にすぎ
ず、この発明がこの実施例にのみ限定されるもの
でないことを理解されたい。
実施例
レジスト材料としてキノンジアジドスルフオン
酸エステルの一種であるノボラツク樹脂のナフト
キノン−1,2−ジアジド−5−スルフオン酸エ
ステル(以下LMRと称する)を使用した。この
場合、重合度が低いことが解像度を高める一原因
であることを考慮して重合度が1〜10のノボラツ
ク樹脂のナフトキノン−1,2−ジアジド−5−
スルフオン酸エステルを使用した。先ず、この
LMRをメチルセルソルブアセテートに溶解しシ
リコン基板上に1μmの厚さに塗布しレジスト皮膜
を形成した。
酸エステルの一種であるノボラツク樹脂のナフト
キノン−1,2−ジアジド−5−スルフオン酸エ
ステル(以下LMRと称する)を使用した。この
場合、重合度が低いことが解像度を高める一原因
であることを考慮して重合度が1〜10のノボラツ
ク樹脂のナフトキノン−1,2−ジアジド−5−
スルフオン酸エステルを使用した。先ず、この
LMRをメチルセルソルブアセテートに溶解しシ
リコン基板上に1μmの厚さに塗布しレジスト皮膜
を形成した。
次に、レジスト皮膜を有する基板を60℃の温度
で30分間熱処理(プレベーク)した後、最初の露
光工程を行つた。この露光工程では、このレジス
ト皮膜に対し、250WのHgランプの光のうち
300nmより短波長の光をカツトして300nm以上好
ましくは350〜450nmの紫外線のみで、60秒間、
一括照射を行つた。
で30分間熱処理(プレベーク)した後、最初の露
光工程を行つた。この露光工程では、このレジス
ト皮膜に対し、250WのHgランプの光のうち
300nmより短波長の光をカツトして300nm以上好
ましくは350〜450nmの紫外線のみで、60秒間、
一括照射を行つた。
次に、パターニングのため、コンタクト法によ
りマスクを介して、このレジスト皮膜に対して、
レジストパターンとして残存させるべき部分にの
み、500WのXe−Hgランプからの200〜300nmの
遠紫外線で、30秒間、選択露光を行つた。
りマスクを介して、このレジスト皮膜に対して、
レジストパターンとして残存させるべき部分にの
み、500WのXe−Hgランプからの200〜300nmの
遠紫外線で、30秒間、選択露光を行つた。
この選択露光後、100℃で30分間ベークを行つ
た。次いで、このレジスト皮膜を、酢酸エステル
を含む溶液としての、容積化で酢酸イソアミル1
0に対してシクロヘキサン5に水を飽和させた溶
液で30秒間現像した。この時の現像温度は23℃と
した。なお、酢酸エステルを含む溶液としては、
酢酸イソアミルを含む溶液に限られるものではな
く、従来よりこの溶液と極性や溶解特性が類似す
ることが知られている、例えば酢酸イソプロピル
を含む溶液や酢酸ノルマルブチルを含む溶液であ
つても良い。
た。次いで、このレジスト皮膜を、酢酸エステル
を含む溶液としての、容積化で酢酸イソアミル1
0に対してシクロヘキサン5に水を飽和させた溶
液で30秒間現像した。この時の現像温度は23℃と
した。なお、酢酸エステルを含む溶液としては、
酢酸イソアミルを含む溶液に限られるものではな
く、従来よりこの溶液と極性や溶解特性が類似す
ることが知られている、例えば酢酸イソプロピル
を含む溶液や酢酸ノルマルブチルを含む溶液であ
つても良い。
このようにして選られたレジストパターンを走
査型電子顕微鏡で観察したところ、0.5μmのライ
ンアンドスペース及び0.5μmのラインが得られた
ことが確認された。また、そのレジストパターン
を形成するレジスト皮膜断面形状はオーバーハン
グ形状を有していることが確認された。
査型電子顕微鏡で観察したところ、0.5μmのライ
ンアンドスペース及び0.5μmのラインが得られた
ことが確認された。また、そのレジストパターン
を形成するレジスト皮膜断面形状はオーバーハン
グ形状を有していることが確認された。
次に、レジストパターンが形成されている基板
上に被着層、例えば、Al層を真空蒸着法により
1μmの厚さに蒸着した。そして、このAl層が形
成されている基板を有機溶媒、例えば、アセトン
溶液中に浸漬させたところ、リフトオフが完全に
行われ、0.5μmのラインアンドスペースのAlのパ
ターンが得られた。
上に被着層、例えば、Al層を真空蒸着法により
1μmの厚さに蒸着した。そして、このAl層が形
成されている基板を有機溶媒、例えば、アセトン
溶液中に浸漬させたところ、リフトオフが完全に
行われ、0.5μmのラインアンドスペースのAlのパ
ターンが得られた。
比較例
実施例の場合と同様なレジスト皮膜を基板に被
着形成した後、この発明の露光工程であるHgラ
ンプからの紫外線の一括照射による露光を行わ
