JPS6229205B2 - - Google Patents

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JPS6229205B2
JPS6229205B2 JP55116807A JP11680780A JPS6229205B2 JP S6229205 B2 JPS6229205 B2 JP S6229205B2 JP 55116807 A JP55116807 A JP 55116807A JP 11680780 A JP11680780 A JP 11680780A JP S6229205 B2 JPS6229205 B2 JP S6229205B2
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JP
Japan
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tube
screw
transmission case
molded body
transmission
Prior art date
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Expired
Application number
JP55116807A
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English (en)
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JPS5739941A (en
Inventor
Itaru Amano
Natsushiro Kino
Kazuhiko Nakagawa
Masakatsu Kawahara
Yasuhiko Fujeda
Mitsunori Asada
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP55116807A priority Critical patent/JPS5739941A/ja
Priority to US06/295,146 priority patent/US4368015A/en
Priority to DE3133435A priority patent/DE3133435C2/de
Priority to KR1019810003092A priority patent/KR840000273B1/ko
Publication of JPS5739941A publication Critical patent/JPS5739941A/ja
Publication of JPS6229205B2 publication Critical patent/JPS6229205B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タイヤ加硫機の中心機構に係り、よ
り詳細には、該中心機構の駆動装置に関する。
タイヤ加硫機においては、バグ調節装置と呼ば
れている中心機構を用いて、グリーンタイヤのシ
エーピングその他の成形作業を行なうが、当該中
心機構としては、第11図及び第12図に示す装
置が実用機としてその有利性が現状において当業
界において認められている。
即ち、第11図、第12図を参照して現状実用
機としてのタイヤ加硫機の中心機構をその構造と
挙動を概説する。
第11図はバーチカルローダ1を用いてグリー
ンタイヤTをローデイングするとともにシエーピ
ング開始体勢を示し、第12図はシエーピング終
了後、型締めして加硫中を示しているが、2が固
定下型要素であり、加熱源3を内蔵した下部プラ
テン4に下型5を設けて構成されている。6が可
動上型要素であり、加熱源7を内蔵した上部プラ
テン8に上型9を設けて構成されている。固定下
型要素2に対して上型要素6が傾動乃至上下動自
在として型締めと型開き可能であり、第12図に
示す型締めのさい下型5と上型9が合致してシエ
ーピングされたグリーンタイヤTの外形状を成形
すべく型を造形するとともに上下型5,9の外周
域より蒸気等の加熱圧媒を供給可能としている。
10が中心機構であり、その上部に拡縮自在の
ゴム袋等のブラダ、即ちタイヤ内面成形体11が
設けてあり、該成形体11の内部にはシエーピン
