JP7126805B2 - 排熱回収ボイラ及びその製造方法 - Google Patents

排熱回収ボイラ及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7126805B2
JP7126805B2 JP2016221618A JP2016221618A JP7126805B2 JP 7126805 B2 JP7126805 B2 JP 7126805B2 JP 2016221618 A JP2016221618 A JP 2016221618A JP 2016221618 A JP2016221618 A JP 2016221618A JP 7126805 B2 JP7126805 B2 JP 7126805B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
support plate
transfer tubes
exhaust gas
perforated plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016221618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018080852A (ja
Inventor
誠一 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2016221618A priority Critical patent/JP7126805B2/ja
Publication of JP2018080852A publication Critical patent/JP2018080852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7126805B2 publication Critical patent/JP7126805B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/30Technologies for a more efficient combustion or heat usage

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

本発明は、複数の伝熱管を支持する構造を有する排熱回収ボイラ及びその製造方法に関するものである。
排熱回収ボイラ(HRSG:Heat Recovery Steam Generator)が知られている(特許文献1)。排熱回収ボイラは、多数の伝熱管を備えており、各伝熱管は、伝熱管の長手方向における所定位置に配置された多孔板によって支持されている。多孔板は、各伝熱管に対応する複数の孔を備えており、各孔に伝熱管を挿入することによって各伝熱管を定位置に支持する。
特開2003-120901号公報
排熱回収ボイラの大型化に伴い伝熱管は長尺になり、多孔板間の距離(支持スパン)は、例えば3m~4mといったように長くなっている。また各伝熱管は排ガス流れ方向に直交するように配置されるものが多く、排ガス流れによって伝熱管後流に生じたカルマン渦による伝熱管の自励振動が発生し、伝熱管が多孔板との間で摩耗が生じて損傷してしまうことが懸念される。
また、排ガス成分の一部が伝熱管に固着し、その付着物が排ガスの流路面積を狭め、排ガスの流速が増加する。排ガスの流速の増加により、伝熱管の加振力の増加とカルマン渦の発生増加で自励振動の発生がし易くなり、振動の振幅がさらに増加し、伝熱管の摩耗損傷を増加させるおそれがある。例えば、高炉ガスや油等の硫黄分を含む燃料を燃焼させた後の排ガス中には、硫黄酸化物(SOx)が存在する。この場合には、排ガス中のSOと脱硝用に注入したアンモニアが反応して硫酸水素アンモニウム等が発生し、濃度や排ガス温度等の条件により、伝熱管上に硫酸水素アンモニウム等が析出して付着物となり伝熱管に固着する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、伝熱管の自励振動を抑制することができる排熱回収ボイラ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の排熱回収ボイラ及びその製造方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる排熱回収ボイラは、排ガスの流れに対して直交して配列された複数の伝熱管からなる伝熱管群と、各前記伝熱管が挿通される複数の孔が形成され、前記伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して設けられた複数の多孔板と、前記多孔板の間に配置され、前記伝熱管の少なくとも一部に接触するように配置された支持板とを備えていることを特徴とする。
多孔板には各伝熱管が挿通される複数の孔が形成されており、各伝熱管を支持するようになっている。多孔板は、伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して複数設けられている。多孔板の間には、伝熱管に接触するように配置された支持板が設けられている。このように、多孔板の間で伝熱管を支持する支持板を設けることとして、伝熱管が自由に振動できる支持間隔の長さを短くすることができる。多孔板間の間隔が小さくなることで伝熱管が排ガス流れによって自励振動を起こすおそれを低減することができる。
