JPS62292487A - 熱転写記録用インクリボン - Google Patents

熱転写記録用インクリボン

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JPS62292487A
JPS62292487A JP61135514A JP13551486A JPS62292487A JP S62292487 A JPS62292487 A JP S62292487A JP 61135514 A JP61135514 A JP 61135514A JP 13551486 A JP13551486 A JP 13551486A JP S62292487 A JPS62292487 A JP S62292487A
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宏紀 藤井
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宇原 浩二
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/392Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、熱転写記録用インクリボンに関する。
(従来の技術) 従来の熱転写方式としては、大別して熱昇華転写方式と
熱溶融転写方式とが知られている。このうち熱昇華転写
方式は画像の階調性が良好なことからフルカラー記録方
式として期待されている。
しかしながら、熱昇華転写方式は昇華エネルギーが大き
いためにプリンタでの画係作成時間が長くかかり、しか
も得られた画像の保存性等に問題があった。そこで、こ
れを改善する方法として、昇華転写した後、受像紙上で
発色を行うことにより昇華エネルギーを小さくする方法
も提案されているが、画像の保存安定性には今だ問題が
残されていた。このような点から、最近では、転写エネ
ルギーが小さく、保存性の良好な熱溶融転写方式が検討
されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、熱溶融転写方式は階調性および画質の点で熱
昇華転写方式に比べて劣るという問題かある。そこで、
階調性および画質の改善を図った熱溶融転写方式が種々
検討されているが、今のところ階調性および画質の点で
熱昇華転写方式のものと同等もしくはそれ以上のものは
得られていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明の熱転写記録用インクリボンは、複数のインク層
を一組とし、該一組のインク層がシート部材上に一定の
順序で、繰り返し塗工された熱転写記録用インクリボン
において、各インク層に45〜70℃の範囲に溶融点を
有するワックス類および100〜200℃の範囲に溶融
点または軟化点を有する熱溶融性物質とを含む混合ワッ
クスを用いるとともに、該一組のインク層の最前部が有
色色素を含有しない無色かつ透明なインク層である。
(発明の概要) 本発明者らは、階調性および画質の良好な熱溶融転写方
式を検討した結果、主にワックス類、ポリスチレン樹脂
等からなる熱溶融転写の可能なインク (以下無色イン
クと称する)と、主に有色染顔料、ワックス類、ポリス
チレン樹脂等からなるそれぞれイエロー(E)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(B)等の熱溶融性
インク (以下カラーインクと称する)とを、コンデン
サtj(あるはポリエステルフィルム等からなる支持体
(シート部材)上に順次繰り返して塗布されたものを転
写用インクリボンとして使用することにより、階調性お
よび画質の優れた画像を得られることを見出した。
ここで、本発明は各インク層に使用される前記ワックス
類および樹脂の配分に特徴を有するものであり、45〜
70℃の範囲に溶融点を有するワックス類Aと100〜
200℃の範囲に溶融点又は軟化点を有する執溶融性物
fIBとの中からそれぞれ少なくとも1種類以上のワッ
クス類を選択し、混合ワックスとして使用するものであ
る。このように、ワックス類Aと熱溶融性物′RBとを
混合して使用することにより、ワックスtIAもしくは
熱溶融性物質B単独で使用する場合よりも転写時の階調
