JPS6113110Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6113110Y2
JPS6113110Y2 JP18080881U JP18080881U JPS6113110Y2 JP S6113110 Y2 JPS6113110 Y2 JP S6113110Y2 JP 18080881 U JP18080881 U JP 18080881U JP 18080881 U JP18080881 U JP 18080881U JP S6113110 Y2 JPS6113110 Y2 JP S6113110Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
water
discharge pipe
purified water
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18080881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5886291U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18080881U priority Critical patent/JPS5886291U/ja
Publication of JPS5886291U publication Critical patent/JPS5886291U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6113110Y2 publication Critical patent/JPS6113110Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、カチオン、活性炭等の過剤を用
いた水道水等を浄化する浄水器に関する。
従来のこの種の浄水器は、その全高がせいぜい
150mm程度までの小型のものか、或は工業用のき
わめて大型のものしかなく、例えば過剤の交換
を可能にカセツト化したものでは処理水量が少な
く、家庭用のそれも使用水量のきわめて少ないも
のしか実用化されていない。これは1つには小型
のカセツトしか実用化されていないということも
あるが、従来は器体を小型軽量化することにのみ
重点が置かれ、器体強度を保持し容量を増大する
という点が殆んご省みられなかつたことによる。
この考案は以上のような点に鑑み、水処理容量
を増大すると共に、取扱いが容易で強度的にも充
分に保障されかつ構造が簡単な浄水器を提供する
ことを目的とするものである。
実施例について説明すれば、1は円筒状の器体
であつて、金属製、例えばステンレススチール製
管体により形成し、底部材2上にパツキング3等
を介して水密的に立設する。4は蓋部材であつ
て、同様にパツキング5等を介して器体1の上面
を水密的に覆被する。
6は筒状のカセツトで、プラスチツク等により
その器体を形成したものであつて、カチオン、活
性炭等の過剤7の1ないし数種を層状に充填す
るものであり、カセツト6内の下部に固設のフイ
ルタ8と上端に固設のフイルタ9との間に過剤
7を充填する。フイルタ8,9は例えば100〜200
μmの無数の微細孔を貫設した多孔板を使用し、
カセツト器体のフイルタ9の下面に複数の孔10
を貫設してフイルタ9を通過した水がカセツト6
内にスムーズに流入するようにしてあり、フイル
タ8の下面には、該フイルタ8を通過した浄水が
通る放射方向の溝11を設けてある。カセツト6
の中心には柱状管体12を貫設してあつて、該管
体1に前記溝11と連通する小孔13を1ないし
複数個穿設して柱状管体12内に浄水が流入しう
るようにする。カセツト6はさらにその下面に、
柱状管体12外周面に密着する筒状突起14を設
けてある。
器体1の底壁を形成する底部材2の側面に器体
1の内底面に開口する受水口15を設けて水道管
等への接続プラグ16を装着する。
底部材2の上面中央に前記カセツト6の筒状突
起14が嵌合する凹部17を設けて、凹部内周面
と筒状突起外周面との間を水密的に密封するOリ
ング18を凹部17に形成した周溝19内に嵌入
し、カセツト6を器体1内に装入した状態で、受
水口15に入つた未処理水が柱状管体12の内側
に侵入することがないようにし、さらに凹部17
の内底部に螺子孔20を穿設して、器体1の中心
及び蓋部材4の中心を貫通し、かつ柱状管体12
の中心を貫通し、該管体12との間に浄水通路2
1を形成する吐出管22の下端を螺着し固定す
る。
吐出管22は、浄水通路21の上端部及び下端
部の各々において該通路21と吐出管22内とを
連通させる1ないし複数の小孔23を穿設すると
共に、該管22の上端部外周にねじ24を螺設
し、柱状管体12の上端と蓋部材4の下面との間
に吐出管22に嵌合する円筒形のパツキング25
を介装して、蓋部材4を、その上面のパツキング
27を介して吐出管22のねじ24に螺合するナ
ツト28により締めつけ、蓋部材4を器体1上に
