JPS62293354A - 専門家システム構築支援装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野］ この発明は専門家の専門的知識を記憶し、この専門的知
識に基づいて専門的判断を行なう専門家システム構築支
援装鐙に関し、特に専門的知識のデータを容易柱つ正確
に入力することのできる専門家システム構築支援装置に
関する。

し従来の技術］ この種の従来装置として第３図に示すものがあった。第
３図に全体回路ブロック図を示し、同図において従来の
専門家システム構築支援装置は、専門的知識に関する知
識データを入力・編集する知識データ入力参編集部（１
）と、該知識データ入力や編集部（１）から入力された
知識データを格納する知識ベース（２）と、該知識ベー
スに格納された知識データを外部からの要求に応じて解
釈し推論する推論部（３）と、該推論部（３）の推論結
果に基づいてエンドユーザに出力表示及び説明を行なう
説明部（４）とを備えて構成される。

次に上記構成に基づ〈従来装置の動作について説明する
。まず全体的な動作について説明すると、第３図に示す
ように、専門家システムを構築するユーザが本装置の知
識データ入力編集部（１）から専門家の持つ知識データ
を入力し、このデータが本装置の知識ベース（２）に格
納される。次に、本装置の推論部（３）が知識ベース（
２）内の知識データを解釈して推論を実行し、推論結果
について対話により、本装置の説明部（０がエンドユー
ザへ出力表示及び説明を行う。

次に第４図に基づいて知識データの入力動作について説
明する。知識データの一つでプロダクションルールがあ
るが、これは［もしもＡならば、Ｂである（ＩＦΔ（条
件）ＴＨＥＮ（動作））」というプロダクションルール
であり、このルールを複数個用いて三段論法の推論を行
わせることにより、ルールの集合からある結論が導かれ
るものである。ここで、ルールデータの例を第４図によ
り説明すると、ルールはルール名称「温度センサ異常」
と、条件部「ボイラの圧力が正常であり、ボイラの温度
が正常でない」と、動作部「温度センサの状態が異常で
ある」とからなっている０条件部は複数個の述語（論理
単位）とからなり、この例では「ボイラの圧力が正常で
あり」と「ボイラの温度が正常でない」の二つである。

さらにこの述語［ボイラの圧力が正常であり」は、種類
「肯定」、対象「ボイラ」、属性「圧力」、値「正常」
とからなっている。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の専門家システム構築支援装置は以上のように構成
されているので、述語形式の階層ルールデータを直接入
力しなければならず、構築データとしては意味をなさな
い文字列を入力してしまうという入力誤りが生じ易く正
確な入力ができないという問題点を有していた。また述
語形式の階層ルールデータでのみ入力されることから入
力操作が繁雑となる問題点をも有していた。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、専門家知識のデータであるルールデータを正
確に入力できると共に入力操作が容易に行なうことがで
きる専門家システム構築支援装置を得ることを目的とす
る。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る専門家システム構築支援装置は、知識デ
ータを形成するルールデータを入力手段にて入力し、こ
の入力されたルールデータからルールデータ生成手段に
て予め足められた形式に基づいて図形表示データを作成
し、この作成された図形表示データに基づき対話入出力
手段にて、予め定められた箇所に各ブロック図形として
表示し、該各ブロック図形に上記知識データに対応して
上記入力手段を介してオペレータがルールデータの内容
を埋め込んでルールデータを作成し、この構成されたル
ールデータをルールデータ生成手段にて各ブロック図形
に埋め込まれたルールデータの内容を検査した後にルー
ルデータを専門家システムのデータとして出力する構成
である。

［作用］ この発明における専門家システム構築支援装置は、知識
データをこの各ルールデータとして各々入力し、この各
ルールデータをブロック図形として表示し、このブロッ
ク図形を知識データに対応して対話形式で知識データの
ルールデータを作成できる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図及び第２図に基づい
て説明する。第１図に本実施例の要部回路ブロック図、
第２図に本実施例の構成データ表示図を示し、上記各図
において本実施例に係る専門家システム構築支援装置は
、前記従来装置の知識データ入力編集部（１）の構成内
容を異にし、他の知識ベース（２）、推論部（３）、説
明部（４）の構成を同一としこの同一構成部分について
の説明を省略する。