が非常に改善されることを見出したものである。この点
については、後述する比較試験例によって明らかにして
いる。また、混合ワックスには、ワックスIA、熱溶融
性物質B以外のワックスを、ワックス類A、熱溶融性物
MBと一緒に混合して使用することも可能であり、この
場合でも階調性は非常に良好なものであった。
つまり、上記したようなワックス類の配合によって作製
した熱転写記録用インクリボンを使用して、まず、無色
インクを受像紙の上にプリンタで転写した後、イエロー
、マゼンタ、シアン、ブラック等をそれぞれ転写してフ
ルカラー画像を得るものである。この場合、無色インク
は受像紙の全面に転写し、カラーインクは画像に必要な
部分のみ無色インクの上に重ねて転写するものである。
受像紙に転写された無色インク層は、受像紙の表面に平
滑な透明フィルムを張り付けたような状態となり、以後
、カラーインクを転写する場合に画質を向上させるのに
大きな効果が得られた。また、階調を出す面からも、カ
ラーインクとの相関性を考慮して調整したものを無色イ
ンクとして使用することにより、これによって得られた
画像は熱昇華転写によって得られた画像と比較しても遜
色のないものが得られることを確認した。
(実施例) 本発明に使用されるワックス’JQAおよび熱溶融性物
MBの代表的なものを以下に示す。
ワックスMAに属するものとしては、例えば日本精蝋製 パラフィンワックス5P−0110、パラフィンワック
ス115、パラフィンワックスPF−4015、PF−
5025、パラフィンワックス120.125,135
,130,140,150゜155、パラフィンワック
スPR−0120、パラフィンワックス5C−5025
、パラフィンワックスPF−4025、パラフィンワッ
クス5P−1030,5P−1035,5P−3035
゜31’−3040,5P−6145、パラフィンワッ
クスキャンドル35、ハイミック2045゜1045、
ボリュート1025,1135.8025、ネオパラノ
クス2845,2545.2745、パルパックス13
35.1330,1430゜1425、ボンテックス0
100,1033、カートワックス2225,3020
,3025.3030、 3036. 3135. 3
635. 3640、NPS8070. 8020. 
8135. 9125、ハイセン0453 日本石油製 パラフィンワックス130,125,125FD、M、
135,140,145.8石1号キャンドル、1石2
号キャンドル、ソフトワックス51゜パラノック+03
.104,303,201,202.203、スペシャ
ルパラフィン ESSO石油製 パラフィンワックス130.135,135SPL、ニ
スラックス132.142,152M0B I L石油
製 パラフィンワックス130,135,135sPL、ワ
ックスレックス140,155谷口石油製 パラフィンワックス100.L−3B、SB。
AS−130,130フレーク、135バリコ製 ペトロライトWB−16、パイパー260、ハイパー2
53、パイパー5013 アライド製 ACポリエチレン#430 ヘキスト製 ヘキストワソクスV 日間ファイン製 セレシンワックス710.オゾケセレシン野田ワックス
製 未晒ミツロウ高酸、未晒ミツロウ低酸、脱臭ミツロウ高
酸、晒ミツロウ高酸、脱臭ミツロウ低酸、晒ミツロウ低
酸 加藤洋行製 純自晒(高酸)、半端、純白晒(低酸)三木化学製 脱臭紐端ミツロウ、紺印晒ミツロウ、精製ミツロウ、脱
臭赤印晒ミツロウ、赤印晒ミツロウがあり、これら以外
にも融点が45〜70℃の熱溶融性物質を含む。
熱溶融性物質Bに属するものとしては、例えば日本精蝋
製 ボンテックス1066.2222.2244日本石油製 パラノック101 バリコ製 ペトロライトC−7500.ポリワックス655.85
0.1000,2000.E1040゜E2070.E
2020 支片油脂製 ネオワックスl(、M、フリアロンP−105゜P−1
15、I”−125,M−105,M−11アライド製 ACポリエチレン#617. #6. #7. #61
2、#615.#625.#635.#8.#9、#8
20.#840.#656.#401゜#580.#6
29.#655.#540.#G80、#392.#3
16 Eastman製 エポレンC−15,C−10,C−16,N−11、C
−13,N−10,N−14,N−12゜N−45,E
