JPS6229645Y2 - - Google Patents

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JPS6229645Y2
JPS6229645Y2 JP176682U JP176682U JPS6229645Y2 JP S6229645 Y2 JPS6229645 Y2 JP S6229645Y2 JP 176682 U JP176682 U JP 176682U JP 176682 U JP176682 U JP 176682U JP S6229645 Y2 JPS6229645 Y2 JP S6229645Y2
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JP
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shutter
bimetal
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air
passage
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JP176682U
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JPS58104334U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関のエアレギユレータ(補助空
気弁)に関する。
従来、電子制御燃料噴射式内燃機関では、第1
図に示すように、エアクリーナ1からエアフロー
メータ2、スロツトルチヤンバ3、吸気マニホー
ルド4を経て空気を吸入し、スロツトルチヤンバ
3内のスロツトル弁5で流量を制御しているが、
スロツトル弁5をバイパスして補助空気通路6が
設けられ、この補助空気通路6に介装したエアレ
ギユレータ7により、低温時、暖機運転に必要な
空気をスロツトル弁5をバイパスさせて空気の増
量を行なつている。尚、8は燃料噴射弁である。
この種のエアレギユレータ7としては、例えば
第2図乃至第4図に示すようなものがある。
これについて説明すると、偏心位置に入口通路
11を有するカバー12と、偏心位置に出口通路
13を有しこれと反対側の偏心位置にバイメタル
室14を有する本体15とを接合して、これらの
間にシヤツター室16を形成し、且つシヤツター
室16の一部を介して入口通路11と出口通路1
3とを相対させてある。
本体15のシヤツター室16側の端面にはアジ
ヤステイングプレート17が固定され、その中央
部のピン18にはシヤツター19が回動自在に支
持されている。ここで、アジヤステイングプレー
ト17には出口通路13及びバイメタル室14の
各開口部と対応する開孔20,21が形成され、
これらの開孔20,21をそれぞれ囲む受け座2
0a,21a上をシヤツター19が摺動するよう
になつている。また、シヤツター19にも前記各
開孔20,21と対応する開孔22,23が形成
されている。
バイメタル室14にはヒータ24が装着された
バイメタル25が収納されており、バイメタル2
5の突端はアジヤステイングプレート17の開孔
21を介してシヤツター19の開孔23内に突出
している。一方、アジヤステイングプレート17
に固定したピン26とシヤツター19との間にス
プリング27が張設され、シヤツター19は第3
図で反時計方向に付勢されており、その回動位置
はシヤツター19の開孔23の縁部に形成した突
起23aがバイメタル25と当接することにより
規定されるようになつている。尚、28はシヤツ
ター19の開孔23を覆うキヤツプ、29はシヤ
ツター19の最大回動位置を規制するストツパで
ある。
かくして、始動時からヒータ24への通電が開
始されるが、暖機運転中は、未だバイメタル25
が低温状態に保たれることにより、バイメタル2
5と、これにより回動位置の決まるシヤツター1
9とが第3図に示す位置にあつて、シヤツター1
9の開孔22とアジヤステイングプレート17の
開孔20とがほぼ合致している。このため、入口
通路11と出口通路13との連通部の通路面積が
十分に確保され、バイパス空気が増量される。
これに対し、暖機運転後はバイメタル25が高
温化されて第4図の如く変位し、これに追従して
シヤツター19が反時計方向に回動するので、ア
ジヤステイングプレート17の開孔20からシヤ
ツター19の開孔22がずれる。このため、入口
通路11と出口通路13との連通部が遮断され、
バイパス空気の供給が停止される。
ところで、このような従来のエアレギユレータ
においては、バイメタル室14の開口部をアジヤ
ステイングプレート17の受け座21a、シヤツ
ター19及びキヤツプ28で遮蔽していた。この
ようにしたのは、低温時にバイメタル室14へ空
気が流入することによりバイメタル25が過冷却
されて、バイメタル25の破損を招いたり、バイ
メタル25の温度上昇が遅れてシヤツター19の
開閉特性に狂いを生じたりするのを防止するため
である。
しかるに、このようにバイメタル室14を空気
の流路に対して遮蔽した構造であると、通常の運
転中にバイメタル25を高温状態に保つ場合に、
バイメタル室14に熱がこもり、バイメタル25
が過熱状態となることがあつた。このため、バイ
メタル25の熱変位が過大となつて、シヤツター
19とバイメタル25との接触部が離れ易くな
り、振動による衝突を繰返すことにより、これら
の摩耗や破損を生じるという問題点があつた。
本考案はこのような従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたもので、バイメタル室の
開口部をシヤツターの一部で開閉する構造とし、
バイメタル温度が低いときのシヤツターの移動範
囲で閉じ、バイメタル温度が高いときのシヤツタ
ーの移動範囲で開くようにして、バイメタルの過
冷却の他、過熱をも防止し得るようにしたもので
ある。
以下に本考案を図面に基づいて説明する。
