JPS6229910A - 脱穀装置 - Google Patents
脱穀装置Info
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- JPS6229910A JPS6229910A JP16825385A JP16825385A JPS6229910A JP S6229910 A JPS6229910 A JP S6229910A JP 16825385 A JP16825385 A JP 16825385A JP 16825385 A JP16825385 A JP 16825385A JP S6229910 A JPS6229910 A JP S6229910A
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- cylinder
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、主として水稲、麦、大豆等を脱穀するコンバ
イン、ll12穀機等に適用される[112穀装置に関
するものである。
イン、ll12穀機等に適用される[112穀装置に関
するものである。
【従来の技術]
本願発明者ら各ま、先に、軸流脱穀機構の一つとして、
スクリュ型脱穀機構および同機構を6つ脱−穀機、コン
バイン等について提案している。このスクリュ型脱穀機
構とは、扱胴の外周部に螺旋体を巻回した螺旋扱歯を取
付番プると共に、扱胴表面または螺旋抜歯に放射扱歯を
、また、必要に応じて螺旋扱歯間を板状体で軸線方向に
連結した連結扱歯を取付【プて扱胴を構成し、この扱胴
の周囲に螺旋扱歯との間に所定の間隙をあけて受番ノ網
を設け、扱胴の回転により被脱穀物を扱室軸線方向に移
動しつつ脱穀するようにしたものである。この場合、今
までのものは、扱胴に取付&プられる螺旋扱歯は、扱胴
周囲に始端から終端まで連続した一本のもので形成され
ていた。 【発明が解決しようとJる問題点】 」−記のスクリュ型脱穀機構をもつ脱穀機、コンバイン
等を用いて水稲、麦、大豆等を対象に実際の作業を行っ
たところ、全搬的に順調な脱穀作用を行うことができ、
この成果を受番プで各々の機械は実用化されている。し
かし、一方では螺旋扱歯によるより効果的な脱穀を行う
ための改Qも必要となってきている。 特に、容量の大きい脱穀部の設計で扱WA径を大きくす
る場合である。この時、従来の1本の連続した螺旋扱歯
では、小径の経用と螺旋扱歯のピッチを同一にすると、
同扱歯のリード角(傾斜角)が大ぎくなってしまう(螺
旋扱歯の取付けが、扱胴軸に対し直交する方向に近づく
こと)。これ41 。 同扱歯と受は網との間に生じる摩擦力(脱穀力)が弱ま
る結果となり、一定の性能を得るためには、どうしても
扱胴を長くして、l112穀峙間を多くする必要が生じ
、全体の機構が大型となった。逆に、一定の摩擦力を得
るために、螺旋扱歯のリード角を小径扱胴と同じように
しようとすると、同扱歯のピッチは大きくなってしまう
。この結果、扱室内での作物の移動速度は速くなり、扱
室内での脱穀穀粒は完全に受は網から漏下しなくなり、
これを防止するためには前例と同じく扱胴長さを長くす
る必要があった。 さらに、脱穀部軸方向から作物を供#8する場合に、扱
胴始端部に取付けた掻込み胴の表面に設けた2枚もしく
番よそれ以上の掻込み羽根は、従来の1本の螺旋扱歯で
は、1本しか連結できず、残った1枚またはそれ以」−
の掻込み羽根は、脱穀部への受()渡し作用を行うこと
ができなかった。このことは、脱穀部への被脱穀物の供
給むらが生じることと関係1ノ、扱胴のトルク変動が大
きく現われた。そして、この]ヘルク変動の最大トルク
が脱穀部への被脱穀物の供給量を制限覆る大ぎな因子と
なっていた。
スクリュ型脱穀機構および同機構を6つ脱−穀機、コン
