JPS6323932Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323932Y2 JPS6323932Y2 JP11897082U JP11897082U JPS6323932Y2 JP S6323932 Y2 JPS6323932 Y2 JP S6323932Y2 JP 11897082 U JP11897082 U JP 11897082U JP 11897082 U JP11897082 U JP 11897082U JP S6323932 Y2 JPS6323932 Y2 JP S6323932Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter plate
- plate
- cake
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 8
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 6
- 239000000706 filtrate Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水平濾板型濾過機の改良に関する。
水平濾板型濾過機は濾過槽と、その内に積み重
ねられた一連の円形の濾板を含み、各濾板の内周
リング内側に垂直の通路が画成され、各濾板で濾
過された液、即ち濾液は前記通路を流下して外部
に取出されるように構成されている。しかるに従
来の構造では、濾板に備えられた濾材上にケーキ
が付着し、濾過性能が低下した場合、各濾板のケ
ーキの除去は手作業によつてなされ、そのため濾
板のケーキの掻取りの度ごとに分解、組立を繰り
返さねばならず、煩に耐えない欠点があつた。
ねられた一連の円形の濾板を含み、各濾板の内周
リング内側に垂直の通路が画成され、各濾板で濾
過された液、即ち濾液は前記通路を流下して外部
に取出されるように構成されている。しかるに従
来の構造では、濾板に備えられた濾材上にケーキ
が付着し、濾過性能が低下した場合、各濾板のケ
ーキの除去は手作業によつてなされ、そのため濾
板のケーキの掻取りの度ごとに分解、組立を繰り
返さねばならず、煩に耐えない欠点があつた。
本考案の目的は上記従来技術の問題点を解消す
ることであつて、それ故濾板に付着したケーキの
掻取りを自動的に行ない得る水平濾板型濾過機を
提供することである。
ることであつて、それ故濾板に付着したケーキの
掻取りを自動的に行ない得る水平濾板型濾過機を
提供することである。
次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し
説明する。図は本考案の一実施例を示すものであ
つて、１は濾過槽であり、２はその上に取付けら
れた蓋であつて、槽内には垂直に積み重ねられた
一連の円形の濾板３が含まれる。第２図および第
３図から明らかなように、各濾板３は内側の内周
リング４と外周のリム５およびその間に設置され
た多孔板６とその上の濾材７からなり、各濾板３
の内周リング４またはその内側の中空軸４′によ
り垂直な通路８が画成される。これらの内周リン
グ４の間には間隙を封止するためＯ−リング９が
設置される。この通路８は濾過槽１のほぼ中央に
置かれ、且つその下方に濾液の出口１０が配置さ
れる。
説明する。図は本考案の一実施例を示すものであ
つて、１は濾過槽であり、２はその上に取付けら
れた蓋であつて、槽内には垂直に積み重ねられた
一連の円形の濾板３が含まれる。第２図および第
３図から明らかなように、各濾板３は内側の内周
リング４と外周のリム５およびその間に設置され
た多孔板６とその上の濾材７からなり、各濾板３
の内周リング４またはその内側の中空軸４′によ
り垂直な通路８が画成される。これらの内周リン
グ４の間には間隙を封止するためＯ−リング９が
設置される。この通路８は濾過槽１のほぼ中央に
置かれ、且つその下方に濾液の出口１０が配置さ
れる。
この水平濾板型濾過機の特徴は、各濾板３の濾
材７にほぼ接するケーキ掻取り板１１を含み、且
つ各濾板３は同じ角度位置にケーキを落下するた
めの切欠き１２を有する。各濾板３の切欠き１２
は好ましくは中心角の小さな扇形の形状を有し、
また各切欠き１２は同じ形状であるのが好まし
い。なお、上記の「ほぼ接する」とは軽く接触ま
たは極めて近接していることである。各掻取り板
１１は例えば図示のように、槽内における濾板３
の周りの適当な位置に立てられた支柱１３に固定
され、掻取り板１１に対し濾材７を相対的に移動
するため、一連の濾板３を回転する装置１４が含
まれる。
材７にほぼ接するケーキ掻取り板１１を含み、且
つ各濾板３は同じ角度位置にケーキを落下するた
めの切欠き１２を有する。各濾板３の切欠き１２
は好ましくは中心角の小さな扇形の形状を有し、
また各切欠き１２は同じ形状であるのが好まし
い。なお、上記の「ほぼ接する」とは軽く接触ま
たは極めて近接していることである。各掻取り板
１１は例えば図示のように、槽内における濾板３
の周りの適当な位置に立てられた支柱１３に固定
され、掻取り板１１に対し濾材７を相対的に移動
するため、一連の濾板３を回転する装置１４が含
まれる。
この実施例では回転装置１４は蓋２に設置され
た減速モータ１５と、その回転を濾板３に伝える
伝動機構からなり、最上部の濾板３の内周リング
４の上面は閉じられ、そこに直立の軸１６が固定
され、その軸は蓋２に設けられたパツキン１７を
貫通し、継手１８によりモータ１５の出力軸１９
に連結されている。最下部の濾板３は第３図に示
すように、出口１０の上に在つて、濾過槽の底板
２０に設けられた開口１０′の周囲にスラスト軸
受等により可回動に設置される。さらに、この濾
過機では掻取り板１１の下方における底板２０の
位置に底蓋２２が備えられている。なお、図中、
２３は原液の導入管であり、２４は槽内の液面を