第2図、第5図乃至第8図は本考案の一実施例
を示している。尚、第2図は従来例を示すもので
あるが、同時に本考案の一実施例を示すものでも
ある。
異なる点は、シヤツター19の一部を従来例に
比して大きく切欠き、バイメタル14の熱変位が
大きくなつたときに切欠部端縁30の回動位置が
受け座21aを越えて、シヤツター室16から空
気がアジヤステイングプレート17の開孔21を
介してバイメタル室14へ流入するようにしてあ
る。
かくして、暖機運転中の如くバイメタル25が
低温状態にあるときは、シヤツター19は第5図
及び第6図に示す位置にあつて、シヤツター19
の開孔22により入口通路11と出口通路13と
を連通させており、このときはシヤツター19に
よりアジヤステイングプレート17の受け座21
aしたがつて開孔21を塞ぎ、バイメタル室14
を空気の流路に対して遮蔽している。このため、
バイメタル25の過冷却を防止できる。
一方、暖機運転後の如くヒータ25によりバイ
メタル25が高温状態に保たれるときは、その熱
変位に追従してシヤツター19が第7図及び第8
図に示す位置にくることにより、入口通路11と
出口通路13とを遮断する。そしてこのときに
は、シヤツター19の切欠部端縁30が受け座2
1aを越え、シヤツター室16から空気がアジヤ
ステイングプレート17の開孔21を介してバイ
メタル室14へ流入できるようになる。このた
め、バイメタル室14に熱がこもることがなくな
り、バイメタル25の過熱を防止できる。
また、この実施例では、シヤツター19を大き
く切欠くことによりスプリング27の収納スペー
スを大きくして、スプリング27のセツトピツチ
を長くとり、シヤツター19の可動範囲を大きく
するようにしている。このため、バイメタル25
へのシヤツター19の追従範囲を大きくすること
ができ、前述したバイメタル25の過熱の防止と
あいまつて、バイメタル25とシヤツター19と
の接触状態を確実に保つことができ、バイメタル
25の共振による不具合をほぼ完全に解消でき
る。
以上説明したように本考案によれば、バイメタ
ル室をシヤツターの移動に伴ないその一部で空気
の流路に対して開閉する構造としたため、バイメ
タル温度が低いときには空気の流入を遮断してバ
イメタルの過冷却を防止できる一方、バイメタル
温度が低いときには空気を流入させてバイメタル
の過熱を防止することができる。そして、このよ
うにバイメタルの過熱を防止することにより、バ
イメタルの共振による摩耗や破損等の不具合を防
止することができる。また、耐熱性の向上により
ヒータの発熱量の調整範囲が広がり、種々の特性
のもとでエアレギユレータを使用することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子制御燃料噴射式内燃機関の従来例
を示す概略断面図、第2図はエアレギユレータの
従来例を示す断面図、第3図及び第4図は作動状
態別の第2図の−断面図、第5図及び第7図
は本考案の一実施例を示す作動状態別の第2図の
−断面相当図、第6図及び第8図はそれぞれ
第5図の−断面及び第7図の−断面図で
ある。 5……スロツトル弁、6……補助空気通路、7
……エアレギユレータ、11……入口通路、13
……出口通路、14……バイメタル室、16……
シヤツター室、17……アジヤステイングプレー
ト、19……シヤツター、20,21,22,2
3……開孔、20a,21a……受け座、24…
…ヒータ、25……バイメタル、27……スプリ
ング、28……キヤツプ、29……ストツパ、3
0……切欠部端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スロツトル弁をバイパスする補助空気通路の通
    路面積を制御するためのシヤツターと、このシヤ
    ツターを熱変位により駆動するバイメタルとを備
    えてなる内燃機関のエアレギユレータにおいて、
    前記バイメタルが収納される室を前記シヤツター
    の一部で空気の流路に対して開閉する構造とし、
    バイメタル温度が低いときのシヤツターの移動範
    囲で閉じ、バイメタル温度が高いときのシヤツタ
    ーの移動範囲で開くようにしたことを特徴とする
    内燃機関のエアレギユレータ。
JP176682U 1982-01-12 1982-01-12 内燃機関のエアレギユレ−タ Granted JPS58104334U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP176682U JPS58104334U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 内燃機関のエアレギユレ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP176682U JPS58104334U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 内燃機関のエアレギユレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58104334U JPS58104334U (ja) 1983-07-15
JPS6229645Y2 true JPS6229645Y2 (ja) 1987-07-30

Family

ID=30014770

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JP176682U Granted JPS58104334U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 内燃機関のエアレギユレ−タ

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JPS58104334U (ja) 1983-07-15

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