JPS62289A - α−ケト酸からのL−α−アミノ酸の酵素学的製造方法 - Google Patents

α−ケト酸からのL−α−アミノ酸の酵素学的製造方法

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JPS62289A
JPS62289A JP61139107A JP13910786A JPS62289A JP S62289 A JPS62289 A JP S62289A JP 61139107 A JP61139107 A JP 61139107A JP 13910786 A JP13910786 A JP 13910786A JP S62289 A JPS62289 A JP S62289A
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bacillus
extract
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イヴ・ブノワ
ジャニーヌ・ルマル
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、し−α−アミノ酸の製造方法、より詳しくは
、対応る、α−ケト酸の非対称的酵素還元によって、L
−α−アミノ酸を酵素を用いた方法によって製造る、方
法に関る、。この発明はまた、その方法によって得られ
た生成物にも関る、。
従来技術およびその問題点 り一α−アミノ酸の酵素による製造反応が下記式によっ
て示されることは知られている。
(以下余白) 酵素A1 酵素B し−アミノ酸デヒドロゲナーゼである酵素へが、有利に
はニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド(NAD
H)である補酵素の不可欠な存在下に、α−ケト酸の対
応る、L−α−アミノ酸への特別な還元を触W−る、。
還元されたニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド
(NADH>は、この反応においてニコチンアミド・ア
デニン・ジヌクレオチド(NADH)に酸化される。二
次反応において、これをNADHの形態にし、従ってこ
れを還元剤Rによって再生る、のは非常に有利である。
この還元剤Rは、酸化されて生成物Pになる。前記二次
反応は、酵素Bによって触媒される。還元剤は、例えば
グルコースであってもよく、これはグルコース・デヒド
ロゲナーゼによって酸化されてグルコノラフ1〜ンにな
り、これは自然に加水分解されてグルコン酸になる。
酵素ΔおよびBならびに補酵素は、好ましくは非常に少
量用いられる。還元剤Rは反応体であり、α−ケトン酸
に対して相当昂好ましくは少なくとも理論量存在しても
よい。
このようなシステムの利点は、明らかである。
これは、高価な物質であるニコチンアミド・アデニン・
ジヌクレオチドが、酸化または還元型で、これが再生さ
れるが故に、非常にわずかな触媒間でしか使用されなく
てもよいからである。
米国特許第3,036,958号において、3−インド
ールピルビン酸から、水素供与反応体特にグルコースの
存在下、し−トリブ!・ファンを合成る、ために、特に
バヂルス(Bacillus)とりわけバチルス・メガ
テリウム(Bacillusa+cgaterruIl
+ )の使用が記載されている。しかしこの文献は、二
次反応中に特殊な酵素の作用で、グルコースの存在下に
再生される補酵素NADH/NAD十の使用について示
唆も記載もしていない。
さらには、Hong  H,H,らの“旧5tribu
tiOn 。
「しalanine dehydrogenase a
nd L−glutaa+atedehydrogen
ase in bacNIi″Biochia+、 e
t Biophys、八cta  第36巻、第288
〜9頁(1959年)には、ある種のバチルス(Bac
i I Ius)菌株が、し−アラニン・デヒドロゲナ
ーゼ活性J3よびL−グルタミン酸デヒドロゲナーゼ活
性を有る、ことがあって、これらの2つの酵素活性が依
存NAD+であると記載されているが、バチルス(Ba
cillus)菌株が、補酵素の再生に必要なグルコー
ス・デヒドロゲーゼ活性を有していることは、いかなる
場合にも明確にされていない。
フランス特許公開箱2.526.442号には、バチル
ス・メガテリCシム(Bacillus  megat
criun+ )ΔTCC39118(I FP 18
8)菌株が、高いグルコース・デヒドロゲナーゼ(酵素
番号EC1,1,1,47)活性を有る、という特性が
あり、このために、還元剤Rがグルコースであり、かつ
