JPS622901B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622901B2 JPS622901B2 JP59174580A JP17458084A JPS622901B2 JP S622901 B2 JPS622901 B2 JP S622901B2 JP 59174580 A JP59174580 A JP 59174580A JP 17458084 A JP17458084 A JP 17458084A JP S622901 B2 JPS622901 B2 JP S622901B2
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- JP
- Japan
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- slurry
- gypsum slurry
- plaster
- gypsum
- woven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C7/00—Patterns; Manufacture thereof so far as not provided for in other classes
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は倣いフライス盤用、鋳型用等に使用す
る反転石膏モデルの製作方法に関するものであ
る。
る反転石膏モデルの製作方法に関するものであ
る。
(従来の技術)
石膏、木材、プラスチツクス等の母型から反転
石膏モデルを製作するには、モデルの寸法精度の
向上、モデルの反り防止等を目的として母型面に
石膏スラリーを盛り付けて硬化させ均厚薄肉のモ
デルとする方法が行われている。
石膏モデルを製作するには、モデルの寸法精度の
向上、モデルの反り防止等を目的として母型面に
石膏スラリーを盛り付けて硬化させ均厚薄肉のモ
デルとする方法が行われている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところがこの方法で母型面に石膏スラリーを盛
り付ける場合、母型面の傾斜が緩やかな面には石
膏スラリーの盛り付けは行い易いが、急斜面を有
する母型を用いた場合には斜面の上方に至るに従
い石膏スラリーの垂れ落ちが起こり、均厚な盛り
付けが困難でその製作に熟練と長時間とが必要と
されていた。
り付ける場合、母型面の傾斜が緩やかな面には石
膏スラリーの盛り付けは行い易いが、急斜面を有
する母型を用いた場合には斜面の上方に至るに従
い石膏スラリーの垂れ落ちが起こり、均厚な盛り
付けが困難でその製作に熟練と長時間とが必要と
されていた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記のような急斜面を有する母型を用
いた場合にも均厚薄肉の反転石膏モデルを容易に
得ることができる反転石膏モデルの製作方法を目
的として完成されたもので、離型剤が塗布された
母型面へ石膏スラリーを薄く塗着した後その上面
に焼石膏粉が付着された織布の貼付けと石膏スラ
リーの塗着とを交互に繰返し行い、該石膏スラリ
ーに含まれる水分をもつて前記焼石膏粉が付着さ
れた織布と石膏スラリーとの積層体を硬化一体化
させたうえ母型面から脱型することを特徴とする
ものである。
いた場合にも均厚薄肉の反転石膏モデルを容易に
得ることができる反転石膏モデルの製作方法を目
的として完成されたもので、離型剤が塗布された
母型面へ石膏スラリーを薄く塗着した後その上面
に焼石膏粉が付着された織布の貼付けと石膏スラ
リーの塗着とを交互に繰返し行い、該石膏スラリ
ーに含まれる水分をもつて前記焼石膏粉が付着さ
れた織布と石膏スラリーとの積層体を硬化一体化
させたうえ母型面から脱型することを特徴とする
ものである。
本発明において使用される母型は石膏、木材、
プラスチツクス等の任意の材質からなるものであ
り、その母型面にまず石鹸水その他の離型剤を塗
布して離型処理が容易に行えるようにしておく。
次に、この離型剤が塗布された母型面への石膏ス
ラリーの塗着を行うのであるが、この母型面への
石膏スラリーの塗着は厚さが2〜3mm程度になる
よう薄く行うものとする。そして、この塗着の直
後に石膏スラリーの上面へ焼石膏粉が付着されて
いる織布の貼付けと石膏スラリーの塗着を交互に
繰返し行う。この焼石膏粉が付着されている織布
は予め粗目の織布に焼石膏粉を直接付着させてお
くか、または焼石膏粉にエタノール等の水を含ま
ない有機溶剤を加えて泥状にしたものに粗目の織
布片を浸して焼石膏粉を付着させておくなどの方
法により製作されるもので、母型面の大きさに合
