JPS6228937A - 光ヘツド - Google Patents

光ヘツド

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JPS6228937A
JPS6228937A JP16664585A JP16664585A JPS6228937A JP S6228937 A JPS6228937 A JP S6228937A JP 16664585 A JP16664585 A JP 16664585A JP 16664585 A JP16664585 A JP 16664585A JP S6228937 A JPS6228937 A JP S6228937A
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optical head
prism
optical
objective lens
lens
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哲夫 池亀
Tadao Karasawa
忠夫 唐沢
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスク、ビデオディスク等の光デ
ィスクや光磁気ディスクなどの光学式記録媒体に対して
情報の記録や再生を行うための光ヘッドに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第9図は従来の光ヘッドの一例の構成を示すものであり
、第9図Aは内部に配置したレーザダイオード、フォト
ダイオード、光学系の配置を示す線図であり、第9図B
は光ヘッド全体の構成を示す斜視図である。
第9図Aに示すように、光源を構成するレーザダイオー
ド1から放射された光ビームはコリメータレンズ2によ
り平行ビームに集束され、偏光膜3aを有する偏光プリ
ズム3に入射する。入射光ビームはこの偏光膜3aで反
射され、1/4波長板4を経てアクチュエータ5により
光軸方向並びにそれと直交するトラッキング方向に変位
される対物レンズ6に入射し、記録媒体7上にスポット
として照射される。本例では記録媒体7に記録された情
報トラックを再生するものとする。この情報トラックの
情報で変調を受けた記録媒体7からの反射光ビームは対
物レンズ6で集光され、再び174波長板4を通り偏光
プリズム3に入射する。この光ビームは1/4波長板4
を2回透過しているので偏光面が90°回転し、偏光膜
3aを透過し、反射面8aが入射光の光軸に対してほぼ
臨界角に設定された検出プリズム8に入射する。この反
射面8aで反射した光束を、4分割した受光領域を有す
る受光素子を構成するフォトダイオード9に入射させる
第9図Δでは図面を明瞭とするためにアクチュエータ5
の内部構造を示していないが、対物レンズ6はその先軸
方向およびそれと直交する方向に変位可能に板ばねによ
り支持されており、フォーカッソングコイルおよびトラ
ッキングコイルにフォーカッレンズエラーおよびトラッ
キングエラーに応じた電流を流すことにより対物レンズ
6を光軸方向およびトラッキング方向に変位させること
ができるように構成されている。このようなアクチュエ
ータの詳細な構成は、例えば特開昭56−94311号
公報に開示されているとともに本発明の要部ではないの
でこれ以上詳細な説明は省略する。また、反射面8aを
ほぼ臨界角に設定した検出プリズム8と4分割した受光
素子9を含むフォー力ッシングエラーおよびトラキング
エラー検出機構についても、例えば特開昭57−665
33号公報に開示されているので、これ以−L詳細な説
明は省略ずろ。
−L述した従来の光ヘッドにおいては、レーザダイオー
ドより成る光源1、この光源から放射される光ビーl、
を対物レンズ6へ導く光学系2,3゜4、対物レンズを
その先軸方向およびそれとほぼ直交する方向に変位させ
てフォー力ッシング制御やトラッキンク゛制(卸を行う
アクチュエータ5、記録媒体7から反射された光ビーム
を対物レンズ6勺検出プリズム8を介して受光するフォ
トダイオードより成る受光素子9等を支持する光ヘッド