グ中にあつてはインレツトパイプ12を介して成
形体下部域より放射状に2〜3Kg/cm2の蒸気等の
圧媒が供給可能であり、又、加硫中にあつては前
述圧媒を例えば21Kg/cm2程度(温度は180℃)に
昇圧可能と構成されるとともに、加硫後にあつて
は前述圧媒を図外ドレンパイプを介して成形体1
1より排出可能としている。
前述中心機構10は固定筒ガイド13にリフト
シリンダチユーブ14を上下動自在に嵌合し、該
チユーブ14にピストン15を摺動自在に嵌合す
ることでその駆動装置を構成しており、チユーブ
14の下部に設けた供給口16から水圧、油圧等
の流体を送液することでピストン15を上昇せし
め連杆17等を介して上部リング体18を上昇可
能と構成している。一方、チユーブ14の下部に
設けた別の供給口19から前述同様の流体を送液
することでサプライパイプ20等を介してピスト
ン15の上部側を圧力を作用せしめてピストン1
5を降下せしめ連杆17等を介して上部リング体
18をストツパ21に当接する位置まで降下せし
め、これによりシエーピング動作をすべく構成し
てある。
一方、シリンダチユーブ14側における上部に
は下部リング体22が設けてあり、この下部リン
グ体22と前述上部リング体18によりブラダで
示す拡縮自在な弾性材よりなる成形体11が着脱
自在に設けてある。その他、第11図、第12図
において、23は昇降装置であり、中心機構10
の全体を固定筒ガイド13の案内にて昇降自在と
する。
24はスペーサで、ピストン15の上部側に着
脱自在に設けられ、該スペーサ24の長さを変更
することでタイヤサイズに対処可能である。25
はガイドピストン又はブシユであり、スペーサ2
4の上部においてチユーブ14に摺動自在に嵌合
されており、このガイドピストン25の上部には
ストツパ21の下部外周に対応してシール材26
を嵌装したガイドブシユ27が設けてあり、又、
ストツパ21の上部にはストツパ21と対応して
シール材26Aが嵌装してある。
前述したタイヤ加硫酸の中心機構は、第11図
で鎖線に示す状態に成形体11を保持しておき、
グリーンタイヤTをローダ1を介して図示の如く
ローデイングする。
次に、ピストン15の上部側に圧力流体を作用
せしめて上部リング体18を降下せしめるととも
に成形体11内に圧媒を供給することで、グリー
ンタイヤTの下部側より順次成形体11の膨張を
介して密着せしめる所謂シエーピング動作を実施
し、該シエーピングは上部リング体18がストツ
パ21の上端部に当接する位置にて終了し、この
過程におけるまで連杆17はストツパ21内を摺
動し、成形体11内の圧媒洩れはシール材26A
にて防止される。
前述シエーピングが完了すると、ローダ1は後
退しこれに代つて可動上型要素6が型締めされる
ことで上部リング体18はストツパ21、ガイド
ピストン25が降下して第12図に示す加硫体勢
となり、このさいのストツパ21外周のシール性
はシール材26にて一応保証されている。
第12図に示す体勢において上型、下型要素
2,6を加熱するとともに成形体11の圧媒を昇
圧することでグリーンタイヤTは加硫成形され
る。
この加硫成形後にあつては上型要素6の型開
き、中心機構10全体の昇降装置23による上昇
動作、上部リング18の上昇、下部リング体22
の下降による成形体11の伸展による加硫タイヤ
からの取外し、加硫タイヤのアンローデイング工
程を経由して一サイクルが終了する。
この第11図、第12図に実用機は既に明らか
な如く構造が簡単であること、コンパクトな設計
が可能であることおよび製造コストが安価である
ことから優位性あるけれども、次の諸点を改善で
きれば更に有用性がある。
即ち、成形体11の内部に圧媒を供給し、その
洩れを防止するに上下2個所にてシール材26,
26Aを採用していることから、その洩れ防止は
一応達成できるも、構造上、スペースがないこと
から完全なるシール材が使用できず、例えばスリ
ツパーシールを現状では採用せざるを得ない。
又、前述シール材26,26Aは可動部のシー
ルであることから、そのシール性は一応達成して
いるも、更に良好にすることが要求されると構造
上困難性を伴う。
更に、連杆17はシリンダチユーブ14に対し
てガイドピストン25を介して所謂間接的に支持
案内されていることから、連杆17とピストン2
5の間隙、ピストン25とチユーブ14の間隙の
総和により、上部リング体18の振れが僅かに起