ず、直接、パターニングのためマスクを介して
500WのXe−Hgランプからの200〜300nmの遠紫
外線で、10秒間、選択露光を行つた。次いで、上
述のこの発明の実施例と同様に、100℃で30分間
ベークを行つた後、この得られた試料を前述と同
様な現像溶液(容積比で酢酸イソアミル10に対
してシクロヘキサン2に水を飽和させた溶液)で
20秒間現像した。その結果得られたレジストパタ
ーンを走査型電子顕微鏡で観察したところ、1μm
のラインアンドスペースは得られたが、0.5μmの
ラインアンドスペース及び0.5μmのラインのレジ
ストパターンは得られなかつたことが確認され
た。
着形成した後、この発明の露光工程であるHgラ
ンプからの紫外線の一括照射による露光を行わ
ず、直接、パターニングのためマスクを介して
500WのXe−Hgランプからの200〜300nmの遠紫
外線で、10秒間、選択露光を行つた。次いで、上
述のこの発明の実施例と同様に、100℃で30分間
ベークを行つた後、この得られた試料を前述と同
様な現像溶液(容積比で酢酸イソアミル10に対
してシクロヘキサン2に水を飽和させた溶液)で
20秒間現像した。その結果得られたレジストパタ
ーンを走査型電子顕微鏡で観察したところ、1μm
のラインアンドスペースは得られたが、0.5μmの
ラインアンドスペース及び0.5μmのラインのレジ
ストパターンは得られなかつたことが確認され
た。
この発明の実施例によれば、比較例とは異な
り、LMRレジスト皮膜に対して先ず300nm以上
の長波長の紫外線で一括露光を行い、次いで200
〜300nm以下の遠紫外線で選択露光を行う。この
LMRはこの紫外線の一括露光よりキノンジアジ
ド基が分解する。従つて、後に行なう波長200〜
300nmの光によるコンタクト露光時においてキノ
ンジアジド基が分解することが実質的になくなる
のでN2ガスの発生も実質的に起きない。このた
め、マスクと、レジスト皮膜との密着性を損なう
ことが無い。また、この分解生成物の250nmにお
ける吸光係数は12μm-1であり、これに対し、
LMR自体の吸光係数は同一波長で8μm-1であり、
分解生成物の吸光係数の方がLMRに比べ小さく
なる。従つて、この紫外線照射によりLMRは遠
紫外線領域での透過が良くなるので、上述したこ
の発明におけるように、紫外線の照射に続いて遠
紫外線でのマスクを介する選択露光を行うと、遠
紫外線がレジスト皮膜中を表面から深い位置の所
まで達して現像液に対して不溶化し、これがた
め、現像の際、オーバーハング量が小さくなり、
パターン切れがなくなり、しかも、この分解した
LMRは現象によるパターンの膨潤がないので、
厚膜のレジストであつても良好に微細なパターニ
ングが出来ることとなる。さらに、この300nm以
上の紫外線照射により、LMRはアセトン等の有
機溶媒に対して溶解性が良くなるので、アセトン
のような安価な有機溶媒をリフトオフ工程時に用
いることが出来る。
り、LMRレジスト皮膜に対して先ず300nm以上
の長波長の紫外線で一括露光を行い、次いで200
〜300nm以下の遠紫外線で選択露光を行う。この
LMRはこの紫外線の一括露光よりキノンジアジ
ド基が分解する。従つて、後に行なう波長200〜
300nmの光によるコンタクト露光時においてキノ
ンジアジド基が分解することが実質的になくなる
のでN2ガスの発生も実質的に起きない。このた
め、マスクと、レジスト皮膜との密着性を損なう
ことが無い。また、この分解生成物の250nmにお
ける吸光係数は12μm-1であり、これに対し、
LMR自体の吸光係数は同一波長で8μm-1であり、
分解生成物の吸光係数の方がLMRに比べ小さく
なる。従つて、この紫外線照射によりLMRは遠
紫外線領域での透過が良くなるので、上述したこ
の発明におけるように、紫外線の照射に続いて遠
紫外線でのマスクを介する選択露光を行うと、遠
紫外線がレジスト皮膜中を表面から深い位置の所
まで達して現像液に対して不溶化し、これがた
め、現像の際、オーバーハング量が小さくなり、
パターン切れがなくなり、しかも、この分解した
LMRは現象によるパターンの膨潤がないので、
厚膜のレジストであつても良好に微細なパターニ
ングが出来ることとなる。さらに、この300nm以
上の紫外線照射により、LMRはアセトン等の有
機溶媒に対して溶解性が良くなるので、アセトン
のような安価な有機溶媒をリフトオフ工程時に用
いることが出来る。
また、この発明における遠紫外線の露光量は、
紫外線照射を行わない場合に比べて、約3倍とな
るが、この程度の露光量はスループツト等に実質
的に何等悪影響を及ばさない。
紫外線照射を行わない場合に比べて、約3倍とな
るが、この程度の露光量はスループツト等に実質