バイン等について提案している。このスクリュ型脱穀機
構とは、扱胴の外周部に螺旋体を巻回した螺旋扱歯を取
付番プると共に、扱胴表面または螺旋抜歯に放射扱歯を
、また、必要に応じて螺旋扱歯間を板状体で軸線方向に
連結した連結扱歯を取付【プて扱胴を構成し、この扱胴
の周囲に螺旋扱歯との間に所定の間隙をあけて受番ノ網
を設け、扱胴の回転により被脱穀物を扱室軸線方向に移
動しつつ脱穀するようにしたものである。この場合、今
までのものは、扱胴に取付&プられる螺旋扱歯は、扱胴
周囲に始端から終端まで連続した一本のもので形成され
ていた。 【発明が解決しようとJる問題点】 」−記のスクリュ型脱穀機構をもつ脱穀機、コンバイン
等を用いて水稲、麦、大豆等を対象に実際の作業を行っ
たところ、全搬的に順調な脱穀作用を行うことができ、
この成果を受番プで各々の機械は実用化されている。し
かし、一方では螺旋扱歯によるより効果的な脱穀を行う
ための改Qも必要となってきている。 特に、容量の大きい脱穀部の設計で扱WA径を大きくす
る場合である。この時、従来の1本の連続した螺旋扱歯
では、小径の経用と螺旋扱歯のピッチを同一にすると、
同扱歯のリード角(傾斜角)が大ぎくなってしまう(螺
旋扱歯の取付けが、扱胴軸に対し直交する方向に近づく
こと)。これ41 。 同扱歯と受は網との間に生じる摩擦力(脱穀力)が弱ま
る結果となり、一定の性能を得るためには、どうしても
扱胴を長くして、l112穀峙間を多くする必要が生じ
、全体の機構が大型となった。逆に、一定の摩擦力を得
るために、螺旋扱歯のリード角を小径扱胴と同じように
しようとすると、同扱歯のピッチは大きくなってしまう
。この結果、扱室内での作物の移動速度は速くなり、扱
室内での脱穀穀粒は完全に受は網から漏下しなくなり、
これを防止するためには前例と同じく扱胴長さを長くす
る必要があった。 さらに、脱穀部軸方向から作物を供#8する場合に、扱
胴始端部に取付けた掻込み胴の表面に設けた2枚もしく
番よそれ以上の掻込み羽根は、従来の1本の螺旋扱歯で
は、1本しか連結できず、残った1枚またはそれ以」−
の掻込み羽根は、脱穀部への受()渡し作用を行うこと
ができなかった。このことは、脱穀部への被脱穀物の供
給むらが生じることと関係1ノ、扱胴のトルク変動が大
きく現われた。そして、この]ヘルク変動の最大トルク
が脱穀部への被脱穀物の供給量を制限覆る大ぎな因子と
なっていた。
そこで本発明は、脱穀部への被Pl(2穀物の供給およ
び脱穀部での被脱穀物の流れを安定させ、かつ螺旋扱歯
と受は網間に生じる摩擦力(脱穀力)を強め、ひいては
脱穀郡全体を小型に構成し得るようにし、上記の各問題
点を解消するようにした脱穀装置を提供することを目的
どJる。 この目的を達成するために、本発明は、扱胴周面に取付
けられる螺旋扱歯を2重羽根スクリコ方式、またはそれ
以上の複重羽根スクリュ方式とすることを基本とし、さ
らに、必要に応じて、扱胴表面または螺旋扱歯に放射扱
歯を、また螺旋扱歯間を軸線方向に連結りる連結扱歯を
有する扱胴を ゛構成するように()たものである。 また、コンバインのように、扱胴の軸線方向から被脱穀
物を供給する場合に、扱胴始端部に取付1プる掻込み胴
の表面に設けた2枚もしくはそれ以上の掻込み羽根と前
記螺旋扱歯を、必要に応じて連結し得るように構成した
ものである。
び脱穀部での被脱穀物の流れを安定させ、かつ螺旋扱歯
と受は網間に生じる摩擦力(脱穀力)を強め、ひいては
脱穀郡全体を小型に構成し得るようにし、上記の各問題
点を解消するようにした脱穀装置を提供することを目的
どJる。 この目的を達成するために、本発明は、扱胴周面に取付
けられる螺旋扱歯を2重羽根スクリコ方式、またはそれ
以上の複重羽根スクリュ方式とすることを基本とし、さ
らに、必要に応じて、扱胴表面または螺旋扱歯に放射扱