り、精度が若干悪くなつていること。
駆動装置が水圧、油圧にしろ流体であり、バグ
(成形体11)内圧部と隣接する下部リング体2
2は熱損失が生じ、上部リング体18との間にお
いて熱バランスが異り、これにより加硫度合の均
一性にやや欠けることになり、これはその熱損失
を考慮して加硫時間を長くすればよいけれども、
多量の圧媒が必要で熱エネルギーの無駄があるこ
と。
タイヤサイズが大小ある場合、これに対処する
ためシエーピングストロークを調整する必要があ
るが、これはスペーサ24の交換によつて実施し
ており、該スペーサ24が内蔵物であることから
交換手間を必要とする。
その他、駆動装置として流体源を採用している
ことからその水密乃至油密性の確保、配管上の若
干の問題があること。
以上、概説した通り、現状実用機としての中心
機構はその優位性はあるも、その駆動源として流
体を採用していることから、それに伴う問題点が
一部残存していたのである。
本発明者等は上記実状に鑑み、前述実用機の優
位性をそのまま確保し、その駆動装置を機械的に
することで前述問題点を解決したのである。
即ち、本発明者等は中心機構の駆動装置として
螺子回転体により直線運動に変換せしめたことを
主要なる特徴とするものであり、ここにおいて螺
子回転体とはボールスクリユーナツト構造とスク
リユーナツト構造を含む。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第10図を
参照して詳述するが、本発明において、上型要
素、下型要素、バーチカルローダ、上部リング
体、下部リング体および昇降装置、成形体等は前
述実用機と同じ構成であることから、共通部分は
共通符号で示し、以下、改良点に関して詳述す
る。
固定筒ガイド13には第10図、で示す如く上
下に配置したブシユ28,29を介してシリンダ
チユーブ14が昇降自在に嵌合されており、該チ
ユーブ14の長手方向には直線案内体として実施
例ではキー30が固定してある。なお、このキー
30に代替してスプラインであつてもよい。
チユーブ14の下部に駆動体と伝動体が設けら
れるが、実施例では最中構造の伝動体ケース31
をチユーブ下部に固設し、該伝動体ケース31の
張出部にブレーキ付正逆転モータ32が設けら
れ、該モータ軸にカツプリング33を介して実施
例では減速歯車伝動体34を連動すべく構成して
いる。
なお、伝動体34としてはヘリカルギヤ、スパ
ーギヤのいずれでもよいが、望しくはヘリカルギ
ヤを採用し、場合によつてはチエン等の巻掛体で
あつてもよい。
実施例では伝動体34の減速歯車にスクリユー
ネジ軸35がスプライン又はキー等で同行回転自
在に設けられ、該ネジ軸35はチユーブ14の筒
心上において上向に延びている。
ネジ軸35の上部は第9図1で示す如くネジ軸
35のスクリユー溝にボール36を転動自在に多
数列設すると共に、ボール受けナツト37を設
け、ここにネジ軸35の正逆転駆動がボール36
を介してナツト37に伝動可能とされ、該ナツト
ホルダとしてのブシユ38をキー30に係合する
ことで、該ブシユ38をチユーブ14内において
昇降自在としている。
また、第9図2に示す実施例ではスクリユーネ
ジ軸35をスクリユーナツト37′に螺合せし
め、該ナツトホルダとしてのブシユ38′をキー
30に係合している。なお、第9図1,2に示す
いずれの実施例においても基本的にはスクリユー
ネジ軸とこれが螺合される螺子回転体から成り、
当該回転体をキー又はスプラインに係合して回転
運動を直線運動に変換しているのである。ただ、
第9図1に示す実施例ではボール36の自転と公
転を介して伝動することから、伝動摩擦が小とな
る利点があり、これは型締めするとき、ナツト3
7及びブシユ38を単独で降下するのに不都合が
ないことが後述される。勿論、第9図2に示す実
施例においてもスクリユーネジ軸35およびこれ
が螺合されるナツト37′のリード角を大にする
ことで前述と同効を奏することができる。
第9図1,2で特に詳図する如くスライドブシ
ユ38乃至38′には筒コネクタ39がボルトで
固定され、該コネクタ39に中空構成の連杆17
がチユーブ14と同芯として連設され、該連杆1
7の上部に上部リング体18が第1図乃至第8図
で示す如く取付けてある。
更に、チユーブ14の上端部には筒形軸受体4
0が第9図で示す如く嵌合されており、この軸受