生成物Pが加水分解後にグルコン酸であるようなシステ
ムで、非常に有利にNAD+からN A D Hの再生
が行なわれることがすでに記載されている。
その伯に米国特許第4.304.858号は、上記の型
の連続酵素方法を記載している。これによれば、α−ケ
ト酸から膜を用いた反応器において、水性媒質に可溶な
高分子量の誘導体形態のニコチンアミド・アデニン・ジ
ヌクレオチド補酵素を用いて、および2つの精製された
酵素、すなわち基質の特殊なデヒドロゲナーゼ(L−ア
ミノ酸デヒドロゲナーゼ)および補酵素の再生に用いら
れる蟻酸デヒドロゲナーゼを用いて、L−α−アミノ酸
を合成る、。
この方法は、いくつかの不都合を右る、。1“なわち、 ・2つのm脳内酵素を使用る、こと。これらは、蟻酸デ
ヒドロゲナーゼの場合はカンデイダ・ボイディニイ(C
andida  boidinii)またはシュードモ
ナス・オキサラティクス(Pseudom。
nas oxalaticus)およびL−アミノ酸デ
ヒドロゲナーゼの場合はバチルス・スブテイリス(Ba
cillus  5ubtilis)という2つの異な
る微生物に由来る、。このことは異なる2つの培養おJ
:び細胞内酵素の2つの異なる抽出手順を意味る、。
・2つの精¥JwI素による製造法を用いること。
これは高価な精製操作を意味る、。
問題点の解決手段 本発明の目的の1つは、これらの不都合を解消る、こと
である。もう1つの目的は、ニコチンアミド・アデニン
・ジヌクレオチドを再生る、と同時にL−α−アミノ酸
を製造る、ことである。
本発明によるL−α−アミノ酸の新規製造方法は、少な
くとも1つのα−ケト酸またはその少なくとも1つの塩
と、アンモニウムイオン源と、還元型または酸化型のニ
コチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドと還元剤との
混合物を、微生物の菌株の培養により生じた酵素粗成物
の作用に付すL−α−アミノ酸の製造方法において、唯
一の微生物菌株としてバチルス(BacilluS)菌
株を使用る、こと特徴とる、。
好ましくは、バチルス・メガテリウム(Baciflu
s  n+egater;uIll)菌株の培養生成物
を使用る、。さらに好ましくは、特別高いL−α−アミ
ノ酸収率を得るために、バチルス・メガテリウム(Ba
cillus  megatarium ) A T 
C,C39118菌株の培養生成物を用いる。
この菌株は、フランス特許公開箱2.526゜442@
に記載された、当研究所の保存菌株バチルス・メガテリ
ウム(Bacillus  megater+um)I
FP180の胞子形成の突然変異体である。
その他に、ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド
の再生レベルは、これが一般に1/あたり0.1ミリモ
ル〜11あたり10ミリモルの触媒量で使用されつるの
で高い。
バチルス(Bacillus)菌株の培養、好ましくは
バチルス・メガテリウム(Bacillus  meg
aterium )菌株、より詳しくはATCC391
18菌株の培養は、高いL−アミノ酸デヒドロゲナーゼ
活性およびグルコース・デヒドロゲナーゼ活性を同時に
有る、酵素粗成物を生じることが発見された。このこと
は[−α−アミノ酸の製造および精製手順を用意にる、
本発明の方法において、一般に好ましくは前記2つの活
性を0.1:1〜10:1の割合で有る、バチルス(B
acillus)の酵素粗成物を使用る、。より好まし
くは、この酵素粗成物は実質的に等しいL−アミノ酸デ
ヒドロゲナーゼ活性およびグルコース・デヒドロゲナー
ゼ活性を有してもよい。特に、これらの好ましい条件下
において、バチルス・メガテリウム(Bacillus
negaterium ) A T CC39118菌
株の存在下に、優れたL−α−アミノ酸収率が得られた
本発明の特徴によれば、バチルス(Bacillus)
、バチルス・メガテリウム(Bacillus  ll
le(laterium )またはATCC39118
菌株の、はとlυど精製されていないまたは精製されて
いる、粗酵素抽出物を用いて操作を行なうことができる
粗酵素抽出物は、例えば適当な培地中でその成長が行な
われる培養の遠心分離または濾過によって採集された微
生物の破砕によって調製される。微生物の破砕のために
は、ガラス球を用いた破砕、超音波処理等のような技術
を用いる。
細胞壁のデトリタスを除去る、ために、微生物の破砕物
の遠心分離後に粗酵素抽出物を得る。
このようにしてm製された粗酵素抽出物は、例えばポリ
アクリルアミド、アルギンwi塩またはカラギーナンの
組合体のゲル中において、そのままの状態でまたは固定