固定すると同時に、カセツト4を前記パツキング
25を介して器体内に固定する。ナツト28は、
吐出管22より吐出される浄水を所定位置に供給
する供給管29の接続を可能に形成してある。な
お吐出管22に穿設する小孔23は、浄水通路2
1の上端部或は下端部のいずれか一方にのみ設け
ても差支えないが、後述の水抜きのためには下端
部又は上下両端部に設けると好都合である。
蓋部材4は空気抜きプラグ30を取付けて任意
に器体1内の空気抜きを行いうるようにし、底部
材2には、浄水通路21の下端に連通する水抜き
孔31を穿設し、その開口に水抜きプラグ32を
取付け、任意に水抜きを行いうるようにする。
この考案は以上のような構造であつて、受水口
15から器体1内に入つた水は矢符で示す如く、
カセツト6の外周を上昇しその上部からフイルタ
9を通つてカセツト6に入る。フイルタ9は既述
のように微細孔を無数に貫設した多孔板とするこ
とにより、水道水中の銹、その他固形物を除去
し、カセツト6内でカチオン、活性炭により不純
物、臭気等を完全に除去されてフイルタ8を経て
柱状管体12の小孔13から浄水通路21に送出
される。そして吐出管22の小孔23から該管体
に入り、上方に送られてその上側から供給管29
に吐出される。
このように受水口から入つた水をカセツトの外
周に沿つて上昇させ、カセツト内を下方に通過さ
せて中央の吐出管を上昇させる構成とすることに
よつて、未処理水、浄水の通路を必要最少限に形
成しかつ大量の水の処理を可能とするものであつ
て、処理容量が大でしかもコンパクトな浄水器と
することができる。また器体に対するカセツトの
固定及び蓋部材の固定を、底部材に固設した直立
吐出管に1個のナツトを螺合することにより確実
に、かつ容易に行うことができ、その構造を著る
しく簡単化すると共に、吐出管の直径、肉厚を適
当に定めることにより、浄水器としての強度保障
を充分に行うことができ、カセツトの大きさを適
宜定めることにより処理容量を決定しうるから、
従来のような小型の浄水器のみに止まらず、中
型、或は業務用の大型浄水器を任意に設計し供給
することができる。
さらにこの考案は、蓋部材に空気抜きプラグを
設けることにより吐出水中に空気が混入して使用
中に吹き出すというような不都合を解消すること
ができ、底部材の凹部とカセツト下面の筒状突起
との間にOリングを設けて密封することにより、
Oリングの密封機能を最大限に発揮させ、受水口
から入つた未処理水が浄水中に混入するような不
都合を完全に解消し、また浄水通路の下端部に水
抜き孔を設けることによつて、カセツト内及び吐
出管内の水を完全に器外に放出することができる
から、例えば浄水器を長期間使用しないような場
合に水抜きをしておけば、器内の水が腐敗するよ
うなことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の縦断面図、第2図は要部の拡
大縦断面図である。 1……器体、2……底部材、4……蓋部材、6
……カセツト、7……過剤、8,9……フイル
タ、12……柱状管体、13……小孔、14……
筒状突起、15……受水口、17……凹部、18
……Oリング、21……浄水通路、22……吐出
管、23……小孔、25……パツキング、28…
…ナツト、30……空気抜きプラグ、31……水
抜き孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 受水口を備えた有蓋筒状器体に、過剤を充
    填したカセツトを挿脱可能に内装し、カセツト
    を通過した浄水を吐出管より吐出すべくした浄
    水器において、器体中心を縦貫しカセツトを通
    過した浄水を管内に導く小孔を設けた吐出管
    を、器体の底壁を形成する底部材に固設し、カ
    セツト及び器体に着脱可能とした蓋部材を前記
    吐出管に螺合させたナツト及びパツキングによ
    り所定位置に固定しうる如くなし、前記カセツ
    トはその上下に固設したフイルタの間に過剤
    を充填すると共に、その中心に前記吐出管を挿
    通されて吐出管との間に浄水通路を形成し、か
    つ下端部にカセツト内底部と浄水通路とを連通
    させる小孔を設けた柱状管体を固設し、さらに
    その下面に器体底壁に形成した凹部に嵌合する
    筒状突起を突設して、該凹部内周面と筒状突起
    外周面との間を水密的に密封するOリングを前
    記凹部内に設け、カセツトの柱状管体の小孔と
    吐出管の小孔とを連通させる浄水通路の下端に
    水抜き孔を設けて水抜きプラグを取付けた浄水
    器。 (2) カセツトの上下に固設したフイルタが無数の
    微細孔を貫通させた多孔板からなる実用新案登
    録請求の範囲(1)記載の浄水器。 (3) 受水口を、器体底壁を構成する底部材の側面
    に設け、受水口から受入れた水がカセツトの外
    周を上昇し、カセツト上面からカセツト内に入
    り、カセツトを縦通する柱状管体の下部の小孔
    から浄水通路に浄水を送出し、吐出管の上端か