歯を、また螺旋扱歯間を軸線方向に連結りる連結扱歯を
有する扱胴を ゛構成するように()たものである。 また、コンバインのように、扱胴の軸線方向から被脱穀
物を供給する場合に、扱胴始端部に取付1プる掻込み胴
の表面に設けた2枚もしくはそれ以上の掻込み羽根と前
記螺旋扱歯を、必要に応じて連結し得るように構成した
ものである。
以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明す
る。 第1図において、符号1は、クローラ形式の走行部2を
有するコンバインの車体で、この車体1には、前部に刈
取り・搬送部△が上下動可能に設けられ、土部に脱穀・
選別部13、操縦部01図示しないエンジン等が搭載さ
れている。 刈取り・搬送部Aは、リール3、レシプ11形式の刈刃
4、クランクフィンガー5を備えた掻込みA−ガロ、刈
刃4により刈取られ、掻込みA−ガロにより掻込まれた
殻稈を後方斜め下方に向側−j搬送する無端状の搬送チ
ェン7等からなり、油圧シリンダ8の伸縮により上下動
−づるものである。 脱穀・選別部13は、扱室9内に軸心を前後方向−5= に向けて扱胴10を水平に軸支し、この扱胴10の前端
部は前部が小径で後方が大径となるテーパを有して掻込
み胴11を形成しており、この掻込み胴11の外周に第
3図に詳細に示す2重の螺旋状の掻込み羽根12.12
aを設け、前記搬送チIン1の搬送終端と連通している
。扱胴10の外周には掻込み羽根12.12aと連続す
るようにして2mの螺旋扱歯13、13aが設けられ、
この螺旋扱1!1ii13.13aの1縁部に多数の放
射扱歯14.14aが突設されている。 また、螺旋扱歯13.13aのピッチ間には連結扱歯1
5が設置Jられている。扱胴10の下側には受は網(ク
リンプ網とか格子棒とかのように脱穀部で脱穀された脱
穀物を漏下させる漏下体の一般名)16が円弧状に張設
され、受電ブ網1Gの後端部は開成されて排稈口17が
形成されている。扱室9の−F方は扱室カバー18で覆
われており、このカバー18に、送塵弁19が所定の間
隔に設けられている。この送塵弁19は、扱[110に
対1°る交差角を調節可能となっている。 扱室9の下方には選別室20が設けられている。 −6= この選別室20内には、受は網16の直下に粗選別スク
リューオーガ21が、扱胴10と平行(水平)に設けら
れている。相選別スクリューオーガ21の受樋部分に、
被選別穀粒が漏下する程度の網1」を有する選別網22
が張設され、ぞの後端部tit開放されている。選別網
22の下方には、選別網22を漏下した1M物および混
入物を後方に同番ノ搬送りる無端状のベルトコンベヤ2
3が設けられている。ベルトコンベヤ23の下方には選
別用送風機24が設けられ、その送風口は後方に向は開
口しており、この選別風路内に揺動選別具N25および
篩い線26が配設され、揺動選別装置25はベルトコ1
ンベヤ23の搬送終端下方で1番オーガ21の上方位置
に、また、篩い線26は選別網22の開放端下方で2番
オーガ28の上方位置に設けられている。選別室20の
後端−り部位冒には吸引式の11塵用送風癲29が設け
られ、その後方は排塵口30として機外に向1ノ開口し
ている。 前記1番A−ガ27の搬送終端にはパケットコンペ11
が段IJられT’、11i物を機外に排出し、収容する
ようになっており、また、2番オーガ28の搬送終端に
は2番還元用コンペ1732が設
る。 第1図において、符号1は、クローラ形式の走行部2を
有するコンバインの車体で、この車体1には、前部に刈
取り・搬送部△が上下動可能に設けられ、土部に脱穀・
選別部13、操縦部01図示しないエンジン等が搭載さ
れている。 刈取り・搬送部Aは、リール3、レシプ11形式の刈刃
4、クランクフィンガー5を備えた掻込みA−ガロ、刈
刃4により刈取られ、掻込みA−ガロにより掻込まれた