化形態で、L−アミノ酸の合成に使用されつる。
さらには、例えば硫酸アンモニウム沈澱、穏和な加熱の
ような種々の処理の優、粗抽出物から精製抽出物を調製
る、ことができる。精製された酵素抽出物は、ついでそ
のままの状態であるいは固定化形態で、L−アミノ酸合
成に使υ1される。
本発明のbう1つの特徴によれば、バチルス(Baci
llus) 、バチルス・メガテリウム(Bacifl
us  legat(3rjul )またはバチルス・
メガテリウム(Bacillus  megatcri
um)ATCC39118の完全な細胞を使用る、こと
−bできる。
これらは、例えば以下に記載る、適当な培地中において
生長が行なわれた培養の遠心分離または濾過によって採
集される。
本発明によれば、粗または精製酵素抽出物の使用に比し
て、完全な細胞の使用は、数多くの利点を伴う。そのう
ちで次のことが注目される。
・微生物の破砕、粗酵素抽出物を回収る、だめの破砕物
の遠心分離および場合によっては粗抽出物の精製の工程
を省くこと。これらの操作はすべて、求められる酵素活
性のレベルで無視しえない損失を伴う。
・α−ケト酸のL−α−アミノ酸への転換反応中に、核
酸によって、および酵素抽出物中に常に存在る、、バイ
オ変換に必要な酵素とは別のたん白質によって、全く汚
染されていないかまたはほとんど汚染されていない細胞
外反応培地を得ること。これは反応の終りに求められる
物質の精製手順のより大きな簡素化となって表われる。
・酵素システム期間中のより良好な安定性。
本発明のもう1つの特徴によれば、予め化学的または物
理化学的な透過処理を受1プた完全な細胞を用いること
もできる。透過処理は、一般にバイオ変換に含まれる酵
素活性が、実質的に悪化しないJ:うな条件下において
行なわれる。
これらの処理は、一方で細胞内への反応基質の移動なら
びに細胞外培地の補酵素の移動、他方でa Ill外へ
の細胞内培地の反応生成物の移動を促進る、ことを目的
と1°る。
当業者に良く知られた微生物の透過技術の中で、バクテ
リアを下記のものの存在下に置くことから成る化学的方
法を用いることができる:・いくつかの溶媒例えばトル
エン、アセトン、メタノール、ジメチルスルホキシド、
エチル・エーテル、フェネチル・アルコール等 ・いくつかの洗浄剤例えばBr〜58、N−セチル−N
、N、N−1−ジメチルアンモニウム・ブロマイド、ナ
トリウム・ドデシルスルフェート、ナトリウム・ラウリ
ルスルフェート、トリ1〜ンX100、ツイーン80等 ・いくつかのキレート剤例えばエチレン・ジアミン・テ
トラアセテート(EDf八)・いくつかの抗生物質例え
ばナイスクチン、アムボテリシンB等。
さらに例えば破砕(例えば超音波によるもの)、凝固、
乾燥、凍結乾燥、加熱等のような物理的方法を用いるこ
ともできる。
本発明の方法によれば、固定化形態の完全なI胞または
透過されついで固定化された完全な細胞を用いることが
できる。
当業者に良く知られた微生物の固定化技術のうちで、下
記のものを用いることができるニー例えば多孔質珪藻土
、粉砕レンガ、イオン交換樹脂、ガラス球、木くず、セ
ラミック等のような担体への微生物の吸着技術 ・例えば寒天、アルギン酸カルシウム、カラギーナン、
ポリアクリルアミド等のような重合体のゲル中への微生
物の包括技術 ・例えばグルタルアルデヒド、インシアネート等のよう
な薬剤との共有結合による、種々の担体、シリカ球、溶
融ガラスへの微生物のカップリング技術 バチルス(Bacillus) 、バチルス・メガテリ
ウム(Bacillus  megatcrium )
およびATCC39118菌株の培養を行なうのに好ま
しい条件は、下記のとおりである。
単糖または少糖例えばグルコース、ラクト−ス、フルク
トースまたはスクロースが、少なくとも1g/l、好ま
しくは1〜40a/lの濃度で培地中に存在る、ことは
、一般には、高いグルコース・デヒドロゲナーゼおよび
L−アミノ酸デヒドロゲナーゼ活性を得るのに有効であ
ることが証明されている。無機窒素(アンモニウムイオ
ン形態)および/または有機窒素#Q好ましくは例えば
ウレア形態またはアミノ酸形態の有機窒素(例えば特に
酵母菌の抽出物、大豆のペプトン、力ぜインの氷解物、
とうもろこしの解離液、肉の抽出物等)の0.1〜3%
の量の添加によって、好気培地中において良好な生長お
よび高い酵素活性を得ることができる。無機成分例えば
カリウム、ナトリウム、マグネシウムおよび痕跡要素、
例えば鉄、マンガン、モリブデンの塩形前(硫酸塩、燐
酸塩、塩化物)の添加によっても同様に生長をさらに改
善る、ことができる。培養培地の条件は、通常下記のと
おりである。温度20〜40℃、I)H=5.5〜8.