的に何等悪影響を及ばさない。
(発明の効果)
このように、この発明のレジストパターンの形
成方法によれば、レジスト材料としてノボラツク
樹脂のナフトキノンジアジドスルフオン酸エステ
ルを用い、これを基板上に塗布して形成したレジ
スト皮膜に対し、最初に300nm以上の紫外線を一
括照射して露光し、続いて、遠紫外線で選択露光
を行いその後酢酸エステルを含む溶液で現像する
ので、サブミクロンという微細なパターンであつ
ても、また、厚膜のレジスト皮膜であつても、現
像のみで、レジストの断面形状が良好なオーバー
ハング形状のレジストパターンを形成することが
出来るという利点がある。
成方法によれば、レジスト材料としてノボラツク
樹脂のナフトキノンジアジドスルフオン酸エステ
ルを用い、これを基板上に塗布して形成したレジ
スト皮膜に対し、最初に300nm以上の紫外線を一
括照射して露光し、続いて、遠紫外線で選択露光
を行いその後酢酸エステルを含む溶液で現像する
ので、サブミクロンという微細なパターンであつ
ても、また、厚膜のレジスト皮膜であつても、現
像のみで、レジストの断面形状が良好なオーバー
ハング形状のレジストパターンを形成することが
出来るという利点がある。
また、工程的にも、この紫外線の一括照射によ
る露光工程はマスク合せ等の工程を必要としない
ので、スルーブツトに優れ、再現性良く、好適な
レジストパターンを形成することが出来る利点が
ある。
る露光工程はマスク合せ等の工程を必要としない
ので、スルーブツトに優れ、再現性良く、好適な
レジストパターンを形成することが出来る利点が
ある。
さらにまた、LMRのこの紫外線による分解生
成物は現像によるパターンの膨潤が無いので、従
来よりも高解像の奇麗なパターンを形成すること
が出来るという利点がある。
成物は現像によるパターンの膨潤が無いので、従
来よりも高解像の奇麗なパターンを形成すること
が出来るという利点がある。
また、従来ではLMRのリフトオフを高価なジ
メチルホルムアミドで行つていたが、この発明に
よれば、LMRに上述のような紫外線照射を行つ
ているので、安価なアセトンのような有機溶媒を
使用することが出来るという利点がある。
メチルホルムアミドで行つていたが、この発明に
よれば、LMRに上述のような紫外線照射を行つ
ているので、安価なアセトンのような有機溶媒を
使用することが出来るという利点がある。
さらに、このレジスト材料が耐熱性に優れてい
るので、被着層の被着時に基板加熱を行うことに
より、レジスト及び被着層の基板に対する密着性
を高めることが出来るという利点がある。
るので、被着層の被着時に基板加熱を行うことに
より、レジスト及び被着層の基板に対する密着性
を高めることが出来るという利点がある。
尚、この発明によるパターン形成方法は、紫外
線の照射により溶解性が促進し、かつ、遠紫外線
の照射により不溶化するレジストであれば、全て
適用出来る。
線の照射により溶解性が促進し、かつ、遠紫外線
の照射により不溶化するレジストであれば、全て
適用出来る。
この発明によるレジストパターン形成方法によ
れば、レジスト皮膜が1μmのように厚くても、リ
フトオフに好適な微細パターンを形成出来るの
で、この発明のパターン形成方法を半導体デバイ
ス、磁気バブル素子、表面弾性波デバイス、光応
用部品等の製造に利用して好適である。
れば、レジスト皮膜が1μmのように厚くても、リ
フトオフに好適な微細パターンを形成出来るの
で、この発明のパターン形成方法を半導体デバイ
ス、磁気バブル素子、表面弾性波デバイス、光応
用部品等の製造に利用して好適である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板表面上に形成したレジスト皮膜を露光し
た後現像してレジストパターンを形成するに当
り、 前記レジスト皮膜をノボラツク樹脂のナフトキ
ノンジアジドスルフオン酸エステルの皮膜とし、 前記露光を該レジスト皮膜に対し300nm以上の
長波長の紫外線で一括露光する工程と、その後に
該レジスト皮膜に対し200〜300nmの遠紫外線で
選択露光する工程とで行い、 前記現像を酢酸エステルを含む溶液で行う ことを特徴とするレジストパターンの形成方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58239295A JPS60130828A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | レジストパタ−ンの形成方法 |
US06/594,481 US4609615A (en) | 1983-03-31 | 1984-03-27 | Process for forming pattern with negative resist using quinone diazide compound |