殻稈を後方斜め下方に向側−j搬送する無端状の搬送チ
ェン7等からなり、油圧シリンダ8の伸縮により上下動
−づるものである。 脱穀・選別部13は、扱室9内に軸心を前後方向−5= に向けて扱胴10を水平に軸支し、この扱胴10の前端
部は前部が小径で後方が大径となるテーパを有して掻込
み胴11を形成しており、この掻込み胴11の外周に第
3図に詳細に示す2重の螺旋状の掻込み羽根12.12
aを設け、前記搬送チIン1の搬送終端と連通している
。扱胴10の外周には掻込み羽根12.12aと連続す
るようにして2mの螺旋扱歯13、13aが設けられ、
この螺旋扱1!1ii13.13aの1縁部に多数の放
射扱歯14.14aが突設されている。 また、螺旋扱歯13.13aのピッチ間には連結扱歯1
5が設置Jられている。扱胴10の下側には受は網(ク
リンプ網とか格子棒とかのように脱穀部で脱穀された脱
穀物を漏下させる漏下体の一般名)16が円弧状に張設
され、受電ブ網1Gの後端部は開成されて排稈口17が
形成されている。扱室9の−F方は扱室カバー18で覆
われており、このカバー18に、送塵弁19が所定の間
隔に設けられている。この送塵弁19は、扱[110に
対1°る交差角を調節可能となっている。 扱室9の下方には選別室20が設けられている。 −6= この選別室20内には、受は網16の直下に粗選別スク
リューオーガ21が、扱胴10と平行(水平)に設けら
れている。相選別スクリューオーガ21の受樋部分に、
被選別穀粒が漏下する程度の網1」を有する選別網22
が張設され、ぞの後端部tit開放されている。選別網
22の下方には、選別網22を漏下した1M物および混
入物を後方に同番ノ搬送りる無端状のベルトコンベヤ2
3が設けられている。ベルトコンベヤ23の下方には選
別用送風機24が設けられ、その送風口は後方に向は開
口しており、この選別風路内に揺動選別具N25および
篩い線26が配設され、揺動選別装置25はベルトコ1
ンベヤ23の搬送終端下方で1番オーガ21の上方位置
に、また、篩い線26は選別網22の開放端下方で2番
オーガ28の上方位置に設けられている。選別室20の
後端−り部位冒には吸引式の11塵用送風癲29が設け
られ、その後方は排塵口30として機外に向1ノ開口し
ている。 前記1番A−ガ27の搬送終端にはパケットコンペ11
が段IJられT’、11i物を機外に排出し、収容する
ようになっており、また、2番オーガ28の搬送終端に
は2番還元用コンペ1732が設
【プられて掻込み胴1
1に連通している。なお、符号33は、再切IIi装置
である。 このような構成のコンバインにおいては、収穫作業を行
うとぎ、操縦部Cに乗った作業者により各部が操作され
、機体の走行と共に圃場に植立している殻稈をリール3
で掻込み、刈刃4で刈取って掻込みA−ガロにより東め
て後方へ送り、搬送チェノ7で扱室9に送り込む。扱室
9では、掻込み胴11の掻込み羽根12.12aで殻稈
が確実に掻込まれ、扱胴10の螺旋扱歯13.13aに
引継がれ、放射扱歯14.14a 、連結板6115等
で、軸線方向に送りつつ脱穀を行ない、脱穀された穀粒
は受kl網16を漏下し、最後まで残った殻稈は排稈口
17から機外に放出される。脱穀する作物の種類、品種
、水分等によって、送塵弁19の内反を変えて調節づる
。 受は網16を漏下した穀粒および細かい藁屑等は相選別
用スクリューA−ガ21により後方へ送られながら選別
され、1番報粒は選別網22を漏下してベルトコンベヤ
23上に落下し、切れ穂や枝梗付着粒、小さな藁稈等は
選別網22の後端開口から放出される。ベルトコンベヤ
23の搬送終端から落下する1番報粒は選別用送風機2
4からの選別風および排塵用送風機29の吸引風により
民選され、さらに揺動選別装置25で選別されて、1番
物のみが1番オーが27に落下し、パケットコンベヤ3
