JPS62292826A - 耐熱性樹脂組成物 - Google Patents
耐熱性樹脂組成物Info
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- JPS62292826A JPS62292826A JP13604186A JP13604186A JPS62292826A JP S62292826 A JPS62292826 A JP S62292826A JP 13604186 A JP13604186 A JP 13604186A JP 13604186 A JP13604186 A JP 13604186A JP S62292826 A JPS62292826 A JP S62292826A
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- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、低粘度で可使時間が長く、その硬化物も強靭
性に優れた耐熱性樹脂組成物に関する。
性に優れた耐熱性樹脂組成物に関する。
（従来の技術）
耐熱性の含浸材料としてジアミノジフェニルメタンから
合成されるビスマレイミド−エポキシ化合物−酸無水物
系の樹脂組成物が使用されている。
合成されるビスマレイミド−エポキシ化合物−酸無水物
系の樹脂組成物が使用されている。
この含浸材料は、室温で比較的粘度が５いため、含浸時
には加熱して粘度を下げる必要がある。
には加熱して粘度を下げる必要がある。
そして加熱したことによって樹脂組成物は次第に増粘し
貯蔵中の可使時間（タンクライフ）が短くなるという欠
点があった。 またこの組成物は固く、もろく、強靭性
に劣るため、硬化樹脂層にクラックが発生しやすい欠点
があった。
貯蔵中の可使時間（タンクライフ）が短くなるという欠
点があった。 またこの組成物は固く、もろく、強靭性
に劣るため、硬化樹脂層にクラックが発生しやすい欠点
があった。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、上記の欠点を除去するためになされたもので
、粘度変化によるタンクライフを延長し、硬化物に強靭
性を付与し、クラックの防止等に寄与する耐熱性樹脂組
成物を提供しようとするものである。
、粘度変化によるタンクライフを延長し、硬化物に強靭
性を付与し、クラックの防止等に寄与する耐熱性樹脂組
成物を提供しようとするものである。
［発明の構成］
（問題点を解決する手段と作用）
本発明者は、前記の目的を達成しようと鋭意研究を１重
ねた結果、ビスマレイミド化合物を製造する際に２．２
−ビス（４−アミノフェノキシフェニル）プロパンを用
いたビスイミド化合物を使用すれば粘度が低下し、且つ
樹脂にも強靭性を付与できることを見いだし、本発明を
完成したものである。
ねた結果、ビスマレイミド化合物を製造する際に２．２
−ビス（４−アミノフェノキシフェニル）プロパンを用
いたビスイミド化合物を使用すれば粘度が低下し、且つ
樹脂にも強靭性を付与できることを見いだし、本発明を
完成したものである。
即ち本発明は、（Ａ） 次式で示されるビスマレイミ
ド化合物１５〜５０重量％と ＜８） 液状酸無水物を含むエポキシ化合物８５〜５
０１ ｆｆｉ％とからなることを特徴とする耐熱性樹脂
組成物Ｔ−ある。 またビスマレイミド化合物ニ一般式 （但し、式中Ｒ１はアルキル基又は水素原子、１→ＣＨ
２←ＣＨ。
ド化合物１５〜５０重量％と ＜８） 液状酸無水物を含むエポキシ化合物８５〜５
０１ ｆｆｉ％とからなることを特徴とする耐熱性樹脂
組成物Ｔ−ある。 またビスマレイミド化合物ニ一般式 （但し、式中Ｒ１はアルキル基又は水素原子、１→ＣＨ
２←ＣＨ。
を表す）で示されるモノマレイミドを加えてマレイミド
化合物とし、耐熱性を向上させることが可能な耐熱性樹
脂組成物である。
化合物とし、耐熱性を向上させることが可能な耐熱性樹
脂組成物である。
本発明に用いるビスマレイミド化合物は、マレイン酸と
２，２−ビス（４−アミノフェノキシフェニル）プロパ
ンを反応させたもので、通常多用されているジアミノジ
フェニルメタンから反応さけたビスマレイミド化合物よ
りも長鎖状のビスマレイミド化合物である。 本発明の
ビスマレイミド化合物は、ジアミノジフェニルメタンを
反応させて得られたビスマレイミド化合物よりも分子間
の凝集力が低下するため、本発明のビスマレイミド化合
物を用いると樹脂組成物の粘度は低下し、また、その硬
化物の強靭性（曲げ強度）も大幅に向上させることがで
きる。
２，２−ビス（４−アミノフェノキシフェニル）プロパ
ンを反応させたもので、通常多用されているジアミノジ
フェニルメタンから反応さけたビスマレイミド化合物よ
りも長鎖状のビスマレイミド化合物である。 本発明の
ビスマレイミド化合物は、ジアミノジフェニルメタンを
反応させて得られたビスマレイミド化合物よりも分子間
の凝集力が低下するため、本発明のビスマレイミド化合
物を用いると樹脂組成物の粘度は低下し、また、その硬
化物の強靭性（曲げ強度）も大幅に向上させることがで
きる。
本発明に用いるモノマレイミド化合物としては、例えば
Ｎ−フェニルマレイミド、Ｎ−メタクロロフェニルマレ
イミド、Ｎ−パラニトロフェニルマレイミド等が挙げら
れ、これらは単独又は２種以上混合して使用できる。
モノマレイミド化合物は、樹脂の耐熱性向上に寄与する
ことができる。
Ｎ−フェニルマレイミド、Ｎ−メタクロロフェニルマレ
イミド、Ｎ−パラニトロフェニルマレイミド等が挙げら
れ、これらは単独又は２種以上混合して使用できる。
モノマレイミド化合物は、樹脂の耐熱性向上に寄与する
ことができる。
本発明に用いる液状酸無水物を含むエポキシ化合物とし
ては、ビスフェノール型、指環型、グリシジルエステル
