JPS6229831Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229831Y2 JPS6229831Y2 JP1981139841U JP13984181U JPS6229831Y2 JP S6229831 Y2 JPS6229831 Y2 JP S6229831Y2 JP 1981139841 U JP1981139841 U JP 1981139841U JP 13984181 U JP13984181 U JP 13984181U JP S6229831 Y2 JPS6229831 Y2 JP S6229831Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- tube
- tube group
- tubes
- fluid
- shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004936 stimulating effect Effects 0.000 description 2
- 230000000638 stimulation Effects 0.000 description 2
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000004071 soot Substances 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、流体の導入される胴内に、この流体
を横切る方向に平行に配置され、その内部に第2
の流体が導入される複数の管から成り、胴内に導
入される流体と管内に導入される流体との両流体
間で熱交換を行なうようにした多管式熱交換器に
関する。
を横切る方向に平行に配置され、その内部に第2
の流体が導入される複数の管から成り、胴内に導
入される流体と管内に導入される流体との両流体
間で熱交換を行なうようにした多管式熱交換器に
関する。
まず従来の多管式熱交換器について説明する。
第1図aないしcは従来の多管式熱交換器を示
したものである。図中1は管であり平行に多数配
列されて管群を形成している。2は管1を囲んで
いる胴であり、この胴2内を管群入側空胴部3か
ら管群出側空胴部4へ向けて流体が流れる。管1
はこの胴2内を流れる流体を横切る方向に平行に
配置されるもので、胴2の一方の外壁側に設けら
れた入口5aを有するドラム6aと、これと対称
な胴2の他方の外壁側に設けられた出口5bを有
するドラム6bとの間に設けられている。管1は
中空で両端は各ドラム6a,6b内に開口してお
り、入口5aから導入された流体は管1を通り出
口5aから排出される。そして、胴2内に導入さ
れた流体が管1の外側を流れて管群を通り抜ける
際に、管1内を流れる流体と熱交換が行なわれ
る。
したものである。図中1は管であり平行に多数配
列されて管群を形成している。2は管1を囲んで
いる胴であり、この胴2内を管群入側空胴部3か
ら管群出側空胴部4へ向けて流体が流れる。管1
はこの胴2内を流れる流体を横切る方向に平行に
配置されるもので、胴2の一方の外壁側に設けら
れた入口5aを有するドラム6aと、これと対称
な胴2の他方の外壁側に設けられた出口5bを有
するドラム6bとの間に設けられている。管1は
中空で両端は各ドラム6a,6b内に開口してお
り、入口5aから導入された流体は管1を通り出
口5aから排出される。そして、胴2内に導入さ
れた流体が管1の外側を流れて管群を通り抜ける
際に、管1内を流れる流体と熱交換が行なわれ
る。
なお、第1図cには管群の説明をする場合の3
つの方向と、管列、管行の定義を示した。
つの方向と、管列、管行の定義を示した。
さて、以上のような多管式熱交換器に於て、胴
内流体の流速が増加すると(言い替えると管間流
速Vが増加すると)各管の後流側に後流渦が発生
する。この後流渦の代表例としてカルマン渦と称
せられる渦があるが、この渦の発生振動数fk
(Hz)は一般に次式より求まる。
内流体の流速が増加すると(言い替えると管間流
速Vが増加すると)各管の後流側に後流渦が発生
する。この後流渦の代表例としてカルマン渦と称
せられる渦があるが、この渦の発生振動数fk
(Hz)は一般に次式より求まる。
fk=SV/D ……(A)
こゝに、V(m/s)は第1図aに示した管間
流速であり、D(m)は管1の外径、Sはストロ
ーハル数と称する無次元数であり、管群の配列に
より決まるものである。
流速であり、D(m)は管1の外径、Sはストロ
ーハル数と称する無次元数であり、管群の配列に
より決まるものである。
一方、胴内流体も弾性体としてふるまい疎密波
