JPS62290008A - オ−デイオ、ビデオ機器用電気導体 - Google Patents

オ−デイオ、ビデオ機器用電気導体

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JPS62290008A
JPS62290008A JP13218886A JP13218886A JPS62290008A JP S62290008 A JPS62290008 A JP S62290008A JP 13218886 A JP13218886 A JP 13218886A JP 13218886 A JP13218886 A JP 13218886A JP S62290008 A JPS62290008 A JP S62290008A
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JP
Japan
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audio
copper material
linear
crystals
video equipment
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Expired - Lifetime
Application number
JP13218886A
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Inventor
鎌田 長生
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、ステレオ、PAシステム等のオーディオ機器
、テレビ等のビデオ機器におけるリード線、スピーカー
コード、その他の導電材料として使用される電気導体に
関するものである。
[従来の技術] 巨大結晶からなる酸素含有量50ppHl以下の無酸素
銅素材を延伸して得た線形結晶銅材は、優れたオーディ
オ音質、ビデオ画質を与えることが本出願の発明者によ
り見出され、既に特願昭58−110426号(特開昭
60−3808号)として特許出願されている。すなわ
ち、酸素含有量50ppm以下の無酸素銅素材を800
℃以上の温度で30分間以上加熱することにより平均結
晶粒径が0.4■以上の巨大結晶が生成され、これを冷
間伸線、冷間圧延等により延伸すると巨大結晶は延伸(
長さ)方向に配向されて線形結晶構造の銅材が得られる
。この銅材は長さ方向の結晶粒界密度が希薄化され、結
晶粒界の誘電的作用が著しく減少されることにより多周
波成分信号であるオーディオ信号、ビデオ信号に対する
優れた伝送特性を示すものである。 なお、巨大結晶を
得る方法としては、上記のように無酸素銅素材を溶解し
ないで固体状態における加熱でもって再結晶させる方法
と、無酸素銅の素材を一旦溶融して鋳造する際に再結晶
させる方法といったものがあげられる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のようにして得た線形結晶銅材の長さ方向の断面を
拡大して結晶構造を見ると第2図に示すようになり、線
形結晶自体が細く、しかも延伸による歪が残っているた
め隣接する結晶相互間の電気的接合に不十分な点があり
、さらに改善の余地があることが見出された。
本発明は上記に基いてなされたものであり、隣接する結
晶間の歪を除去することにより、多周波成分信号の伝送
特性をより向上でき、もって優れたオーディオ音質、ビ
デオ画質を実現できる電気導体の提供を目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 本発明のオーディオ、ビデオ機器用電気導体は、巨大結
晶からなる酸素含有量50ppm以下の無酸素銅素材を
延伸して得た線形結晶銅材を320℃以下の温度でもっ
て再結晶を起こさない時間加熱してなることを特徴とす
るものである。
本発明においては、線形結晶銅材を320℃以下の温度
でもって再結晶を起こさない時間加熱することにより、
線形結晶が太く成長すると共に伸線による歪が除去され
、優れた伝送特性を実現できるようになる。なお、線形
結晶銅材の加熱温度を320℃以上にすると、再結晶の
ため直線結晶が崩れて微細結晶が生成されやすくなり、
また、加熱時間が長くなりすぎても同様な現象を生ずる
ことになる。
[発明の実施例] 一比較例1− 酸素含有量4 ppmの無酸銅からなる外径2,0mf
f1の素材を950℃に設定したアルゴンガス雰囲気中
に60分間保持した後冷却してして平均結晶粒径が0.
5〜0.6mmの巨大結晶素材を得、次いでこれを外径
0.21に伸線して線形結晶銅線材を得た。
一実施例1− 比較例1で得た線形結晶銅線材を200℃に設定した真
空炉中に25分間保持した後冷却した。
この銅線材の長手方向断面を拡大して結晶構造をみると
第1図に示すようになっており、結晶が太く、また結晶
相互間は密になっていた。
一実施例2− 比較例1で得た線形結晶銅線材を320℃に設−3一 定した真空炉中に5分間保持した後冷却することにより
歪を除去した銅線材を得た。
比較例1および実施例1.2て得た銅線材を60本撚合
せた外周に絶縁体を被覆してスピーカーケーブルを作製
し、これをオーディオセットのアンプとスピーカー間の
接続に使用してステレオ再生音を聞いた。実施例1.2
の銅線材と比較例1の銅線材について音質を比較したと
ころ、実施例1.2のものは、(1)臨場感の強調、(
2)音場の広さ、(3)躍動感の3点で優れた効果を発
揮することが認められた。
また、比較例1および実施例1.2て得た銅線材を編組
して外部導体とした同軸ケーブルをVTRとTV間の接
続ケーブルとして使用したところ、実施例1.2のもの
は比較例1のものに比して明らかに(1)コントラスト
、(2)白レベルの2点において優れていることが視覚
上認められた。
−比較例2− 比較例1で得た線形結晶銅線材を335℃に設定した真
空炉中に5分間保持した後冷却し、結晶構造を顕微鏡で
調べたところ、再結晶が起ったため線形結晶が崩れ、微
細な粒状結晶が現出しているのが認められた。
本発明の線形結晶銅材は、線状のみならず板状であって
もよく、板状の場合はオーディオ、ビデオ機器の接続用
コネクタの接触片へ適用できる。
なお、板状の場合における巨大結晶から線形結晶を得る
ための延伸は、冷間圧延によって行われるのが一般的で
ある。
[発明の効果] 以上説明してきた通り、本発明によれば線形結晶銅材を
製造する場合における延伸による歪を除去することがで
き、更に優れた音質、画質の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による線形結晶銅材の結晶構造の説明図
、第2図は従来の線形結晶銅材の結晶構造の説明図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)巨大結晶からなる酸素含有量50ppm以下の無
    酸素銅素材を延伸して得た線形結晶銅材を320℃以下
    の温度でもって再結晶を起こさない時間加熱してなるこ
    とを特徴とするオーディオ、ビデオ機器用電気導体。
JP13218886A 1986-06-06 1986-06-06 オ−デイオ、ビデオ機器用電気導体 Expired - Lifetime JPS62290008A (ja)

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JPS62290008A true JPS62290008A (ja) 1987-12-16

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