型等のエポキシ化合物が好ましく、その中でも空温で液
状のものが望ましい。 また、酸無水物も常温で液状の
モノメチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルナデック
酸無水物、ドデシニルコハク酸無水物等が挙げられる。
ては、ビスフェノール型、指環型、グリシジルエステル
型等のエポキシ化合物が好ましく、その中でも空温で液
状のものが望ましい。 また、酸無水物も常温で液状の
モノメチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルナデック
酸無水物、ドデシニルコハク酸無水物等が挙げられる。
これらのエポキシ化合物および酸無水物は、単独又は
２種以上の混合系として使用される。
２種以上の混合系として使用される。
本発明の耐熱性樹脂組成物を見いだすに至ったその理由
は、次のとおりである。 含浸材料でＨ種クラスの耐熱
性を保持させ、なお低粘度を実現させる方法としては、
ビスマレイミド化合物の組成物中に占める割合を減少さ
せたのでは目的とする耐熱性を保持することができない
ため、この系の重要な成分であるエポキシ化合物を、低
粘度の反応性希釈剤でその一部を変更することも考えら
れた。 しかし、こうした変更によって確実に耐熱性は
低下の方向に移動して行く。 樹脂の硬化物のもろさの
改良としては、その原因となるビスマレイミドの硬化物
に靭性を与える構造にしなければならない。 こうした
点に注目し、神々の原料を検討して、現在使用されてい
るヒスマレイミド化合物 のＲを長くすることでビスマレイミド化合物の硬化物に
靭性を付与することができると考え、本発明に至ったも
のである。
は、次のとおりである。 含浸材料でＨ種クラスの耐熱
性を保持させ、なお低粘度を実現させる方法としては、
ビスマレイミド化合物の組成物中に占める割合を減少さ
せたのでは目的とする耐熱性を保持することができない
ため、この系の重要な成分であるエポキシ化合物を、低
粘度の反応性希釈剤でその一部を変更することも考えら
れた。 しかし、こうした変更によって確実に耐熱性は
低下の方向に移動して行く。 樹脂の硬化物のもろさの
改良としては、その原因となるビスマレイミドの硬化物
に靭性を与える構造にしなければならない。 こうした
点に注目し、神々の原料を検討して、現在使用されてい
るヒスマレイミド化合物 のＲを長くすることでビスマレイミド化合物の硬化物に
靭性を付与することができると考え、本発明に至ったも
のである。
本発明の耐熱性樹脂組成物は、通常Ａ液及びＢ液に二分
しておき、使用直前に均一に混合して使用する。 即ち
Ａ液には、エポキシ樹脂中にビスマレイミド化合物又は
ビスマレイミド化合物とモノマレイミド化合物を均一に
混合させておく。
しておき、使用直前に均一に混合して使用する。 即ち
Ａ液には、エポキシ樹脂中にビスマレイミド化合物又は
ビスマレイミド化合物とモノマレイミド化合物を均一に
混合させておく。
Ｂ液には、硬化剤の酸無水物中に硬化促進剤その他を加
えて均一に混合させておく。 そして必要に応じて所定
ｍのＡ液及びＢ液を均一に混合させて電気機器等の絶縁
等に使用する。
えて均一に混合させておく。 そして必要に応じて所定
ｍのＡ液及びＢ液を均一に混合させて電気機器等の絶縁
等に使用する。
（実施例）
以下本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。 以下
の実施例及び比較例において「部」とは「重量部ｊを意
味する。
明はこれらの実施例に限定されるものではない。 以下
の実施例及び比較例において「部」とは「重量部ｊを意
味する。
実施例 １
マレイミド成分として、Ｎ−フェニルモノマレイミド５
部、２．２−ビス（４−アミノフェノキシフェニル）プ
ロパンビスマレイミド３０部、およびビスフェノール型
エポキシ樹脂（エポキシ当量１９５）６５部を容器に入
れ、１３０℃に加熱して、３０分間攪拌を続け、均一に
混合してＡ液を得た。 このＡ液に、モノメチルテトラ
ヒドロ無水フタル１１５５部、ベンジルジメチルアミン
０．１部、およびパークミルＤ Ｏ，３部を加えて、よ
く攪拌し、均一に混合して茶褐色の耐熱性樹脂組成物を
（りた。 この組成物の５０℃における粘度、１５０℃
におけるゲル化時間、またこの組成物を使用して作成し
た注型板（１８０℃、２０時間硬化）について絶縁抵抗
、加熱減量、曲げ強さを試験したので、その結果を第１
表に示した。 本発明の効果が認められた。
部、２．２−ビス（４−アミノフェノキシフェニル）プ
ロパンビスマレイミド３０部、およびビスフェノール型
エポキシ樹脂（エポキシ当量１９５）６５部を容器に入
れ、１３０℃に加熱して、３０分間攪拌を続け、均一に
混合してＡ液を得た。 このＡ液に、モノメチルテトラ
ヒドロ無水フタル１１５５部、ベンジルジメチルアミン
０．１部、およびパークミルＤ Ｏ，３部を加えて、よ
く攪拌し、均一に混合して茶褐色の耐熱性樹脂組成物を
（りた。 この組成物の５０℃における粘度、１５０℃
におけるゲル化時間、またこの組成物を使用して作成し
た注型板（１８０℃、２０時間硬化）について絶縁抵抗
、加熱減量、曲げ強さを試験したので、その結果を第１
表に示した。 本発明の効果が認められた。
実施例 ２〜３
第１表に示した組成によって、実施例１と同様にして耐
熱性樹脂組成物を得た。 この組成物について実施例１
と同様な試験を行い、その結果を得たので第１表に示し
たが、本発明の効果が認められた。
熱性樹脂組成物を得た。 この組成物について実施例１
と同様な試験を行い、その結果を得たので第１表に示し
たが、本発明の効果が認められた。
比較例
第１表に示した組成によって、実施例１と同様にして耐
熱性樹脂組成物を得、また同様に試験を行ったので、そ
の結果を第１表に示した。