0゜温度27〜32℃、ptt6.5〜7゜5の範囲内
で優れた活性水準が得られた。
バチルス(Bacillus)またはバチルス・メガテ
リウム(Bacillus  megaterium 
)特に、ATCo 39118  菌株から、例えば遠
心分離によってバクテリアを採集る、ことができる。こ
れらのバクテリアのアリコート部分の抽出物から、下記
条件下において、常法により、酵素活性を測定る、こと
ができる:温度30℃、各酵素について最大活性のpt
t、飽和基質のm度。
実質的に化学量論割合において使用される代りに再生さ
れるので、還元型(N A D H)または酸化型(N
AD+ )の補酵素は、11あたり0.1〜10ミリモ
ル、好ましくは11あたり0.3〜3ミリモルの濃度で
使用されることができる。これは特に高分子m (50
0〜50000)の重合形態で使用されることができる
補酵素の還元剤がグルコースである時、L−α−アミノ
酸の非常に良好な製造結果が得られた。
所3WL−α−アミノ酸の合成は、温度10〜60℃、
好ましくは20〜45℃に維持された反応器内において
行なわれる。培地のpHを6〜10の選ばれた値に維持
る、。塩基好ましくはアンモニアの添加によって、これ
を好ましくは実質的に一定に維持る、。アンモニアの反
応器への添加は、2重の意味で必要である。ずなわち、
調整剤としてと同時に、これが第1酵素反応すなわちα
−ケト酸の還元アミン化に参加る、ので、反応体として
も必要である。α−ケト酸1モルあたり、アンモニウム
イオン源を、アンモニア表示で1〜3モル注入して、良
好な結果が得られた。
pH6,5〜8.5が、使用される酵素およびニコチン
アミド・アデニン・ジヌクレオチドの安定性のために特
に有利である。実際、pHの選択はこの後者の化合物に
とって重要である。この化合物の還元型が酸性培地では
不安定であり、その酸化型がアルカリ培地中で不安定で
あるからである。W函数、例えば燐酸の可溶塩例えば燐
酸アンモニウムの培地中の存在は、培地の01143よ
び酵素の安定性を維持る、のに有効であろう。さらには
酵素の安定化剤を添加してもよい。
この中では、チオール基を有る、化合物、例えば2−メ
ルカプトエタノール ール等が特に効果的である。
好ましい操作方法を以下に記載る、。反応器内に、選定
した成分、特に緩衝液、NAD+(またはN A D 
l−1 ’)あるいは、バチルス(Baciflus)
 、バチルス・メガテリウム(Bacillusmeg
ateriua )またはATCo 3911B  菌
株、あるいは培養の遠心分離後に採集された完全なバク
テリアであって、透過されおよび/または固定化される
かまたは予め処理されていないものを導入る、。反応に
必要な還元剤の一部例えばグルコースを、反応のはじめ
に導入る、。実際、反応器内には、グルコースの高すぎ
る濃度の存在は避ける方がよい。これは、し−アミノ酸
デヒドロゲナーゼ酵素活性に対る、阻害作用を有る、こ
ともあるからである。同様に、反応器中にα−ケト酸の
高濃度の存在をも避けるのが好ましい。これはL−アミ
ノ酸デヒドロゲナーゼ酵素活性に対る、阻害作用を有し
ていることもあるからである。従って、反応器内に、水
溶液形態のこれら2つの化合物を連続して注入る、のが
しばしば有利である。これらの還元剤(例えばグルコー
ス)の量は、α−ケト酸1モルあたり1〜2モルである
。α−ケト酸は、酸形態またはそれらの塩の1つ特にN
a+、K÷、NH4+、Li+の塩の形態で導入されて
もよい。注入流量は、好ましくは、反応の制限パラメー
ターが、α−ケト酸の補給であるようにして調節される
。この後者の化合物は、その際、実質的にその導入に応
じてL−アミノ酸に転換される。
反応の間に形成されるL−α−アミノ酸は、当業者に知
られた技術、例えばL−アミノ酸オキシダーゼを用いて
酵素によって、またはアミノ酸の自動分析器を用いて定
量されつる。
反応終了時に、例えば陽イオン交換樹脂上の通過によっ
て形成されたL−α−アミノ酸を抽出し、ついで減圧不
溶出液を蒸発させてもよい。
例として、本発明による方法によって、次のα−ケト酸
またはそれらの塩の1つから、下記合成を実施る、こと
ができる。
・ピルビン酸からL−アラニン ・ヒドロキシピルビン酸からL−セリン・α−ケトイソ
カブ0ン酸からL−ロイシン・3−メチル−2−オキソ
酪酸からL−バリン ・3−メチル−2−オキソ古草酸からL−イソロイシン ・フェニルピルビン酸からしーフェニルアラニン 発明の効果 本発明の方法によれば、唯一の微生物菌株としてバチル
ス(Bacillus)菌株を使用る、ので、本書冒頭
で説明した従来技術の問題点をことごとく解消る、こと
ができるうえに、ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレ
オチドを再生る、と同時にL−α−アミノ酸を製造る、
ことができる。