わせて適当なサイズに切断しておくものとする。
このように石膏スラリーを塗着した直後に予め焼
石膏粉が付着さた織布を貼付けると、石膏スラリ
ー中の水分の一部が焼石膏粉に吸収されるために
石膏スラリーの粘度が増し、母型面が急斜面を有
するものであつても垂れ落ちを生ずることなく母
型面に安定して付着され、一方、焼石膏粉が付着
された織布は石膏スラリーから吸収した水分によ
つて硬化が進行して石膏スラリーと積層一体化す
る。その後更に石膏スラリーの塗着と焼石膏粉が
付着された織布の貼付けを必要回数繰返し、最後
に支柱を適当個所に立設して石膏スラリーと焼石
膏粉が付着された織布とを積層一体化させて硬化
後に母型面から脱型すれば、層状の織布により補
強された所望厚さの均厚薄肉の反転石膏モデルが
得られる。
プラスチツクス等の任意の材質からなるものであ
り、その母型面にまず石鹸水その他の離型剤を塗
布して離型処理が容易に行えるようにしておく。
次に、この離型剤が塗布された母型面への石膏ス
ラリーの塗着を行うのであるが、この母型面への
石膏スラリーの塗着は厚さが2〜3mm程度になる
よう薄く行うものとする。そして、この塗着の直
後に石膏スラリーの上面へ焼石膏粉が付着されて
いる織布の貼付けと石膏スラリーの塗着を交互に
繰返し行う。この焼石膏粉が付着されている織布
は予め粗目の織布に焼石膏粉を直接付着させてお
くか、または焼石膏粉にエタノール等の水を含ま
ない有機溶剤を加えて泥状にしたものに粗目の織
布片を浸して焼石膏粉を付着させておくなどの方
法により製作されるもので、母型面の大きさに合
わせて適当なサイズに切断しておくものとする。
このように石膏スラリーを塗着した直後に予め焼
石膏粉が付着さた織布を貼付けると、石膏スラリ
ー中の水分の一部が焼石膏粉に吸収されるために
石膏スラリーの粘度が増し、母型面が急斜面を有
するものであつても垂れ落ちを生ずることなく母
型面に安定して付着され、一方、焼石膏粉が付着
された織布は石膏スラリーから吸収した水分によ
つて硬化が進行して石膏スラリーと積層一体化す
る。その後更に石膏スラリーの塗着と焼石膏粉が
付着された織布の貼付けを必要回数繰返し、最後
に支柱を適当個所に立設して石膏スラリーと焼石
膏粉が付着された織布とを積層一体化させて硬化
後に母型面から脱型すれば、層状の織布により補
強された所望厚さの均厚薄肉の反転石膏モデルが
得られる。
実施例
急斜面を有する木製の母型1の母型面と型枠2
の表面に離型剤としてカリ石鹸水を塗布し、この
母型面に低膨張の模型用石膏(商品名:パールス
トンB―13日東石膏社製)100重量部と水40重量
部とを約10分間混練した石膏スラリーをこれがペ
ースト状を呈しはじめたとき2〜3mmの厚さに薄
く塗着して塗着層3aを形成し、その後直ちに焼
石膏粉が付着された粗目の織布4aを石膏スラリ
ーの塗着層3a上に軽く押し付けながら貼り付け
て石膏スラリー中の水分の一部を吸収させて第1
層を形成した。続いてこの第1層の上に石膏スラ
リーを再び厚さ2〜3mmに塗着して第2の塗着層
3bを形成し、前の作業と同様に直ちに焼石膏粉
が付着された粗目の織布4bを前記の石膏スラリ
ーの塗着層3b上に軽く押し付けながら貼り付け
て石膏スラリー中の水分の一部を焼石膏粉に吸収
させて第2層を第1層と積層させて一体に形成し
た。さらにこの第2層の上に石膏スラリーを再び
厚さ3〜5mmに塗着して第3の塗着層3cを形成
し、これらの積層体上に同時に平板6付きの支柱
5を立設した。全作業を終えてから約1時間放置
し、硬化後に母型面から脱型して第2図のような
厚さ約10mm程度の均厚薄肉な反転石膏モデルを得
た。この反転石膏モデルは層状の織布4a,4b
により補強された機械的強度に優れたものである
うえ従来の反転石膏モデルよりもはるかに薄肉で
反りも皆無であり、寸法精度も良好なものであつ
た。
の表面に離型剤としてカリ石鹸水を塗布し、この
母型面に低膨張の模型用石膏(商品名:パールス
トンB―13日東石膏社製)100重量部と水40重量
部とを約10分間混練した石膏スラリーをこれがペ
ースト状を呈しはじめたとき2〜3mmの厚さに薄
く塗着して塗着層3aを形成し、その後直ちに焼
石膏粉が付着された粗目の織布4aを石膏スラリ
ーの塗着層3a上に軽く押し付けながら貼り付け
て石膏スラリー中の水分の一部を吸収させて第1
層を形成した。続いてこの第1層の上に石膏スラ
リーを再び厚さ2〜3mmに塗着して第2の塗着層
3bを形成し、前の作業と同様に直ちに焼石膏粉
が付着された粗目の織布4bを前記の石膏スラリ
ーの塗着層3b上に軽く押し付けながら貼り付け
て石膏スラリー中の水分の一部を焼石膏粉に吸収
させて第2層を第1層と積層させて一体に形成し
た。さらにこの第2層の上に石膏スラリーを再び
厚さ3〜5mmに塗着して第3の塗着層3cを形成
