JPS6229200Y2 - - Google Patents

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JPS6229200Y2
JPS6229200Y2 JP1979101759U JP10175979U JPS6229200Y2 JP S6229200 Y2 JPS6229200 Y2 JP S6229200Y2 JP 1979101759 U JP1979101759 U JP 1979101759U JP 10175979 U JP10175979 U JP 10175979U JP S6229200 Y2 JPS6229200 Y2 JP S6229200Y2
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JP
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cylindrical body
inner diameter
foreign matter
concentrically
spiral blade
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JP1979101759U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、河川水または海水中の魚貝類、砂礫
特に藻やビニール等の異物を過するとともに、
それら異物で材の目詰りを起すおそれがなく、
従つて自動連続運転が可能で、稼動率の高い過
装置を提供することを目的として提案されたもの
である。
以下、第1図乃至第3図に示す実施例により本
考案の構成につき具体的に説明する。第1図にお
いて1は一側壁に原液(過すべき液体)導入管
4を図示の如く接続された第1円筒体で、同第1
円筒体1の下端フランジ1aと第2円筒体2の上
端フランジ2aとを介して第1円筒体1に第2円
筒体2が同心的に接続されている。なお該第2円
筒体2の内径は第1円筒体1の内径よりも相当大
きく形成されており、その内部には、内径が第1
円筒体、1の内径とほぼ等しい内径をもつ筒6
が同心的にかつ一体的に配設されている。該筒
6は、横断面形状が第3図に示すように二等辺三
角形状に形成された条杆12の底辺12aを内側
にして多数条配列して第2図に示すように円筒状
に形成され、その上下端は支持リング6aに固着
されており、また各条件12の相隣る底辺12a
間には適宜な寸法のすき間スリツト目Sが設けら
れている。なお6bは該筒6の外周に、その上
下方向に沿つて適当間隔毎に取付けられた筒6
の形状保持用リング、5は上記第2円筒体2の外
側壁に第1図に示す如く接続された過液導出管
である。3は該第2円筒体2の下端フランジ2b
と、その上端フランジ3aを介して第2円筒体2
と同心的に該第2円筒体2に接続された第3円筒
体で、その内径は、上記第1円筒体1および筒
6の内径とほぼ同寸法に設定されている。8は該
第3円筒体3に第1図に示すように設けられた異
物溜で、同異物溜8の外側には異物排出弁9が取
付けられている。
そして上記第1円筒体1、第2円筒体2および
第3円筒体3で、筒6および後述する螺旋状羽
根支持軸7を同心的に保持するとともに、原液導
入管4、過液導出管5、異物溜8および異物排
出弁9を具えた過筒本体を形成している。
螺旋状羽根支持軸7の上端部は、第1円筒体1
の上端部に装備された軸受に、また下端部は第3
円筒体3の下端部の軸受にそれぞれ回転自在に軸
支されており、また、上記各軸受と第1円筒体1
および第3円筒体3との間には密封装置(第1図
の符号3bの部材)が装備されている。(ただし
第1円筒体1のものゝ図示は省略されている。) 7aは、上記螺旋状羽根支持軸7の外周に、適
当なピツチで螺旋状に取付けられた螺旋羽根で同
螺旋羽根7aの外周端面は、上記筒6の内周面
に摺動可能に当接している。
なお、該螺旋状羽根支持軸7は、その上端に取
付けられた駆動手段C(手動または電動手段)に
より、所定方向に回転せしめられるようになつて
おり、この回転運動により、筒6のスリツト目
Sに絡みついたり、付着した異物や該スリツト目
Sの目詰り異物を除去し、かつ筒6と第2円筒
体間に上記のようにして除去されて存在する異物
を螺旋羽根7aにより順次下方へ送り出すように
なつている。
本考案装置の一実施例は、上記のように構成さ
れており、本装置により原液を過するに当つて
は、螺旋状羽根支持軸7を固定状態にしたまゝ、
まず原液導入管4から原液Xを第1円筒体1内に
連続的に導入する。そうすると該原液Xは固定状
態にある螺旋羽根7aに沿つてこれに案内されな
がら自重で流下すると同時に旋回流となり、該原
液中に含まれている異物以外の液体は筒6の相
隣る条杆12間のすき間(スリツト目)Sを経て
半径方向外側へ流れ出し、第2円筒体2内に溜
り、最終的には過液導出管5を経て過液Yと
なつて外部へ取出される。
一方、筒6のすき間(スリツト目)Sを通過
できない異物は、上記の旋回運動で付与された慣
性で、第3円筒体内へ順次送り込まれ、異物溜8
に推積される。そして異物排出弁9の適時開放
で、異物Zとして外部へ放出される。
つぎに、筒6の各条杆12の間のすき間(ス
リツト目)Sに原液中の異物たとえば徴細な繊維
またはタール等のようなものが絡みつくか、附着
し容易に取れない場合、もしくは該スリツト目S
が異物で目詰りを起したような場合には、駆動手
段Cを操作もしくは作動させ、螺旋状羽根支持軸
7を所定方向へ回転させる。そうすると、筒6
は二等辺三角形状の横断面形状をもつ多数の条杆
12で、それらの底辺部12aが、上記螺旋状羽
根支軸7の螺旋羽根に摺動可能に当接するように
連続せる円筒状に形成され、かつ相隣る条杆12
の底辺部12a間にすき間(スリツト目)Sが形
成されているため、上記異物は螺旋羽根7aの回
転につれて該螺旋羽根7aで筒6のすき間S
(スリツト目)に逆らうことなく、該スリツト目
に沿つて円滑に剥ぎ取られて第3円筒体3内へ送
り込まれ、さらに異物溜8内へ送り出される。こ
の異物溜8内へ送り込まれた異物は、螺旋羽根7
aの端末が邪魔板の役割をなすため、筒6内へ
逆流するようなおそれはない。そして異物排出弁
9の適時開放によつて異物Zは外部へ放出され
る。
本考案装置は、上記のような構成、作用を具有
するものであるから、本考案によれば、筒6を
形成する多数の条杆2の横断面形状を二等辺三角
形に形成し、それら二等辺三角形状の条杆12の
底辺部12aを内側として連続せる円筒状とな