状の振動を行う能力を有している。いま胴内流体
が気体の場合このような振動を気柱振動と称して
いる。(音は気柱振動の一種である。) 第1図aの胴2の内、胴巾T1(m)を隔てて
互に平行に対向した壁面間の1次元気柱振動を考
えてみる(第2図参照)。このような壁にはさま
れた空間に於ては、気柱振動の固有振動数fo
(Hz)が存在する。
状の振動を行う能力を有している。いま胴内流体
が気体の場合このような振動を気柱振動と称して
いる。(音は気柱振動の一種である。) 第1図aの胴2の内、胴巾T1(m)を隔てて
互に平行に対向した壁面間の1次元気柱振動を考
えてみる(第2図参照)。このような壁にはさま
れた空間に於ては、気柱振動の固有振動数fo
(Hz)が存在する。
foは次式より求まる。たゞし、Cは上記空間
における音速(m/s)である。
における音速(m/s)である。
fo=nC/2×T1 ……(B)(n=1,2,……)
この振動数fo近傍で励振されると非常に大き
なレベルの気柱振動が誘起され、いわゆる気柱共
鳴状態になる。
なレベルの気柱振動が誘起され、いわゆる気柱共
鳴状態になる。
第2図にこの固有振動数f1〜f3の3ケースに相
当する変位モードを示す。(実際には疎密波であ
るが、判り易いように横波状に模擬して表示して
いる。)(foに相当するモードは第n次モードと
いう。) なお、上記の壁にはさまれた空間には、部分的
又は全体的に管群が存在するが、nが1〜3位の
場合に於てはfoへの影響は小さいようである。
当する変位モードを示す。(実際には疎密波であ
るが、判り易いように横波状に模擬して表示して
いる。)(foに相当するモードは第n次モードと
いう。) なお、上記の壁にはさまれた空間には、部分的
又は全体的に管群が存在するが、nが1〜3位の
場合に於てはfoへの影響は小さいようである。
以上より、fk≒fo(n=1,2,3,……)
になると、第1図aの胴巾T1方向に気柱共鳴を
生じることが判る。気柱共鳴が発生すると、例え
ば胴2に大きな振動を生じて胴2に疲労破壊を招
くこともあり、同時に大きな音を発生してオペレ
ータ不安や騒音公害を誘発するケースが多々見ら
れる。
になると、第1図aの胴巾T1方向に気柱共鳴を
生じることが判る。気柱共鳴が発生すると、例え
ば胴2に大きな振動を生じて胴2に疲労破壊を招
くこともあり、同時に大きな音を発生してオペレ
ータ不安や騒音公害を誘発するケースが多々見ら
れる。
次に、多管式熱交換器において実際に問題にな
ることの多い第1次の固有振動数f1とカルマン渦
振動数fkの共鳴の発生例を第3図を用いて説明
する。
ることの多い第1次の固有振動数f1とカルマン渦
振動数fkの共鳴の発生例を第3図を用いて説明
する。
第3図は横軸に管間流速Vをとり、縦軸にはa
図では振動数をb図では胴内の音圧レベルをとつ
て発生状況を例示している。管群配置が定まる
と、式(A)に於て管外径Dとストローハル数S=α
(αは定数)が定まるから、fkは第3図の直線7
で示される。直線7とf1との交点に相当する管間
流速V=Vr近辺で前述の共鳴現象が発生するこ
とになるが、実際にはこのVrを囲むもつと広い
V1〜V2の区間eで共鳴現象が発生することが多
い(第3図a中太線参照)。区間eの広さは胴内
部や管群内部の気柱振動の減衰特性等に依存する
が、場合によつては区間eが運転範囲全域をカバ
ーしてしまうこともあり、この区間を運転方法だ
けで回避することが不可能な場合が多い。
図では振動数をb図では胴内の音圧レベルをとつ
て発生状況を例示している。管群配置が定まる
と、式(A)に於て管外径Dとストローハル数S=α
(αは定数)が定まるから、fkは第3図の直線7
で示される。直線7とf1との交点に相当する管間
流速V=Vr近辺で前述の共鳴現象が発生するこ
とになるが、実際にはこのVrを囲むもつと広い
V1〜V2の区間eで共鳴現象が発生することが多
い(第3図a中太線参照)。区間eの広さは胴内
部や管群内部の気柱振動の減衰特性等に依存する
が、場合によつては区間eが運転範囲全域をカバ
ーしてしまうこともあり、この区間を運転方法だ
けで回避することが不可能な場合が多い。
したがつて、基本的にこのような共振を回避す
るよう胴内気柱振動特性そのものを変える対策が
必要である。第1次の胴内気柱共鳴対策例を第4
図に示した。なお第4図の各格子点には管1が存
在することを示している。第4図に於て8はバツ
フル板と称する板で、一般に1〜9mm厚のものを
用いて、管群深さ相当かつ管長手方向に隙間なく
挿入されることが多い。バツフル板8の管群巾方
向の挿入位置は、第2図に示した気柱振動モード
の内回避すべき最大次数のモードの腹と節の位置