実  施  例 本発明を例証る、下記実施例を、非限定的な例として挙
げる。
実施例1:L−ロイシンの製造 バチルス・メガテリウム(Bacillus  +me
gat5riui ) A T CC39118菌株を
、下記It Jilc (7)培地中においてフエルン
バツハフラスコで培養る、。
・カゼインのトリプシン氷解物  17G・大豆のパパ
イン・ペプトン    30・塩化ナトリウム    
     5q・リン酸水素二カリウム    2.5
g・グルコース         2.50・蒸留水 
            11この培地を植菌前に11
5℃で30分間殺菌る、。培養を温度30℃、all=
7.0で24時間実施る、。ついで細胞を遠心分離によ
って採集し、100mM、 pHニア 7 、5の燐酸
カリウム緩衝液中に懸濁させ、細胞懸濁液の温度が決し
て10℃を超えないようにこれを絶えず冷却しながら、
2分間超音波処理の間破砕した。遠心分離によって細胞
デトリタスを除去し、酵素抽出物を回収る、。これにつ
いて、グルコース・デヒドロゲナーゼおよびロイシン・
デヒドロゲナーゼの酵素活性を測定る、。グルコース・
デヒドロゲナーゼの酵素活性は、抽出物のたん白質11
11(Iあたり0.23単位であることがわかる。
ロイシン・デヒドロゲナーゼの酵素活性は、抽出物のた
ん白質lll1gあたり0.13単位である。
酵素の単位は、実験条件下、1分あたり基質(グルコー
ス・デヒドロゲナーゼの場合グルコース、ロイシン・デ
ヒドロゲナーゼの場合α−ケトイソカブOン酸またはそ
の塩の1つ)1ミクロモルの転換を可能にる、酵素の量
として定義される。
この酵素抽出物のアリコート部分を4℃以上で限外濾過
により約5回濃縮し、得られた濃縮酵素抽出物を次に1
−ロイシンの合成に用いた。
L−ロイシンの合成を、当初液体容積50m1を用いて
、棒磁石によって撹1マされかつ30℃に恒温化されて
いる150m/反応器で行なった。当初液体培地は、下
記成分を含む:・燐酸アンモニウム緩衝液pH= 8.
21モル/l ・NAD+         1ミリモル/I・グルコ
ース     50ミリモル/l・上記のようにして得
られた濃縮酵素抽出物=12.5+a/ずなわちグルコ
ース・デヒドロゲナーゼ290単位およびロイシン・デ
ヒドロゲナーゼ122単位 11あたり200ミリモルのケトイソカプロン酸ナトリ
ウムと1/あたり220ミリ七ルのグルコースを含むp
H=7.0の溶液を、1.5Ill/hの流量で、連続
して注入る、。2Nアンモニアを添加して、pHを8.
2に維持る、。
24時間後、反応器中の液体容積は、86m1であり、
L−アミノ酸オキシイーゼ酵素定聞法によって測定され
た、形成されたL−ロイシン濃度は、11あたり65ミ
リモルである。L−ロイシンの製造は5.6ミリモルで
あり、注入されたα−ケトイソカブロン酸ナトリウムに
対してモル収率78%である。2Nアンモニア涜費聞は
5.7ミリリツ1〜ルである。
実施例に記載されたL−α−アミノ酸の精製は、下記の
ように行なわれる: 1N塩酸を用いた洗浄ついで水洗浄により、予め)」十
形態にされた陽イオン交換樹脂All1bQrlite
ER151の塔頂に、反応培地を入れる。
試料の導入後、塔を再び水で洗浄し、ついで2Nアンモ
ニアを用いて溶離る、。塔の「死」容積に対応る、溶離
液の容積の通過後、溶離されたフラクションの回収を開
始し、これらの総容積が、塔の死容積の1.5侶になる
まで回収る、。ついで溶出液を減圧不蒸発させ、水中に
再溶解し、再び蒸発させる。精製収率は98%である。
実施例2:L−バリンの製造 酵素抽出物の調製を、実施例1に記載されたのと同じ条
件下において実施る、。ただし、バチルス・メガテリウ
ム(Bacillus  mcgateriul ) 
ATCC39118の培養は30時間続き、酵素抽出物
を粗の状態で用いた。グルコース・デヒドロゲナーゼお
よびL−バリン・デヒドロゲナーゼの酵素活性は、各々
、抽出物のたん白質1mgあたり0.3甲位である。
L−バリンの合成を、撹拌されかつ30℃に恒温化され
た150111/反応器において実施る、。当初容積が
5Qm/の培地の成分は、グルコース・デヒドロゲナー
ゼ50単位とL−バリン・デヒドロゲナーゼ50単位と
を含む酵素抽出物8.5a+ /の存在下、実施例1と
同じである。
11あたり200ミリモルの3−メチル−2−オキソ酪
酸ナトリウムと11あたり220ミリモルのグルコース
とを含むptl=7.0の溶液を、1.5++ //h
の流量で連続して注入る、。
2Nアンモニアの添加によってpHを8.2に維持る、
合成反応を24時間後に停止る、。反応器の液体容積は
この時90m/であり、形成されたL−バリン濃度は1
1あたり80ミリモルである。L−バリン合成のモル収
率は、反応黒白に導入された3−メチル−2−オキソ酪
酸す1−リウムに対して100%であり、L−バリン製
造は7.2ミリモルである。2Nアンモニア消費は7.