し、相隣る条件12の底辺部12a間のスリツト
目Sに、異物が絡みつきまたは付着しあるいは該
スリツト目Sが異物で目詰りを起した場合には、
単に駆動手段Cを操作または作動させて、螺旋羽
根支持軸7を所定方向へ回転せしめ、その螺旋羽
根7aを旋回させれば、それらの異物は、旋回す
る螺旋羽根7aの外周端面の筒6の内周面への
摺動接触作用により、該螺旋羽根7aの螺旋形状
に従つて上記スリツト目Sから該スリツト目Sに
逆らうことなく円滑、確実に剥ぎとられるため、
筒6のスリツト目Sが目詰り状態となるおそれ
がなく従つて異物を含む原液の長期間に亘る自動
連続過操業が可能になるという実用的効果を挙
げることができる。
つぎに第4図に示す本考案の他の実施例は、上
記実施例に比し、第3円筒体3に、同円筒体3の
外周面接線方向に、異物放出管10を取付け、該
異物放出器10の外端に異物放出弁11を配設し
た点で異なるが、本例の場合、上記実施例と同様
の作用、効果を奏するほか、螺旋羽根7a(固定
状態にある。)の旋回渦流に乗つて第3円筒体3
の内周面に沿つて送られてきた異物を、異物放出
管、異物排出弁11を介してそのまゝ外部へ放出
できる利点がある。
つぎに、第5図に示す本考案のさらに他の実施
例は、上記実施例に比し、原液Xの導入管4をも
つ第1円筒体1′を大径となし、該第1円筒体
1′の直下に結合され、過液排出管5′を側壁適
所にもち、第1円筒体1′とほぼ同内径の第2円
筒体2′および該第2円筒体2′の直下に連結さ
れ、異物排出管8′および異物放出弁9′をもつ受
皿3′からなる容器の第2円筒体2′内に複数(本
例の場合2個)の筒6と、同筒6内に同心的
に配設された螺旋状羽根7aを支持する軸7を設
け、それら複数の螺旋状羽根7aの支持軸7を該
容器の頂壁部材13内に装着された歯車機構14
を介し、駆動手段Cで同時に駆動回転することが
できるように構成した点で異なるが、この例の場
合は装置が大型化する反面大量の原液Xの過作
用を同時に行なうことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例の概略説
明図で、第1図は要部を切開して示す側面図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図は第2図
のB部拡大図、第4図は本考案の他の実施例の要
部の概略平面図、第5図は本考案のさらに他の実
施例の側面図である。 1;第1円筒体、2;第2円筒体、3;第3円
筒体、4;原液導入管、5;過液排出管、6;
筒、7;螺旋状羽根支持軸、7a;螺旋状羽
根、8;異物溜、9;異物排出弁、10;異物放
出管、11;異物排出弁、12;条杆、12a;
条杆12の底辺部、S;スリツト目(すき間)、
C;駆動手段、X;原液、Y;過液、Z;異
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁の適所に原液導入管4をもつ第1円筒体
    1、同第1円筒体1に同心的かつ水密的に連結さ
    れ、該第1円筒体1の内径よりも大きな内径をも
    ち、該第1円筒体1の内径と等しい内径を有する
    筒6を同心的に内蔵し、かつ側壁適所に過液
    排出管5をもつ第2円筒体2、同第2円筒体2に
    同心的かつ水密的に連結され、端末部側壁に異物
    溜8を有し、かつその内径が上記第1円筒体1の
    内径と等しい内径を有する第3円筒体3、それら
    各円筒体1,2,3の全長に亘り、同心的に配設
    され、外周面にその軸方向に沿つて上記第1円筒
    体、筒6および第3円筒体3の内周面に摺動可
    能に当接する外周端面をもつ螺旋状羽根7aを有
    し、両端を回転自在に軸支された螺旋状羽根支持
    軸7、同支持軸7を所定方向へ回転させる駆動手
    段を具備してなり、上記筒6を、多数の横断面
    形状が二等辺三角形の条杆12の底辺部12aが
    1つの円軌跡上に位置させて、内周面を連続せる
    円筒状に形成させるとともに、相隣る条杆12の
    底辺部12a間に適当な大きさのスリツト目Sが
    形成されるように構成してなることを特徴とする
    過装置。
JP1979101759U 1979-07-25 1979-07-25 Expired JPS6229200Y2 (ja)

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JP1979101759U JPS6229200Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25

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JP1979101759U JPS6229200Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS5623296U JPS5623296U (ja) 1981-03-02
JPS6229200Y2 true JPS6229200Y2 (ja) 1987-07-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0367037B1 (de) * 1988-11-03 1993-12-22 Fan Engineering Gmbh Verfahren zur Entwässerung von in Wasser suspendierten Feststoffen sowie Pressschneckenseparator dafür

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1127727A (en) * 1966-05-04 1968-09-18 Choquenet Fond Atel Screw-press with rotating drum

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GB1127727A (en) * 1966-05-04 1968-09-18 Choquenet Fond Atel Screw-press with rotating drum

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JPS5623296U (ja) 1981-03-02

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