が妥当である。第4図では第1次のモードを対象
にしているからその変位モードの腹の位置に一枚
だけ挿入している。
るよう胴内気柱振動特性そのものを変える対策が
必要である。第1次の胴内気柱共鳴対策例を第4
図に示した。なお第4図の各格子点には管1が存
在することを示している。第4図に於て8はバツ
フル板と称する板で、一般に1〜9mm厚のものを
用いて、管群深さ相当かつ管長手方向に隙間なく
挿入されることが多い。バツフル板8の管群巾方
向の挿入位置は、第2図に示した気柱振動モード
の内回避すべき最大次数のモードの腹と節の位置
が妥当である。第4図では第1次のモードを対象
にしているからその変位モードの腹の位置に一枚
だけ挿入している。
なお、図では管1は格子配列の場合についての
み示しているが、以上及び以下の説明は千鳥配列
の場合に関しても同様である。
み示しているが、以上及び以下の説明は千鳥配列
の場合に関しても同様である。
このような対策の欠点について以下に述べる。
第4図のように管群深さ相当のバツフル板8を
挿入したものに於ては、管群部分の管群巾方向気
柱振動の1次固有振動数はバツフル板8を挿入す
る前の2倍になつているはずであるが、実際に運
転してみるとバツフル板8は挿入する前の1次の
固有振動数との第3図に示したような共鳴が依然
として残つていることが経験された。実験の結
果、これは管群入側及び出側の空胴部分3,4の
気柱振動特性が管群内の渦発生を刺激しているこ
とに起因していると判明した。そして、このよう
な刺激は管群出側空胴部4からの方が格段に大き
いことが明きらかになつた。
挿入したものに於ては、管群部分の管群巾方向気
柱振動の1次固有振動数はバツフル板8を挿入す
る前の2倍になつているはずであるが、実際に運
転してみるとバツフル板8は挿入する前の1次の
固有振動数との第3図に示したような共鳴が依然
として残つていることが経験された。実験の結
果、これは管群入側及び出側の空胴部分3,4の
気柱振動特性が管群内の渦発生を刺激しているこ
とに起因していると判明した。そして、このよう
な刺激は管群出側空胴部4からの方が格段に大き
いことが明きらかになつた。
管群出側空胴部の影響を絶つには、この部分へ
もバツフル板8を延長すればよいが、こうすると
次のような難点がある。
もバツフル板8を延長すればよいが、こうすると
次のような難点がある。
(1) 管群挿入後に管群出側空洞部のバツフル板を
別途施工する必要がありコストが高くなる。
別途施工する必要がありコストが高くなる。
(2) 高次のモード(式(B)でnが大)が問題になる
場合にはバツフル板挿入ピツチが小さくなつて
バツフル板枚数が増え、保守や点検がむづかし
くなる。
場合にはバツフル板挿入ピツチが小さくなつて
バツフル板枚数が増え、保守や点検がむづかし
くなる。
(3) 管表面に付着するすすやダストを落とす為に
スーツブロアを管群出側空洞部に挿入すること
があるが、このときはその通路に穴が明きバツ
フル板挿入効果が小さくなる。
スーツブロアを管群出側空洞部に挿入すること
があるが、このときはその通路に穴が明きバツ
フル板挿入効果が小さくなる。
本考案は上記のような事情にもとづき、バツフ
ル板は管群内部に挿入することにとどめて、管群
出側空洞部の気柱振動特性が管群内の渦発生に与
える刺激を無くすることを目的としてなされたも
のである。
ル板は管群内部に挿入することにとどめて、管群
出側空洞部の気柱振動特性が管群内の渦発生に与
える刺激を無くすることを目的としてなされたも
のである。
以下本発明の実施例を第5図ないし第8図を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
第5図は本考案の一実施例を示したものであ
り、第1図と同様部分には同一符号を附してあ
る。なお管1は各格子点に存在している。
り、第1図と同様部分には同一符号を附してあ
る。なお管1は各格子点に存在している。
第5図に示したように、管1により構成されて
いる管群に近接させて、管群出側空洞4部に、管
1とは異径の管9からなる管列を追設する。8は
管群内バツフル板である。第5図では管9は中空
とし、管1と同種又は異種の管内流体を通すこと
も可能である。
いる管群に近接させて、管群出側空洞4部に、管
1とは異径の管9からなる管列を追設する。8は
管群内バツフル板である。第5図では管9は中空
とし、管1と同種又は異種の管内流体を通すこと
も可能である。
第5図では管9は2列配しているが2列以上に
することもありうるものとする。又管9を千鳥配
列にする場合もありうる。
することもありうるものとする。又管9を千鳥配
列にする場合もありうる。
