JP3138994B2 - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

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JP3138994B2 JP04237681A JP23768192A JP3138994B2 JP 3138994 B2 JP3138994 B2 JP 3138994B2 JP 04237681 A JP04237681 A JP 04237681A JP 23768192 A JP23768192 A JP 23768192A JP 3138994 B2 JP3138994 B2 JP 3138994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浄水装置に関し、例え
ば、活性炭等を収納した筒状の浄水装置の濾過面積の増
大を図ると共に、活性炭の使用効率を向上させた浄水装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種浄水装置としては、活性炭
を収納した例えば、図5に示すようなものがある。これ
は筒状の容器21に水道水等の流入口22と流出口23
とを設け、容器内部に活性炭を充填した円柱状のユニッ
ト24を交換できるように挿入したものである。流入口
22から注水された水は容器21の中心部から周辺部に
広がり、活性炭のユニット24を軸方向Aに通過する過
程で不純物やカルキ分が濾過されるように構成されたも
のが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の浄水装置では、流入口から流入した水道
水は、ユニット24を軸方向Aに通るときのみ濾過され
るため、濾過距離が短く、かつ、水量が多くなり流速が
速いと水はユニット24の中心部を主に通り、周辺部は
抵抗が大きく水量は少なくなる。このため、ユニット2
4の寿命は、活性炭を充填したユニット24の中心部の
寿命で決まってしまい、寿命が短く、頻繁に交換しなけ
ればならないという問題があった。すなわち、水の浄化
は活性炭の濾過面積と活性炭との接触時間とで決まるの
で、単に活性炭のユニット層を厚くしただけでは活性炭
の使用量が増大するだけで不経済であり、浄水装置が大
型化してしまうという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、円筒状に形成したフィルタ部材の
外周面から内周面に径方向に流水を浸透させて、フィル
タ部材の濾過面積及び水との接触時間を増大させ、活性
炭の使用効率を向上させると共に、活性炭の寿命を向上
させた浄水装置を得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、円管状のフィ
ルタ部材3と、該フィルタ部材3を収納しフィルタ部材
3の上端部及び下端部にそれぞれ密接する蓋体2と底板
2Aを有する筒状の浄水装置本体1Aと、該浄水装置本
体1A内を、前記フィルタ部材3を収納する外周部1B
と、浄化された流水が流出する流出部1Cとに区画する
円筒状隔壁7とを備え、前記底板2Aには、前記外周部
1Bに連通する流入口5と、前記流出部1Cに連通する
流出口6とを備え、かつ前記流出部1Cの上部にカルシ
ューム筒体4を備えると共に、前記隔壁7の上方に、前
記外周部1Bにプールされた流水の大部分が前記流出部
1Cに流入する孔9と、一部が前記カルシューム筒体4
内に流入する連通孔4aとを備えたことを特徴とする浄
水装置である。
【0006】
【作用】このような構成とすることにより、本発明で
は、浄水装置本体の流水口から注入された流水が容器と
ユニットフィルタの外周面との間の空間を、またはフィ
ルタの内周面を軸方向に一端から他端まで急速に充満
し、一定水圧になるまで浄水装置本体内に流水がプール
され、その後ある程度の水圧になるまで浄水の流出を押
さえることができ、次いで、フィルタ部材の広い周面か
ら径方向に一斉に通るので、同じ水量では、流速が遅く
なり、活性炭の濾過面積が増大して活性炭との接触時間
が増加でき、また、流水は、フィルタの一端から他端ま
で周面から径方向に均一に通るので、フィルタの寿命延
長を図ることができると共に、フィルタの交換頻度が少
なくなる。
【0007】
【実施例】図1〜4は本発明に係る浄水装置の一実施例
を示す図である。先ず、構成について説明する。図1〜
3において、1は浄水装置であり、浄水装置1は断面が
前方後円状に形成された筒状の筒体である浄水装置本体
1Aと、浄水装置本体1Aの上面を覆う上面板である蓋
体2と、下面を覆う下面板である底板2Aと、を有し、
円形部分の直径は蓋体2が底板2Aよりや屋大きくなる
ように形成されている。底板2Aの方形側の外周部には
外部に連通する連通孔である2つの流入口5と、中央部
には、外部に連通する連通孔である流出口6が形成され
ている。
【0008】浄水装置本体1A内には断面円環状の筒体
で活性炭等を充填したフィルタ部材であるユニットフィ
ルタ3の上端部3aの内縁及び下端部3bの内縁はそれ