なお、支持板は、伝熱管に対して排熱回収ボイラの運転時に接触していれば良く、運転開始前の冷間状態では非接触とされていても良い。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記伝熱管は、鉛直方向及び水平方向に千鳥状に配置され、前記支持板は、隣り合う前記伝熱管の間を鉛直方向に対して斜めに延在するように設けられていることを特徴とする。
隣り合う伝熱管の間を鉛直方向に対して斜めに延在するように支持板を設けることとしたので、複数の伝熱管に対し鉛直方向下方または上方から接触させて、1つの支持板あたり効率良く複数の伝熱管を支持することができるので、支持板の配設が容易になる。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記支持板の両端部が固定される枠体を備えていることを特徴とする。
支持板を固定する構造としては、多孔板の間に設けるものなので、多孔板のように各伝熱管をそれぞれの孔に挿通させて各伝熱管を定位置に支持する機能までは必要はない。そこで、支持板の両端部を固定する枠体を多孔板で支持された複数の伝熱管の周囲を囲うように設けることで、支持板を簡便に保持する構成を実現することができる。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記枠体は、水平部と鉛直部とを接続した矩形状とされ、前記水平部と前記鉛直部は、相対移動、回転可能に接続されていることを特徴とする。
枠体の水平部と鉛直部とを相対移動可能に接続することとしたので、伝熱管群が熱変形してもこれに枠体を追従させることができ、伝熱管を損傷させることがない。また水平部と鉛直部との温度差で熱膨張差が生じても相互を拘束しないので枠体が伝熱管を損傷させることがない。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記伝熱管群の前記伝熱管の長手方向と直交する一側方と他側方に配置されて前記排ガスの流れの偏流を防止する偏流防止板を備え、前記枠体は、前記偏流防止板に固定されていることを特徴とする。
伝熱管群の側方に設置されている偏流防止板に対して枠体を固定することとしたので、簡便な構成で枠体を定位置に固定することができる。これにより、枠体及び支持板の伝熱管長手方向における移動が規制されるので、伝熱管の振動低減を更に効果的に発揮させることができる。
例えば、偏流防止板に切欠やスリットを設け、これに枠体の端部を挿入することによって固定する。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記支持板は、前記伝熱管に対して鉛直方向下方から接触することを特徴とする。
自重により鉛直方向下方へ撓む伝熱管を支持板が下方から伝熱管と確実な接触を維持して好適に支持することができるので、伝熱管が排ガス流れによって自励振動を起こすおそれを低減することができる。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、各前記多孔板の上端同士を接続するように水平方向に延在する支持ビームを備え、前記枠体は、前記支持ビームから吊り下げられて支持されていることを特徴とする。
各多孔板の上端同士を接続するとともに水平方向に延在する支持ビームに対して、吊り下げられるように枠体を固定することとした。このように偏流防止板を用いないで枠体を固定することができるので、偏流防止板に加わる荷重(枠体と支持板)を低減して、偏流防止板の補強要否の検討を省くことができる。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記支持板の幅方向端部は、厚さ方向に丸みを有したR形状とされていることを特徴とする。
支持板の幅方向端部に厚さ方向に丸みを有したR形状及びデーパを設けることとしたので、支持板を伝熱管の間に挿入する際に伝熱管を傷付けることがない。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記支持板には、厚さ方向に貫通する排ガスの流路のための複数の穴または切欠が形成されていることを特徴とする。
支持板に複数の穴または切欠を設けることで、排ガスの流路を確保することとした。これにより、支持板が排ガスの流れを阻害することを可及的に抑えることができ、排ガスが通過する際の流れ抵抗を低下して圧力失を低減することが出来る。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記支持板は、交互に山部および谷部が長手方向に設けられた波形状とされていることを特徴とする。
支持板を波形状とすることで、伝熱管に対する支持板の変形の自由度を向上しながら接触する確率を上げることができる。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記支持板は、幅方向における中央部が凸とされた形状とされていることを特徴とする。