し、これらの積層体上に同時に平板6付きの支柱
5を立設した。全作業を終えてから約1時間放置
し、硬化後に母型面から脱型して第2図のような
厚さ約10mm程度の均厚薄肉な反転石膏モデルを得
た。この反転石膏モデルは層状の織布4a,4b
により補強された機械的強度に優れたものである
うえ従来の反転石膏モデルよりもはるかに薄肉で
反りも皆無であり、寸法精度も良好なものであつ
た。
(発明の効果)
本発明は以上の説明からも明らかなように、母
型面の傾斜が急であつても石膏スラリーを容易に
盛り付けることができ、しかも、得られる反転石
膏モデルは均厚薄肉にして反りがなく、寸法精度
が良好なうえに機械的強度に優れたものとなり、
優れた反転石膏モデルを特別な熟練を要すること
なく迅速容易に製作することができる利点があ
り、従来の反転石膏モデルの製作方法の問題点を
解消したものとして産業の発達に寄与するところ
大なものがある。
型面の傾斜が急であつても石膏スラリーを容易に
盛り付けることができ、しかも、得られる反転石
膏モデルは均厚薄肉にして反りがなく、寸法精度
が良好なうえに機械的強度に優れたものとなり、
優れた反転石膏モデルを特別な熟練を要すること
なく迅速容易に製作することができる利点があ
り、従来の反転石膏モデルの製作方法の問題点を
解消したものとして産業の発達に寄与するところ
大なものがある。
第1図は本発明の実施例の製作工程を示す断面
図、第2図は製作された反転石膏モデルを示す断
面図である。 1:母型、3a,3b,3c:石膏スラリーの
塗着層、4a,4b:焼石膏粉が付着された織
布。
図、第2図は製作された反転石膏モデルを示す断
面図である。 1:母型、3a,3b,3c:石膏スラリーの
塗着層、4a,4b:焼石膏粉が付着された織
布。
Claims (1)
- 1 離型剤が塗布された母型面へ石膏スラリーを
薄く塗着した後その上面に焼石膏粉が付着された
織布の貼付けと石膏スラリーの塗着とを交互に繰
返し行い、該石膏スラリーに含まれる水分をもつ
て前記焼石膏粉が付着された織布と石膏スラリー
との積層体を硬化一体化させたうえ母型面から脱
型することを特徴とする反転石膏モデルの製作方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17458084A JPS6152958A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 反転石膏モデルの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17458084A JPS6152958A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 反転石膏モデルの製作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6152958A JPS6152958A (ja) | 1986-03-15 |
JPS622901B2 true JPS622901B2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=15981037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17458084A Granted JPS6152958A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 反転石膏モデルの製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6152958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569502U (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-21 | 東洋化学株式会社 | 堀こたつ |
-
1984
- 1984-08-21 JP JP17458084A patent/JPS6152958A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569502U (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-21 | 東洋化学株式会社 | 堀こたつ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6152958A (ja) | 1986-03-15 |
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