ぞれ蓋体2の中央筒部2a及び底板2Aの流出口6に連
通する中央筒部2bに密接している。装置本体1Aの方
形側の内壁とユニットフィルタ3との間には上下に連通
する大きい上下連通間隔Dが形成されている。蓋体2の
中央筒部2aの下端と底板2Aの中央筒部2bの上端間
には円筒状隔壁7が形成されており、隔壁7は、浄水装
置本体1Aをユニットフィルタ3が収納された外周部1
Bと、浄化された流水が流出する流出部1Cとに区画し
ている。
【0009】流出部1Cの上部にはカルシューム粒体を
収納したカルシューム筒体4が設けられ、蓋体2の中央
筒部2に固定されている。カルシューム筒体4の上部に
は流出部1Cに連通する複数の連通孔4aが設けられ、
流出部1C内の流水の一部が連通孔4a及びカルシュー
ム筒体4内を通り流出口6より流出するようになされて
いる。カルシューム筒体内には、カルシュームイオンを
溶出する例えば、グリセロリン酸カルシューム粒体が収
納されている。
【0010】このような構造においては、流入口5から
の流水は浄水装置本体1Aの内周壁面とユニットフィル
タ3の外周面との間を通って上方まで充填し、ユニット
フィルタ3を径方向に通って浄化され、ユニットフィル
タ3の内周面と隔壁7との間のクリアランスdを通っ
て、上昇し、蓋体2の中央筒部2aに形成された径方向
の複数の孔9を通って、流出部1c内に入る。流出部1
c内の浄化された流水は大部分はそのまま、流出口側に
流れ、一方、一部は連通孔4aを通ってカルシューム筒
体4内を通り溶出したカルシュームイオンを含み、流出
部1cの中央部または下部で合流して流出口6から外部
に流出されるようになされている。
【0011】次に、作用について説明する。このように
構成された本発明の浄水装置では、流水口5から注入さ
れた流水が連通間隙Dを通り急速にユニットフィルタ3
の外周面に充満し、一定水圧になるまで浄水装置本体1
内に流水がプールされ、その後ある程度の水圧になるま
で浄水の流出を押さえることができる。流水はユニット
フィルタ3の外周から内周に径方向に、かつ均一に通る
ので、活性炭の濾過面積が増大して活性炭との接触時間
を増加させることができ、さらに目づまりが小さい。ま
た、同じ水量であれば周面積が大きいため、通過速度が
小さく活性炭の使用効率が増加する。また、カルシュー
ムイオンを適度に含んだ健康な浄水を得ることができ
る。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、流入口から入った流水はユニットフィルタの外周
面から内周面に径方向に浸透し、円筒状隔壁との間のク
リアランスより上方に流れて、円筒状隔壁の上端部から
一部が円筒状隔壁の内部に流入すると共に、残りがカル
シューム筒体内に流入する。そして、活性炭により濾過
されてカルキ分が除去された浄水はカルシュームイオン
を含んだイオン水とが混合して流出口から取り出される
ようになっているので、活性炭の濾過面積が増大して活
性炭の使用効率を向上させることができると共に、ユニ
ットフィルタの寿命を延長することができる。また濾過
された浄水中にはカルシュームイオンを含むので健康水
としての効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す浄水装置の断面図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の上面図である。
【図3】図1に示す実施例の下面図である。
【図4】図1に示す実施例における流水の流れを示す要
部断面図である。
【図5】従来構造の浄水装置を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1A 浄水装置本体 2 蓋体(上面板) 2A 底板(下面板) 3 ユニットフィルタ(フィルタ部材) 4 カルシュームイオン筒体 5 流入口 6 流出口 7 円筒状隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/28 B01D 29/00 - 29/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円管状のフィルタ部材と、該フィルタ部
    を収納しフィルタ部材の上端部及び下端部にそれ
    ぞれ密接する蓋体2と底板2Aを有する筒状の浄水装置
    本体1Aと、該浄水装置本体1A内を前記フィルタ部材
    3を収納する外周部1Bと、浄化された流水が流出する
    流出部1Cとに区画する円筒状隔壁7とを備え、前記底
    板2Aには、前記外周部1Bに連通する流入口5と、前
    記流出部1Cに連通する流出口6とを備え、かつ前記流
    出部1Cの上部にカルシューム筒体4を備えると共に、
    前記隔壁7の上方に、前記外周部1Bにプールされた流
    水の大部分が前記流出部1Cに流入する孔9と、一部が
    前記カルシューム筒体4内に流入する連通孔4aとを備
    えたことを特徴とする浄水装置。
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