1を介して機外の収容袋等に収容される。揺動選別装置
25に残ったものは2番オーガ28へ、また、選別$J
22の後端開口から放出され残稈等は篩い線26土に落
下し付着粉は2番オーガ28へ、茎稈は選別風(こよっ
て排塵口30から機外へ排出される。2番オーガ28に
落下した2番物は2番還元用コンベヤ32により扱室9
の掻込み胴12位置へ還元さt’t、を再脱穀cキれる
。 このような脱穀・選別作業の中で、扱室9に供給された
被脱穀物のうり、脱穀された藁稈については約80%近
くが排稈口11から機外へ排出され、脱穀された穀粒は
、約99%が受(J網16から約20%の長藁、藁屑と
共にスクリュー型選別機構内に落下する。スクリュー選
別機構では、穀粒番よ選別網22から細かい藁屑と共に
ベル1−コンベヤ23上に落下し、そのまま選別風路ま
で搬送されて風選処理される。一方、選別網22−Fに
最後まで残った長藁や枝梗付着粒、穂切粒等は、−に下
に振動している篩い線26上に排出され、枝梗付着粒や
穂切粒は2番A−ガ2B上に落下し、長藁等は機外に排
出される。また、揺動選別装置25では、特に収穫作業
の最初とR後、即ち、スクリュー選別機構内に被選別物
が少ない状態の時に選別網22から漏下する長藁を選別
し、後方の2番オーガ28の方へ送る作用をしているの
で、作業中は終始1番オーガ27に長藁が混入すること
がない。さらに、揺動選別装置25の上方と下方には選
別風が流れており、常に2段の風力選別を行っているの
で選別効率は高い。 なお、スクリュー選別機構では、大半の長藁および藁屑
は軸線方向後方に運んで、篩い@26上に落下さ廿るの
で、1番オーガ27への混入量は極めて少く、その結果
、ここに設置する揺動選別装置25は簡111な構造、
例えばイの長さが20cm程度の揺動シーブ等で十分作
用するので、構成が複雑にな一1〇− らない。 なお、再切断装置33は、水稲や麦類の収穫で、高刈り
する場合に用いられ、例えば刈刃4で地上30cn稈度
で作物を刈取り収穫し、残りの30011部分を再切断
装置33で株元から刈取り、後作業の耕うんや播種作業
に支障のないよう処理するものである。 上記第1図で示した実施例の選別室20におけるスクリ
ュオーガ21、ベルトコンベヤ23、揺動選別装置25
、篩い線26等に代えて、第2図に示すストロ−ラック
34、グレンシーブ35からなる揺動選別機構36を設
けてもよいものである。 この場合においても、受は網16を漏下した被選別物の
うち、穀粒はストロ−ラック34を漏下し、さらにグレ
ンシーブを漏下して1番オーガ27にもたらされ、穂付
粒、枝梗付着粒等は2番オーガ28に落下して、第1図
の実施例のものと同様に処理される。 第4図に示ず扱胴10、掻込み1lilllの第2の実
施例においては、掻込み胴11に3枚の掻込み羽根12
゜12a 、 12bを設け、これら掻込み羽根12.
12a 。 121)に連続するようにして扱胴10に3重の螺旋扱
歯13.13a 、 13b @設置ijたものである
。 さらに、第5図に示づ扱胴10、掻込み胴11の第3の
実施例は、掻込み胴11は第3図のものと同様の構成で
、また扱胴10の軸方向前半部分は第3図のものと同様
の構成で、後半部分は1重の螺旋扱歯13を設けたもの
である。この前半部分と後半部分を逆にしてもよいもの
である。 これらの掻込み胴11および扱胴10は、収穫作物の種
類、竹状によって使い分けると所期の作業性能が得られ
るものである。 第6図に示ず扱胴10の他の実施例においては、螺旋扱
歯13.13a間の扱胴表面に放射扱歯37を突設した
もので、この場合には、被1152穀物のわら稈を放射
扱歯37で撹拌しながら送り作用をより確実にすること
ができる。 また、第7図および第8図に示す螺旋扱歯13゜13a
には、第1図、第2図の実施例におけるM射扱歯14.
