JPS5821197B2 - フイン付チュ−ブの減衰機構 - Google Patents
フイン付チュ−ブの減衰機構Info
- Publication number
- JPS5821197B2 JPS5821197B2 JP6273277A JP6273277A JPS5821197B2 JP S5821197 B2 JPS5821197 B2 JP S5821197B2 JP 6273277 A JP6273277 A JP 6273277A JP 6273277 A JP6273277 A JP 6273277A JP S5821197 B2 JPS5821197 B2 JP S5821197B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- fins
- wire
- finned tube
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2265/00—Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction
- F28F2265/30—Safety or protection arrangements; Arrangements for preventing malfunction for preventing vibrations
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
第1図は従来のボイラ管群のうち主としてエコノマイザ
部に使われている2枚フィン付チューブ群の1例を示す
平面断面図、第2図は同フィン付チューブの斜視図を示
し、チューブ1の外面に互に対向して一直線にフィン2
,2が取付けられている。
部に使われている2枚フィン付チューブ群の1例を示す
平面断面図、第2図は同フィン付チューブの斜視図を示
し、チューブ1の外面に互に対向して一直線にフィン2
,2が取付けられている。
又フィン2,2の取付は方向はチューブ1の外部流体3
の流ねに平行になっている。
の流ねに平行になっている。
なお、フィン2の取付けの主目的は伝熱面積増大による
伝熱効率のアップであるが、カルマン渦等の周期的な後
流渦発生の阻止にも役立っている。
伝熱効率のアップであるが、カルマン渦等の周期的な後
流渦発生の阻止にも役立っている。
又チューブ1内には内部流体4が流れており、同内部流
体4と外部流体3はチューブ1とフィン2,2を介して
熱交換される。
体4と外部流体3はチューブ1とフィン2,2を介して
熱交換される。
しかしながら第1図及び第2図のチューブ構造は全て溶
接結合であるだめ、チューブ1の曲げ振動(主として第
1図の流れに直角方向)に対する減衰が小さく、微小振
動では対数減衰率δ= 0.005大振中時でもδ=0
.01程度である。
接結合であるだめ、チューブ1の曲げ振動(主として第
1図の流れに直角方向)に対する減衰が小さく、微小振
動では対数減衰率δ= 0.005大振中時でもδ=0
.01程度である。
又チューブスパン(第1図の流れに直角方向にある上下
ドラム間隔相当)管群では前記曲げ振動の固有振動数が
相対的に小さい。
ドラム間隔相当)管群では前記曲げ振動の固有振動数が
相対的に小さい。
一般に第1図のような外部流体3に流れを有する管群で
は、外部流速がある限界値(限界流速という)以上にな
ると、外部流体3と管曲げ振動が連成した流力弾性振動
が自励的に発生し、管相互間の衝突、骨振動応力の増大
を来たし管が破損する虞れがある。
は、外部流速がある限界値(限界流速という)以上にな
ると、外部流体3と管曲げ振動が連成した流力弾性振動
が自励的に発生し、管相互間の衝突、骨振動応力の増大
を来たし管が破損する虞れがある。
又前記の各柔性下ではこの限界流速がボイラの運転範囲
に入って来ることがあり、これを回避(限界流速を運転
範囲以上に持ってくる)する必要があった。
に入って来ることがあり、これを回避(限界流速を運転
範囲以上に持ってくる)する必要があった。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、フィンに孔又はスリットを設けると共に、回礼又
はスリットにワイヤを通して2本以上のチューブを綴り
、前記フィンとワイヤ間に発生する摩擦によりチューブ
の振動減衰能の増加を計るようにしたフィン付チューブ
の減衰機構を提供せんとするものである。
ので、フィンに孔又はスリットを設けると共に、回礼又
はスリットにワイヤを通して2本以上のチューブを綴り
、前記フィンとワイヤ間に発生する摩擦によりチューブ
の振動減衰能の増加を計るようにしたフィン付チューブ
の減衰機構を提供せんとするものである。
以下本発明の実施例を図面について説明する。
々お、本発明に於いて従来と同一部分は同一符号をもっ
て示すことにする。
て示すことにする。
さて第3図及び第4図イに於いてはチューブ1の外面に
互に対向して一直線にフィン2.ンが取付けられている
が、同フィン2,2の取付は方向はチューブ1の外部流
体3の流れに平行になっている。
互に対向して一直線にフィン2.ンが取付けられている
が、同フィン2,2の取付は方向はチューブ1の外部流
体3の流れに平行になっている。
又チューブ1内には内部流体4が流れており、同内部流
体4と外部流体3はチューブ1とフィン2,2を介して
熱交換される。
体4と外部流体3はチューブ1とフィン2,2を介して
熱交換される。
更にフィン2には孔5が設けられ、隣接フィンの孔5間
にわたってワイヤ6を通して各チューブ1を綴っている
。
にわたってワイヤ6を通して各チューブ1を綴っている
。
孔5の大きさはワイヤ6の直径よりも少し太き目(例え
ばワイヤ直径の5%程度太き目)にあけである。
ばワイヤ直径の5%程度太き目)にあけである。
ワイヤ6の材質としてはピアノ線、軟鋼線、パイプ、練
り線、鎖。
り線、鎖。
チェーン等の紐状のものであれば何でもよい。
又ワイヤ6によるチューブ1の綴り方は、第4図イの如
くワイヤ6を孔5Klに真直ぐに通すだけでもよく、口
の如くフィン毎に1回巻付けて同一孔から抜くか、への
如く孔5に通してフィンに1回巻付け、隣接孔5′から
抜く等の方法によるものである。