−15,E−14,エボレンE−11゜F−12,E−
45,E−43 Badische製 BASFAM3.AM6.A、AF、八L61゜A11
G、  AHI  O 三井石化製 ハイワックスll0P、220P、220MP。
320P、32PMP、210P、210MP。
410P、310MP、405M1)、200F’。
00P 三洋化成製 サンワックス161P、171P、165P。
151P、131P ヘキスト製 ヘキストPE520.  PE130.PE190、ヘ
キストDED522.DED521.DEDI21、D
ED153、ヘキストワノクスVPC3S、OP、X5
5、へヘキストワックススペシャル、ヘキストワックス
C,O,FL、 R21があり、これ以外にも融点又は
軟化点が100〜200°Cの熱溶融性物質を含む。
ワックスlI!IAおよび熱溶融性物質Bの使用比率と
しては、ワックス類Aのものを1〜40重量%、熱溶融
性物質Bのものを1〜60重量%使用し、残りをこれ以
外のワックス類で補うようにしたものである。
ワックス類Aおよび熱溶融性物質Bと混合して使用され
る、ワックス類Aおよび熱溶融性物質B以外のワックス
類の一例を以下に示す。
合成ワックスとしては、 パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、
酸化パラフィンワックス、塩素化パラフィンワックス、
リシノール酸アマイド、ラウリン酸アマイド、エルカ酸
アマイド、バルミチン酸アマイド、オレイン酸アマイド
、12−ヒドロキシステアリン酸、ジステアリルケトン
、エチレンビスステアリン酸アマイドなど、 植物系ワックスとしては、 ライスワックス、木ろう、キャンデリラワックス、カル
ナウバワックスなど、 動物系ワックスとしては、 ラリノン、密ろう、セラックワックス、鉱物系ワックス
としては、 モンタンワツクスなど、 高級脂肪酸としては、 バルミチン酸、ステアリン酸など、 高級アルコールとしては、 パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、セリル
アルコールなど、 金属石けんとしては、 ステアリン酸すトリウム、バルミチン酸ナトリウム、ラ
ウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミ
ニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸鉛、
二塩基性ステアリン酸バリウムなど、 合成ポリアルコールとしては、 ポリエチレングライコール、ポリプロピレングライコー
ルなどを挙げることができる。
このようにワックス類Aおよび熱溶融性物質Bの混合ワ
ックスを使用することにより、ワックス類Aもしくは熱
溶融性物質B単独で使用する場合に比べて階調性が非常
に改善されることを確認した。
なお、ワックスtLAと熱溶融性物質Bとの合計は使用
する混合ワックス全体の60重量%以上となるようにL
m !’lすることが好ましい。この点についても後述
する比較試験例によって明らかにしている。
さらに、この混合ワックスに対してポリスチレン樹脂を
加えることにより、インクの機械的強度が改善されると
同時に階調性もさらに良くなることがわかった。ポリス
チレン樹脂の添加量としては、0.O1〜50重星%、
重層しくは5〜20重量%使用するのが良い。ただし、
ワックスifおよび熱溶融性物質Bに添加する樹脂とし
ては、ポリスチレン樹脂に限定されるものではない。ま
た、無色インクの場合、ワックス類のみの使用も可能で
はあるが、受像紙を折り曲げた場合に、その折り曲げ部
分に転写されたワックス類の剥離を防止したり、配化等
による老化を防止する点からも、ポリスチレン樹脂等の
樹脂11を添加するのが好ましい。
以下に本発明に使用される有色染顔料の代表的なものを
示す。
有色染顔料としては、例えば アゾrn料(モノアゾ、ビスアゾ、縮合アゾ顔料)、染
色レーキ顔料(fIJ、性染料レーキ、塩基性染料レー
キ、媒染染料レーキ顔料)、ニトロ顔料、ニトロン顔料
、フタロシアニン顔料、高級顔ギ:l(建染染料系顔料
、金属錯塩顔料、ペリレン顔料、イソインドリノン顔料
、キナクドン顔キ4)などを挙げることができる。さら
に具体的に例示すると、アゾ顔料としてはハンザエロー
〇 (C,1,11680、以下カッコ内はC,1,N
