JPS6229206A

JPS6229206A - メツシユ展開アンテナ

Info

Publication number: JPS6229206A
Application number: JP16596485A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Ayatsuka; 綾塚　保夫; Isao Otomo; 功大友; Masahiro Minoke; 蓑毛　正洋; Takao Itanami; 板波　隆雄
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1985-07-29
Filing date: 1985-07-29
Publication date: 1987-02-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、人工衛星等に搭載されて宇宙空間で使用され
、メツシュでアンテナ鏡面を形成するメツシュ展開アン
テナに関するものである。

（従来の技術）第１０図に示した様な、メツシュ展開アンテナにおいて
、従来は搭載可能容積の限られたロケットに、アンテナ
を搭載するだめの収納方法として、リブ１と衛星構体３
との接続部でリブ１が展開機構４を有する構造とし、そ
の展開機構４を回転中心としてリブ１を第１−（ｂ）図
の如く配置することによって、アンテナの収納を行って
いる。このように、リブ１の展開機構を衛星構体３との
接続部のみに設置・する収納方式は、比較的開口径の小
さなアンテナ鏡面を構成するだめの方式としては有効で
あった。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、例えば直径２０ｍ程度のメツシュ展開アンテナ
を従来と同様の方式で収納しようとした場合、リブ１の
長さが１０ｍ程度となり第１０図（ｂ）のような収納状
態における剛性の低下、ロケット側からの寸法制限、特
に高さ方向の制限によシ搭載不可能となる等の問題が生
じる。

本発明は、従来の欠点を解決するだめ、リブ１を２つ以
上の部分に分割し、その分割された部材の接続部に第２
図の如く新たに展開機構５を設置することにより、リブ
１に折りたたみ機能を付加し、リブの収納性を向上させ
るとともにリブをコンパクトな形状にすることによる剛
性の向上も可能彦メツシュ展開アンテナを提供すること
にある。

（問題点を解決するための手段）本発明のメツシュ展開アンテナは、アンテナ鏡面の骨格
を形成するために放射状に配置された複数のリブ１と、
展開機構５と展開機構４とを備えて、各展開機構は、は
ねまたはモータ等を展開動力として有する構造とし、そ
の展開機構の動作によってアンテナ鏡面を形成するリブ
を所望の形状を構成するようにしている。リブは展開機
構５のある部分で折りたたまれるため、直径２０ｍ以上
の大形メツシュ展開アンテナにおいても、ロケットの搭
載制限寸法内に収まるような構造であることを特徴とす
る。従来の技術では、展開機構５を配置していなかった
ため、リブの長さがロケット搭載時の制約電性となって
いた上に、リブの長さが増すことによる収納時の剛性低
下が生じていたが本発明では展開機構５からリブを折り
たたみ可能とし、ロケットへのリブの収納性を向上させ
ることができ、リブを折りたたむことにより、収納時の
リブの高さを減少させ得るため必要な剛性の確保が容易
となることが異なる。また、展開の動作は分割された一
本のリブを展開機構４，５により再び一本のリブとして
構成することが基本となっているため、複数の部材から
なる骨組構造を構成する様な場合に比べて展開の信頼性
向上にとって有利である。

（作用）地上ではリブを折りたたんで小形にして収納する。従っ
てロケットへの収納性が向上する。打上げ後、展開機構
によシリブを展開してアンテナを所定の大きさに展開す
る。

（実施例）第１図（、）は゛本発明を適用したメツシュ展開アンテ
ナ実施例の展開状態を示し、第１図（ｂ）は収納状態を
示す。この収納状態について以下にリブの収納方式の観
点から説明する。

第２図は、衛星構体上面を利用する方式の実施例であり
、リブ１を展開機構５の箇所で図中に波線で示したメッ
シ、、Ｌ２取り付は面側へ折りたたむことによって収納
する方式である。

第３図もまた、衛星構体上面を利用する方式の実施例で
あるが、第２図の方式とは異な９、リブ１をメツシュ２
取り付は面とは逆の方向に折りたたむことによって収納
する。