支持板の幅方向における中央部を凸とする形状としたので、伝熱管に対する支持板の接触部分との距離を縮めて接触する確率を上げるとともに、凸部分で弾性力により伝熱管と密着して接触することができる。
さらに、本発明の排熱回収ボイラでは、前記支持板は、隣り合う前記多孔板の間の中央に配置されていることを特徴とする。
支持板を隣り合う多孔板間の中央に配置することで、最小限の数の支持板を用いて伝熱管が自由に振動できる支持間隔の長さを短くすることができ、伝熱管の自励振動を抑えることができる。
なお、支持板は、多孔板間の間に複数設置してもよい。この場合には、等間隔で支持板を設けることが好ましい。
さらに、本発明の参考例としての排熱回収ボイラでは、前記排ガスは、アンモニアによる脱硝が行われかつ硫黄酸化物を含むものとされ、前記支持板は、排ガス温度が100℃~250℃の間の所定の温度範囲とされた領域にのみ設けられていることを特徴とする。
アンモニアによる脱硝が行われると、排ガスには脱硝未反応で回収できなかったアンモニアを含むことになり、排ガス中に含まれるSOx分と反応して、100℃~250℃の間の所定温度域で硫酸水素アンモニウムが伝熱管上に付着するおそれがある。この領域に支持板を設けることで、付着した硫酸水素アンモニウムによって排ガス流路が狭くなって排ガスの流速が上昇したとしても、伝熱管の自励振動が助長されることを抑制できる。
なお、支持板は、排ガス温度が100℃~250℃の間の所定温度とされた領域のみに設けても良い。
また、本発明の排熱回収ボイラの製造方法は、排ガスの流れに対して直交して配列された複数の伝熱管からなる伝熱管群を設置する工程と、各前記伝熱管が挿通される複数の孔が形成された複数の多孔板を、前記伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して設置する工程と、前記多孔板の間に、前記伝熱管に接触するように支持板を設置する工程とを有していることを特徴とする。
多孔板間で伝熱管を支持する支持板を設けることとしたので、伝熱管が排ガス流れによって自励振動を起こすおそれを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る排熱回収ボイラの概略構成を示した側面図である。 フィンチューブを示した斜視図である。 千鳥状に配置されたフィンチューブを示し、(a)は多孔板に対してフィンチューブが挿通された状態を示す正面図であり、(b)はフィンチューブに付着した付着物を示した横断面図である。 多孔板の間に設けられた支持板を示した側面図である。 支持板の配列の具体的構成を示した正面図である。 枠体の接続構造を示した正面図である。 支持板の端部の形状を示した側面図である。 支持板の変形例を示し、(a)は複数の穴を形成した平面図であり、(b)は複数の切欠を形成した平面図である。 枠体の固定構造を示した平面図である。 フィンチューブと支持板との接触状態を示し、(a)は運転前の状態を示した横断面図、(b)は運転中の状態を示した断面図である。 多孔板に設けた支持ビームを示した斜視図である。 フィンチューブの上方から接触する支持板を示した断面図である。 支持板の第1変形例を示した斜視図である。 フィンチューブと図13の支持板との接触を示した断面図である。 支持板の第2変形例を示した斜視図である。 フィンチューブと図15の支持板との接触を示した断面図である。 支持ビームに吊下げられた枠体を示した斜視図である。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、排熱回収ボイラ(HRSG:heat recovery steam generator)1が示されている。排熱回収ボイラ1の排ガス流れの上流側には、図示しない燃焼器で燃焼された燃焼ガスが導かれる図示しないガスタービンと、排熱回収ボイラ内にガスタービンから排出された排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を処理する図示しない脱硝装置とが設けられている。脱硝装置は、アンモニアを用いて脱硝する方式が採用されている。
鉛直方向に排ガスが流通する熱交換容器2の内部に、複数のフィンチューブ(伝熱管)3が水平方向に設けられている。すなわち、フィンチューブ3は、排ガスの流れに対して直交して配置されている。各フィンチューブ3は、熱交換容器2の外部にてU字管4を介して接続されている。
図2に示すように、フィンチューブ3は、使用温度に合せてステンレス鋼や低合金鋼等で形成された円管5の外周面に多数のフィン6が軸方向に短い間隔を開けて直立するように固定された構造とされている。円管5の内部には、例えばボイラや蒸気タービンに供給される水や蒸気が流される。なお、本実施形態では、フィン6は、鍔状でその外周縁部に歯車状の凹凸が形成されたセレートフィンとなっているが、凹凸が無い円板状のものとしてもよく限定するものではない。またフィンがなく円管5のみのものでもよい。
熱交換容器2の底部と頂部には、それぞれ排ガス流入ダクト8と排ガス流出ダクト9とが設けられ、図示しないガスタービンで仕事を終えた高温の排ガスが排ガス流入ダクト8から流入して熱交換容器2の内部を鉛直方向下方から上方に通過し、排ガス流出ダクト9から流出する。そして、フィン6により排ガスとの伝熱面積を増大されたフィンチューブ3の周囲を高温の排ガスが流れることにより、円管5の内部を流れる流体(水や蒸気など)が排ガスと熱交換して加熱される。こうして排ガスの保有する熱量が効率良く回収されて有効に利用される。