11を示す)、ハンザエローR(12710)、ピラゾ
ロンレッドB(21120) 、パーマ*7トレノFR
(12085)、レーキレッドC(15585)、ブリ
リアントカーミン6B (15850) 、パーマネン
トエーミンFB (12490)  (以上モノアゾ顔
料)、ベンジジンエローG(21090)、ベンジジン
エローGR(21100)、パーマネントエローNCR
(20040)(以上ビスアゾ顔料)、クロモフタルイ
エロー、クロモフタルレッド(以上縮合アゾ顔料)など
がある。染色レーキ顔料としては、キノリンエローレー
キ(47005)、エオシンレーキ(45380)アル
カリブルーレーキ(42750A、42770A)(以
上酸性染料レーキ顔料)、ローダミンレーキB(451
70)、メチルバイオレットレー=t−(42535)
、ビクトリアブルーレーキ(44045)、マラカイト
グリーンレーキ(42000)(以上塩基性染料レーキ
顔料)、アリザリンレーキ(58000)(媒染染料レ
ーキ顔料)などがある、ニトロ顔料としてナフトールエ
ローB(10316)、ニトロ顔料としてピグメゾトゲ
リーンB(10006)、ナフトールグリーンB(10
020)、フタロシアニン顔料としては、無金属フタロ
シアニンブルー(74100)、フタロシアニンブルー
(74160)、フタロシアニングリーン(74260
)などがある。
高級顔料としては、 アンスラピリミジンエロー(G8420)、インダンス
レンブリリアントオレンジGK(59305)、インダ
ンスレンブル−R3(69800)、チオインジゴレッ
ドB(73300)(以上建染染料系顔料)、ニッケル
アゾエロー(12775)(金属錯塩顔料)、ペリレン
レッド(71140)、ペリレンスカーレソト(711
37)(以上ペリレン顔料)、イソインドリノンエロー
(イソインドリノン顔料)、キナクリドンレッドY(4
(i500)、キナクリドンマゼンタ(73915)な
どがある。
また、黒色顔料として、カーボンブラック(C。
■、77265)がある。
分散染料としては、 アミノアゾまたはアミノアンラキノン染料、ニドロアリ
ールアミン染料等を挙げることができる。
さらに具体的に例示するとアミノアゾ染料としてはディ
スバーズエロー3  (C,1,11855以下刃・7
コ内はC,1,Ilhを示す)、ディスバーズオレンジ
3(11005)、ディスバーズレッド1(11110
)、ディスバーズバイオレット24(11200)、デ
ィスバーズブルー44などがある。アミノアントラキノ
ン染料としてはディスバーズオレンジl 1  (60
700) 、ディスパーズレノド4  (60755)
 、ディスバーズバイオレット1(61100)、ディ
スバーズブルー3(61505)などがある。ニドロア
リールアミン染料としてはディスバーズエロー1  (
10345)および42  (10338)などがある
油溶性染料としては、 アゾ染料、アゾ金属錯塩染料、アントラキノン染料、お
よびフタロシアニン染料を挙げることができる。さらに
具体的に例示すると、アゾ染料としてはソルベントエロ
−2(C,1,11020、以下刃ノコ内はC,Ill
&lを示す)、ソルベントオレンジ1(11920)、
ツルヘントレッド24(26105)、ツルヘン1−ブ
ラウン3(11360)などが、アゾ金属錯塩染料とし
ては、ソルベントエロー19 (13900Δ)、ツル
ヘン1オレンジ5 (18745A) 、ツルヘン1−
レッド8(12715)、ソルベントブラック37、ソ
ルベントブラック123 (12195)などが、アン
トラキノン染料としては、ソルヘントハイオレソド13
(60725)、ツルー、ントブルー11(61525
)、ツルヘントゲリーン3(61565)などが、フタ
ロシアニン染料としては、ツルー、ントブルー25  
(74350)などがある。
水溶性染料としては、 ニトロソ染料、アゾ染料(モノ、ビス、トリス、テ1−
ラキスアゾ染料)、スチルヘンアゾ染料、ノλ゛トイミ
ン(ジフェニルメタン)染料、トリフェニルメタン染料
、キサンチン染料、アクリジン染料、キノリン染料、メ
チン染料、ポリメチン染ギニ1、チアゾール染料、イン
ダミン染料、アジン染料、チアジン染料、オギシケトン
染料、アントラキノン染料、フタロシアニン染料などを
挙げることができる。さらに具体的に例示すれば、ニト
ロソ染料としてはモーダントゲリーン4 (C,1,1