管9の外径は式(A)に於て管9によるfkが運転
範囲に入らないように決める。
範囲に入らないように決める。
このような構成にすると、管9よりなる管列の
存在は、管1の管群の後流渦が管群出側空洞4に
伝播する際にこれを反射し、同空洞内における共
鳴を作らないか又は十分に弱めうる。
存在は、管1の管群の後流渦が管群出側空洞4に
伝播する際にこれを反射し、同空洞内における共
鳴を作らないか又は十分に弱めうる。
又同時に同空洞内の気柱振動特性が管1の管群
の後流渦形成を刺激することを抑制する。なお管
9を2列以上としたのは以上の作用を十分ならし
める為であり、場合によつては1列でもよい。
の後流渦形成を刺激することを抑制する。なお管
9を2列以上としたのは以上の作用を十分ならし
める為であり、場合によつては1列でもよい。
第6図は本考案の他の実施例を示したものであ
り、第5図と同様部分には同一符号を附してあ
る。なお、管1は各格子点に存在している。
り、第5図と同様部分には同一符号を附してあ
る。なお、管1は各格子点に存在している。
この実施例では、管1で構成されている管群に
近接させて、該管群出側空洞部4に、山形断面の
梁10を管長手方向に平行に挿入し、これら複数
個の梁を管群巾方向に一列並べて設置している。
近接させて、該管群出側空洞部4に、山形断面の
梁10を管長手方向に平行に挿入し、これら複数
個の梁を管群巾方向に一列並べて設置している。
梁10の設置方法に関しては、第6図で示した
構成のほかに次のような変更がありうるものとす
る。
構成のほかに次のような変更がありうるものとす
る。
二列以上の場合もありうる(二列以上の場合
は千鳥配列にすることもありうる)。
は千鳥配列にすることもありうる)。
管長手方向(管軸方向に)に対して平行でな
い場合もありうる。
い場合もありうる。
管群内部に1本以上混入させることもありう
る(この場合はバツフル板8は必ずしも必要と
しない)。
る(この場合はバツフル板8は必ずしも必要と
しない)。
管群入側空洞部に、管群に近接させて設置す
ることもありうる。
ることもありうる。
梁10は第7図に示すように、同図中矢印で
示した胴内流体の流れ方向に対して角度θだけ
傾斜させることもありうるものとする(0θ
180゜)。
示した胴内流体の流れ方向に対して角度θだけ
傾斜させることもありうるものとする(0θ
180゜)。
上記のように梁10を第5図に示したように洞
内流体の管群出側に設置した場合も、管1の管群
の後流渦により発生した圧力波が管群出側空洞部
4に伝播する際にこれを反射し、該空洞内に於け
る共鳴を作らないか又は十分に弱めうる。
内流体の管群出側に設置した場合も、管1の管群
の後流渦により発生した圧力波が管群出側空洞部
4に伝播する際にこれを反射し、該空洞内に於け
る共鳴を作らないか又は十分に弱めうる。
また同時に、同空洞内の気柱振動特性が、管1
の管群の後流渦形成を刺激することを抑制する。
の管群の後流渦形成を刺激することを抑制する。
管群入側に梁10を設置した場合においても、
管群入側空洞部3との間に上記と同様の作用を発
揮する。
管群入側空洞部3との間に上記と同様の作用を発
揮する。
梁10を管1からなる管群内部に混入させた場
合に於ては、管1の渦発生が、管群全体にわたつ
て同一周期で発生することを阻止し、気柱共鳴の
励振そのものを弱める作用を有する。
合に於ては、管1の渦発生が、管群全体にわたつ
て同一周期で発生することを阻止し、気柱共鳴の
励振そのものを弱める作用を有する。
なお、梁10の形状としては、第8図a〜dに
示すように種々のものが使用できる。またこれら
は内部を中空にしたものであつてもよい。
示すように種々のものが使用できる。またこれら
は内部を中空にしたものであつてもよい。
以上述べたように本考案によれば、胴内におけ
る気柱共鳴を回避した実用上の効果の大きな多管
式熱交換器が提供される。
る気柱共鳴を回避した実用上の効果の大きな多管
式熱交換器が提供される。
第1図は従来の多管式熱交換器を示し、aは要
部の縦断面図、bは第1図aの−線に沿う断
面図、cは管群の説明図、第2図は胴内に生ずる
気柱振動の説明図、第3図a,bは気柱振動の発
生状況を示す特性図、第4図は従来の胴内気柱共
鳴の防止等を示した図、第5図は本考案の一実施
例を示す要部断面図、第6図は本考案の他の実施
例を示す要部断面図、第7図は第6図における梁
の配置について別の配置方法を説明した図、第8
図は梁の他の形状を示した図である。 1……管、2……胴、3……管群入側空洞部、
4……管群出側空洞部、8……バツフル板、9…
…管、10……梁。
部の縦断面図、bは第1図aの−線に沿う断
面図、cは管群の説明図、第2図は胴内に生ずる