フィンチューブ3の直線部の長手方向の長さは長尺化しており、長いものでは20m以上にも達するものがある。このため、内部を流れる流体も含めて重量のあるフィンチューブ3の中間部が下方に撓むおそれがある。そこで、フィンチューブ3の長手方向において所定間隔で設置された複数の多孔板11によってフィンチューブ3の荷重が支持される。多孔板11の間隔は、例えば2m~5mとされる。多孔板11は所定の厚みを備えた平板状の部材であり、各フィンチューブ3が挿通される多数の孔12(図1参照)が形成されている。多孔板11は、熱交換容器2の内部に配設された天井構造材13等から吊具14によって吊り下げられ、各構成部品の温度が上昇した際に、熱膨張差による各構成部品が相互干渉しないようにしている。
図3に示すように、各フィンチューブ3は、鉛直方向及び水平方向に千鳥状に密に配列された状態で、多孔板11に対して定位置に支持されている。図3(a)において矢印で示したように、排ガスは多孔板11の鉛直方向下方から上方に向かって流れる。
多孔板11の間でフィンチューブ3を支持することで、隣り合う多孔板11の間の支持間隔が、フィンチューブ3が自由に振動できる支持長さとなる。フィンチューブ3は、排ガス流れの流体力によって振動を発生するが、フィンチューブ3の支持長さと、フィンチューブ3周りの排ガスの流速が大きく影響する。また、図3(b)に示すように、排ガスの性状により、排熱回収ボイラ1の運転でフィンチューブ3の外周には、付着物16が生じるものがある。
付着物16としては、典型的には、酸性硫酸水素アンモニウムが挙げられる。酸性硫酸水素アンモニウムは、アンモニアを用いる脱硝装置が排熱回収ボイラ1の上流側に設置され、かつ燃料が高炉ガス等や油類のように硫黄分を比較的多く含む燃料を用いた場合の燃焼排ガスに顕著に生成される。
硫酸水素アンモニウムは、脱硝触媒の還元剤として排ガス中に噴霧されるアンモニア(NH)のうち還元脱硝反応に使用されずに回収が出来なかったものと、排ガス中のSOxとの化学反応(NH+HSO)によって、硫酸水素アンモニウム(NHHSO)が発生する。硫酸水素アンモニウムは排ガス中の濃度にもよるが、約100℃~250℃から析出が始まる。この様に付着物16が生成されると、フィンチューブ3間の排ガスの流路が狭くなり排ガスの流速が増大して、フィンチューブ3の加振力の増加とカルマン渦の発生増加で、フィンチューブ3の自励振動が発生し易くなる。フィンチューブ3の自励振動が発生すると振動の振幅を増大させるため、フィンチューブ3が多孔板11の支持部分で摩耗損傷を増加させるおそれがある。多孔板11の支持部分で摩耗損傷が発生した場合、各フィンチューブ3は、千鳥状に密に配列された状態であるため、多孔板11の支持部分付近の摩耗損傷したフィンチューブ3を交換することは容易ではない。そこで、本実施形態では、図4に示すように、多孔板11の間に支持板20を設置する。
多孔板11の間でフィンチューブ3を支持する支持板20を設けることで、フィンチューブ3が自由に振動できる支持間隔の長さを短くすることができる。隣り合う多孔板11の間の間隔が大きい場合でも、支持板20を設けることで自励振動発生に影響するフィンチューブ3の支持間隔長さを短くできる。このためフィンチューブ3が排ガス流れによって自励振動を起こすおそれを低減することができる。
支持板20は、図4の(a)に示すように、隣り合う多孔板11の間の略中央付近に配置することが好ましい。ただし、図4の(b)に示すように、多孔板11の間に複数の支持板20を設置しても良い。この場合には、一部のフィンチューブ3に自励振動が発生しないように支持板20を略等間隔で設置することが好ましい。支持板20の設置位置及び数は、フィンチューブ3の自励振動が発生する条件によって適宜調整される。
あるいは、図4の(c)に示すように、支持板20を、付着物16(図3(b)参照)が生じて、フィンチューブ3の周りの排ガス流速が増加しやすい領域に設けても良い。例えば、上述のように酸性硫酸水素アンモニウムが付着物16として生じる場合には、排ガス温度が150℃~250℃のうち、排熱回収ボイラ1の運転条件で硫酸水素アンモニウムが析出されやすい所定範囲の温度とされた領域に設ける。この場合、支持板20は、排ガス温度が150℃~250℃のうち、所定範囲の温度とされた領域のみに設けても良い。すなわち、支持板20を多孔板11で支持されたフィンチューブ3の鉛直上下方向の全体にわたって設ける必要は無い。または、排ガス温度が150℃~250℃のうち、所定範囲の温度とされた領域を含むように支持板20を設けても良い。
図5には、支持板20の配列の具体的構成が示されている。支持板20は、所定の厚さt1を有する板状とされている。本実施形態では、例えば、支持板20は、幅が10mmから50mm、厚さ(t1)が3mmから9mmである。すなわち、支持板20は、幅広面が排ガス流れに対向するように配置されている。
支持板20の材質としては、ガス性状により異なるが、例えば排ガス温度で選定することが出来る。一例として、排ガス温度が350℃~400℃以下の場合には炭素鋼が用いられ、350℃~400℃以上でかつ550℃~600℃以下の場合には1Crから2Cr含有低合金鋼が用いられ、550℃~600℃以上の温度の場合にはSUSが用いられる。