0005、以下カッコ内はC,1,Fbを示す)、アゾ
染料としてはダイレクトレッド2B(22120)、ス
チルヘンアゾ染料としてはダイレクトオレンジ71  
(40205) 、ケトイミン染料としてはヘーシ・ツ
クエロー2 (41000) 、)す、フェニルメタン
染料としてはヘーシソクプルー1(42025)、キサ
ンチン染料としてはアシッドレッド52(45100)
、アクリジン染料としてはベーシックオレンジ23 (
46075)、キノリン染料としてはアシッドエロー2
(47010)、メチン染料としてはダイレクトイエロ
ー59 (49000)、アジン染料としては7シフド
プルー59(50315)、オキサジン染料としてはモ
ーダンドブルー10(51030)、チアジン染料とし
てはヘーシノクブルー9(52015)、アントラキノ
ン染料としてはアシッドブルー45(63010)、フ
タロシアニン染料としてはダイレクトブルー86(74
180)などがある。
この他、昇華染料も使用可能である。
支持体および受像紙に使用されるものとしては、例えば コンデンサ紙、タイプライタ−用紙、トレーシングペー
パー等の薄紙、合成紙、セロハン紙、さらにはポリエス
テルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ボリイミ1“フィルム、ポリエチレンフィ
ルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィル
ム、テフロンフィルム等がある。
上記のように熱溶融性物質の組成を決定し、さらに相容
性を考慮して無色インクとカラーインクとを調整するこ
とにより、サーマルヘッドによって受像紙に転写された
各ドツトの印字は、図面に示すように、サーマルヘッド
に加えられるエネルギーによってドツトの面積が変化し
、階調性が非常に改善されることをl1lt i=した
。さらに、各ドツト自体に濃度変化が認められる場合も
あり、小さいド・7トでは濃度も低くなっていることを
確認した。
(比較試験例) まず、トルエン10部の溶液に表1に示した量のワック
ス類および樹脂を溶解または分散させたものを支持体上
に塗布して5種類の無色インクの試料を作製した。
また、トルエン10部に表2に示した染顔料、ワックス
類、ポリスチレン樹脂、その他の添加物を混入し、さら
に直径31朧のガラスピーズを混入した後、40〜90
℃で十分攪拌し、分散を行ったものを支持体上に塗布し
て4種類のカラーインクの試料を作製した。
そして、このように作製した無色インクおよびカラーイ
ンクを任意に組み合わせ、サーマルへ・ノドのエネルギ
ーを変化させて転写試験を行い、表3の試験結果を得た
。試験結果はマクベス社製RD918により測定した数
イ1αを示した。
(以下余白) 懐 1〕 〔表 2〕 表3の結果から明らかなように、本発明による無色イン
クとカラーインクの組み合わせでは、サーマルヘッドの
エネルギーの増大につれて低エネルギー側より略直線的
にかつ緩やかに画像の光学濃度が立ち上がり、広い階調
幅が得られている。
しかも、最大濃度が1.25以上とほぼ熱昇華転写方式
と比べても遜色がない値が得られた。なお、表3以外の
無色インクとカラーインクの組合わせについても転写試
験を行った結果、表3と略同様の値が得られた。
一方、この試験結果と比較するために、ワックス類Aも
しくは熱イ8融性物質Bのどららか一方のみを含んだカ
ラーインクと無色インクとの組み合わせによって上記と
同様に実験を行った結果を表4に、また、無色インクを
使用せず受像紙に直接カラーインクを転写した場合の試
験結果を表5にそれぞれ示す。
(以下余白) 表4より明らかなように、無色インク (試料階1) 
、Vwax 、ワックスmAの組み合わせでは、サーマ
ルヘッドのエネルギー幅が0.198〜0.330の範
囲で光学lH度が急俊に立ち上がっており、階調幅が極
めて狭い。また、無色インク(試料1kl)、ポリエチ
レン、熱溶融性物質[3のiJtみ合わせでは、光学濃
度が略直線的にかつ緩やかに立ら上がっているが、ン農
度自体が低く、しかも階調幅がサーマルヘットのエネル
ギー幅で0.066〜0.594の範囲であり、本発明
のものより狭い。また、無色インク(試料階1) 、O
Pwax 、熱溶融性物質[3の組み合わせでは、階調
幅がサーマルヘッドのエネルギー幅で0.264〜0.