押下げるための加圧気体の導入管である。
た減速モータ１５と、その回転を濾板３に伝える
伝動機構からなり、最上部の濾板３の内周リング
４の上面は閉じられ、そこに直立の軸１６が固定
され、その軸は蓋２に設けられたパツキン１７を
貫通し、継手１８によりモータ１５の出力軸１９
に連結されている。最下部の濾板３は第３図に示
すように、出口１０の上に在つて、濾過槽の底板
２０に設けられた開口１０′の周囲にスラスト軸
受等により可回動に設置される。さらに、この濾
過機では掻取り板１１の下方における底板２０の
位置に底蓋２２が備えられている。なお、図中、
２３は原液の導入管であり、２４は槽内の液面を
押下げるための加圧気体の導入管である。
作動時、導入管２３から槽１内に導入された原
液はいずれかの濾板３の濾材７を通つて濾過さ
れ、多孔板６に入り、そこから内周リング４の通
路２５を通り、中央の通路８に至り、そこを流下
して出口１０から排出される。時間の経過によ
り、各濾板の濾材７にケーキが付着すると、モー
タ１５の作動により、軸１６を介して各濾板３を
回転し、濾材７上のケーキは対応位置のケーキ掻
取り板１１に当つて、その位置で止められて集め
られ、濾板の切欠き１２が掻取り板１１の位置に
来ると、そこから落下して底蓋２２に集められ
る。このように濾材７上のケーキが掻取られる
と、モータ１５が停止し、再び濾過作業に用いら
れる。
液はいずれかの濾板３の濾材７を通つて濾過さ
れ、多孔板６に入り、そこから内周リング４の通
路２５を通り、中央の通路８に至り、そこを流下
して出口１０から排出される。時間の経過によ
り、各濾板の濾材７にケーキが付着すると、モー
タ１５の作動により、軸１６を介して各濾板３を
回転し、濾材７上のケーキは対応位置のケーキ掻
取り板１１に当つて、その位置で止められて集め
られ、濾板の切欠き１２が掻取り板１１の位置に
来ると、そこから落下して底蓋２２に集められ
る。このように濾材７上のケーキが掻取られる
と、モータ１５が停止し、再び濾過作業に用いら
れる。
従つて、本考案によれば、濾材上に付着したケ
ーキの掻取りを自動的に行なうことができる。そ
のため手作業によつてケーキを掻取る煩雑さがな
く、且つケーキの掻取りを迅速に行なうことが可
能となり、稼動率を高めることができる。
ーキの掻取りを自動的に行なうことができる。そ
のため手作業によつてケーキを掻取る煩雑さがな
く、且つケーキの掻取りを迅速に行なうことが可
能となり、稼動率を高めることができる。
第１図は本考案の一例による水平濾板型濾過機
の内部構造を示す立面図、第２図は第１図の線Ａ
−Ａ断面図、そして第３図は部分的な縦断面図で
ある。 図中、１……濾過槽、３……濾板、４……内周
リング、７……濾材、８……通路、１１……掻取
り板、１２……切欠き、１４……回転装置、２２
……底蓋。
の内部構造を示す立面図、第２図は第１図の線Ａ
−Ａ断面図、そして第３図は部分的な縦断面図で
ある。 図中、１……濾過槽、３……濾板、４……内周
リング、７……濾材、８……通路、１１……掻取
り板、１２……切欠き、１４……回転装置、２２
……底蓋。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 濾過槽内に積み重ねられた一連の円形の濾板
からなり、各濾板の内周リング内側に濾液を流
下する垂直の通路が画成される濾過機におい
て、さらに各濾板上の濾材にほぼ接するケーキ
掻取り板と、前記一連の濾板を回転する装置を
含み、各前記濾板は同じ角度位置にケーキを落
下するための切欠きを有し、且つ前記ケーキ掻
取り板の下方には底蓋が備えられていることを
特徴とする水平濾板型濾過機。 (2) 各前記濾板の切欠きは中心角の小さな扇形で
ある実用新案登録請求の範囲第１項記載の水平
濾板型濾過機。 (3) 各前記濾板の切欠きは同じ形状になつている
実用新案登録請求の範囲第１項記載の水平濾板
型濾過機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11897082U JPS5924111U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 水平濾板型濾過機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11897082U JPS5924111U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 水平濾板型濾過機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5924111U JPS5924111U (ja) | 1984-02-15 |
| JPS6323932Y2 true JPS6323932Y2 (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=30273232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11897082U Granted JPS5924111U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 水平濾板型濾過機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924111U (ja) |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP11897082U patent/JPS5924111U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5924111U (ja) | 1984-02-15 |
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