支持板20の両端は、枠体22に対して溶接によって固定されている。枠体22は、長尺の板状体とされており、水平方向に延びる水平部22aと、鉛直方向に延びる鉛直部22bとを備えており、矩形状の形成されている。水平部22aの左右両端に対して鉛直部22bの上下端がそれぞれ固定されている。
枠体22の材質は、上述した支持板20と同様のものが用いられる。枠体22は多数の支持板20を保持するために支持板20より板厚が厚く剛強な構造としている。
図6には、水平部22aと鉛直部22bとを固定する具体例が示されている。同図に示すように、接続プレート24にピン25の軸径よりも大きめの穴を設け、これを介してピン25によって水平部22aと鉛直部22bとが支持されている。すなわち、水平部22aと鉛直部22bとは、接続プレート24の大きめの穴によりピン25の位置と相対移動と回転が可能なように接続されている(同図中の矢印参照)。これにより、フィンチューブ3が熱変形してもこれに枠体22を追従させることができ、フィンチューブ3を枠体22で損傷させることがない。また、水平部22aと鉛直部22bとの温度差で熱膨張差が生じても相互を強く拘束していないので枠体22が捩れ変形したりして、フィンチューブ3を損傷させることがない。
図5に示されているように、支持板20は、千鳥状に配置されたフィンチューブ3の間を鉛直方向に対して斜めに傾斜して延在するように互いに平行に複数設けられている。具体的には、同図の紙面において枠体22の手前側に位置する各支持板20は、右斜め上方に延在するように設けられており、同図の紙面において枠体22の背面側に位置する各支持板20は、左斜め上方に延在するように配置されている。このように、フィンチューブ3間の各隙間に支持板20を交差するように配置することで、支持板20は、複数のフィンチューブ3に対して接触支持させることが可能となる。1つの支持板20あたり効率良く複数のフィンチューブ3を接触支持することができるので、支持板20の配設が容易になる。
支持板20は、図7に示されているように、厚さ方向にテーパ状に先細りとなった上で先端部に丸みを有したR形状とされている。これにより、製造時に支持板20をフィンチューブ3の間に挿入する際にフィンチューブ3を傷付けることがない。また、排ガスが通過する際に、支持板20の幅広面が排ガス流れに対向するので、支持板20の幅方向両端部分にある長手方向に延びる各辺は、排ガス流れと直交して渦を発生させるなど流体エネルギの損失を招き易い領域になる。
支持板20には、図8(a)に示すように、厚さ方向に貫通する複数の穴20aを形成しても良い。穴20aの形状は、円形であっても楕円や長円あるいは多角形であっても良い。これにより、排ガスが支持板20を通過できる流路を確保することで、支持板20が排ガス流れを阻害することを可及的に抑えることができる。このため、排ガスが通過する際の流れ抵抗を低下して、排ガスの圧力損失を低減することが出来る。
また、図8(b)に示すように、同様の目的で支持板20の側部に複数の切欠20bを設けても良い。切欠20bの形状も、同図に示すように半円形状としても良いし、楕円や長円あるいは多角形の一部分の形状を用いてもよい。排ガスが支持板20を通過できる流路を確保することにより、排ガスが通過する際の流れ抵抗を低下して、排ガスの圧力損失を低減することが出来る。
なお、支持板20の幅が排ガス流れに大きな影響を与えない場合には、穴20aや切欠20bを設けなくてもよい。
図9には、枠体22の固定構造が示されている。同図は、排ガスの流れの下流側から鉛直下方を見込んだ状態を示していて、熱交換容器2の一側方を紙面左側に示していて熱交換容器2の他側方は省略している。フィンチューブ3の一側方には、排ガス流れの偏流を防止する偏流防止板28が設けられている。同様に、フィンチューブ3の他側方にも、図示しない偏流防止板28が設けられている。偏流防止板28は、鉛直方向に沿って設けられている。偏流防止板28によって、排ガスが複数のフィンチューブ3が並んで配設され流れ抵抗が大きくなっている領域を避けて、フィンチューブ3の無い領域を流れることを抑制しいている。
同図に示したように、偏流防止板28に対して枠体22を固定してもよい。具体的には、偏流防止板28に切欠やスリットを設け、枠体22の端部を挿入することによって固定する。これにより、枠体22の鉛直方向の位置支持に留まらず、ひいては支持板20のフィンチューブ3の長手方向における移動が規制されることで、フィンチューブ3が自由に振動できる支持間隔の長さが変動しないので、フィンチューブ3の振動低減を更に効果的に発揮させることができる。
図10には、フィンチューブ3と支持板20との接触状態が示されている。フィンチューブ3は多孔板11により密に配置され、もともとフィンチューブ3どうしの間隔は狭く、フィンチューブ3と支持板20との間隔は、接触/非接触に係わらず狭い状況にある。このため、図10(a)に示すように、運転前の冷間状態では、フィンチューブ3内に流体(水や蒸気)が供給されていないので自重によるたわみ量が少ないため、フィンチューブ3と支持板20とが接触していない状態でもよい。一方、排熱回収ボイラ1の運転時には、図10(b)に示すように、フィンチューブ3内に流体(水や蒸気)が供給されてフィンチューブ3の重量が増すのでたわみ量が大きくなり、フィンチューブ3の下側の2点が支持板20に接触することになる。なお、同図に示したように、運転前にはフィンチューブ3と支持板20とが接触していなくても構わないが、運転中には必ずフィンチューブ3と支持板20とが接触するように相対位置が決定されている。もちろん、運転前にフィンチューブ3と支持板20とが接触していても良い。