14aに代えて山状扱歯38.38aを設けたもので、
この山状扱歯38.38aは、前記放射扱歯14、14
aとほぼ同様の働きをし、螺旋扱歯13.13aと一体
的に形成されているので製造が容易なものである。 なお、螺旋扱歯13.13a 、 13bは、第5図の
実施例のように、扱胴10の始端から終端まで連続しな
い形にしてもよく、その高さ、ピッチ等は扱胴10の軸
線方向に沿って同一にするとは限らず、適宜変えてもよ
いものである。また、放射扱歯は、第1図および第2図
に示すものと第6図に示すものとを相合せてもよく、さ
らに、第7図に示す螺旋扱歯に第6図に示す放射扱歯を
組合せてもよいものである。 【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれば、扱胴に設ける螺
旋扱歯を複数重のもので構成したから、■ 被脱穀物の
掻込み胴から扱胴側への送り作用および扱胴での送り・
脱穀作用が円滑に行われ、扱室内での詰りが解消されて
扱胴のトルク変動が少なくなり、また、処理量が増大す
る。 ■ 扱室内に供給される被脱穀物が、螺旋扱歯の巻き枚
数に応じて適宜に分割されて扱室内を移動することにな
り、わら稈が従来のように大きな塊になることが少なく
、所要動力が少むくなる。また、わら稈の塊に混入する
ささり粒が減少し、扱室排稈口から排出される穀粒損失
が大幅に少くなる。 ■ 扱胴径に応じて、脱穀に必要な螺旋扱歯の適切なリ
ード角が維持できる。従って、従来のものと同じ穀粒損
失でよいとすれば、扱胴の長さを短かく構成し得る。
1に連通している。なお、符号33は、再切IIi装置
である。 このような構成のコンバインにおいては、収穫作業を行
うとぎ、操縦部Cに乗った作業者により各部が操作され
、機体の走行と共に圃場に植立している殻稈をリール3
で掻込み、刈刃4で刈取って掻込みA−ガロにより東め
て後方へ送り、搬送チェノ7で扱室9に送り込む。扱室
9では、掻込み胴11の掻込み羽根12.12aで殻稈
が確実に掻込まれ、扱胴10の螺旋扱歯13.13aに
引継がれ、放射扱歯14.14a 、連結板6115等
で、軸線方向に送りつつ脱穀を行ない、脱穀された穀粒
は受kl網16を漏下し、最後まで残った殻稈は排稈口
17から機外に放出される。脱穀する作物の種類、品種
、水分等によって、送塵弁19の内反を変えて調節づる
。 受は網16を漏下した穀粒および細かい藁屑等は相選別
用スクリューA−ガ21により後方へ送られながら選別
され、1番報粒は選別網22を漏下してベルトコンベヤ
23上に落下し、切れ穂や枝梗付着粒、小さな藁稈等は
選別網22の後端開口から放出される。ベルトコンベヤ
23の搬送終端から落下する1番報粒は選別用送風機2
4からの選別風および排塵用送風機29の吸引風により
民選され、さらに揺動選別装置25で選別されて、1番
物のみが1番オーが27に落下し、パケットコンベヤ3
1を介して機外の収容袋等に収容される。揺動選別装置
25に残ったものは2番オーガ28へ、また、選別$J
22の後端開口から放出され残稈等は篩い線26土に落
下し付着粉は2番オーガ28へ、茎稈は選別風(こよっ
て排塵口30から機外へ排出される。2番オーガ28に
落下した2番物は2番還元用コンベヤ32により扱室9
の掻込み胴12位置へ還元さt’t、を再脱穀cキれる
。 このような脱穀・選別作業の中で、扱室9に供給された
被脱穀物のうり、脱穀された藁稈については約80%近
くが排稈口11から機外へ排出され、脱穀された穀粒は
、約99%が受(J網16から約20%の長藁、藁屑と
共にスクリュー型選別機構内に落下する。スクリュー選
別機構では、穀粒番よ選別網22から細かい藁屑と共に
ベル1−コンベヤ23上に落下し、そのまま選別風路ま
で搬送されて風選処理される。一方、選別網22−Fに
最後まで残った長藁や枝梗付着粒、穂切粒等は、−に下
に振動している篩い線26上に排出され、枝梗付着粒や
穂切粒は2番A−ガ2B上に落下し、長藁等は機外に排
出される。また、揺動選別装置25では、特に収穫作業
の最初とR後、即ち、スクリュー選別機構内に被選別物
が少ない状態の時に選別網22から漏下する長藁を選別
し、後方の2番オーガ28の方へ送る作用をしているの
で、作業中は終始1番オーガ27に長藁が混入すること
がない。さらに、揺動選別装置25の上方と下方には選
別風が流れており、常に2段の風力選別を行っているの
で選別効率は高い。 なお、スクリュー選別機構では、大半の長藁および藁屑
は軸線方向後方に運んで、篩い@26上に落下さ廿るの
で、1番オーガ27への混入量は極めて少く、その結果
、ここに設置する揺動選別装置25は簡111な構造、
例えばイの長さが20cm程度の揺動シーブ等で十分作
用するので、構成が複雑にな一1〇− らない。 なお、再切断装置33は、水稲や麦類の収穫で、高刈り
する場合に用いられ、例えば刈刃4で地上30cn稈度
で作物を刈取り収穫し、残りの30011部分を再切断
装置33で株元から刈取り、後作業の耕うんや播種作業
に支障のないよう処理するものである。 上記第1図で示した実施例の選別室20におけるスクリ
ュオーガ21、ベルトコンベヤ23、揺動選別装置25
、篩い線26等に代えて、第2図に示すストロ−ラック
34、グレンシーブ35からなる揺動選別機構36を設
けてもよいものである。 この場合においても、受は網16を漏下した被選別物の
うち、穀粒はストロ−ラック34を漏下し、さらにグレ
ンシーブを漏下して1番オーガ27にもたらされ、穂付
粒、枝梗付着粒等は2番オーガ28に落下して、第1図
の実施例のものと同様に処理される。 第4図に示ず扱胴10、掻込み1lilllの第2の実
施例においては、掻込み胴11に3枚の掻込み羽根12
゜12a 、 12bを設け、これら掻込み羽根12.