体40にガイドブシユ41を介して連杆17を摺
動自在に嵌合するとともに、該ブシユ41の上位
において軸受体40と連杆17間にはグランドパ
ツキン42を多数に介在可能としており、ここ
に、成形体11の熱圧媒体(蒸気、ガス)の洩れ
を完ぺきに防止しており、43がそのパツキン抑
えである。
更にチユーブ14の上部に下部リング体22が
従前同様に設けられるが、該リング体22にはシ
エーピング用圧媒、即ち蒸気、ガス等の熱圧媒を
パイプ12を介して導通するとともに放出口12
Aを介して成形体11内に放射方向に噴出可能と
しており、該パイプ12の接続部にはシール装置
44が設けてある。なお、熱圧媒のドレーン口及
びドレーンパイプは従前同様に設けられており、
又、図、特に第9図1,2において45は潤滑手
段を示し、又、第1図乃至第8図において、46
は安全クラツチを示している。
ここに、固定のガイド筒体13に、チユーブ1
4を昇降自在に嵌挿し、チユーブ14の上端側に
弾性成形体11の下部リング体22を取付け、該
チユーブ14内に、雄ネジ軸35と雌ネジ筒体3
7との相互螺合による螺子回転運動体を内蔵さ
せ、該螺子回転運動体の上端側を連杆17を介し
て弾性成形体11の上部リング体18に取付けて
いる。
更に、チユーブ14の下端には伝動ケース31
を連設し、この伝動ケース31内に伝動体34を
内蔵するとともに、伝動体34に駆動体32を連
動連結させ、しかも、駆動体32はその駆動軸心
が縦向とされてチユーブ14下端より上方でチユ
ーブ14と平行な側方に配置されている。
次に、第1図乃至第8図を主として参照してグ
リーンタイヤTの加硫成形の1サイクルを詳述す
る。
第1図はブラダで示す成形体11が伸張状態に
あり、この状態においてバーチカルローダ(図で
はその一部として拡縮自在の羽根1を示してい
る)によりグリーンタイヤTのビード部を把持し
てローデイングした状態を示している。
このローデイングした状態において後、所謂シ
エーピング工程に移行するのであるが、これは成
形体11の中に例えば2〜3Kg/cm2の熱媒体、つ
まり、蒸気圧、ガス圧を供給するとともに、モー
タ32を正転起動することによりなされる。
前記モータ32の起動力は伝動体34を介して
スクリユーネジ軸35に伝達されるが、該ネジ軸
35とチユーブ14との間にはボールスクリユー
ナツト組立体又はスクリユーナツト組立体が設け
てあり、該組立体がチユーブ14のキー又はスプ
ライン30に係合していることから、ネジ軸35
の回転が組立体の直線運動として変換され、該組
立体に連杆17を介して上部リング体18が取付
けてあることから、第2図、第3図に示す如く上
部リング体18が降下し、成形体11内に圧媒を
供給していることと相まつて該成形体11が順次
下部域にわたつて膨張することでグリーンタイヤ
Tの内面に密着され、ここにシエーピングがなさ
れるのである。
このシエーピングストロークは相対運動を伴う
箇所にリミツトスイツチ、近接スイツチ、フオー
トスイツチ等の位置検出器を設けておくとともに
制御コンピユータ等に連動することでタイヤサイ
ズの大小に対してきわめて容易に対処できるとと
もに集中制御を可能とする。
その位置検出器一例として第10図、第11図
にはモータ軸にパルスゼネレータ47を設けるも
のを例示している。
第2図に示す如くシエーピング開始から第3図
に示すシエーピング終了までの間において、ブシ
ユ41を含む軸受体40と組立体(実質的にはス
ライドブシユ38又は38′の間隔)が順次増大
することから、これは連杆17の降下精度を向上
し、延いては上部リング体18の振止め精度が向
上することから完ぺきなシエーピングを保証する
ことになるし、可動パツキン42として所謂グラ
ンドパツキンが採用可能となつて成形体11内の
圧媒洩れは完ぺきに防止できると共に、該パツキ
ン42の寿命増大を図ることができる。
前述の位置検出手段にてシエーピングストロー
クを検知し、第3図の如くシエーピングが終了す
ると、それと連動する等してモータ32及びブレ
ーキをOFFにするとともにローダ1を後退せし
めて後、上型要素6を第4図の如く型締めする
が、この型締めに上部リング体18の降下運動は
第9図1に示すボールスクリユーナツト組立体の
場合にはボールの転動にてスクリユーネジ軸35
に対する負荷を小にして相対移動することが対応
でき、第9図2に示すスクリユーナツト組立体に