本実施形態による排熱回収ボイラは、以下のように製造される。
先ず、排熱回収ボイラ1の鉛直方向に排ガスが流通する熱交換容器2の内部に、排ガスの流れに対して直交して配列された複数のフィンチューブ3は次の工程で組み立てられる。
そして、複数の各フィンチューブ3を長手方向に所定間隔を有して複数の多孔板11に挿通し、排ガスの流れに対して直交して配置する。各多孔板11は、複数のフィンチューブ3の長手方向に所定間隔で設置する。各フィンチューブ3は、熱交換容器2の外部にてU字管4を介して接続する。
排熱回収ボイラ1の長時間の運転などで、フィンチューブ3の外周には、硫酸水素アンモニウムなどの付着物16が生じて、排ガス流路が狭くなって排ガスの流速が上昇してフィンチューブ3に自励振動が発生し、フィンチューブ3が多孔板11の支持部分で摩耗損傷を増加させるおそれがある場合は、多孔板11の間にフィンチューブ3に接触するように支持板20を設置する。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
多孔板11間でフィンチューブ3に接触する支持板20を設けることとしたので、多孔板11の間隔が大きい場合であってもフィンチューブ3が自由に振動できる支持間隔の長さを短くできる。このため、フィンチューブ3が排ガス流れによって自励振動を起こすおそれを低減することができる。
また、隣り合うフィンチューブ3の間を鉛直方向に対して斜めに延在するように支持板20を設けることとしたので、各支持板20は複数のフィンチューブ3に対し上方から接触させて、効率良く複数のフィンチューブ3を支持することができる。
支持板20を固定する構造としては、多孔板11の間に設けるものなので、多孔板11のように各フィンチューブ3をそれぞれの孔に挿通させて各フィンチューブ3を定位置に支持する構造までは必要ない。そこで、支持板20の両端部を固定する枠体22を設けることで、支持板20を簡便に保持する構成を実現することができる。
なお、上記実施形態では、図9に示したように偏流防止板28を用いて枠体22を固定することとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図11に示すように、多孔板11の上端同士を接続するように水平方向に延在する支持ビーム30を設ける。そして、図17に示すように、枠体吊具15を用いて支持ビーム30から吊り下げるようにして枠体22を固定しても良い。この場合には、支持板20も枠体22とともに吊り下げられるので、図12に示すように、支持板20は、フィンチューブ3に対して下方から接触する。また、このような構成により、偏流防止板28を用いないで枠体22を固定することができるので、偏流防止板28に加わる荷重(枠体22と支持板20)を低減して、偏流防止板28の補強要否の検討を省くことができる。
また、上記実施形態では、支持板20を平板状の形状として説明したが、図13に示すような形状としても良い。具体的には、同図に示されているように、支持板20’は、長手方向に交互に山部および谷部が設けられた波形状とされている。波形状とされた支持板20’は、板材をプレス成形することによって得ることができる。これにより、図14に示すように、フィンチューブ3の間に挿入する際の長手方向の剛性を維持しながら、フィンチューブ3に対する支持板20’の幅方向の変形の自由度を向上して、フィンチューブ3に対する距離を縮めて支持板20’が接触する確率を上げることができる。
あるいは、図15に示すように、幅方向における中央部が凸とされた形状とした支持板20”としても良い。支持板20”は、例えば湾曲した2枚の板材の幅方向における両端を溶接等によって接続することで得ることができる。これにより、図16に示すように、フィンチューブ3に対する支持板20”の接触部分との距離を縮めて接触する確率を上げるとともに、中央部の凸部分で弾性力によりフィンチューブ3と確実に密着して接触することができる。
また、上記実施形態では、図1に示したように排ガス流れが鉛直方向下方から上方に流れる縦型とされた排熱回収ボイラとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、排ガスが水平方向に流れる横型であっても、フィンチューブが自由に振動できる支持間隔の長さを短くして自励振動を抑制する手法として適用可能である。
1 排熱回収ボイラ
2 熱交換容器
3 フィンチューブ(伝熱管)
4 U字管
5 円管
6 フィン
11 多孔板
12 孔
13 天井構造材
14 吊具
15 枠体吊具
16 付着物
20,20’,20” 支持板
20a 穴
20b 切欠
22 枠体
22a 水平部
22b 鉛直部
24 接続プレート
25 ピン
28 偏流防止板
30 支持ビーム