12a 。 121)に連続するようにして扱胴10に3重の螺旋扱
歯13.13a 、 13b @設置ijたものである
。 さらに、第5図に示づ扱胴10、掻込み胴11の第3の
実施例は、掻込み胴11は第3図のものと同様の構成で
、また扱胴10の軸方向前半部分は第3図のものと同様
の構成で、後半部分は1重の螺旋扱歯13を設けたもの
である。この前半部分と後半部分を逆にしてもよいもの
である。 これらの掻込み胴11および扱胴10は、収穫作物の種
類、竹状によって使い分けると所期の作業性能が得られ
るものである。 第6図に示ず扱胴10の他の実施例においては、螺旋扱
歯13.13a間の扱胴表面に放射扱歯37を突設した
もので、この場合には、被1152穀物のわら稈を放射
扱歯37で撹拌しながら送り作用をより確実にすること
ができる。 また、第7図および第8図に示す螺旋扱歯13゜13a
には、第1図、第2図の実施例におけるM射扱歯14.
14aに代えて山状扱歯38.38aを設けたもので、
この山状扱歯38.38aは、前記放射扱歯14、14
aとほぼ同様の働きをし、螺旋扱歯13.13aと一体
的に形成されているので製造が容易なものである。 なお、螺旋扱歯13.13a 、 13bは、第5図の
実施例のように、扱胴10の始端から終端まで連続しな
い形にしてもよく、その高さ、ピッチ等は扱胴10の軸
線方向に沿って同一にするとは限らず、適宜変えてもよ
いものである。また、放射扱歯は、第1図および第2図
に示すものと第6図に示すものとを相合せてもよく、さ
らに、第7図に示す螺旋扱歯に第6図に示す放射扱歯を
組合せてもよいものである。 【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれば、扱胴に設ける螺
旋扱歯を複数重のもので構成したから、■ 被脱穀物の
掻込み胴から扱胴側への送り作用および扱胴での送り・
脱穀作用が円滑に行われ、扱室内での詰りが解消されて
扱胴のトルク変動が少なくなり、また、処理量が増大す
る。 ■ 扱室内に供給される被脱穀物が、螺旋扱歯の巻き枚
数に応じて適宜に分割されて扱室内を移動することにな
り、わら稈が従来のように大きな塊になることが少なく
、所要動力が少むくなる。また、わら稈の塊に混入する
ささり粒が減少し、扱室排稈口から排出される穀粒損失
が大幅に少くなる。 ■ 扱胴径に応じて、脱穀に必要な螺旋扱歯の適切なリ
ード角が維持できる。従って、従来のものと同じ穀粒損
失でよいとすれば、扱胴の長さを短かく構成し得る。
第1図は本発明の実施例を示すロンバインの全体側面図
、第2図は本発明の他の実施例を示すコンバインの全体
側面図、第3図ないし第5図は扱胴・掻込み胴のそれぞ
れ異る実施例の展開図、第6図は螺旋扱歯間に放射扱歯
を設けた実施例の側面図、第7図は螺旋扱歯に山状扱歯
を直接形成した実施例の側面図、第8図は第7図の■−
■線に沿う全体側面図である。 A・・・刈取り・搬送部、B・・・脱穀・選別部、C・
・・操縦部、 1・・・コンバインの車体、2・・・走行部、3・・・
リール、4・・・刈刃、5・・・クランクフィンガー、
6・・・掻込みA−ガ、7・・・搬送チェノ、8・・・
油月シリンダ、9・・・扱室、10・・・扱胴、11・
・・掻込み胴1.12.12a 。 12 b−・・掻込み羽根、13.1.3a 、 1:
Th −・・螺旋扱歯、14、14a・・・放射扱歯、
15・・・連結扱歯、16・・・受は網1.17・・・
排稈口、18・・・扱室カバー、19・・・送塵弁、2
0・・・選別室、21・・・粗i別スクリューオーガ、
22・・・選別網、23・・・ベルト]ンベν、24・
・・選別用送風機、25・・・揺動選別装置、26・・
・篩い線、27・・・1番オーガ、28・・・2番オー
ガ、29・・・排塵用送風機、30・・・排塵[1,3
1・・・パケットコンベヤ、32・・・2番還元用=1
ンベヤ、33・・・再切断装置、34・・・ストロ−ラ
ック、35・・・グレンシーブ、36・・・揺動選別機
構、37・・・放射扱歯、38゜38a・・・111状
扱歯。 −15= う1=511D ンヒ42 才5の オ6aり L■
、第2図は本発明の他の実施例を示すコンバインの全体
側面図、第3図ないし第5図は扱胴・掻込み胴のそれぞ
れ異る実施例の展開図、第6図は螺旋扱歯間に放射扱歯
を設けた実施例の側面図、第7図は螺旋扱歯に山状扱歯
