JPS62295261A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS62295261A
JPS62295261A JP13775886A JP13775886A JPS62295261A JP S62295261 A JPS62295261 A JP S62295261A JP 13775886 A JP13775886 A JP 13775886A JP 13775886 A JP13775886 A JP 13775886A JP S62295261 A JPS62295261 A JP S62295261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
regulating plate
magnetic
nitride layer
guide plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP13775886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Nakashiro
中城 泰生
Hiroyuki Yoshimori
由森 博之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP13775886A priority Critical patent/JPS62295261A/ja
Publication of JPS62295261A publication Critical patent/JPS62295261A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔技術分野〕 本発明は可撓性の回転磁気記録媒体(以下磁気ディスク
と略称する)に記録再生を行なう磁気記録再生装置に関
し、特に前記磁気ディスクを安定に回転させるJla構
の改良に関する。
〔従来の技(ネi〕
近年、小型磁気ディスクに撮像素子等でとらえた画像信
号に記録再生するいわゆる電子カメラが実用化されてい
る。上記電子カメラは従来の銀塩フィルムを使用するカ
メラに比べ、消去による書換えが可能である点や、現像
等の過程を必要としないで手軽に家庭のテレビジョンで
再生画像が楽しめる等の長所を有している。
−mに、上記電子カメラなどに用いられるCn気記録再
生装五においては、磁気ヘッドと互いに対向し得るよう
に設けられた規制板により規制されなからモータにより
高速回転駆動される磁気ディスクに、磁気ヘッドを安定
に接触させて電気回路により記録再生を行なうように構
成されている。
ところで従来は、前記規制板をステンレス鋼。
アルミ、銅、黄銅、鉄等の金属又はモールドの表面に電
解ニッケルメッキしたもので形成することにより、磁気
ディスクに対向する面の仕上げを良好にし、この面と磁
気ディスクとの間に薄い空気層を形成させて磁気ディス
クを安定シこ回転させていた。
しかしながら回転始動時あるいは回転終了時等のように
、磁気ディスクの回転数が低下すると、前記磁気ディス
クとの間に空気層が形成されなくなる。そうなると、磁
気ディスクが規制板に接近し、そのため磁気ディスクに
傷が発生して磁気ディスクの寿命を短(していた、この
ため、かかる問題に対し、実開昭58−72758号公
1等において不織布等の緩衝部材あるいは種々の金属メ
ッキを前記規制板の磁気ディスク対向面に設ける提案が
なされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述のような不織布等は寸法のバラツキが
大きく、表面精度もよくないために、はとんど接触状態
で使用される。そのために、本来の規制板の効果つまり
空気層を形成し安定に磁気ディスクを規制するというこ
とが不可能となり、また不織布等の寿命も短くなるので
、実用性がなかった。また種々の金属メッキでは−Fl
uの金属材料と大差無く、キズがつきやすく実用性がな
かった。
本発明は上述した事情に基づいてなされたものであり、
磁気ディスクの回転数が低下した時に前記磁気ディスク
が規制板に接触しても、In気ディスクに傷等が発生す
るおそれのない長寿命の規制板を有する磁気記録再生装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために次の如く構成したこ
とを特徴としている。すなわち、第1図に示すように、
磁気ディスク100に対し、磁気ヘッド8と互いに対向
し得るように設けられた規制板200の少なくとも前記
磁気ディスク100に対向する面を窒化可能な金属で構
成し、その表面に窒化層201 を形成したことを特徴
としている。
〔作用〕
本発明の装置では、規制板200の磁気ディスク100
に対向する面に形成された窒化[201は、その表面が
極めて滑らかである上、材質が非常に硬いものであるた
め、これら磁気ディスク100が接触しても、摩擦が少
なく磁気ディスクに損傷を与えることがない。また耐食