4ミリリツトルである。
実施例3:バチルス・メガテリウム(Bacillus
megaterium ) A T CC39118細
胞による補酵素の添加を行なわない L−バリンの製造 [−バリンの合成を実施例2に記載されたのと同じ条件
下で実施る、。ただし当初培地にNAD+を再添加しな
い。
24時間の反応後、L−バリンの濃度は相変らずOであ
り、3−メチル−2−オキソNIPliすhリウムは消
費されなかった。
実施例4:バチルス・スブテイリス(Bacillus
subtilis) 168 Mの粗抽出物によるL−
バリンの製造 バチルス・スブテイリス(Bacillus  5ub
ti1is ) 168M菌株を、実施例1と同じ条件
下で30時間培養る、。この培養を終えた粗抽出物のグ
ルコース・デヒドロゲナーゼ活性は、たん白質111g
あたり0.07単位であり、3−メチル−2−オキソブ
チレートの存在下において測定したL−バリンーデヒド
ロゲナーぜ活性は、たん白質lll1gあたり0.08
単位である。
例えば限外濾過による酵素抽出物の濃縮後、3−メチル
−2−オキソ酪酸す1〜リウムから、実施例2によるL
−バリンの合成を行ない、18%の収率を得る。
実施例5:L−イソロイシンの製造 実施例2に記載されているのと同じ酵素抽出物を用いる
。グルコース・デヒドロゲナーゼの酵素活性は、抽出物
のたん白質1111!+あたり0゜30単位であり、L
−イソロイシン・デヒドロゲナーゼの酵素活性は、抽出
物のだlυ白質lff1gあたり0.25単位である。
前記実施例にすでに記載された装置において、し−イソ
ロイシンの合成を実施る、。当初容積が50m/の培地
の成分は、グルコース・デヒドロゲナーゼ44単位と、
し−イソロイシン・デヒドロゲナーゼ44単位を含む酵
素抽出物91/の存在下において、実施例1と同じであ
る。
1/あたり200ミリモルの3−メチル−2−オキソ吉
草酸ナトリウムと、1/あたり220ミリモルのグルコ
ースを含むpt+=7.oの溶液を、流量1.5+11
 //hで連続して注入る、。
2Nアンモニアの添加によってpHを8.2に維持る、
24時間の反応後、反応器における液体容積は89Il
l/であり、形成したL−イソロイシン濃度は、11あ
たり78ミリモルである。注入された3−メチル−2−
オキソ吉草酸ナトリウムに対る、L−イソロイシンの合
成モル収率は97%である。
実施例6:L−フェニルアラニンの製造酵素抽出物を実
施例2のように調製し、たん白質1111(lあたり0
.03単位のL−フェニルアラニン・デヒドロゲナーゼ
酵素活性と、たん白W 11113あたりの0.30単
位のグルコース・デヒドロゲナーゼ活性を測定る、。
抽出物の濃縮後、実施例1に従ってフェニルピルビン酸
ナトリウムからし−フェニルアラニンの製造を実施し、
精1!J後38%の収率を1!る、。
実施例7:固定化されたバチルス・メガテリウム(Ba
cillus megatcriun+ ) ATCC
39118の粗抽出によるL−バリンの製造 PI#J素抽出物のI製を、実施例1において用いたの
と同様の条件下において行なう。ただしバチルス・メガ
テリウム(Bacillus megaterru+g
 )ATCC39118の培養時間を30〜40時間に
延長した。
グルコース・デヒドロゲナーゼの酵素活性は、たlυ白
質1mgあたり0.93単位であり、L−バリン・デヒ
ドロゲナーゼの酵素活性は、た/v白質1m(lあたり
0,28単位であることがわかる。
細胞抽出物の1部分を、アルギン酸カルシウム球中にお
ける固定化処理に付す。このために、アルギン酸ナトリ
ウムを塩化ナトリウム0.9%溶液に添加し、この溶液
16m/を抽出物811Iに混合る、。細胞抽出物との
混合物中に2%のアルギン酸塩の最終濃度を得るように
してアルギン酸塩の溶液を調製]る。
抽出されたアルギン酸塩混合物を、撹拌された0、1M
のCaCl2溶液中に、1W4ずつ規則的に入れる。す
べての球が形成されると、これらを2時間、撹拌下にC
aC/2溶液と接触させておく。次に抽出物を含むアル
ギン酸カルシウム・ゲル球を、濾過によって回収し、つ
いで0.9%のNaC/溶液で洗浄る、。ゲル球は、C
aC/2を10ミリモル含む、O,IM。
pH50コハク酸塩緩衝液中に4℃で保存できる。
L−バリンの合成は、実施例2と同一の当初条件下に実
施される。ただし、反応器は、アルギン酸塩中で固定化
された抽出物81/、すなわちグルコース・デヒドロゲ
ナーゼ276Il′!位とL−バリン・デヒドロゲナー
ゼ84単位を含む。
11あたり300ミリモルの3−メチル−2−オキソ酪
酸ナトリウムと、11あたり330ミリモルのグルコー
スとを含むal17.0溶液を、流量0,5m//hで