くワイヤ6を孔5Klに真直ぐに通すだけでもよく、口
の如くフィン毎に1回巻付けて同一孔から抜くか、への
如く孔5に通してフィンに1回巻付け、隣接孔5′から
抜く等の方法によるものである。
更に孔5の形状は第5図イの如き円形孔のほか他の孔形
状でもよく、又孔5に代え第5図口の如くスリット7に
形成してもよい。
状でもよく、又孔5に代え第5図口の如くスリット7に
形成してもよい。
なお、8はワイヤ6が流れにより孔5又はスリット7の
下流側に押付けられた場合の接点である。
下流側に押付けられた場合の接点である。
又チューブ1は直管のみでなく、曲管、スパイラル管等
にも適用可能である。
にも適用可能である。
以上説明した如く本発明は、フィンに設けた孔又はスリ
ットにワイヤを通して2本以上のチューブを綴るように
しだので、流れの中ではワイヤは孔又はスリットの下流
側に押し付けられ摩擦減衰能が増加する。
ットにワイヤを通して2本以上のチューブを綴るように
しだので、流れの中ではワイヤは孔又はスリットの下流
側に押し付けられ摩擦減衰能が増加する。
このようにフィンとワイヤ間に発生する摩擦によりチュ
ーブ振動減衰能を高めることができ、これにより0.1
〜0.3程度以上の対数減衰率が期待でき、微小相対振
動による減衰増加と共に管曲げ振動に対しても剛性の上
昇が期待できる。
ーブ振動減衰能を高めることができ、これにより0.1
〜0.3程度以上の対数減衰率が期待でき、微小相対振
動による減衰増加と共に管曲げ振動に対しても剛性の上
昇が期待できる。
従って本発明によると流力弾性自励振動の安定領域を広
めることができる。
めることができる。
なお、本発明はボイラ等の熱交換チューブ一般に応用で
きる。
きる。
第1図は従来のフィン付チューブ群の1例を示す平面断
面図、第2図は同フィン付チューブの斜視図、第3図は
本発明の実施例を示す機構に於けるフィン付チューブ群
の平面断面図、第4図イは同フィン付チューブの斜視図
、第4図口、ハは夫夫イと異なるワイヤの綴り方を示す
斜視図、第5図イはフ′インの円形孔にワイヤを通しだ
状態を示す正面図、第5図口はフィンのスリットにワイ
ヤを通した状態を示す正面図である。 図の主要部分の説明、1・・・・・・チューブ、2・・
・・・・フィン、5・・・・・・孔、6・・・・・・ワ
イヤ、7・・・・・・スリット。
面図、第2図は同フィン付チューブの斜視図、第3図は
本発明の実施例を示す機構に於けるフィン付チューブ群
の平面断面図、第4図イは同フィン付チューブの斜視図
、第4図口、ハは夫夫イと異なるワイヤの綴り方を示す
斜視図、第5図イはフ′インの円形孔にワイヤを通しだ
状態を示す正面図、第5図口はフィンのスリットにワイ
ヤを通した状態を示す正面図である。 図の主要部分の説明、1・・・・・・チューブ、2・・
・・・・フィン、5・・・・・・孔、6・・・・・・ワ
イヤ、7・・・・・・スリット。
Claims (1)
- 1 フィン付チューブに於いて、同フィンに孔又はスリ
ットを設けると共に回礼又はスリットにワイヤを通して
2本以上のチューブを綴り、前記フィンとワイヤ間に発
生する摩擦によりチューブの振動減衰能の増加を計るこ
とを特徴とするフィン付チューブの減衰機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273277A JPS5821197B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | フイン付チュ−ブの減衰機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273277A JPS5821197B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | フイン付チュ−ブの減衰機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53148056A JPS53148056A (en) | 1978-12-23 |
JPS5821197B2 true JPS5821197B2 (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=13208828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6273277A Expired JPS5821197B2 (ja) | 1977-05-31 | 1977-05-31 | フイン付チュ−ブの減衰機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821197B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356998U (ja) * | 1989-10-06 | 1991-05-31 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62198387U (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-17 | ||
DE202006013713U1 (de) * | 2006-09-07 | 2006-11-02 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät |
JP4823043B2 (ja) * | 2006-12-11 | 2011-11-24 | 三菱重工業株式会社 | 熱交換器 |
-
1977
- 1977-05-31 JP JP6273277A patent/JPS5821197B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356998U (ja) * | 1989-10-06 | 1991-05-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53148056A (en) | 1978-12-23 |
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