性に冨むため規制板200の寿命が長い。
さらに、磁気ディスクと規制板の接触時の負荷変動が少
なく磁気ディスクの回転むら(ジッタ)を押さえること
ができる。
〔実施例〕
第2図および第3図は本発明の一実施例の構成を示す図
であり、第2図は概略断面図、第3図は第2図中A−A
断面図である。
第2図、第3図において、磁気ディスク1(第1図にお
ける符号100に対応する)は基体2上に取付けられた
ディスク駆動モータ3の回転シャフトにチャッキングさ
れ、ジャケット5に収納された状態で保持されている。
また前記磁気ディスク1にはガイド軸6.送りねじ7に
より保持台8aを介して支持された磁気へ・7ド8が接
触している。上記ガイド軸6は磁気へラド8のガイド孔
を貫通し、その両端は前記基体2に固定されている。つ
まり磁気ヘッド8は前記ガイド軸6の長手方向に摺動自
在となっている。また上記送りねじ7の一端は基体2に
回転自在に支持され、他端はヘッド送り用ステッピング
モータ9のシャフト10に直結されている。
押さえアーム11は基体2上に固定された部材12に対
し、支軸13により回転自在に支持されている。上記押
さえアーム11と部材12との間には引張りばね14が
掛けられ、上記押さえアーム11を支軸13を中心に反
時計方向に回動附勢している。なお回動附勢された上記
押さえアーム11は、その先端部位において基体2上に
植立された支柱15と当接するので、その位置が保持さ
れる。
また上記押さえアーム11はジャケット5の装着を保持
すると共に、磁気ヘッド8に対向した位置にて規制板1
6(第1図における符号200に対応する)を保持して
いる。一方、基体2上には磁気へラド8を囲むように案
内板17 (第1図における符号300に対応する)が
設シナられている。
但し案内+ri17は無くても良い。本実施例において
は上記規制板16および案内板17の母材の材質をステ
ンレスE (S U 5304)とする。
そして上記規制板16およびまたは案内板17の母材に
おける少なくとも磁気ディスク1に対向する面には空気
窒化層、イオン窒化層、あるいは塩浴窒化層等の窒化層
18(第1図における符号201に対応する)及び19
(同、符号301に対応する)がそれぞれ形成されてい
る。
上述した窒化層18.19を形成する手段としては、当
該窒化可能な金属であるステンレス鋼等の母材の表面を
ガス窒化法、イオン窒化法、塩浴窒化法等により窒化さ
せる方法を用いるとよい。
第4図はイオン窒化炉によるステンレス鋼の表面窒化工
程のフローチャートを示す図である。
まず工程51において、規制板16.案内板170表面
をa械加工する0次に工程52においてその表面をパフ
研磨する。続いて、工程53で表面を洗浄した後、工程
54で表面を窒化する。この工程54では、まずイオン
窒化炉中にて、規制板16゜案内板17が常温より57
0℃まで加熱され、その状態で約3時開保持された後冷
却される。次にイオン窒化炉から規制板161本内板1
7を取り出し、窒化された表面をパフ研磨して仕上げら
れる。
上述の如(構成された本発明の一実施例の装置では、規
制板16およびまたは案内板17の少なくとも磁気ディ
スク1に対向する面に、薄い窒化WJ18.19を形成
したので、規制板16およびまた。は案内板17の磁気
ディスクlへの摺接面が極めて滑らかとなり、また表面
硬度が1(vlooo以上であるため磁気ディスク1が
規制板16や案内板17に接触したとしても、磁気ディ
スク1に傷等が発生するおそれがなくなる。また、この
実施例では、規制板16あるいは案内板170表面に窒
化層を膜形成しているわけではないので、表面がはがれ
たり傷が発生するおそれはない。そのために上記規制板
16あるいは案内板17の傷等により磁気ディスク1に
傷が付くことも無くなる。したがって磁気ディスク1の
回転が安定し、磁気ディスク1に接触するEffi気ヘ
ッド8のダ、メージも減少する。かくして規制板16お
よび案内板17により安定に保持されなからモータ3に
より高速回転駆動する磁気ディスク1に対し、磁気ヘッ
ド8を安定に接触させることができ、図示しない電気回
路により情報の記録再生を良好に行なえる。実際、ステ
ンレス鋼(S U 5304)を母材とする規制板(パ
ッド)の表面を、イオン窒化法により窒化処理したもの
を未処理のものと比較すると、磁気ディスクに傷がつく
までの時間は、未処理のものが10時間であるのに対し
、窒化処理したものは50時間であった。また、磁気デ
ィスクを360ORP Mで回転させて、再生した場合
のジッタは、未処理のものでは0.3%もあるのに対し
、窒化処理をしたものは、わずか0.07%であった。
なおステンピングモータ9を駆動させて、磁気ヘッド8
を磁気ディスク1の半径方向に移動させることにより、
所定の位置にて順次記録再生が行なわれる。
次に、種々の記録媒体に対して、本発明の規制板、案内
板が有効であることを考察する。
近年、記録媒体として、メタルパウダー塗布型記録媒体
、金属薄膜媒体が使用される傾向にある。