あつてはリード角を大にすることで対応すること
ができる。
いずれにしても、型締め代のストロークだけは
相対的に組立体が降下するのであり、第4図に示
す型締め体勢において、成形体11の熱媒体を従
前同様に昇圧すると共に上下型要素2,6に熱源
を供給してグリーンタイヤTを内外より加硫成形
する。
加硫終了後にあつては第5図に示す如く上型要
素6を型開きした後、第6図に示す如く昇降装置
23を作動させて中心機構10全体を昇揚すると
ともに成形体11の熱圧媒はドレインしておくの
である。
このノツクアウト工程を終了した後には、モー
タ32を逆転起動することで上部リング体18が
第7図で示す如く上昇し、成形体11が伸びて成
形タイヤから取出されるのであり、該上部リング
体18の上昇ストロークは前述の位置検出器47
にて制御することができる。
而して、成形体11を成形タイヤより完全に取
出した後にあつては当該成形タイヤを図外ポスト
インフレータ等を介してアンローデイングすると
ともに昇降装置23の復帰運動を介して第8図の
如く下部リング体22を降下せしめればここに1
サイクルが終了する。
以上は本発明の基本的な実施例であるが、本発
明は第10図、に示す構成にすることもできる。
第10図は基本構成において第1図乃至第8図
に示した構成と同じであるが、ナツト組立体A又
はA′が伝動体34の減速ギヤボス部に内蔵さ
れ、連杆17とスクリユーネジ軸35を所謂一体
構成として該軸35の下部をナツト組立体A又は
A′に螺合貫挿せしめるとともに該軸35の下端
面にステー50を介して伝動ケース31に貫挿の
ガイドロツド51を取付けたものである。
すなわち、第1図から第8図の実施例では、チ
ユーブ14の内面に軸方向のキー、スプライン又
はキー溝等のガイド30を配設し、このガイド3
0にブツシユ38を回転不能でかつ軸方向摺動自
在に係合することによつて、螺子回転運動体の回
転運動を相対的な上下直線運動に変換する手段と
していたのに対し、第10図の実施例では螺子回
転運動体の下端にステー50を取付け、このステ
ー50を水平方向外方に突出させ、ステー50に
立設されて縦方向に延びるガイドロツド51を伝
動ケース31の縦孔に挿通させることによつて、
上下直線運動変換手段を構成しているのである。
この第10図に示す実施例においてはナツト組
立体A又はA′、モータ32は上下方向には固体
でスクリユーネジ軸35が回転運動を直線運動に
変換して上下動自在としたものである。
以上要するに本発明においてはタイヤ加硫機の
中心機構の駆動装置としてネジ送り回転体、即
ち、雄ネジ軸(スクリユーネジ軸)と雌ネジ筒体
(ボールスクリユーナツト組立体又はスクリユー
ナツト組立体)との相互螺合による回転運動体と
該回転運動体を直線運動に変換する手段とから構
成されており、雄ネジ軸と雌ネジ筒体の相対的な
上下直線運動にてタイヤ内面成形体を拡縮自在に
したものであることから次のような利点を奏す
る。
まず、第1に駆動装置が機械式であることか
ら、実施例における上部リング体18と下部リン
グ体22の熱損失は均等化され、又、熱損失も少
ないことから、シエーピング、加硫が全体に均斉
となりしかも短時間で済むばかりか、エネルギー
の節約が期待できる。
また、シエーピング及び加硫中の成形体に供給
した圧媒の洩れ防止は例えばグランドパツキンが
使用できてその洩れ防止の完ぺき化が図れるし、
可動部のパツキンとしてこれが1箇所でよいこと
からもシール性能は抜群となる。
更に、成形体を拡縮する連杆が所謂チユーブに
対して直接的に摺動案内される構成にできること
から、振止め精度は向上するし、またその摺動案
内部の容量が大となり増々精度が向上する。
また、固定側のガイド筒体に昇降自在として嵌
挿されているチユーブに、雄ネジ軸と雌ネジ筒体
とからなる螺子回転運動体が内蔵されているの
で、チユーブによつて螺子回転運動体を囲み込ん
で螺子回転運動体の発錆の要因を少なくしている
ので、長期にわたつて正確な螺子回転運動を保証
できるし、しかも、外方からの衝撃からも螺子回
転運動体の損傷を防止してここに、耐久性を損う
ことが少なくできる。
更に、前記螺子回転運動体に伝動体を介して回
転力を与える駆動体は、チユーブ下端より上方で
かつチユーブ側方に配置されているので、上下方
向にコンパクトにできるとともに、駆動体の回転
軸心とチユーブとが平行であることから、回転力