EP84302145A EP0124265B1 (en) | 1983-03-31 | 1984-03-29 | Process for forming pattern with negative resist |
DE8484302145T DE3466741D1 (en) | 1983-03-31 | 1984-03-29 | Process for forming pattern with negative resist |
CA000450963A CA1214679A (en) | 1983-03-31 | 1984-03-30 | Process for forming pattern with negative resist |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58239295A JPS60130828A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | レジストパタ−ンの形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60130828A JPS60130828A (ja) | 1985-07-12 |
JPH0458170B2 true JPH0458170B2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=17042603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58239295A Granted JPS60130828A (ja) | 1983-03-31 | 1983-12-19 | レジストパタ−ンの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60130828A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1285418C (en) * | 1985-07-18 | 1991-07-02 | Robert A. Owens | Pre-exposure method for increased sensitivity in high contrast resist development |
JPH0812840B2 (ja) * | 1986-06-16 | 1996-02-07 | ウシオ電機株式会社 | レジスト処理方法 |
JP2768670B2 (ja) * | 1987-02-13 | 1998-06-25 | 株式会社東芝 | パターン形成方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5692536A (en) * | 1979-12-27 | 1981-07-27 | Fujitsu Ltd | Pattern formation method |
JPS56140345A (en) * | 1980-04-02 | 1981-11-02 | Hitachi Ltd | Formation of pattern |
JPS57153435A (en) * | 1981-03-18 | 1982-09-22 | Hitachi Ltd | Manufacture of semiconductor device |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP58239295A patent/JPS60130828A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5692536A (en) * | 1979-12-27 | 1981-07-27 | Fujitsu Ltd | Pattern formation method |
JPS56140345A (en) * | 1980-04-02 | 1981-11-02 | Hitachi Ltd | Formation of pattern |
JPS57153435A (en) * | 1981-03-18 | 1982-09-22 | Hitachi Ltd | Manufacture of semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60130828A (ja) | 1985-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |