JPS601782Y2 - 回転式ストレ−ナ - Google Patents

回転式ストレ−ナ

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Publication number
JPS601782Y2
JPS601782Y2 JP1981177788U JP17778881U JPS601782Y2 JP S601782 Y2 JPS601782 Y2 JP S601782Y2 JP 1981177788 U JP1981177788 U JP 1981177788U JP 17778881 U JP17778881 U JP 17778881U JP S601782 Y2 JPS601782 Y2 JP S601782Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary strainer
liquid
casing
partition wall
side chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981177788U
Other languages
English (en)
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JPS5882820U (ja
Inventor
晴男 杉崎
優 渡辺
健 松田
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転式ストレーナに関する。
一般に回転式ストレーナは、被処理液を効率よくろ過す
るために種々の産業において使用されている。
この回転式ストレーナでは、従来被処理液側(−次側)
と、回転ドラムに取付けられたメディアを通過しろ過さ
れたろ過液側(二次側)とのシールにシール水が使用さ
れている。
しかしながら、このようなシールにシール水を使用する
場合には、実際に処理される被処理液の他にシール水が
加わるため、処理系統の水量が増加し、特に原子力発電
プラントのように放射能の拡散を防止するため余分な水
量を系統に加えることを好まない分野においては非常に
問題となっている。
また、一般に、シール水圧が例えばストレーナの入口圧
よりも0.5〜2kg1clt高くないとシール性の確
保ができないため、高いシール水圧を得ることができな
い場合には、プロセス圧を低く押える必要があり、回転
式ストレーナの処理容量が大巾に低下する。
また、シールに水が使用されているため、油分の分離お
よびろ過には適さないという欠点がある。
本考案は、かかる従来の事情に対処してなされたもので
、仕切壁により1次側室と2次側室に2分され前記1次
側室および2次側室にそれぞれ被処理液の流入口および
ろ過済液の流出口を形成されるケーシングと、前記1次
側室内に配置され先端を前記仕切壁に穿設された貫通孔
に挿入される側面にメディアを備えた回転ドラムと、こ
の回転ドラムと前記仕切壁との間に介挿されるシール用
リングと、前記回転ドラムの後端面に接続されるシャフ
トを挿入支持するケーシングカバーと、前記シャフトを
回転駆動する駆動装置とからなることを特徴とする回転
式ストレーナを提供しようとするものである。
以下本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明す
る。
第1図および第2図に示す回転式ストレーナにおいて、
符号1は、仕切壁2により1次側室3と2次側室4に2
分されるケーシングを示している。
ケーシング1の1次側室3には被処理液を流入する流入
口5が、また2次側室4にはろ過液を流出する流出口6
が形成されている。
ケーシング1の1次側室3中央部には、回転ドラム7が
配設されており、この回転ドラム7の先端は、第3図に
拡大して示すように、仕切壁2に垂直に穿設された貫通
孔8に挿入されている。
そして、回転ドラム7の先端に形成される2段円筒状部
9と仕切壁2との間には、シール用リング10が介挿さ
れている。
ケーシング102次側室4下面には、回転式ストレーナ
の長期停止時およびメンテナンス時に回転式ストレーナ
内の水を排出するドレン口11が穿設されている。
ケーシング1の上端開口部にはケーシングカバー12が
接続されており、このケーシングカバー12の中心には
、シャフト13が挿入されている。
シャフト13の先端は、回転ドラム7の中心に穿設され
た貫通孔14に挿入されており、シャフト13先端部と
ケーシングカバー12との間には、グランドパツキン1
4が介挿されている。
グランドパツキン14の中間部には、ランタンリング1
5が介挿されており、ランタンリング15側方のケーシ
ングカバー12にはリークオフライン16が穿設されて
いる。
なお、ケーシングカバー12のグランドパツキン14側
方には、ケーシング1内に開口する空気抜き穴17が穿
設されている。
ケーシングカバー12の上端開口部には、シャフト13
の上端部を挿入する軸受カバー18が接続されており、
この軸受カバー18とシャフト13との間には、一定間
隔をおいて2組の軸受19a、19bが介挿されている
軸受カバー18の上端開口部には減速機20が接続され
ており、この減速機20の側方に配設される電動機21
の回転数を減速しシャフト13を回転駆動する。
シャフト13の先端に固設される、すでに述べた回転ド
ラム7の側面には、第4図に示すように2段円柱状部2
2に螺子を螺設された3段円柱状の貫通孔が穿設されて
おり、2段円柱状部22の2次側にはメディア23が挿
入され、このメディア23は、外周に螺子を形成された
りテーナ−24により押圧固定されている。
メディア23には、1次側を先細りとされるテーパ状の
貫通孔25が多数穿設されており、このメディア23の
側方の1次側のケーシング1には、第2図に示すように
逆洗孔26が穿設されている。
以上のように構成された回転式ストレーナは、例えば、
第5図に示すような配管系統に用いられる。
すなわち、第5図において符号30は、被処理液を貯蔵
する被処理液タンクを示しており、この被処理液タンク
30の下流には、回転式ストレーナ31の流入口5に被
処理液を移送するための移送ポンプ32が配設されてい
る。