熱性樹脂組成物を得、また同様に試験を行ったので、そ
の結果を第１表に示した。
［発明の効果］
本発明の耐熱性樹脂組成物は、その成分であるビスマレ
イミド化合物のイミド間構造が特定のものとしたことに
より、低粘度で、優れた強靭性および耐熱性をもつもの
となり、その結果作業性が良好でタンクライフも延長で
き、電気機器等に使用した場合、クラックの発生等がな
く、きわめて好適なものである。
イミド化合物のイミド間構造が特定のものとしたことに
より、低粘度で、優れた強靭性および耐熱性をもつもの
となり、その結果作業性が良好でタンクライフも延長で
き、電気機器等に使用した場合、クラックの発生等がな
く、きわめて好適なものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １（Ａ）次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるビスマレイミド化合物１５〜５０重量％と （Ｂ）液状酸無水物を含むエポキシ化合 物８５〜５０重量％と からなることを特徴とする耐熱性樹脂組成物。 ２ （Ａ）（ａ）一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （但し、式中Ｒ＾１はアルキル基又は水素原子、Ｒ＾２
は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 、−（ＣＨ＿２）−＿ｎＣＨ＿３ を表す）で示されるモノマレイミドおよび （ｂ）次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるビスマレイミドからなるマレイ ミド化合物１５〜５０重量％と、 （Ｂ）液状酸無水物を含むエポキシ化合 物８５〜５０重量％と からなることを特徴とする耐熱性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13604186A JPH0657742B2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 耐熱性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13604186A JPH0657742B2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 耐熱性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62292826A true JPS62292826A (ja) | 1987-12-19 |
| JPH0657742B2 JPH0657742B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=15165795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13604186A Expired - Lifetime JPH0657742B2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 耐熱性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657742B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5629379A (en) * | 1994-09-27 | 1997-05-13 | Harper; John D. | Anhydride-hardened epoxy resin with polybutadiene-maleic anhydride adduct |
| US9902803B2 (en) | 2012-03-14 | 2018-02-27 | Korea Institute Of Industrial Technology | Epoxy compound having alkoxy silyl group, composition comprising same, cured product, use thereof and method for preparing epoxy compound having alkoxy silyl group |
-
1986
- 1986-06-13 JP JP13604186A patent/JPH0657742B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5629379A (en) * | 1994-09-27 | 1997-05-13 | Harper; John D. | Anhydride-hardened epoxy resin with polybutadiene-maleic anhydride adduct |
| US9902803B2 (en) | 2012-03-14 | 2018-02-27 | Korea Institute Of Industrial Technology | Epoxy compound having alkoxy silyl group, composition comprising same, cured product, use thereof and method for preparing epoxy compound having alkoxy silyl group |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0657742B2 (ja) | 1994-08-03 |
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