本体IOは、アルミや亜鉛等の金属の成形体を以って構
成されている。この光ヘッド本体10の下部には蓋11
をねじ12により固定して開口を塞いでいる。
また、光ヘッドを記録媒体7に記録された情報トラック
と直交する方向に駆動するために、光ヘッド本体10に
はねじ13により軸受ブロック14を取付け、この軸受
ブロックには軸受15を嵌合し、これにガイドシャフト
16を摺動自在に挿通する。また、軸受ブロック14の
上面には、側面にラック17aを形成したラックプレー
ト17を固着し、このラック17a にピニオン18を
噛合させ、このピニオンをモータ19により回転させる
ように構成している。
光ヘッド本体10には、これと一体的にガイド部10a
を形成し、これを支持部材20上に載置している。
この支持部材20を矢印へで示すように上下方向に移動
させることにより、光ヘッド全体をガイドシャフト16
を中心として矢印aで示すように回動させて、対物レン
ズ6の光軸をトラック方向に調整することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の光ヘッドにおいては、アルミや亜鉛の金
属の成形体を以って構成されている光ヘッド本体Hに装
着される各種の部品の位置関係を所望のものとするため
に光ヘッド本体の面精度および寸法精度を出す必要があ
り、このため成形後、切削加工が必要となり、工程数が
増え、コスト高となる欠点がある。
また、金属成形体を以って構成される光ヘッド本体10
の重量は、例えば約30gと重く、光ヘッド全体の重量
は約60gとなっている。これに伴ってイナーシャが増
大し、光ヘッドを、記録媒体のトラックと直交する方向
、すなわちディスク状記録媒体の径方向に駆動する動力
源として出力の大きなものが必要となるとともに高速送
りが困難となり、光ヘッドを所望のトラック位置に移動
するまでのアクセス時間が長くなる欠点がある。
通常、対物レンズ6を駆動するアクチュエータ5にはコ
イルが設けられており、このコイルに電流を流して対物
レンズを光軸方向やトラッキング方向に駆動しているが
、金属成形体より成る光ヘッド本体10では熱伝導率が
大きいため、コイルで発生された熱が光ヘッド本体を経
て光源のレーザダイオード1に伝達され、レーザダイオ
ードの寿命が短くなる欠点がある。このレーザダイオー
ド1の温度」1昇は約3℃以下に抑えるのが望ましく、
この要求を満たすためにアクチュエータ5のコイルへ流
す駆動電流の大きさが制限され、光ヘッド設計−Lの制
約の一つとなっていた。
さらに、上述した従来の光ヘッドにおいては、光ヘッド
本体lOと別体に軸受ブロック14やラックプレート1
7が形成されているので部品点数が多くなり、組立調整
が面倒となり、製造コストが高くなる欠点がある。特に
光ヘッド本体10と軸受ブロック14が別体になってい
ると、第9図Δに示すように位置の基準となるガイドシ
ャツ目6の中心線と対物レンズ6の光軸との間の距離F
]の寸法誤差が大きくなる欠点がある。すなわち、上記
の距離Hは、ガイドシャフト16の中心線と、軸受ブロ
ック14の取付基準面との間の距離α、この取付基準面
とアクチュエータ5の取付基準面との間の距離βおよび
この取付基準面と対物レンズ6の光軸との間の距離γと
の和に等しいが、これらの距離α。
βおよびrの各々に誤差があるので、距離Hはこれらの
誤差の和となり、きわめて大きなものとなる欠点がある
本発明の目的は上述した欠点を一挙に解決し、部品点数
が少なく、製造が容易で安価であるとともに軽量であり
、しかもアクチュエータのコイルで発生した熱がレーザ
ダイオードに影響せず、基準位置から対物レンズ光軸ま
での距離の誤差も小さい光ヘッドを提供しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光ヘッドは、光源、この光源から放射される光
ビームを記録媒体の情報トラック上にスポットとして投
射する対物レンズ、この対物レンズを光軸方向およびそ
れとほぼ直交する方向に駆動するアクチュエータおよび
光学系等を支持する光ヘッド本体と、この光ヘッド本体
を情報トラックと直交する方向に延在する軸部材に移動
可能に支承する軸受部とをプラスチックの成形体を以っ
て構成したことを特徴とするものである。
本発明において軸受部とは、後述する実施例から明らか
なように、ガイドシャフトを挿通した軸受を保持する部
分だけを意味するものではなく、光ヘッドを、情報トラ
ックと直交する方向への移動を規制しながら支持する部
分をも含む広い意味を有するものである。
〔作 用〕
上述した本発明の光ヘッドによれば、光ヘッド本体をプ
ラスチックの成形体を以って構成するので、面精度や寸
法精度を出すだめの切削加工が不要となり、製造工程が
少なくなり、製造が容易となり、安価となる。また、プ
ラスチックより成る光ヘッド本体の重量は、例えば約1
0gとなり、光ヘッド全体の重量は約40gとなり、き
わめて軽量となる。したがってイナーシャが小さくなり
、低出力の動力源によって高速で移動させることかでき
、アクセス時間が短かくなる。さらにプラスチックは熱
伝導率が低いので、アクチュエータのコイルで発生され
る熱がレーザダイオードに伝達されることかなくなり、
レーザの寿命が延びるとともに駆動電流に対する制約が
なくなるので設計の自由度が増大する。
さらに、光ヘッド本体と駆動部とを一体成形としたので
、部品点数は少なくなり、組立調整も容易となるだけで
なく、基準位置と対物レンズ光軸との間の距離の誤差も
小さくなる。
また、本発明においては、後述する実施例から明らかな
ように、光ヘッド本体と軸受部のみをプラスチックの成
形体を以って構成することに限定されろものではな(、
ラック部、ガイF部等をも一体的に成形することもでき
る。
〔実施例〕
第1図は本発明による光ヘッドの第1の実施例の構成を
示すものであり、第1図Aは断面図、第1図Bは平面図
である。本例では光ヘッド本体と軸受部とをプラスチッ
クの一体成形体を以って構成したものである。光ヘッド
内部の構造は第9図に示した従来の光ヘッドと同様であ
り、レーザダイオード21から放射されるレーザビーム
をコリメータレンズ22で平行とし、偏光プリズム23
の偏光膜23aで反射させ、1/4波長板24を経て、
アクチュエータ25によって光軸に平行なフォー力ッシ
ング方向およびそれと直交するトラッキング方向に変位
される対物レンズ26に入射させる。対物レンズ26は
レーザビームを集束し、スポットとして記録媒体27の
情報トラック上に集束させる。本例では記録媒体はディ
スク状とし、情報トラックは螺旋状とする。記録媒体2
7で反射された光は対物しンス26で集光され、1/4
波長板24を経て偏光プリズム23を透過し、検出プリ
ズト28のほぼ臨界角に設定された反射面28aで反射
され、フォトダイオード29に入射する。
本実施例においては、レーザダイオード21と、コリメ
ータレンズ22と、偏光プリズム23と、1/4波長板
24および検出プリズム28を一体に構成した光学系と
、アクチュエータ25と、フォトダイオード29とを支
持する光ヘット本体30および軸受部30aおよび30
bをプラスチックの一体成形体を以って構成する。ずな
わち、軸受部30a、 30bを有する光ヘッド本体3
0は、PP5(ポリ・フェニル・サルファイド) 、P
BBK (ポリ・エーテル・エーテル・ケトン)、PB
S(ポリ・エーテル・サルフォン)、PBI(ポリ・エ
ーテル・イミド) 、PC(ポリカーボネート)、エポ
キシ樹脂等のプラスチックまたはこれらの材料にカーボ
ンファイバやガラスファイバ等の繊維を混合して強度を
増したプラスチックの一体成形体を以って構成する。こ
のようなプラスチック材料の成形体は、型の寸法精度さ
え確保し冊 ておけば、きわめて正確に成形することができるので、
従来の金属成形体より成る光ヘッド本体の場合のように
成形後、切削油]−を施して寸法精度を出す必要はない
。したがって製造工程から切削工程を省くことができ、
製造コストを低減することができる。さらに、プラスチ
ック材料は金属に比べて1/2〜173程度軽量である
ので、光ヘッドの重量を軽くすることができる。したが
って光ヘッドを情報トラックと直交する方向、すなわち
ディスク状記録媒体の径方向に駆動するための動ツノ源
は低出力のもので足り、しかも高速に移動することがで
きるのでアクセス時間の短縮を図ることができる。さら
に、プラスチック材料(ま金属に比べて熱伝導率が低い
のでアクチュエータ25のコイルで発生した熱が光ヘッ
ド本体30を伝わってレーザダイオード21に到達しに
くくなり、レーザダイオードの温度−1−昇を有効に抑
えることができ、レーザダイオードの寿命を延長するこ
とができる。
また、軸受部30a、 30bは光ヘッド本体30と一
体に構成されているので部品点数は少なくなり、組立調
整が簡単となり、製造コストを低減することができる。
さらに軸受部の基準線、すなわちガイドシャフトの中心
線と対物レンズの光軸との間の距離Hの誤差も小さくな
る。
すなわち、上記の距離I」は、ガイドシャフト32の中
心線とアクチュエータ25の取付基準面との間の距離δ
と、この取付基準面と対物レンズ26の光軸との間の距
離Tとの和となり、この距離I]の誤差は距離δとTの
それぞれの誤差の和となり、第9図について上述した従
来の光ヘッドにおける距離I]の誤差に比べて著しく小
さくなり、寸法精度が向上することになる。
上述した実施例においては、光ヘッド本体30と軸受部
30a、 30bとをプラスチックの成形体で一体的に
構成したが、本発明によればその他にラック部やガイド
部等をプラスチックで一体成形することもできる。次に
このような実施例について説明する。
第2図は本発明による光ヘッドの第2の実施例の構成を
示すものであり、第2図Aは線図的断面図、第2図Bは
平面図、第2図Cは正面図である。
本例では光ヘッド本体40と一体的に軸受部40a1ラ
ック部40bおよびガイド部40Cをプラスチックの成
形体を以って構成する。すなわぢ、軸受部40aには孔
をあけ、これに軸受31を嵌合し、これにガイドシャフ
ト32を摺動自在に通ず。またラック部40bの側面に
はラックを一体的に形成し、これをピニオン36と噛合
させ、このピニオンをモータ37に連結する。また、ガ
イド部40c はラック部40bと同じ幅を有するもの
とし、これを」―下から支持部材38および39によっ
て挟むようにする。その他の構成は第1図に示した実施
例とほぼ同じであるので同じ部分には同じ符号を付して
示し、詳細な説明は省略する。
−1−述したように軸受部40aを光ヘッド本体40と
一体的にプラスチックで成形すると、軸受上光ヘッド本
体との間の寸法誤差は無くなるので軸受31により支承
されるガイドシャフト32の中心線と対物レンズ26と
の間の距離11の誤差は、光ヘッド本体40に対するア
クチュエータ25の寸法誤差と、アクチュエータ25に
対する対物レンズ26の寸法誤差との和だけになるが、
これらの誤差は小さいので光ヘッド全体としての寸法誤
差をきわめて小さく抑えることができる。
第8図は本発明による光ヘッドの第3の実施例を示すも
のであり、第3図Δは線図的断面図、第3図Bは分解斜
視図である。本例においては、レーザダイオード41か
ら放射された光ビームをコリメータレンズ42で平行と
し、偏光プリズム43を透過して反射プリズム44で反
射させ、1/4波長板45を経てアクチクエータ46に
よって光軸方向およびそれと直交するトラッキング方向
に変位される対物レンズ47に入射させる。光ビームは
対物レンズ47によって集束され、スポットとして記録
媒体に投射される。記録媒体で反射された光を対物レン
ズ47で集光し、174波長板45および反射プリズム
44を経て偏光プリズム43に入射させる。この反射光
ビームは偏光膜43aで反射され、はぼ臨界角に設定し
た反射面を有する検出プリズム48に入射させる。本例
ではこの反射面は第3図Aの紙筒の平面に垂直な光軸を
構成するように設定されているので、この反射面で反射
された受光素子を構成するフォトグイオートは検出プリ
ズム48の影になっており、見えない。上述したレーザ
ダイオード41、コリメータレンズ42、各種プリズl
、43.44.48.1/4波長板45、アクチュエー
タ46およびフォトダイオードは光ヘッド本体49に装
着されているが、この光ヘッド本体はプラスチックの成
形体を以って構成されている。また、本例ではこの光ヘ
ッド本体49と一体的にラック部49aおよび軸受部4
9bが形成されている。ラック部49aの側面にはラッ
ク50が形成されており、このラックと噛合するピニオ
ン51と、このピニオンに連結されたモータ52が設け
られている。
光ヘッド本体49はラック部49aおよび軸受部491
〕の底面によってベース53上に載せられてトラッキン
グ方向に摺動するように構成されている。光ヘッド本体
49の」二下動を規制するためにベース53の両側部に
押え板54および56を取付け、その内部に形成した弾
性舌片54aおよび56aの下面に突起55および57
をそれぞれ設け、これら突起を光へ・ノド本体49のラ
ック部49aおよびガイド部49bの上面に弾性的に押
当てている。このようにして、モータ52を付勢するこ
とにより光ヘッド本体49、したがって対物レンズ47
をディスク状記録媒体の径方向にスト−ズに移動させる
ことができろ。本実施例では、光ヘッド本体49と一体
的にラック部49aおよび軸受部49bをプラスチック
の成形体で形成したため、他にキャリッジ等の部材は不
要であり、移動部分全体の重量は軽量となり、モータ5
2は低出力の小形のもので足り、しかも高速移動が可能
となるのでアクセス時間を短縮することができる。
第4図は本発明による光ヘッドの第4の実施例を示すも
のであり、第4図Aは断面図、第4図Bは斜視図である
。本例にふいては、光へ・ノド本体60をプラスチック
の成形体で構成するとともにこれと一体的にラック部6
0a1ガイドドロ0bおよび軸受部60Gをプラスチッ
クにより成形する。すなわち、ラック部60aの側面に
は曲面状としたう、ンク61を形成するとともに円筒状
の軸受部60cを一体的に形成する。本例では光ヘッド
本体60の内部の構造は省略しであるが、対物レンズ6
2のみを示す。光ヘッド本体60をディスク状記録媒体
の径方向に摺動自在に支持するベースをベース本体63
と、このベース本体63の側面に矢印Aで示すように」
1下方向に変位可能に取付けられる端部材64とを以っ
て構成する。ベース本体63の他方の側には、光ヘッド
本体60と一体に形成した円筒状の軸受部60Cが嵌合
する断面V字状の溝63a と、ラック61と噛合する
ピニオン65に連結したモークロロを収納する空所63
bとを形成する。さらにベース本体63の上面には円筒
状の軸受部60cを溝63aに弾性的に押圧するための
押え板67を設ける。また、端部材64には突起64a
を形成し、ガイド部6011をこの突起に弾性的に押圧
するための突起69を有する押え板68を端部材64に
固着する。
上述したように、端部材64をベース本体63に対して
上下にずらして固定することにより光ヘッド本体60は
仮想線で示すように円筒状の軸受部60cを中心として
矢印aで示すように第4図Δの紙面の平面内で回動する
ことになる。これによって対物レンズ62の光軸を情報
トラックの接線の方向に調整することができる。この回
動によってラック61とピニオン65との係合が阻害さ
れないように、本例ではラック61を彎曲させである。
勿論ピニオン65の歯を彎曲させることもできる。
第5図は本発明による光ヘットの第5の実施例の構成を
示すものであり、第5図Aはベースを含めた全体の断面
図、第5図Bはベースの斜視図である。本例では光ヘッ
ド本体70と一体に軸受部70aをプラスチックの成形
体を以って構成し、この軸受部の一側面にラック71を
形成する。軸受部70aは逆T字状の断面形状を有して
おり、これをベース72に形成した対応する形状の溝7
2aに摺動自在に嵌合する。ベース72には凹所72b
を形成し、この凹所を溝72a と連通させる。凹所7
21]の内部にはラック71と噛合するピニオン73を
設け、このピニオンをモータ74に連結する。したがっ
てモータ74を駆動することにより軸受部70aを溝7
2a内で移動させることができ、これによって光ヘッド
本体70およびそれに装着した対物レンス75をディス
ク状記録媒体の径方向に移動させろことができる。
第6図は本発明のさらに第6の実施例を示すものであり
、第6図Aは断面図、第6図F3は斜視図である。本例
では光ヘッド本体80と一体に円筒状の軸受部80a1
ガイド部80bおよびラック部80cをプラスチックの
成形体を以って構成する。円筒状の軸受部80aはベー
ス81の立」二り部に形成した対応する溝81a内に摺
動自在に挿入ずろ。また、ベースを構成する端部材82
に突起82aを形成し、その上にガイド部80bを載せ
る。端部材82の上面には弾性舌片83をねじ止めし、
この弾性舌片の下面に形成した突起84をガイド部80
bに当接し、ガイド部を弾性的に挟持する。光ヘッド本
体80の底面に一体的に形成したラック部80cに形成
したうツク85と噛合するピニオン86を、端部材82
に固定したモータ87に連結する。本例においては、ベ
ース81に対する端部材82の取付位置を矢印Aで示す
ように上下させることにより光ヘッド本体80を円筒状
の軸受部80aを中心として矢印aで示すように回動さ
せることができ、これにより対物レンズ88の光軸を情
報トラックの接線方向に調整することができる。
第7図は本発明の光ヘッドの第7の実施例を示すもので
あり、本例では光ヘッド本体とラック部とをプラスチッ
クの成形体を以って一体的に形成したものである。すな
わち、光ヘッド本体90と一体にラック部90aをプラ
スチック成形体で形成し、ラック部90aの側面にラッ
ク91を形成する。光ヘッド本体90の両側には軸受ブ
ロック92および93をそれぞれ固着する。軸受ブロッ
ク92には軸受94を嵌合し、これにガイドシャフト9
5を摺動自在に挿通ずる。同様に軸受ブロック93には
軸受96を嵌合し、これにガイドシャフト97を摺動自
在に挿通する。
第8図は本発明の光ヘッドの第8の実施例を示すもので
あり、第5図に示す実施例と同じように光ヘッド本体の
底面に軸受部を一体的にプラスチック成形体により構成
したものであるが、本例ではこのプラスチック成形体を
導電性を有するものとし、これにレーザダイオードを直
接固定する。
すなわち、光ヘッド本体100 と一体に軸受部100
bを導電性プラスチック成形体を以って構成し、軸受部
の側面にラック101を形成する。軸受部100aはベ
ース102に形成した溝102aに摺動自在に挿入する
。ベース102にはモータ103を設け、これに連結し
たピニオン104 をラック101 と噛合させる。
光ヘッド本体100によってレーザダイオード105を
支持するが1本例ではレーザダイオード]05の基板1
06を直接光ヘッド本体100の側面にねじ止めする。
このように構成することにより、従来の光ヘッドにおい
て必要であったレーザダイオードを光ヘッド本体に取付
けるための部材を省(ことができ、部品点数を減らすこ
とができ、組立調整も容易となる。さらに光ヘッド本体
100が導電性を有するため、ここに静電気が帯電する
ことがなくなり、レーザダイオードを放電による損傷か
ら有効に保護することができる。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく
、種々の変形や変更が可能である。例えばプラスチック
の成形体より成る光ヘッド本体内に収納する光源、光学
系および受光素子は種々のものがあり、またアクチュエ
ータも種々の形式のものがある。例えば光源として3本
の光ビームを放射するものを用いることができ、受光素
子としては3分割または6分割の受光領域を有するもの
を用いることもできる。また、」−述した例では臨界角
に設定した反射面を有する検出プリズムを用いてフォー
力ッシングエラーおよびトラッキングエラー情報を検出
するものとしたが、例えばシリンドリカルレンズを用い
た非点収差法によってフォーカッンングエラーを検出ず
ろこともできる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明の光ヘッドにおいては少なくと
も光ヘッド本体と軸受部とをプラスチックの一体成形体
を以って構成するが、プラスチックの成形体は面精度や
寸法精度がよいため成形後の切削加工は不要となり、製
造工程数が減り、製造コストが安価となる。また、プラ
スチック成形体は重量が軽いため光ヘッド全体の重量も
軽くなす、イナーシャが小さくなる。したがって光ヘッ