回転式ストレーナ31の流出口6には、ろ過水タンク3
3に接続される配管34が接続されており、また、逆洗
口26には、逆洗弁35を介して逆洗水受タンク36が
接続されている。
そして、回転式ストレーナ31の流入側圧力と流出側圧
力との差圧を測定し、この差圧が一定値となったときに
逆洗弁35を開とする差圧スイッチ37が設けられてい
る。
以上のように構成された配管系統では、被処理液タンク
30に貯えられている被処理液は、移送ポンプ32によ
り回転式ストレーナ31に移送され、電動機21の駆動
により回転している回転ドラム7に取付けられた円板状
のメディア23を通過することにより、被処理液中に含
まれている異物が捕捉除去される。
捕捉された異物はメディアポケット38に留められ、一
方、メディア23によってろ過された処理液はろ過水と
なってろ過水タンク33に流出する。
異物がメディアポケット38に蓄積して行くに従い、回
転式ストレーナ31の一次側と二次側の差圧が上昇して
いき、−次側と二次側の差圧が差圧スイッチ37にあら
かじめ設定された設定値(例えば0.3〜0.4kg/
CIt)に達した時点において、差圧スイッチ37から
、信号が出力され、逆洗弁35が開とされる。
逆洗弁35の開により回転式ストレーナ31と逆洗水受
タンク36が逆洗口26を通して連通し回転ドラム7の
逆洗ロス6側が大気解放されメディア23の二次側より
逆洗ロス6方向へとメディアポケット38に逆洗圧がか
かる。
そして、メディア23に形成されるテーパ穴25は一次
側が小さく、二次側が大きい径となるように穿設されて
いるため、逆洗時には、メディアポケット38において
流れは絞られて噴流となる。
したがってメディアポケット38内に蓄積していた異物
は逆洗口26より逆洗水受タンク36へと勢いよく排出
される。
モして逆洗弁35は、回転式ストレーナ31の一次側と
二次側の差圧が初期差圧(例えば0.1kg/cit)
に戻った時点で閉とされる。
なお逆洗は大変効率良く行なわれるため回転ドラム7が
一回転すれば通常の場合は終了する。
また、以上のように構成された回転式ストレーナでは逆
洗中においてもろ過が可能である。
さらに、以上のように構成された回転式ストレーナでは
、処理液の流入により、−次側と二次側に差圧が発生し
シール用リング10は仕切壁2面に押し付けられること
となりシール性を向上することができる。
以上述べたように本考案の回転式ストレーナでは、シー
ル機構にシール水を使用しないため、プロセスラインへ
の水量の増加は解消され原子力発電プラント、その他の
化学プラントのようにウォーター・バランスの管理の難
しい場所に使用することができる。
また、水の混入をきらう石油等の化学プラントにおいて
も、使用することができる。
さらにシステム的には、シール水ラインの配管が不要と
なり、経済的に有利である。
そして、プロセス圧を高めることができるので、処理能
力を大巾に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回転式ストレーナの一実施例を示す縦
断面図、第2図は第1図の回転式ストレーナの側面図、
第3図は第2図の回転式ストレーナのシール用リング部
の詳細を示す縦断面図、第4図は第1図の回転式ストレ
ーナのメディア部の詳細を示す縦断面図、第5図は、本
考案の回転式ストレーナを組込んだシステムの一実施例
を示す配管系統図である。 1・・・・・・ケーシング、2・・・・・・仕切壁、3
・・・・・・1次側室、4・・・・・・2次側室、5・
・・・・・流入口、6・・・・・・流出口、7・・・・
・・回転ドラム、10・・・・・・シール、12・・・
・・・ケーシングカバー、13・・・・・・シャフト、
21・・・・・・電動機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仕切壁により1次側室と2次側室に2分され前記1次側
    室および2次側室にそれぞれ被処理液の流入口およびろ
    過済液の流出口を形成されるケーシングと、前記1次側
    室内に配置され先端を前記仕切壁に穿設された貫通孔に
    挿入される側面にろ過機構を備えた回転ドラムと、この
    回転ドラムと前記仕切壁との間に介挿され、横V形字の
    断面を有し、動作時には前記仕切壁側に押圧されるシー
    ルと、前記回転ドラムの後端面に接続されるシャフトを
    挿入支持するケーシングカバーと、゛前記シャフトを回
    転駆動する駆動装置とからなることを特徴とする回転式
    ストレーナ。
JP1981177788U 1981-12-01 1981-12-01 回転式ストレ−ナ Expired JPS601782Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981177788U JPS601782Y2 (ja) 1981-12-01 1981-12-01 回転式ストレ−ナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981177788U JPS601782Y2 (ja) 1981-12-01 1981-12-01 回転式ストレ−ナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5882820U JPS5882820U (ja) 1983-06-04
JPS601782Y2 true JPS601782Y2 (ja) 1985-01-18

Family

ID=29971987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981177788U Expired JPS601782Y2 (ja) 1981-12-01 1981-12-01 回転式ストレ−ナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS601782Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5882820U (ja) 1983-06-04

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