連続して注入る、。2Nアンモニアの添加によって、p
Hを8.2に維持る、。
合成反応を25時間後に止める。最終反応容積は64m
/であり、形成されたバリン濃度は11あたり40ミリ
モルである。注入された3−メチル−2−オキソ酪酸ナ
トリウムに対る、L−バリン合成のモル収率は69%で
あり、L−バリンの製造は2.6ミリモルである。2N
アンモニア消費は6.3m /である。
実施例8:酵母菌の抽出物をベースとる、培地において
培養されたバチルス・メガテリウム(Bacillus
 mHaterium ) A T CC39118の
粗抽出物によるL−アラニンの製造 バチルス・メガテリウム(Bacillus meQa
torium ) ATCC39118Waf、下記1
 成(7) 培地中で培養る、。
・酵母菌の抽出物     :20g ・ラクトース       :30 ・硫酸マグネシウム    :0.5<】・リン酸水素
−カリウム  :20 ・塩化マンガン      :40m。
・硫化鉄         :2.5raQ・モリブデ
ン酸アンモニウム:2mQ ・都市水道水       :11 培地のpHを殺菌前に7.3に調整る、。24時回置養
された培地の300IllIの容積は、この同じ培地3
.7/の入った醗酵器に植菌る、のに役立つ。醗酵は3
0℃で行なわれ、撹拌速度は250回転/分であり、換
気はQ、5VVmであり、pHは調整されない。溶解し
た酸素含量は、2時間の培養後O%に下がる。醗酵を1
8時間後に止め、粗抽出物を得るための超音波破砕前に
連続遠心分離によって細胞を採集る、。
ピルビン酸の存在下に測定したアラニン・デヒドロゲナ
ーぜ活性は、た/υ白質1m(]あたり1゜4−8IN
位であり、グルコース・デヒドロゲナーゼ活性は、たん
白質1111(lあたり0.42単位である。
L−アラニンの合成は実施例1の条件下において実施さ
れるのが、ただし培地の当初容積が57IIl/、添加
された酵素抽出物の1(24゜701/)が、グルコー
ス・デヒドロゲナーゼ132単位およびアラニン・デヒ
ドロゲナーゼ464単位に相当し、注入された先駆物質
はピルビン酸すトリウムである。
43時間の反応後、L−アラニン濃度は11あたり63
ミリモルである。注入されたピルビン酸ナトリウムに対
る、L−アラニン製造のモル収率は79%である。実施
例1のような培地の存在下において、粗抽出物のL−ア
ラニン・デヒドロゲナーゼ活性は、グルコース・デヒド
ロゲナーゼ活性の場合たん白質1moあたり0゜3単位
であるのに対して、たん白質1mOあたり0.04単位
である。実施例1のように操作を行なって酵素抽出物を
濃縮した後、ピルビン酸ナトリウムからL−アラニンの
収率52%を得る。
実施例9;酵母菌の抽出物をベースとる、培地において
培養されたバチルス・メガテリウム(Bacillus
 meaaterium ) A T CC39118
の粗抽出物によるL−セリンの製造 実施例8において得られたものと同じ酵素抽出物を使用
る、。従って抽出物のグルコース・デヒドロゲナーゼ活
性は変らず、先駆物質としてヒドロキシピルビン酸リチ
ウムの存在下において測定されたセリン・デヒドロゲナ
ーゼ活性は、たん白質1 maあたり0.63単位であ
る。
し−セリン合成を、実施例8に記載されたのと同じ条件
下において行なう。ただし当初反応器中に存在る、セリ
ン・デヒドロゲナーゼの単位数は197単位であり、注
入る、先駆物質をヒドロキシピルビン酸リチウムに代え
る。
44時間の反応後、反応器内のL−セリン濃度は11あ
たり45ミリ[ルであり、注入されたヒドロキシピルビ
ン酸ナトリウムに対して形成されたL−セリンの製造の
モル収率56%であ◆・ 実施例10:バチルス・メガテリウム(Bacillu
s meoaterium > A T G 0391
18  の細胞によるL−バリンの製造 バヂ、ルス・メガテリウム(Bac i l Ius 
n+egaterium > A T CC39118
菌株を、実施例1に記載されたのと同じ条件下にa3い
て24時間培養る、。ついで細胞を遠心分離によって採
集る、。
細菌のかすは4つのフラクションに分けられ、これらは
下記を除いて実施例20条件下において実施されたL−
バリン合成の4つの異なる試験において使用される。
・第1試験において、遠心分離後に採集される細胞は、
反応器に導入される前は、処理を全く受(プない。使用
されるm胞の吊は、乾燥重量0.1450に相当る、。
・第2試験において、遠心分子fi後採集される細胞(
細菌かす5.5qずなわち細胞の乾燥型ff11.16
CJ)が、反応器に導入される前に、実施例7に記載さ
れているのと同様に操作を行なって、アルギン酸塩のゲ
ル球中において固定される。