ドをディスク状記録媒体の径方向へ駆動ずろ動力源の出
力は小さなもので足り、しかも高速の移動ができるので
アクセス時間が短くなるとともにアクセス精度も向上す
ることになる。さらにプラスチックは金属に比べて熱伝
導率が低いため、アクチュエータのコイルで発生ずる熱
が光ヘッド本体を伝わってレーザタイオードに伝達され
ないので、レーザダイオードの温度−L昇を抑えること
ができ、レーザダイオードの寿命が長くなる。また、こ
れによってアクチュエータのコイルに大電流が流せるよ
うになり、光ヘッド設剖−1−の制約も著しく緩和され
る利点がある。
さらに、光ヘッド本体と一体的に軸受部をプラスチック
成形体を以って構成するため、部品点数が少なくなり、
製造工程も減り、コストが安価となるだけでなく対物レ
ンズの位置の誤差も小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aおよりは本発明による光ヘッドの第1の実施例
の構成を示す図、 第2図へ〜Cは同じく第2の実施例の構成を示す図、 第3図AおよびBは同じく第3の実施例の構成を示す図
、 第4図AおよびBは同じく第4の実施例の構成を示す図
、 第5図AおよびBは同じく第5の実施例の構成を示す図
、 第6図ΔおよびBは同じく第6の実施例の構成を示す図
、 第7図は同じく第7の実施例の構成を示す図、第8図は
同じく第8の実施例の構成を示す図、第9図AおよびB
は従来の光ヘッドの構成を示す断面図および斜視図であ
る。 30、40.49.60.70.8(1,!l(1,1
0(1・・・光ヘッド本体30a、 30b、 40a
、 49b、 60c、 70a、 80a、 100
a−軸受部4(lb、49a、 60b、 80c、 
90a −・・ラック部40c、 60b、 80b 
・・・ガイド部35a、 50.6L 71.85.9
1.101−ラック36、5L 65.73.86.1
04・・・ピニオン21、41.105・・・レーザダ
イオード22、42・・・コリメークレンズ 23.4.3・・・偏光プリズム 24、45・・・174波長板 25、46.・・・アクチュエータ 26、47.62.75.88・・・対物レンズ27・
・・記録媒体 28、48・・・検出プリズム 29・・・フォトダイオード 第3図 A 第4図 第6図 lOa 第9図 B I明細書筒9頁第11〜12行の「伝達されるこ手  
続  補  正  占 昭和60年9月20日 特許庁長官  宇  賀  道  部 殿1、事件の表
示 昭和60年特許願第1−66645号 2、発明の名称 光ヘッド 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 (037)  オリンパス光学下業株式会社4、代理人 に訂正する。 2、同第18亘第12〜18行間に次を加入する。 「 また、光ヘッド本体80が摺動特性の良い場合Gこ
は軸受81.813を省き、軸受部80a。 80bにあけた孔にガイドシャフト82 、84を直接
摺動自在に通してもよい。」 8同第22頁第2行の[軸受部100 bjを「軸受部
100 aJに訂正する。 4同第28頁第6行の「8分割または」を削除し、同頁
第9〜10行の「およびトラッキングエラー」を削除す
る。 5、同第24頁第8行の「伝達されないので、」を「伝
達され番こくいので、」に訂正する。 6同第26頁第18行のraob 、Jを「60al」
に訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、光源、この光源から放射される光ビームを記録媒体
    の情報トラック上にスポットとして投射する対物レンズ
    、この対物レンズを光軸方向およびそれとほぼ直交する
    方向に駆動するアクチュエータおよび光学系等を支持す
    る光ヘッド本体と、この光ヘッド本体を情報トラックと
    直交する方向に延在する軸部材に移動可能に支承する軸
    受部とを一体としてプラスチックの成形体を以って構成
    したことを特徴とする光ヘッド。
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