気柱振動の説明図、第3図a,bは気柱振動の発
生状況を示す特性図、第4図は従来の胴内気柱共
鳴の防止等を示した図、第5図は本考案の一実施
例を示す要部断面図、第6図は本考案の他の実施
例を示す要部断面図、第7図は第6図における梁
の配置について別の配置方法を説明した図、第8
図は梁の他の形状を示した図である。 1……管、2……胴、3……管群入側空洞部、
4……管群出側空洞部、8……バツフル板、9…
…管、10……梁。
Claims (1)
- 流体の導入される胴内に、この流体を横切る方
向に平行に配置されその内部に第2の流体が導入
される複数の管から成り、前記両流体間で熱交換
を行なう多管式熱交換器において、前記複数の管
から構成される管群の間に、前記流体の流れ方向
に沿つて少なくとも前記管群の深さに相当する長
さのバツフル板を設けるとともに、前記管群の表
面を流れた前記流体の出側に、前記管とは異径も
しくは断面形状の異なる部材を前記管に近接させ
て配置したことを特徴とする多管式熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13984181U JPS5846984U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 多管式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13984181U JPS5846984U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 多管式熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5846984U JPS5846984U (ja) | 1983-03-30 |
JPS6229831Y2 true JPS6229831Y2 (ja) | 1987-07-31 |
Family
ID=29933021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13984181U Granted JPS5846984U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 多管式熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846984U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53115957A (en) * | 1977-03-22 | 1978-10-09 | Toshiba Corp | Heat exchanger |
JPS5521734B2 (ja) * | 1971-11-11 | 1980-06-12 | ||
JPS5530120B2 (ja) * | 1975-07-24 | 1980-08-08 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716059Y2 (ja) * | 1973-05-24 | 1982-04-03 | ||
JPS5719321Y2 (ja) * | 1978-07-31 | 1982-04-22 | ||
JPS5835560Y2 (ja) * | 1978-08-16 | 1983-08-10 | トヨタ自動車株式会社 | パツシブシ−トベルト装置 |
JPS5931489Y2 (ja) * | 1979-05-21 | 1984-09-06 | トヨタ自動車株式会社 | シ−トベルト装置 |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP13984181U patent/JPS5846984U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5521734B2 (ja) * | 1971-11-11 | 1980-06-12 | ||
JPS5530120B2 (ja) * | 1975-07-24 | 1980-08-08 | ||
JPS53115957A (en) * | 1977-03-22 | 1978-10-09 | Toshiba Corp | Heat exchanger |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5846984U (ja) | 1983-03-30 |
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