メタルパウダー塗布型記録媒体の長所は優れた磁性にあ
るが、メタルパウダーは200〜300人程度のシング
ル・ユニット・パーティクル(車軸粒子)になっていな
ければ、単(n ”’fs rM造を持ち得ず高い保持
力が得られない。このように微細構成であるため、発火
、酸化の可能性も高く、ひいては磁性の劣力にもつなが
り易い。酸化は記録媒体表面から始まり、ある程度まで
進行して不動態化し、不動態膜が形成されると酸化の進
行が止まるが、酸化されたことにより表面硬度は底くな
る。
このように表面硬度の底い記録媒体であっても、本発明
の規制板、案内板は表面が滑らかであるため、記録媒体
を傷つけることがない。
また、金属薄膜記録媒体、例えば、CoNi:≦着媒体
あるいはCoCr5 Co −0等のスパッタ媒体等に
おいては、いわゆる塗布型媒体とは異なり、バインダレ
ス構造となっており、フレキシブル性、表面潤滑性をバ
インダーによって調節することができない。従って、記
録媒体は金属薄膜個有の性質に依存し非常に剛性が高(
しかも表面が堅い。
さらに、製法上、媒体表面に異常突起が発生することさ
えある。また、記録媒体に傷が発生するのを防止するた
め、表面に酸化物、窒化物等の無機質なセラミック系の
あるいは炭素の保護膜を設ける場合があるが、この場合
は記録媒体の表面硬度は、ますます高くなる。
このように表面硬度の高い記録媒体であっても、本発明
の規制板、案内板は十分な硬度を有しており、最適な記
録再生を行なうことができる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではない、た
とえば、上記実施例では母材としてステンレス鋼を使用
したが、表面窒化処理可能な金属を一般に適用すること
が可能である。そして、それが非磁性金属であれば望ま
しい。このほか本発明の要旨を越えない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
(発明の効果〕 以上詳述したように本発明によれば、磁気ディスクを、
互いに対向し得るように設けられた規制板および磁気ヘ
ッドを備えた磁気記録再生装置において、前記規制板の
前記磁気ディスクに対向する面に、窒化層を形成するよ
うにしたので、前記規制板の磁気ディスク対向面が極め
て滑らかである。従って磁気ディスクの回転数が低下し
たときに前記磁気ディスクが規制板に接触しても、磁気
ディスクに傷等が発生するおそれのない長寿命の規制板
を有する磁気記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明する図、第2I21および第3図
は本発明の一実施例の構成を示す図で、第2図は概略断
面図、第3図は第2図中A−A断面図、第4図は母材の
表面窒化工程の流れ図である。 1  (100)・・・磁気ディスク、2・・・基体、
8・・・磁気ヘッド、11・・・押さえアーム、16 
(200)・・・規制板、17 (300)・・・案内
板、18 (201)、19(301)・・・窒化層。 特許出願人          、7−1、オリンパス
光学工業株式会社“ 第1図 j 第2図 第5図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに対向し得るように設けられた規制板と磁気
    ヘッドとを備え、可撓性の回転磁気記録媒体を前記規制
    板により規制するようにした磁気記録再生装置において
    、前記規制板の前記磁気記録媒体に対向する面を窒化可
    能な金属で構成し、その表面に窒化層を形成したことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
JP13775886A 1986-06-13 1986-06-13 磁気記録再生装置 Pending JPS62295261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13775886A JPS62295261A (ja) 1986-06-13 1986-06-13 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13775886A JPS62295261A (ja) 1986-06-13 1986-06-13 磁気記録再生装置

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JPS62295261A true JPS62295261A (ja) 1987-12-22

Family

ID=15206146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13775886A Pending JPS62295261A (ja) 1986-06-13 1986-06-13 磁気記録再生装置

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