第４図は、衛星構体側面を利用する方式の実施例であり
、リブの折り方は第２図と同様であり、リブ収納時の固
定位置及び展開機構４取り付は位置を衛星構体側面とす
る。

第５図と第６図もまた、衛星構体側面を利用する方式の
実施例であり、展開機構４の取り付は位置が第４図とは
異なる。リブの折り方は、第５図では第２図と同様でち
り、第６図では第３図と同様である。第７図は、衛星構
体上面を利用する方式の実施例でおるが、展開時に、展
開機構４は、第２図〜第６図の方式と異なり副反射鏡７
支柱上をスライドする機構とし、展開機構５と連結した
部材１０を副反射鏡７周上の支点を中心として回転させ
ることによって展開を行う方式であシ、リブ１は、メツ
シュ２取り付は面側へ折υ曲げる構造である。第２図〜
第６図全ての場合、リブを展開する際には展開機構４、
展開機構５の動作をばね、モータ、グーリあるいは滑車
等を用いて一定の相対位置関係を形成しながら動作する
ように設定することにより、展開を確実に行うことが可
能である。

まだ、リブを折シたたむことにより、展開機構５周辺の
メツシュに引張り力が生じる第３図。

第６図のような収納方式では、展開機構５周辺のメツシ
ュに第８図に示した実施例のような切欠き８を設けるこ
とにより、局部的な引張り力の悪影響を回避できる。第
８図（、）は展開状態を示し、第８図（ｂ）は収納状態
を示す。収納時には、切欠きから展開機構５が露出する
。さらに、折りたたまれたリブ相互の干渉を排除し、リ
ブの収納性を高める方式として第９図に示す実施例の如
く、展開機構５０回転中心をリブ上からオフセットさせ
ることも可能であり、第９図（ｂ）ではリブ相互の干渉
を排除した収納状態は第９−（ｂ）図に比べてリブ先端
が衛星中心側へ近づくためリブの収納性が向上すること
を示している。

本実施例では、リブ１を２つの部分に分割し、その２つ
に分割された部材の接続部に設けた展開機構の箇所でリ
ブ１折りたたむ構成のためロケットの限られたスに一部
にメツシュアンテナを効率的に収納でき、高さの低いコ
ンパクトな形状のため高い剛性の実現も可能であり、展
開機構の数は２段折りで従来の２倍ではあるものの、例
えば展開機構として同一のものを使用することによシ信
頼性の向上を図ることも可能である。また、リブ上の展
開機構の数を増すことにより、リブを複数ケ所で折りた
たむことが可能なだめさらに大形化したメツシュアンテ
ナに対しても本発明はその効果を有する。

（発明の効果）以上説明したように、本発明においてはメツシュアンテ
ナを形成するリブを２つ以上に分割し、その分割された
部材の接続部に展開機構を配することによって折りたた
み可能としたため、ロケットへの収納性の向上、リブが
コン・にクトな形で収納されることによる打上げ時の剛
性の向上が可能であるという利点がある。また、例えば
展開機構を全て同一の構造とすることにより、展開時の
信頼性上昇を図ることもできるという利点も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるメツシュアンテナの実施例、第２
図と第３図と第４図と第５図と第６図と第７図は各々本
発明によるメソシュアンテナを収納した状態を示す図、
第８図は２つに分割されたリブの接続部に設けた展開機
構の部分で切欠を有するメンシーの図を示し、第９図は
２つに分割されたリブの接続部に設けた展開機構部でリ
グを折シたたむ際のリブ相互の干渉を回避するためのリ
ブ構造図、第１０図は従来のメツシュアンテナを示す図
である。１・・・リブ、２・・・メツシュ、３・・・衛星構体、
４・・・リブと衛星構体との接続部の展開機構、５・・
・２つに分割されたリブの接続部に設けた展開機構、６
・・・太陽電池ノぞドル、７・・・副反射鏡、８・・・
メツシュの切欠き、９・・・副反射鏡支柱、１０・・・
２つに分割されたリブの接続部に設けた展開機構と副反
射鏡周上の支点を結ぶ部材、１１・・・鏡面の一部を構
成する衛星構体上面。特許出願人　日本電信電話株式会社特許出願代理人　　弁理士　山　本　恵　−（ｂ）為・２図　　　　　　　　　ネ３図第４凹　　　　　　　　　　阜５凹革、ｑ　図第１０凹

Claims

【特許請求の範囲】アンテナ反射鏡面を形成するメッシュと、該メッシュを
支持する複数の放射状に配置した細長のリブと、該リブ
を放射状に配置するための展開機構とを有し、傘状又は
扇子状の展開形反射鏡を有するメッシュ展開アンテナに
おいて、前記各リブは長手方向に複数の部分に分割され、その一
端及び各部分の接続部に、各リブを伸長すると共に放射
状に配置するための展開機構を具備することを特徴とす
るメッシュ展開アンテナ。