    ら浄水が吐出されるようにした実用新案登録請
    求の範囲(1)又は(2)記載の浄水器。 (4) 前記吐出管が、前記浄水通路の上端部と下端
    部との各々に、該管内に浄水を導入する1ない
    し複数の小孔を有する実用新案登録請求の範囲
    (1)から(3)までのいずれか1つに記載の浄水器。 (5) 器体上端に着脱される前記蓋が空気抜きプラ
    グを含む実用新案登録請求の範囲(1)から(4)まで
    のいずれか1つに記載の浄水器。
JP18080881U 1981-12-03 1981-12-03 浄水器 Granted JPS5886291U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18080881U JPS5886291U (ja) 1981-12-03 1981-12-03 浄水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18080881U JPS5886291U (ja) 1981-12-03 1981-12-03 浄水器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5886291U JPS5886291U (ja) 1983-06-11
JPS6113110Y2 true JPS6113110Y2 (ja) 1986-04-23

Family

ID=29977726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18080881U Granted JPS5886291U (ja) 1981-12-03 1981-12-03 浄水器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5886291U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430403Y2 (ja) * 1985-01-08 1992-07-22
ES2426068T3 (es) * 2008-09-25 2013-10-21 Nestec S.A. Cartucho de filtro para una máquina de bebidas y una máquina de bebidas con un cartucho de filtro

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5886291U (ja) 1983-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5637214A (en) Filter assembly for water treatment apparatus
US4218317A (en) Reverse osmosis water purifier
EP0323701B1 (en) Fluid filter apparatus
US5205932A (en) Point-of-use water purification appliance
US6733669B1 (en) Water filter bottle
US4800018A (en) Portable water purification system
WO1994015689B1 (en) Apparatus for removing solid and volatile contaminants from liquids
JPH05146607A (ja) 油水混合物から油を分離する装置
US4717476A (en) Water purification apparatus
US5223132A (en) Water filtering apparatus
US4474620A (en) Apparatus for purification of water by ion exchange
JPS6113110Y2 (ja)
US2997178A (en) Water filter
US5032268A (en) Self-contained canister unit for filtering tap water
US6379544B1 (en) Portable device for supplying filtered water
JPH0631110A (ja) オイルと水とを分離する装置
US3346120A (en) Oil cleaner
JP3138994B2 (ja) 浄水装置
JPS637360Y2 (ja)
EP0108043A1 (en) Valve mechanism with built-in purifying filter
JPH0323355Y2 (ja)
JPS637351Y2 (ja)
JPS6034398Y2 (ja) 油分除去装置
CN212818495U (zh) 保安过滤器
JPH11253934A (ja) 浄水器