Claims (11)

  1. 排ガスの流れに対して直交して配列された複数の伝熱管からなる伝熱管群と、
    各前記伝熱管が挿通される複数の孔が形成され、前記伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して設けられた複数の多孔板と、
    前記多孔板の間に配置され、前記伝熱管の少なくとも一部に接触するように配置された支持板と、
    前記支持板の両端部が固定される枠体と、
    を備え、
    前記枠体は、水平部と鉛直部とを接続した矩形状とされ、
    前記水平部と前記鉛直部は、相対移動可能に接続されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  2. 排ガスの流れに対して直交して配列された複数の伝熱管からなる伝熱管群と、
    各前記伝熱管が挿通される複数の孔が形成され、前記伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して設けられた複数の多孔板と、
    前記多孔板の間に配置され、前記伝熱管の少なくとも一部に接触するように配置された支持板と、
    前記支持板の両端部が固定される枠体と、
    を備え、
    前記伝熱管群の前記伝熱管の長手方向と直交する一側方と他側方に配置されて前記排ガスの流れの偏流を防止する偏流防止板を備え、
    前記枠体は、前記偏流防止板に固定されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  3. 前記支持板は、前記伝熱管に対して鉛直方向下方から接触することを特徴とする請求項2に記載の排熱回収ボイラ。
  4. 排ガスの流れに対して直交して配列された複数の伝熱管からなる伝熱管群と、
    各前記伝熱管が挿通される複数の孔が形成され、前記伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して設けられた複数の多孔板と、
    前記多孔板の間に配置され、前記伝熱管の少なくとも一部に接触するように配置された支持板と、
    前記支持板の両端部が固定される枠体と、
    を備え、
    各前記多孔板の上端同士を接続するように水平方向に延在する支持ビームを備え、
    前記枠体は、前記支持ビームから吊り下げられて支持されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  5. 排ガスの流れに対して直交して配列された複数の伝熱管からなる伝熱管群と、
    各前記伝熱管が挿通される複数の孔が形成され、前記伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して設けられた複数の多孔板と、
    前記多孔板の間に配置され、前記伝熱管の少なくとも一部に接触するように配置された支持板と、
    を備え、
    前記支持板の幅方向端部は、厚さ方向に丸みを有したR形状とされていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  6. 排ガスの流れに対して直交して配列された複数の伝熱管からなる伝熱管群と、
    各前記伝熱管が挿通される複数の孔が形成され、前記伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して設けられた複数の多孔板と、
    前記多孔板の間に配置され、前記伝熱管の少なくとも一部に接触するように配置された支持板と、
    を備え、
    前記支持板には、厚さ方向に貫通する排ガスの流路のための複数の穴または切欠が形成されていることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  7. 前記伝熱管は、鉛直方向及び水平方向に千鳥状に配置され、
    前記支持板は、隣り合う前記伝熱管の間を鉛直方向に対して斜めに延在するように設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の排熱回収ボイラ。
  8. 前記支持板は、交互に山部および谷部が長手方向に設けられた波形状とされていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の排熱回収ボイラ。
  9. 前記支持板は、幅方向における中央部が凸とされた形状とされていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の排熱回収ボイラ。
  10. 前記支持板は、隣り合う前記多孔板の間の中央に配置されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の排熱回収ボイラ。
  11. 排ガスの流れに対して直交して配列された複数の伝熱管からなる伝熱管群を設置する工程と、
    各前記伝熱管が挿通される複数の孔が形成された複数の多孔板を、前記伝熱管群の長手方向に所定間隔を有して設置する工程と、
    前記多孔板の間に、前記伝熱管に接触するように支持板を設置する工程と、
    前記支持板の両端部に枠体を固定する工程と、
    を備え、
    前記枠体は、水平部と鉛直部とを接続した矩形状とされ、
    前記水平部と前記鉛直部は、相対移動可能に接続されていることを特徴とする排熱回収ボイラの製造方法。
JP2016221618A 2016-11-14 2016-11-14 排熱回収ボイラ及びその製造方法 Active JP7126805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016221618A JP7126805B2 (ja) 2016-11-14 2016-11-14 排熱回収ボイラ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016221618A JP7126805B2 (ja) 2016-11-14 2016-11-14 排熱回収ボイラ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018080852A JP2018080852A (ja) 2018-05-24
JP7126805B2 true JP7126805B2 (ja) 2022-08-29