この知識データ入力編集部（１）は、オペレータが専門
家の専門的な知識データを対話形式で入出力する対話入
出力装置（５）と、該対話入出力装置（５）にて入力さ
れてデータを演算動作に必要な信号に変換するルールデ
ータ入力部（６）と、該ルールデータ入力部（６）にて
変換された知識データについて予め定められた形式に基
づいて図形表示データを作成し、上記対話入出力装置（
５）にて対話形式にて作成されたルールデータを検査す
るルールデータ生成部（７）と、該ルールデータ生成部
（７）にて作成された図形表示データをルールデータと
して表示する信号に変換し、この変換された信号に基づ
いて上記対話入出力装置（５）に各ブロック図形として
表示を指令するルールデータ表示部（８）とを備えて構
成される。

上記構成に基づく本実施例の動作について説明する。ま
ず知識データの一つであるルールデータを入力する場合
に、第２図に示すような必要情報の箇所のみを入力する
方式をとっている。即ち、第４図のルールデータの「ル
ール名称」及び条件部と動作部の述語の「種類」、「対
象」、「属性」、「値」なとの必要データのみを入力す
るものであり、第２図の具体例では、入力データはそれ
ぞれ、「温度センサ異常」、「肯定」、「ボイラ」、「
圧力」、「正常」などが入力されることとなる。

よって、オペレータ（専門家システム構築者）は、知識
データ入力編集部（１）から知識データであるルールデ
ータを入力するのであるが、知識データ入力編集部（１
）における（第１図）ルールデータ生成部（７）からの
起動により、まずルールデータ表示部（８）がオペレー
タに対して、第２図に示すようなルールデータの入力支
持メツセージと形式（フォーマツｌ−）画面を対話入出
力装置（５）に表示して、オペレータに知識データの入
力を促す。オペレータはこの指示と上記所足形式（フォ
ーマット）に従って必要なデータを次々に埋め込んで対
話入出力装置（５）から入力する。入力されたデータは
ルールデータ入力部（６）によ入力編集され、ルールデ
ータ生成部（７）により知識ベースへ格納する形に変換
を行い、知識ベース（２）へ転送されることにより、ル
ールデータの入力作業が完了する。

［発明の効果Ｊ 以上のようにこの発明に係る専門家システム構築支援装
置は、知識データを形成するルールデータを入力手段に
て入力し、この入力されたルールデータからルールデー
タ生成手段にて予め足められた形式に基づいて図形表示
データを作成し、この作成された図形表示データに基づ
き対話入出力手段にて予め定められた箇所に各ブロック
図形として表示し、該各ブロック図形に上記知識データ
に対応して上記入力手段を介してオペｌ／−夕がルール
データの内容を埋め込んでルールデータを作成し、この
ルールデータを形成する各ブロック図形に埋め込まれた
ルールデータの内容をルールデ−タ生成手段にて検査し
た後にルールデータを専門家システムのデータとして出
力する構成を採ったことから、知識データを形成するル
ールデータを図形として視認しつつ対話形式で入力でき
ることとなり、知識データを確実且つ簡易に入力できる
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る要部回路ブロック図
、第２図は本実施例に係る構成データ表示図、第３図は
従来装置の全体回路ブロック図、第４図は従来装置によ
る構成データ表示図を示す。 図において、 （１）は知識データ入力編集部、 （２）は知識ベース、　　（３）は推論部、（４）は説
明部、　　　（５）は対話入出力装置、（６）はルール
データ入力部、 （７）はルールデータ生成部、 （８）はルールデータ表示部。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代　　理　　人　　　大　　岩　　増　　雄第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）専門家の専門的な知識データを入力する知識デー
   タ入力編集手段を備え、この知識データ入力編集手段に
   て入力された知識データを用いて所定の要求について推
   論を行なう専門家システムを構築する専門家システム構
   築支援装置において、知識データを形成するルールデー
   タを入力する入力手段と、該入力手段にて入力されるル
   ールデータを予め定められた形式に基づいて図形表示デ
   ータとして作成し、入力されたルールデータに基づいて
   専門家システムの構築を全体として制御するルールデー
   タ生成手段と、該ルールデータ生成手段の図形表示デー
   タに基づいて入力されたルールデータを予め定められた
   箇所にブロック図形にて表示し、該各ブロック図形を上
   記知識データに対応してルールデータの内容を埋め込ん
   でルールデータを作成する対話入出力手段とを備えてな
   り、上記対話入出力手段にて作成されたルールデータを
   ルールデータ生成手段にてブロック図形に埋め込まれた
   ルールデータの内容を検査した後にルールデータを専門
   家システムのデータとして出力する構成としたことを特
   徴とする専門家システム構築支援装置。
2. （２）上記ルールデータ生成手段は予め定められた形式
   をルールデータの名称、条件、動作の各内容についてブ
   ロック図表示する構成としたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の専門家システム構築支援装置。