・第3試験において、遠心分離によって採集されたII
l胞を、反応器への導入前にアセトン透過処理に付す。
乾燥型10.160に相当る、細菌かすを、アセトン2
0%、グルコース5%およびすトリウム・アジド0.0
4%を含む100mH,pH= 7 、5のvA酸塩緩
衝液5a+/中に懸濁させる。これにアセトンの入って
いない同じ緩衝液5mlを添加る、前、全体を20分間
撹拌させる。透過細胞を遠心分離によって採集し、反応
器への導入前にアセトンの入っていない緩衝液5n+/
中に再び懸濁させる。
・第4試験において、遠心分離にJ:って採集された細
胞を0.1M、(1117,5の燐酸塩緩衝液中に懸濁
させ、懸濁液を冷却しつつ、2分間iI!4音波処理に
付す。ついで回収されlこ破砕物を、実施例7に記載さ
れているのと同様に操作を行なって、アルギン酸塩のゲ
ル中において固定化さぼる。ただし、反応器への導入前
に、酵素抽出物81111を破砕物3m/に代える。
これら4つの試験について、3−メチル−2−オキソブ
チレートからのL−バリン合成の結果を、下記表にまと
める。
(以下余白)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくども1つのα−ケト酸またはその少なくと
    も1つの塩と、アンモニウムイオン源と、還元型または
    酸化型のニコチンアミド・アデニン・ジメクレオチドと
    還元剤との混合物を、微生物の菌株の培養により生じた
    酵素組成物の作用に付すL−α−アミノ酸の製造方法に
    おいて、唯一の微生物菌株としてバチルス(Bacil
    lus)菌株を使用することを特徴とする方法。
  2. (2)菌株がバチルス・メガテリウム(Bacillu
    s megaterium)菌株である、特許請求の範
    囲の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)菌株がバチルス・メガテリウム(Bacillu
    s megaterium)ATCC39118菌株で
    ある、特許請求の範囲第1または2項記載の方法。
  4. (4)前記微生物菌株の粗抽出物または精製抽出物を使
    用する、特許請求の範囲第1〜3項のうらいずれか1項
    記載の方法。
  5. (5)前記微生物菌株の完全な細胞を使用する、特許請
    求の範囲第1〜3項のうちいずれか1項記載の方法。
  6. (6)前記抽出物が固定化される、特許請求の範囲第4
    項記載の方法。
  7. (7)透過された完全な細胞、固定化された完全な細胞
    または透過されついで固定化された完全な細胞を使用す
    る、特許請求の範囲第5項記載の方法。
  8. (8)前記培養生成物が、1〜40g/lの濃度の単糖
    または少糖の存在下に得られたものである、特許請求の
    範囲第1〜7項のうちいずれか1項記載の方法。
  9. (9)培養生成物が、少なくとも1つの無機窒素および
    /または有機窒素源を含む培地において、湿度20〜4
    0℃、pH5.5〜8におけるバチルス(Bacill
    us)の培養により得られたものである、特許請求の範
    囲第1〜8項のうちいずれか1項記載の方法。
  10. (10)L−α−アミノ酸の前記製造が、温度10〜6
    0℃、pH6〜10で実施される、特許請求の範囲1〜
    9項のうちいずれか1項記載の方法。
  11. (11)還元剤がグルコースである、特許請求の範囲第
    1〜10項のうちいずれか1項記載の方法。
  12. (12)連続操作において、α−ケト酸1モルあたり、
    還元剤を1〜2モル、アンモニウムイオン源を、アンモ
    ニアで表示して、1〜3モル使用する、特許請求の範囲
    第1〜11項のうちいずれか1項記載の方法。
  13. (13)L−アミノ酸デヒドロゲナーゼ活性とグルコー
    ス・デヒドロゲナーゼ活性を0.1:1〜10:1の割
    合で有する酵素粗成物を用いてこの方法を実施する、特
    許請求の範囲1〜12項のうちいずれか1項記載の方法
  14. (14)α−ケト酸が、ピルビン酸、ヒドロキシピルビ
    ン酸、α−ケトイソカブロン酸、3−メチル−2−オキ
    ソ酪酸、3−メチル−2−オキソ吉草酸、フェニルピル
    ビン酸またはそれらの塩の1つである、特許請求の範囲
    1〜13項のうちいずれか1項記載の方法。
  15. (15)特許請求の範囲第1〜14項のうちいずれか1
    項記載の方法により得られたL−α−アミノ酸。
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