660の範囲であり、これも本発明のものより狭い。
また、表5より明らかなように、jgt色インクを使用
しない場合には濃度が極めて低く、階t、I Plも十
分とはいえない。
次に、ワックス類Aと熱溶融性物質Bの混合ワックス全
体に占める割合を変化させて:if記と同様にカラーイ
ンクおよび無色インクを炸裂し、転写試験を行った。こ
の結果を表6に示す。
(以下余白) 表6から明らかなように、A+Bの割合が60重量%未
満のもの、例えば57重量%のものでは、階調幅がサー
マルヘッドのエネルギー幅で0.264〜0.594の
範囲であり、十分ではない、しかし、6013%以上の
もの、例えば62.5重量%のものでは、階調幅がサー
マルヘッドのエネルギー幅で0.264〜0.792の
範囲となり、十分なものであった。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の熱転写記録用インクリボ
ンによれば、各インク層に45〜70℃の範囲に溶融点
を存する熱溶融性物質と100〜200°Cの範囲に溶
融点を有するワックス類とを含む混合ワックスを用いる
ことにより、熱U華転写方式によって得られた画像と比
較しても遜色のない極めて良好な階調性および画質を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る熱転写記録用インクリボンを用いて
転写記録した場合のサーマルヘッドに加わるエネルギー
の変化による各ドツトの面積の変化を示す図である。 出1!2j人 スガイ化学工業株式会社図面の浄書(内
容に変更なし) 第7図 へ、、庄エネルギー (ホ)            
  ヘラV工年ルキ’−(大)手続補正書動式) %式% 1、事件の表示 昭和61年特許願第135514号 2、発明の名称 熱転写記録用インクリボン 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  和歌山県和歌山市宇須4丁目4番6号名 称
  スガイ化学工業株式会社 代表者 出原正孝 (ほか1名) 4、代理人 〒530電話(06)364−8253f
l切5、補正命令の日付 昭和61年8月6日(発送日同年8月26日)6、補正
の対象 (1)  明細書の「図面の簡単な説明」の欄(2)図
面 7、補正の内容 TI)  明細書第31頁第19行目の「図面」を「第
1図」と補正する。 (2)別紙添付図面の通り、図面中に「第1図」と図番
号を付す。 自発手続補正書 昭和61年9月3日 1、事件の表示 昭和61年特許願第135514号 2、発明の名称 熱転写記録用インクリボン 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  和歌山県和歌山市宇須4丁目4番6号名 称
  スガイ化学工業株式会社 代表者 出原正孝 はか1名 4、代理人 〒530電話(06)364−8253代
住 所  大阪市北区西天満4丁目4番18号梅ケ技中
央ビル 氏名 (7550)弁理士 倉内前期 5、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数のインク層を一組とし該一組のインク層がシー
    ト部材上に一定の順序で繰り返し塗工された熱転写記録
    用インクリボンにおいて、各インク層に45〜70℃の
    範囲に溶融点を有するワックス類と100〜200℃の
    範囲に溶融点または軟化点を有する熱溶融性物質とを含
    む混合ワックスを用いるとともに、該一組のインク層の
    最前部が有色色素を含有しない無色かつ透明なインク層
    であることを特徴とする熱転写記録用インクリボン。 2)45〜70℃の範囲に溶融点を有するワックス類お
    よび100〜200℃の範囲に溶融点または軟化点を有
    する熱溶融性物質の合計が60重量%以上である特許請
    求の範囲第1項記載の熱転写記録用インクリボン。
JP61135514A 1986-06-11 1986-06-11 熱転写記録用インクリボン Expired - Lifetime JPH0729503B2 (ja)

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