Family

ID=62198705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016221618A Active JP7126805B2 (ja) 2016-11-14 2016-11-14 排熱回収ボイラ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7126805B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4595161A (en) 1983-06-01 1986-06-17 Williams George J Tube bundle support

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60181503A (ja) * 1984-02-29 1985-09-17 日揮株式会社 コ−ベルの取付構造
JPH02147603U (ja) * 1989-05-12 1990-12-14
JP5302597B2 (ja) * 2008-08-21 2013-10-02 株式会社タクマ 排ガス処理装置及び排ガス処理方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4595161A (en) 1983-06-01 1986-06-17 Williams George J Tube bundle support

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018080852A (ja) 2018-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9400102B2 (en) Heat exchanger including flow regulating plates
JP5303551B2 (ja) 係止アセンブリを有する振動防止管支持体
JPS599407A (ja) 蒸気発生器
JP6847649B2 (ja) ボイラ、ボイラの組み立て方法及び整流部材の設置方法
JP7126805B2 (ja) 排熱回収ボイラ及びその製造方法
TWI720730B (zh) 還原劑供給裝置及脫硝裝置
JP6971867B2 (ja) シール装置およびこれを備えた排熱回収ボイラならびに排熱回収ボイラのシール方法
JP6025561B2 (ja) 伝熱管の振動抑制装置及び当該振動抑制装置の補修方法
WO2023149140A1 (ja) シール構造及び排熱回収ボイラ並びに排ガスのシール方法
WO2019208496A1 (ja) 熱交換器
JP7130569B2 (ja) 熱交換器及びボイラ並びに熱交換器の吸熱量調整方法
JP6233077B2 (ja) ボイラの伝熱管支持構造及び該伝熱管支持構造を備えた排熱回収ボイラ
JP2008224184A (ja) 吊下げ式伝熱管群ならびにそれを備えたボイラ装置
TWI847500B (zh) 密封構造及排熱回收鍋爐以及排氣之密封方法
JP6739824B2 (ja) 流体の流動偏差を改善するためのバッフル装置
JP2005140370A (ja) 排熱回収ボイラ
JP2019178843A (ja) 伝熱管の振動防止装置、熱交換器及びボイラ
US10955201B2 (en) Heat exchanger, boiler, and setting method for heat exchanger
JP6016752B2 (ja) フィンチューブ式熱交換器
JP7309569B2 (ja) 熱交換器
JP6109716B2 (ja) フィンチューブ式熱交換器
JP6373058B2 (ja) 管群構造ボイラ
JPH1114282A (ja) 伝熱管群の振動防止装置
JP2018071940A (ja) フィンチューブを持った給水予熱装置
JP2022117579A (ja) 熱交換器および排煙処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20191010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210816

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210816

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210830

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210831

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20210917

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20210928

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20211124

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20220121

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220329

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220603

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220621

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220719

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7126805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150