を直接形成した実施例の側面図、第8図は第7図の■−
■線に沿う全体側面図である。 A・・・刈取り・搬送部、B・・・脱穀・選別部、C・
・・操縦部、 1・・・コンバインの車体、2・・・走行部、3・・・
リール、4・・・刈刃、5・・・クランクフィンガー、
6・・・掻込みA−ガ、7・・・搬送チェノ、8・・・
油月シリンダ、9・・・扱室、10・・・扱胴、11・
・・掻込み胴1.12.12a 。 12 b−・・掻込み羽根、13.1.3a 、 1:
Th −・・螺旋扱歯、14、14a・・・放射扱歯、
15・・・連結扱歯、16・・・受は網1.17・・・
排稈口、18・・・扱室カバー、19・・・送塵弁、2
0・・・選別室、21・・・粗i別スクリューオーガ、
22・・・選別網、23・・・ベルト]ンベν、24・
・・選別用送風機、25・・・揺動選別装置、26・・
・篩い線、27・・・1番オーガ、28・・・2番オー
ガ、29・・・排塵用送風機、30・・・排塵[1,3
1・・・パケットコンベヤ、32・・・2番還元用=1
ンベヤ、33・・・再切断装置、34・・・ストロ−ラ
ック、35・・・グレンシーブ、36・・・揺動選別機
構、37・・・放射扱歯、38゜38a・・・111状
扱歯。 −15= う1=511D ンヒ42 才5の オ6aり L■
Claims (1)
- 筒状の扱胴の外周部に螺旋体を巻回するようにして螺旋
扱歯を形成し、この扱胴の周囲に、螺旋扱歯との間に所
定の間隙をあけて受け網を設け、扱胴の回転と共に螺旋
扱歯により被脱穀物を扱室の軸線方向に移動しつつ脱穀
する装置において、前記螺旋扱歯を、複数重の螺旋体を
巻回して構成したことを特徴とする脱穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16825385A JPS6229910A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16825385A JPS6229910A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 脱穀装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229910A true JPS6229910A (ja) | 1987-02-07 |
Family
ID=15864583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16825385A Pending JPS6229910A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229910A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312732U (ja) * | 1989-06-20 | 1991-02-08 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601240B2 (ja) * | 1978-04-08 | 1985-01-12 | エフエムシ−・コ−ポレ−シヨン | 流体移送接続装置 |
JPS6217840B2 (ja) * | 1980-02-29 | 1987-04-20 | Shimadzu Corp |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP16825385A patent/JPS6229910A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601240B2 (ja) * | 1978-04-08 | 1985-01-12 | エフエムシ−・コ−ポレ−シヨン | 流体移送接続装置 |
JPS6217840B2 (ja) * | 1980-02-29 | 1987-04-20 | Shimadzu Corp |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312732U (ja) * | 1989-06-20 | 1991-02-08 |
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