を正確に伝達できる利点がある。
最後に、タイヤサイズに応じたシエーピングス
トローク等はこれを簡単に調整できるし、配管部
材が不要なことから、特にメンテナンスが容易と
なるし、スタツキング高さ等のコントロールを集
中制御することも可能となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図乃至第8
図はその第1実施例による加硫1サイクルを併せ
て示す概略立面断面図、第9図1,2は雄ネジ軸
と雌ネジ筒体の2例を示す要部の詳細図、第10
図は第2実施例の立面断面図、第11図と第12
図は従来例の各動作一部を示す立面断面図であ
る。 2……下型要素、6……上型要素、11……成
形体、14……シリンダチユーブ、35……スク
リユーネジ軸(雄ネジ軸)、37,37′……ナツ
ト組立体(雌ネジ筒体)、32……モータ(駆動
体)、30……キー(直線運動変換手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相互に開閉自在な上型要素と下型要素を備
    え、該型要素に装入されたグリーンタイヤの内面
    形状を拡縮自在な弾性成形体とこの中に封入され
    る熱圧媒を介してシエーピングするとともに加硫
    するタイヤ加硫機において、 固定側の縦向とされたガイド筒体に、上端側が
    弾性成形体の下部リング体に取付けられているチ
    ユーブが昇降自在として嵌挿されており、 該チユーブ内に、雄ネジ軸と雌ネジ筒体との相
    互螺合による螺子回転運動体が内蔵されており、
    該螺子回転運動体の上端側が連杆を介して弾性成
    形体の上部リング体に取付けられており、 更に、前記螺子回転運動体の回転を上下直線運
    動に変換するための手段が備えられており、 前記チユーブの下端に伝動ケースが取付けら
    れ、この伝動ケースに内蔵した伝動体が前記螺子
    回転運動体の下端に連動連結されており、 伝動ケースの側部上面に立設され、かつチユー
    ブの側方に駆動体が設けられ、この駆動体の回転
    軸心がチユーブの軸心と平行とされて前記伝動ケ
    ース内の伝動体に連動連結されていることを特徴
    とするタイヤ加硫機の中心機構。
JP55116807A 1980-08-23 1980-08-23 Central mechanism of tyre vulcanizer Granted JPS5739941A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55116807A JPS5739941A (en) 1980-08-23 1980-08-23 Central mechanism of tyre vulcanizer
US06/295,146 US4368015A (en) 1980-08-23 1981-08-21 Tire vulcanizer
DE3133435A DE3133435C2 (de) 1980-08-23 1981-08-24 Reifen-Vulkanisierungseinrichtung
KR1019810003092A KR840000273B1 (ko) 1980-08-23 1981-08-24 타이어의 가류기(加硫機)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55116807A JPS5739941A (en) 1980-08-23 1980-08-23 Central mechanism of tyre vulcanizer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5739941A JPS5739941A (en) 1982-03-05
JPS6229205B2 true JPS6229205B2 (ja) 1987-06-25

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JPS513755A (ja) * 1974-06-28 1976-01-13 Nippon Telegraph & Telephone Hanedashiantena

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